JP2009045720A - 研磨モニタ方法及び研磨方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 研磨モニタ方法及び研磨方法に関し、装置の改造等を行わず、且つ、研磨する実基板そのものの膜厚をモニタすることで、簡単に精度良く研磨の終点を検出する。
【解決手段】 研磨モニタ構造2を実基板1に設け、研磨後に研磨モニタ構造2をモニタすることによって最適研磨量との差を算出し、算出結果に基づいて追加研磨を行うことを可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は研磨モニタ方法及び研磨方法に関するものであり、特に、リードヘッドの平坦化工程において、最適研磨量を簡単な構成により迅速にモニタするための構成に特徴のある研磨モニタ方法及び研磨方法に関するものである。
磁気ディスク装置等に用いられるリードヘッドは、微細化の進展に伴ってコア幅がますます狭くなっている。
一例として、500Gbit/in2 クラスでは、コア幅(フリー層幅)が50nm以下となることが予想されている。
このようなリードヘッドにはトンネル磁気抵抗効果膜(TMR膜)等が用いられているが、このTMR膜はその両脇に絶縁膜を介して磁区制御膜が存在する形状となっている。
従来のリードヘッドの形成工程においては、TMR膜を堆積したのち、根元に括れのあるレジストを形成し、このレジストをTMR膜のエッチングマスク及び、TMR膜の両脇に絶縁膜と磁区制御膜を形成する際のリフトオフ用マスクとして用いていたので、ここで、図12を参照して、従来のリードヘッドの形成工程を説明する。
図12参照
まず、下部電極を兼ねる下部磁気シールド層51上にTa膜52を介して反強磁性層/ピンド層/トンネル絶縁膜/フリー層からなるTMR膜53を堆積させたのち、その上部にTa膜54を形成し、その上に括れ部を有するレジストパターン55を形成する。
次いで、レジストパターン55をマスクとしてイオンミリングを行うことによって、Ta膜54乃至Ta膜52の露出部をエッチングする。
この時、レジストパターン55の表面にエッチング派生物56が付着する。
次いで、Al2 3 等の絶縁膜57、磁区制御膜58、及び、Taキャップ膜59を順次堆積させたのち、レジストパターン55とともに不要なTaキャップ膜59乃至絶縁膜57を除去することによってリードヘッドの基本構造が得られる。
しかし、リードヘッドの微細化の加速に伴い、括れを有するレジストによる微細TMRの形成は限界にきているため、括れのないレジストとCMP(化学機械研磨)を組合せた平坦化プロセスに変更されているので、ここで、図13を参照して説明する。
図13参照
まず、下部電極を兼ねる下部磁気シールド層61上にTa膜62を介して反強磁性層/ピンド層/トンネル絶縁膜/フリー層からなるTMR膜63を堆積させたのち、その上部にTa研磨ストッパ膜64を形成し、その上に括れのないレジストパターン65を形成する。
次いで、レジストパターン65をマスクとしてイオンミリングを行うことによって、Ta研磨ストッパ膜64をパターニングしたのち、TMR膜63及びTa膜62もエッチングする。
なお、このTMR膜63及びTa膜62もエッチングにおいては、レジストパターン65をマスクとしても良いし、或いは、レジストパターン65を除去してパターニングしてTa研磨ストッパ膜64をマスクとしても良い。
次いで、全面にAl2 3 等の絶縁膜66、磁区制御膜67、及び、Taキャップ膜68を順次堆積させたのち、CMPにより少なくともTMR膜63上の絶縁膜66が完全になくなるまで研磨することによってリードヘッドの基本構造が得られる。
この時、絶縁膜66を除去してTa研磨ストッパ層6を確実に露出させる必要があるため、研磨時間を長めに設定することが必須である。
その結果として、残ったTa研磨ストッパ層68の膜厚が変わり、ギャップ長がずれる、基板面内で分布を持つなどの不具合が発生するという問題がある。
そこで、研磨工程における高精度な膜厚管理のために、モニタ電極を基板ではなく、研磨パッド側に設けて被研磨基板の導通状態をモニタし、エンドポイントを検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この本方式では、研磨中(インプロセス)に膜厚がモニタできるため、追加研磨等の処理の必要性がなくなる。
