JP2005312755A - 横臥式遠赤外線サウナ風呂 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遠赤外線とシューマン波の相乗効果を享受することができるようにした横臥式遠赤外線サウナ風呂を提供する。
【解決手段】 本発明に係る横臥式遠赤外線サウナ風呂は、内面にヒータ(2a〜2e)付き遠赤外線放射体(3a〜3e)を備えた中空かまぼこ型のカバー体(A1,A2)と、前記ヒータに電気的に接続され、そのヒータの発熱時間及び発熱温度を制御するコントローラ(B)と、電源を供給されて、7.8Hzを基準とする共振周波数で発振するシューマン波発生器(13)とからなっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、改良された横臥式遠赤外線サウナ風呂に関する。
横臥式遠赤外線サウナ風呂は、特許文献1に初めて開示された。
特開昭58−116365号公報
上記横臥式遠赤外線サウナ風呂は、内面に発熱体と遠赤外線放射体を設けた中空かまぼこ型の後部カバー体と前部カバー体とを前後方向に伸縮可能に重ね合わせて構成され、中に寝た状態で入り、首だけを前部カバー体から外に出して発熱体からの輻射熱により全身を加熱し、遠赤外線放射体から放射される遠赤外線を照射するようにしたものである。
このような横臥式遠赤外線サウナ風呂が市場に供給され始めた当時は、遠赤外線により全身が人体の負荷が掛からない状態で効率的に加熱されて、血行、発汗、新陳代謝が促進されるので、美容と健康に有効である程度のことしか知られていなかった。
その後の遠赤外線の研究と遠赤外線の人体への作用効果についての研究により、次のような様々な事実と利点があることが明らかにされた。
1.遠赤外線を物質に放射すると、とくに波長が8〜14μの遠赤外線はマイナス電子を物質に与え、その物質のエネルギーレベルを高める。人間の波長は体温36〜37℃において約9.6μであるので、8〜14μの遠赤外線を照射されると人体が刺激され、エネルギーが励起される。すなわち、8〜14μの遠赤外線は皮膚下40〜50mmまで到達して、人間の細胞を共振させて、深い内部から体を加温する。
従って、体の深部で熱を発生させ、つまり、身体の芯から温め、毛細血管の拡張、血液循環の促進、新陳代謝の活発化、体液障害の一掃、組織再生力の強化、成長の促進などに著しい効果がある。
体の深部からの加温、毛細血管の拡張、血液循環の促進、新陳代謝の活発化により、発汗が促進され、人体に蓄積しているヒ素、鉛、カドミウム、アルミニウム、水銀などの有害ミネラルの排泄量が著しく増加する。
2.人体に良く作用する8〜14μの遠赤外線は、特定のセラミックスや特殊樹脂などを低温で加熱する特殊の遠赤外線放射体から得られる。
3.遠赤外線を水に放射すると、水が大幅に改善される。
水分子(H2 O)は単独では存在せず、ブドウの房のように連結して存在している。これを水のクラスター(房)と呼び、通常、水は12〜30個が房になり、多いものでは50〜60個、さらには200〜300個の場合もある。大きい房は人体の細胞に入れないだけでなく、房の中には排気ガスであるCO(一酸化炭素ガス),CO2 (二酸化炭素ガス),ClO(カルキ),Cl2 (塩素ガス)等の有害物を取り込んでいる。これに遠赤外線を与えると、水のクラスターの結合が切断され、クラスターが小さくなって抱え込んでいた有害物が発散される。これにより、水質が大幅に改良される。血液やリンパ液などの体液についても同じ現象が確認されている。
4.遠赤外線によりクラスターの小さくなった水(体液)は、細胞を活性化する。
遠赤外線を照射された水(体液)は、クラスターが小さくなり、細胞への浸透性が大きくなるので、各種イオンの交換が容易になり、細胞がイキイキと活性化してくる。8〜14μの遠赤外線は、全身の脂質の過酸化を抑えることができるので、血流改善や老化の防止にも役立つ。
5.遠赤外線は水を直接アルカリ化する。
遠赤外線がもつマイナス電子は水分子に作用し、下記の化学式で表されるように変化して、アルカリ化する。
2H2 O+e- →2OH+2H+ →2OH+H2
