JP2009038500A - スイッチ回路 - Google Patents

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    • H04B1/18Input circuits, e.g. for coupling to an antenna or a transmission line

Abstract

【課題】スイッチ回路のポート数が増加しても挿入損失を増加させず、且つ歪みによる高調波の影響を低減することのできるスイッチ回路を提供する。
【解決手段】1個の共通出力ポートと、一端が第1ノードで共通接続されたM(Mは2以上の整数)個の第1スイッチと、一端が共通出力ポートに共通接続されたN(N≧1の整数)個の第2スイッチと、一端が共通出力ポートに接続され、他端が第1ノードに接続された第3スイッチと、第1スイッチの他端にそれぞれ接続されたM個の第1入出力ポートと、第2スイッチの他端にそれぞれ接続されたN個の第2入出力ポートとを備え、第1入出力ポート及び第2入出力ポート中の選択されたいずれか1つのポートのみを共通出力ポートに接続させるように駆動され、第1入出力ポートのいずれかが選択された時には、第3スイッチを閉塞することを特徴とするスイッチ回路とした。
【選択図】図1

Description

本発明はスイッチ回路に係り、より詳細には準マイクロ波帯ないしマイクロ波帯で使用されるマルチバンド/マルチモード携帯端末等の無線通信機の送受信切り替えを行う際に用いられるRFスイッチ回路に関する。
現在、マルチバンド/マルチモード携帯端末等の製品開発や研究が盛んに行われている。特にGSM(Global System for Mobile Communication)4Bandの携帯端末の開発が盛んであり、今後新たにUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)モードが追加され、さらにこのUMTSがマルチバンド化されてくる。このような異なる周波数帯域の送信方式を利用できるマルチバンド化に伴い、小型で高性能な送受信切り替えのできるSPMT(Single−Pole/Multi−Throw)スイッチを使用したスイッチ回路が求められている。このようなSPMTスイッチ回路においては、高調波歪みの低減並びに挿入損失の低減が強く求められる。
図2は、従来のスイッチ回路の構成を示す図で、送信部の切替えのみを図示し、(A)はその基本概念図、(B)はその等価回路図を示している。図2に示すスイッチ回路はSP5Tのスイッチ回路として構成されている。通常、コモンポートにアンテナが接続され、ポート1からポート5のいずれかが選択的にコモンポートに接続されるように切り替えられる。通常、ポート1とポート2は高電力信号が供給され、ポート3からポート5には低電力信号が供給されるようになっている。各ポートには、図2(A)に示すようにInput(I)端子1から5がそれぞれパワーアンプ1から5を介して接続されている。いずれかのポートをアンテナが接続されたコモンポートに接続するためのスイッチは、SW1からSW5と相補的に動作する、SW1/バー乃至SW5/バーで構成されている。
図2(B)に示した例では、高電力信号が接続されるポート1がコモンポートに接続された状態を示している。以下の説明においては、コモンポートを共通出力ポートと呼び、ポート3からポート5を第1入力ポートと呼び、ポート1とポート2とを第2入力ポートと呼ぶ。ここで、第2入力ポートの1つであるポート1が共通出力ポートと接続された状態になった時、ポート1にはI端子1からアンプ1を介して送信信号が入力され、その信号は、共通出力端子から出力される。この時、ON状態のスイッチSW1で発生した歪みと共通出力ポートに接続されているOFF状態のスイッチSW2乃至SW5で発生した歪みも併せてアンテナから出力されるため、アンテナには高調波が含まれることとなる。なお、通常SW1乃至SW5およびSW1/バー乃至SW5/バーは半導体回路として構成され、電界効果トランジスタ(FET)が用いられる。このFETによるスイッチでは、通常スイッチのONもしくはOFF時に信号の歪みが発生し、この信号歪みにより高調波が発生する。
