JP2009040226A - モニタの着脱機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】 モニタをモニタ支持台にワンタッチで取り付けることができ、しかもモニタをモニタ支持台に、上下、左右でロックして取り付けることができるモニタの着脱機構を提供する。
【解決手段】 モニタとモニタ支持台の、いずれか一方に固設される取付けプレートと、他方に固設される係止プレートにおいて、取付けプレートを係止プレートに着脱自在とすることによってモニタをモニタ支持台に着脱自在に取付けるモニタの着脱機構であって、
係止プレートに取付けた取付けプレートは、ロックプレートの正方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロックし、逆方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔から退出してロック解除をすることを特徴とする。
【選択図】 図9
【解決手段】 モニタとモニタ支持台の、いずれか一方に固設される取付けプレートと、他方に固設される係止プレートにおいて、取付けプレートを係止プレートに着脱自在とすることによってモニタをモニタ支持台に着脱自在に取付けるモニタの着脱機構であって、
係止プレートに取付けた取付けプレートは、ロックプレートの正方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロックし、逆方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔から退出してロック解除をすることを特徴とする。
【選択図】 図9
Description
この発明は、モニタ、例えば、液晶モニタをモニタ支持台に取り付けるための着脱機構に関し、特に、モニタをモニタ支持台にワンタッチにて取付け、取り外しができるモニタの着脱機構に関する。
従来、モニタの着脱機構は、種々のものが提案されている。例えば、モニタ支持台に水平方向に伸びる凸部を設け、モニタの下部に前記凸部を挿入可能の溝を設け、モニタの上部にばねの弾力に抗して移動可能なフックを設け、モニタ支持台にモニタを前記凸部と溝との嵌合部回りに回動させたとき前記ばねの弾力に抗して移動させたフックに係止される係止部を設けたもの(例えば、特許文献1および2参照)、
コネクタボックスとコネクタフレームとでなるコネクタの接続で、電気的な接続と共にモニタ部とスタンド部の機械的な接続を同時に済ませることができるようにしたもの(例えば、特許文献3参照)、
機器側の接続部の凹部が、支持部の凸部に嵌合するとき、掛止突起が退行し、板ばねなどの弾圧部材の湾曲による弾性力で、掛止突起が掛止凹部に嵌合するもの(例えば、特許文献4参照)、
およびモニタの筺体の背面に、スリット穴を有する取付板が設けられており、この取付板にモニタ支持台のフックプレートを挿入し、ネジ軸に螺合し回転することによって進退する回転つまみを、回転させてフックプレートで取付板を挟持させ、モニタをモニタ支持台に取付けるもの(例えば、特許文献5参照)、等が提案されている。
特開2006−282124号公報
特開2006−282125号公報
特開2002−12090号公報
特開平10−37915号公報
特開平8−312885号公報
コネクタボックスとコネクタフレームとでなるコネクタの接続で、電気的な接続と共にモニタ部とスタンド部の機械的な接続を同時に済ませることができるようにしたもの(例えば、特許文献3参照)、
機器側の接続部の凹部が、支持部の凸部に嵌合するとき、掛止突起が退行し、板ばねなどの弾圧部材の湾曲による弾性力で、掛止突起が掛止凹部に嵌合するもの(例えば、特許文献4参照)、
およびモニタの筺体の背面に、スリット穴を有する取付板が設けられており、この取付板にモニタ支持台のフックプレートを挿入し、ネジ軸に螺合し回転することによって進退する回転つまみを、回転させてフックプレートで取付板を挟持させ、モニタをモニタ支持台に取付けるもの(例えば、特許文献5参照)、等が提案されている。
しかしながら、従来のモニタの着脱機構は、解決すべき次のような課題がある。
(1)従来の着脱機構の固定部分は上下のみであり(例えば、特許文献1および2参照)、着脱時の強度を十分に確保することが難しく、また、上下または左右のみの固定(例えば、特許文献1、2および4参照)では、ガタつきを抑えることが難しい課題がある。
(1)従来の着脱機構の固定部分は上下のみであり(例えば、特許文献1および2参照)、着脱時の強度を十分に確保することが難しく、また、上下または左右のみの固定(例えば、特許文献1、2および4参照)では、ガタつきを抑えることが難しい課題がある。
(2)また、取付板にモニタ支持台のフックプレートを挿入し、回転つまみを回転させてフックプレートで取付板を挟持させて取付ける装置(例えば、特許文献5参照)は、回転つまみの操作が必要であると共に、回転つまみがモニタの筺体背面とモニタ支持台の間に位置するため、操作がしにくい課題があると共に、フックプレートをスリット穴を有する取付板に挿入して係止するだけであるし、フックプレートは、螺軸の先端に設けられているため、モニタは、フックプレートおよび螺軸で支持することになり、自動車等の液晶モニタのような小型で軽いものは信頼できるが、会社や自宅で使用するモニタのように大型で重量の重いものは、支持の信頼性に欠ける課題がある。このことはコネクタボックスとコネクタフレームとでなるコネクタの接続で、電気的な接続と共にモニタ部とスタンド部の機械的な接続を同時に済ませることができるもの(例えば、特許文献3参照)でも同じことがいえる。
(3)また、従来の着脱機構は、部品点数が多く組付けのための工数がかかり、コストアップの要因となる課題がある。
(4)また、従来の着脱機構は、機械的に薄くできない構造であり、薄くすることが難しく、小型化やさまざまなデザインの要求に応えることが難しい課題がある。
(5)さらに、従来のモニタの着脱機構は、モニタとモニタ支持台とセットになっており、互いに専用となっているし、モニタおよびモニタ支持台に固定されているため、他のモニタやモニタ支持台に使用することが不自由であり、既存のモニタおよびモニタ支持台に容易に取り換えて使用することができない課題がある。
(4)また、従来の着脱機構は、機械的に薄くできない構造であり、薄くすることが難しく、小型化やさまざまなデザインの要求に応えることが難しい課題がある。
(5)さらに、従来のモニタの着脱機構は、モニタとモニタ支持台とセットになっており、互いに専用となっているし、モニタおよびモニタ支持台に固定されているため、他のモニタやモニタ支持台に使用することが不自由であり、既存のモニタおよびモニタ支持台に容易に取り換えて使用することができない課題がある。
この発明は、このような課題を解決せんと提案されたものであり、その第1の目的は、ネジや工具も、また、操作も不要で、モニタをモニタ支持台にワンタッチで取り付けることができ、取り外しの操作も極めて容易にできるモニタの着脱機構の提供にある。
また、この発明の第2の目的は、モニタをモニタ支持台に、上下、左右で固定して取付けることができ、着脱時の強度も十分であり、ガタ付きの少ない取付けが可能なモニタの着脱機構の提供にある。
さらに、この発明の第3の目的は、モニタの着脱機構がセットになっており、既存のモニタおよびモニタ支持台に取付け可能で、容易に取り換えて使用することができるモニタの着脱機構の提供にある。
また、この発明の第2の目的は、モニタをモニタ支持台に、上下、左右で固定して取付けることができ、着脱時の強度も十分であり、ガタ付きの少ない取付けが可能なモニタの着脱機構の提供にある。
さらに、この発明の第3の目的は、モニタの着脱機構がセットになっており、既存のモニタおよびモニタ支持台に取付け可能で、容易に取り換えて使用することができるモニタの着脱機構の提供にある。
前記課題を解決するため、この発明のモニタの着脱機構は、モニタとモニタ支持台の、いずれか一方に固設される取付けプレートと、他方に固設される係止プレートにおいて、取付けプレートを係止プレートに着脱自在とすることによってモニタをモニタ支持台に着脱自在に取付けるモニタの着脱機構であって、
取付けプレートは、周囲に立設する側壁を備え、該側壁には適宜の間隔で係止孔が複数設けられてなり、
係止プレートは、前記取付けプレートの側壁の内側に略合致して嵌入できる形状であって、該係止プレートの一面には、ロックプレートが回動可能に装着され、このロックプレートの周縁には、前記取付けプレートの側壁に設けられた係止孔に対応し、ロックプレートの正逆の回動で、該係止孔に出入するロック爪が突設され、
