JP2009043736A - 構成電池 - Google Patents
構成電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009043736A JP2009043736A JP2008271719A JP2008271719A JP2009043736A JP 2009043736 A JP2009043736 A JP 2009043736A JP 2008271719 A JP2008271719 A JP 2008271719A JP 2008271719 A JP2008271719 A JP 2008271719A JP 2009043736 A JP2009043736 A JP 2009043736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- difference
- charging
- maximum value
- minimum value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
【課題】非水電解液二次電池の充電率、開路電圧のバラツキ、特に長期保存時の開路電圧のバラツキを低減し、複数個の電池を直列構成した際のセルバランスの崩れを抑制することを目的とする。
【解決手段】電池出荷時の最終充電方法が、電流密度1.2mA/cm2 以下の定電流充電で、且つ一定電圧に達した時点で電流をカットして充電を終了する方法で開路電圧を揃えることにより、構成電池各セルの充電率の最大値と最小値との差を2%以下にする。
【選択図】なし
【解決手段】電池出荷時の最終充電方法が、電流密度1.2mA/cm2 以下の定電流充電で、且つ一定電圧に達した時点で電流をカットして充電を終了する方法で開路電圧を揃えることにより、構成電池各セルの充電率の最大値と最小値との差を2%以下にする。
【選択図】なし
Description
本発明は、複数個の非水電解液二次電池を直列接続した構成電池に関するものである。
近年、携帯電話やノートパソコン等のポータブル機器やコードレス機器の普及により、その電源である電池の需要が高まっている。特に、小型,軽量でエネルギー密度が高く、繰り返し充放電が可能な二次電池の開発が要望されている。このような電池として非水電解液二次電池、特に正極にコバルト酸リチウム等のリチウム含有複合酸化物、負極に炭素材料等を用いたリチウムイオン二次電池の研究,開発が活発に行われている。
この種の二次電池は、組電池を構成した構成電池としてノートパソコン等の機器に使用されるのが一般的である。
しかしながら、複数個の電池で直列に接続した組電池を構成した後、各セルの開路電圧に差が生じると、各セルのバランスが崩れ、構成電池の使用期間が短くなることがあった。
これまでの電池出荷時の最終充電方法としては、定電流充電の時間カット方式で一定電気量を充電する方法が一般的であった。この方法では、各セルの充電電気量は比較的統一されるが、各セルの充電率すなわち電池容量に対する充電容量の率としては最大値と最小値との差が10%程度となり、開路電圧のバラツキも生じていた。この充電率のバラツキは、長期保存時の保存劣化率に差が生じることになり、開路電圧のバラツキをさらに誘発するという問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、各セルの出荷時の充電率を縮小し、各セルの特に長期保存時の開路電圧のバラツキを低減した信頼性の高い構成電池を得ることを目的とする。
この目的を達成するために本発明の構成電池は、電池を出荷する際の最終充電方法として、電流密度1.2mA/cm2 以下の定電流充電で、一定電圧に達した時点で電流を停止して充電を終了し、開路電圧を揃える非水電解液二次電池の製造方法により製造した非水電解液二次電池を複数個直列接続して構成したものである。揃えた開路電圧は、その最大値と最小値との差が6mV以内であり、充電率は、その最大値と最小値との差が2%以下であることが好ましい。
また、本発明の構成電池は、充電率の最大値と最小値との差が2%以下であり、充電直後の開路電圧の最大値と最小値との差が6mV以内である非水電解液二次電池を複数個直列接続して構成したものである。さらには、充電してから6ヶ月放置後の開路電圧の最大値と最小値との差が8mV以内であることが好ましい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば電池出荷時の最終充電方法が電流密度1.2mA/cm2 以下の定電流充電で、一定電圧カットで電圧を揃え各セルの充電率の
最大値と最小値との差を縮小することで、特に保存後の各セルの開路電圧のバラツキを低減し、直列構成してもセルバランスが崩れない長期において信頼性の高い構成電池を得ることができる。
最大値と最小値との差を縮小することで、特に保存後の各セルの開路電圧のバラツキを低減し、直列構成してもセルバランスが崩れない長期において信頼性の高い構成電池を得ることができる。
これらの手段によれば、本発明の構成電池は、各セルの充電率の最大値と最小値との差を2%以下にすることが可能となるので、開路電圧のバラツキ、特に長期保存時のバラツキを低減できる。
本発明の好適な実施の形態を以下の実施例により説明する。
本実施例における非水電解液二次電池は、正極にコバルト酸リチウムを用い、負極にリチウムを吸蔵したり放出することができる黒鉛を用いたリチウムイオン二次電池を用いた。電池規定容量が1200mAhの円筒形リチウムイオン二次電池を評価した。
実施例の出荷時の最終充電条件を表1のA,B,Cに示す。
この表1のA,B,Cに示したように定電流充電を行い、その電流密度は、A;0.3mA/cm2 ,B;0.6mA/cm2 ,C;1.2mA/cm2 の三通りで評価した。