この原理により、遠赤外線を照射された水はアルカリ化する。このことは、人体内の体液全体にもいえることであり、活性酸素の還元や脂肪酸の酸化防止に大いに役立つことを意味する。
一方、原因不明の倦怠感や慢性疲労などの健康障害の原因としてストレスが指摘され、そのストレスの中でも生活空間を取り囲む広範囲の周波数の電磁波によるストレスが注目されている。電磁波ストレスは、白血病、癌、脳腫瘍などの発生率増大の原因の一つにもなっているとの研究報告もある。
ドイツの物理学者W.O.シューマン博士は、1954年に地球大地と電離層の間に7.83Hzの共振周波数が継続的に存在していることを発見した。この共振周波数は地球の呼吸現象とも呼ばれ、発見者の名を冠して「シューマン共鳴波」又は「シューマン波」と命名されている。
人類発生以来、この共振周波数は7.83Hzが基準であり、人間はこのシューマン波により生命の活動を与えられてきた。すなわち、シューマン波は生命の発生と進化に大きな役割を果たしてきたと言われている。人類発生以来、変わらず人間に注がれてきた自然波動である7.83Hzを基準とするシューマン波の場を作り、人に与えると、次のような良い効果があることが認められている。
(1)人体への有害電磁波を中和する。
(2)リラクゼーション効果がある。
(3)熟睡することができる。
(4)長時間仕事をしても疲労感が少ない。
(5)意識の集中力が高まる。
(6)記憶力が高まる。
(7)脳のα波状態(深いリラックス、瞑想状態)が生じやすくなる。
(8)可聴音域が拡大する。
脳のα波と健康との関係に関しては、次のことが知られている。
(1)人間の心身のあらゆる能力(脳力)は、目標を持って努力することにより向上することが分かっている。目標と努力が脳と心と体を鍛え、高いレベルに生長させる。この時、脳はβ波に支配されている。しかし、常に努力ばかりしていると、心も体も疲労するので、努力するにも拘らず、よい結果が出ない(努力逆転の法則の一つ)。
(2)人間が完全にリラックスすると、脳はα波状態になることは常識になっている。α波は心身の緊張を緩め、正気エネルギーを心身に充電して生命力を高めるとともに、自律神経系とホルモン系を正して、人間の生命活動全体を活性化させる。起きている状態でθ波が出ると、顕在意識と潜在意識の境界が殆どなくなり、アラヤ識(潜在意識)への目標刻印が簡単になる。また、すぐに熟睡に入れるようになる。
長時間の緊張の持続や過度な心身の疲労、周囲の状況などによって、人はなかなかα波の状態に入れないのが現実である。7.83Hzのシューマン波はα波と近い波動であるので、シューマン波を発振すると共振により脳は自然にα波に誘導される。
図4は、シューマン波と脳波の周波数の比較図である。
この図を見ると、不思議なことに各脳波はシューマン波の谷の部分に当たること、7.83Hzの波動を脳に与えると、α波とθ波が出やすくなることが分かる。
人間は、その時々の精神状態によって、周波数の異なる4種類の脳波、すなわち、低い方から順にδ波、θ波、α波、β波を出しており、イライラしたり、押し付けられた仕事をしたり、疲れ過ぎたり、焦ったり、緊張している時や、仕事に追われテキパキと働いている時には、β波に支配されている。脳のβ支配が続くと、脳の神経回路がショートした状態となり、集中力、記憶力、理解力、創造力、心の柔軟性(人との調和)を始めとする諸能力が低下し、ストレス感が強くなって、仕事の能率は下がり、学習効果も上がらなくなってしまう。α波は心身が深いリラックス状態にある時出る脳波で、α支配下の脳は、勘や閃きがよく働き、思いがけないアイデアや問題の答えを送り出してくれる。
脳波の4種類と周波数と心身状態との関係を示すと、表1に示す通りである。
Figure 2005312755
他方、100Hz以下の可聴音から10Hz前後の超低周波音までの低周波音は、各種の物体を振動させる物的現象により人に心理的又は生理的身体症状、例えば、良く眠れない、気分がいらいらする、頭痛や耳鳴りがする、吐き気がするなどの症状を引き起こすことが報告されている。
1970年代から、シューマン波の7.8Hzの共振周波数に大きな狂いが生じ、基準値が2003年現在、16〜20Hzへと急激に変化してしまったこと、また、非常に不安定になっていることが確認されている。その原因はいろいろ考えられているが、代表的なものには、次のようなものがあげられている。
