JP2009044227A - 無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内蔵アンテナと外部アンテナのいずれを使用する場合でも配線基板を共通化できると共に、特別な部品を追加する必要がなく低コスト化が図りやすい無線通信装置を提供すること。
【解決手段】電子回路2が設けられた配線基板1と、配線基板1上に搭載された内蔵アンテナ3および高周波モジュール4とを備えた無線通信装置であって、高周波モジュール4には周縁部に、アンテナ端子8と、いずれか一方が選択的に電子回路2に接続される第1の端子9群および第2の端子10群とが配設されており、第1の端子9群をモジュール4の周縁に沿って所定量変位させた位置に第2の端子10群が存するように設定されている。例えば、配線基板1上でモジュール4を90度回転させることによって、第1の端子9群を電子回路2に接続してアンテナ端子8を給電線路5に接続した状態と、第2の端子10群を電子回路2に接続してアンテナ端子8を給電線路6に接続した状態とが選択できる。
【選択図】図1
【解決手段】電子回路2が設けられた配線基板1と、配線基板1上に搭載された内蔵アンテナ3および高周波モジュール4とを備えた無線通信装置であって、高周波モジュール4には周縁部に、アンテナ端子8と、いずれか一方が選択的に電子回路2に接続される第1の端子9群および第2の端子10群とが配設されており、第1の端子9群をモジュール4の周縁に沿って所定量変位させた位置に第2の端子10群が存するように設定されている。例えば、配線基板1上でモジュール4を90度回転させることによって、第1の端子9群を電子回路2に接続してアンテナ端子8を給電線路5に接続した状態と、第2の端子10群を電子回路2に接続してアンテナ端子8を給電線路6に接続した状態とが選択できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、配線基板上に搭載した高周波モジュールに内蔵アンテナあるいは外部アンテナを接続することによって送信や受信が行えるようにした無線通信装置に関する。
従来より、自動料金収受システム(いわゆるETC)などに用いられる車載用の無線通信装置として、CPU等の制御部を含む電子回路が設けられた配線基板(マザーボード)上に、受信部や送信部を有する高周波モジュールを搭載して電子回路と電気的に接続すると共に、該高周波モジュールのアンテナ端子に内蔵アンテナあるいは外部アンテナを接続するという構成のものが知られている。このものは、配線基板上で高周波モジュールの近傍に設けられたチップアンテナ等の内蔵アンテナや、同軸線等の信号ケーブルを介して高周波モジュールに接続された外部アンテナが外来信号を受信すると、その受信信号が高周波モジュールの受信部へ供給されて受信情報が検出されると共に、高周波モジュールの送信部から内蔵アンテナや外部アンテナへ供給された送信信号が該アンテナから外方へ送信されるようになっている。
この種の無線通信装置において、高周波モジュールにはその周縁部にアンテナ端子と電子回路接続用の端子群とが配設されており、これら端子群は配線基板上の対応する配線パターンに半田接合されて配線基板上の電子回路と接続されている。また、高周波モジュールのアンテナ端子は、配線基板上の給電線路を介して内蔵アンテナあるいは外部アンテナと接続されるが、高周波モジュールを内蔵アンテナと接続する場合には、内蔵アンテナが配置されている領域に高周波モジュールのアンテナ端子を向けておくことが好ましい。一方、高周波モジュールを外部アンテナの信号ケーブルと接続する場合には、該信号ケーブルの端部(コネクタ部)が容易に着脱できるように、高周波モジュールのアンテナ端子を配線基板の縁部に向けておくことが好ましい。そのため、これまでは一般的に、無線通信装置が内蔵アンテナを使用するか外部アンテナを使用するかに応じて、高周波モジュールに接続される給電線路や配線パターンのレイアウトが異なる2種類の配線基板を用意していた。
