JP2009042495A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】転写ずれやしわのない画像を形成する。
【解決手段】ループ量センサ29は、搬送ガイド部材25、27を通過するシート材Pに向けて所定の広がり角(θ)を呈する光ビームを照射する光源31と、光源31からの光照射ビームによってシート材P上に投映されたビームの画像を取得するCCDカメラ33と、CCDカメラ33で取得したビーム画像の大きさに基づき、シート材Pのループ量を演算するループ量演算部35と、を備え、ループ量演算部35の演算結果に基づきシート材Pのループ量を検知する。
【選択図】 図1
【解決手段】ループ量センサ29は、搬送ガイド部材25、27を通過するシート材Pに向けて所定の広がり角(θ)を呈する光ビームを照射する光源31と、光源31からの光照射ビームによってシート材P上に投映されたビームの画像を取得するCCDカメラ33と、CCDカメラ33で取得したビーム画像の大きさに基づき、シート材Pのループ量を演算するループ量演算部35と、を備え、ループ量演算部35の演算結果に基づきシート材Pのループ量を検知する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子写真方式によりシート材に画像を形成する画像形成装置に係り、特に、転写手段と定着手段間におけるシート材のループを適量に維持してシート材を搬送可能な画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置においては、感光体上のトナー像が転写部にてシート材に転写された後、シート材が搬送ガイド部を経て定着器のニップ部に導かれる。ここで、シート材の先端が定着器のニップ部に突入した状態では、その後端部がまだ転写部を通過していない状態の場合がある。
一方、定着器に具備される加圧ローラの熱膨張や固体差あるいは経年変化等によって、定着器におけるシート材搬送速度と転写部におけるシート材搬送速度との間に差が生じる場合がある。かかる場合において、定着器におけるシート材搬送速度が転写部のそれを上回ると、未定着トナー像を担持しているシート材が定着器と転写部間で定着器側に引っ張られる現象が生じ、転写ずれを招くおそれがある。
かかる転写ずれ現象の発生を未然に防ぐために、転写部と定着器との間を搬送されるシート材に、たるみ(以下、「ループ」という。)を形成しておくことが従来行われている。ところが、シート材に過度のループを与えると、今度はしわを生じるおそれがある。従って、転写部と定着器間におけるシート材のループ量を適切に維持してシート材を搬送することが望まれる。
こうした要請に応えるためのアプローチのひとつとして、定着ユニットと転写ユニットを有する画像形成装置において、各ユニットに独立した駆動系を設け、定着ユニット入口手前で用紙の形成するループ量の上限及び下限を検出して、ループ量の上限を検知したとき定着手段側の駆動手段の速度を速くし、また、ループ量の下限を検知したとき定着手段側の駆動手段の速度を遅くするようにして、検出したループ量に基づいてシート材の搬送速度制御を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、検出したループ量の上限及び下限に基づいてシート材の搬送速度制御を行っているために、転写ずれやしわのない画像を形成するといった観点からは未だじゅうぶんとはいえなかった。すなわち、転写ずれやしわのない画像を形成するといった観点からは、きめ細かくループ量を検出してこれを搬送速度の制御系に反映させる必要があるところ、特許文献1に記載の技術では、上限及び下限間の中間段階を含む多段階でのループ量をきめ細かく検出することはできない。このため、転写ずれやしわのない画像を形成するといった観点からは未だじゅうぶんとはいえなかった。
解決しようとする問題点は、特許文献1に記載の技術では、転写ずれやしわのない画像を形成するといった観点から未だじゅうぶんとはいえず、改良の余地があった点である。
本発明は、転写ずれやしわのない画像を形成することを目的として、トナー像が担持される像担持体と、当該像担持体のトナー像をシート材に転写するための転写手段と、前記シート材の転写トナー像を定着させるための定着手段と、前記転写手段と前記定着手段の各別に独立して設けられる駆動系と、当該駆動系によって前記転写手段から送り出された前記シート材を前記定着手段へ向けて案内するための搬送ガイド部材と、を備えて構成される画像形成装置であって、前記搬送ガイド部材を通過する前記シート材のループ量を検知するループ量検知手段と、前記ループ量検知手段の検知結果に基づき前記駆動系の駆動制御を行う駆動制御手段と、をさらに備え、前記ループ量検知手段は、前記搬送ガイド部材を通過する前記シート材に向けて所定の広がり角を呈する光ビームを照射する光源と、当該光源からの光照射ビームによって前記シート材上に投映されたビームの画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段で取得したビーム画像の大きさに基づき、前記シート材のループ量を演算するループ量演算手段と、を備え、前記ループ量演算手段の演算結果に基づき前記シート材のループ量を検知することを最も主要な特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、トナー像が担持される像担持体と、当該像担持体のトナー像をシート材に転写するための転写手段と、前記シート材の転写トナー像を定着させるための定着手段と、前記転写手段と前記定着手段の各別に独立して設けられる駆動系と、当該駆動系によって前記転写手段から送り出された前記シート材を前記定着手段へ向けて案内するための搬送ガイド部材と、を備えて構成される画像形成装置であって、前記搬送ガイド部材を通過する前記シート材のループ量を検知するループ量検知手段と、前記ループ量検知手段の検知結果に基づき前記駆動系の駆動制御を行う駆動制御手段と、をさらに備え、前記ループ量検知手段は、前記搬送ガイド部材を通過する前記シート材に向けて所定の広がり角を呈する光ビームを照射する光源と、当該光源からの光照射ビームによって前記シート材上に投映されたビームの画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段で取得したビーム画像の大きさに基づき、前記シート材のループ量を演算するループ量演算手段と、を備え、前記ループ量演算手段の演算結果に基づき前記シート材のループ量を検知するので、従って、画像取得手段で取得したビーム画像の大きさに基づき、上限及び下限間の中間段階を含む多段階かつ高精度のループ量が演算によって求められ、こうして求められた多段階かつ高精度のループ量を駆動制御系に反映させることで、搬送ガイド部材を通過中のシート材のループを適量に維持してシート材を搬送可能となる結果として、転写ずれやしわのない画像形成に寄与することができる。
転写ずれやしわのない画像を形成するといった目的を、搬送ガイド部材を通過するシート材に向けて所定の広がり角を呈する光ビームを照射する光源と、当該光源からの光照射ビームによって前記シート材上に投映されたビームの画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段で取得したビーム画像の大きさに基づき、前記シート材のループ量を演算するループ量演算手段と、を備え、前記ループ量演算手段の演算結果に基づき前記シート材のループ量を検知するループ量検知手段によって実現した。
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[画像形成装置の主要部構成]
図1は、本発明実施例に係る画像形成装置の主要部の構成図、図2は、本発明のループ量検知手段として機能するループ量センサの部分構成図である。
図1は、本発明実施例に係る画像形成装置の主要部の構成図、図2は、本発明のループ量検知手段として機能するループ量センサの部分構成図である。
図1に示すように、本発明実施例に係る画像形成装置の画像形成部11は、縦方向の下方から上方に向けてシート材Pを搬送するものである。搬送方向上流側には、像担持体としての電子写真感光体13が配設されている。この感光体13は、導電性の感光体基体の外周面に有機感光層を形成したものであり、図1の矢印で示す時計方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動される。感光体13は、その回転過程で帯電器(不図示)によりその周面が所定の極性・電位、本例では負極性の所定の電位に一次帯電される。その感光体帯電面に対してレーザスキャナ(不図示)で画像情報のレーザ走査露光がなされる。これにより、感光体帯電面の露光明部の電位が減衰して、走査露光パターンに対応した静電潜像が形成される。次いで、その静電潜像は現像器(不図示)により現像剤像(以下、トナー像という。)として現像される。本例においては、静電潜像は負極性に帯電したネガトナーにより反転現像(露光明部にトナーが付着)される。
そのトナー像は、感光体13と転写ローラ(転写手段)15との当接部である転写ニップ部Tにおいて、不図示の給紙機構部から給送されたシート材Pに順次に転写されていく。シート材Pが転写ニップ部Tを挟持搬送されていく過程において、転写ローラ15には所定の転写バイアスが印加されて、感光体13面のトナー像がシート材P面に順次に静電転写される。
転写ニップ部Tから送り出されたシート材は、感光体13面から分離されて定着装置(定着手段)17へと搬送される。なお、シート材分離後の感光体13の表面は、不図示のクリーナによって転写残トナー等の残留付着物が除去・清掃されて、繰り返し作像に供される。