(a)1970年位から地球上の人工電磁波が急増していること。
例えば、1955年代に比べると、地上の電磁波の量は数十万倍になっている。
(b)大気汚染により大気中の様々な物質が浮遊するようになり、大気と電離層との間のキャパシタンスが大きく変化したこと。
(c)フォトンベルト(巨大な超強力電磁波の固まり)の接近。
フォトンベルトはスバル星座からスタートして2万年かけて銀河系宇宙を一周している。ここ数年で少しずつその影響を受け始めてきた。とくに1980年より太陽系はフォトンベルトに出入りし始めている。影響を例示すると、(ア)異常な暑さで老人4万人死亡、(イ)スーパーカミオカンデの破壊、(ウ)太陽系の大黒点の活動、(エ)エルニーニョの発生。
上記シューマン波の減少及び有害電磁波による健康障害発生率の増大に着眼して、健康器具としてシューマン波発生器が市場に提供されてきた。しかし、既知のシューマン波発生器は、単独で部屋の床やカウンター等に置いて使用されているが、シューマン波の放射領域は、半径2m程度の半球内であり、また、使用者は椅子に着座し、又は床に座り、あるいは寝そべった姿勢など、血流に負荷がかかる姿勢で使用する。従って、従来のシューマン波発生器を単独で用いても、十分なリラックス効果は発揮されず、また、有害ミネラルの排泄効果は得られないので、健康増進効果にも限界があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、上記横臥式遠赤外線サウナ風呂にシューマン波発生器を併用することにより、それぞれ単独使用の利点を相互に増幅し合い、遠赤外線とシューマン波の相乗効果を享受することができるようにした横臥式遠赤外線サウナ風呂を提供することにある。
本発明に係る横臥式遠赤外線サウナ風呂は、内面に発熱体と遠赤外線放射体を備えた中空かまぼこ型のカバー体と、前記発熱体に電気的に接続され、その発熱体の発熱時間及び発熱温度を制御するコントローラと、電源を供給されて、7.8Hzを基準とする共振周波数で発振するシューマン波発生器とからなっていることを特徴としている。
上記構成により、コントローラを操作して発熱体から発熱させると、カバー体の中空部の中央に向けて輻射熱が放射されるとともに、遠赤外線放射体の温度が上昇するに連れて遠赤外線放射体から遠赤外線が放射される。また、サウナ風呂の至近位置に置いたシューマン波発生器に電源を供給して作動させると、サウナ風呂の周囲の半径2mの半球状領域の中に7.8Hzを基準とするシューマン波の場が作られる。従って、サウナの中に寝た状態でシューマン波を受けながら、遠赤外線を受けることができる。
コントローラは床面に静置できるボックスを有し、そのボックスに発熱体への通電時間及び単位時間当たりの通電量、すなわち、発熱温度を制御する第1制御手段と、シューマン波発生器の発振回路のON・OFFを制御する第2制御手段とを有することを特徴としている。
上記構成により、第1制御手段のみを操作して遠赤外線を受けること、第2制御手段のみを操作してシューマン波を受けること、第1制御手段と第2制御手段の双方を操作して、シューマン波及び遠赤外線を受けること、のいずれかを選択することができる。
シューマン波発生器は、コントローラに内蔵されている。コントローラに内蔵した場合はボックスとシューマン波発生器の各別の取扱いが不要である。また、コントローラをサウナ風呂に接続せずに、どこでもシューマン波を発生させることにのみ用いることができる。
本発明によれば、深いリラックス状態に非常に早く入ることができ、シューマン波を浴びるサウナ風呂使用者は遠赤外線との相乗効果として、より早く、より深いくつろぎの状態に入ることができ、従って、シューマン波を浴びることにより心身に蓄積していた電磁波ストレスが軽減又は解消されるため、電磁波による心のいらいら感、不安感、怒り、緊張感などのマイナス感情が治癒され、このような感情の放置により生じる自律神経系やホルモン系の乱れによる慢性病気の発病が予防される。また、遠赤外線とシューマン波の重畳による発汗促進効果の結果、入浴開始時から発汗開始までに要する時間が、遠赤外線照射しか行わない従来の横臥式遠赤外線サウナ風呂による発汗所要時間よりも大幅に短縮される効果がある。
