JP2009042688A - プロジェクタ - Google Patents

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Masaya Takeda
昌弥 武田
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Abstract

【課題】投影機構に加えて撮像機構を設けたとしても、部品点数の増加を抑制することが可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】このプロジェクタ1は、光源ランプ10と、DMD14と、DMD14からの映像光を投影するとともに、外部からの光を入射させるための1つのレンズ7と、1つのレンズ7から入射した光を映像として撮影するためのCCD16とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、プロジェクタに関し、特に、レンズと撮像素子とを備えるプロジェクタに関する。
従来、レンズと撮像素子とを備えるプロジェクタが知られている(たとえば、特許文献1〜3参照)。
上記特許文献1には、映像を投影する投影プロジェクタと、投影方向を撮影できるCCDカメラとが別個に設けられた投影装置が開示されている。この投影装置のCCDカメラは、外部からの光を映像として入射させる第1レンズ(レンズ)と、第1レンズから入射した光を映像として撮影するためのCCD(撮像素子)と、第1レンズから入射した光をCCDの方向へ映像光として反射させるDMDとを含んでいる。
また、上記特許文献2には、装置本体の前面に設けられ、ランプ(光源ランプ)からの光を投射する投射レンズ(レンズ)と、装置本体の前面の投射レンズから所定の間隔を隔てた位置に設置され、投射対象であるスクリーンを撮影するための撮像素子とを備えたプロジェクタが開示されている。このプロジェクタでは、投射レンズの側方に撮像素子が配置されている。
また、上記特許文献3には、光源(光源ランプ)からの光を投影する投影レンズと、投影レンズとは別個に設けられた投影対象であるスクリーンを撮影するための集光レンズと、撮像素子とを備えるプロジェクタが開示されている。このプロジェクタは、スクリーン方向からの光を投影レンズとは別個に設けられた集光レンズにより集光し、集光した光を映像として撮像素子により撮影するように構成されている。
特開2002−228425号公報 特開2005−64668号公報 特開2005−151418号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の投影装置では、投影機能と撮影機能とを備えるように構成するために、投影用のプロジェクタとは別個に、第1レンズとDMDとCCDとを含む撮影用のCCDカメラを設ける必要があるので、その分、部品点数が増加するという問題点がある。
また、上記特許文献2に記載のプロジェクタでは、明確には記載されていないが、ランプからの光を投射するための投射レンズとは別個に、撮像素子にスクリーンからの光を集光するための撮影用レンズを設ける必要があると考えられるので、その分、部品点数が増加するという問題点があると考えられる。
また、上記特許文献3に記載のプロジェクタでは、撮像素子によりスクリーンを撮影するために、光源からの光を投影するための投影レンズとは別個に、スクリーン方向からの光を集光するための集光レンズを設ける必要があるので、その分、部品点数が増加するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、投影機構に加えて撮像機構を設けたとしても、部品点数の増加を抑制することが可能なプロジェクタを提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面によるプロジェクタは、光源ランプと、光変調素子と、光変調素子からの映像光を投影するとともに、外部からの光を入射させるための1つのレンズと、1つのレンズから入射した光を映像として撮影するための撮像素子とを備える。
この一の局面によるプロジェクタでは、上記のように、光変調素子からの映像光を投影するとともに、外部からの光を入射させる1つのレンズを設けることによって、撮像素子により外部の光を映像として撮影するためのレンズを投影のためのレンズとは別個に設ける必要がないので、投影機構に加えて撮像機構を設けたとしても、部品点数の増加を抑制することができる。
上記一の局面によるプロジェクタにおいて、好ましくは、光源ランプからの光を投影する際には、光源ランプからの光をレンズの方向に反射させるように光変調素子を制御し、レンズからの光を映像として撮影する際には、レンズからの光を撮像素子の方向に反射させるように光変調素子を制御する制御部をさらに備える。このように構成すれば、1つの光変調素子が制御部により制御されることによって、光源ランプからの映像光をレンズの方向へ反射させることができるのみならず、レンズから入射する光を撮像素子の方向へ反射させることができる。これにより、レンズから入射する光を撮像素子の方向に反射させるための部品を別途設ける必要がないため、部品点数の増加をより抑制することができる。