係止プレートに取付けた取付けプレートは、ロックプレートの正方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロックし、逆方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔から退出してロック解除をすることを特徴とする。
取付けプレートは、周囲に立設する側壁を備え、該側壁には適宜の間隔で係止孔が複数設けられてなり、
係止プレートは、前記取付けプレートの側壁の内側に略合致して嵌入できる形状であって、該係止プレートの一面には、ロックプレートが回動可能に装着され、このロックプレートの周縁には、前記取付けプレートの側壁に設けられた係止孔に対応し、ロックプレートの正逆の回動で、該係止孔に出入するロック爪が突設され、
係止プレートに取付けた取付けプレートは、ロックプレートの正方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロックし、逆方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔から退出してロック解除をすることを特徴とする。
この構成により係止プレートに取付けた取付けプレートは、ロックプレートの正逆の回動でロックしたり、ロック解除することができるので、ロックプレートの回動だけで容易に着脱することができる。また、このモニタの着脱機構は、板状体である係止プレート、ロックプレートおよび取付けプレートを重ね合わせる構成なので、全体に薄くでき、小型化やデザインの要求に対応することができる。
また、取付けプレートのロックは、取付けプレートの側壁に設けた複数の係止孔に、ロックプレートのロック爪が進入して行うので、着脱時の強度も十分であり、ガタ付きの少ない取付けが可能となる。
また、取付けプレートのロックは、取付けプレートの側壁に設けた複数の係止孔に、ロックプレートのロック爪が進入して行うので、着脱時の強度も十分であり、ガタ付きの少ない取付けが可能となる。
また、この発明のモニタの着脱機構の前記ロックプレートには、ロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロックする方向に回動させるように付勢するばねが設けられ、通常は該ばねの付勢力でロックプレートのロック爪は、取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロック状態を保持し、ロック解除時に、ロックプレートを、ばねの付勢力に抗してロックプレートのロック爪が取付けプレートの側壁に設けた係止孔から退出する方向に回動させることを特徴とする。
この構成により係止孔に取付けた取付けプレートは、ばねの付勢力でロック状態を保持することができるし、取付けプレートが係止プレートから不用意に外れることもなく、取付けの信頼性も向上する。
また、この発明のモニタの着脱機構は、モニタとモニタ支持台の、いずれか一方に固設される取付けプレートと、他方に固設される係止プレートにおいて、取付けプレートを係止プレートに着脱自在とすることによってモニタをモニタ支持台に着脱自在に取付けるモニタの着脱機構であって、
取付けプレートは、周囲に立設する側壁を備え、上下部の側壁には、上部係止孔および下部係止孔が、左右部の側壁には、左部係止孔および右部係止孔が、それぞれ設けられてなり、
係止プレートは、前記取付けプレートの側壁の内側に略合致して嵌入できる形状であって、係止プレートの上端部には、取付けプレートが取付けられたときの取付けプレートの上部側壁に設けた上部係止孔に対応して、該上部係止孔に挿入する係止爪が突設され、
また、係止プレートの一面には、ロックプレートが回動可能に装着され、このロックプレートの左右部および下部の周縁には、このロックプレートの正逆の回動で取付けプレートの左右部および下部の係止孔に出入するロック爪が突設され、
このロックプレートには、ロックプレートのロック爪が取付けプレートの左右部および下部の係止孔に進入してロックする方向に付勢するばねが設けられ、
取付けプレートは、その上部係止孔を係止プレート上端部に突出した係止爪に係止させ、回動する格好で重ね合わせて係止プレートに取付け、この係止プレートに取付けられた取付けプレートは、ばねの付勢力によるロックプレートの正方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの左右部および下部の側壁に設けた左部係止孔、右部係止孔および下部係止孔に進入してロックされ、ばねの付勢力に抗する逆方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの左右部および下部の側壁に設けた左部係止孔、右部係止孔および下部係止孔から退出してロック解除されることを特徴とする。
取付けプレートは、周囲に立設する側壁を備え、上下部の側壁には、上部係止孔および下部係止孔が、左右部の側壁には、左部係止孔および右部係止孔が、それぞれ設けられてなり、
係止プレートは、前記取付けプレートの側壁の内側に略合致して嵌入できる形状であって、係止プレートの上端部には、取付けプレートが取付けられたときの取付けプレートの上部側壁に設けた上部係止孔に対応して、該上部係止孔に挿入する係止爪が突設され、
また、係止プレートの一面には、ロックプレートが回動可能に装着され、このロックプレートの左右部および下部の周縁には、このロックプレートの正逆の回動で取付けプレートの左右部および下部の係止孔に出入するロック爪が突設され、
このロックプレートには、ロックプレートのロック爪が取付けプレートの左右部および下部の係止孔に進入してロックする方向に付勢するばねが設けられ、
取付けプレートは、その上部係止孔を係止プレート上端部に突出した係止爪に係止させ、回動する格好で重ね合わせて係止プレートに取付け、この係止プレートに取付けられた取付けプレートは、ばねの付勢力によるロックプレートの正方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの左右部および下部の側壁に設けた左部係止孔、右部係止孔および下部係止孔に進入してロックされ、ばねの付勢力に抗する逆方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの左右部および下部の側壁に設けた左部係止孔、右部係止孔および下部係止孔から退出してロック解除されることを特徴とする。
この構成により係止プレートに取付けた取付けプレートは、上部係止孔に挿入する係止爪、左右部の係止孔に進入するロック爪および下部の係止孔に進入するロック爪で、上下、左右においてロックされる。従って、着脱時の強度も十分であるし、ガタ付きの少ない取付けができる。
また、ロックプレートの左右部および下部のロック爪を取付けプレートからのロックを解除しても、取付けプレートの上部係止孔は係止プレートの上部の係止爪に係止した状態なので、取り外しが可能な状態でもそのままの位置が確保でき、取付けプレートに取付けられたモニタも自重で落下はせず、手でモニタを支持してから持ち上げて取り外しが可能となるので安全となり、取り外し時の信頼性が向上する。
また、ロックプレートの左右部および下部のロック爪を取付けプレートからのロックを解除しても、取付けプレートの上部係止孔は係止プレートの上部の係止爪に係止した状態なので、取り外しが可能な状態でもそのままの位置が確保でき、取付けプレートに取付けられたモニタも自重で落下はせず、手でモニタを支持してから持ち上げて取り外しが可能となるので安全となり、取り外し時の信頼性が向上する。
また、この発明のモニタの着脱機構は、モニタとモニタ支持台の、いずれか一方に固設される取付けプレートと、他方に固設される係止プレートにおいて、取付けプレートを係止プレートに着脱自在とすることによってモニタをモニタ支持台に着脱自在に取付けるモニタの着脱機構であって、
取付けプレートは、周囲に立設する側壁を備え、上下部の側壁には、上部係止孔および下部係止孔が、左右部の側壁には、左部係止孔および右部係止孔が、それぞれ設けられてなり、
係止プレートは、前記取付けプレートの側壁の内側に略合致して嵌入できる形状であって、この係止プレートの一面には、ロックプレートが回動可能に装着され、このロックプレートの上下部および左右部の周縁には、このロックプレートの正逆の回動で取付けプレートの上下部および左右部の係止孔に出入するロック爪が突設され、
このロックプレートには、ロックプレートのロック爪が取付けプレートの上下部および左右部の係止孔に進入してロックする方向に付勢するばねが設けられ、