次に、本発明の好ましい実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施の形態を示す断面図、図2はコントローラの一例の要部を示す平面図、図3は使用状態を示す斜視図である。
図において、Aは横臥式遠赤外線サウナ風呂(以下、単にサウナ風呂という。)であり、中空かまぼこ型の下部カバー体A1と、同じく中空かまぼこ型の上部カバー体A2とを有する。下部カバー体A1は、後端部が底蓋1により閉塞されていて、その底蓋1の内面に発熱体である足底加温用ヒータ2aが取付けられ、下部カバー体A1の内面にも湾曲面に沿って下腿部加温用ヒータ2b及び上腿部加温用ヒータ2cが下部カバー体A1の中空部中央に向けて赤外線を放射するように配置されている。これらヒータ2a〜2cに電気的に接続されたコンセント4aが好ましくは底蓋1に取付けられている。さらに、下部カバー体A1の各ヒータの内面には、湾曲面に沿って延在する既知の面状遠赤外線放射体3a〜3cが下部カバー体A1の中空部中央に向けて遠赤外線を放射するように配置されている。
上部カバー体A2は、前後方向に開口されたトンネル状に形成され、後端部の内周面には弾性気密部材5が設けられ、また、前部開口の内面に可撓性を有するカーテン6が面ファスナーにより着脱自在に取付けられている。カーテン6の下部中央に、このサウナ風呂の中に横臥する人が首だけを外に出すための切欠6aが形成されている。上部カバー体A2の内面にもヒータ2b,2cと同様の腰部加温用ヒータ2d及び胸部加温用ヒータ2eが下部カバー体A1の中空部中央に向けて赤外線を放射するように配置され、さらに、各ヒータ2d,2eの内面には、面状遠赤外線放射体3a〜3cと同様の面状遠赤外線放射体3d,3eが下部カバー体A1の中空部中央に向けて遠赤外線を放射するように配置されている。ヒータ2d,3eに電気的に接続されたコンセント4bが上部カバー体A2の側面に取付けられている。
上部カバー体A2は、下部カバー体A1の半径よりもよりも若干大きな半径の円弧に沿って形成されているため、上部カバー体A2の後部を下部カバー体A1の外側に重ね合わせると、弾性気密部材5が下部カバー体A1の外周面に密着し、上部カバー体A2を前後方向に摺動して、サウナ風呂Aの長さを任意に伸縮して、サウナ風呂使用者の身長に適合する長さとすることができる。
図において、Bはコントローラであり、床面に安定して置くことができるボックス7の中に、ヒータ2a〜2eの発熱時間を制御するためのタイマ回路(図示省略)が設けられ、そのボックスの上面にタイマの時間設定用ボタン8が設けられている。このボタンを1回押す度に例えば10分刻みに加熱時間を増すことができ、設定された時間は表示部9に表示される。ボックス7にはヒータに電源を印加するための電源スイッチ10が設けられている。電源スイッチをONすると、電源表示ランプ11が点灯するようにしてある。
12aは下部カバー体A1のヒータ2a〜2cの発熱温度を調整するための下部温度調節摘みであり、12bは上部カバー体A2のヒータ2d,2eの発熱温度を調整するための下部温度調節摘みである。これらの温度調節摘み12a,12bを操作することにより、ボックス8に収容されている温度制御回路(図示省略)の抵抗値が変更されるようになっている。
上記タイマの時間設定用ボタン8及び温度調節摘み12a,12bが第1制御手段に相当する。
ボックス7の中には、前記タイマ回路及び温度制御回路のほかに、シューマン波発生器13が設けられている。このシューマン波発生器13は、7.8Hzを基準とするシューマン波(超低周波)を発生する発振回路で構成されており、ボックス7の一例として正面に設けられたON・OFFスイッチ14を操作してONすると、シューマン波発生器13を中心とする半径2m程度の半球の領域にシューマン波を放射するものである。15は発振回路が発振していることを表示する表示ランプである。16はシューマン波検出端子である。従って、チェッカーで発振の確認ができる。
上記ON・OFFスイッチ14が第2制御手段に相当する。