この場合、好ましくは、光源ランプからの光を光変調素子の方向に向かわないように遮光するための遮光手段と、遮光手段が光源ランプからの光を遮光しているか否かを検知するための遮光検知手段とをさらに備え、制御部は、遮光検知手段による検知結果に基づいて、遮光手段が光源ランプからの光を遮光しているときには、レンズからの光が撮像素子の方向に反射するように光変調素子を制御するように構成されている。このように構成すれば、光源ランプからの光が遮光手段により遮光された状態で、外部からレンズを介して入射した光が光変調素子により撮像素子の方向に反射されるので、撮像素子がレンズからの光を映像として撮影する際に、外部からレンズを介して入射した光のみを撮影することができる。その結果、撮像素子により、外部からレンズを介して入射した光を映像として正確に撮影することができる。
上記遮光手段を備えるプロジェクタにおいて、好ましくは、光源ランプと光変調素子との間に配置され、光源ランプから出射された光を所定の色に着色するために複数の色領域から形成されるカラーフィルタが一体的に設けられた円板状のカラーホイールと、カラーホイールを回転させるモータとをさらに備え、遮光手段は、カラーホイールの一体的に設けられた遮光領域を含んでいる。このように構成すれば、遮光手段をカラーホイールと一体的に設けることができるので、遮光手段を別途設ける場合と比較して、部品点数の増加を抑制することができる。
この場合、好ましくは、カラーホイールのカラーフィルタの回転角度位置を検知するための回転角度位置検知センサをさらに備え、遮光検知手段は、回転角度位置検知センサにより検知されたカラーホイールの回転角度位置に基づいて、光源ランプからの光の光路にカラーホイールの遮光領域が位置することを検知するように構成されている。このように構成すれば、カラーホイールのカラーフィルタの回転角度位置を検知するための従来の回転角度位置検知センサを用いて、光源ランプからの光の光路にカラーホイールの遮光領域が位置することを検知することができるので、遮光領域の回転角度位置を検知するための専用のセンサを別途設ける必要がない。これによっても、部品点数の増加を抑制することができる。
上記一の局面によるプロジェクタにおいて、好ましくは、撮像素子により撮影された映像を記録する記憶部と、撮像素子により撮影された映像を記憶部に記録させるための映像記録操作部とをさらに備える。このように構成すれば、使用者が映像記録操作部を操作したときにのみ、撮像素子により撮影された映像を記録部に記録することができるので、使用者がプロジェクタの撮影機能を使用する際の利便性を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるプロジェクタの全体構造を示した斜視図である。また、図2は、図1のプロジェクタの内部構造を示した平面図である。図3〜図7は、図1に示した本発明の一実施形態によるプロジェクタの構成を示した図である。まず、図1〜図7を参照して、本発明の一実施形態によるプロジェクタ1の構成について説明する。
本発明の一実施形態によるプロジェクタ1の筐体2は、図1に示すように、前部筐体3、後部筐体4、上部筐体5、および下部筐体6を含んでいる。前部筐体3の矢印X1方向の端部側には、レンズ挿入部3aが形成されている。
ここで、本実施形態では、このレンズ挿入穴3aには、映像を投影するとともに、外部からの光を入射させるための1つのレンズ7が挿入されている。また、上部筐体5の上面の後方(矢印Y2方向)には、押下により撮影が開始される撮影記録ボタン8aを含む複数の操作ボタン8が設けられている。なお、撮影記録ボタン8aは、本発明の「撮影記録操作部」の一例である。
また、図2に示すように、プロジェクタ1の筐体2の内部には、光源であるバルブ10aと、バルブ10aから照射される光を反射して集光するためのリフレクタ10bとから構成される光源ランプ10が配置されている。この光源ランプ10の矢印X1方向側には、光源ランプ10から照射された光を赤色、青色、緑色および白色光に順次変化させるためのカラーホイール20が配置されている。このカラーホイール20については、後に詳しく説明する。このカラーホイール20の光源ランプ10からの光の進行方向(矢印X1方向)側には、カラーホイール20を透過した光を集光した状態でミラー11に到達させるためのライトトンネル12とリレーレンズ13とが配置されている。このミラー11は、リレーレンズ13によって集光された光をDMD(Digital Micromirror Device)14の方向に反射されるために設けられている。
