JP2009045185A - 血流促進用サウナ室 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に病弱な人や病気治療の人を対象に、使用者が清浄な室内環境のもとで楽な姿勢でリラックスして、短時間により効果的に血流を活発化させて新陳代謝を促進させ、体内の活性化を図ることができる血流促進用サウナ室を提供することを課題としている。
【解決手段】中空なる一人用のサウナ室本体1aに、送・排気手段と、保温手段と、複数の液体貯溜槽16,17を備えた背もたれ付き椅子7を設け、上記送・排気手段、保温手段の制御、及び液体貯溜槽16,17の液体温度を制御できる制御装置12と、上記椅子7の座面10a並びに背もたれ面8aにシート状発熱ヒーター13を設け、かつ、上記のサウナ室本体1a内の側壁面部19に通電により発熱しかつ遠赤外線を発する面状発熱体18を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は一人使用の血流促進用サウナ室に関し、特に病弱な人や病気治療の人を対象に、楽な姿勢で血流を促進させて体内の新陳代謝を活発化させることができる血流促進用サウナ室に関するものである。
従来から病弱な人でも利用できる血流促進用のサウナ室としては、本願発明者と同一人により開発されていた下記の特許文献1に開示のようなものがある。このサウナ室は、開閉自在なる密閉ドアを入口に設けたサウナ室に送気孔と排気孔を穿設し、送気孔に送気ダクトを、また排気孔に排気ダクトを夫々接続すると共に、送気ダクトに送風機を接続し、排気ダクトに空気清浄機・排風機を接続し、更にサウナ室内に両肘掛け部と足置き部に液体貯溜槽を形成してなる両肘掛け椅子状の血流促進装置本体を設置し、上記の液体貯溜槽に充填した液体を加熱・保温するヒーターを血流促進装置本体に設けた構成である。
このサウナ室を利用する場合は、使用者が室内に入って血流促進装置本体(椅子)に坐り、ヒーターによって適宜温度に保温されている対応する貯溜槽の液体の中に両手・両足を入れる。このことによりサウナ室の内部空間の昇温された室温や湿度と相まって、使用者の体内の血流を活発化させて新陳代謝を促進させることができる。また、サウナ室内には、送気ダクトから新鮮な空気が外から供給されると共に、サウナ室内の汚れた空気は排気ダクトから外に排出され、清浄な室内環境で健康増進を図ることができる。
しかしながら、清浄な環境とはいえ密閉されたサウナ室内で病弱な人が長時間いることは精神的にも肉体的にも好ましいことではなかった。そのため、短時間でより効果的に血流を促進させ、新陳代謝を活発化して健康増進を図ることのできるサウナ室が望まれていた。
そこで、本願発明者により下記の特許文献2に開示したものが開発されていた。このサウナ室は、特許文献1に開示のサウナ室の背もたれ付き椅子の座面並びに背もたれ面に、通電によって発熱する発熱体を耐熱性フィルムで被覆したシート状発熱ヒーターを設けたものである。
この構成からなるサウナ室では、背もたれ付き椅子の背もたれ面と座面に設けたシート状発熱ヒーターの発熱によって背中や腰が温められ、楽な姿勢で短時間に血流を促進させて新陳代謝の活発化を促すことができる。
上記した特許文献2に開示のサウナ室も確かに短時間に血流を促進させるのに効果的で、
新陳代謝を活発化させることができるが、より身体の弱い人でも安心してサウナ室に入ることができて上記したサウナ室に比べより優しく身体を温めることができ、短時間に血流を促進させて新陳代謝を活発化させ健康促進を促すことができるサウナ室の開発が望まれていた。
実公平6ー9650号公報 特開平11−332949号公報
本発明は上記のような点に鑑みて開発されたものであり、主に病弱な人や病気治療の人等のより身体の弱い人を対象に、清浄な室内環境のもとで楽な姿勢でリラックスして、短時間により効果的に血流を活発化させて新陳代謝を促進させ、体内の活性化を図ることができる血流促進用サウナ室を提供することを課題としている。
上記した目的を達成するために、本発明の血流促進用サウナ室は、出入口に開閉可能なる密閉ドアを備えた中空なる一人用のサウナ室本体に、新鮮な空気をサウナ室本体内に供給できかつサウナ室本体内の汚れた空気を室外に排気できる送・排気手段を設けると共に、サウナ室本体内を所望の温度にする保温手段を設け、さらに、サウナ室本体内にヒーターによって液体を加熱して所望温度に保温できるようにした複数の液体貯溜槽を備えた背もたれ付き椅子を設け、上記送・排気手段、保温手段及び液体貯溜槽内の液体温度を制御できる制御装置を設け、さらに、上記背もたれ付き椅子の座面並びに背もたれ面に耐熱性フィルムで被覆したシート状発熱ヒーターを設けた血流促進用のサウナ室であって、上記のサウナ室本体の内面の所望個所に通電により発熱する面状発熱体を設けたことを特徴とする。
