JP2009045487A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技盤には、第1始動口24と第2始動口86の二つの始動口が打ち分け可能となるように設けられる。第2始動口86の上部には調整役物84が設けられる。第2始動口86は、作動口68や普通電役入球口26に向けて打球された遊技球が入球し得る位置に設けられる。いずれかの始動口に遊技球が入球すると、特別図柄抽選が実行され、当たりとなると第1特別遊技が実行される。作動口68を遊技球が通過すると普通図柄抽選が実行され、当たりとなると、普通電役入球口26が開放される。普通電役入球口26に遊技球が入球すると、第2特別遊技が開始される。特別遊技終了後には、特別図柄202の変動回数が所定の継続回数に達するまで、普通電役入球口26が拡開しやすい特定遊技が実行される。
【選択図】図1
Description
この遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第1始動口と、遊技領域において第1始動口との打ち分けが可能な位置に設けられ、遊技球が入球可能な第2始動口と、第2始動口の上部に設けられ、遊技球の移動方向を変化させることにより第2始動口の入球容易性を調整する調整役物と、第1始動口または第2始動口への遊技球の入球を契機として第1抽選を実行する第1抽選手段と、第1抽選の結果に応じて第1図柄を変動表示させる第1表示制御手段と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な第1可変入球装置と、遊技者に有利な第1特別遊技を実行するための条件である第1作動条件を保持する第1作動条件保持手段と、第1図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに第1作動条件が成立したと判定し、第1可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより第1特別遊技を実行する第1特別遊技実行手段と、遊技領域において第1始動口よりも第2始動口に近い位置に設けられ、遊技球が入球可能な作動口と、作動口への遊技球の入球を契機に第2抽選を実行する第2抽選手段と、第2抽選の結果に応じて第2図柄を変動表示させる第2表示制御手段と、遊技領域において第1始動口よりも第2始動口に近い位置に設けられ、第2図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化する可変入球口と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な第2可変入球装置と、遊技者に有利な第2特別遊技を実行するための条件である第2作動条件を保持する第2作動条件保持手段と、可変入球口に遊技球が入球したときに第2作動条件が成立したと判定し、第2可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態に変化させることにより第2特別遊技における第1段階を実行し、その第1段階において第2可変入球装置内の特定領域へ遊技球が入球した場合に第2特別遊技における第2段階への移行条件が成立したと判定し、第1可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより第2特別遊技における第2段階を実行する第2特別遊技実行手段と、第1特別遊技が終了したことを条件として、その終了後から第1図柄の変動表示回数が所定の継続回数に達するまで、可変入球口が通常状態よりも遊技者に有利な状態に変化しやすい特定遊技を実行する特定遊技制御手段と、を備える。
第2始動口は、作動口または可変入球口のいずれかに向けて打球された遊技球が入球し得る位置に設けられる。
このような態様によれば、2種類の遊技性を好適に発揮させることができる。
この弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第1始動口と、遊技領域において第1始動口との打ち分けが可能な位置に設けられ、遊技球が入球可能な第2始動口と、第2始動口の上部に設けられ、遊技球の移動方向を変化させることにより第2始動口の入球容易性を調整する調整役物と、第1始動口または第2始動口への遊技球の入球を契機として第1抽選を実行する第1抽選手段と、第1抽選の結果に応じて第1図柄を変動表示させる第1表示制御手段と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、遊技者に有利な第1特別遊技を実行するための条件である第1作動条件を保持する第1作動条件保持手段と、第1図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに第1作動条件が成立したと判定し、可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより第1特別遊技を実行する第1特別遊技実行手段と、遊技領域において第1始動口よりも第2始動口に近い位置に設けられ、遊技球が入球可能な作動口と、作動口への遊技球の入球を