JP2009047176A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009047176A
JP2009047176A JP2008275356A JP2008275356A JP2009047176A JP 2009047176 A JP2009047176 A JP 2009047176A JP 2008275356 A JP2008275356 A JP 2008275356A JP 2008275356 A JP2008275356 A JP 2008275356A JP 2009047176 A JP2009047176 A JP 2009047176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
hermetic compressor
stator core
compression element
welded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008275356A
Other languages
English (en)
Inventor
Yorihide Higuchi
順英 樋口
Eiji Kumakura
英二 熊倉
Takashi Hirouchi
隆 廣内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2008275356A priority Critical patent/JP2009047176A/ja
Publication of JP2009047176A publication Critical patent/JP2009047176A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

【課題】密閉型圧縮機において圧縮要素を固定する溶接に対する信頼性を向上させる。
【解決手段】シリンダ(21)のフロントヘッド(23)とマウンティングプレート(40)とを締結固定する。マウンティングプレート(40)をケーシング(10)に溶接する。このマウンティングプレート(40)を炭素の含有率が2.0%以下の鋼により形成する。また、圧縮機モータ(30)のステータコア(34)をケーシング(10)に溶接する。高圧ドーム型に構成すると共に、作動流体として超臨界流体を使用する。
【選択図】図1

Description

本願発明は、密閉型圧縮機に関し、特に、圧縮要素の駆動モータのケーシング内への固定に対する信頼性を向上させる対策に係るものである。
従来より、例えば、特許文献1に開示されているように、圧縮要素と駆動モータとを溶接構造のケーシングに収納して密閉した密閉型圧縮機が知られている。この密閉型圧縮機は、作動流体を圧縮する際に作動流体が漏洩せず、水分の浸入等のおそれもないことから高い信頼性を有し、例えば冷凍装置の冷媒回路に設けられて空調機等に用いられている。
上記密閉型圧縮機の圧縮要素は、駆動モータによって駆動されることにより作動流体を圧縮する構造であり、例えばシリンダと回転ピストンとからなる。
特開平6−159274号公報
しかしながら、駆動モータは一般に焼き嵌めによりケーシング内に固定されているために、ケーシングと駆動モータとの接合強度が不足するという問題点があった。つまり、内部圧力によってケーシングが膨張変形すると駆動モータとの締め代が少なくなることにより接合強度が不足することがあった。特に、作動流体として例えば二酸化炭素等のような高圧が非常に高い流体を使用する場合には、内圧によるケーシングの膨張変形が大きくなるために圧縮要素の溶接が外れたり、駆動モータが位置ずれしたりすることがあり、収納部品の固定に対する信頼性が低下するという問題が生ずる。
そこで、本願発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、密閉型圧縮機において収納部品の固定に対する信頼性を向上させることにある。
上記の目的を達成するため、本願発明は、駆動モータ(30)の固定子コア(34)をケーシング(10)に溶接するようにしたものである。
具体的に、請求項1の発明は、固定子コア(34)に巻線が装着された固定子(32)と、該固定子(32)内に回転可能に配置され、且つ圧縮要素(20)に駆動連結された回転子(33)とを備えていて該圧縮要素(20)を駆動させる駆動モータ(30)がケーシング(10)内に収納された密閉型圧縮機を前提として、上記圧縮要素(20)から吐出された作動流体がケーシング(10)の内部に充満する高圧ドーム型に構成されている。そして、上記駆動モータ(30)の固定子コア(34)は、ケーシング(10)に溶接されている。更に、上記固定子コア(34)には、ケーシング(10)の内側における底面積に対して5%以上の面積を有する油戻し部(83)が形成され、上記固定子コア(34)の油戻し部(83)は、該固定子コア(34)外周面がケーシング(10)に接する部分に隣接して形成されている。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、ケーシング(10)には、固定子コア(34)に対応して溶接孔(38)が設けられおり、固定子コア(34)は、上記溶接孔(38)を介してケーシング(10)に溶接されている。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、作動流体をその臨界圧力以上に圧縮して冷凍サイクルを行う冷媒回路に接続されている。