また、モニタ基板を用いて、モニタ基板の研磨工程から算出した研磨レートを用い、精密に本番用基板を研磨する手法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この方式では、装置の改造もなく、市販の研磨パッドが使える利点がある。
特開2001−269862号公報 特開2003−124171号公報
しかし、上述のインプロセスモニタの場合には、回転する研磨パッドにモニタを埋め込み、導通状態をモニタする機構を研磨装置に持たせる必要があるため装置が大掛かりになったり、埋め込んだ研磨パッドは消耗品のため、ランニングコストが上がるという欠点がある。
また、上述のモニタ基板を用いる方式の場合には、本番の実基板そのものの膜厚を計測する手段はなく、実際の研磨量は不明であるという欠点があり、モニタ基板で算出した研磨条件を実基板の研磨に適用場合に終点がずれる可能があり、研磨精度の面で問題があった。
したがって、本発明は、装置の改造等を行わず、且つ、研磨する実基板そのものの膜厚をモニタすることで、簡単に精度良く研磨の終点を検出することを目的とする。
図1は、本発明の原理的構成図であり、ここで図1を参照して、本発明における課題を解決するための手段を説明する。
図1参照
上記の課題を解決するために、本発明は、研磨モニタ方法において、研磨モニタ構造2を実基板1に設け、研磨後に研磨モニタ構造2をモニタすることによって最適研磨量との差を算出し、算出結果に基づいて追加研磨を行うことを可能としたことを特徴とする。
このように、実基板1に研磨モニタ構造2を設けることによって、インプロセスモニタにより実際に研磨する基板そのものに膜厚の研磨状態を低コストで評価することができる。
この場合、研磨後のモニタを、研磨モニタ構造2の電気抵抗の計測により行うことが望ましく、膜厚モニタ等を用いる場合比べて、簡単な構成により迅速に研磨モニタを行うことができる。
この場合の研磨モニタ構造2は、実素子と異なった構造でも良いし、或いは、実素子と同じ構造を用いても良いものである。
また、研磨モニタ構造2の電気抵抗の計測を行うための研磨モニタ用電極6は、研磨モニタ構造2の上面側に配置しても良いし、或いは、研磨モニタ構造2の側面に埋め込んで設置しても良いものである。
また、研磨モニタ用電極6を研磨モニタ構造2の上面側に配置した構成を用いた研磨方法においては、研磨とともに研磨モニタ用電極6も研磨されて消失するので、追加研磨は一回のみとなる。
一方、研磨モニタ用電極6を研磨モニタ構造2の側面に埋め込んで設置した構成を用いた研磨方法においては、研磨とともに研磨モニタ用電極6は研磨されて消失することはないので、複数回繰り返してモニタすることが可能になり、それに応じて必要があれば複数回の追加研磨を行うことが可能になり、製造歩留りが向上する。
このような、研磨モニタ方法を用いて研磨を行う研磨対象物としては、磁気抵抗効果膜3の側面に絶縁膜4を介して磁区制御膜5を設けるとともに、上面に堆積した絶縁膜4は完全に除去する必要のあるリードヘッドが典型的なものである。
本発明によれば、研磨後の膜厚を所定の狙いに収めることが可能となり、またその手段も、簡便なモニタを基板に作る工程がわずかに増えるだけであるので、低コスト化が可能になる。
本発明は、実基板に実素子(典型的には磁気抵抗効果素子)と異なった構造或いは実素子と同じ構造の研磨モニタ構造を設け、研磨後に研磨モニタ構造の電気抵抗を研磨モニタ構造に設けた研磨モニタ用電極を介して計測し、最適研磨量との差を算出し、前記算出結果に基づいて追加研磨を行うものである。
この時、研磨モニタ用電極を研磨モニタ構造の上面側に配置した場合には、研磨工程において研磨モニタ用電極も研磨されて消失するので、追加研磨は一回のみとなり、一方、研磨モニタ用電極を研磨モニタ構造の側面に埋め込んで設置した場合には、研磨工程において研磨モニタ用電極は消失することはないので、複数回繰り返してモニタすることが可能になり、それに応じて必要があれば複数回の追加研磨を行うものである。
ここで、図2乃至図6を参照して、本発明の実施例1の研磨モニタ方法を説明する。
図2参照
図2は、本発明の実施例1の研磨モニタ方法のフローチャートであり、
1 .まず、実基板を投入し、
1 .TMR素子を形成する。この時、モニタ構造形成領域にも同じ積層構造を形成する 。
1 .モニタ構造形成領域にモニタ構造を形成する。
1 .TMR素子及びモニタ構造をCMP法で研磨する。
1 .研磨装置から取り外し、次いで、
1 .膜厚評価装置へ取付け、