この特徴とする構成を備えた本発明の血流促進用サウナ室では、病弱で身体の弱い人
でも、室内に入って背もたれ付き椅子に座ることにより、サウナ室本体の内面の所望個所に設けた面状発熱体が通電により発熱し、椅子に座った人に対しほっこりとした熱を伝えてやさしく身体を温めるとと共に、通電により面状発熱体から発せられる遠赤外線によって細胞の活動を活発にして血行を良くし、背もたれ付き椅子の背もたれ面と座面に設けたシート状発熱ヒーターの発熱によって背中や腰が温められる効果と相まって、リラックスした状態で新陳代謝を促進して健康の維持増進におおいに寄与することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明を実施するための最良の形態を示す説明図であり、1は血流促進用サウナ室(以下、サウナ室という。)であって、このサウナ室本体1aを構成するサウナ室本体1aは全体を中空なる直方体形状に形成したものであり、短辺側の一壁面部(正面側)に長方形状の出入り口2を開口形成し、この出入り口2に密閉ドア2aを開閉可能に設けてある。
また、上記の出入り口2以外のサウナ室本体1aの所望の壁面部には送気ダクト用の孔3が形成され、この孔3に外部から送気ダクト4を接続してある。送気ダクト4のサウナ室本体1a側以外の端部には、送・排気手段の一つである送風機(図示省略)が接続され、新鮮な空気を送気ダクト4を介してサウナ室本体1a内に供給できるようにしてある。
また、サウナ室本体1aの上部には排気ダクト用の孔5が形成されていて、この孔5に外部から排気ダクト6を接続してある。排気ダクト6のサウナ室本体1a側以外の端部には、送・排気手段を構成する空気清浄機、排風機(図示省略)が接続されている。空気清浄機、排風機(図示省略)を設けることによって、サウナ室本体1a内の汚れた空気は制御装置12で自動制御される空気清浄機、排風機(図示省略)により、清浄な空気として外部に排出され、サウナ室本体1aの外が汚れた空気(排気)によって汚染されないようにしてある。サウナ室本体1a内には所望の温度環境にすることができる保温手段の一例であるスチームヒーター(図示せず)が設けられている。勿論、サウナ室内を所望の温度環境に出来れば如何なる保温手段を用いるも自由である。
さらに、サウナ室本体1a内の密閉ドア2aの箇所以外の側壁面部19には、通電することによって遠赤外線を発生する面状発熱体18が設けられている。面状発熱体18は、非導電性材料の上に発熱素子と電極部を設けその上に保護被膜で被覆したものである。この所定の形状で所定の大きさである面状発熱体18は枠部材20によって支持され、上記したサウナ室本体1aの内側の側壁面部19に複数枚張り巡らすようにして設けてある。なお、面状発熱体18は、上記以外のサウナ室本体1a内の所望の面、またはサウナ室本体1a内の全面に設けてもよい。なお、面状発熱体18は既に市販されているものを使用している。
このサウナ室本体1a内には、上記した面状発熱体18で周囲を覆われた中心部に背もたれ付き椅子7が設置されている。この背もたれ付き椅子7は、背もたれ部8と両肘かけ部9と腰掛け部10及び足置き部11とからなる。尚、足置き部11は別体として設けてもよい。
上記の背もたれ部8の背もたれ面8aと腰掛け部10の座面10aには、それぞれシート状発熱ヒーター13a、13bが設けられている。このシート状発熱ヒーター13a、13bは、通電によって発熱する発熱体14を絶縁材である耐熱性フィルム15で被覆したものである。発熱体14は特殊な合成樹脂にカーボンを混練してフィルム状に形成したものであり両端に電極を設けてある。また、耐熱性フィルム15は、ポリエステルとポリエチレンの重合フィルムを使用している。
尚、シート状発熱ヒーター13a、13bは、背もたれ面8a並びに座面10aの中央部分に設けるも、或いは背もたれ面8a並びに座面10aの全体に設けるも自由である。
上記のようにして背もたれ面8a並びに座面10aに設けたそれぞれのシート状発熱ヒーター13a、13bは、制御装置12によって自動的に或いは手動で制御できるようにしてある。