また、請求項4の発明は、請求項1から3の何れか1項の発明において、上記圧縮要素(20)には、潤滑油を流れ落とすための油戻孔(47)が形成され、該圧縮要素(20)の油戻孔(47)の開口面積は、上記固定子コア(34)の油戻し部(83)の面積より大きい。
すなわち、請求項1の発明では、圧縮要素(20)を駆動させる駆動モータ(30)の固定子コア(34)をケーシング(10)に溶接するようにしたために、内部圧力の上昇によってケーシング(10)が膨張変形しても固定子コア(34)が位置ずれするのを防止することができる。また、固定子コア(34)は一般に鋼製であるために、固定子コア(34)を確実にケーシング(10)に溶接することができる。この結果、固定子コア(34)と回転子(33)とのエアギャップが悪くなったり、固定子コア(34)が回転子(33)に接触したりするのを防止することができ、圧縮機(1)の信頼性を向上させることができる。
また、上記圧縮要素(20)から吐出された作動流体がケーシング(10)の内部に充満する高圧ドーム型に構成されている。したがって、昇圧されて吐出された流体がケーシング(10)の内部に充満されるために、ケーシング(10)内が高圧になって該ケーシング(10)の変形が大きくなる。しかし、ケーシング(10)に溶接された溶接部で圧縮要素(20)が固定されているために、このように変形が大きな場合においても、例えば鋳物を溶接する場合のような溶接外れ等の溶接不良を防止することができる。
また、上記固定子コア(34)に油戻し部(83)を形成し、この油戻し部(83)の面積をケーシング(10)の内側における底面積に対して5%以上としたために、ケーシング(10)内の潤滑油を固定子コア(34)の油戻し部(83)を通して容易に油貯留部に戻すことができる。また、高粘度の潤滑油を使用した場合においても、潤滑油を確実に油貯留部に戻すことができる。
また、上記固定子コア(34)の油戻し部(83)を、該固定子コア(34)外周面がケーシング(10)に接する部分に隣接して形成するようにしたために、ケーシング(10)に溶接する部分を確保することができる一方で、ケーシング(10)の内壁に付着した潤滑油を確実に油貯留部に戻すことができる。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明において、固定子コア(34)に対応して設けられた溶接孔(38)を介して固定子コア(34)をケーシング(10)に溶接するようにしたために、駆動モータ(30)を簡易且つ確実に固定することができる。
また、請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、作動流体をその臨界圧力以上に圧縮するように構成されているために、密閉型圧縮機(1)内では高圧が非常に高くなる。しかし、ケーシング(10)に溶接された溶接部で圧縮要素(20)が固定されているために、ケーシング(10)が膨張変形した場合においても、例えば鋳物を溶接する場合のような溶接外れ等の溶接不良を防止することができる。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、内部圧力の上昇によってケーシング(10)が膨張変形しても固定子コア(34)が位置ずれするのを防止することができると共に、固定子コア(34)を確実にケーシング(10)に固定することができる。この結果、固定子コア(34)と回転子(33)とのエアギャップが悪くなったり、固定子コア(34)が回転子(33)に接触したりするのを防止することができ、圧縮機(1)の信頼性を向上させることができる。
また、昇圧されて吐出された流体がケーシング(10)の内部に充満されてケーシング(10)が膨張変形した場合においても、例えば鋳物の溶接のような溶接部での溶接の外れ等の溶接不良を防止することができる。
また、ケーシング(10)内の潤滑油を固定子コア(34)の油戻し部(83)を通して容易に油貯留部に戻すことができる。また、高粘度の潤滑油を使用した場合においても、潤滑油を確実に油貯留部に戻すことができる。
また、ケーシング(10)に溶接する部分を確保することができる一方で、ケーシング(10)の内壁に付着した潤滑油を確実に油貯留部に戻すことができる。
また、請求項2の発明によれば、固定子コア(34)に対応して設けられた溶接孔(38)を介して固定子コア(34)をケーシング(10)に溶接するようにしたために、駆動モータ(30)を簡易且つ確実に溶接固定することができる。
また、請求項3の発明によれば、作動流体をその臨界圧力以上に圧縮する場合においても、例えば鋳物の溶接のような溶接部での溶接の外れ等の溶接不良を防止することができる。
以下、本願発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の密閉型圧縮機(1)は、揺動ピストン型のロータリ圧縮機に関するものである。図1に示すように、この密閉型圧縮機(1)は、ケーシング(10)内に、作動流体としての冷媒を圧縮するための圧縮要素(20)と、該圧縮要素(20)の上部に配置された駆動モータである圧縮機モータ(30)とを収納し、全密閉型に形成されていわゆる高圧ドーム型に構成されている。そして、冷媒として例えば炭酸ガス(CO)が使用され、空調機等の冷凍サイクルを行う冷媒回路(図示省略)に接続されて、冷媒をその臨界圧力以上に圧縮する圧縮機(1)に構成されている。この冷凍サイクルの高圧は、例えば13.7MPaに設定されている。
上記ケーシング(10)は、円筒状の胴部(11)と、該胴部(11)の上下にそれぞれ溶接固定された椀状の鏡板(12,13)とによって構成されている。上記ケーシング(10)の胴部(11)には、該胴部(11)を貫通する吸入管(15)と、該吸入管(15)の接続部よりも上部において胴部(11)を貫通し、ケーシング(10)の内外を連通する吐出管(16)とが設けられている。一方、上部の鏡板(12)には、図示しない外部電源に接続されて圧縮機モータ(30)に電力を供給するターミナル(17)が設けられている。また、ケーシング(10)の下部には所定量の潤滑油が貯留された油貯留部が形成されている(図示せず)。本実施形態に係る密閉型圧縮機(1)では、作動流体として炭酸ガスのように高圧が非常に高くなる冷媒を圧縮するために、軸受負荷を考慮して摺動部の油膜を確保すべく高粘度の潤滑油が使用されている。また、下部の鏡板(13)の下端には、この圧縮機(1)を支えるためのブラケット(18)が設けられている。
上記圧縮要素(20)は、シリンダ(21)と、該シリンダ(21)内で揺動する揺動ピストンとしてのスイング(25)とを備え、ケーシング(10)内の下部側に配置されている。シリンダ(21)は、本体部としてのシリンダ本体(22)と、蓋部としてのフロントヘッド(23)と、底部としてのリアヘッド(24)とにより構成されている。シリンダ本体(22)は円筒状に形成され、ケーシング(10)の胴部(11)と同心に配置されている。フロントヘッド(23)がシリンダ本体(22)の上端に、リアヘッド(24)がシリンダ本体(22)の下端にそれぞれ配置されており、このシリンダ本体(22)、フロントヘッド(23)及びリアヘッド(24)は、ボルト(29)で締結されて一体に組み立てられている。このシリンダ本体(22)、フロントヘッド(23)及びリアヘッド(24)は鋳物製とされている。
上記シリンダ(21)は、固定部材としてのマウンティングプレート(40)を介してケーシング(10)の胴部(11)に固定されている。具体的に、マウンティングプレート(40)は、ボルト(42)によってフロントヘッド(23)に締結固定されると共に、溶接によってケーシング(10)の胴部(11)に固定されている。この溶接では、ケーシング(10)の胴部(11)を貫通する溶接孔(28)を通してケーシング(10)の外部から溶融金属を流入させて融合部を形成することにより、マウンティングプレート(40)とケーシング(10)の胴部(11)とを溶接固定している。このマウンティングプレート(40)の詳細については後述する。
上記シリンダ(21)には、シリンダ本体(22)の内周面と、フロントヘッド(23)の下端面と、リアヘッド(24)の上端面と、スイング(25)の外周面とにより、圧縮室(26)が区画形成されている。
フロントヘッド(23)及びリアヘッド(24)には、中央を上下に貫通する軸孔(23a,24a)が形成されており、この軸孔(23a,24a)に上記駆動軸(31)が回転自在に嵌め込まれている。つまり、上記駆動軸(31)は、ケーシング(10)内の中心を上下方向に延びるように配置されており、上記シリンダ(21)のフロントヘッド(23)、圧縮室(26)及びリアヘッド(24)を上下方向に貫通している。
一方、圧縮機モータ(30)は、固定子であるステータ(32)と、回転子であるロータ(33)とを備え、上記圧縮要素(20)の上方に配置されている。
上記ステータ(32)は、円筒状の固定子コアであるステータコア(34)と、該ステータコア(34)に装着される3相の巻線とを備えている。各巻線の軸線方向端部が、ステータコア(34)の軸心方向端部から突出してコイルエンド(36)に形成されている。そして、ステータ(32)は、各巻線に通電することによって回転磁界を発生させるように構成されている。ステータコア(34)の詳細については後述する。上記ロータ(33)は、内部に永久磁石(図示省略)が嵌め込まれており、ステータ(32)の内側で回転可能に構成されると共に、上記駆動軸(31)が嵌め込まれて圧縮要素(20)と駆動連結されている。
ステータコア(34)は、ケーシング(10)の胴部(11)に焼き嵌めされると共に該胴部(11)に溶接されて固定されている。この溶接では、ケーシング(10)の胴部(11)を貫通する溶接孔(38)を通してケーシング(10)の外部から溶融金属を流入させて融合部を形成することにより、ステータコア(34)とケーシング(10)の胴部(11)とを溶接固定している。
そして、ターミナル(19)を介して圧縮機モータ(30)に通電することによりロータ(33)が回転することによって駆動軸(31)が回転し、圧縮要素(20)に回転駆動力を付与して該圧縮要素(20)を駆動するようになっている。
なお、上記駆動軸(31)には、図示しないが、遠心ポンプと、給油路とが設けられている。遠心ポンプは駆動軸(31)の下端部に設けられ、該駆動軸(31)の回転に伴ってケーシング(10)内の下部に貯留する潤滑油を汲み上げるように構成されている。そして、給油路は、駆動軸(31)内を上下方向に延びるとともに、遠心ポンプが汲み上げた潤滑油を各摺動部分へ供給するように、各部に設けられた給油口と連通している。
上記密閉型圧縮機(1)には、吸入管(15)を介してアキュームレータ(50)が接続されている。このアキュームレータ(50)は、胴部材(51)と、この胴部材(51)の上端又は下端に接合された椀状の上部材(52)及び下部材(53)とによって上下方向に長い密閉容器に構成されている。アキュムレータ(50)は、下部材(53)の下端に上記吸入管(15)が、上部材(52)の上端に戻し管(54)の下端がそれぞれ挿入されている。戻し管(54)は、冷媒回路を循環する冷媒をアキュムレータ(50)に導くためのものであり、その上端が冷媒回路を構成する図外の配管に接続可能に構成されている。上記吸入管(15)は、胴部材(51)の上端高さまで密閉容器内を伸びるように配置されている。そして、アキュームレータ(50)は、戻し管(54)を通して流入した冷媒から液冷媒を分離するように構成されている。