1 .膜厚評価装置においてモニタ構造の抵抗値を測定する。
1 .膜厚判定を行い
1 .測定した抵抗値が、所定の値以上である場合には、次工程へ進み、
1 .測定した抵抗値が、所定の値未満である場合には、追加研磨量を算定して、工程D 1 へ戻り、測定した抵抗値が所定の値以上になるまで繰り返す。
図3参照
図3以下は、本発明の実施例1におけるモニタ構造の形成工程の説明図であり、上側の図は平面図であり、下側の図は断面図であるが、ここでは、図示を簡単にするために実素子部を模式的に図示しているが、実際には、上述の図13に示したような構造になっている。
まず、従来例と同様に、Al2 3 −TiC基板(図示は省略)上に設けた下部磁気シールド層11上にTa膜12を介して、反強磁性層/ピンド層/トンネル絶縁膜/フリー層からなるとともに、厚さが、例えば、30nmのTMR膜13を堆積させる。
次いで、TMR膜13上に括れのないレジストパターン(図示を省略)を形成し、このレジストパターンをマスクとしてイオンミリングを行うことによって、TMR膜13及びTa膜12もエッチングする。
次いで、次いで、レジストパターンを除去したのち、全面にAl2 3 膜14、磁区制御膜15、及び、Taキャップ膜16を順次堆積させる。
この時、モニタ構造形成領域においても、平坦なTMR膜13上にAl2 3 膜14、磁区制御膜15、及び、Taキャップ膜16を順次堆積させる。
次いで、実素子部をレジスト17で被覆した状態で、モニタ構造形成部をエッチングして、平面形状が例えば、方形となるようにモニタ構造18を形成する。
因に、TMR膜13の比抵抗ρを20μΩcm、磁区制御膜15のシート抵抗を100μΩcmとすると、TMR膜の抵抗は6.7Ωとなり、磁区制御膜15の残膜厚が3nmとした場合の抵抗は333Ωとなる。
図4参照
次いで、モニタ構造18の両脇に、例えば、Auからなるモニタ用電極19を設ける。
次いで、CMP法により、予め設定した時間だけ研磨を行って表面を平坦化する。
この場合、モニタ構造18におけるTMR膜13の研磨が生ぜず、且つ、TMR膜13上のTaキャップ膜16は完全に研磨される程度の時間を設定する。
次いで、基板を研磨装置から取り外して膜厚評価装置へ取付け、膜厚評価装置においてモニタ構造17の電気抵抗を測定する。
図5参照
図5は、測定したモニタ抵抗の研磨状態依存性の説明図であり、研磨が十分ではなく、モニタ構造18の最上面が磁区制御膜15である場合には、電流はTMR膜13と磁区制御膜15の両方に流れるので、比較的低抵抗であり、磁区制御膜15の研磨が進行するにしたがって抵抗が上昇する。
測定したモニタ抵抗が、TMR膜の設計膜厚から予め算出した値より低い場合には、磁区制御膜15が残っていると判断して抵抗値から追加研磨量を算定して追加研磨を行い、再び、モニタ抵抗を測定する。
研磨が進行してAl2 3 膜14が露出した状態では、電流は膜厚が一定のTMR膜13に流れるので、モニタ抵抗は一定の値を示す。
したがって、モニタ抵抗がTMR膜の設計膜厚から予め算出した値と同程度の場合には、Al2 3 膜14が残っている状態であると判断して、追加研磨量を算定して追加研磨を行う。
研磨が進行してTMR膜13が露出した状態では、モニタ抵抗がTMR膜の設計膜厚から予め算出した値より若干高くなっているので、この時点で研磨を終了する。
図6参照
図6は、研磨を終了した時点での、素子構造を概念的示したものであり、TMR膜13が完全に露出した状態となる。
このように、本発明の実施例1においては、厳密な意味ではインプロセスのモニタではないが、装置の改造等を行わず、且つ、研磨する実基板そのものの抵抗値を毎回モニタし追加研磨を行うことで、最適な狙い膜厚を実現することが可能となる。
次に、図7乃至図11を参照して、本発明の実施例2の研磨モニタ方法を説明する。
図7参照
図7は、本発明の実施例2の研磨モニタ方法のフローチャートであり、
2 .まず、実基板を投入し、
2 .TMR素子を形成する。この時、モニタ構造形成領域にも同じ積層構造を形成する 。
2 .TMR素子をCMP法で研磨する。
2 .研磨装置から取り外し、次いで、
2 .モニタ構造形成領域にモニタ構造を形成する。
2 .膜厚評価装置へ取付け、
2 .膜厚評価装置においてモニタ構造の抵抗値を測定する。
2 .膜厚判定を行い
2 .測定した抵抗値が、所定の低抵抗値である場合には、次工程へ進み、
2 .測定した抵抗値が、高抵抗値である場合には、追加研磨量を算定し、