係止プレートに取り付けられた取付けプレートは、ばねの付勢力によるロックプレートの正方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの上下部および左右部の側壁に設けた上部係止孔、下部係止孔および左部係止孔、右部係止孔に進入してロックされ、ばねの付勢力に抗する逆方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの上下部および左右部の側壁に設けた上部係止孔、下部係止孔および左部係止孔、右部係止孔から退出してロック解除されることを特徴とする。
取付けプレートは、周囲に立設する側壁を備え、上下部の側壁には、上部係止孔および下部係止孔が、左右部の側壁には、左部係止孔および右部係止孔が、それぞれ設けられてなり、
係止プレートは、前記取付けプレートの側壁の内側に略合致して嵌入できる形状であって、この係止プレートの一面には、ロックプレートが回動可能に装着され、このロックプレートの上下部および左右部の周縁には、このロックプレートの正逆の回動で取付けプレートの上下部および左右部の係止孔に出入するロック爪が突設され、
このロックプレートには、ロックプレートのロック爪が取付けプレートの上下部および左右部の係止孔に進入してロックする方向に付勢するばねが設けられ、
係止プレートに取り付けられた取付けプレートは、ばねの付勢力によるロックプレートの正方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの上下部および左右部の側壁に設けた上部係止孔、下部係止孔および左部係止孔、右部係止孔に進入してロックされ、ばねの付勢力に抗する逆方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの上下部および左右部の側壁に設けた上部係止孔、下部係止孔および左部係止孔、右部係止孔から退出してロック解除されることを特徴とする。
この構成により係止プレートに取付けた取付けプレートは、取付けプレートの上下、左右の係止孔に進入するロックプレートの上下、左右のロック爪でロックされるので、着脱時の強度も十分であるし、ガタ付きの少ない取付けができる。
また、この発明のモニタの着脱機構は、前記ロックプレートの上部のロック爪は、ロックプレートをロック解除方向のロック解除位置まで回動させても、取付けプレートの上部係止孔内で回動移動はするが上部係止孔内より抜け出ない構成となっていることを特徴とする。
この構成によりロックプレートの左右部および下部のロック爪が取付けプレートの左右部および下部の係止孔から退出し、ロックが解除され取り外しが可能な状態になっても、取付けプレートの上部係止孔は、ロックプレートの上部のロック爪に係止した状態なので、そのままの位置が確保でき、取付けプレートに取り付けられたモニタも自重で落下はせず、手でモニタを支持してから持ち上げて取り外しが可能となるので安全となり、取り外し時の信頼性が向上する。
また、この発明のモニタの着脱機構は、前記係止プレートには、ばねの付勢力に抗してロックプレートを、そのロック爪が取付けプレートの係止孔から退出してロックを解除する方向に回動させるスライド部材が進退可能に設けられ、
該スライド部材には、スライド部材がロック解除位置にスライドしたとき、ばねの付勢力に抗してスライド部材をロック解除位置に係止するストッパが設けられ、
係止プレートに取付けた取付けプレートは、ロックプレートのロック爪が取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロックされ、
このロック状態は、ばねの付勢力で保持されているが、前記スライド部材をばねの付勢力に抗してスライドさせると、ロックプレートがロック解除方向に回動されロック解除がされ、スライド部材がロック解除位置にスライドされるとストッパに係止され、そのロック解除位置を保持するので取付けプレートの係止プレートからの取り外しが可能となり、
この取付けプレートの取り外した状態では、スライド部材およびロックプレートは、スライド部材がストッパで係止されていることによりロック解除位置を保持しているが、取付けプレートを係止プレートに取付けると、ストッパの係止が解除され、ばねの付勢力でスライド部材がスライド復帰すると共に、ロックプレートが回動し、そのロック爪が取付けプレートの係止孔に進入してロックすることを特徴とする。
該スライド部材には、スライド部材がロック解除位置にスライドしたとき、ばねの付勢力に抗してスライド部材をロック解除位置に係止するストッパが設けられ、
係止プレートに取付けた取付けプレートは、ロックプレートのロック爪が取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロックされ、
このロック状態は、ばねの付勢力で保持されているが、前記スライド部材をばねの付勢力に抗してスライドさせると、ロックプレートがロック解除方向に回動されロック解除がされ、スライド部材がロック解除位置にスライドされるとストッパに係止され、そのロック解除位置を保持するので取付けプレートの係止プレートからの取り外しが可能となり、
この取付けプレートの取り外した状態では、スライド部材およびロックプレートは、スライド部材がストッパで係止されていることによりロック解除位置を保持しているが、取付けプレートを係止プレートに取付けると、ストッパの係止が解除され、ばねの付勢力でスライド部材がスライド復帰すると共に、ロックプレートが回動し、そのロック爪が取付けプレートの係止孔に進入してロックすることを特徴とする。
この構成により係止プレートに取付けた取付けプレートは、スライド部材のスライド操作によってロックを解除して取り外すことができ、また、取付けプレートは、係止プレートに取付けるだけでロックされる。従って、モニタはモニタ支持台にワンタッチで取り付けることができ、取り外すときはスライド部材のスライド操作でロック解除を行うことができるので、モニタの着脱を容易に行うことができる。
また、この発明のモニタの着脱機構は、係止プレートの下端には、プレート面より立設する突片が設けられ、この突片にはガイド孔が設けられ、前記スライド部材は、該突片にガイド孔でガイドされて進退自在に設けられ、該スライド部材はロックプレートに連係され、このスライド部材のスライド操作でロックプレートの回動が可能となっており、
このスライド部材には、係止プレートに弾発接面する弾発力を備えるストッパ片が設けられ、このストッパ片にはストッパとしての突起が設けられストッパ片の弾発力で係止プレート面に当接されて摺動自在となっており、
係止プレートには、スライド部材がロック解除位置にスライドしたとき、前記ストッパ片の突起が係止されるストッパ孔が、対応する位置に設けられ、
取付けプレートには、係止プレートに取付けたとき前記係止プレートに設けたストッパ孔と対応する位置に、該ストッパ孔に挿入する解除部材が突設され、
取付けプレートが係止プレートに取付けられ、ばねの付勢力でロックプレートが回動され、そのロック爪が取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入したロック状態から、スライド部材をばねの付勢力に抗してスライドさせ、スライド部材がロック解除位置に到達すると、ストッパ片で係止プレート面に弾発押圧されている突起が、ストッパ孔に係止されてスライド部材のロック解除位置を保持し、
このロック解除位置で取付けプレートを係止プレートに取付けると、取付けプレートの解除部材が係止プレートの反対面からストッパ孔に進入しストッパ片または突起を押圧してストッパ孔からの係止を解除し、
この突起での係止が解除されると、ばねの付勢力でスライド部材がスライド復帰すると共に、ロックプレートが回動し、そのロック爪が取付けプレートの係止孔に進入してロックすることを特徴とする。
このスライド部材には、係止プレートに弾発接面する弾発力を備えるストッパ片が設けられ、このストッパ片にはストッパとしての突起が設けられストッパ片の弾発力で係止プレート面に当接されて摺動自在となっており、
係止プレートには、スライド部材がロック解除位置にスライドしたとき、前記ストッパ片の突起が係止されるストッパ孔が、対応する位置に設けられ、
取付けプレートには、係止プレートに取付けたとき前記係止プレートに設けたストッパ孔と対応する位置に、該ストッパ孔に挿入する解除部材が突設され、