ここで、本実施形態では、図2に示すように、DMD14は、ミラー11によって反射されて、集光レンズ15によって集光された光をレンズ7の方向に反射させるとともに、外部(スクリーン)からレンズ7を介して入射した光200をCCD16(Charge Coupled Device)の方向に反射させるために設けられている。なお、DMD14は、本発明の「光変調素子」の一例であり、CCD16は、本発明の「撮像素子」の一例である。また、下部筐体6の後部(矢印Y2方向側)には、配線基板からなる回路部40が設置されている。
また、カラーホイール20は、図3〜図5に示すように、金属製(板金製)のカラーホイール支持部21に固定されたモータ22のモータ軸22a(図5参照)に回転可能に取り付けられている。具体的には、図5に示すように、カラーホイール20は、モータ軸22aに嵌め込まれた複数のカラーフィルタ部23と、樹脂製のカラーフィルタ部23をモータ22と反対側から固定する金属製の第1固定部材24および第2固定部材25と、カラーフィルタ部23に金属製のスペーサ26を介して固定されているホイール部27とを含んでいる。これにより、カラーホイール20は、モータ22のモータ軸22aの回転にともなって回転するように構成されている。また、図3および図4に示すように、カラーホイール20のホイール部27には、カラーホイール20の回転角度位置を検知するための黒色の吸光部27aが設けられている。また、カラーホイール支持部21には、配線基板28が固定されている。この配線基板28上には、ホイール部27の吸光部27aを検知することによりカラーホイール20の回転角度位置を検知するための光反射型センサからなるセンサ29が設けられている。なお、センサ29は、本発明の「遮光検知手段」および「回転角度位置検知センサ」の一例である。このセンサ29は、発光部と受信部(図示せず)とを含む。
また、図4に示すように、カラーホイール支持部21には、モータ逃がし穴21aと、3つのネジ挿入穴21bとが設けられている。また、図5に示すように、モータ22は、カラーホイール支持部21に固定するための取付部22bを含んでいる。また、取付部22bは、カラーホイール支持部21のネジ挿入穴21bに対応する位置にネジ挿入穴22cを有している。このカラーホイール支持部21のネジ挿入穴21bとモータ22の取付部22bのネジ挿入穴22cとのそれぞれに、カラーホイール支持部21側からネジ30を挿入した状態で、ナット31によってモータ22側から締結されることによって、モータ22は、カラーホイール支持部21に固定されている。
また、本実施形態では、カラーホイール20の複数のカラーフィルタ部23は、図3に示すように、光源ランプ10(図2参照)からの光を透過させるように構成されているとともに、赤色領域23a、青色領域23b、緑色領域23c、白色領域23dおよび遮光領域23eから形成されている。このカラーフィルタ部23は、高速(約7200rpm)で回転することにより、透過させる光源ランプ10(図2参照)からの光の色を高速で順次変化させることによって、プロジェクタ1のレンズ7(図2参照)から投影される映像を、彩色(混色)されたように人間の目に見えるように投影させることが可能である。なお、カラーフィルタ部23は、本発明の「カラーフィルタ」の一例である。
また、回路部40には、図6および図7に示すように、DMD14やモータ22などの制御を行うCPUからなる第1制御部41と、CCD16をCCDドライバ42を介して制御するCPUからなる第2制御部43とが配置されている。この第1制御部41は、センサ29によって検知されたカラーホイール20の回転角度位置情報および投影する映像信号に基づいて、DMD14をON状態(光源ランプ10からの光をレンズ7の方向へ反射させる状態)とOFF状態(レンズ7から入射する光をCCD16の方向へ反射させる状態)とに変化させるように構成されている。なお、第1制御部41は、本発明の「制御部」の一例である。
また、第1制御部41は、カラーホイール20のホイール部27の吸光部27aをセンサ29が検知した後の経過時間によってカラーホイール20のカラーフィルタ部23のどの領域が光源ランプ10からの光の光路に位置しているかを判断するように構成されている。これにより、第1制御部41は、カラーフィルタ部23の赤色領域23a、青色領域23b、緑色領域23c、白色領域23dに加えて遮光領域23eが光の経路に位置している期間を判別することが可能になる。また、第1制御部41は、撮影記録ボタン8aが押下されると、CCD16によって撮影された映像を記録するように第2制御部43に情報を伝達するように構成されている。
また、第2制御部43は、CCDドライバ42を介してCCD16を制御している。また、CCD16によって撮影された映像は、CCDドライバ42によって画像処理された後に第2制御部43に伝達される。このとき、上部筐体5に設けられた撮影記録ボタン8a(図1参照)の押下があれば、第2制御部43は、遮光領域23eが光の経路に位置している期間においてCCD16により撮影された映像をメモリ44に記録するように制御するように構成されている。なお、メモリ44は、本発明の「記憶部」の一例である。
