JP2009041789A - 木質ペレット燃焼装置 - Google Patents

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【課題】燃焼室に供給される空気流の静圧を検知することができると共に、装置の製造コストが増加することを抑制できる。
【解決手段】本ペレットストーブでは、排風機84のモータ92が作動すると、燃焼室の給気管から燃焼室内に流入して燃焼室の排気管82から排気される空気流Fが発生する。ここで、例えば、燃焼室の扉が開いていると、空気流Fの静圧が低下して排風機84の風量が増加し、モータ92の回転数が低下する。この場合、制御装置100は、ホールIC96からのパルス信号に基づいて排風機84のモータ92の回転数を算出し、この回転数に基づいて前記静圧の低下(すなわち燃焼室の扉が開いている可能性があること)を検知する。
【選択図】図4

Description

本発明は、間伐材などを粉砕圧縮加工して作った木質ペレットを燃焼させる木質ペレット燃焼装置に関する。
従来の木質ペレット燃焼装置(例えば、ペレットストーブ)では、給気口及び排気口を備え、内部で木質ペレットを燃焼させる燃焼室と、前記給気口から燃焼室内へ流入して前記排気口から排気される空気流を生じさせるファンとを備えたものがある。また、このようなペレットストーブは、燃焼室を装置外部に開放するための扉を備えており、この扉を開くことで燃焼室内を清掃できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
意匠登録第1280984号公報
ところで、上述の如きペレットストーブでは、燃焼室内の圧力(前記空気流の静圧など)を検出する圧力センサと、ファンが作動した状態における燃焼室内外の圧力差を、前記圧力センサの出力信号に基づいて検知する制御装置とを備えたものがある。このようなペレットストーブでは、制御装置は、前記圧力差が所定値以下の場合には、燃焼室の扉が開いていると判断し、ペレットストーブの運転を停止したり、警報を鳴らしたりするようになっている。これにより、燃焼室の扉が開いたままで木質ペレットの燃焼が開始されることを防止するようにしている。しかしながら、圧力センサは一般的に高価であり、装置の製造コストが増加する原因になっている。
本発明は上記事実を考慮し、燃焼室に供給される空気流の静圧を検知することができると共に、装置の製造コストが増加することを抑制できる木質ペレット燃焼装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る木質ペレット燃焼装置は、給気口及び排気口を備え、内部で木質ペレットを燃焼させる燃焼室と、モータによって羽根を回転させることで、前記給気口から前記燃焼室内へ流入して前記排気口から排気される空気流を生じさせるファンと、前記モータの作動状態を検出する作動状態検出手段と、を有することを特徴としている。
なお、請求項1に記載の「モータの作動状態」は、「モータの回転数」や「モータに供給されている電流の大きさ」などである。
請求項1に記載の木質ペレット燃焼装置では、ファンがモータで羽根を回転させると、燃焼室の給気口から燃焼室内に流入して燃焼室の排気口から排気される空気流が発生する。そして、作動状態検出手段がファンのモータの作動状態(例えば、回転数)を検出する。ここで、燃焼室に供給される空気流の静圧と、ファンのモータの作動状態との間には相関関係がある。このため、作動状態検出手段の検出結果に基づいて燃焼室に供給される空気流の静圧を検知することができる。しかも、例えば、作動状態検出手段によってモータの回転数を検出する場合には、圧力センサを用いて燃焼室内の圧力を検出する場合に比べて安価に構成することが可能である。したがって、装置の製造コストが増加することを抑制できる。
請求項2に記載の発明に係る木質ペレット燃焼装置は、請求項1に記載の木質ペレット燃焼装置において、前記作動状態検出手段の検出結果が入力されると共に、当該検出結果が予め設定された範囲から外れたときはエラー信号を出力する制御装置を有することを特徴としている。
請求項2に記載の木質ペレット燃焼装置では、作動状態検出手段の検出結果が制御装置に予め設定された範囲から外れたとき(例えば、燃焼室が装置外部に開放されることで、燃焼室に供給される空気流の静圧が低下し、ファンのモータの回転数が制御装置に予め設定された範囲以下に低下したときなど)には、制御装置がエラー信号を出力する。したがって、このエラー信号に基づいて警報を鳴らしたり、装置の運転を停止させたりすることが可能になる。