図2に示すように、上記シリンダ本体(22)は、その内側にスイング(25)が配置される一方、吸入通路(64)とブッシュ孔(65)とが形成されている。
上記スイング(25)は、円筒状のロータ部(60)と直方体状のブレード部(61)とが一体に形成されて構成されており、ロータ部(60)が圧縮室(26)に位置するように配置されている。上記ロータ部(60)は、駆動軸(31)に一体に形成される偏心部(62)が嵌入され、該偏心部(62)に回動自在に支持されると共に、外周面の一部がシリンダ本体(22)の内周面と潤滑油の油膜を介して接するように配置されている。そして、このスイング(25)により、圧縮室(26)が低圧室(26a)と高圧室(26b)とに区画されている。
上記吸入通路(64)は、シリンダ本体(22)の外周面と内周面とを半径方向に貫通するように形成されている。そして、上記吸入通路(64)は、内側端が圧縮室(26)に開口し、上記低圧室(26a)に連通可能に構成されている。上記吸入通路(64)には、上記ケーシング(10)の胴部(11)に嵌入された吸入管(15)が嵌め込まれている。
上記ブッシュ孔(65)は、吸入通路(64)の付近においてシリンダ本体(22)の内周面に凹設されると共に、シリンダ本体(22)の上端面から下端面に亘って形成されている。上記ブッシュ孔(65)には、断面が半月状の一対のブッシュ(66)が揺動自在に配置されている。このブッシュ(66)は、ブッシュ孔(65)におけるシリンダ本体(22)の内周面寄りに配置されており、ブッシュ孔(65)におけるブッシュ(66)の外周側には背面空間(67)が形成されている。上記両ブッシュ(66)間にはスイング(25)のブレード部(61)が挿入され、このブレード部(61)は、両ブッシュ(66)によって進退移動自在に支持されている。そして、駆動軸(31)が回転すると、揺動する両ブッシュ(66)を揺動中心としてスイング(25)が揺動するようになっている。
図3及び図4に示すように、上記マウンティングプレート(40)は、円環状の底面部(44)と、該底面部(44)の周縁に立設された側面部(45)とを備え、縦断面コ字状に形成されている。そして、底面部(44)内側の開口を塞ぐように圧縮要素(20)のフロントヘッド(23)が嵌挿されている。このフロントヘッド(23)は、その下端面がマウンティングプレート(40)の底面部(44)における下端面と面一の状態に配置されている。
上記マウンティングプレート(40)は、炭素の含有率が質量百分率で2.0%以下の鋼からなり、その側面部(45)がケーシング(10)の胴部(11)に溶接された溶接部を構成している。つまり、圧縮要素(20)は、ケーシング(10)に対し、炭素の含有率が質量百分率で2.0%以下の鋼からなり且つケーシング(10)に溶接された溶接部で固定されている。
上記マウンティングプレート(40)の底面部(44)の内側端面には、半径方向外側に凹設された底面凹部(46)が形成されている。この底面凹部(46)は、シリンダ本体(22)のブッシュ孔(65)の真上に相当する位置において、底面部(44)の上面から下面に亘って形成されており、ケーシング(10)内の空間とシリンダ本体(22)におけるブッシュ孔(65)の背面空間(67)とを連通させるように構成されている。つまり、この底面凹部(46)は、ケーシング(10)内の潤滑油をブッシュ孔(65)に流入させるためのものであり、ブッシュ孔(65)に連通するブッシュ貫通孔を構成している。
また、マウンティングプレート(40)の底面部(44)には、油戻し用の油戻孔(47)と、フロントヘッド(23)に締結されるボルト(42)を挿入するための貫通孔(41)とが形成されている。貫通孔(41)は3個所形成されている。油戻孔(47)は、周方向に略等間隔に配置されて上記底面部(44)を上部に貫通する平面視が長円形状の複数の長孔(47a)によって構成されている。そして、この油戻孔(47)は、マウンティングプレート(40)の底面部(44)の底面積に対して50%以上の開口面積に設定されている。つまり、長孔(47a)の開口面積を合計した面積が、底面部(44)の底面積に対して50%以上の面積に設定されている。
図3に示すように、フロントヘッド(23)は、複数の締結孔(70)と切欠凹部(71)とが形成されている。締結孔(70)は、マウンティングプレート(40)と締結固定するためのボルト(42)を螺合するためのものであり、マウンティングプレート(40)の貫通孔(41)に対応する位置に形成されている。切欠凹部(71)は、フロントヘッド(23)の上面において平面視がほぼ長円形状に形成されている。
また、フロントヘッド(23)には、図5に示すように、圧縮室(26)内の高圧冷媒を吐出させるための吐出孔(72)と、ボルト(73)締結用の締結孔(74)とが上記切欠凹部(71)に連続して、その先端側又は基端側にそれぞれ形成されている。吐出孔(72)は、シリンダ本体(22)の内周面に隣接し且つブッシュ孔(65)付近に対応する位置において、フロントヘッド(23)の下端面から切欠凹部(71)に亘って貫通するように形成されており、ケーシング(10)の内部と連通可能に構成されている。また、吐出孔(72)は、図2に示すように、圧縮室(26)の高圧室(26b)に連通可能に構成されている。