図2に示す例では、共通出力ポートを介してアンテナに接続されているOFF状態のスイッチは4つであるが、ポート数が増えるにつれて前述した高調波歪みは増加してくる。
図3は、OFF状態にあるブランチの数と高調波による信号の劣化特性との関係を示した図である。図から明らかなように、OFF状態のブランチ数が増えるに従って、高調波による信号劣化が大きくなる。このようなRFスイッチ回路の挿入損失と高調波歪みとを改善するための従来技術として特許文献1や2に記載された発明が知られている。
特許文献1に記載されている発明は、直列共振回路とその直列共振回路につながるトランジスタとを用いて特定の周波数成分を除去することにより、そのトランジスタのオフ状態時に現れるような共振を補償するようにしたもので、高調波歪みの減少を図っている。
また、特許文献2に記載された発明は、スイッチを構成するFETのゲート−ソース間容量やゲート−ドレイン間容量にかかる電圧の位相を変化させ、それにより高調波歪み量を低減させるようにしている。
しかし、いずれの発明においても、ポート数の増加に対して高調波歪みの低減や挿入損失を減少させるという効果を十分に発揮できるものとはなっていない。
特開2003−318717号公報 特開2006−303775号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、スイッチ回路のポート数が増加しても挿入損失を低減させ、且つ歪みによる高調波の影響を低減することのできるスイッチ回路を提供することを目的とする。
本発明のスイッチ回路は、1個の共通出力ポートと、一端が第1ノードで共通接続されたM(Mは2以上の整数)個の第1スイッチと、一端が前記共通出力ポートに共通接続されたN(N≧1の整数)個の第2スイッチと、一端が前記共通出力ポートに接続され、他端が前記第1ノードに接続された第3スイッチと、前記第1スイッチの他端にそれぞれ接続されたM個の第1入力ポートと、前記第2スイッチの他端にそれぞれ接続されたN個の第2入力ポートとを備え、前記第1入出力ポート及び前記第2入出力ポート中の選択されたいずれか1つのポートのみを前記共通出力ポートに接続させるように駆動され、前記第1入力ポートのいずれかが選択された時には、前記第3スイッチを閉塞する。
本発明のスイッチ回路において、前記第2入力ポートに入力される周波数の電力は、前記第1入力ポートに入力される周波数の電力に比して、少なくとも3dB大きいことを特徴とするスイッチ回路とした。
また、本発明のスイッチ回路は、1個の共通出力ポートと、一端が第1ノードで共通接続されたM(Mは2以上の整数)個の第1スイッチと、一端が前記共通出力ポートに共通接続されたN(N≧1の整数)個の第2スイッチと、一端がジャンパ線を介して前記共通出力ポート又は前記第1ノードに接続され、他端が前記第1ノード又は前記共通出力ポートに接続された第3スイッチと、前記第1スイッチの他端にそれぞれ接続されたM個の第1入力ポートと、前記第2スイッチの他端にそれぞれ接続されたN個の第2入力ポートとを備え、前記第1入出力ポート及び前記第2入出力ポート中の選択されたいずれか1つのポートのみを前記共通出力ポートに接続させるよう駆動され、前記代1入出力ポートのいずれかが選択された時には、前記第3スイッチを閉塞する。
本発明のスイッチ回路において、前記第2入力ポートのいずれかが選択された時、開成したM個の第1スイッチで形成される合成容量と前記ジャンパ線のインダクタンスとによる共振周波数が選択された前記第2入力ポートに印加される周波数の高調波と同じ周波数となるように前記ジャンパ線の長さを定めることを特徴とするスイッチ回路とした。
本発明のスイッチ回路において、前記第2入力ポートのいずれか1つのポートに印加される周波数は、その高調波が他のポートに印加される周波数中の最も高い周波数に対して少なくとも2.5倍離れていることを特徴とするスイッチ回路とした。
本発明のスイッチ回路は、第1乃至第3スイッチがFETにより構成されてなることを特徴とする回路スイッチとした。
本発明では、共通出力ポートに接続されているOFF状態のスイッチの個数を等価的に2つだけにしたため、ポートの数が増えても高調波の影響や挿入損失を増加させることなくスイッチ回路を構成することができる。