図8は、カラーフィルタの各領域が光源ランプからの光の光路に位置している際の、DMDの状態を説明するための図である。また、図9は、本発明の一実施形態によるプロジェクタが撮影した映像を記録する際の動作を説明するためのフローチャートである。次に、図3、図4および図6〜図9を参照して、本実施形態によるプロジェクタ1の動作について説明する。
まず、図3および図4に示すように、カラーホイール20がモータ22により高速(約7200rpm)で回転させることによって、カラーフィルタ部23の各領域が光源ランプ10(図6参照)からの光100の光路に順次位置する。具体的には、光源ランプ10からの光の光路に位置するカラーフィルタ部23(図3参照)の色領域は、図8に示すように、赤色領域23a、青色領域23b、緑色領域23c、白色領域23d、遮光領域23eの順番で時分割で変化する。また、各色領域が光源ランプ10からの光100の光路に位置する時間は、カラーフィルタ部23(図3参照)の各色領域の大きさ(角度範囲)に対応している。この赤色領域23a、青色領域23b、緑色領域23cおよび白色領域23dの色領域の変化に同期させて、投影する画像の映像信号に基づいてDMD14のON/OFF制御を行うことにより、各色毎に明るさ(階調)を制御する。これによって、スクリーン上に映像信号に対応したカラーの映像を投影することが可能になる。
また、図8に示すように、遮光領域23e(図3参照)を除く色領域(赤色領域23a、青色領域23b、緑色領域23cおよび白色領域23d)が光源ランプ10(図6参照)からの光100の光路に位置すると第1制御部41に判断された際に、映像信号に応じてDMD14は、ON状態になるように制御されている。そして、所定の色領域と次の色領域との境界領域近傍が光源ランプ10からの光100の光路に位置すると判断された際には、DMD14は、一定時間OFF状態になる。なお、図8では、説明の便宜上、赤色領域23a、青色領域23b、緑色領域23cおよび白色領域23dの各境界領域以外の期間の全てでDMD14がON状態になるように図示したが、実際には、各色の映像信号(明るさの階調)に応じてDMD14がONする期間とOFFする期間との比を調整することにより、各色の明るさを制御するように構成されている。
ここで、本実施形態では、図8に示すように、白色領域23dから遮光領域23e(図3参照)に移行する際には、DMD14(図7参照)は、OFF状態になるように制御され、遮光領域23eに移行したと判断された後も、OFF状態が維持される。そして赤色領域23aに移行した後、一定時間経過して、遮光領域23eと赤色領域23aとの境界領域を通過したと判断されたときに、DMD14(図7参照)は、ON状態になるように制御される。
次に、プロジェクタ1の撮影記録動作について説明する。まず、図9に示すように、ステップS1において、使用者によって撮影記録ボタン8a(図7参照)の押下による撮影指示があったか否かが第1制御部41により判断され、撮影記録ボタン8aの押下があるまでこの判断が繰り返される。そして、第1制御部41により撮影記録ボタン8aの押下があったと判断されると、ステップS2に移行して、センサ29がカラーホイール20のホイール部27の吸光部27aを検知したか否かが第1制御部41により判断され、センサ29が吸光部27aを検知するまでこの判断が繰り返される。そして、第1制御部41によりセンサ29が吸光部27aを検知したと判断されると、ステップS3に移行する。
そして、ステップS3において、センサ29が吸光部27aを検知してから所定の時間が経過したか否かが第1制御部41により判断され、所定の時間が経過するまでこの判断が繰り返される。このステップS3では、第1制御部41は、カラーフィルタ部23の遮光領域23eが光源ランプ10からの光の光路に位置しているか否かを判断している。そして、第1制御部41によりセンサ29が吸光部27aを検知してから所定の時間が経過したと判断された場合には、ステップS4に移行して、DMD14はOFF状態になるように制御されてステップS5に移行する。このとき、光源ランプ10からの光100がカラーフィルタ部23の遮光領域23eによって遮光された状態で、外部(スクリーン)からレンズ7を介して入射した光200は、OFF状態のDMD14によってCCD16の方向反射されて、CCD16により映像として撮影される。
そして、ステップS5において、CCD16により撮影された映像のメモリ44への記録を開始するように第2制御部43によって制御されて、ステップS6に移行する。そして、ステップS6において、センサ29が吸光部27aを検知して、ステップS3からさらに所定の時間の時間が経過したかが第1制御部41により判断され、所定の時間が経過したと判断されるまでこの判断が繰り返される。このステップS6では、第1制御部41は、カラーフィルタ部23の遮光領域23eが光源ランプ10(図2参照)からの光の光路の位置から赤色領域23aに移行して遮光領域23eと赤色領域23aとの境界領域を通過したか否かを判断している。そして、ステップS6において、センサ29が吸光部27aを検知して、ステップS3からさらに所定の時間が経過したと判断された場合には、ステップS7に移行して、第1制御部41から第2制御部43に情報が伝達されて、CCD16からの映像をメモリ44による記録を終了させて、ステップS8に移行する。そして、ステップS8において、第1制御部41により、DMD14はON状態になるように制御される。
本実施形態では、上記のように、DMD14からの映像光を投影するとともに、外部からの光を入射させる1つのレンズ7を設けることによって、CCD16により外部の光を映像として撮影するためのレンズを投影のためのレンズとは別個に設ける必要がないので、投影機構に加えて撮像機構を設けたとしても、部品点数の増加を抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、光源ランプ10からの光を投影する際には、光源ランプ10からの光をレンズ7の方向に反射するようにDMD14を制御し、レンズ7からの光を映像として撮影する際には、レンズ7からの光がCCD16の方向に反射するようにDMD14を制御する第1制御部41をさらに備えるように構成することによって、1つのDMD14の第1制御部41による制御によって、光源ランプ10からの映像光をレンズ7の方向へ反射させることができるのみならず、レンズ7から入射する光をCCD16の方向へ反射させることができる。これにより、レンズ7から入射する光をCCD16の方向に反射させるための部品を別途設ける必要がないため、部品点数の増加をより抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、光源ランプ10とDMD14との間に配置され、光源ランプ10から出射された光を所定の色に着色するために複数の色領域から形成されるカラーフィルタ部23と一体的に設けられた円板状のカラーホイール20と、カラーホイール20を回転させるモータとをさらに備え、カラーホイール20のカラーフィルタ部23に一体的に設けられた遮光領域23eを含むように構成することによって、遮光を行うための手段をカラーホイール20と一体的に設けることができるので、遮光を行うための手段を別途設ける場合と比較して、部品点数の増加を抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、カラーホイール20のカラーフィルタ部23の回転角度位置を検知するためのセンサ29をさらに備え、センサ29により検知されたカラーホイール20の回転角度位置によって、カラーホイール20がカラーフィルタ部23の遮光領域23eに位置することを検知するように構成することによって、カラーホイール20のカラーフィルタ部23の回転角度位置を検知するための従来の光反射型センサからなるセンサ29を用いて、光源ランプ10からの光が遮光されているか否かを検知することができるので、遮光領域23eの回転角度位置を検知するための専用のセンサを別途設ける必要がない。これにより、部品点数の増加を抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、第1制御部41を、カラーホイール20のカラーフィルタ部23の遮光領域23eが光源ランプ10からの光100の光路に位置しているときには、センサ29によるカラーフィルタ23の回転角度位置情報に基づいて、レンズ7からの光がCCD16の方向に反射するようにDMD14を制御するように構成することによって、光源ランプ10からの光が遮光された状態で、レンズ7を介して入射した光は、DMD14によりCCD16の方向に反射されるので、CCD16がレンズ7を介して入射した光を映像として撮影する際に、レンズ7を介して入射した光のみを撮影することができる。その結果、CCD16により、レンズ7を介して入射した光を映像として正確に撮影することができる。
また、本実施形態では、上記のように、CCD16により撮影された映像を記録するメモリ44と、CCD16により撮影された映像をメモリ44に記録させるための撮影記録ボタン8aとをさらに備えるように構成することによって、使用者が映像記録ボタンを押下したときにのみ、CCD16により撮影された映像をメモリ44に記録するので、使用者がプロジェクタ1の撮影機能を使用する際の利便性を向上させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、筐体に設けられた撮影記録ボタン8aに押下によって、CCDにより撮影された映像をメモリに記録するように制御する例を示したが、本発明はこれに限らず、プロジェクタを操作することのできるリモコンに設けられた撮影記録キーによってメモリをCCDによって撮影された映像を記録するように制御するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、遮光手段をカラーホイールのカラーフィルタに形成された遮光領域により構成する例を示したが、本発明はこれに限らず、遮光手段を、光源ランプとミラーとの間にカラーホイールとは別個に設けた遮光部材により構成してもよい。