ボックス7からは、電源に接続される電源コード17aと、下部カバー体A1のコンセント4a又は上部カバー体A2のコンセント4bに接続されるコード17b,17cが延びている。コントローラBは、電源コード17aを電源に接続すれば、コード17b,17cをサウナ風呂に接続せずに、シューマン波発生器13のON・OFFスイッチ14をONすることにより、どこでもシューマン波を発生させて体に受けることができる。
図においてCは床面又はテーブル面に敷かれるマットであり、赤外線及び遠赤外線を反射し、クッション性と非通水性を有する。
サウナ風呂Aを使用するときは、マットCを図1及び図2に示すように床又はテーブルの上に敷き、そのマットCの上に汗吸収用バスタオル18を敷いた後、サウナ風呂Aを一部重ね合わせて置き、コントローラBのタイマー8、温度調整摘み12a,12bを操作して、サウナ風呂A内を最高温度で予熱する。部屋の温度や季節により異なるが、通電後3〜10分、冬季ならば12〜15分位の予熱時間でよい。カーテン6の中に手を入れて見て寒くないならば入浴できる。サウナ風呂A内温度が上昇するに連れて各遠赤外線放射体3a〜3eが励起されて遠赤外線の放射が促進される。この状態のサウナ風呂A中に裸で入って寝て、首だけをカーテン6の切欠6aから出して頭を枕19に載せ、コントローラBのタイマー8、温度調整摘み12a,12bを再び望みに応じて操作して、各ヒータの発熱及び遠赤外線放射体からの遠赤外線の放射を設定した時間継続させる。
使用者の希望により、サウナ風呂A内に横臥した時に、ON・OFFスイッチ14をON操作してシューマン波発生器13を稼働させると、コントローラB内のシューマン波発生器から半径2m以内の半球体の領域においてシューマン波の場が生成される。
続いて、上記横臥式遠赤外線サウナ風呂の使用者が受ける遠赤外線とシューマン波との相乗効果について説明する。人に対する遠赤外線とシューマン波の相乗効果は、心に対する効果、体に対する効果、そして、脳に対する効果とに分けることができる。以下に項を別けて説明する。
1.心に対する効果
深いリラックス状態に非常に早く入ることができる。
(1)自律訓練法や各種催眠法、心理療法によって一定以上のくつろぎ状態に入ると、腹部、手足に温感が出ると同時に頭部、特に額に涼感が出ることは知られている。遠赤外線(8〜14μ)は人体の波長(9.6μ)と同じであるから、横臥式遠赤外線サウナ風呂は頭部を暖めず、首から下を温めるので、非常に早く深いくつろぎ状態に入ることができる。
(2)シューマン波発生器12から発振されるシューマン波は7.83Hzの自然波動であるため、脳のα波が早く誘起されるので、シューマン波を浴びるサウナ風呂使用者は遠赤外線との相乗効果として、より早く、より深いくつろぎの状態に入ることができる。従って、サウナ風呂使用者は、シューマン波を浴びることにより、心身に蓄積していた電磁波ストレスが軽減又は解消されるため、電磁波による心のいらいら感、不安感、怒り、緊張感などのマイナス感情が治癒され、このような感情の放置により生じる自律神経系やホルモン系の乱れによる慢性病気の発病が予防される。
2.体に対する効果
健康増進力が非常に増大される。
(1)遠赤外線照射による発汗
遠赤外線を人体に照射すると、遠赤外線の人体に深く達する作用と熱反応を起こす作用により、汗腺から出る汗と一緒に皮脂腺から溶融した皮脂(融点29〜30℃)の一部が滲み出てくる。汗腺から排泄される物質と、毛のうに開口している皮脂線から滲み出る皮脂物質には細胞に蓄積されていた重金属を含む多くの有害ミネラルが含まれている。このような遠赤外線照射による発汗は、シューマン波重畳による深い心のリラクゼーション効果によりさらに促進される。健康障害の大きな原因である有害ミネラルの排泄による健康増進効果が大きいことは明らかである。
上記のように遠赤外線とシューマン波の重畳による発汗促進効果の結果、本発明による横臥式遠赤外線サウナ風呂は、入浴開始時から発汗開始までに要する時間(発汗所要時間)が、遠赤外線照射しか行わない従来の横臥式遠赤外線サウナ風呂による発汗所要時間よりも大幅に短縮される効果がある。