取付けプレートが係止プレートに取付けられ、ばねの付勢力でロックプレートが回動され、そのロック爪が取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入したロック状態から、スライド部材をばねの付勢力に抗してスライドさせ、スライド部材がロック解除位置に到達すると、ストッパ片で係止プレート面に弾発押圧されている突起が、ストッパ孔に係止されてスライド部材のロック解除位置を保持し、
このロック解除位置で取付けプレートを係止プレートに取付けると、取付けプレートの解除部材が係止プレートの反対面からストッパ孔に進入しストッパ片または突起を押圧してストッパ孔からの係止を解除し、
この突起での係止が解除されると、ばねの付勢力でスライド部材がスライド復帰すると共に、ロックプレートが回動し、そのロック爪が取付けプレートの係止孔に進入してロックすることを特徴とする。
この構成により突片のガイド孔にガイドされて進退するスライド部材は、ロックプレートに連係されているので、このスライド部材のスライド操作でロックプレートの回動が可能となる。従って、ばねの付勢力でロックプレートのロック爪が取付けプレートの係止孔に進入したロック状態から、スライド部材をばねの付勢力に抗してスライドさせ、ロックプレートを回動させ、ロックプレートのロック爪を、取付けプレートの係止孔から退出させてロックを解除することができ、この状態で取付けプレートは、係止プレートから取り外すことができる。
このスライド部材のスライドでスライド部材がロック解除位置に到達すると、ストッパ片に設けられたストッパとしての突起は、ストッパ片の弾発力で係止プレート面に押圧されて摺動しているので、係止プレートのストッパ孔と合致してストッパ孔に入り係止される。従って、ロック解除位置に到達したスライド部材は、ロック解除位置に保持されるので、取付けプレートは自由に係止プレートより取り外すことができ、取付けプレートを取り外してもスライド部材は、ロック解除位置を保持する。
この状態で取付けプレートを係止プレートに取付けると、取付けプレートの解除部材が係止プレートの反対面からストッパ孔に進入してストッパ片の突起またはストッパ片を押圧するので、突起の係止は解除される。この突起での係止が解除されると、ばねの付勢力でスライド部材がスライド復帰すると共に、ロックプレートがロック方向に回動し、そのロック爪が取付けプレートの係止孔に進入してロックする。
このスライド部材のスライドでスライド部材がロック解除位置に到達すると、ストッパ片に設けられたストッパとしての突起は、ストッパ片の弾発力で係止プレート面に押圧されて摺動しているので、係止プレートのストッパ孔と合致してストッパ孔に入り係止される。従って、ロック解除位置に到達したスライド部材は、ロック解除位置に保持されるので、取付けプレートは自由に係止プレートより取り外すことができ、取付けプレートを取り外してもスライド部材は、ロック解除位置を保持する。
この状態で取付けプレートを係止プレートに取付けると、取付けプレートの解除部材が係止プレートの反対面からストッパ孔に進入してストッパ片の突起またはストッパ片を押圧するので、突起の係止は解除される。この突起での係止が解除されると、ばねの付勢力でスライド部材がスライド復帰すると共に、ロックプレートがロック方向に回動し、そのロック爪が取付けプレートの係止孔に進入してロックする。
また、この発明のモニタの着脱機構の前記係止プレートおよびロックプレートは、ベース部材に装着され、前記取付けプレートは、取付けプレートケースに装着されていることを特徴とする。
この構成により係止プレート側と取付けプレート側は、ベース部材とケースに装着されているので、このベース部材とケースにおいてモニタおよびモニタ支持台に着脱自在に取り付けることができる。従って、既存のモニタおよびモニタ支持台でも使用可能となるし、モニタおよびモニタ支持台とは別に、この着脱機構のみの取引も可能となる。
この構成により係止プレート側と取付けプレート側は、ベース部材とケースに装着されているので、このベース部材とケースにおいてモニタおよびモニタ支持台に着脱自在に取り付けることができる。従って、既存のモニタおよびモニタ支持台でも使用可能となるし、モニタおよびモニタ支持台とは別に、この着脱機構のみの取引も可能となる。
さらに、この発明のモニタの着脱機構の前記ロックプレートの外形状は、略円形、四角形または六角形であることを特徴とする。
ロックプレートは、回動できる形状であればよく、その形状は特に制限されるものではないが、好ましい外形状として、略円形、四角形および六角形を挙げることができる。
この構成によりロックプレートの回動機構を容易にできると共に、ロックプレートの正逆の回動によるロック爪の取付けプレートの係止孔への出入りする構成を容易に実現することができる。
ロックプレートは、回動できる形状であればよく、その形状は特に制限されるものではないが、好ましい外形状として、略円形、四角形および六角形を挙げることができる。
この構成によりロックプレートの回動機構を容易にできると共に、ロックプレートの正逆の回動によるロック爪の取付けプレートの係止孔への出入りする構成を容易に実現することができる。
この発明のモニタの着脱機構によれば、次のような効果を奏する。
(1)係止プレートに取付けた取付けプレートは、ロックプレートの正逆の回動でロックしたり、ロック解除することができ、モニタのモニタ支持台への着脱を容易にすることができる。
(2)このモニタの着脱機構は、板状体の、係止プレート、ロックプレートおよび取付けプレートを重ね合わせる構成なので、全体に薄くでき、小型化やデザインの要求に対応することができる。
(3)取付けプレートは、取付けプレートの側壁に設けた複数の係止孔に、ロックプレートのロック爪が進入してロックされるので、着脱時の強度も十分であり、ガタ付きの少ない取付けが可能となる。
(1)係止プレートに取付けた取付けプレートは、ロックプレートの正逆の回動でロックしたり、ロック解除することができ、モニタのモニタ支持台への着脱を容易にすることができる。
(2)このモニタの着脱機構は、板状体の、係止プレート、ロックプレートおよび取付けプレートを重ね合わせる構成なので、全体に薄くでき、小型化やデザインの要求に対応することができる。
(3)取付けプレートは、取付けプレートの側壁に設けた複数の係止孔に、ロックプレートのロック爪が進入してロックされるので、着脱時の強度も十分であり、ガタ付きの少ない取付けが可能となる。
(4)ロックプレートは、ばねの付勢力でロック状態が保持されるので、ロックが不用意に外れることがなく、従って、係止プレートに取付けた取付けプレートも、しっかりとロックされ不用意に外れることなく、取付けの信頼性が向上する。
(5)係止プレートに取付けた取付けプレートは、上部係止孔に挿入する係止爪または上部係止孔に進入するロック爪、および左右部の係止孔に進入するロック爪、下部の係止孔に進入するロック爪で、上下、左右においてロックされるので、着脱時の強度も十分であるし、ガタ付きの少ない取付けとなる。また、取付けた取付けプレートが係止プレートから不用意に外れることもなく、取付けの信頼性は一層向上する。
(5)係止プレートに取付けた取付けプレートは、上部係止孔に挿入する係止爪または上部係止孔に進入するロック爪、および左右部の係止孔に進入するロック爪、下部の係止孔に進入するロック爪で、上下、左右においてロックされるので、着脱時の強度も十分であるし、ガタ付きの少ない取付けとなる。また、取付けた取付けプレートが係止プレートから不用意に外れることもなく、取付けの信頼性は一層向上する。
(6)ロックプレートの左右部および下部のロック爪が取付けプレートの左右部および下部の係止孔から退出しロックが解除され、取り外しが可能な状態になっても、取付けプレートの上部係止孔は、係止プレートの上部の係止爪またはロックプレートの上部のロック爪に係止した状態なので、そのままの位置が確保でき、モニタが取り付けられた取付けプレートも、重量で落下はせず、手でモニタを支持してから持ち上げる格好で取り外しが可能となるので安全であり、取り外し時の信頼性が高い。
(7)係止プレートに取付けた取付けプレートは、スライド部材のスライド操作によってロックを解除して取り外すことができ、また、取付けプレートは、係止プレートに取付けるだけでロックされて固定される。従って、モニタはモニタ支持台にワンタッチで取付けることができ、モニタの着脱は極めて容易である。
