JP2009037028A - 表示装置および表示モードの切替方法 - Google Patents

表示装置および表示モードの切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回路規模を増大させることなく、多数の表示モードの切り替えが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】外部から送られる水平同期信号HSYNCに基づいて表示モードを選択(決定)するための同期幅判定回路500を表示装置に備える。同期幅判定回路500は、水平同期信号HSYNCの立ち下がりエッジを検出するための立ち下がりエッジ検出回路510と、水平同期信号HSYNCの極性を判定するための極性判定回路520と、水平同期信号HSYNCの同期幅に相当する期間においてクロック信号CLKのクロックパルスをカウントするための同期幅カウンタ530と、カウント結果としてのカウント値CNTに基づく表示モードによる画像表示が行われるよう表示制御回路を動作させるための表示モード指示信号SMODを出力するカウンタ数値判定回路540とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置に関し、更に詳しくは、表示モードを切り替えつつ画像を表示することのできる表示装置に関する。
従来より、表示モードを切り替えつつ画像を表示することが可能な液晶表示装置等の表示装置が知られている。このような表示装置においては、階調カーブ(階調値と輝度値との関係を表す曲線)や色味の異なる複数の表示モードが予め用意され、使用環境や用途に応じて好適な表示モードによる画像表示が行われる。図8は、表示モードによる階調カーブの違いを説明するための図である。ノーマルモードにおいては、ガンマ値が「2.2」となるように、階調値と輝度値とが対応付けられている。映画鑑賞モード(AVモード)では、中間階調での輝度の変化が大きくなっている。例えば、DVD(Digital Versatile Disc)による映画の再生が行われる際には、この映画鑑賞モードによる画像表示が行われ、コントラストが強調され、くっきりとした映像が表示される。低消費電力モードでは、ノーマルモードと比べて全体的に輝度が小さくなっている。例えば、バッテリーによって駆動される際には、この低消費電力モードによる画像表示が行われ、消費電力が低減されている。
ところで、複数の表示モードによる画像表示を実現するために、表示装置には、表示モードを指示するための信号(以下、「表示モード指示信号」という。)が外部から与えられなければならない。このため、表示モード指示信号を外部から表示装置に与えるための信号配線が必要となる。このとき、予め用意される表示モードの数が多くなるほど、表示モード指示信号の伝送に必要な信号配線の数も多くなる。従って、表示モードの数が多くなるにつれて、実装面積が増大し、コストも上昇する。
図9は、従来例における、複数の表示モードによる画像表示が可能な表示装置の全体構成を示すブロック図である。図9に示すように、この表示装置は、制御回路910と駆動回路920と表示部930とから構成されている。制御回路910は、外部の信号源900から送られる各種信号に基づいて駆動回路920の動作を制御する。駆動回路920は、制御回路910から送られる信号に基づいて、表示部930を駆動する。ここで、信号源900と制御回路910との間には、表示モード指示信号SMを伝達するための信号配線(以下、「表示モード切替配線」という。)が設けられている。
ところが、図9に示す構成によると、上述したように、予め用意される表示モードの数が多くなるにつれて、必要な表示モード切替配線の数も多くなる。そこで、特開昭62−231289号公報には、外部から与えられる表示モード指示信号SMに代えて水平同期信号HSYNCの極性に基づいて表示モードの切り替えが行われる表示装置の発明が開示されている。図10は、特開昭62−231289号公報に開示された表示装置の全体構成を示すブロック図である。図10に示すように、この表示装置には、信号源901から送られる水平同期信号HSYNCに基づいて(表示装置の内部で)表示モード指示信号SMを生成する極性判定回路931が設けられている。この極性判定回路931は、非表示期間における水平同期信号HSYNCの極性に応じて、表示モード指示信号SMを生成する。そして、その表示モード指示信号SMに基づく表示モードで画像表示が行われる。以上のようにして、特開昭62−231289号公報に開示された表示装置においては、信号源901と制御回路911との間に表示モード切替配線を備えることなく、表示モードの切り替えが行われている。
特開昭62−231289号公報
ところが、上記特開昭62−231289号公報に開示された表示装置によると、水平同期信号HSYNCの極性は正極性もしくは負極性のいずれかであるので、2つの表示モード間での切り替えは可能となるが、3つ以上の表示モードを切り替えることはできない。また、n個の同期信号の極性に基づいて表示モードが決定される構成にした場合には、切り替え可能な最大の表示モードの数は「2のn乗」である。このため、多数の表示モードを有する表示装置においては、従来より使用されている同期信号だけでは不足することがある。
