JP2005312755A - 横臥式遠赤外線サウナ風呂 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明に係る横臥式遠赤外線サウナ風呂は、内面にヒータ(2a〜2e)付き遠赤外線放射体(3a〜3e)を備えた中空かまぼこ型のカバー体(A1,A2)と、前記ヒータに電気的に接続され、そのヒータの発熱時間及び発熱温度を制御するコントローラ(B)と、電源を供給されて、7.8Hzを基準とする共振周波数で発振するシューマン波発生器(13)とからなっている。
【選択図】 図1
Description
このような横臥式遠赤外線サウナ風呂が市場に供給され始めた当時は、遠赤外線により全身が人体の負荷が掛からない状態で効率的に加熱されて、血行、発汗、新陳代謝が促進されるので、美容と健康に有効である程度のことしか知られていなかった。
1.遠赤外線を物質に放射すると、とくに波長が8〜14μの遠赤外線はマイナス電子を物質に与え、その物質のエネルギーレベルを高める。人間の波長は体温36〜37℃において約9.6μであるので、8〜14μの遠赤外線を照射されると人体が刺激され、エネルギーが励起される。すなわち、8〜14μの遠赤外線は皮膚下40〜50mmまで到達して、人間の細胞を共振させて、深い内部から体を加温する。
従って、体の深部で熱を発生させ、つまり、身体の芯から温め、毛細血管の拡張、血液循環の促進、新陳代謝の活発化、体液障害の一掃、組織再生力の強化、成長の促進などに著しい効果がある。
体の深部からの加温、毛細血管の拡張、血液循環の促進、新陳代謝の活発化により、発汗が促進され、人体に蓄積しているヒ素、鉛、カドミウム、アルミニウム、水銀などの有害ミネラルの排泄量が著しく増加する。
2.人体に良く作用する8〜14μの遠赤外線は、特定のセラミックスや特殊樹脂などを低温で加熱する特殊の遠赤外線放射体から得られる。
3.遠赤外線を水に放射すると、水が大幅に改善される。
水分子(H2 O)は単独では存在せず、ブドウの房のように連結して存在している。これを水のクラスター(房)と呼び、通常、水は12〜30個が房になり、多いものでは50〜60個、さらには200〜300個の場合もある。大きい房は人体の細胞に入れないだけでなく、房の中には排気ガスであるCO(一酸化炭素ガス),CO2 (二酸化炭素ガス),ClO(カルキ),Cl2 (塩素ガス)等の有害物を取り込んでいる。これに遠赤外線を与えると、水のクラスターの結合が切断され、クラスターが小さくなって抱え込んでいた有害物が発散される。これにより、水質が大幅に改良される。血液やリンパ液などの体液についても同じ現象が確認されている。
4.遠赤外線によりクラスターの小さくなった水(体液)は、細胞を活性化する。
遠赤外線を照射された水(体液)は、クラスターが小さくなり、細胞への浸透性が大きくなるので、各種イオンの交換が容易になり、細胞がイキイキと活性化してくる。8〜14μの遠赤外線は、全身の脂質の過酸化を抑えることができるので、血流改善や老化の防止にも役立つ。
5.遠赤外線は水を直接アルカリ化する。
遠赤外線がもつマイナス電子は水分子に作用し、下記の化学式で表されるように変化して、アルカリ化する。
2H2 O+e- →2OH+2H+ →2OH+H2
この原理により、遠赤外線を照射された水はアルカリ化する。このことは、人体内の体液全体にもいえることであり、活性酸素の還元や脂肪酸の酸化防止に大いに役立つことを意味する。
人類発生以来、この共振周波数は7.83Hzが基準であり、人間はこのシューマン波により生命の活動を与えられてきた。すなわち、シューマン波は生命の発生と進化に大きな役割を果たしてきたと言われている。人類発生以来、変わらず人間に注がれてきた自然波動である7.83Hzを基準とするシューマン波の場を作り、人に与えると、次のような良い効果があることが認められている。
(1)人体への有害電磁波を中和する。
(2)リラクゼーション効果がある。
(3)熟睡することができる。
(4)長時間仕事をしても疲労感が少ない。
(5)意識の集中力が高まる。
(6)記憶力が高まる。
(7)脳のα波状態(深いリラックス、瞑想状態)が生じやすくなる。
(8)可聴音域が拡大する。