契機に第2抽選を実行する第2抽選手段と、第2抽選の結果に応じて第2図柄を変動表示させる第2表示制御手段と、遊技領域において第1始動口よりも第2始動口に近い位置に設けられ、第2図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化する可変入球口と、遊技者に有利な第2特別遊技を実行するための条件である第2作動条件を保持する第2作動条件保持手段と、可変入球口に遊技球が入球したときに第2作動条件が成立したと判定し、可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態に変化させることにより第2特別遊技における第1段階を実行し、その第1段階において可変入球装置内の特定領域へ遊技球が入球した場合に第2特別遊技における第2段階への移行条件が成立したと判定し、可変入球装置の受け入れ状態を再度遊技者に有利な状態へ変化させることにより第2特別遊技における第2段階を実行する第2特別遊技実行手段と、第1特別遊技が終了したことを条件として、その終了後から第1図柄の変動表示回数が所定の継続回数に達するまで、可変入球口が通常状態よりも遊技者に有利な状態に変化しやすい特定遊技を実行する特定遊技制御手段と、を備える。
第2始動口は、作動口または可変入球口のいずれかに向けて打球された遊技球が入球し得る位置に設けられる。
また、一つの可変入球装置により2種類の特別遊技を実現することにより、二つの可変入球装置を設ける場合に比べて、遊技領域における占有スペースを小さくしやすくなるというメリットがある。
本実施例のぱちんこ遊技機は、通常よりも遊技者に有利な状態である特別遊技を複数の形態で提供する。すなわち、第1特別遊技として、従来にいう第1種ぱちんこ遊技機における特別遊技に対応する遊技を提供し、第2特別遊技として、従来にいう第2種ぱちんこ遊技機における特別遊技に対応する遊技を提供する。
第2遊技:遊技球が普通電役入球口に落入すると、第2大入賞口が一時的に開放され、第2特別遊技が開始される。ただし、普通電役入球口は開閉可能に構成されており、拡開時にしか遊技球は普通電役入球口に落入しない。
遊技者は、第1種当たりと第2種当たりの2種類の「大当たり」のいずれを遊技目的とすべきか選択し、その遊技目的に応じて遊技球を打球することになる。
このようにして、常に、第1遊技と第2遊技のいずれも選択できるという自由度を確保しつつ、実質的には第1種当たりと特定遊技を経由して第2種当たりが発生するという遊技進行の明快さを両立させている。
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。
同図に関連して、まず、ぱちんこ遊技機10の構成を述べた後に、遊技の内容について説明する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、スピーカ18および発射ハンドル17を含む。
同様に、普通図柄変動用の保留ランプ21も4個のランプからなり、その点灯個数によって普通図柄204の変動の保留球数を表示する。この保留球数は、普通図柄204の変動中に作動口68へ遊技球が落入したときに抽選値として取得される抽選乱数(以下、「普図抽選値」ともよぶ)の個数であり、普通図柄204の変動がまだ実行されていない入球の数を示す。いわば、将来的に実行が予約されている普通図柄抽選の数である。
なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本願において「入球」は、「落入」、「入賞」、「通過」を含む概念とする。
遊技球が普通電役入球口26に落入すると、第2大入賞口30が開放される。これにより、第2特別遊技に移行する。第2特別遊技において第2大入賞口30が開放される状態を第2特別遊技の第1段階とよぶ。
1.第1遊技と第2遊技を直列化しつつも、遊技の自由度を確保する、
2.第1遊技中に、遊技者の意図に反して偶発的に第2種当たりが発生する可能性を簡易に抑制する、
3.特定遊技を過度に長期化させない、
という遊技性を実現している。
なお、変形例としては、第2始動口86への入球を契機とした特別図柄202の変動表示中に第2種当たりが発生すると、特別図柄202は強制的に外れ図柄にて停止表示される設計にしてもよい。
電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板41は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に第1始動口24、第2始動口86および作動口68へ入球したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板49は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容を制御し、特にメイン基板41による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。メイン基板41およびサブ基板49は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、第1始動口24、第2始動口86、作動口68、普通電役入球口26、第1大入賞口28、第2大入賞口30、演出表示装置60、特別図柄表示装置61、スピーカ18のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄の変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板41と、図柄の演出等を制御するサブ基板49とに機能を分担させた形態で構成される。