86人の被験者に、サウナ風呂を10分間予熱した後、内部温度がそれぞれ40,50,60,70℃の横臥式遠赤外線サウナ風呂に入浴してもらい、遠赤外線放射のみの場合(a)と、遠赤外線放射とシューマン波照射を併用した場合(b)の、発汗開始までの平均時間(平均発汗所要時間)を測定した。その結果は、表2に示した通りである。表2には、86人の被験者の男女構成及び年齢構成も示されている。T1は内部温度(℃)、T2は平均発汗所要時間(分)である。
Figure 2005312755
上記のように、シューマン波を受けながら遠赤外線の放射を受けると、遠赤外線の放射のみを受ける場合に比し、発汗所要時間が明らかに短縮される効果があることが明らかである。すなわち、7.83Hzのシューマン波が心と脳の健康増進にとても良いことが確認される。発汗所要時間の短縮により、従来と同じ入浴時間でより多くの有害ミネラル排泄効果を受けることができ、また、従来と同量の発汗(有害物排泄)効果をより短時間の入浴で得ることができる。仕事が忙しくて長い入浴時間の確保が困難な人には、健康増進器具として大変便利である。
(2)遠赤外線にシューマン波が加わると、深い心のリラックスが得られるので、自律神経(交感、副交感)、ホルモン系が正常に戻り易くなるとともに、全身の臓器、筋肉が深い休養状態となる。全身の緊張が取れ、体が暖かくなれば、血行が良くなり、疲労が回復し、健康増進力(生命力、免疫力、自然治癒力)が大きくなって、あらゆる病気に打ち勝つ力となる。
3.脳に対する効果
(1)脳は心の働きを整理し、体の働きを総合的にコントロールしている。心身の緊張、疲労のすべてが脳に集約されるので、一日一回は心身を十分にリラックスさせないと、脳の働きは何分の一にも減ってしまう。脳が十分に働けない状態が続くと、業務、成績、経営に良い結果が出せなくなる。ビジネスマン、学生、主婦、スポーツマン、武道家のいずれも同じである。従来の横臥式遠赤外線サウナ風呂では、その姿勢効果と毛細血管の拡張効果及び血流循環効果によるリラクゼーション効果は多少得られたが、まだ十分とはいえなかった。しかし、本発明によれば、自然波動であるシューマン波の印加によりα波状態において遠赤外線照射を受けるため、十分深くリラックスするので、緊張緩和及び疲労発散の作用により瞑想状態に入って脳がよく休み、その後は良く働ける状態になる。
(2)心身が健康で、脳に疲れが溜まらず、常にフル回転できる状態であるならば、仕事や勉強によい成果が出ることはいうまでもない。能率が上がり、仕事や勉強が楽しくなる。
上記の実施例では、サウナ風呂が下部カバー体と上部カバー体との二分割構成とされたが、本発明の要部は、横臥式サウナ風呂において遠赤外線とシューマン波の併用にあるから、サウナ風呂自体の構成は、とくに制限されるものではない。例えば、単一のカバー体であってもよく、開閉構造も任意である。
本発明の一実施例の縦断面図。 コントローラの一例の平面図。 使用状態の斜視図。 シューマン波と脳波の周波数の比較図。
符号の説明
A 横臥式遠赤外線サウナ風呂
A1 下部カバー体
A2 上部カバー体
2a〜2e ヒータ
3a〜3e 面状遠赤外線放射体
B コントローラ
7 ボックス
8,12a,12b 第1制御手段
8 タイマ設定ボタン
12a,12b 温度調整摘み
13 シューマン波発生器
14 第2制御手段(ON・OFFスイッチ)

Claims (3)

  1. 内面に発熱体と遠赤外線放射体を備えた中空かまぼこ型のカバー体と、前記発熱体に電源を供給し、その発熱体の発熱時間及び発熱温度を制御するコントローラと、電源を供給されて、7.8Hzを基準とする共振周波数で発振するシューマン波発生器とからなる横臥式遠赤外線サウナ風呂。
  2. コントローラは床面に静置できるボックスを有し、そのボックスに発熱体の電源のON・OFF、発熱時間及び発熱温度を制御する第1制御手段と、シューマン波発生器の発振回路のON・OFFを制御する第2制御手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の横臥式遠赤外線サウナ風呂。
  3. シューマン波発生器はコントローラのボックス内に収納され、半径2mの半球の領域内にシューマン波を放射するものであることを特徴とする請求項2の横臥式遠赤外線サウナ風呂。
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