JP2009036865A - 画像投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光沢のある投影面に画像を投影した場合において、投影画像が眩しく見えてしまうことを抑制することができる画像投影装置を提供する。
【解決手段】画像を投影面に投影する画像投影装置1において、制御部11は、投影面状態検出部10において検出した投影面の光沢度が所定以上の光沢度を有するとき、予め設定された領域への画像の投影を規制する。例えば、姿勢制御部14によって画像の投影角度を変更したり縮小したりすることにより、予め設定された領域を避けて画像を投影する。あるいは、光源の強度を下げることによって、予め設定された領域に投影される画像の輝度を下げる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像を投影面に投影する画像投影装置に関する。
従来から、プロジェクタなどのように画像を投影面に投影する画像投影装置が知られており、近年では社内の会議や営業のプレゼンテーションなどに広く用いられるようになってきている。
この種の画像投影装置は、専用のスクリーンがある場所のみならず、様々な場所で用いられるようになってきており、例えば、小さい会議室で壁面などを投影面として利用して画像の投影が行われている。
小さい会議室で使用するときには、短い距離で投影が行われることになるため、画像投影装置の傾き等の設置状態によりその投影画像に台形状の歪みが生じる。そこで、その傾きに応じて台形歪みを補正する画像投影装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、適切な投影面がなく、凸凹や曲面を有する面を投影面としなければならないことがあり、このような場合には投影した画像が見にくくなる。そこで、投影面の三次元形状を獲得し、この投影面の三次元形状に応じて補正パラメータを制御して凸凹や曲面による歪みを補正する画像投影装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平4−355740号公報 特開2001−61121号公報
しかしながら、従来の画像投影装置においては、投影角度による画像歪み、或いは凸凹や曲面による画像歪みを補正することができるものの、ホワイトボード等の光沢のある投影面に対しての対応は十分ではない。
すなわち、光沢のある投影面は正反射(鏡面反射)の割合が高いことから、画像投影装置によって画像を投影した場合、その正反射光が強く、利用者には投影画像が眩しく感じられ、投影画像が見づらい。
そこで、本発明は、光沢のある投影面に画像を投影した場合において、投影画像の反射光による眩しさを軽減することができる画像投影装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像を投影面に投影する画像投影装置において、前記投影面の光沢度を検出する投影面状態検出部と、前記投影面が所定以上の光沢度を有するとき、予め設定された領域への前記画像の投影を規制する制御部とを備える画像投影装置とした。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御部は、前記画像の投影角度を変更することにより、前記予め設定された領域を避けて前記画像を投影して、前記規制を行うことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御部は、前記画像を縮小して投影することにより、前記予め設定された領域を避けて前記画像を投影して、前記規制を行うことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記画像を縮小し、かつ前記画像の中心を前記予め設定された領域から遠ざかるように移動させて投影することにより、前記予め設定された領域を避けて前記画像を投影して、前記規制を行うことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御部は、前記画像のうち少なくとも前記予め設定された領域に投影される画像の輝度を下げることによって、前記規制を行うことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、光源と、前記光源から出射した光を画像データに基づいて変調した画像光を生成する光変調部と、前記画像光を投射する投射部とを備え、前記制御部は、前記光源から出射する光の強度を下げることによって、前記画像の輝度を下げることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、光源と、前記光源から出射した光を画