しかしながら、配線基板上の高周波モジュールが内蔵アンテナと外部アンテナのいずれに接続される場合でも、この配線基板の基本的な構成は同じなので、2種類の配線基板を用意して内蔵アンテナ使用時と外部アンテナ使用時とで使い分けることは非効率的であり、無線通信装置の高コスト化の要因となっていた。そこで従来、高周波モジュールのアンテナ端子と内蔵アンテナとの間に切替スイッチを介在させることによって、内蔵アンテナと外部アンテナのいずれを使用する場合でも配線基板を共通化できるようにした無線通信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、かかる従来の無線通信装置では、配線基板上で高周波モジュールと内蔵アンテナとの間に存する給電線路の途中に切替スイッチが取り付けられており、通常は高周波モジュールと内蔵アンテナとが接続された状態になっているが、切替スイッチに外部アンテナの信号ケーブルの端部が挿入されると、高周波モジュールと内蔵アンテナとの接続が遮断されることにより、高周波モジュールが外部アンテナと接続されるようになっている。
特開2002−353841号公報
特許文献1に開示されている従来の無線通信装置は、配線基板上に切替スイッチを取り付けることによって、内蔵アンテナと外部アンテナのいずれを使用する場合でも配線基板を共通化できるようにしてあるが、切替スイッチを追加すると部品コストが不所望に増大してしまうという問題があった。また、配線基板上に切替スイッチ用の実装領域を余分に確保しなければならないため、配線基板が大型化しやすいという問題もあった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、内蔵アンテナと外部アンテナのいずれを使用する場合でも配線基板を共通化できると共に、特別な部品を追加する必要がなく低コスト化が図りやすい無線通信装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の無線通信装置は、電子回路が設けられた配線基板と、この配線基板上に搭載された高周波モジュールとを備え、この高周波モジュールの周縁部には、アンテナに接続されるアンテナ端子と、前記電子回路に選択的に接続される第1の端子群および第2の端子群とが配設されていると共に、前記第1の端子群を前記高周波モジュールの周縁に沿って所定量変位させた位置に前記第2の端子群が存するように設定されており、前記第1の端子群を前記電子回路と接続させた状態で前記高周波モジュールが前記配線基板上に搭載されているときには、前記アンテナ端子が前記配線基板上の内蔵アンテナと接続可能な位置に配置され、前記第2の端子群を前記電子回路と接続させた状態で前記高周波モジュールが前記配線基板上に搭載されているときには、前記アンテナ端子が外部アンテナと接続可能な位置に配置されるようにした。
このように構成された無線通信装置では、配線基板上で高周波モジュールの各端子をどこに配置させるかによって、高周波モジュールに内蔵アンテナを接続させることもできるし外部アンテナを接続させることもできる。すなわち、高周波モジュールの第1の端子群を配線基板上の配線パターンと接続可能な位置に配置させると、高周波モジュールのアンテナ端子が内蔵アンテナと接続可能な位置に配置されるため、高周波モジュールは電子回路および内蔵アンテナと接続させることができ、該内蔵アンテナを使用した送受信が行えるようになるが、このときの第1の端子群の位置に第2の端子群が配置されるように高周波モジュールを配線基板上で変位させると、アンテナ端子が外部アンテナと接続可能な位置に配置されるため、高周波モジュールは電子回路および外部アンテナと接続させることができ、該外部アンテナを使用した送受信が行えるようになる。したがって、内蔵アンテナと外部アンテナのいずれを使用する場合でも配線基板を共通化できると共に、配線基板の共通化を実現するために切替スイッチ等の特別な部品を追加する必要がなくなる。
上記構成の無線通信装置において、高周波モジュールの外形が平面視正多角形状であり、この高周波モジュールを配線基板上で所定角度回転させることによって第1の端子群と第2の端子群が選択的に電子回路に接続されるようにしてあると、配線基板を大型化することなく共通化できるため好ましい。すなわち、高周波モジュールの外形が平面視正n角形(nは3以上の整数)であれば、この高周波モジュールを配線基板上で(360/n)度の整数倍回転させても、高周波モジュールは常に配線基板上の同じ場所に搭載されることになるので、配線基板上に余分な実装領域を追加しなくても高周波モジュールの搭載姿勢が2通り(内蔵アンテナ用と外部アンテナ用)選択できるようになる。例えば、高周波モジュールの外形が平面視正方形状(n=4)である場合には、高周波モジュールを配線基板上で90度(または180度)回転させることによって内蔵アンテナに接続可能な搭載姿勢と外部アンテナに接続可能な搭載姿勢とが選択できるようになり、いずれの搭載姿勢を選択しても高周波モジュールの配線基板上における実装領域は変化しないので、配線基板上に余分な実装領域を追加する必要がなくなる。さらに、高周波モジュールの外形が平面視正方形状であれば、高周波モジュールの設計や製造に悪影響を及ぼす虞もない。