第1記憶手段116は、特別図柄202の変動表示中や第1特別遊技の実行中に遊技球が第1始動口24か第2始動口86へ入球したとき、その入球に対応する特図抽選値を上限個数である4個まで保留球として記憶する。第2記憶手段118は、普通図柄204の変動表示中に遊技球が作動口68へ入球したとき、その入球に対応する普図抽選値を上限個数である4個まで保留球として記憶する。
特別図柄決定手段122および普通図柄決定手段128は、メイン基板41により実現される機能である。演出画像決定手段124は、サブ基板49により実現される機能である。なお、パターン記憶手段112の機能の一部はメイン基板41において実現され、残りの機能はサブ基板49において実現される。
第1表示制御手段132および第2表示制御手段134の各機能は、主としてメイン基板41において実現され、演出表示制御手段136の機能は主としてサブ基板49において実現される。表示制御手段130は、遊技効果ランプや保留ランプ20、21などのランプ表示も制御する。
まず、遊技球が第1始動口24や第2始動口86、普通電役入球口26へ入球した場合や、遊技球が作動口68を通過した場合の入賞処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、特別図柄抽選などの通常遊技制御処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、第1特別遊技または第2特別遊技などについての特別遊技制御処理を実行し(S16)、S10からS16までの処理における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
第1始動口24へ入賞した場合であって(S30のY)、第1記憶手段116への保留が上限を超えない場合(S32のY)、第1記憶手段116に特図抽選値が格納される(S34)。また、第2始動口86へ入賞した場合にも(S30のN、S31のY)、第1記憶手段116への保留が上限を超えない場合には(S32のY)、第1記憶手段116に特図抽選値が格納される(S34)。第1始動口24にも第2始動口86にも入賞がない場合は(S30のN、S31のN)、S32とS34の処理はスキップされる。S32において、第1始動口24か第2始動口86へ入賞したもののその保留が第1記憶手段116の上限数を超えてしまう場合(S32のN)、S34の処理はスキップされる。
ここでは、特別図柄202および演出画像200の変動表示を処理し(S50)、普通図柄204の変動表示を処理する(S52)。なお、S50、S52の処理順序はあくまでも説明の便宜上定義した順序にすぎず、どの順序で処理してもよい。
以下、「図柄」は特別図柄202と演出画像200の装飾図柄の双方を示す。第1記憶手段116に特図抽選値の保留がなされている場合であって(S200のY)、図柄変動が表示中でなければ(S202のN)、第1抽選手段106は特別図柄抽選として当否判定処理を実行する(S204)。特別図柄抽選が当たりであれば(S206のY)、特定遊技制御手段160は第1時短抽選を実行する(S208)。第1時短抽選により、第1特別遊技終了後に特定遊技に移行するか否かが決定され、その継続回数は特別図柄202の停止態様にて示される。なお、第1特別遊技が終了して特定遊技が開始されると、特定遊技制御手段160は、特別図柄202の変動回数のカウントを開始する。特別図柄抽選が外れであるときには(S206のN)、第1時短抽選は実行されない。
なお、S210においては、第2特別遊技実行中、すなわち、第2特別遊技フラグがオフであることを条件として、変動表示が開始されるとしてもよい。
特別図柄202の変動表示中において第2特別遊技フラグがオンとなっている場合(S222のY)、作動回避手段150は表示中の図柄変動の変動時間を計測するタイマ(以下、「特図タイマ」ともよぶ)を一時停止させる(S224)。このとき、演出画像200は半停止される。S222において第2特別遊技フラグがオフであれば(S222のN)、S224の処理はスキップされる。
第2記憶手段118に普図抽選値の保留がなされている場合(S80のY)、普通図柄204が変動表示中でなければ(S82のN)、第2抽選手段108が普通図柄抽選として当否判定処理を実行し(S84)、普通図柄204の変動表示が開始される(S90)。S80において普図抽選値が保留されていなかった場合は(S80のN)、S82からS90までの処理はスキップされ、S82において普通図柄204が変動表示中であった場合は(S82のY)、S84およびS90の処理がスキップされる。