像データに基づいて変調した画像光を生成する光変調部と、前記画像光を投射する投射部とを備え、前記制御部は、前記画像データの輝度値を補正することによって、前記画像の輝度を下げることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の発明において、前記投影面状態検出部は、投影された所定画像の前記投影面からの反射光を検出する光検出器を有し、前記光検出器により検出した光と所定の設定値との比較結果に基づいて、前記投影面の光沢度を検出することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記投影面状態検出部は、前記所定画像が投影されない状態で前記投影面からの光を前記光検出器により検出し、前記光検出器により検出した光に基づいて、前記所定の設定値を変更することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8又は請求項9に記載の発明において、前記所定画像は、テストパターンの画像であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、投影面の光沢度を検出する投影面状態検出部と、投影面が所定以上の光沢度を有するとき、予め設定された領域への画像の投影を規制する制御部とを有するので、投影面が光沢面である場合であってもその眩しさを低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、制御部は、画像の投影角度を変更することにより、予め設定された領域を避けて画像を投影するので、画像処理などを施さずに簡単に予め設定された領域への画像の投影を規制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、制御部は、画像を縮小して投影することにより、予め設定された領域を避けて画像を投影するので、画像の投影角度を変更する構造を用いることなく、画像処理や投影部の画角処理などによって、予め設定された領域を避けることができる。
請求項4に記載の発明によれば、制御部は、画像を縮小し、かつ画像の中心を予め設定された領域から遠ざかるように移動させて投影することにより、予め設定された領域を避けて画像を投影するので、画像の縮小率をできるだけ抑えることができ、画像が縮小されすぎて利用者にとって見づらくなることを抑制することができる。また、投影角度が制限された場合でも、設定された領域を避けて画像を投影することができる。
請求項5に記載の発明によれば、制御部は、投影する画像のうち少なくとも予め設定された領域に投影される画像の輝度を下げるものであり、これにより投影する画像の位置や大きさを変化させることなく、投影面が光沢面である場合であってもその眩しさを低減することができる。
請求項6に記載の発明によれば、光源と、この光源から出射した光を画像データに基づいて変調した画像光を生成する光変調部と、画像光を投射する投射部とを備え、制御部は、光源から出射する光の強度を下げることによって、画像の輝度を下げるようにしたので、複雑な処理を画像などに施すことなく、予め設定された領域に投影される画像の輝度を簡単に下げることができる。
請求項7に記載の発明によれば、光源と、この光源から出射した光を画像データに基づいて変調した画像光を生成する光変調部と、画像光を投射する投射部とを備え、制御部は、画像データの輝度値を補正することによって、画像の輝度を下げるようにしたので、投影画像全体の輝度を下げることなく、予め設定された領域に投影される画像の輝度のみを下げることができる。
請求項8に記載の発明によれば、投影面状態検出部は、投影された所定画像の投影面からの反射光を検出する光検出器を有し、この光検出器により検出した光と所定の設定値との比較結果に基づいて、投影面の光沢度を検出するので、投影面からの反射光によって投影面の光沢度を容易に判断することができる。
請求項9に記載の発明によれば、投影面状態検出部は、所定画像が投影されない状態で投影面からの光を光検出器により検出し、光検出器により検出した光に基づいて、所定の設定値を変更するので、例えば、明るい部屋と暗い部屋とで、予め設定された領域への画像投影を規制する度合いを変えることができる。すなわち、画像を投影する場所が明るい場合と暗い場合とで、利用者が眩しく感じる光量が変わってくる(例えば、明るい場所で画像を投影する場合には画像Vが明るく見えても眩しく感じないことがある。)ことから、画像投影を規制するか否かを判断するための所定の設定値を変えることによって、全く眩しくないのにもかかわらず画像の投影を規制したり、眩しいのにもかかわらず画像の投影を規制しなかったりするといった問題を抑制することができる。