そこで本発明は、回路規模を増大させることなく、多数の表示モードの切り替えが可能な表示装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、複数の表示モードを有し、表示モードを切り替えつつ画像を表示することが可能な表示装置であって、
画像表示のための1または複数の同期信号のレベルが変化するタイミングのうちの所定の2つのタイミングである第1のタイミングと第2のタイミングとの時間間隔に基づいて、前記複数の表示モードの中からいずれかの表示モードを指示表示モードとして選択する表示モード選択部と、
前記表示モード選択部によって選択された指示表示モードによる画像表示が行われるように、前記複数の表示モードの切り替えを制御する表示モード切替制御部と
を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔として取り得る値の範囲が予め複数の区間に区切られ、各区間は前記複数の表示モードのいずれかに予め対応付けられ、
前記表示モード選択部は、前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔を示す値を含む区間と対応付けられている表示モードを前記指示表示モードとして選択することを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔は、前記同期信号の同期幅に相当することを特徴とする。
第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明において、
前記表示モード選択部は、所定のクロック信号のクロックパルスのうち前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの間に発生するクロックパルスの数をカウントすることにより前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔を取得することを特徴とする。
第5の発明は、第3の発明において、
前記表示モード選択部は、
前記同期信号のレベルの変化に基づいて前記第1のタイミングを取得する変化タイミング取得部と、
前記同期信号のレベルを取得する同期信号レベル取得部と、
前記変化タイミング取得部によって取得された前記第1のタイミングと前記同期信号レベル取得部によって取得された前記同期信号のレベルとに基づいて、前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔を表示モード決定用時間間隔として取得する表示モード決定用時間間隔取得部と、
前記表示モード決定用時間間隔取得部によって取得された表示モード決定用時間間隔に基づいて、前記指示表示モードを示す表示モード指示信号を出力する表示モード指示信号出力部と
を含み、
前記表示モード切替制御部は、前記表示モード指示信号出力部から出力される表示モード指示信号に基づいて、前記複数の表示モードの切り替えを制御することを特徴とする。
第6の発明は、複数の表示モードを有する表示装置における表示モードの切替方法であって、
画像表示のための1または複数の同期信号のレベルが変化するタイミングのうちの所定の2つのタイミングである第1のタイミングと第2のタイミングとの時間間隔に基づいて、前記複数の表示モードの中からいずれかの表示モードを指示表示モードとして選択する表示モード選択ステップと、
前記表示モード選択ステップで選択された指示表示モードによる画像表示が行われるように、前記複数の表示モードの切り替えを制御する表示モード切替制御ステップと
を備えることを特徴とする。
また、第6の発明において実施形態および図面を参照することにより把握される変形例が、課題を解決するための手段として考えられる。
上記第1の発明によれば、同期信号のレベルが変化する複数のタイミングのうちの所定の2つのタイミングの時間間隔に基づいて、予め用意されている複数の表示モードの中から画像表示の際の表示モードが選択される。このため、上記タイミングをずらすだけで、表示装置において表示モードが切り替えられる。従って、表示モードの切り替え用の信号配線を備えることなく、表示装置において複数の表示モードの切り替えが行われる。
上記第2の発明によれば、上記2つのタイミングの時間間隔として取り得る値の範囲が複数の区間に区切られ、各区間は複数の表示モードのいずれかに予め対応付けられている。このため、上記複数の区間と表示モードとの対応付けに従って上記2つのタイミングを調整することにより、表示装置において所望の表示モードによる画像表示が行われる。
上記第3の発明によれば、同期信号の同期幅に基づいて、画像表示の際の表示モードが選択される。このため、表示モードの切り替え用の信号配線を備えることなく、比較的容易に、表示装置において複数の表示モードの切り替えが行われる。
上記第4の発明によれば、上記2つのタイミングの時間間隔は、クロック信号のパルス数をカウントすることによって取得される。このため、簡易な構成により、上記時間間隔が取得される。
上記第5の発明によれば、上記第3の発明と同様、表示モードの切り替え用の信号配線を備えることなく、比較的容易に、表示装置において複数の表示モードの切り替えが行われる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。