実行中の特別遊技が第1特別遊技であれば(S110のY)、第1特別遊技の制御を処理し(S112)、実行中の特別遊技が第1特別遊技でなければ(S110のN)、第2特別遊技の制御を処理する(S114)。
まず、第1大入賞口28が開放済でなければ(S120のN)、演出表示制御手段136が第1特別遊技の演出処理を開始し(S122)、開閉制御手段162が第1大入賞口28を開放する(S124)。第1大入賞口28が開放済であれば(S120のY)、S122およびS124の処理はスキップされる。第1大入賞口28が開放されてから所定の開放時間が経過した場合(S126のY)、または、開放時間が経過していないものの(S126のN)、第1大入賞口28への入球数が9球以上に達した場合には(S128のY)、開閉制御手段162が第1大入賞口28を閉鎖させる(S130)。開放時間が経過しておらず(S126のN)、第1大入賞口28への入球数も9球以上に達していない場合は(S128のN)、S130以降の処理をスキップしてS112のフローを終了する。
S132においてラウンド数が15に達していなければ(S132のN)、ラウンド数に1を加算して(S138)、S112のフローを終了する。
まず、第2特別遊技が開始済でなければ(S160のN)、演出表示制御手段136が第2特別遊技の演出処理を開始し(S162)、開閉制御手段162が第2大入賞口30を開放する(S164)。第2特別遊技が開始済であれば(S160のY)、S162およびS164の処理はスキップされる。
なお、S190における上限のラウンド数である「15回」は、第1段階を1回目の単位遊技として含めた値である。
これら請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、本実施例において示された各機能ブロックの単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。
Claims (6)
- 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第1始動口と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第2始動口と、
前記第2始動口の上部に設けられ、遊技球の移動方向を変化させることにより前記第2始動口の入球容易性を調整する調整役物と、
前記第1始動口または前記第2始動口への遊技球の入球を契機として第1抽選を実行する第1抽選手段と、
前記第1抽選の結果に応じて第1図柄を変動表示させる第1表示制御手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な第1可変入球装置と、
遊技者に有利な第1特別遊技を実行するための条件である第1作動条件を保持する第1作動条件保持手段と、
第1図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに前記第1作動条件が成立したと判定し、前記第1可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより前記第1特別遊技を実行する第1特別遊技実行手段と、
前記遊技領域において前記第1始動口よりも前記第2始動口に近い位置に設けられ、遊技球が入球可能な作動口と、
前記作動口への遊技球の入球を契機に第2抽選を実行する第2抽選手段と、
前記第2抽選の結果に応じて第2図柄を変動表示させる第2表示制御手段と、
前記遊技領域において前記第1始動口よりも前記第2始動口に近い位置に設けられ、第2図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化する可変入球口と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な第2可変入球装置と、
遊技者に有利な第2特別遊技を実行するための条件である第2作動条件を保持する第2作動条件保持手段と、
前記可変入球口に遊技球が入球したときに前記第2作動条件が成立したと判定し、前記第2可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態に変化させることにより前記第2特別遊技における第1段階を実行し、その第1段階において前記第2可変入球装置内の特定領域へ遊技球が入球した場合に前記第2特別遊技における第2段階への移行条件が成立したと判定し、前記第1可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより前記第2特別遊技における第2段階を実行する第2特別遊技実行手段と、
前記第1特別遊技が終了したことを条件として、その終了後から第1図柄の変動表示回数が所定の継続回数に達するまで、前記可変入球口が通常状態よりも遊技者に有利な状態に変化しやすい特定遊技を実行する特定遊技制御手段と、
前記第1作動条件および前記第2作動条件のいずれか一方の作動条件が成立したとき、他方の作動条件の成立を回避させる作動回避手段と、を備え、