また、フロントヘッド(23)には、図3(a)及び図5に示すように、上記締結孔(74)に螺合されたボルト(73)によって、吐出弁(75)と押え板(76)とが締結固定されている。吐出弁(75)は、吐出孔(72)の上端を塞ぐ板状の開閉弁に形成され、圧縮室(26)内の冷媒圧力が上昇してケーシング(10)内の圧力と同程度になると撓んで吐出孔(72)を開口させ、圧縮室(26)内とケーシング(10)内とを連通させるように構成されている。上記押え板(76)は、吐出弁(75)の上側に配置され、該吐出弁(75)が過剰に撓むことのないように、吐出弁(75)の撓み量を規制するためのものである。尚、図3(b)では、吐出弁(75)、押え板(76)及びボルト(73)を省略している。
図6に示すように、上記ステータコア(34)は、円筒状に構成されると共に、その内周面に駆動軸(31)の軸線方向に延びる複数の凹溝からなる巻線挿入部(81)が周方向に等間隔をあけて形成されている。この巻線挿入部(81)は、例えば24個形成され、この巻線挿入部(81)に上記3相の巻線のうちの各相の巻線が嵌挿されている。また、上記ステータコア(34)の外周面には、油戻し部であるコアカット部(83)が形成されている。コアカット部(83)は、周方向に等間隔をあけて配置され且つ軸線方向に延びる複数の外面凹部(83a)により構成されている。この外面凹部(83a)は、90°間隔で4箇所においてステータコア(34)の上端面から下端面に亘って形成されている。コアカット部(83)は、ケーシング(10)内での冷媒及び潤滑油の流通路として設けられるものである。そして、コアカット部(83)の面積は、ケーシング(10)内面の底面積に対して5%以上の面積に設定されている。例えば、ケーシング(10)の内面の底面積が9852mmであり、コアカット部(83)の面積が951mmとなっている。
また、ステータコア(34)の外周面は、コアカット部(83)以外の部分においてケーシング(10)の胴部(11)の内周面に接しており、この部分が胴部(11)とスポット溶接により固定されている。つまり、コアカット部(83)は、ケーシング(10)に接する部分に隣接して形成されている。
続いて、本実施形態に係る密閉型圧縮機(1)の運転動作について説明する。
ターミナル(19)を通じて圧縮機モータ(30)に電力を供給するとロータ(33)が回転し、該ロータ(33)の回転が駆動軸(31)を介して圧縮要素(20)のスイング(25)に伝達される。これによって、圧縮要素(20)が所定の圧縮動作を行う。
具体的に、図2を参照しながら、圧縮要素(20)の圧縮動作について説明する。まず、シリンダ本体(22)に形成された吸入通路(64)の内側開口端のすぐ右側においてシリンダ本体(22)とスイング(25)とが接触する状態から説明すると、この状態で圧縮室(26)の低圧室(26a)の容積が最小となる。圧縮機モータ(30)に駆動されてスイング(25)が右回りに回転すると、このスイング(25)の回転に従って低圧室(26a)の容積が拡大し、該低圧室(26a)に低圧の冷媒が吸入される。この低圧冷媒は、冷媒回路からアキュームレータ(50)に流入して液冷媒が分離された後に吸入管(15)を通して流入される。この冷媒の吸入は、スイング(25)が1回公転して再び吸入通路(64)の内側開口端のすぐ右側でシリンダ本体(22)とスイング(25)とが接触する状態となるまで続く。このとき、圧縮室(26)ではシリンダ(21)の内面及びスイング(25)が潤滑油の油膜で覆われた状態となっており、冷媒に潤滑油が含まれた状態となっている。
このようにして冷媒の吸入を終えた部分は、今度は冷媒が圧縮される高圧室(26b)になっている。そして、この時点で高圧室(26b)の容積は最大であり、この高圧室(25b)には低圧の冷媒が満たされている。このとき、高圧室(26b)は、室内が低圧であるために、フロントヘッド(23)の吐出孔(72)が吐出弁(75)で閉鎖されて密閉空間となっている。この状態からスイング(25)が回転するに従って高圧室(26b)の容積が減少し、高圧室(26b)内の冷媒が圧縮される。そして、高圧室(26b)の圧力が所定値となると、高圧室(26b)の高圧の冷媒に押されて吐出弁(75)がたわみ、吐出孔(72)が開口状態となって、高圧の冷媒が高圧室(26b)からケーシング(10)内に吐出される。このとき、冷媒はその臨界圧力以上に圧縮されており、高圧の冷媒と一緒に潤滑油がケーシング(10)内に吐出される。
そして、ケーシング(10)内には高圧冷媒が充満された状態となっており、この高圧冷媒が吐出管(16)から吐出されて、図外の冷媒回路を循環する。一方、ケーシング(10)内の高圧冷媒に含まれている潤滑油は、その一部がケーシング(10)の内壁に付着する。そして、この油がケーシング(10)の内壁を伝って流れ落ち、ステータコア(34)の外面凹部(83a)とケーシング(10)との間を流れた後、マウンティングプレート(40)の油戻孔(47)又は底面凹部(46)を通過する。この油戻孔(47)を通過した潤滑油は、ケーシング(10)の下部に貯留される。一方、底面凹部(46)を通過した潤滑油は、シリンダ本体(22)のブッシュ孔(65)における背面空間(67)に流入する。
以上説明したように、本実施形態に密閉型圧縮機(1)によれば、圧縮要素(20)をケーシング(10)に固定する溶接部が圧縮要素(20)及びケーシング(10)とは別体のマウンティングプレート(40)により構成され、このマウンティングプレート(40)が炭素の含有率が2.0%以下の鋼により構成されている。したがって、ケーシング(10)の内部圧力が上昇することによってケーシング(10)が膨張変形した場合において、溶接部での溶接の外れ等の溶接不良を防止することができる。この結果、圧縮要素(20)を固定する溶接に対する信頼性を向上させることができる。また、このマウンティングプレート(40)を介して圧縮要素(20)とケーシング(10)とを固定するようにしたために、従来同様の鋳物製のシリンダ(21)を固定する溶接に対する信頼性を向上させることができる。