本発明の一実施形態によるプロジェクタの全体構造を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態によるプロジェクタの内部構造を説明するための平面図である。 図1に示した一実施形態によるプロジェクタのカラーホイールの構造を説明するための斜視図である。 図1に示した一実施形態によるプロジェクタのカラーホイールの構造を説明するための斜視図である。 図3に示した一実施形態によるカラーホイールの構造を説明するための断面図である。 図1に示した一実施形態によるプロジェクタの構成を説明するための図である。 図1に示した一実施形態によるプロジェクタの回路部の構成を説明するためのブロック図である。 図1に示した一実施形態によるプロジェクタのカラーホイールのカラーフィルタの順次変化と、カラーフィルタの順次変化に対応したDMDの状態変化とを説明するための図である。 図1に示した一実施形態によるプロジェクタの動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 プロジェクタ
7 レンズ
8a 撮影記録ボタン(撮影記録操作部)
10 光源ランプ
14 DMD(光変調素子)
16 CCD(撮像素子)
20 カラーホイール
22 モータ
23 カラーフィルタ部(カラーフィルタ)
23e 遮光領域(遮光手段)
29 センサ(遮光検知手段、回転角度位置検知センサ)
41 第1制御部(制御部、遮光検知手段)
44 メモリ(記憶部)

Claims (6)

  1. 光源ランプと、
    光変調素子と、
    前記光変調素子からの映像光を投影するとともに、外部からの光を入射させるための1つのレンズと、
    前記1つのレンズから入射した光を映像として撮影するための撮像素子とを備えた、プロジェクタ。
  2. 前記光源ランプからの光を投影する際には、前記光源ランプからの光を前記レンズの方向に反射するように前記光変調素子を制御し、前記レンズからの光を映像として撮影する際には、前記レンズからの光が前記撮像素子の方向に反射するように前記光変調素子を制御する制御部をさらに備える、請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記光源ランプからの光を前記光変調素子の方向に向かわないように遮光するための遮光手段と、
    前記遮光手段が前記光源ランプからの光を遮光しているか否かを検知するための遮光検知手段とをさらに備え、
    前記制御部は、前記遮光検知手段による検知結果に基づいて、前記遮光手段が前記光源ランプからの光を遮光しているときには、前記レンズからの光が前記撮像素子の方向に反射するように前記光変調素子を制御するように構成されている、請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記光源ランプと前記光変調素子との間に配置され、前記光源ランプから出射された光を所定の色に着色するために複数の色領域から形成されるカラーフィルタが一体的に設けられた円板状のカラーホイールと、
    前記カラーホイールを回転させるモータとをさらに備え、
    前記遮光手段は、前記カラーホイールに一体的に設けられた遮光領域を含む、請求項3に記載のプロジェクタ。
  5. 前記カラーホイールのカラーフィルタの回転角度位置を検知するための回転角度位置検知センサをさらに備え、
    前記遮光検知手段は、前記回転角度位置検知センサにより検知された前記カラーホイールの回転角度位置に基づいて、前記光源ランプからの光の光路に前記カラーホイールの遮光領域が位置することを検知するように構成されている、請求項4に記載のプロジェクタ。
  6. 前記撮像素子により撮影された映像を記録する記憶部と、
    前記撮像素子により撮影された映像を前記記憶部に記録させるための映像記録操作部とをさらに備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018159835A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 カシオ計算機株式会社 投影装置

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JP2018159835A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 カシオ計算機株式会社 投影装置

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