前記第1の始動口は右方向および左方向の一方に向けて打球された遊技球が入球可能な位置に設けられ、前記第2の始動口は他方に向けて打球された遊技球が入球可能な位置に設けられ、更に、前記第2始動口は、前記作動口または前記可変入球口のいずれかに向けて打球された遊技球が入球し得る位置に設けられたことを特徴とする弾球遊技機。 - 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第1始動口と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第2始動口と、
前記第2始動口の上部に設けられ、遊技球の移動方向を変化させることにより前記第2始動口の入球容易性を調整する調整役物と、
前記第1始動口または前記第2始動口への遊技球の入球を契機として第1抽選を実行する第1抽選手段と、
前記第1抽選の結果に応じて第1図柄を変動表示させる第1表示制御手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
遊技者に有利な第1特別遊技を実行するための条件である第1作動条件を保持する第1作動条件保持手段と、
第1図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに前記第1作動条件が成立したと判定し、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより前記第1特別遊技を実行する第1特別遊技実行手段と、
前記遊技領域において前記第1始動口よりも前記第2始動口に近い位置に設けられ、遊技球が入球可能な作動口と、
前記作動口への遊技球の入球を契機に第2抽選を実行する第2抽選手段と、
前記第2抽選の結果に応じて第2図柄を変動表示させる第2表示制御手段と、
前記遊技領域において前記第1始動口よりも前記第2始動口に近い位置に設けられ、第2図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化する可変入球口と、
遊技者に有利な第2特別遊技を実行するための条件である第2作動条件を保持する第2作動条件保持手段と、
前記可変入球口に遊技球が入球したときに前記第2作動条件が成立したと判定し、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態に変化させることにより前記第2特別遊技における第1段階を実行し、その第1段階において前記可変入球装置内の特定領域へ遊技球が入球した場合に前記第2特別遊技における第2段階への移行条件が成立したと判定し、前記可変入球装置の受け入れ状態を再度遊技者に有利な状態へ変化させることにより前記第2特別遊技における第2段階を実行する第2特別遊技実行手段と、
前記第1特別遊技が終了したことを条件として、その終了後から第1図柄の変動表示回数が所定の継続回数に達するまで、前記可変入球口が通常状態よりも遊技者に有利な状態に変化しやすい特定遊技を実行する特定遊技制御手段と、
前記第1作動条件および前記第2作動条件のいずれか一方の作動条件が成立したとき、他方の作動条件の成立を回避させる作動回避手段と、を備え、
前記第1の始動口は右方向および左方向の一方に向けて打球された遊技球が入球可能な位置に設けられ、前記第2の始動口は他方に向けて打球された遊技球が入球可能な位置に設けられ、更に、前記第2始動口は、前記作動口または前記可変入球口のいずれかに向けて打球された遊技球が入球し得る位置に設けられたことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記作動回避手段は、前記第1図柄が変動表示されている間に前記第2作動条件が成立したときには、前記第1図柄を強制的に外れ図柄にて停止表示させることにより、前記第2作動条件の成立中に前記第1作動条件が成立するのを回避させることを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
- 前記作動回避手段は、前記第1図柄が変動表示されている間に前記第2作動条件が成立したときには、前記第1図柄の変動表示の進行を一時的に停止させることにより、前記第2作動条件の成立中に前記第1作動条件が成立するのを回避させることを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
- 前記作動回避手段は、前記第2図柄が変動表示されている間に前記第1作動条件が成立したときには、前記第2図柄を強制的に外れ図柄にて停止表示させることにより、前記第1作動条件の成立中に前記第2作動条件が成立するのを回避させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の弾球遊技機。
- 前記作動回避手段は、前記第2図柄が変動表示されている間に前記第1作動条件が成立したときには、前記第2図柄の変動表示の進行を一時的に停止させることにより、前記第1作動条件の成立中に前記第2作動条件が成立するのを回避させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の弾球遊技機。
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