また、マウンティングプレート(40)をケーシング(10)に溶接固定する一方、このマウンティングプレート(40)を圧縮要素(20)のフロントヘッド(23)に締結固定するようにしたために、従来同様の鋳物製のシリンダ(21)において、マウンティングプレート(40)のケーシング(10)への溶接固定の信頼性を向上させることができると共に、シリンダ(21)をマウンティングプレート(40)に確実に固定することができる。
また、圧縮要素(20)には、シリンダ(21)と揺動ピストン(25)とブッシュ(66)とが設けられて、このシリンダ(21)にはブッシュ孔(65)が形成されている。そして、マウンティングプレート(40)には、上記ブッシュ孔(65)に連通する底面凹部(46)が形成されている。したがって、ケーシング(10)内の潤滑油を底面凹部(46)を通して容易にブッシュ孔(65)に流入させることができる。この結果、高粘度の潤滑油をブッシュ孔(65)に確実に流入させることができる。
また、マウンティングプレート(40)に形成された油戻孔(47)の開口面積をマウンティングプレート(40)の底面積に対して50%以上としたために、マウンティングプレート(40)上の潤滑油を容易に落とすことができる。したがって、高粘度の潤滑油を確実に油貯留部に戻すことができる。
また、圧縮要素(20)を駆動させる圧縮機モータ(30)のステータコア(34)をケーシング(10)に溶接するようにしたために、内部圧力の上昇によってケーシング(10)が膨張変形してもステータコア(34)が位置ずれするのを防止することができる。また、鋼製のステータコア(34)を確実にケーシング(10)に溶接することができる。この結果、ステータコア(34)とロータ(33)とのエアギャップが悪くなったり、ステータコア(34)がロータ(33)に接触したりするのを防止することができ、圧縮機(1)の信頼性を向上させることができる。
また、マウンティングプレート(40)及びステータコア(34)を溶接孔(28,38)を介して溶接するようにしたために、これらを簡易且つ確実に溶接することができる。
また、ステータコア(34)にコアカット部(83)を形成し、このコアカット部(83)の面積をケーシング(10)の内側における底面積に対して5%以上としたために、ケーシング(10)内の潤滑油をステータコア(34)のコアカット部(83)を通して容易に油貯留部に戻すことができる。また、高粘度の潤滑油を確実に油貯留部に戻すことができる。
また、ステータコア(34)のコアカット部(83)を、該ステータコア(34)がケーシング(10)に接する部分に隣接して形成するようにしたために、ケーシング(10)に溶接する部分を確保することができる一方で、ケーシング(10)の内壁に付着した潤滑油を確実に油貯留部に戻すことができる。
また、圧縮要素(20)から吐出された冷媒がケーシング(10)の内部に充満する高圧ドーム型に構成されているために、昇圧されて吐出された冷媒がケーシング(10)の内部に充満されてケーシング(10)が膨張変形した場合においても、溶接の外れ等の溶接不良や、ステータコア(34)の位置ずれを防止することができる。
また、作動流体をその臨界圧力以上に圧縮するように構成されているために、密閉型圧縮機(1)内では高圧が非常に高くなる。しかし、圧縮要素(20)をケーシング(10)に固定するマウンティングプレート(40)が、炭素の含有率が2.0%以下の鋼により構成されているために、ケーシング(10)の内部が非常に高圧となって膨張変形した場合においても、溶接の外れ等の溶接不良を防止することができる。また、ステータコア(34)を溶接しているために、ケーシング(10)の内部が非常に高圧となって膨張変形した場合においても、ステータコア(34)の位置ずれを防止することができる。
〈その他の実施形態〉
上記実施形態では、シリンダ(21)とは別体のマウンティングプレート(40)を介してシリンダ(21)をケーシング(10)に固定する構成としたが、溶接部の構成はこのような構成に限られるものではない。要は圧縮要素(20)が炭素の含有率が2.0%以下の鋼からなり且つケーシング(10)に溶接された溶接部で固定されていればよい。
また、上記実施形態について、マウンティングプレート(40)は、フロントヘッド(23)に締結固定する構成に限られるものではなく、例えばシリンダ本体(22)又はリアヘッド(24)に締結固定する構成であってもよい。
また、上記実施形態について、圧縮要素(20)は、スイング(25)のロータ部(60)とブレード部(61)とが一体に構成された構成に限られない。また、この場合において、マウンティングプレート(40)の底面凹部(46)を省略する構成であってもよい。
また、上記実施形態について、高粘度の潤滑油を使用しない場合には、マウンティングプレート(40)の油戻孔(47)を省略する構成であってもよい。
また、上記実施形態について、高圧が非常に高くなる作動流体を使用しない場合には、圧縮機モータ(30)のステータコア(34)をケーシング(10)に溶接する構成、またはマウンティングプレート(40)を介して圧縮要素(20)を固定する構成を省略してもよい。
また、上記実施形態について、マウンティングプレート(40)及びステータコア(34)は溶接孔(28,38)を介した溶接に限られるものではない。