図1は、本発明に係るスイッチ回路の第1の実施の形態を説明する回路構成図である。図1を参照すると、本発明のスイッチ回路は1個の共通出力ポートであるコモンポート1と高電力側の入力端子に接続されるN(N≧1の整数)個のポート(ポート1,ポート2,・・・ポートN)と、低電力側の入力端子に接続されるM(M≧2の整数)個のポート(ポートN+1,ポートN+2,・・・ポートM+N)とが設けられている。低電力側のポートN+1,ポートN+2,・・・ポートM+NはそれぞれSW(N+1),SW(N+2),・・・SW(M+N)を介して、第1ノードPに共通接続されている。また、高電力側のポート1,ポート2,・・・ポートNはそれぞれSW1,SW2,・・・SWNを介してノードQに共通接続されている。なお、SW1,SW2,・・・SWN,SW(N+1),SW(N+2),・・・SW(M+N)はそれぞれ相補性のスイッチとしても構成することができ、その場合、これらの相補性のスイッチSW1/バー,SW2/バー,・・・SWN/バー,SW(N+1)/バー,SW(N+2)/バー,・・・SW(M+N)/バーはそれぞれ各ポートと接地点との間に図1に示すように接続することができる。以下の説明において低電力側のポートに接続されているスイッチSW(N+1),SW(N+2),・・・SW(M+N)を第1スイッチと呼び、高電力側の各ポートにそれぞれ接続されているスイッチSW1,SW2,・・・SWNを第2スイッチと呼ぶ。そして本発明においては、ノードPとノードQとの間に第3スイッチ4を設けたことを特徴としている。この第3スイッチ4は、低電力側のいずれかのポートが共通出力ポート1と接続された場合にのみ閉塞するように制御される。
本発明のスイッチ回路は、図2に示す従来のスイッチ回路と比べて図1の図中に太線で示した部分の20の構成が異なっている。より詳しく言うと、図1に示した部分2の構成は従来の構成と同一であるが、部分3の構成が異なっている。すなわち、高電力側のスイッチSW1,SW2,・・・SWNの一端が共通接続され、共通出力ポート1に接続されているノードQに新しく設けた第3スイッチ4の一端を接続し、他端を低電力側のスイッチSW(N+1),SW(N+2),・・・SW(M+N)が共通接続されたノードPに接続するようにしている。第3スイッチ4も他のスイッチと同様に半導体のFETで構成することができる。
図4は、高電力側に2ポート、低電力側に3ポートのスイッチブランチを有するスイッチ回路を半導体FETスイッチを用いて構成する場合の回路図を示したものである。図4(A)は従来技術におけるスイッチ回路図であり、(B)は本発明のスイッチ回路図である。図中に示したSW1乃至SW5,SW1/バー乃至SW5/バーはそれぞれ、図1又は図2に示したスイッチと対応している。図から明らかなように、スイッチSW1乃至SW5,SW1/バー乃至SW5/バーはそれぞれ、2つのFETを直列接続して同時にON/OFFさせる構成となっている。ここで、本発明のスイッチ回路の図4(B)を見ると明らかなように、本発明では、SW3乃至SW5を構成する2つのスイッチのうち一方を取り除き、1つのFETのみでスイッチSW3’,SW4’,SW5’とし、第3スイッチ4も1つのFETで構成している。これにより本発明のスイッチ回路の場合、スイッチに使用するFETの数を減少させることができるため、スイッチ回路の小型化にも効果がある。通常、ポート1には850/900TXが、ポート2には1800/1900TXが、ポート3にはUNTS850が、ポート4にはUMTS1900が、ポート5にはUMTS2100がそれぞれ接続されて使用される。また、高電力側のポート1,2での信号ハンドリングレベルは33dBm以上であり、低電力側のポート3,4,5での電力ハンドリングレベルは30dBm以下である。また、この様な構成をとってもこの部分で発生する高調波は、低電力側の1つのポートとコモンポート1が接続状態、または、高電力側の1つのポートとコモンポート1が接続状態の時でも、従来技術と比べても劣化はない。