定着装置17は、例えば、加圧回転体駆動方式の加熱装置であり、定着ローラ21と、加圧ローラ23とを含んで構成されている。定着ローラ21と、加圧ローラ23との間には、定着ニップ部Nが形成されている。この定着ニップ部Nにおいて、転写ニップ部Tから搬送されてきた未定着トナー像を加熱・圧接することで溶融定着させる。なお、定着ローラ21及び加圧ローラ23は、図1において紙面に垂直方向を長手とする部材である。定着ニップ部Nを通過したシート材Pは、下流側の機構へと排出搬送されていく。
転写ローラ15から定着装置17へと至る経路には、シート材Pの搬送を案内するための一対の搬送ガイド部材25、27が、シート材Pを挟んで相互に対面するように配設されている。搬送ガイド部材25、27には、シート材Pのループ量を検知するためのループ量センサ29が配設されている。このループ量センサ29は、転写ニップ部Tから定着ニップ部Nに至るシート材Pの搬送経路のうちほぼ中間付近に設けてある。同中間付近において、転写ニップ部Tから定着ニップ部Nに至るシート材Pのループ量が最も大きくなると考えられるからである。ループ量センサ29は、シート材Pのループ量を多段階で検知する役割を果たす。
本発明のループ量検知手段として機能するループ量センサ29は、図1及び図2に示すように、搬送ガイド部材25、27を通過するシート材Pに向けて所定の広がり角(例えば、図2中の角度θを参照)を呈する光ビームBを照射する光源31と、光源31からの光照射ビームBによってシート材P上に投映されたビームの画像を取得するCCDカメラ(本発明の「画像取得手段」に相当する。)33と、CCDカメラ33で取得したビーム画像の大きさに基づき、シート材Pのループ量を演算するループ量演算部(本発明の「ループ量演算手段」に相当する。)35と、を備え、ループ量演算部35の演算結果に基づきシート材Pのループ量を検知する機能を有している。
光源31としては、例えば半導体レーザなどを用いることができる。ここで、後述する本発明実施例に係るループ量センサ29の測定原理の要請から、光源31は所定の広がり角を呈する光ビームBを照射可能であることが求められる。そこで、光源31として半導体レーザを用いる場合には、その光束出射口に凹レンズを含む光学系32を採用すればよい。一般にレーザ光は、拡散しにくく遠距離まで届く性質を有しているので、光学系32を採用することなしにそのまま用いたのでは、本発明実施例に係るループ量センサ29の測定原理に適合し得ないおそれがあるからである。ただし、光源31として、相互に照射方向の異なる複数の半導体レーザを用いた場合には、そのままで所定の広がり角を呈する光ビームBを照射可能となるので、光学系32を省略することができる。
図1の例では、光源31を、搬送ガイド部材25の側(請求項2に係る「シート材Pにおける一の面側」に相当する。)に設ける一方、CCDカメラ33を、搬送ガイド部材27の側(請求項2に係る「前記一の面に対する背面側」に相当する。)に設けてある。この場合、CCDカメラ33は、光源31からの光照射ビームによってシート材P上に投映されたビームの画像を、当該シート材Pの背面側から取得することになる。
ループ量演算部35は、CCDカメラ33で取得したビーム画像の大きさに基づき、シート材Pのループ量を演算する役割を果たす。これを受けてループ量センサ29は、ループ量演算部35の演算結果に基づきシート材Pのループ量を検知する。ループ量演算部35の演算結果は、転写ローラ15や定着ローラ21又は加圧ローラ23などの駆動系の駆動制御を行う駆動制御手段(不図示)に与えられる。これによって、ループ量センサ29で得られた多段階かつ高精度のループ量を、駆動制御系に反映させることができるように構成されている。
[ループ量センサの測定原理とその動作]
図3乃至図4は、本発明実施例に係るループ量センサの測定原理図である。
図3乃至図4は、本発明実施例に係るループ量センサの測定原理図である。
図3の例では、例えば、ループ量が小さい(距離:d1)ときのシート材P1上に投映された円形のビーム画像B1と、ループ量が大きい(距離:d2)ときのシート材P2上に投映された円形のビーム画像B2とが、説明の便宜上並べて示してある。また、図4(1)には、ループ量が小さい(距離:d1)ときのシート材P1上に投映された円形のビーム画像B1の正面図が示される一方、図4(2)には、ループ量が大きい(距離:d2)ときのシート材P2上に投映された円形のビーム画像B2の正面図が示してある。
図3及び図4に示すように、例えば、搬送ガイド部材25、27間を通過するシート材Pに向けて所定の広がり角(図2中の角度θ)を呈する光ビームBを光源31から照射すると、ループ量が小さい(距離:d1)ときのシート材P1上には、円形のビーム画像B1が投映される一方、ループ量が大きい(距離:d2)ときのシート材P2上には、ビーム画像B1と比較してビーム径の大きい円形のビーム画像B2が投映される。