請求項3に記載の発明に係る木質ペレット燃焼装置は、請求項1又は請求項2に記載の木質ペレット燃焼装置において、前記作動状態検出手段は、前記モータの出力軸に取り付けられた磁石と、前記磁石によって生じる磁気を検知して、前記出力軸の回転数に応じたパルス信号を出力するホールICとを有することを特徴としている。
請求項3に記載の木質ペレット燃焼装置では、モータの出力軸が回転すると、ホールICが磁石によって生じる磁気を検知して、出力軸の回転数(モータの作動状態)に応じたパルス信号を出力する。このように、磁石とホールICとによってモータの作動状態(回転数)を検出するため、安価な構成でモータの作動状態を検出することができる。
以上説明したように、本発明に係る木質ペレット燃焼装置では、燃焼室に供給される空気流の静圧を検知することができると共に、装置の製造コストが増加することを抑制できる。
図1及び図2には、本発明の実施形態に係る木質ペレット燃焼装置としてのペレットストーブ10の斜視図が示されている。また、図3には、このペレットストーブ10の縦断面図が示されている。なお、図1及び図2では、後述する灰受皿48が筐体12から引き出された状態が図示されている。また、図2では、説明の都合上、筐体12の側壁の一部が除去された状態が図示されている。
本実施形態に係るペレットストーブ10は、中空の直方体状に形成された筐体12を備えている。筐体12の内部は、区画壁14によって区画されており、区画壁14の装置前方側(図3では左側)が燃焼室16とされ、区画壁14の装置後方側(図3では右側)が機械室18とされている。機械室18の内部には、燃料タンクとされるホッパ20が設けられている。このホッパ20の内部には、間伐材を粉砕圧縮加工して作った加工燃料である木質ペレット22が貯蔵されている。なお、本実施形態では、木質ペレット22は、直径が4ミリ〜7ミリ程度、長さが5ミリ〜20ミリ程度とされている。
ホッパ20の下側には、燃料搬送装置24が設けられている。燃料搬送装置24は、上下2段の段違いに配置された上スクリュー26と下スクリュー28とを有している。これらの上スクリュー26及び下スクリュー28は、それぞれモータ30、32の駆動力によって回転されるようになっている。
また、ホッパ20の下部には、燃料降下口34が形成されており、ホッパ20内に投入された木質ペレット22は、この燃料降下口34から上スクリュー26によってかき出され、シュート36へ搬送されて落下する。シュート36から落下した木質ペレット22は、燃料搬送装置24の下段に配設された下スクリュー28によって、燃焼室16側へ押し出される。燃焼室16には、上部に平板状のロストル38(燃焼棚)が取り付けられた箱状の燃焼部40が設けられており、燃焼室16側へ押し出された木質ペレット22は、ロストル38の上面に供給される。
ロストル38の下側には、点火装置としての棒状の点火ヒータ42が設けられている。点火ヒータ42は、本実施形態では所謂「セラミックヒータ」とされており、ロストル38の板面に対して所定角度傾斜した状態でロストル38の下面に固定されている。
点火ヒータ42の先端部は、ロストル38に形成された貫通孔に挿通されて、ロストル38の上面から所定量突出している。このため、上述の如くロストル38の上面に木質ペレット22が供給されると、点火ヒータ42の先端部が木質ペレット22によって覆われるようになっている。なお、ロストル38には、複数の空気噴孔44が形成されており、これらの空気噴孔44を介して燃焼部40の内側と燃焼室16とが連通している。
また、燃料搬送装置24の下側には、燃焼室16の給気口を構成する円筒状の給気管46が設けられている。給気管46の軸線方向一端部は、区画壁14に接続されて燃焼部40の内側に連通しており、給気管46の軸線方向他端部は、筐体12の後壁12Bに接続されて装置の外側に連通している。
一方、ロストル38(燃焼部40)の下方で、燃焼室16の下部には、木質ペレット22の燃えカス(灰)を収容するための灰受皿48が配設されている。この灰受皿48は、図1に示されるように、筐体12から引き出せるようになっており、灰受皿48内に溜まった灰を廃棄できるようになっている。