<1.全体構成および動作>
図2は、本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。この液晶表示装置は、表示部100と、表示モード選択部としての表示制御回路200と、ソースドライバ(映像信号線駆動回路)300と、ゲートドライバ(走査信号線駆動回路)400と、表示モード選択部としての同期幅判定回路500とを備えている。
表示部100には、複数本(n本)のソースバスライン(映像信号線)SL1〜SLnと、複数本(m本)のゲートバスライン(走査信号線)GL1〜GLmと、それら複数本のソースバスラインSL1〜SLnと複数本のゲートバスラインGL1〜GLmとの交差点にそれぞれ対応して設けられた複数個(n×m個)の画素形成部が含まれている。これらの画素形成部はマトリクス状に配置されて画素アレイを構成し、各画素形成部は、対応する交差点を通過するゲートバスラインにゲート端子が接続されると共に当該交差点を通過するソースバスラインにソース端子が接続されたスイッチング素子であるTFT10と、そのTFT10のドレイン端子に接続された画素電極と、上記複数個の画素形成部に共通的に設けられた対向電極である共通電極Ecと、上記複数個の画素形成部に共通的に設けられ画素電極と共通電極Ecとの間に挟持された液晶層とからなる。そして、画素電極と共通電極Ecとにより形成される液晶容量により、画素容量Cpが構成される。
同期幅判定回路500は、外部の信号源800から送られるクロック信号CLKと水平同期信号HSYNCとを受け取り、当該水平同期信号HSYNCの同期幅(同期を取るために信号レベルが変化した時点からその変化後の信号レベルが維持されている期間)を検出する。そして、同期幅判定回路500は、その検出された同期幅に基づいて表示モードを選択し、当該選択された表示モード(指示表示モード)による画像表示が行われるよう表示制御回路200を動作させるための表示モード指示信号SMODを出力する。なお、この同期幅判定回路500の詳しい構成および動作については後述する。
表示制御回路200は、外部の信号源800から送られる画像信号DAT、クロック信号CLK、水平同期信号HSYNC、垂直同期信号VSYNC、データイネーブル信号DEと、同期幅判定回路500から送られる表示モード指示信号SMODとを受け取り、デジタル映像信号DVと、表示部100における画像表示を制御するためのソーススタートパルス信号SSP、ソースクロック信号SCK、ラッチストローブ信号LS、ゲートスタートパルス信号GSP、およびゲートクロック信号GCKとを出力する。ソースドライバ300は、表示制御回路200から出力されるデジタル映像信号DV、ソーススタートパルス信号SSP、ソースクロック信号SCK、およびラッチストローブ信号LSを受け取り、各ソースバスラインSL1〜SLnに駆動用映像信号S(1)〜S(n)を印加する。ゲートドライバ400は、表示制御回路200から出力されるゲートスタートパルス信号GSPとゲートクロック信号GCKとに基づいて、アクティブな走査信号G(1)〜G(m)の各ゲートバスラインGL1〜GLmへの印加を1垂直走査期間を周期として繰り返す。
以上のような構成によって、各ソースバスラインSL1〜SLnに駆動用映像信号が印加され、各ゲートバスラインGL1〜GLmに走査信号が印加されることにより、表示モードに応じた画像表示が行われる。
図3は、この液晶表示装置の動作の概要について説明するためのタイミングチャートである。この液晶表示装置においては、ゲートバスラインGL1〜GLmの走査に関する同期を取るために、図3(a)に示すような波形の水平同期信号HSYNCが外部の信号源800から与えられる。水平同期信号HSYNCはデジタル信号である。すなわち、水平同期信号HSYNCの取り得る値は、ハイレベルの値もしくはローレベルの値である。図3(a)に示すように、各水平走査期間の開始時点において、水平同期信号HSYNCの論理レベルはハイレベルからローレベルに変化する。そして、水平同期信号HSYNCの論理レベルがローレベルになっている状態が、期間Taだけ維持される。水平同期信号HSYNCの論理レベルがローレベルからハイレベルに変化すると、次の水平走査期間の開始時点まで、水平同期信号HSYNCの論理レベルがハイレベルになっている状態が維持される。なお、本実施形態においては、水平同期信号HSYNCの論理レベルがハイレベルからローレベルに変化する時点が第1のタイミングに相当し、水平同期信号HSYNCの論理レベルがローレベルからハイレベルに変化する時点が第2のタイミングに相当する。
また、図3(b)はデータイネーブル信号DEの波形を示し、図3(c)は画像信号DATの波形を示している。各水平走査期間において、データイネーブル信号DEの論理レベルがハイレベルになっている期間Tcの画像信号DATの値(RGB各色についての階調値)に基づいて、画像表示が行われる。
なお、水平同期信号HSYNCの論理レベルがローレベルで維持されている期間Taのように、同期を取るために同期信号の論理レベルが通常時とは異なる論理レベルで維持される期間に相当する信号幅のことは「同期幅」とも呼ばれている。以下においては、水平同期信号HSYNCの同期幅のことを「水平同期幅」という。また、データイネーブル信号DEの論理レベルがハイレベルで維持されている期間Tcのことを「表示期間」ともいう。また、図3において符号Tbで示す期間のことは「バックポーチ」、符号Tdで示す期間のことは「フロントポーチ」と呼ばれている。