請求項10に記載の発明によれば、投影面の光沢度を検出するために、上記所定画像としてテストパターンの画像を用いることとしているので、例えば、投影面のいくつかの領域の光沢度を検出するときには、その領域だけ白画像を投影し、その他の領域には画像を投影しないようにすることで投影面の光沢度検出の際に投影面全体を光検出器で検出する必要がなく、簡単な構成で光沢度を検出することができる。
次に、本発明の一実施形態の画像投影装置について図面を参照して説明する。図1及び図2は本実施形態における画像投影装置の使用状態を説明するための図、図3は本実施形態における画像投影装置の概略構成図、図4〜図7は本実施形態における画像投影装置において規制領域への投影を制限する動作の説明図、図8及び図9は本実施形態における画像投影装置において投影面の光沢度を検出する動作の説明図である。
本実施形態における画像投影装置1は、図1に示すように、コンピュータ装置2に接続され、このコンピュータ装置2から出力される画像信号を入力し、この画像信号に基づいた画像Vをスクリーンの投影面Zに投影する。なお、図1においては、画像投影装置1及びコンピュータ装置2は、机4上に載置される。
画像の投影するスクリーンを、ここでは、光沢のある投影面を有するホワイトボード3であるものとして以下説明する。
画像投影装置1によって画像Vが投影される投影面Zの表面が光沢のあるホワイトボード3である場合、このホワイトボード3に投影された画像Vの反射光が正反射(鏡面反射)される割合が高くなる。そのため、利用者には投影された画像V(以下、「投影画像V」とも呼ぶ。)が眩しく感じられ、見づらい。
例えば、図2に示すように、画像投影装置1を載置している机4からY1の高さを下辺とする画像Vがホワイトボード3の投影面Zに投影されているとき、画像投影装置1から出射された光のうちの光W1の一部は、投影面Zによって正反射され、利用者の眼Gに入射する。このとき、投影面Zはその光沢があることから正反射する割合が高く、利用者には投影画像Vの一部が眩しく感じられて見づらくなる。
そこで、投影面が光沢面である場合であってもその眩しさを低減すべく、本実施形態における画像投影装置1では、図3に示すように、投影面Zの光沢度を検出する投影面状態検出部10と、投影面Zが所定以上の光沢度を有する光沢面であるとき、予め設定された領域(以下、「規制領域」と呼ぶ。)への画像Vの投影を規制する制御部11とを備えている。また、画像投影装置1は、各種パラメータや設定情報などを記憶する記憶部13と、後述する可動脚16を画像投影装置1の底面から突出させる量を制御して、画像投影装置1の傾斜角を変える姿勢制御部14と、コンピュータ装置2などから映像信号を入力し、この映像信号に基づいた画像データを生成して出力する画像処理部15と、画像処理部15で生成された画像データを投影する投影部12とを有している。
ここで「規制領域」とは、投影画像Vが投影面Zで正反射した光が利用者の眼Gに入ると想定される位置であり、例えば、図2に示すように画像投影装置1とホワイトボード3とが配置されており、利用者の眼Gが机4からの高さY3まで存在しうると仮定したとき、投影画像Vの投影面Zでの正反射光が利用者の眼Gに入射する可能性のある投影面Zの領域は、画像投影装置1の設置面である机4からの高さY2までの領域となる。なお、この「規制領域」の情報は、記憶部13に記憶されており、制御部11が記憶部13から読み出して用いるものである。
規制領域への画像の投影規制は、制御部11によって行うものであるが、その規制方法として、以下の方法がある。
(1)規制領域以外の領域に画像Vを投影する。
(2)規制領域に投影する画像Vの輝度を低減する。
上記(1)の方法としては、例えば、図4に示すように、画像投影装置1を傾斜させて、画像の投影角度を変更することによって、規制領域以外の領域に画像Vを投影する方法がある。画像投影装置1の傾斜角は、姿勢制御部14(図3参照)によって変更することができる。この姿勢制御部14は、例えば、図4に示すように画像投影装置1の底面から可動脚16を突出させる量を制御することによって、画像投影装置1の傾斜角を変える。なお、画像投影装置1全体を傾斜させる必要はなく、少なくとも投影部12を傾斜させるようにすればよい。
また、例えば、図5に示すように、投影すべき画像Vを縮小して投影することにより、規制領域を避けて画像Vを投影する方法がある。縮小前の投影画像Vが規制領域内に占める割合が大きいときには、単に投影画像Vを縮小するだけでは、投影画像Vの中心Oが変わらないことから、投影すべき画像Vの縮小率を高くせざるを得ず、縮小前の高さ範囲Y4(図2参照)から縮小後の高さ範囲Y5(図5参照)へと投影画像Vの高さ範囲がかなり小さくなる場合がある(画像Vの幅方向も同様)。