また、灰受皿48の上側で筐体12の前壁12Aには、開口部50が形成されている。この開口部50は、扉52によって塞がれている。この扉52は、開口部50の幅方向一端側(図1では左側)で、図示しないヒンジを介して筐体12に連結されており、幅方向他端側に取り付けられた取っ手54が引っ張られることで図1の矢印A方向へ回動される(開くことができる)。これにより、燃焼室16の内部が開口部50を介して装置外部に開放されるので、燃焼室16の内部(ロストル38の上面など)を清掃することができる。なお、扉52の中央部には、耐熱ガラス56が取り付けられており、扉52が閉じた状態においても、耐熱ガラス56を介して装置外部から燃焼室16内を視認できるようになっている。
また一方、ロストル38の上方で、燃焼室16の上部には、熱交換部58が設けられている。熱交換部58は、燃焼室16を上下に仕切る上下一対の仕切板60、62と、これらの仕切板60、62の間に設けられて両者を接続された複数の角筒状の放熱管64とを備えている。これらの放熱管64は、軸線方向が上下方向に沿う状態で配置されており、熱交換部58の上側における燃焼室16の空間と、熱交換部58の下側における燃焼室16の空間とが、各放熱管64の内側を介して連通している。
また、一対の仕切板60、62の間の空間(複数の放熱管64が配置された空間、以下「熱交換室66」という)は、筐体12の前壁12Aに形成された温風吹出口68を介して装置外部に連通すると共に、区画壁14に形成された空気供給口70を介して空気供給管72内に連通している。この空気供給管72は、機械室18内で区画壁14に取り付けられて上下方向に延在している。この空気供給管72の下端部には、筐体12の下部に設置された送風機74(本実施形態ではシロッコファン)が接続されている。
この送風機74は、モータ76(図2参照)によって回転される羽根車78(図3参照)と、装置外部の空気を取り入れるための空気取入口80(図2参照)とを備えており、羽根車78を回転させることで装置外部の空気を空気供給管72内へ送風するようになっている。空気供給管72内へ送風された空気は、熱交換室66を通って温風吹出口68から装置外部へ排出される。
また、機械室18には、前述したホッパ20と区画壁14との間において、燃焼室16の排気口を構成する排気管82が設けられている。排気管82は、上下方向に延在しており、上端部が熱交換部58の上方で区画壁14の上部に接続されている。また、排気管82の上端部は、区画壁14の上部に形成された図示しない貫通孔を介して燃焼室16の内部に連通している。
図2に示されるように、排気管82の下端側は、ホッパ20の下側へ延出されており、排気管82の下端部には、ファンとしての排風機84(本実施形態ではシロッコファン)が接続されている。この排風機84は、図4に示されるように、ハウジング86を備えており、このハウジング86の内部は、排気管82の内部に連通している。
ハウジング86の一端部(図4では左側の端部)には、円筒状に形成された排気ガス排出口88が設けられている。この排気ガス排出口88は、筐体12の後壁12Bを貫通して装置外部へ突出しており、ハウジング86の内部を装置外部に連通させている。
また、ハウジング86の内部には、羽根車90(シロッコファン羽根車)が設けられている。この羽根車90は、ハウジング86の下側に固定されたモータ92の出力軸94に連結されており、モータ92が作動することで回転される。羽根車90が回転されると、排気管82内の空気がハウジング86内に吸引され、排気ガス排出口88から装置外部へ排出されるようになっている。
さらに、この排風機84は、モータ92の出力軸94に対向する位置に配置されたホールIC96(回転数検出センサ)を備えている。このホールIC96は、磁気センサであるホール素子と、増幅・判別などの信号処理回路とをワンチップ化したものであり、磁気検知により非接触で回転数や位置などを計測することができるものである。なお、本実施形態に係るホールIC96は、GaAs化合物半導体により製造され、200℃程度の高温環境で使用することが可能な高温動作GaAsホールICとされている。
このホールIC96は、出力軸94に取り付けられた磁石98に対応しており、出力軸94が1回転するごとに、磁石98によって生じる磁気を検知して1パルスの信号を制御装置100に出力する。そして、ホールIC96から出力されたパルス信号は、図示しない配線を介して制御装置100に入力されるようになっている。