図4は、本実施形態における表示モードについて説明するための図である。本実施形態においては、図4に示すように、上述した水平同期幅Taの長さ(クロック)として取り得る値の範囲が複数の区間に区切られ、各区間はいずれかの表示モードに対応付けられている。これにより、水平同期幅Taの長さ(クロック)に基づいて、表示モード(指示表示モード)が決定される。例えば、水平同期幅Taが51〜100クロックの範囲内であれば映画鑑賞モードによる画像表示が行われる。なお、この液晶表示装置において表示モードの切り替えが適当に行われるよう、選択されるべき表示モードに応じたクロックの水平同期幅Taを有する水平同期信号HSYNCが外部から与えられることが前提となる。
<2.同期幅判定回路の構成および動作>
次に、同期幅判定回路500の構成および動作について説明する。図1は、本実施形態において、同期幅判定回路500の詳細な構成を示すブロック図である。同期幅判定回路500には、立ち下がりエッジ検出回路510と極性判定回路520と同期幅カウンタ530とカウンタ数値判定回路540とが含まれている。なお、本実施形態においては、立ち下がりエッジ検出回路510によって変化タイミング取得部が実現され、極性判定回路520によって同期信号レベル取得部が実現され、同期幅カウンタ530によって表示モード決定用間隔取得部が実現され、カウンタ数値判定回路540によって表示モード指示信号出力部が実現されている。
立ち下がりエッジ検出回路510は、水平同期信号HSYNCの論理レベルがハイレベルからローレベルに変化するタイミングを検出し、立ち下がりエッジ信号Edownを出力する。具体的には、図5(a)〜(c)に示すように、水平同期信号HSYNCの論理レベルがハイレベルからローレベルに変化すると、クロック信号CLKのクロックパルスに同期して立ち下がりエッジ信号Edownのパルスが出力される。
極性判定回路520は、クロック信号CLKのクロックパルスのタイミングで水平同期信号HSYNCの論理レベル(極性)を検出し、当該論理レベルを示す信号を極性信号Kとして出力する。
同期幅カウンタ530は、エッジ検出回路510から出力される立ち下がりエッジ信号Edownと、極性判定回路520から出力される極性信号Kと、外部から送られるクロック信号CLKとを受け取り、水平同期幅Taのクロック数を示すカウント値CNTを出力する。図6は、同期幅カウンタ530の動作を説明するためのタイミングチャートである。同期幅カウンタ530はクロック信号CLKのクロックパルスのタイミングでカウント値CNTを1ずつ加算しているところ、図6(a)に示すような立ち下がりエッジ信号EdownのパルスPが同期幅カウンタ530に与えられると、カウント値CNTはリセットされる。ここで、クロック信号CLKのクロックパルスが生じた時の極性信号Kの論理レベルがハイレベルであればカウント値CNTは1ずつ加算され、クロックパルスが生じた時の極性信号Kの論理レベルがローレベルであればカウント値CNTは維持される。従って、図6(b)および(c)に示すように、極性信号Kの論理レベルがローレベルの期間にはカウント値CNTは1ずつ加算され、極性信号Kの論理レベルがローレベルからハイレベルに変化した後にはカウント値CNTは維持される。同期幅カウンタ530でカウントされた表示モード決定用時間間隔としてのカウント値CNTは、カウンタ数値判定回路540に与えられる。
カウンタ数値判定回路540は、同期幅カウンタ530から出力されたカウント値CNTを受け取り、図4に示したように当該カウント値CNTと対応付けられている表示モードによる画像表示が行われるよう表示制御回路200を動作させるための表示モード指示信号SMODを出力する。図7は、表示モード指示信号SMODについて説明するための図である。例えば、8個の表示モードが用意されているときには、図7に示すように表示モード指示信号SMODは3ビットで構成される。そして、その表示モード指示信号SMODの各ビットの値は、上述した水平同期幅Taの長さ(クロック)に基づいて決定される。図7に示す例の場合、例えば、水平同期幅Taの長さが80クロックであれば、表示モード指示信号SMODの1ビット目および2ビット目は「0」にされ、3ビット目は「1」にされる。また、例えば、水平同期幅Taの長さが290クロックであれば、表示モード指示信号SMODの2ビット目は「0」にされ、1ビット目および3ビット目は「1」にされる。
<3.作用および効果>
本実施形態によると、同期幅判定回路500内の立ち下がりエッジ検出回路510において、外部から送られる水平同期信号HSYNCの立ち下がりエッジが検出される。また、極性判定回路520では、水平同期信号HSYNCの論理レベル(極性)の判定が行われる。同期幅カウンタ530では、水平同期信号HSYNCの立ち下がり時点にカウント値CNTがクリアされ、その後、水平同期信号HSYNCの論理レベルがハイレベルからローレベルに変化する時点までカウント値CNTは1ずつ加算される。そして、同期幅カウンタ530から出力されるカウント値CNTは、カウンタ数値判定回路540に与えられる。カウンタ数値判定回路540では、同期幅カウンタ530から出力されたカウント値CNTに応じて、表示モード指示信号SMODの各ビットの値が決定される。その表示モード指示信号SMODは、カウンタ数値判定回路540から出力され、表示制御回路200に与えられる。そして、表示制御回路200が表示モード指示信号SMODに基づいて動作することにより、所望の表示モードによる画像表示が行われる。