(8)ばねの付勢力でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの係止孔に進入したロック状態から、スライド部材をばねの付勢力に抗してスライドさせロックプレートを回動させロックの解除をするが、この時、スライド部材がロック解除位置に到達すると、ストッパ片に設けた突起が、係止プレートのストッパ孔に入り係止され、スライド部材をロック解除位置に保持することができる。従って、スライド部材から手を放してモニタの取り外し作業を行うことができ、取り外し作業が容易で安全である。
(8)ばねの付勢力でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの係止孔に進入したロック状態から、スライド部材をばねの付勢力に抗してスライドさせロックプレートを回動させロックの解除をするが、この時、スライド部材がロック解除位置に到達すると、ストッパ片に設けた突起が、係止プレートのストッパ孔に入り係止され、スライド部材をロック解除位置に保持することができる。従って、スライド部材から手を放してモニタの取り外し作業を行うことができ、取り外し作業が容易で安全である。
(9)このロック解除位置に保持されている状態で、取付けプレートを係止プレートに取付けると、取付けプレートの解除部材により突起によるスライド部材の係止が解除されるので、ばねの付勢力でスライド部材がスライド復帰すると共に、ロックプレートがロック方向に回動し、そのロック爪が取付けプレートの係止孔に進入してロックする。従って、モニタをモニタ支持台にワンタッチで取り付けることができる。
(10)係止プレート側と取付けプレート側は、ベース部材とケースに装着されているので、このベース部材とケースにおいてモニタおよびモニタ支持台に着脱自在に取り付けることができる。従って、既存のモニタおよびモニタ支持台でも使用可能となるし、モニタおよびモニタ支持台とは別に、この着脱機構のみの取引も可能となるし、既にモニタおよびモニタ支持台を所有している者でも、容易に取り換えて使用できる。
(11)ロックプレートの外形状が略円形、四角形または六角形なので、ロックプレートの回動機構、およびロックプレートの正逆の回動によるロック爪の、取付けプレートの係止孔に出入する構成、等を容易に実現できるし、コンパクトな形状に構成できる。
以下、この発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。図1は、この発明の実施の形態を示す全体斜視図、図2は、この発明の実施の形態を示すモニタをモニタ支持台より取り外した状態の斜視図、図3は、この発明の実施の形態を示す取付けプレートの斜視図、図4は、この発明の実施の形態を示す取付けプレート側の分解斜視図、図5は、この発明の実施の形態を示す係止プレートの斜視図、図6は、この発明の実施の形態を示す係止プレート側の分解斜視図、図7は、係止プレートに回動可能に取り付けたロックプレートがスライド部材でロック解除位置に回動された状態を示す斜視図、図8は、係止プレートに回動可能に取り付けたロックプレートが、ロック位置に回動された状態を示す斜視図、図9は取付けプレートを係止プレートに取付ける取付け方法を説明する斜視図、図10は、取付けプレートが係止プレートに取り付けられた状態を示すロック時の斜視図、図11は、取付けプレートが係止プレートに取り付けられた状態のロック解除時の斜視図、図12は、取付けプレートをモニタに取付け、係止プレートをモニタ支持台に取り付けた状態を示す斜視図である。
この発明のモニタの着脱機構1は、図1および図2に示すようにモニタ2とモニタ支持台3とにおいて、いずれか一方に取付けプレート4が固設され、他方に係止プレート5が固設され、取付けプレート4を係止プレート5に着脱自在とすることによってモニタ2をモニタ支持台3に着脱自在に取付ける構成となっている。以下では、モニタの着脱機構1部分だけを取り出して説明するが、実際にはモニタ2とモニタ支持台3の、いずれか一方に取付けプレート4が固設され、他方に係止プレート5が固設されているものである。この実施の形態では、取付けプレート4がモニタ2に固設され、係止プレート5がモニタ支持台3に固設されている場合を示している。
取付けプレート4は、図3および図4に示すように四角形で周囲に立設する上部側壁6a、下部側壁6b、左部側壁6cおよび右部側壁6dを備える。この上部側壁6aには、上部係止孔7aが、下部側壁6bには下部係止孔7bが、左部側壁6cには左部係止孔7cが、および右部側壁6dには右部係止孔7dが、それぞれ設けられている。本例では、上部係止孔7aが2個、下部係止孔7bおよび左右係止孔7c、7dが1個設けられている。また、取付けプレート4のプレート面には、後述するストッパとしての突起25の係止を解除する解除部材8が突設されている。この解除部材8は、取付けプレート4を係止プレート5に取り付けたとき係止プレート5に設けたストッパ孔28と対応する位置に設けられ、取付けプレート4を係止プレート5に取り付けると係止プレート5のストッパ孔28に挿入するようになっている。また、取付けプレート4の下部側壁6bには、後述するスライド部材23のスライド(進退)を許容する切欠部9が設けられている。さらに、取付けプレート4の隅近傍には、取付孔10が設けられ、図4に示すようにこの取付孔10を用いてモニタ2側に固定される。
なお、この実施の形態の取付けプレート4は、図4に示すようにケース11に装着されている場合を示しているが、このケース11は必ずしも必要はない。
なお、この実施の形態の取付けプレート4は、図4に示すようにケース11に装着されている場合を示しているが、このケース11は必ずしも必要はない。
係止プレート5は、図5および図6に示すように前記取付けプレート4の上下部、左右部の側壁6a、6b、6c、6dで囲繞された内側に略合致して嵌入できる四角形状であって、係止プレート5の上端部には、取付けプレート4が取り付けられたときの取付けプレート4の上部側壁6aに設けた上部係止孔7aと対応する位置に、該上部係止孔7aに挿入する係止爪15が設けられている。
この係止プレート5の一面には、図5および図6に示すようにリング状のロックプレート16が回動可能に装着されている。回動可能とする構成は、従来公知の手段を採用でき、特に制限はない。本例では、ロックプレート16に円弧状のガイド孔17が設けられ、このガイド孔17に係止プレート5から突出したガイド片18が挿入され、回動可能とすると共に、係止プレート5にロックプレート16の外周縁に当接する規制片19を突設して同一軸心での回動を可能にした構成を示している。本例でロックプレート16をリング状としたのは、本例では図5に示すように係止プレート5の中央にベサ取付部20を設けたので、その部分を回避して取り付けるためである。従って、係止プレート5はリング状なので、ベサ取付部20を中央にその外周に回動可能となっている。
このロックプレート16の左右部および下部の周縁には、このロックプレート16の正逆の回動で取付けプレート4の下部係止孔7b、左部係止孔7cおよび右部係止孔7dに出入するロック爪21b、21c、21dが突設されている。また、このロックプレート16には、ロックプレート16のロック爪21b、21c、21dが取付けプレート4の下部係止孔7b、左部係止孔7cおよび右部係止孔7dに進入して取付けプレート4をロックする方向に付勢するばね22が設けられている。このばね22は、一端が係止プレート5に取り付けられ、他端がロックプレート16に取り付けられ、ロックプレート16を取付けプレート4のロック方向(正回動方向)に付勢している。これにより、係止プレート5に回動可能に取り付けたロックプレート16は、図7に示すような取付けプレート4のロック解除位置に回動させたり、図8に示すようなロック位置に回動させることができる。
従って、前記取付けプレート4と係止プレート5は、図9に示すように取付けプレート4の上部係止孔7aを係止プレート5の上端部に突出した係止爪15に係合させて支持させ回動して取付けプレート4と係止プレート5を重ね合わせて取付けることができる。この係止プレート5に取り付けられた取付けプレート4は、ばね22の付勢力によるロックプレート16の正方向の回動でロックプレート16のロック爪21b、21c、21dが、取付けプレート4の下部係止孔7b、左部係止孔7cおよび右部係止孔7dに進入してロックされ(図10の状態)、ばね22の付勢力に抗する逆方向の回動でロックプレート16のロック爪21b、21c、21dが、取付けプレート4の下部係止孔7b、左部係止孔7cおよび右部係止孔7dから退出してロックが解除される(図11の状態)。このロックが解除された状態では、取付けプレート4の上部係止孔7aが係止プレート5の係止爪15に係止されている部分を中心に、取付けプレート4を回動させるように持ち上げること(図9に示す矢印と逆方向の作動)で係止プレート5から取り外すことができる。