図5は、図4に示すスイッチ回路図の高電力側のポート1とコモンポート1がON状態の時の等価回路を示したもので、(A)は図4の(A)に対応し、(B)は図4の(B)にそれぞれ対応している。そして、図5に示す例では、ポート1と共通出力ポートであるコモンポート1とは接続され、他のポートは各スイッチをOFFすることにより開放された状態となっている。ポート1は、コモンポート1に接続されるため、スイッチ1を構成する2つのFETがそれぞれON状態となり内部抵抗Rで等価的に示されている。その他のスイッチは全てOFF状態となりOFF容量Cとして表されている。ここで、本発明のスイッチ回路を使用した場合の挿入損失が、従来のスイッチ回路を用いた場合に比較してどのように変化するかを説明する。図5(A),(B)のいずれの場合においても、コモンポート1から高電力側のポートを見た構成は全て同一であるため、コモンポート1から低電力側のポートを見た場合のコモンポート1に接続される合成容量について説明する。まず、図5(A)に示す従来のスイッチ回路の場合には、低電力側のスイッチ回路30の部分の合成容量C1は3/2Cになることが明らかである。これに対して、図5(B)に示す本発明の低電力側のスイッチ回路40の合成容量C2は3/4Cとなり、これは従来のスイッチ回路30の合成容量のC1の半分となる。従って、この部分のインピーダンスがより高くなり、挿入損失は本発明のスイッチ回路の方が少ない。また、この本発明のスイッチ回路の場合、コモンポート1を介してアンテナに接続されているOFF状態のFETの数が等価的に2つだけになるということを意味する。すなわち、本発明のスイッチ回路の場合、実質上の構成はSP5Tにも関わらず、等価的には従来のスイッチ回路のSP3TにおけるOFF状態のFETの数2つと同じであり、高調波歪みは従来方式のSP3Tと同等で、従来方式のSP5Tとよりも良くなることを意味する。なお、ポート2を使用する1800/1900TXモードの場合についても同様の効果が得られる。
次に、低電力側ポートを使うUMTSモードの時について説明する。この場合においても、高調波については従来方式のSP5Tと同等である。例えば、UMTS850モードの時は、ポート3とコモンポート1との間のスイッチである2つの直列接続されたFETはON状態で、それ以外の直列接続された2つのFETはOFF状態である。この時、高調波に影響を与えるOFF状態のFETの数は4つであり、従来方式のSP5Tと同一となる。従って、高調波の特性が悪化することはない。また、UMTS側にあるOFF状態にある直列接続されたFETのゲートスタック数は、図4に示すようにトリプルゲートのため3となってしまうが、送信電力が低いのでトリプルゲートだけでも十分の高調波特性が得られるので、特に問題とはならない。なお、図5に示したスイッチの等価回路による容量Cの値は、例えばトリプルゲート構造で、ゲート長Wgが125um,Finger数が20の場合、約0.3pF程度となる。なお、本発明の構成を採用した場合、UMTSモードの挿入損失が若干悪くなるが、高電力側のポート1や2に接続されたパワーアンプの負荷が軽減されるため、直流の消費電力は全体として軽減されるという効果がある。
図6は、高電力側のポート数を2ポートと一定にし、低電力側のポート数を増加させるようなスイッチ回路の構成とした場合のスイッチ数の増加に対する挿入損失を示した特性図である。図から明らかなように、従来方式の場合にはスイッチ回路のブランチ数が増加するに従って挿入損失が大きくなっているのに対して、本発明のスイッチ回路の発明ではブランチ数が増加しても挿入損失は殆ど変わることなく一定であることが分かる。また、高調波歪みについても改善されることは、図3に示すコモンポートに接続されるOFF状態のブランチ数と高調波歪みの改善の特性図からも明らかである。すなわち、図2や図4に示すような回路構成を採用した場合、従来の方式ではOFF状態のブランチ数は4であるため、高調波歪みは68dBcとなるのに対し、本発明の回路構成を使用した場合、等価的なOFF状態のブランチ数は2となるため、高調波歪みの値は74dBcとなり、約6dBの改善を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。1800/1900TXモードで使用した場合の第3高調波の影響を改善する方法として、図7に示すようにジャンパ線5を付け加えることができる。すなわち、ジャンパ線5の一端を第3スイッチ4の一端に接続し、他端をノードPに接続する。すなわち、ノードPとノードQとの間をスイッチ4とジャンパ線5とを直列に接続して、接続するのである。なお、ジャンパ線とスイッチとは、共通出力ポート1側にジャンパ線が接続されるようにしても良く、ジャンパ線は、これに限らず、インダクターやBonding wire等のインダクタンス性を持つ物なら何でも良い。