以上のように、本実施形態においては、画像表示の際の表示モードは水平同期幅Taの長さ(クロック)に基づいて選択(決定)される。これにより、外部からこの液晶表示装置に与える水平同期信号HSYNCの同期幅の長さを変えるだけで、表示モードの切り替えが行われる。このため、或る表示モードから別の表示モードへの切り替えを行うために、外部の信号源800と液晶表示装置との間に上述したような表示モード切替配線を備える必要はない。
また、1つの表示モードに対応付けられる水平同期幅Taのクロックの範囲を狭くすることによって、多数の表示モードと水平同期幅Taとの対応付けが行われる。このため、外部の信号源800と液晶表示装置との間に多数の表示モード切替配線を備えることなく、すなわち、回路規模を増大させることなく、多数の表示モードの切り替えが可能な液晶表示装置が実現される。これにより、多数の表示モードの切り替えが可能な液晶表示装置が低コストで実現される。
<4.変形例>
上記実施形態においては、水平同期信号HSYNCの同期幅(水平同期幅)に基づいて表示モードの切り替えが行われているが、本発明はこれに限定されない。水平同期信号HSYNCの同期幅に代えて垂直同期信号VSYNCの同期幅やデータイネーブル信号DEの同期幅に基づいて表示モードの切り替えが行われる構成にしても良い。また、これらの同期信号の複数の組み合わせに基づいて表示モードの切り替えが行われる構成にしても良い。
また、外部の信号源800からこの液晶表示装置への信号の伝送に関し、LVDS方式(Low Voltage Differential Signaling:低電圧差動信号方式)を採用することもできる。LVDS方式を採用すると、ノイズが低減し、高速なデータ伝送が可能になるとともに消費電力が低減される。このため、様々な表示モードを有する液晶表示装置においては、LVDS方式を採用することによる効果がより得られやすい。
さらに、上記実施形態においては、図4や図7に示したように50クロック間隔で表示モードが割り当てられているが、本発明はこれに限定されない。例えば1クロック間隔で表示モードが割り当てられても良いし、例えば「51〜100クロックは映画鑑賞モード、101〜110クロックは低消費電力モード」というように表示モード毎にクロックの間隔が異なっていても良い。これにより、より多数の表示モードによる切り替えが可能となる。
さらにまた、上記実施形態においては液晶表示装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。プラズマ表示装置や有機EL表示など液晶表示装置以外の表示装置にも本発明を適用することができる。
本発明の一実施形態に係る液晶表示装置において、同期幅判定回路の構成を示すブロック図である。 上記実施形態に係る液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、動作の概要を説明するためのタイミングチャートである。 上記実施形態における表示モードについて説明するための図である。 上記実施形態において、エッジ検出回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 上記実施形態において、同期幅カウンタの動作を説明するためのタイミングチャートである。 上記実施形態において、カウンタ数値判定回路の動作を説明するための図である。 表示モードによる階調カーブの違いを説明するための図である。 従来例において、表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 従来例において、表示装置の構成の別の例を示すブロック図である。
符号の説明
100…表示部
200…表示制御回路
500…同期幅判定回路
510…立ち下がりエッジ検出回路
520…極性判定回路
530…同期幅カウンタ
540…カウンタ数値判定回路
CLK…クロック信号
HSYNC…水平同期信号
SMOD…表示モード指示信号
Ta…水平同期幅

Claims (10)

  1. 複数の表示モードを有し、表示モードを切り替えつつ画像を表示することが可能な表示装置であって、
    画像表示のための1または複数の同期信号のレベルが変化するタイミングのうちの所定の2つのタイミングである第1のタイミングと第2のタイミングとの時間間隔に基づいて、前記複数の表示モードの中からいずれかの表示モードを指示表示モードとして選択する表示モード選択部と、
    前記表示モード選択部によって選択された指示表示モードによる画像表示が行われるように、前記複数の表示モードの切り替えを制御する表示モード切替制御部と
    を備えることを特徴とする、表示装置。
  2. 前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔として取り得る値の範囲が予め複数の区間に区切られ、各区間は前記複数の表示モードのいずれかに予め対応付けられ、