制御装置100は、CPU及びドライバを含んで構成されている。この制御装置100には、上述した燃料搬送装置24のモータ30、32、点火ヒータ42、送風機74のモータ76、及び排風機84のモータ92が図示しない配線を介して電気的に接続されている。
ここで、本ペレットストーブ10では、図1に示される運転スイッチ102が「ON」にされると、制御装置100が排風機84のモータ92を作動させる。これにより、排気管82内の空気が排風機84の排気ガス排出口88から装置外部へ排出されると共に、装置外部の空気が給気管46から装置内部へ取り入れられ、給気管46→燃焼部40内→ロストル38の空気噴孔44→燃焼室16(複数の放熱管64の内側を含む)→排気管82の経路で流れる空気流Fが発生する。
そして、制御装置100は、モータ92の回転数が安定した段階で、ホールIC96からのパルス信号に基づいてモータ92の回転数を算出する。この制御装置100には、モータ92の回転数の正常値の範囲(上限値と下限値)が予め設定(規定)されており、制御装置100は、算出した回転数がこの範囲内にあるか否かを判断する。この判断が否定された場合、すなわちモータ92の回転数が正常値の範囲から外れていると判断された場合には、制御装置100は、所定の電気信号(以下、「エラー信号」という)を出力して、本ペレットストーブ10の運転を停止させるようになっている。
一方、上述の判断が肯定された場合、すなわちモータ92の回転数が正常値の範囲内にあると判断された場合には、制御装置100は、モータ30、32を作動させて上スクリュー26及び下スクリュー28を回転させ、ホッパ20内の木質ペレット22をロストル38の上面に供給する。またこのとき、制御装置100は、点火ヒータ42への通電を開始する。このため、ロストル38の上面に供給された木質ペレット22は、通電により発熱した点火ヒータ42によって点火(着火)される。点火された木質ペレット22は、排風機84の作動によってロストル38の上面側に供給される空気(燃焼用の1次空気)によって燃焼する。なお、制御装置100は、点火ヒータ42への通電を開始してから所定時間経過すると(木質ペレット22が点火されてから暫くすると)、点火ヒータ42への通電を遮断するようになっている。
そして、制御装置100は、木質ペレット22の燃焼によって、燃焼室16上部の熱交換部58が加熱されると、送風機74を作動させるようになっている。排風機74が作動すると、熱交換室66内に装置外部の空気が供給され、当該空気と複数の放熱管64との間で熱交換が行われる。そして、複数の放熱管64の熱で加熱された空気(温風)が、筐体12の温風吹出口68から装置外部へと排出されるようになっている。
なお、制御装置100は、ロストル38の上面で木質ペレット22が燃焼しているときには、モータ30及びモータ32を断続的に作動させて、ホッパ20内の木質ペレット22を順次ロストル38の上面に搬送する。これにより、ロストル38の上面における木質ペレット22の燃焼状態が維持されるようになっている。
また、木質ペレット22の燃焼によってロストル38(燃焼部40)の上面に発生した燃えカス(灰)は、下スクリュー28によって新たにロストル38の上面に補充される木質ペレット22によって押し出され、灰受皿48内に落下するようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
上記構成のペレットストーブ10では、運転スイッチ102が「ON」にされると、制御装置100が排風機84のモータ92を作動させる。これにより、給気管46→燃焼部40内→ロストル38の空気噴孔44→燃焼室16→排気管82の経路で流れる空気流Fが発生する。そして、制御装置100は、モータ92の回転数が安定した段階で、ホールIC96からのパルス信号に基づいてモータ92の回転数を算出すると共に、算出した回転数が予め設定された正常値の範囲内にあるか否かを判断する。
ここで、例えば、燃焼室16の扉52が開いていたり、灰受皿48が筐体12から引き出されている場合には、燃焼室16に供給される空気流Fの静圧が低下する。この場合、排風機84の風量が増加し(羽根車90の風圧抵抗が大きくなり)、モータ92の回転数が上記正常値の範囲よりも低くなるので、制御装置100は、空気流Fの静圧が低下した(扉52などが開いている可能性がある)と判断し、エラー信号を出力して本ペレットストーブ10の運転を停止させる。これにより、扉52などが開いたままで木質ペレット22の燃焼が開始されることが防止される。