(1)人間の心身のあらゆる能力(脳力)は、目標を持って努力することにより向上することが分かっている。目標と努力が脳と心と体を鍛え、高いレベルに生長させる。この時、脳はβ波に支配されている。しかし、常に努力ばかりしていると、心も体も疲労するので、努力するにも拘らず、よい結果が出ない(努力逆転の法則の一つ)。
(2)人間が完全にリラックスすると、脳はα波状態になることは常識になっている。α波は心身の緊張を緩め、正気エネルギーを心身に充電して生命力を高めるとともに、自律神経系とホルモン系を正して、人間の生命活動全体を活性化させる。起きている状態でθ波が出ると、顕在意識と潜在意識の境界が殆どなくなり、アラヤ識(潜在意識)への目標刻印が簡単になる。また、すぐに熟睡に入れるようになる。
長時間の緊張の持続や過度な心身の疲労、周囲の状況などによって、人はなかなかα波の状態に入れないのが現実である。7.83Hzのシューマン波はα波と近い波動であるので、シューマン波を発振すると共振により脳は自然にα波に誘導される。
この図を見ると、不思議なことに各脳波はシューマン波の谷の部分に当たること、7.83Hzの波動を脳に与えると、α波とθ波が出やすくなることが分かる。
(a)1970年位から地球上の人工電磁波が急増していること。
例えば、1955年代に比べると、地上の電磁波の量は数十万倍になっている。
(b)大気汚染により大気中の様々な物質が浮遊するようになり、大気と電離層との間のキャパシタンスが大きく変化したこと。
(c)フォトンベルト(巨大な超強力電磁波の固まり)の接近。
フォトンベルトはスバル星座からスタートして2万年かけて銀河系宇宙を一周している。ここ数年で少しずつその影響を受け始めてきた。とくに1980年より太陽系はフォトンベルトに出入りし始めている。影響を例示すると、(ア)異常な暑さで老人4万人死亡、(イ)スーパーカミオカンデの破壊、(ウ)太陽系の大黒点の活動、(エ)エルニーニョの発生。
上記構成により、コントローラを操作して発熱体から発熱させると、カバー体の中空部の中央に向けて輻射熱が放射されるとともに、遠赤外線放射体の温度が上昇するに連れて遠赤外線放射体から遠赤外線が放射される。また、サウナ風呂の至近位置に置いたシューマン波発生器に電源を供給して作動させると、サウナ風呂の周囲の半径2mの半球状領域の中に7.8Hzを基準とするシューマン波の場が作られる。従って、サウナの中に寝た状態でシューマン波を受けながら、遠赤外線を受けることができる。
上記構成により、第1制御手段のみを操作して遠赤外線を受けること、第2制御手段のみを操作してシューマン波を受けること、第1制御手段と第2制御手段の双方を操作して、シューマン波及び遠赤外線を受けること、のいずれかを選択することができる。
図1は本発明の一実施の形態を示す断面図、図2はコントローラの一例の要部を示す平面図、図3は使用状態を示す斜視図である。
12aは下部カバー体A1のヒータ2a〜2cの発熱温度を調整するための下部温度調節摘みであり、12bは上部カバー体A2のヒータ2d,2eの発熱温度を調整するための下部温度調節摘みである。これらの温度調節摘み12a,12bを操作することにより、ボックス8に収容されている温度制御回路(図示省略)の抵抗値が変更されるようになっている。
上記タイマの時間設定用ボタン8及び温度調節摘み12a,12bが第1制御手段に相当する。
上記ON・OFFスイッチ14が第2制御手段に相当する。
サウナ風呂Aを使用するときは、マットCを図1及び図2に示すように床又はテーブルの上に敷き、そのマットCの上に汗吸収用バスタオル18を敷いた後、サウナ風呂Aを一部重ね合わせて置き、コントローラBのタイマー8、温度調整摘み12a,12bを操作して、サウナ風呂A内を最高温度で予熱する。部屋の温度や季節により異なるが、通電後3〜10分、冬季ならば12〜15分位の予熱時間でよい。カーテン6の中に手を入れて見て寒くないならば入浴できる。サウナ風呂A内温度が上昇するに連れて各遠赤外線放射体3a〜3eが励起されて遠赤外線の放射が促進される。この状態のサウナ風呂A中に裸で入って寝て、首だけをカーテン6の切欠6aから出して頭を枕19に載せ、コントローラBのタイマー8、温度調整摘み12a,12bを再び望みに応じて操作して、各ヒータの発熱及び遠赤外線放射体からの遠赤外線の放射を設定した時間継続させる。
1.心に対する効果
深いリラックス状態に非常に早く入ることができる。