そして、図12に示すように取付けプレート4はモニタ2に取付けられ、係止プレート5はモニタ支持台3に取付けられる。従って、モニタ2はモニタ支持台3に着脱自在とすることができる。
そして、図12に示すように取付けプレート4はモニタ2に取付けられ、係止プレート5はモニタ支持台3に取付けられる。従って、モニタ2はモニタ支持台3に着脱自在とすることができる。
前記係止プレート5には、図13、図14に拡大して示すようにばね22の付勢力に抗してロックプレート16を、そのロック爪21b、21c、21dが取付けプレート4の係止孔7b、7c、7dから退出してロックを解除する方向に回動させるスライド部材23が進退可能(スライド自在)に設けられ、該スライド部材23には、スライド部材23がロック解除位置にスライドしたとき(図11、図14の状態)、ばね22の付勢力に抗してスライド部材23をロック解除位置に係止するストッパ25(図15、図16参照)が設けられている。
従って、係止プレート5に取付けた取付けプレート4は、ばね22の付勢力で回動されロックプレート16のロック爪21b、21c、21dが取付けプレート4の下部係止孔7b、左部係止孔7c、右部係止孔7dに進入してロックされ(図10の状態)、このロック状態は、ばね22の付勢力で保持されているが、前記スライド部材23をばね22の付勢力に抗してスライド(図10の状態から図11の状態にする。)させると、ロックプレート16がロック解除方向に回動され、ロックが解除され、スライド部材23がロック解除位置にスライドされるとストッパ25に係止され、そのロック解除位置(図11の状態)を保持する。これによりスライド部材23から手を放し、両手においてモニタ2の取り外しが可能となる。この取付けプレート4の係止プレート5からの取り外しは、取付けプレート4の上部係止孔7aが係止プレート5の係止爪15に係止されている部分を中心に取付けプレート4を回動させるように持ち上げること(図9の矢印と逆方向の作動)で行うことは前述した通りである。
従って、係止プレート5に取付けた取付けプレート4は、ばね22の付勢力で回動されロックプレート16のロック爪21b、21c、21dが取付けプレート4の下部係止孔7b、左部係止孔7c、右部係止孔7dに進入してロックされ(図10の状態)、このロック状態は、ばね22の付勢力で保持されているが、前記スライド部材23をばね22の付勢力に抗してスライド(図10の状態から図11の状態にする。)させると、ロックプレート16がロック解除方向に回動され、ロックが解除され、スライド部材23がロック解除位置にスライドされるとストッパ25に係止され、そのロック解除位置(図11の状態)を保持する。これによりスライド部材23から手を放し、両手においてモニタ2の取り外しが可能となる。この取付けプレート4の係止プレート5からの取り外しは、取付けプレート4の上部係止孔7aが係止プレート5の係止爪15に係止されている部分を中心に取付けプレート4を回動させるように持ち上げること(図9の矢印と逆方向の作動)で行うことは前述した通りである。
この取付けプレート4の取り外した状態では、スライド部材23およびロックプレート16は、スライド部材23がストッパ25で係止されていることによりロック解除位置を保持しているが、取付けプレート4を係止プレート5に取り付けると、ストッパ25の係止が解除され、ばね22の付勢力でスライド部材23がスライド復帰されると共に、ロックプレート16が回動し、そのロック爪21b、21c、21dが取付けプレート4の下部係止孔7b、左部係止孔7c、右部係止孔7dに進入して自動的にロックされる。従って、この実施の形態では、取付けプレート4のロックの解除時にのみスライド部材23をスライドさせればよく、ロックは取付けプレート4を係止プレート5に取り付けることによって自動的に実行される。
さらに、具体的に詳説すると、図5に示すように係止プレート5の下端には、プレート面より立設する突片26が設けられ、この突片26にはガイド孔27が突片26の長手方向に沿って設けられ、前記スライド部材23は、該突片26のガイド孔27にガイドされて進退自在に設けられている。このスライド部材23には、摘み23aが設けられ、ガイド孔27より外出してスライド部材23のスライド操作が可能となっている。このスライド部材23は、ロックプレート16に連係され、このスライド部材23のスライド操作でロックプレート16の回動が可能となっている。
図15は、スライド部材23の斜視図、図16はスライド部材23の断面平面図で、(a)が取付けプレート4のロック時で図10、図13の状態時であり、(b)は取付けプレート4のロック解除時で図11、図14の状態時である。スライド部材23は、同図に示すように係止プレート5のプレート面に弾発接面する弾発力を備えるストッパ片24を具備し、このストッパ片24にストッパとしての突起25が設けられ、このストッパとしての突起25は、ストッパ片24の弾発力で係止プレート5のプレート面に押圧当接されている。従って、突起25は、スライド部材23のスライドでストッパ片24の弾発力で係止プレート5のプレート面に押圧当接されて摺動する。
また、係止プレート5には、スライド部材23がロック解除位置にスライドしたとき、前記ストッパ片24の突起25が係止されるストッパ孔28が設けられている(図6、図16参照)。このストッパ孔28は、スライド部材23がロック解除位置にスライドしたときの、ストッパ片24の突起25と対応する位置に設けられている。従って、図16(a)から(b)のようにストッパとしての突起25は、ストッパ片24の弾発力で係止プレート5のプレート面に押圧当接されて摺動しているので、スライド部材23がロック解除位置にスライドされると、ストッパ片24の突起25は、図16(b)に示すようにストッパ孔28と合致して落ち込み、スライド部材23をその位置に係止する。これによりスライド部材23は、ばね22の付勢力でロック方向に復元しようとしても突起25で係止され、ロック解除位置を保持するし、スライド部材23に連係されているロックプレート16も、スライド部材23により規制され、ロック解除位置を保持する。
このロック解除位置で取付けプレート4は、係止プレート5より取り外し可能となるが、この状態では、取付けプレート4の上部係止孔7aが、係止プレート5の係止爪15に係止された状態なので、取り外し可能でも取付けプレート4が係止プレート5から外れ自重落下することがなく、その位置を保持しており、取付けプレート4(モニタ2)は手で取付けプレート4(モニタ2)を支持してから持ち上げる格好で取り外しする。
また、係止プレート5には、スライド部材23がロック解除位置にスライドしたとき、前記ストッパ片24の突起25が係止されるストッパ孔28が設けられている(図6、図16参照)。このストッパ孔28は、スライド部材23がロック解除位置にスライドしたときの、ストッパ片24の突起25と対応する位置に設けられている。従って、図16(a)から(b)のようにストッパとしての突起25は、ストッパ片24の弾発力で係止プレート5のプレート面に押圧当接されて摺動しているので、スライド部材23がロック解除位置にスライドされると、ストッパ片24の突起25は、図16(b)に示すようにストッパ孔28と合致して落ち込み、スライド部材23をその位置に係止する。これによりスライド部材23は、ばね22の付勢力でロック方向に復元しようとしても突起25で係止され、ロック解除位置を保持するし、スライド部材23に連係されているロックプレート16も、スライド部材23により規制され、ロック解除位置を保持する。
このロック解除位置で取付けプレート4は、係止プレート5より取り外し可能となるが、この状態では、取付けプレート4の上部係止孔7aが、係止プレート5の係止爪15に係止された状態なので、取り外し可能でも取付けプレート4が係止プレート5から外れ自重落下することがなく、その位置を保持しており、取付けプレート4(モニタ2)は手で取付けプレート4(モニタ2)を支持してから持ち上げる格好で取り外しする。
また、取付けプレート4には、係止プレート5に取り付けたときの前記係止プレート5のストッパ孔28と対応する位置に、該ストッパ孔28に挿入する解除部材8(図3参照)が突設されている。従って、このロック解除位置で取付けプレート4を係止プレート5に取付けると、取付けプレート4の解除部材8が、反対面より(図16(b)の矢印方向より)係止プレート5のストッパ孔28に進入して、ストッパ片24または突起25を押圧するので、ストッパ孔28からの突起25の係止が解除される。この突起25での係止が解除されると、ばね22の付勢力でスライド部材23がスライド復帰すると共にロックプレート16が回動し、そのロック爪21b、21c、21dが取付けプレート4の下部係止孔7b、左部係止孔7c、右部係止孔7dに進入して自動的にロックする。