シート材P1上に投映されたビーム画像B1の半径R1は、光源31の発光面とシート材P1間の距離:d1と、光源31の広がり角θとに基づき、次の式1から求めることができる。
R1=d1・tan(θ) (式1)
一方、シート材P2上に投映されたビーム画像B2の半径R2は、光源31の発光面とシート材P2間の距離:d2と、光源31の広がり角θとに基づき、次の式2から求めることができる。
R2=d2・tan(θ) (式2)
従って、CCDカメラ33で取得したビーム画像の大きさ、すなわち、シート材P1上に投映されたビーム画像B1の半径R1、並びにシート材P2上に投映されたビーム画像B2の半径R2を解析して求め、求められたこれらの値を上記の式1、式2に当てはめて逆算することで、ループ量演算部35は、シート材Pのループ量を演算することができることになる。以上が本発明実施例に係るループ量センサの測定原理とその動作である。
R1=d1・tan(θ) (式1)
一方、シート材P2上に投映されたビーム画像B2の半径R2は、光源31の発光面とシート材P2間の距離:d2と、光源31の広がり角θとに基づき、次の式2から求めることができる。
R2=d2・tan(θ) (式2)
従って、CCDカメラ33で取得したビーム画像の大きさ、すなわち、シート材P1上に投映されたビーム画像B1の半径R1、並びにシート材P2上に投映されたビーム画像B2の半径R2を解析して求め、求められたこれらの値を上記の式1、式2に当てはめて逆算することで、ループ量演算部35は、シート材Pのループ量を演算することができることになる。以上が本発明実施例に係るループ量センサの測定原理とその動作である。
なお、光源31の発光面とシート材P間の距離が近い場合、又は、搬送ガイド部材25、27間を通過するシート材Pのループ量の下限と上限間の差が比較的小さい場合には、ビームの広がり角θを比較的大きくとるようにすればよい。このようにすれば、ループ量の差が例え小さい場合であっても、この小差を増幅してシート材P上のビーム画像の大きさの違いとして投映することが可能となる結果として、ループ量の検知精度向上に寄与することができる。
[実施例の効果]
以上述べたように、本発明実施例に係る画像形成装置では、ループ量センサ29は、搬送ガイド部材25、27を通過するシート材Pに向けて所定の広がり角(θ)を呈する光ビームを照射する光源31と、光源31からの光照射ビームによってシート材P上に投映されたビームの画像を取得するCCDカメラ33と、CCDカメラ33で取得したビーム画像の大きさに基づき、シート材Pのループ量を演算するループ量演算部35と、を備え、ループ量演算部35の演算結果に基づきシート材Pのループ量を検知するので、従って、CCDカメラ33で取得したビーム画像の大きさに基づき、上限及び下限間の中間段階を含む多段階かつ高精度のループ量が演算によって求められ、こうして求められたループ量を、転写ローラ15や定着ローラ21又は加圧ローラ23などの駆動系の駆動制御を行う駆動制御手段(不図示)に与えることができる。これによって、多段階かつ高精度のループ量を駆動制御系に反映させることを通じて、搬送ガイド部材25、27を通過中のシート材Pのループを適量に維持してシート材Pを搬送可能となる結果として、転写ずれやしわのない画像形成に寄与することができる。
以上述べたように、本発明実施例に係る画像形成装置では、ループ量センサ29は、搬送ガイド部材25、27を通過するシート材Pに向けて所定の広がり角(θ)を呈する光ビームを照射する光源31と、光源31からの光照射ビームによってシート材P上に投映されたビームの画像を取得するCCDカメラ33と、CCDカメラ33で取得したビーム画像の大きさに基づき、シート材Pのループ量を演算するループ量演算部35と、を備え、ループ量演算部35の演算結果に基づきシート材Pのループ量を検知するので、従って、CCDカメラ33で取得したビーム画像の大きさに基づき、上限及び下限間の中間段階を含む多段階かつ高精度のループ量が演算によって求められ、こうして求められたループ量を、転写ローラ15や定着ローラ21又は加圧ローラ23などの駆動系の駆動制御を行う駆動制御手段(不図示)に与えることができる。これによって、多段階かつ高精度のループ量を駆動制御系に反映させることを通じて、搬送ガイド部材25、27を通過中のシート材Pのループを適量に維持してシート材Pを搬送可能となる結果として、転写ずれやしわのない画像形成に寄与することができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、本発明実施例において、縦方向の下方から上方に向けてシート材Pを搬送する態様の画像形成部11を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、シート材Pの搬送方向が横方向又は斜め方向などのいかなる態様の画像形成部11においても、本発明をそのまま適用することができる。