2 .算定した研磨量分の追加研磨を行う。
図8参照
図8以下は、本発明の実施例2におけるモニタ構造の形成工程の説明図であり、上側の図は平面図であり、下側の図は断面図であるが、ここでも、図示を簡単にするために実素子部を模式的に図示している。
まず、上記の実施例と全く同様にTMR素子を形成するとともに、モニタ構造形成領域においても、平坦なTMR膜13上にAl2 3 膜14、磁区制御膜15、及び、Taキャップ膜16を順次堆積させる。
次いで、CMP法により、予め設定した時間だけ研磨を行って表面を平坦化する。
この場合、モニタ構造17におけるAl2 3 膜14がジャスト研磨される程度の時間を設定する。
図9参照
次いで、基板を研磨装置から取り外して、実素子部をレジスト20で被覆した状態で、モニタ構造形成部をエッチングして、平面形状が例えば、方形となるようにモニタ構造21を形成する。
因に、ここでも、TMR膜13の比抵抗ρを20μΩcm、磁区制御膜15のシート抵抗を100μΩcmとすると、TMR膜の抵抗は6.7Ωとなり、磁区制御膜15の残膜厚が3nmとした場合の抵抗は333Ωとなる。
次いで、モニタ構造21の周囲に、モニタ構造21をエッチングするのに用いたレジスト20を利用したリフトオフ法により、例えば、Al2 3 からなる埋込層22を形成したのち、モニタ構造21の露出上面の両側に、例えば、Auからなるモニタ用電極23を設ける。
次いで、膜厚評価装置へ取付け、膜厚評価装置においてモニタ構造21の電気抵抗を測定する。
図10参照
図10は、測定したモニタ抵抗の研磨状態依存性の説明図であり、研磨が十分ではなく、モニタ構造21の最上面が磁区制御膜15である場合には、電流は磁区制御膜15のみに流れるので、モニタ抵抗は比較的高抵抗であり、磁区制御膜15の残膜厚が少なくなるにつれて抵抗が上昇する。
研磨が進行してAl2 3 膜14が露出した状態では、電流はAl2 3 膜14に遮られるので流れなくなる。
さらに、測定したモニタ抵抗が、TMR膜の設計膜厚から予め算出した値より若干高い場合には、TMR膜13が露出していると判断する。
したがって、モニタ抵抗がTMR膜の設計膜厚から予め算出した値より若干低い場合には多めに追加研磨量を算定し、モニタ抵抗が無限大の場合には、少なめに追加研磨量を算定して追加研磨を行う。
また、測定したモニタ抵抗が、TMR膜の設計膜厚から予め算出した値より若干高い場合には、この時点で研磨を終了する。
図11参照
図11は、研磨を終了した時点での、素子構造を概念的示したものであり、TMR膜13が完全に露出した状態となる。
このように、本発明の実施例2においても、厳密な意味ではインプロセスのモニタではないが、装置の改造等を行わず、且つ、研磨する実基板そのものの抵抗値をモニタし追加研磨を行うことで、最適な狙い膜厚を実現することが可能となる。
また、この実施例2の場合には、モニタ用電極が、追加研磨において消失したり、或いは、モニタ構造がモニタ用電極により保護されて研磨されないのでモニタとして機能しないので、追加研磨を一回のみであるが、上記の実施例1に比べてモニタ抵抗の変化がドラスティクであるので、研磨状態の判定が容易になる。
以上、本発明の各実施例を説明してきたが、本発明は各実施例に記載された構成・条件等に限られるものではなく各種の変更が可能であり、例えば、上記の実施例1においては、再生ヘッドをTMR素子で構成しているが、TMR素子に限られるものではなく、トンネル絶縁膜の代わりにCu等の非磁性中間層を用いたCPP構造のGMR素子を用いても良いものである。
また、上記の各実施例における、絶縁膜、キャップ層等の素材は単なる一例であり、従来用いられている各種の公知の材料に置き換えても良いものである。
ここで、再び図1を参照して、本発明の詳細な特徴を改めて説明する。
再び、図1参照
(付記1) 研磨モニタ構造2を実基板1に設け、研磨後に前記研磨モニタ構造2をモニタすることによって最適研磨量との差を算出し、前記算出結果に基づいて追加研磨を行うことを可能としたことを特徴とする研磨モニタ方法。
(付記2) 上記研磨後のモニタを、研磨モニタ構造2の電気抵抗の計測によりおこなうことを特徴とする付記1記載の研磨モニタ方法。
(付記3) 研磨モニタ構造2を、実素子と異なった構造で構成することを特徴とする付記1または2に記載の研磨モニタ方法。
(付記4) 研磨モニタ構造2を、実素子と同じ構造で構成することを特徴とする付記1または2に記載の研磨モニタ方法。