    前記表示モード選択部は、前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔を示す値を含む区間と対応付けられている表示モードを前記指示表示モードとして選択することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔は、前記同期信号の同期幅に相当することを特徴とする、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記表示モード選択部は、所定のクロック信号のクロックパルスのうち前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの間に発生するクロックパルスの数をカウントすることにより前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔を取得することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記表示モード選択部は、
    前記同期信号のレベルの変化に基づいて前記第1のタイミングを取得する変化タイミング取得部と、
    前記同期信号のレベルを取得する同期信号レベル取得部と、
    前記変化タイミング取得部によって取得された前記第1のタイミングと前記同期信号レベル取得部によって取得された前記同期信号のレベルとに基づいて、前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔を表示モード決定用時間間隔として取得する表示モード決定用時間間隔取得部と、
    前記表示モード決定用時間間隔取得部によって取得された表示モード決定用時間間隔に基づいて、前記指示表示モードを示す表示モード指示信号を出力する表示モード指示信号出力部と
    を含み、
    前記表示モード切替制御部は、前記表示モード指示信号出力部から出力される表示モード指示信号に基づいて、前記複数の表示モードの切り替えを制御することを特徴とする、請求項3に記載の表示装置。
  6. 複数の表示モードを有する表示装置における表示モードの切替方法であって、
    画像表示のための1または複数の同期信号のレベルが変化するタイミングのうちの所定の2つのタイミングである第1のタイミングと第2のタイミングとの時間間隔に基づいて、前記複数の表示モードの中からいずれかの表示モードを指示表示モードとして選択する表示モード選択ステップと、
    前記表示モード選択ステップで選択された指示表示モードによる画像表示が行われるように、前記複数の表示モードの切り替えを制御する表示モード切替制御ステップと
    を備えることを特徴とする、表示モードの切替方法。
  7. 前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔として取り得る値の範囲が予め複数の区間に区切られ、各区間は前記複数の表示モードのいずれかに予め対応付けられ、
    前記表示モード選択ステップでは、前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔を示す値を含む区間と対応付けられている表示モードが前記指示表示モードとして選択されることを特徴とする、請求項6に記載の表示モードの切替方法。
  8. 前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔は、前記同期信号の同期幅に相当することを特徴とする、請求項6または7に記載の表示モードの切替方法。
  9. 前記表示モード選択ステップでは、所定のクロック信号のクロックパルスのうち前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの間に発生するクロックパルスの数をカウントすることにより前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔が取得されることを特徴とする、請求項6から8までのいずれか1項に記載の表示モードの切替方法。
  10. 前前記表示モード選択ステップは、
    前記同期信号のレベルの変化に基づいて前記第1のタイミングを取得する変化タイミング取得ステップと、
    前記同期信号のレベルを取得する同期信号レベル取得ステップと、
    前記変化タイミング取得ステップで取得された前記第1のタイミングと前記同期信号レベル取得ステップで取得された前記同期信号のレベルとに基づいて、前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとの時間間隔を表示モード決定用時間間隔として取得する表示モード決定用時間間隔取得ステップと、
    前記表示モード決定用時間間隔取得ステップで取得された表示モード決定用時間間隔に基づいて、前記指示表示モードを示す表示モード指示信号を出力する表示モード指示信号出力ステップと
    を含み、
    前記表示モード切替制御ステップでは、前記表示モード指示信号出力ステップで出力された表示モード指示信号に基づいて、前記複数の表示モードの切り替えが制御されることを特徴とする、請求項8に記載の表示モードの切替方法。
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