また、本発明実施例において、本発明のループ量検知手段として機能するループ量センサ29のうち、光源31を、搬送ガイド部材25の側(請求項2に係る「シート材Pにおける一の面側」に相当する。)に設ける一方、CCDカメラ33を、搬送ガイド部材27の側(請求項2に係る「前記一の面に対する背面側」に相当する。)に設け、この場合、CCDカメラ33は、光源31からの光照射ビームによってシート材P上に投映されたビームの画像を、当該シート材Pの背面側から取得する態様を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、図5に示すように、光源31及びCCDカメラ33の両者を、シート材Pにおける搬送ガイド部材25の側(請求項3に係る「前記一の面に対する背面側」に相当する。)に設け、この場合、CCDカメラ33は、光源31からの光照射ビームによってシート材P上に投映されたビームの画像を、当該シート材Pの正面側から取得する態様を採用してもよい。さらには、上述した光源31及びCCDカメラ33の両者を、シート材Pにおける搬送ガイド部材27の側に設ける構成を採用してもよい。
しかも、本発明実施例において、像担持体として電子写真感光体を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、感光体に代えて、転写ベルトを採用してもよい。
最後に、本発明実施例において、搬送ガイド部材25、27間を通過するシート材Pに向けて所定の広がり角を呈する光ビームBを光源31から照射すると、シート材P上に円形のビーム画像が投映される態様を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、光ビームBを光源31から照射すると、シート材P上に棒形、楕円形などのビーム画像が投映される態様を採用しても、本発明を実施可能であることはいうまでもない。
11 画像形成部
13 感光体(像担持体)
15 転写ローラ(転写手段)
17 定着装置(定着手段)
21 定着ローラ(定着手段)
23 加圧ローラ(定着手段)
25、27 一対の搬送ガイド部材
29 ループ量センサ(ループ量検知手段)
31 光源
32 光学系
33 CCDカメラ
35 ループ量演算部(ループ量演算手段)
P シート材
13 感光体(像担持体)
15 転写ローラ(転写手段)
17 定着装置(定着手段)
21 定着ローラ(定着手段)
23 加圧ローラ(定着手段)
25、27 一対の搬送ガイド部材
29 ループ量センサ(ループ量検知手段)
31 光源
32 光学系
33 CCDカメラ
35 ループ量演算部(ループ量演算手段)
P シート材
Claims (3)
- トナー像が担持される像担持体と、当該像担持体のトナー像をシート材に転写するための転写手段と、前記シート材の転写トナー像を定着させるための定着手段と、前記転写手段と前記定着手段の各別に独立して設けられる駆動系と、当該駆動系によって前記転写手段から送り出された前記シート材を前記定着手段へ向けて案内するための搬送ガイド部材と、を備えて構成される画像形成装置であって、
前記搬送ガイド部材を通過する前記シート材のループ量を検知するループ量検知手段と、
前記ループ量検知手段の検知結果に基づき前記駆動系の駆動制御を行う駆動制御手段と、
をさらに備え、
前記ループ量検知手段は、
前記搬送ガイド部材を通過する前記シート材に向けて所定の広がり角を呈する光ビームを照射する光源と、当該光源からの光照射ビームによって前記シート材上に投映されたビームの画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段で取得したビーム画像の大きさに基づき、前記シート材のループ量を演算するループ量演算手段と、を備え、
前記ループ量演算手段の演算結果に基づき前記シート材のループ量を検知する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記ループ量検知手段は、
前記光源を、前記シート材における一の面側に設ける一方、前記画像取得手段を、前記一の面に対する背面側に設けて構成され、
この場合、前記画像取得手段は、前記光源からの光照射ビームによって前記シート材上に投映されたビームの画像を、当該シート材の背面側から取得する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記ループ量検知手段は、
前記光源及び前記画像取得手段の両者を、前記シート材における共通の面側に設けて構成され、
この場合、前記画像取得手段は、前記光源からの光照射ビームによって前記シート材上に投映されたビームの画像を、当該シート材の正面側から取得する
ことを特徴とする画像形成装置。
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