充電の終止は、ある電圧値に達すると電流を停止する方法で行った。その際のカット電圧値は、充電率すなわち充電容量÷電池規定容量×100が50%に相当する約600mAhになるように設定した。
(比較例)
比較例の出荷時の最終充電条件を表1のDに示す。
比較例の出荷時の最終充電条件を表1のDに示す。
この表1のDに示したように、電流密度0.6mA/cm2 で定電流充電を行い、実施例と異なるのは、ある一定時間カットで充電を終止する点である。カット時間は、電池規定容量すなわち1200mAhに対する充電率が、50%に相当する600mAhになるように設定した。
試験数はいずれも50個とした。
各々の電池の実際の充電率の結果を表2に示す。
この表2より明らかなように、A,B,Cの充電率は49〜51%であり、充電率の最大値と最小値との差は2%であるが、比較例Dの充電率は45〜55%となり、充電率の最大値と最小値との差は10%である。
次に本実施例の電池A,B,Cと比較例の電池Dの開路電圧を測定し、さらに室温下に6ケ月間放置し、各50ケを再測定した。
測定した開路電圧の最大値と最小値の差を表3に示す。
この表3より明らかなように、本実施例の電池A,B,Cでは、開路電圧の最大値と最小値の差は、放置前で5〜6mV、放置後で7〜8mVであるが、比較例の電池Dでは、放置前が20mV、放置後で30mVである。
比較例電池の放置前の開路電圧の最大値と最小値の差が、実施例電池と比べて著しく大きいのは、各セルの充電率のバラツキ、充電率の最大値と最小値との差が比較例電池の方が大きいためと推定される。比較例電池の放置後の開路電圧の最大値と最小値との差が顕著に拡がっているのは、各セルの充電率の違いによる劣化率の差の影響と推定される。
尚、以上の説明では、充電率50%にした例で説明したが、充電率が30〜50%についても同様に実施可能であった。
また、複数個の電池を直列に構成した時の開路電圧差が30〜70mVに達すると、セルバランス崩れによる使用期間短縮の可能性があることが判っている。
本発明にかかる構成電池は、一定電圧カットで電圧を揃え各セルの充電率の最大値と最小値との差を縮小することで、特に保存後の各セルの開路電圧のバラツキを低減し、直列構成してもセルバランスが崩れない効果を有し、携帯電話やノートパソコン等のポータブル機器やコードレス機器等の用途に有用である。
Claims (5)
- 電池を出荷する際の最終充電方法として、電流密度1.2mA/cm2 以下の定電流充電で、一定電圧に達した時点で電流を停止して充電を終了し、開路電圧を揃える非水電解液二次電池の製造方法により製造した非水電解液二次電池が複数個直列接続して構成されている構成電池。
- 揃えた開路電圧の最大値と最小値との差が6mV以内であり、充電率の最大値と最小値との差が2%以下である非水電解液二次電池が複数個直列接続して構成されている請求項1に記載の構成電池。
- 充電率の最大値と最小値との差が2%以下であり、充電直後の開路電圧の最大値と最小値との差が6mV以内である非水電解液二次電池が複数個直列接続して構成されている構成電池。
- 充電してから6ヶ月放置後の開路電圧の最大値と最小値との差が8mV以内である非水電解液二次電池が複数個直列接続して構成されている請求項3に記載の構成電池。
- 非水電解液二次電池がリチウムイオン二次電池である請求項1〜4の何れかに記載の構成電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008271719A JP2009043736A (ja) | 2008-10-22 | 2008-10-22 | 構成電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008271719A JP2009043736A (ja) | 2008-10-22 | 2008-10-22 | 構成電池 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06130799A Division JP4332926B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 非水電解液二次電池の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009043736A true JP2009043736A (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=40444206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008271719A Withdrawn JP2009043736A (ja) | 2008-10-22 | 2008-10-22 | 構成電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009043736A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011118015A1 (ja) * | 2010-03-26 | 2011-09-29 | トヨタ自動車株式会社 | 組電池の製造方法 |
CN104335058A (zh) * | 2012-06-05 | 2015-02-04 | 株式会社丰田自动织机 | 充电率推断方法以及充电率推断装置 |
KR20150063253A (ko) * | 2013-11-29 | 2015-06-09 | 한국전지연구조합 | 균일화된 셀 제조 방법 및 제조 시스템 |
-
2008