(1)自律訓練法や各種催眠法、心理療法によって一定以上のくつろぎ状態に入ると、腹部、手足に温感が出ると同時に頭部、特に額に涼感が出ることは知られている。遠赤外線(8〜14μ)は人体の波長(9.6μ)と同じであるから、横臥式遠赤外線サウナ風呂は頭部を暖めず、首から下を温めるので、非常に早く深いくつろぎ状態に入ることができる。
(2)シューマン波発生器12から発振されるシューマン波は7.83Hzの自然波動であるため、脳のα波が早く誘起されるので、シューマン波を浴びるサウナ風呂使用者は遠赤外線との相乗効果として、より早く、より深いくつろぎの状態に入ることができる。従って、サウナ風呂使用者は、シューマン波を浴びることにより、心身に蓄積していた電磁波ストレスが軽減又は解消されるため、電磁波による心のいらいら感、不安感、怒り、緊張感などのマイナス感情が治癒され、このような感情の放置により生じる自律神経系やホルモン系の乱れによる慢性病気の発病が予防される。
健康増進力が非常に増大される。
(1)遠赤外線照射による発汗
遠赤外線を人体に照射すると、遠赤外線の人体に深く達する作用と熱反応を起こす作用により、汗腺から出る汗と一緒に皮脂腺から溶融した皮脂(融点29〜30℃)の一部が滲み出てくる。汗腺から排泄される物質と、毛のうに開口している皮脂線から滲み出る皮脂物質には細胞に蓄積されていた重金属を含む多くの有害ミネラルが含まれている。このような遠赤外線照射による発汗は、シューマン波重畳による深い心のリラクゼーション効果によりさらに促進される。健康障害の大きな原因である有害ミネラルの排泄による健康増進効果が大きいことは明らかである。
上記のように遠赤外線とシューマン波の重畳による発汗促進効果の結果、本発明による横臥式遠赤外線サウナ風呂は、入浴開始時から発汗開始までに要する時間(発汗所要時間)が、遠赤外線照射しか行わない従来の横臥式遠赤外線サウナ風呂による発汗所要時間よりも大幅に短縮される効果がある。
(1)脳は心の働きを整理し、体の働きを総合的にコントロールしている。心身の緊張、疲労のすべてが脳に集約されるので、一日一回は心身を十分にリラックスさせないと、脳の働きは何分の一にも減ってしまう。脳が十分に働けない状態が続くと、業務、成績、経営に良い結果が出せなくなる。ビジネスマン、学生、主婦、スポーツマン、武道家のいずれも同じである。従来の横臥式遠赤外線サウナ風呂では、その姿勢効果と毛細血管の拡張効果及び血流循環効果によるリラクゼーション効果は多少得られたが、まだ十分とはいえなかった。しかし、本発明によれば、自然波動であるシューマン波の印加によりα波状態において遠赤外線照射を受けるため、十分深くリラックスするので、緊張緩和及び疲労発散の作用により瞑想状態に入って脳がよく休み、その後は良く働ける状態になる。
(2)心身が健康で、脳に疲れが溜まらず、常にフル回転できる状態であるならば、仕事や勉強によい成果が出ることはいうまでもない。能率が上がり、仕事や勉強が楽しくなる。
A1 下部カバー体
A2 上部カバー体
2a〜2e ヒータ
3a〜3e 面状遠赤外線放射体
B コントローラ
7 ボックス
8,12a,12b 第1制御手段
8 タイマ設定ボタン
12a,12b 温度調整摘み
13 シューマン波発生器
14 第2制御手段(ON・OFFスイッチ)
Claims (3)
- 内面に発熱体と遠赤外線放射体を備えた中空かまぼこ型のカバー体と、前記発熱体に電源を供給し、その発熱体の発熱時間及び発熱温度を制御するコントローラと、電源を供給されて、7.8Hzを基準とする共振周波数で発振するシューマン波発生器とからなる横臥式遠赤外線サウナ風呂。
- コントローラは床面に静置できるボックスを有し、そのボックスに発熱体の電源のON・OFF、発熱時間及び発熱温度を制御する第1制御手段と、シューマン波発生器の発振回路のON・OFFを制御する第2制御手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の横臥式遠赤外線サウナ風呂。
- シューマン波発生器はコントローラのボックス内に収納され、半径2mの半球の領域内にシューマン波を放射するものであることを特徴とする請求項2の横臥式遠赤外線サウナ風呂。
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