なお、この実施の形態では、取付けプレート4は、図4に示すようにケース11に装着され、係止プレート5は、図6に示すようにベース部材29に装着されている場合を示しているが、このケース11およびベース部材29は、必ずしも必要はない。しかし、取付けプレート4を係止プレート5に取り付けた状態とすると、図20に示すように機構部がケース11およびベース部材29で被覆された格好となるので、このモニタの着脱機構1のみを販売、流通させるのに有効であるし、図19に示すようにケース11およびベース部材29に装着したままでモニタ2およびモニタ支持台3に取り付けることができるし、取付けも容易となるので好ましい。
しかして、この実施の形態のモニタの着脱機構1によれば、係止プレート5を、係止プレート5のスライド部材23をばね22の付勢力に抗してロック解除方向にスライドさせ、ストッパ片24の突起25をストッパ孔28に係止させて保持させたロック解除位置とした状態で、取付けプレート4の上部係止孔7aを、係止プレート5の上端部に突出した係止爪15に係合させて支持させ回動して取付けプレート4を係止プレート5に重ね合わせて取付けると、取付けプレート4の解除部材8が、係止プレート5の反対面からストッパ孔28に進入して、ストッパ片24の突起25またはストッパ片24を押し下げるからストッパ孔28に係止されている突起25は、ストッパ孔28からの係止が解除される。従って、ばね22でロック方向に付勢されているロックプレート16およびスライド部材23は、ばね22の付勢力でスライド部材23がスライド復帰すると共に、ロックプレート16が正方向に回動し、そのロック爪21b、21c、21dが取付けプレート4の下部係止孔7b、左部係止孔7c、右部係止孔7dに進入して取付けプレート4は、自動的にロックされる。図10は、このロック状態を示しており、このロック状態は、ばね22の付勢力で確実に保持される。
この取付けプレート4のロックを解除する時は、ロック状態からスライド部材23をばね22の付勢力に抗してスライドさせる。するとこのスライド部材23に連係しているロックプレート16が逆方向(ロック解除方向)に回動し、そのロック爪21b、21c、21dが、取付けプレート4の下部係止孔7b、左部係止孔7c、右部係止孔7dから退出し、取付けプレート4からのロックを解除すると共に、スライド部材23がロック解除位置に到達すると、ストッパ片24で係止プレート5面に弾発押圧されている突起25が、ストッパ孔28に係止されてスライド部材23のロック解除位置を保持し、これによりロックプレート16もロック解除位置を保持する。
図17は、この発明の他の実施の形態を示す斜視図である。この実施の形態のモニタの着脱機構1は、ロックプレート16が係止プレート5に軸30で回転可能に取り付けられている場合であって、他は前記実施の形態と同様であるので、同一構成要素には同一符号を付して他の詳細な説明は省略する。
この実施の形態のモニタの着脱機構1も前記実施の形態と同様の作用をする。
この実施の形態のモニタの着脱機構1も前記実施の形態と同様の作用をする。
図18は、この発明の更に他の実施の形態を示す斜視図である。この実施の形態のモニタの着脱機構1は、ロックプレート16には、上下部および左右部にロック爪21a、21b、21c、21dを備え、取付けプレート4の上部側壁6aに設けた上部係止孔7aも、ロックプレート16の上部のロック爪21aが出入するように構成したものであって、他は前記実施の形態と同様であるので、同一構成要素には同一符号を付して他の詳細な説明は、省略する。
この実施の形態のロックプレート16の上部のロック爪21aは、ロックプレート16の正逆の回動で上部係止孔7aに出入するように、即ち、ロックプレート16の正方向の回動で上部係止孔7aに進入しロックし、逆方向の回動で上部係止孔7aから退出しロック解除をするようにしてもよいし、ロックプレート16が正逆に回動しても、上部係止孔7a内で正逆の回動だけで上部係止孔7a内より抜け出ないようにしてもよい。
この上部のロック爪21aが、ロックプレート16の正逆の回動で上部係止孔7a内より抜け出ない構成とすると、ロックプレート16の下部のロック爪21b、左右のロック爪21c、21dが取付けプレート4の下部および左右部の係止孔7b、7c、7dから退出し、ロックが解除され取り外しが可能な状態になっても、取付けプレート4の上部係止孔7aは、ロックプレート16の上部のロック爪21aに係止された状態なので、そのままの位置が確保でき、取付けプレート4に取り付けたモニタ2も自重で落下せず、手でモニタ2を支持してから持ち上げて取り外しが可能となるので安全であり、取り外し時の信頼性が向上する。
この実施の形態のロックプレート16の上部のロック爪21aは、ロックプレート16の正逆の回動で上部係止孔7aに出入するように、即ち、ロックプレート16の正方向の回動で上部係止孔7aに進入しロックし、逆方向の回動で上部係止孔7aから退出しロック解除をするようにしてもよいし、ロックプレート16が正逆に回動しても、上部係止孔7a内で正逆の回動だけで上部係止孔7a内より抜け出ないようにしてもよい。
この上部のロック爪21aが、ロックプレート16の正逆の回動で上部係止孔7a内より抜け出ない構成とすると、ロックプレート16の下部のロック爪21b、左右のロック爪21c、21dが取付けプレート4の下部および左右部の係止孔7b、7c、7dから退出し、ロックが解除され取り外しが可能な状態になっても、取付けプレート4の上部係止孔7aは、ロックプレート16の上部のロック爪21aに係止された状態なので、そのままの位置が確保でき、取付けプレート4に取り付けたモニタ2も自重で落下せず、手でモニタ2を支持してから持ち上げて取り外しが可能となるので安全であり、取り外し時の信頼性が向上する。
なお、前記実施の形態は、この発明を制限するものではなく、この発明は要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が許容される。例えば、ロックプレート16の外形状は、回動できる形状であればよく、特に制限されるものではなく、種々の形状で対応可能となる。
この発明は、モニタだけでなく各種ディスプレイの着脱機構にも適用可能である。
1 モニタの着脱機構
2 モニタ
3 モニタ支持台
4 取付けプレート
5 係止プレート
6a 上部側壁
6b 下部側壁
6c 左部側壁
6d 右部側壁
7a 上部係止孔
7b 下部係止孔
7c 左部係止孔
7d 右部係止孔
8 解除部材
11 ケース
15 係止爪
16 ロックプレート
17 ガイド孔
18 ガイド片
19 規制片
21a、21b、21c、21d ロック爪
22 ばね
24 ストッパ片
25 突起(ストッパ)
26 突片
27 ガイド孔
28 ストッパ孔
29 ベース部材
30 軸
2 モニタ
3 モニタ支持台
4 取付けプレート
5 係止プレート
6a 上部側壁
6b 下部側壁
6c 左部側壁
6d 右部側壁
7a 上部係止孔
7b 下部係止孔
7c 左部係止孔
7d 右部係止孔
8 解除部材
11 ケース
15 係止爪
16 ロックプレート
17 ガイド孔
18 ガイド片
19 規制片
21a、21b、21c、21d ロック爪
22 ばね
24 ストッパ片
25 突起(ストッパ)
26 突片
27 ガイド孔
28 ストッパ孔
29 ベース部材
30 軸
Claims (9)
- モニタとモニタ支持台の、いずれか一方に固設される取付けプレートと、他方に固設される係止プレートにおいて、取付けプレートを係止プレートに着脱自在とすることによってモニタをモニタ支持台に着脱自在に取付けるモニタの着脱機構であって、
取付けプレートは、周囲に立設する側壁を備え、該側壁には適宜の間隔で係止孔が複数設けられてなり、
係止プレートは、前記取付けプレートの側壁の内側に略合致して嵌入できる形状であって、該係止プレートの一面には、ロックプレートが回動可能に装着され、このロックプレートの周縁には、前記取付けプレートの側壁に設けられた係止孔に対応し、ロックプレートの正逆の回動で、該係止孔に出入するロック爪が突設され、