また、両肘かけ部9並びに足置き部11には、手足を暖めるための液体を充填する液体貯溜槽16、17が形成されている。各液体貯溜槽16、17に充填した液体(例えば水)は、内蔵したヒーター(図示せず)によって加熱され、制御装置12によって設定温度(43.5℃)に制御されて保温される。
このサウナ室1にあっては、制御装置12を操作して面状発熱体18に通電し発熱させると共に遠赤外線を発生させ、またスチームヒーター(図示せず)で室内を42℃〜58℃までの所望の温度に昇温させて保持する(運動選手の場合は、上記の室内温度を52℃〜58℃までの所望の温度に昇温させて保持する)。また各液体貯溜槽16、17に液体を充填し、所定温度(44.5℃)に昇温させて保持する。更に背もたれ付き椅子7の背もたれ面8a並びに座面10aに設けた各シート状発熱ヒーター13a、13bに通電して、制御装置12によって一定温度に保持しておく。
さらに送風機(図示せず)並びに排風機(図示せず)を作動させて、サウナ室本体1a内に新鮮な空気を送気ダクト4を介して供給すると共に、室内の汚れた空気を排気ダクト6から室外に排出できるようにしておき、かつ空気清浄機(図示せず)を作動させて室内から排出される汚れた空気を清浄にできるようにしておく。
使用者はこのようにした状態のサウナ室本体1a内に密閉ドア2aを開けて入り、背もたれ付き椅子7の座面10aに腰をかけると共に、両腕を肘かけ部9に載せて両手を各液体貯溜槽16につける。同時に両足も足置き部11の液体貯溜槽17につける。
このようにすることにより両手足は各液体貯溜槽16、17の保温された液体によって温められると共に、腰や胴体も背もたれ面8aや座面10aに設けたシート状発熱ヒーター13a、13bによって温められる。併せて、全身も室内の内面に設けた面状発熱体18の熱により周囲から徐々にゆっくりと心地よく暖められ、かつ、面状発熱体18から発せられる遠赤外線の作用により血流もさらに促進されて各臓器の働きを活発にし、身体の活性化を図ることができ、気持ちを非常にリラックスさせることができる。このように短時間に身体を温めることができて効果的に血流を促進させることができるため、サウナ室1におけるサウナ効果と相まって身体の弱い人でも安心して居ながらにして運動したのと同じような効果を効率良く得ることができる。
また、短時間で血流が促進され、新陳代謝が活発に行われるため、サウナ室に閉じ込められたような気持ちで長時間居る必用もなく、上述のよう効果を得られて肉体的、精神的に非常に楽である。
尚、上記のサウナ室1を使用する人は、併せて自分の胴の周りに胴に巻けるように形成した面状発熱体を巻き、この面状発熱体に通電して発熱・遠赤外線を発生させることにより上記したサウナ室の効果と相まって更なる血流促進効果を得ることができる。
本発明に係る血流促進用サウナ室の一部を切り開いた説明図である。
符号の説明
1 血流促進用サウナ室
1a サウナ室本体
2a 密閉ドア
2 出入り口
7 背もたれ付き椅子
8a 背もたれ面
10a 座面
12 制御装置
13a、13b シート状発熱ヒーター
16、17 液体貯溜槽
18 面状発熱体

Claims (1)

  1. 出入口に開閉可能なる密閉ドアを備えた中空なる一人用のサウナ室本体に、新鮮な空気をサウナ室本体内に供給できかつサウナ室本体内の汚れた空気を室外に排気できる送・排気手段を設けると共に、サウナ室本体内を所望の温度にする保温手段を設け、さらに、サウナ室本体内にヒーターによって液体を加熱して所望温度に保温できるようにした複数の液体貯溜槽を備えた背もたれ付き椅子を設け、上記送・排気手段、保温手段及び液体貯溜槽内の液体温度を制御できる制御装置を設け、さらに、上記背もたれ付き椅子の座面並びに背もたれ面に耐熱性フィルムで被覆したシート状発熱ヒーターを設けた血流促進用のサウナ室であって、上記のサウナ室本体の内面の所望個所に通電により発熱する面状発熱体を設けたことを特徴とする血流促進用サウナ室。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61103444A (ja) * 1984-10-25 1986-05-21 松下電工株式会社 サウナ風呂
JPH11332949A (ja) * 1998-05-28 1999-12-07 Sakae Hirose 血流促進用サウナ室
JP2006141856A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Reihi Tei 温熱治療用サウナ装置

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