そこで、図6に示すように、投影する画像Vを縮小しつつ、投影画像Vの中心Oを規制領域から遠ざかるように移動させて投影することにより、規制領域以外の領域に画像Vを投影することが望ましい。これにより、単に投影画像Vを縮小するよりも、投影画像Vの縮小後の高さ範囲Y5をできるだけ大きくとることができる(画像Vの幅方向も同様)。なお、投影すべき画像Vを縮小する方法としては、画像データを加工処理する方法や投影画角を変更する方法などがある。
また、上記(2)の方法としては、光源から出射する光の強度を下げることによって、投影画像Vの輝度を下げる方法がある。画像投影装置1の投影部12は、図3に示すように、光源20と、画像処理部15を介して入力される画像データに基づいて光源20から出射した光を変調して画像光を生成する光変調部21と、画像光を投射する投射部22とを備えており、例えば、制御部11の制御により光源20から出射する光の強度を下げることによって、画像V全体の輝度を下げて規制領域へ投影される画像Vの輝度を下げるようにする。
また、光源20の強度を下げるのではなく、光変調部21で光を変調するために用いる画像データ自体を加工処理することによって規制領域の画像Vの輝度を下げるようにしてもよい。例えば、制御部11において、図7(a)に示すように、画像データのうち高さ範囲Y6の領域に対応する画像の輝度値を補正することによって、図7(b)に示すように、規制領域の投影画像Vのうち、規制領域の投影画像V2の輝度が低減する補正を行い、他の領域の投影画像V1の輝度は補正しない。図7(b)は投影面Zに投影された画像Vのうち規制領域の投影画像V2の輝度が低減されていることを示している。このようにすることで眩しいと想定される領域のみを輝度を低減することができ、眩しさを低減して見やすい画像を投影することができる。なお、画像データの全ての領域の輝度を下げるようにしてもよい。
ところで、本実施形態における画像投影装置1は、上述のように投影面Zが所定以上の光沢度を有するときに規制領域への画像Vの投影を規制するものであるが、投影面Zの光沢度は、投影面状態検出部10によって検出する。
この投影面状態検出部10には、投影面からの反射散乱光を検出する光検出器23(図3参照)が含まれており、例えば、投影部12からテスト画像(白画面など)を投影している状態で、投影面状態検出部10は、このテスト画像の投影面Zによる反射散乱光の光量(以下、「反射光量」とも呼ぶ。)を光検出器23により検出し、この検出したテスト画像の反射光量と所定の設定値との比較結果に基づいて、投影面Zの光沢度を検出する。そして、投影面状態検出部10は、テスト画像の反射光量が所定の設定値以上のときに、投影面Zが所定以上の光沢度を有する光沢面であると判定する。
ここで、光検出器23は、フォトダイオードを用いることができる。そして、投影面Zにおいて、例えば、図8(a)に示すように、画像投影装置1の投影可能領域Ja全面にテスト画像Vtとして白画像が投影されている状態で、中央下部領域Jbと中央上部領域Jcとを部分的に検出する光検出器23を用いて、図8(b)に示すように、各領域Jb,Jcから投影面Zの光沢度を検出する。投影面Zが光沢面であるとき、投影面Zでの正反射の割合が高くなる。従って、例えば図2等に示すように、投影部12が画像Vを光軸Eよりも上方に投影し、かつ投影面Zが光沢面であるときには、光検出器23において検出される反射光量は、中央上部領域Jcの反射光量よりも中央下部領域Jbの反射光量の方が大きくなる。そこで、光検出器23での検出結果が中央上部領域Jcの反射光量よりも中央下部領域Jbの反射光量が所定値以上大きいときには、投影面Zが光沢面であると判断し、そうでないときには投影面Zが光沢面ではないと判断することができる。なお、フォトダイオードを3個以上にしたり、CCDを光検出器23に用いた場合には、領域Jb,Jcのみではなく、その他の領域についてもその反射光量を検出することで、投影面の光沢度を更に精度よく検出することができる。
また、投影面Zの光沢度を検出するために、投影面Zに投影するテスト画像Vtを投影可能領域Ja全面に投影するのではなく、図9(a)に示すように、テストパターン画像を用いて、光検出器23で検出が必要な領域にのみ画像を投影するようにしてもよい。この図においては、検出する領域を領域Jb,Jcだけではなく、その間の領域Jd,Je,Jfを設け、これらの領域の反射光量を図9(b)に示すように光検出器23に設けた複数のフォトダイオードを用いて検出する。このようにすることで、光検出器23を安価なフォトダイオードで簡単に構成することができる。さらに、複数の領域の反射光量を検出することで、投影面Zの光沢度を更に精度よく検出することができる。逆に中央上部領域Jcの領域のみ、すなわち、画像投影装置1の設置面から離れた位置からの反射散乱光を検出し、所定値と比較することにより簡易に光沢度を検出することができる。このとき、領域Jcに投影したときと、投影しないときの差を取ることにより外来光(以下、「外光」とも呼ぶ。)の影響を受けない光沢度を検出することができる。