また、上記実施形態について、高粘度の潤滑油を使用しない場合には、ステータコア(34)のコアカット部(83)の切欠面積を小さくしてもよい。
また、上記実施形態について、高圧ドーム型の圧縮機(1)には限られない。
以上説明したように、本発明は、密閉型圧縮機について有用である。
実施形態に係る密閉型圧縮機の全体構成を示す断面図である。 シリンダ本体及びスイングの構成を示す断面図である。 フロントヘッド及びマウンティングプレートの構成を示しており、(a)は平面図であり、(b)は(a)のIII−III線における断面図である。 マウンティングプレートの構成を示しており、(a)は平面図であり、(b)は(a)のIV−IV線における断面図である。 図3(a)のV−V線における断面図である。 ステータコアの平面図である。
符号の説明
(10) ケーシング
(20) 圧縮要素
(21) シリンダ
(22) シリンダ本体
(23) フロントヘッド
(24) リアヘッド
(25) スイング
(26) 圧縮室
(28) 溶接孔
(30) 圧縮機モータ
(32) ステータ
(33) ロータ
(34) ステータコア
(38) 溶接孔
(40) マウンティングプレート
(46) 底面凹部
(47) 油戻孔
(65) ブッシュ孔
(66) ブッシュ
(83) コアカット部

Claims (13)

  1. 作動流体を圧縮する圧縮要素(20)がケーシング(10)内に収納された密閉型圧縮機において、
    上記圧縮要素(20)は、ケーシング(10)に対し、炭素の含有率が2.0%以下の鋼からなり且つケーシング(10)に溶接された溶接部で固定されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 請求項1において、
    溶接部は、圧縮要素(20)及びケーシング(10)とは別体の固定部材(40)により構成されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  3. 請求項2において、
    圧縮要素(20)は、本体部(22)と、圧縮室(26)の上面を形成する蓋部(23)と、圧縮室(26)の下面を形成する底部(24)とにより構成され、
    固定部材(40)は、ケーシング(10)に溶接される一方、該固定部材(40)に上記圧縮要素(20)の本体部(22)、蓋部(23)及び底部(24)の少なくともいずれか1つが締結固定されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  4. 請求項2において、
    圧縮要素(20)は、シリンダ(21)と、該シリンダ(21)内で揺動する揺動ピストン(25)と、該揺動ピストン(25)を支持するブッシュ(66)とを備え、
    上記シリンダ(21)には、ブッシュ(66)を嵌め込むためのブッシュ孔(65)が形成され、
    固定部材(40)は、上記ブッシュ孔(65)に連通し且つケーシング(10)内の潤滑油を上記ブッシュ孔(65)に流入させるブッシュ貫通孔(46)が形成されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  5. 請求項3において、
    固定部材(40)は、圧縮要素(20)が嵌挿されるように円環状に形成され、
    上記固定部材(40)には、潤滑油を流れ落とすための油戻孔(47)が形成されていて、該油戻孔(47)の開口面積は、固定部材(40)の底面積に対して50%以上とされている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  6. 請求項1又は2において、
    ケーシング(10)には、溶接部に対応して溶接孔(28)が設けられており、
    溶接部は、上記溶接孔(28)を介してケーシング(10)に溶接されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  7. 請求項1又は2において、
    ケーシング(10)内には、固定子コア(34)に巻線が装着された固定子(32)と、該固定子(32)内に回転可能に配置され、且つ圧縮要素(20)に駆動連結された回転子(33)とを備えていて該圧縮要素(20)を駆動させる駆動モータ(30)が収納され、
    上記駆動モータ(30)の固定子コア(34)は、ケーシング(10)に溶接されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  8. 固定子コア(34)に巻線が装着された固定子(32)と、該固定子(32)内に回転可能に配置され、且つ圧縮要素(20)に駆動連結された回転子(33)とを備えていて該圧縮要素(20)を駆動させる駆動モータ(30)がケーシング(10)内に収納された密閉型圧縮機において、
    上記駆動モータ(30)の固定子コア(34)は、ケーシング(10)に溶接されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  9. 請求項8において、
    ケーシング(10)には、固定子コア(34)に対応して溶接孔(38)が設けられおり、
    固定子コア(34)は、上記溶接孔(38)を介してケーシング(10)に溶接されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  10. 請求項8において、
    固定子コア(34)には、ケーシング(10)の内側における底面積に対して5%以上の面積を有する油戻し部(83)が形成されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  11. 請求項10において、