また、上記構成の無線通信装置において、高周波モジュールの外形が平面視長方形状であり、この高周波モジュールを配線基板上で180度回転させることによって第1の端子群と第2の端子群が選択的に電子回路に接続されるように構成してもよい。かかる構成においても、配線基板上における高周波モジュールの実装領域は、内蔵アンテナに接続可能な搭載姿勢と外部アンテナに接続可能な搭載姿勢のいずれを選択した場合にも変化しないので、配線基板上に余分な実装領域を追加する必要がなくなって、配線基板を大型化せずに共通化できると共に、配線基板の共通化を実現するために特別な部品を追加する必要がなくなる。さらに、高周波モジュールの外形を特殊な形状にする必要がないため、高周波モジュールの設計や製造に悪影響を及ぼす虞もない。
なお、上記構成の無線通信装置において、高周波モジュールを配線基板上で所定量スライド移動させることによって第1の端子群と第2の端子群が選択的に電子回路に接続されるようにしてもよい。ただし、この場合は、内蔵アンテナと外部アンテナのいずれを使用するかに応じて配線基板上に搭載される高周波モジュールの実装領域が若干異なるため、配線基板上には高周波モジュールが搭載されない余分な実装領域が必要となる。
本発明の無線通信装置によれば、高周波モジュールの第1の端子群を配線基板上の配線パターンと接続可能な位置に配置させると、高周波モジュールのアンテナ端子が内蔵アンテナと接続可能な位置に配置されるため、高周波モジュールは電子回路および内蔵アンテナと接続させることができ、該内蔵アンテナを使用した送受信が行えるようになるが、このときの第1の端子群の位置に第2の端子群が配置されるように高周波モジュールを配線基板上で変位させると、アンテナ端子が外部アンテナと接続可能な位置に配置されるため、高周波モジュールは電子回路および外部アンテナと接続させることができ、該外部アンテナを使用した送受信が行えるようになる。したがって、内蔵アンテナと外部アンテナのいずれを使用する場合でも配線基板を共通化できるのみならず、配線基板の共通化を実現するために特別な部品を追加する必要がなくなって、異なる仕様に安価且つ容易に対応できる無線通信装置が得られる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の第1実施形態例に係る無線通信装置の概略平面図、図2は該無線通信装置に用いられた高周波モジュールの内部構造を示すブロック図、図3は該無線通信装置の他の使用例を示す概略平面図である。
図1に示す無線通信装置は、CPU等の制御部を含む電子回路2が設けられた配線基板(マザーボード)1と、この配線基板1上に搭載された内蔵アンテナ3および高周波モジュール4とを備えて概略構成されている。配線基板1は多層基板であって、その上面には給電線路5,6や多数の配線パターン7が形成されている。内蔵アンテナ3は配線基板1上に搭載されたチップアンテナ(例えばパッチアンテナ)からなるが、配線基板1上にパターニングされたパターンアンテナ等であってもよい。高周波モジュール4は外形が平面視正方形状であって、図示せぬシールドケースに覆われている。この高周波モジュール4の周縁部には、アンテナ端子8と、第1の端子9群および第2の端子10群と、図示せぬダミー端子群とが配設されている。
高周波モジュール4の各端子について説明すると、アンテナ端子8は図1において該モジュール4の左辺略中央部に設けられており、配線基板1上の内蔵アンテナ3と対向している。このアンテナ端子8が給電線路5に半田接合されているため、高周波モジュール4は給電線路5を介して内蔵アンテナ3に接続されている。第1の端子9群は図1において高周波モジュール4の右辺に沿って列設されており、この第1の端子9群がそれぞれ対応する配線パターン7に半田接合されているため、高周波モジュール4は配線パターン7を介して電子回路2に接続されている。第2の端子10群は図1において高周波モジュール4の下辺に沿って列設されており、高周波モジュール4の取付強度を高めるために配線基板1上の図示せぬランドに半田接合されているが、図1に示す状態のとき第2の端子10群は電気的には寄与していない。同様に、図示せぬダミー端子群が高周波モジュール4の取付強度を高めるために配線基板1上の図示せぬランドに半田接合されているが、これらダミー端子も電気的には寄与していない。なお、図1において、配線基板1上の給電線路6は高周波モジュール4の下辺略中央部と重なり合っているが、電気的には寄与していない。