図8(A)は従来の回路方式にジャンパ線5を付加した場合、図8(B)は本発明の回路方式においてジャンパ線5を付加した場合で高電力側のポート1とコモンポート1がON状態の時の等価回路図を示したものである。図8(A)の場合のコモンポート1から低電力側ポートを見たインピーダンスZ1は、合成容量C1とジャンパ線5のインダクタンスL1との直列接続された値となる。同様に、本発明の場合の低電力側スイッチ回路のインピーダンスZ2は、ジャンパ線のインダクタンスL2と合成容量C2との直列接続された値となる。ここで前述したように、C2=C1/2となることから、ジャンパ線と合成容量とで形成される回路の共振周波数を同一にする場合、本発明の回路に用いられるジャンパ線5のインダクタンスL2は、2L1となる。なお、ジャンパ線5のインダクタンスと合成容量C2とで形成される回路の共振周波数は、高電力側のポートに接続される動作周波数の高調波となるようにする必要がある。これにより発生した高調波がトラップされて、コモンポートから放射されることがなくなる。また、このようなトラップ回路を備えたスイッチ回路を使用する場合、高電力側ポートの1つに印加される動作周波数の高調波が、他の高電力側のポートに印加される動作周波数の1番高い周波数に対して、2.5倍程度以上離れているようにする必要がある。例えばジャンパ線5の長さを調節し、1800/1900TX帯域の3倍の周波数で共振するように長さを定めることにより、発生した第3高調波を抑制することが可能となる。また、このジャンパ線5の付加により850/900TXモード,1800/1900TXモード時の挿入損失の影響は共振回路のインピーダンスが図8に示すように、従来の方式の場合と比べて高いので影響は少ない。
図9は、ジャンパ線を使用してトラップ回路を形成した場合の高調波の抑圧特性を示す図である。使用周波数f0として、2GHzを使用した場合の第3次高調波3f0は、ジャンパ線を使用した本発明の構成2の場合では900MHz帯域幅で約6dBの改善がみられる。なお、ジャンパ線を使用しない本発明の構成1の場合には、トラップ回路は形成されない為、第3次高調は3f0において殆ど挿入損失に変化はない。
図10は、従来方式,従来方式にジャンパ線を付加した場合,第3スイッチのみを付加した本発明の場合,さらにジャンパ線と第3スイッチとを付加した本発明の場合のそれぞれについて挿入損失を比較した特性図である。図から明らかなように、従来方式でジャンパ線を付加した場合には挿入損失は0.1dB程度悪化するが、本発明の場合ジャンパ線を付加してもその挿入損失の劣化は0.03dB程度であり、従来方式に比べて挿入損失への影響は少ない。これは、低電力側ブランチでの合成容量とジャンパ線のインダクタンスとによる共振回路のインピーダンスが、従来方式でジャンパ線を付加した場合のインピーダンスに比べて高くなるためである。
図11は、従来方式にジャンパ線を付加した場合と第3スイッチを付加した本発明の構成にジャンパ線を付加した場合の構成とで、ブランチ数の増加に対して挿入損失がどのように変化したかを示す特性図である。なお、高電力側のポート数は2ポートで一定としている。図から明らかなように、本発明の構成の場合には、ジャンパ線を付加した場合であっても、ブランチ数の増加に殆ど関係なく、挿入損失が増加しないことを示している。