- 2008-10-22 JP JP2008271719A patent/JP2009043736A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011118015A1 (ja) * | 2010-03-26 | 2011-09-29 | トヨタ自動車株式会社 | 組電池の製造方法 |
JP5299434B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2013-09-25 | トヨタ自動車株式会社 | 組電池の製造方法 |
US8673026B2 (en) | 2010-03-26 | 2014-03-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Assembled battery manufacturing method |
CN104335058A (zh) * | 2012-06-05 | 2015-02-04 | 株式会社丰田自动织机 | 充电率推断方法以及充电率推断装置 |
KR20150063253A (ko) * | 2013-11-29 | 2015-06-09 | 한국전지연구조합 | 균일화된 셀 제조 방법 및 제조 시스템 |
KR101887709B1 (ko) | 2013-11-29 | 2018-08-13 | 한국전지연구조합 | 균일화된 셀 제조 방법 및 제조 시스템 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6080284B1 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
US20120043929A1 (en) | Smart Battery Charging System | |
WO2011065009A1 (ja) | リチウムイオン二次電池の充電方法、及び電池パック | |
TW200607146A (en) | Redox shuttle for overdischarge protection in rechargeable lithium-ion batteries | |
CN103117412A (zh) | 锂离子电池及其化成方法 | |
US10446826B2 (en) | Method for making lithium ionic energy storage element | |
KR20130015212A (ko) | 휴대 기기, 배터리 팩, 배터리부 제어 장치 및 방법 | |
Le | A general introduction to lithium-ion batteries: From the first concept to the top six commercials and beyond | |
US20140055085A1 (en) | Thin film battery charge control and method | |
JP2009043736A (ja) | 構成電池 | |
KR101520118B1 (ko) | 리튬이차전지의 사이클 성능 개선 방법 | |
Ajibade et al. | Improvement in battery technologies as panacea for renewable energy crisis | |
Umeno et al. | Oxygen Redox Versus Oxygen Evolution in Aqueous Electrolytes: Critical Influence of Transition Metals | |
KR102439689B1 (ko) | 배터리 충전 방법 및 배터리 충전 장치 | |
JP4332926B2 (ja) | 非水電解液二次電池の製造方法 | |
JP2017139841A (ja) | 電池システム | |
Prakash et al. | Performance of Li-ion secondary batteries in low power, hybrid power supplies | |
WO2023184336A1 (zh) | 电化学装置及其控制方法、电子设备和存储介质 | |
Yang et al. | Li4Ti5O12‐Based Battery Energy Storage System with Dual‐Phase Cathode | |
Gunasekar et al. | Analysis of Lithium-ion Battery Degradation in V2G Integrated System | |
US20240243368A1 (en) | Power storage system, power supply, driving device, power control device, and method for equalizing power storage statuses | |
KR20180012035A (ko) | 리튬이차전지용 양극 활물질체를 포함하는 리튬이차전지 | |
Keeping | The Future of Portable Power | |
KR20110047522A (ko) | 전해액 첨가제로 피라졸을 사용하고 있는 고전압용 리튬이차전지 | |
KR102048763B1 (ko) | 이차전지 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20091130 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20101209 |