    固定子コア(34)の油戻し部(83)は、該固定子コア(34)外周面がケーシング(10)に接する部分に隣接して形成されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  12. 請求項1から11の何れか1項において、
    圧縮要素(20)から吐出された作動流体がケーシング(10)の内部に充満する高圧ドーム型に構成されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  13. 請求項1から12の何れか1項において、
    冷凍サイクルを行う冷媒回路に接続されると共に、作動流体をその臨界圧力以上に圧縮するように構成されている
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
JP2008275356A 2008-10-27 2008-10-27 密閉型圧縮機 Pending JP2009047176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008275356A JP2009047176A (ja) 2008-10-27 2008-10-27 密閉型圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008275356A JP2009047176A (ja) 2008-10-27 2008-10-27 密閉型圧縮機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002061665A Division JP2003262192A (ja) 2002-03-07 2002-03-07 密閉型圧縮機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008305915A Division JP2009074555A (ja) 2008-12-01 2008-12-01 密閉型圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009047176A true JP2009047176A (ja) 2009-03-05

Family

ID=40499581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008275356A Pending JP2009047176A (ja) 2008-10-27 2008-10-27 密閉型圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009047176A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7618242B2 (en) Hermetic sealed compressor
US20110123381A1 (en) Compressor
US8858205B2 (en) Compressor having an inlet port formed to overlap with a roller and a cylinder-type rotor for compressing a refrigerant
JP4605290B2 (ja) 密閉型圧縮機
AU2008280861B2 (en) Enclosed compressor
JP2009074555A (ja) 密閉型圧縮機
JP2009047176A (ja) 密閉型圧縮機
CN110168225B (zh) 压缩机
JP2005139973A (ja) 多段圧縮式ロータリ圧縮機
JP2003262193A (ja) 密閉型圧縮機
JP4854209B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP2001227468A (ja) 密閉型圧縮機
JP2004150370A (ja) 密閉式電動圧縮機
JP4545030B2 (ja) 密閉型圧縮機および製造方法
JP2005220752A (ja) 圧縮機
JP2018059434A (ja) 圧縮機
JP2017008826A (ja) 回転式圧縮機
JP2017008819A (ja) 回転式圧縮機
JP4632822B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP2003129977A (ja) ロータリコンプレッサ
JPH09158851A (ja) スクロール型流体機械
JP2004108165A (ja) ロータリコンプレッサ
JP2016017480A (ja) 揺動ピストン式圧縮機
JP2008025384A (ja) 電動圧縮機
JP2019031949A (ja) ロータリ圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081126

A621 Written request for application examination

Effective date: 20081126

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110414

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111108