本発明に係るスイッチ回路の第1の実施形態を説明する回路構成図である。 従来のスイッチ回路の構成を示す図で、(A)はその基本概念図、(B)はその等価回路図を示している。 OFF状態にあるブランチの数と高調波による信号の劣化特性との関係を示した図である。 (A)は従来技術におけるスイッチ回路図であり、(B)は本発明のスイッチ回路図である。 図4に示すスイッチ回路図の等価回路を示したもので、図4の(A),(B)にそれぞれ対応している。 高電力側ポートを2ポートと一定にし、低電力側ポートを増加させるようなスイッチ回路の構成とした場合のスイッチ数の増加に対する挿入損失を示した特性図である。 本発明に係るスイッチ回路の第2の実施形態を説明する回路構成図である。 (A)は従来の回路方式にジャンパ線5を付加した場合、(B)は本発明の回路方式においてジャンパ線5を付加した場合の等価回路図を示したものである。 ジャンパ線を使用してトラップ回路を形成した場合の高調波の抑圧特性を示す図である。 従来方式,従来方式にジャンパ線を付加した場合,第3スイッチのみを付加した本発明の場合,さらにジャンパ線と第3スイッチを付加した本発明の場合のそれぞれについて挿入損失を比較した特性図である。 従来方式にジャンパ線を付加した場合と第3スイッチを付加した本発明の構成にジャンパ線を付加した場合の構成とで、ブランチ数の増加に対して挿入損失がどのように変化したかを示す特性図である。
符号の説明
1 共通出力ポート
4 第3スイッチ
5 ジャンパ線
P 第1ノード
Q ノード
SW1,SW2,SWN 第1スイッチ
SW(N+1),SW(N+2),SW(M+N) 第2スイッチ

Claims (6)

  1. 1個の共通出力ポートと、
    一端が第1ノードで共通接続されたM(Mは2以上の整数)個の第1スイッチと、
    一端が前記共通出力ポートに共通接続されたN(N≧1の整数)個の第2スイッチと、
    一端が前記共通出力ポートに接続され、他端が前記第1ノードに接続された第3スイッチと、
    前記第1スイッチの他端にそれぞれ接続されたM個の第1入力ポートと、
    前記第2スイッチの他端にそれぞれ接続されたN個の第2入力ポートと、
    を備え、
    前記第1入力ポート及び前記第2入力ポート中の選択されたいずれか1つのポートのみを前記共通出力ポートに接続させるように駆動され、
    前記第1入力ポートのいずれかが選択された時には、前記第3スイッチを閉塞することを特徴とするスイッチ回路。
  2. 請求項1に記載のスイッチ回路において、
    前記第2入力ポートに入力される周波数の電力は、前記第1入力ポートに入力される周波数の電力に比して、少なくとも3dB大きいことを特徴とするスイッチ回路。
  3. 1個の共通出力ポートと、
    一端が第1ノードで共通接続されたM(Mは2以上の整数)個の第1スイッチと、
    一端が前記共通出力ポートに共通接続されたN(N≧1の整数)個の第2スイッチと、
    一端がジャンパ線を介して前記共通出力ポート又は前記第1ノードに接続され、他端が前記第1ノード又は前記共通出力ポートに接続された第3スイッチと、
    前記第1スイッチの他端にそれぞれ接続されたM個の第1入力ポートと、
    前記第2スイッチの他端にそれぞれ接続されたN個の第2入力ポートと、
    を備え、
    前記第1入力ポート及び前記第2入力ポート中の選択されたいずれか1つのポートのみを前記共通出力ポートに接続させるよう駆動され、
    前記代1入出力ポートのいずれかが選択された時には、前記第3スイッチを閉塞することを特徴とするスイッチ回路。
  4. 請求項3に記載のスイッチ回路において、
    前記第2入力ポートのいずれかが選択された時、開成したM個の第1スイッチで形成される合成容量と前記ジャンパ線のインダクタンスとによる共振周波数が選択された前記第2入力ポートに印加される周波数の高調波と同じ周波数となるように前記ジャンパ線の長さを定めることを特徴とするスイッチ回路。
  5. 請求項3に記載のスイッチ回路において、
    前記第2入力ポートのいずれか1つのポートに印加される周波数は、その高調波が他のポートに印加される周波数中の最も高い周波数に対して少なくとも2.5倍離れていることを特徴とするスイッチ回路。
  6. 請求項1乃至5に記載の第1乃至第3スイッチが、FETにより構成されてなることを特徴とする回路スイッチ。
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