係止プレートに取付けた取付けプレートは、ロックプレートの正方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロックし、逆方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔から退出してロック解除をすることを特徴とするモニタの着脱機構。 - 前記ロックプレートには、ロックプレートのロック爪が、取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロックする方向に回動させるように付勢するばねが設けられ、通常は該ばねの付勢力でロックプレートのロック爪は、取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロック状態を保持し、ロック解除時に、ロックプレートを、ばねの付勢力に抗してロックプレートのロック爪が取付けプレートの側壁に設けた係止孔から退出する方向に回動させることを特徴とする請求項1記載のモニタの着脱機構。
- モニタとモニタ支持台の、いずれか一方に固設される取付けプレートと、他方に固設される係止プレートにおいて、取付けプレートを係止プレートに着脱自在とすることによってモニタをモニタ支持台に着脱自在に取付けるモニタの着脱機構であって、
取付けプレートは、周囲に立設する側壁を備え、上下部の側壁には、上部係止孔および下部係止孔が、左右部の側壁には、左部係止孔および右部係止孔が、それぞれ設けられてなり、
係止プレートは、前記取付けプレートの側壁の内側に略合致して嵌入できる形状であって、係止プレートの上端部には、取付けプレートが取付けられたときの取付けプレートの上部側壁に設けた上部係止孔に対応して、該上部係止孔に挿入する係止爪が突設され、
また、係止プレートの一面には、ロックプレートが回動可能に装着され、このロックプレートの左右部および下部の周縁には、このロックプレートの正逆の回動で取付けプレートの左右部および下部の係止孔に出入するロック爪が突設され、
このロックプレートには、ロックプレートのロック爪が取付けプレートの左右部および下部の係止孔に進入してロックする方向に付勢するばねが設けられ、
取付けプレートは、その上部係止孔を係止プレート上端部に突出した係止爪に係止させて重ね合せ係止プレートに取付け、この係止プレートに取付けられた取付けプレートは、ばねの付勢力によるロックプレートの正方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの左右部および下部の側壁に設けた左部係止孔、右部係止孔および下部係止孔に進入してロックされ、ばねの付勢力に抗する逆方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの左右部および下部の側壁に設けた左部係止孔、右部係止孔および下部係止孔から退出してロック解除されることを特徴とするモニタの着脱機構。 - モニタとモニタ支持台の、いずれか一方に固設される取付けプレートと、他方に固設される係止プレートにおいて、取付けプレートを係止プレートに着脱自在とすることによってモニタをモニタ支持台に着脱自在に取付けるモニタの着脱機構であって、
取付けプレートは、周囲に立設する側壁を備え、上下部の側壁には、上部係止孔および下部係止孔が、左右部の側壁には、左部係止孔および右部係止孔が、それぞれ設けられてなり、
係止プレートは、前記取付けプレートの側壁の内側に略合致して嵌入できる形状であって、この係止プレートの一面には、ロックプレートが回動可能に装着され、このロックプレートの上下部および左右部の周縁には、このロックプレートの正逆の回動で取付けプレートの上下部および左右部の係止孔に出入するロック爪が突設され、
このロックプレートには、ロックプレートのロック爪が取付けプレートの上下部および左右部の係止孔に進入してロックする方向に付勢するばねが設けられ、
係止プレートに取り付けられた取付けプレートは、ばねの付勢力によるロックプレートの正方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの上下部および左右部の側壁に設けた上部係止孔、下部係止孔および左部係止孔、右部係止孔に進入してロックされ、ばねの付勢力に抗する逆方向の回動でロックプレートのロック爪が、取付けプレートの上下部および左右部の側壁に設けた上部係止孔、下部係止孔および左部係止孔、右部係止孔から退出してロック解除されることを特徴とするモニタの着脱機構。 - 前記ロックプレートの上部のロック爪は、ロックプレートをロック解除方向のロック解除位置まで回動させても、取付けプレートの上部係止孔内で回動移動はするが上部係止孔内より抜け出ない構成となっていることを特徴とする請求項4記載のモニタの着脱機構。
- 前記係止プレートには、ばねの付勢力に抗してロックプレートを、そのロック爪が取付けプレートの係止孔から退出してロックを解除する方向に回動させるスライド部材が進退可能に設けられ、
該スライド部材には、スライド部材がロック解除位置にスライドしたとき、ばねの付勢力に抗してスライド部材をロック解除位置に係止するストッパが設けられ、
係止プレートに取付けた取付けプレートは、ロックプレートのロック爪が取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入してロックされ、
このロック状態は、ばねの付勢力で保持されているが、前記スライド部材をばねの付勢力に抗してスライドさせると、ロックプレートがロック解除方向に回動されロック解除がされ、スライド部材がロック解除位置にスライドされるとストッパに係止され、そのロック解除位置を保持するので取付けプレートの係止プレートからの取り外しが可能となり、
この取付けプレートの取り外した状態では、スライド部材およびロックプレートは、スライド部材がストッパで係止されていることによりロック解除位置を保持しているが、取付けプレートを係止プレートに取付けると、ストッパの係止が解除され、ばねの付勢力でスライド部材がスライド復帰すると共に、ロックプレートが回動し、そのロック爪が取付けプレートの係止孔に進入してロックすることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のモニタの着脱機構。 - 係止プレートの下端には、プレート面より立設する突片が設けられ、この突片にはガイド孔が設けられ、前記スライド部材は、該突片にガイド孔でガイドされて進退自在に設けられ、該スライド部材はロックプレートに連係され、このスライド部材のスライド操作でロックプレートの回動が可能となっており、
このスライド部材には、係止プレートに弾発接面する弾発力を備えるストッパ片が設けられ、このストッパ片にはストッパとしての突起が設けられストッパ片の弾発力で係止プレート面に当接されて摺動自在となっており、
係止プレートには、スライド部材がロック解除位置にスライドしたとき、前記ストッパ片の突起が係止されるストッパ孔が、対応する位置に設けられ、
取付けプレートには、係止プレートに取付けたとき前記係止プレートに設けたストッパ孔と対応する位置に、該ストッパ孔に挿入する解除部材が突設され、
取付けプレートが係止プレートに取付けられ、ばねの付勢力でロックプレートが回動され、そのロック爪が取付けプレートの側壁に設けた係止孔に進入したロック状態から、スライド部材をばねの付勢力に抗してスライドさせ、スライド部材がロック解除位置に到達すると、ストッパ片で係止プレート面に弾発押圧されている突起が、ストッパ孔に係止されてスライド部材のロック解除位置を保持し、
このロック解除位置で取付けプレートを係止プレートに取付けると、取付けプレートの解除部材が係止プレートの反対面からストッパ孔に進入しストッパ片の突起を押圧してストッパ孔からの係止を解除し、
この突起での係止が解除されると、ばねの付勢力でスライド部材がスライド復帰すると共に、ロックプレートが回動し、そのロック爪が取付けプレートの係止孔に進入してロックすることを特徴とする請求項6記載のモニタの着脱機構。 - 前記係止プレートおよびロックプレートは、ベース部材に装着され、前記取付けプレートは、取付けプレートケースに装着されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のモニタの着脱機構。
- 前記ロックプレートの外形状は、略円形、四角形または六角形であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のモニタの着脱機構。
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2008
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