このように、本実施形態では、制御装置100は、ホールIC96からのパルス信号によって検知した排風機84のモータ92の回転数(モータ92の作動状態)に基づいて、空気流Fの静圧を検知することができる。このため、制御装置が圧力センサを用いて燃焼室内の空気流の静圧を検知する場合に比べて安価に構成することができる。したがって、装置の製造コストが増加することを抑制できる。
しかも、本実施形態では、燃焼室16に供給される空気流Fの流路に何らかの異常がある場合、例えば、熱交換部58の放熱管64内が灰や埃の堆積で詰まっている場合には、放熱管64内を流れる空気流Fの静圧が上昇する。このため、排風機84の風量が少なくなり(羽根車90の風圧抵抗が小さくなり)、モータ92の回転数が上昇する。そして、モータ92の回転数が制御装置100に設定された正常値の範囲の上限値よりも高くなると、制御装置100は、空気流Fの流路に何らかの異常があると判断し、本ペレットストーブ10の運転を停止させる。このように、空気流Fの流路に異常がある場合にも本ペレットストーブ10の運転が停止されるので、木質ペレット22が不完全燃焼することなどを防止又は抑制することができる。
さらに、本実施形態では、仮に本ペレットストーブ10の運転中に排風機84のモータ92が故障した場合、すなわち木質ペレット22の燃焼中に排風機84のモータ92が停止した場合でも、制御装置100によって本ペレットストーブ10の運転が停止される。したがって、木質ペレット22が不完全燃焼することなどを防止又は抑制することができる。
なお、上記実施形態では、制御装置100が出力するエラー信号によって本ペレットストーブ10の運転が停止される構成にしたが、本発明はこれに限らず、制御装置100が出力するエラー信号によってブザーが作動する(警報がなる)構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、作動状態検出手段としてホールIC96と磁石98を適用し、排風機84のモータ92の回転数を検出する構成にしたが、本発明はこれに限らず、作動状態検出手段としてカレントセンサを適用し、モータ92に供給される電流の大きさを検出する構成にしてもよい。
本発明の実施形態に係るペレットストーブを前側から見た斜視図である。 同装置を後側から見た斜視図である。 同装置を横側から見た縦断面図である。 同装置を構成する排風機周辺の構成を示す縦断面図である。
符号の説明
10 木質ペレット燃焼装置
16 燃焼室
22 木質ペレット
46 給気管(給気口)
82 排気管(排気口)
84 排風機(ファン)
90 羽根車
92 モータ
94 出力軸
96 ホールIC(作動状態検出手段)
98 磁石(作動状態検出手段)
100 制御装置
F 空気流

Claims (3)

  1. 給気口及び排気口を備え、内部で木質ペレットを燃焼させる燃焼室と、
    モータによって羽根を回転させることで、前記給気口から前記燃焼室内へ流入して前記排気口から排気される空気流を生じさせるファンと、
    前記モータの作動状態を検出する作動状態検出手段と、
    を有する木質ペレット燃焼装置。
  2. 前記作動状態検出手段の検出結果が入力されると共に、当該検出結果が予め設定された範囲から外れたときはエラー信号を出力する制御装置を有することを特徴とする請求項1に記載の木質ペレット燃焼装置。
  3. 前記作動状態検出手段は、前記モータの出力軸に取り付けられた磁石と、前記磁石によって生じる磁気を検知して、前記出力軸の回転数に応じたパルス信号を出力するホールICとを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の木質ペレット燃焼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101315109B1 (ko) 2011-10-26 2013-10-08 (주)넥스트에너지코리아 펠렛 보일러
JP2014142178A (ja) * 2014-04-02 2014-08-07 Toshio Yoshida 燃焼装置及び燃焼方法

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