図2のブロック図に示すように、この高周波モジュール4の内部には、アンテナ端子8に接続されたバンドパスフィルタ11および送受信切替器12と、受信部13および送信部14と、局部発振器16およびPLL回路17とが具備されている。そして、受信信号待ち受け時には送受信切替器12によってバンドパスフィルタ11が受信部13と接続され、アンテナ端子8に接続されている内蔵アンテナ3によって受信された外来信号がバンドパスフィルタ11を経由して受信部13へ供給される。この受信信号は受信部13において、ローノイズアンプ13aにて増幅された後、局部発振器16から出力される局部発振信号と共に混合器13bに入力され、混合器13bからは周波数変換された差の周波数の中間周波信号が出力される。混合器13bから出力された中間周波信号は次段のバンドパスフィルタ13cを経由して受信用検波器13dに入力され、この受信用検波器13dによって検波されたASK復調信号が配線パターン7を経由して電子回路2の制御部にて処理されるようになっている。また、送信時には送受信切替器12によってバンドパスフィルタ11が送信部14と接続されると共に、電子回路2の制御部から送信信号としてASK変調信号が送信部14の変調器14aに入力される。この送信信号はパワーアンプ14bにて増幅された後、バンドパスフィルタ11を経由して内蔵アンテナ3へ供給されて外方へ送信されるようになっている。なお、局部発振器16の発振周波数はPLL回路17によって設定され、このPLL回路17は電子回路2の制御部にて制御される。
図2に簡略化して示すように、高周波モジュール4には電子回路2と接続される同じ機能の端子が2個ずつ配設されており、一方が第1の端子9群となり他方が第2の端子10群となる。そして、図1に示す使用例では、第1の端子9群がそれぞれ対応する配線パターン7と重なり合って半田接合されているため、高周波モジュール4は第1の端子9群が電子回路2と接続されており、第2の端子10群は電気的に寄与していない。また、図1に示す使用例では、高周波モジュール4のアンテナ端子8が配線基板1上の給電線路5と重なり合って半田接合されているため、高周波モジュール4は内蔵アンテナ3と接続されており、給電線路6は電気的に寄与していない。
しかるに、配線基板1上における高周波モジュール4の搭載姿勢を図3に示すように変位させると、図1において第1の端子9群が存した位置に第2の端子10群が配置されると共に、アンテナ端子8が給電線路6と重なり合う位置に配置されるようになっている。すなわち、図1に示す高周波モジュール4を反時計回りに90度回転させると、第1の端子9群が図示上辺に沿って配置されて第2の端子10群が図示右辺に沿って配置されるため、第2の端子10群がそれぞれ対応する配線パターン7と重なり合って半田接合できるようになると共に、高周波モジュール4の下辺略中央部に配置されるアンテナ端子8が給電線路6と半田接合できるようになる。この給電線路6は別体の外部アンテナ20の同軸線21を接続させるためのものであり、図3に示すように、同軸線21のコネクタ部22を配線基板1の図示下縁部に装着させることによって外部アンテナ20と給電線路6が電気的に接続されるようになっている。
したがって、図3に示す使用例の場合、高周波モジュール4は第2の端子10群が電子回路2と接続されていると共に、アンテナ端子8が給電線路6と接続された状態になっており、このとき第1の端子9群や内部アンテナ3用の給電線路5は電気的に寄与していない。ただし、高周波モジュール4の搭載姿勢が図1の状態から図3の状態へ変化しても、配線基板1上における高周波モジュール4の実装領域は全く変化しない。
以上説明したように、第1実施形態例に係る無線通信装置は、配線基板1上で高周波モジュール4のアンテナ端子8や第1および第2の端子9,10をどこに配置させるかによって、高周波モジュール4に内蔵アンテナ3を接続させることもできるし外部アンテナ20を接続させることもできる。すなわち、図1に示すように、第1の端子9群を配線パターン7と接続可能な位置に配置させれば、アンテナ端子8が内蔵アンテナ3と接続可能な位置に配置されるため、高周波モジュール4は電子回路2および内蔵アンテナ3と接続させることができ、内蔵アンテナ3を使用した送受信が行えるようになる。また、配線基板1上における高周波モジュール4の搭載姿勢を図3に示すように変更して、第2の端子10群を配線パターン7と接続可能な位置に配置させれば、アンテナ端子8が給電線路6と接続可能な位置に配置されるため、高周波モジュール4は電子回路2および外部アンテナ20と接続させることができ、外部アンテナ20を使用した送受信が行えるようになる。したがって、内蔵アンテナ3と外部アンテナ20のいずれを使用する場合でも配線基板1を共通化できるのみならず、配線基板1の共通化を実現するために特別な部品を追加する必要がなくなって、異なる仕様に安価且つ容易に対応できるようになる。