(付記5) 研磨モニタ構造2の上面側に研磨モニタ用電極6を配置したことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1に記載の研磨モニタ方法。
(付記6) 上記研磨モニタ構造2の側面に研磨モニタ用電極6を埋め込んで設置することを特徴とする付記1乃至4のいずれか1に記載の研磨モニタ方法。
(付記7) 付記1乃至6のいずれか1に記載の研磨モニタ方法により研磨量をモニタし、上記研磨モニタによる算出結果に基づいて必要に応じて追加研磨を行うことを特徴とする研磨方法。
(付記8) 付記5に記載した研磨モニタ方法により研磨量をモニタし、上記研磨モニタを一回のみ行い、前記算出結果に基づいて必要に応じて追加研磨を行うことを特徴とする付記7記載の研磨方法。
(付記9) 付記6に記載した研磨モニタ方法により研磨量をモニタし、上記研磨モニタを複数回繰り返し可能とするとともに、前記算出結果に基づいて必要に応じて追加研磨を行うことを特徴とする付記7記載の研磨方法。
(付記10) 研磨対象物が、磁気抵抗効果膜3上に設けた絶縁膜4及び前記絶縁膜4上に設けた磁区制御膜5であることを特徴とする付記7乃至9のいずれか1に記載の研磨方法。
本発明の活用例としては、磁気ディスク装置を構成する再生ヘッドの製造工程における研磨量モニタ工程が典型的なものであるが、再生ヘッドの製造工程に限られるものではなく、膜厚制御が必要な各種の導電性薄膜の研磨工程における研磨モニタにも適用されるものである。
本発明の原理的構成の説明図である。 本発明の実施例1の研磨モニタ方法のフローチャートである。 本発明の実施例1におけるモニタ構造の途中までの形成工程の説明図である。 本発明の実施例1におけるモニタ構造の図3以降の形成工程の説明図である。 測定したモニタ抵抗の研磨状態依存性の説明図である。 研磨を終了した時点での、概念的素子構成図である。 本発明の実施例2の研磨モニタ方法のフローチャートである。 本発明の実施例2におけるモニタ構造の途中までの形成工程の説明図である。 本発明の実施例2におけるモニタ構造の図8以降の形成工程の説明図である。 測定したモニタ抵抗の研磨状態依存性の説明図である。 研磨を終了した時点での、概念的素子構成図である。 従来のリードヘッドの形成工程の説明図である。 従来のCMP法を用いたリードヘッドの形成工程の説明図である。
符号の説明
1 実基板
2 研磨モニタ構造
3 磁気抵抗効果膜
4 絶縁膜
5 磁区制御膜
6 研磨モニタ用電極
11 下部磁気シールド層
12 Ta膜
13 TMR膜
14 Al2 3
15 磁区制御膜
16 Taキャップ膜
17 レジスト
18 モニタ構造
19 モニタ用電極
20 レジスト
21 モニタ構造
22 埋込層
23 モニタ用電極
51 下部磁気シールド層
52 Ta膜
53 TMR膜
54 Ta膜
55 レジストパターン
56 エッチング派生物
57 絶縁膜
58 磁区制御膜
59 Taキャップ膜
61 下部磁気シールド層
62 Ta膜
63 TMR膜
64 Ta研磨ストッパ膜
65 レジストパターン
66 絶縁膜
67 磁区制御膜
68 Taキャップ膜

Claims (5)

  1. 研磨モニタ構造を実基板に設け、研磨後に前記研磨モニタ構造をモニタすることによって最適研磨量との差を算出し、前記算出結果に基づいて追加研磨を行うことを可能としたことを特徴とする研磨モニタ方法。
  2. 上記研磨後のモニタを、研磨モニタ構造の電気抵抗の計測によりおこなうことを特徴とする請求項1記載の研磨モニタ方法。
  3. 研磨モニタ構造の上面側に研磨モニタ用電極を配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の研磨モニタ方法。
  4. 上記研磨モニタ構造の側面に研磨モニタ用電極を埋め込んで設置することを特徴とする請求項1または2に記載の研磨モニタ方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の研磨モニタ方法により研磨量をモニタし、上記算出結果に基づいて必要に応じて追加研磨を行うことを特徴とする研磨方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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