しかも、この第1実施形態例では、高周波モジュール4の外形が平面視正方形状であり、高周波モジュール4を配線基板1上で90度回転させることによって、内蔵アンテナ3に接続可能な搭載姿勢と外部アンテナ20に接続可能な搭載姿勢とが選択できるようにしてあるため、いずれの搭載姿勢を選択しても高周波モジュール4の配線基板1上における実装領域は変化せず、それゆえ配線基板1上に余分な実装領域を追加する必要がなくなり、配線基板1の大型化が回避できる。
なお、上記第1実施形態例では、高周波モジュール4を配線基板1上で90度回転させることによって、内蔵アンテナ3に接続可能な搭載姿勢と外部アンテナ20に接続可能な搭載姿勢とが選択できるようにしてあるが、第1および第2の端子9,10の相対位置関係や給電線路5,6の相対位置関係が線対称に設定されている場合には、高周波モジュール4を配線基板1上で180度回転させることによって、内蔵アンテナ用と外部アンテナ用の2通りの搭載姿勢が選択できるようになる。
また、上記第1実施形態例では、高周波モジュール4の外周縁の一辺に沿って第1の端子9群を配設し他の一辺に沿って第2の端子10群を配設しているが、第1の端子9群と第2の端子10群がいずれも高周波モジュール4の外周縁の複数の辺に分散して配設された端子レイアウトであってもよく、高周波モジュール4の外周縁の同じ一辺に第1および第2の端子9,10を混在させた端子レイアウトであってもよい。
さらにまた、高周波モジュール4の外形(平面視形状)が正方形以外の正多角形である場合にも、高周波モジュール4を配線基板1上で所定角度回転させることによって第1実施形態例とほぼ同様の効果が期待できる。すなわち、高周波モジュール4の外形が平面視正n角形(nは3以上の整数)に形成されていれば、この高周波モジュール4を配線基板1上で(360/n)度の整数倍回転させても高周波モジュール4は常に配線基板1上の同じ場所に搭載されることになるので、配線基板1上に余分な実装領域を追加しなくても高周波モジュール4の搭載姿勢が2通り(内蔵アンテナ用と外部アンテナ用)選択できるようになる。ただし、第1実施形態例のように高周波モジュール4の外形が平面視正方形状であるほうが設計や製造に悪影響が及ばないため好ましい。
図4は本発明の第2実施形態例に係る無線通信装置の概略平面図、図5は該無線通信装置の他の使用例を示す概略平面図であって、図1および図3と対応する部分には同一符号が付してあるため、重複する説明は省略する。
図4と図5に示すように、第2実施形態例に係る無線通信装置は、高周波モジュール4の外形が平面視長方形状であり、高周波モジュール4の外周縁の一方の長辺に沿って第1の端子9群が列設され他方の長辺に沿って第2の端子10群が列設されている。また、外部アンテナ20用の給電線路6が、高周波モジュール4の実装領域を介して内部アンテナ3用の給電線路5と線対称な位置に形成されている。そして、図4に示すような姿勢で高周波モジュール4が配線基板1上に搭載されているとき、第1の端子9群はそれぞれ対応する配線パターン7と重なり合い、且つアンテナ端子8は給電線路5と重なり合うため、この高周波モジュール4は電子回路2および内部アンテナ3と接続することができ、内蔵アンテナ3を使用した送受信が行える。しかるに、配線基板1上における高周波モジュール4の搭載姿勢を図5に示すように180度回転させると、図4において第1の端子9群が存した位置に第2の端子10群が配置されると共に、アンテナ端子8が給電線路6と重なり合う位置に配置されるため、高周波モジュール4は電子回路2および外部アンテナ20と接続することができ、よって外部アンテナ20を使用した送受信が行えるようになる。
したがって、この第2実施形態例においても、配線基板1上における高周波モジュール4の実装領域は、内蔵アンテナ3に接続可能な搭載姿勢と外部アンテナ20に接続可能な搭載姿勢のいずれを選択した場合にも変化せず、それゆえ配線基板1上に余分な実装領域を追加する必要がなくなって、配線基板1を大型化することなく共通化できるようになる。また、配線基板1の共通化を実現するために特別な部品を追加する必要もない。しかも、高周波モジュール4の外形を特殊な形状にする必要がないため、高周波モジュール4の設計や製造に悪影響を及ぼす虞もない。
図6は本発明の第3実施形態例に係る無線通信装置の概略平面図、図7は該無線通信装置の他の使用例を示す概略平面図であって、図1および図3と対応する部分には同一符号が付してあるため、重複する説明は省略する。
図6と図7に示すように、第3実施形態例に係る無線通信装置では、高周波モジュール4を配線基板1上で所定量スライド移動させることによって、第1の端子9群と第2の端子10群が選択的に電子回路2に接続されるようにしてあると共に、このスライド移動量分だけ離隔させて給電線路5と給電線路6が配線基板1上に並設されている。すなわち、高周波モジュール4が配線基板1上で図6に示す位置に搭載されているとき、第1の端子9群はそれぞれ対応する配線パターン7と重なり合い、且つアンテナ端子8は給電線路5と重なり合うため、この高周波モジュール4は電子回路2および内部アンテナ3と接続することができ、内蔵アンテナ3を使用した送受信が行える。しかるに、図6に示す高周波モジュール4を図示下方へ所定量スライド移動させると、図7に示すように、図6において第1の端子9群が存した位置に第2の端子10群が配置されると共に、アンテナ端子8が給電線路6と重なり合う位置に配置されるため、高周波モジュール4は電子回路2および外部アンテナ20と接続することができ、よって外部アンテナ20を使用した送受信が行えるようになる。
したがって、この第3実施形態例においても、内蔵アンテナ3を使用する場合でも外部アンテナ20を使用する場合でも配線基板1を共通化できて、特別な部品を追加する必要はない。ただし、この第3実施形態例では、内蔵アンテナ3と外部アンテナ20のいずれを使用するかに応じて配線基板1上に搭載される高周波モジュール4の実装領域が若干異なるため、配線基板1上には高周波モジュール4が搭載されない余分な実装領域が必要となる。
1 配線基板
2 電子回路
3 内部アンテナ
4 高周波モジュール
5,6 給電線路
7 配線パターン
8 アンテナ端子
9 第1の端子群
10 第2の端子群
20 外部アンテナ
21 同軸線
2 電子回路
3 内部アンテナ
4 高周波モジュール
5,6 給電線路
7 配線パターン
8 アンテナ端子
9 第1の端子群
10 第2の端子群
20 外部アンテナ
21 同軸線
Claims (5)
- 電子回路が設けられた配線基板と、この配線基板上に搭載された高周波モジュールとを備え、この高周波モジュールの周縁部には、アンテナに接続されるアンテナ端子と、前記電子回路に選択的に接続される第1の端子群および第2の端子群とが配設されていると共に、前記第1の端子群を前記高周波モジュールの周縁に沿って所定量変位させた位置に前記第2の端子群が存するように設定されており、
前記第1の端子群を前記電子回路と接続させた状態で前記高周波モジュールが前記配線基板上に搭載されているときには、前記アンテナ端子が前記配線基板上の内蔵アンテナと接続可能な位置に配置され、前記第2の端子群を前記電子回路と接続させた状態で前記高周波モジュールが前記配線基板上に搭載されているときには、前記アンテナ端子が外部アンテナと接続可能な位置に配置されるようにしたことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項1の記載において、前記高周波モジュールの外形が平面視正多角形状であり、この高周波モジュールを前記配線基板上で所定角度回転させることによって前記第1の端子群と前記第2の端子群が選択的に前記電子回路に接続されるようにしたことを特徴とする無線通信装置。
- 請求項2の記載において、前記高周波モジュールの外形が平面視正方形状であることを特徴とする無線通信装置。
- 請求項1の記載において、前記高周波モジュールの外形が平面視長方形状であり、この高周波モジュールを前記配線基板上で180度回転させることによって前記第1の端子群と前記第2の端子群が選択的に前記電子回路に接続されるようにしたことを特徴とする無線通信装置。
- 請求項1の記載において、前記高周波モジュールを前記配線基板上で所定量スライド移動させることによって前記第1の端子群と前記第2の端子群が選択的に前記電子回路に接続されるようにしたことを特徴とする無線通信装置。
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