ところで、画像Vを投影する場所が明るい場合と暗い場合とで、利用者が眩しく感じる反射光量が変わってくる。例えば、明るい場所において画像Vを投影する場合、多少画像Vが明るくても利用者は眩しく感じない。
そこで、投影面Zを照らす外光の光量によって、テスト画像Vtの反射光量と比較する上述の所定の設定値を変化させるようにすることで、投影画像Vをより見やすくすることができる。例えば、投影面状態検出部10において、テスト画像Vtが投影されない状態で投影面Zからの反射散乱光(外光の投影面Zでの反射散乱光)を光検出器23により検出し、この光検出器23により検出した反射散乱光の光量に基づいて、所定の設定値を変更するようにする。
(具体的な実施形態)
以下、上述した画像投影装置の構成及び動作について、さらにその詳細の一例について、図面を参照して具体的に説明する。図10は本実施形態における画像投影装置の具体的構成の一例を示す図である。
図10に示すように、画像投影装置100は、画像投影装置100全体を制御する制御部101と、投影面Zによる反射光量を検出する投影面状態取得部102と、投影面Zとの距離を測定する距離測定部103と、外部から映像信号を入力する映像信号入力回路104と、後述する投影部107によって投影する画像のデータを一時的に蓄積するフレームメモリ105と、映像信号入力回路104を介して入力される映像信号や制御部101から入力される画像情報に所定の画像処理を行って生成した画像データをフレームメモリ105に一時的に書き込み、その後、このフレームメモリ105から画像データを読み出して、投影部107へ入力する画像処理部106と、この画像処理部106から出力される画像データに基づいた画像を投影面Zに投影する投影部107と、各種操作を行うための操作パネルなどを有する入力部108と、画像投影装置100の底面から進退可能な可動脚を有し、画像の投影角を変更するために可動脚を画像投影装置100の底面から突出させてその突出量によって画像投影装置100の姿勢を制御する姿勢制御部109とを備えており、これらはバス110によって接続される。
制御部101は、CPU,ROM(以下、「内部ROM」と呼ぶ。),RAM(以下、「内部RAM」と呼ぶ、)などを内蔵しており、CPUが内部ROMに予め格納されたプログラムを読み出して実行することによって制御部として機能する。なお、内部RAMはワーキングメモリなどとして用いられる。
投影面状態取得部102は、複数のフォトダイオードを備えており、図9に示すように、投影面Zの複数の領域Jb〜Jfに投影されたテスト画像Vtの反射光量を複数のフォトダイオードによって検出して、その検出結果をバス110を介して制御部101に通知する。制御部101は、この検出結果を用いて投影面Zの光沢度を算出する。このように、制御部101及び投影面状態取得部102は、投影面Zの光沢度を検出する投影面状態検出部として機能する。
距離測定部103は、レーザや赤外線を用いた測距センサであり、投影面Zとの距離を測定し、その結果をバス110を介して制御部101に通知する。制御部101は、この測定結果を用いて、上述した規制領域の設定や更新を行う。
映像信号入力回路104は、コンポジット映像信号やコンポーネント映像信号などの映像信号を外部からケーブルを介して入力する。
画像処理部106は、制御部101による制御に基づいて、映像信号入力回路104に入力された映像信号や制御部101から入力された画像情報などから画像データ生成し、この画像データをフレームメモリ105に書き込む。また、画像処理部106は、このようにフレームメモリ105に書き込んだ画像データを取り出し、投影部107へ入力する。
投影部107は、光源駆動回路111と、光源112と、照明光学系113と、光変調素子114と、結像光学系115(投射部の一例に相当)と、光変調素子駆動回路116とを備えている。なお、光変調素子114と光変調素子駆動回路116とで光変調部を構成する。
光源112は、ランプなどから構成され、制御部101によって制御された光源駆動回路111から出力される信号に基づいて、点灯駆動されて発光する。光源112で発光された光は、照明光学系113によって、照明光として光変調素子114に照射される。
光変調素子114は、透過型液晶パネルなどによって構成されており、光変調素子駆動回路116によって駆動されて、その表示面に映像を表示する。このように表示された映像は、照明光学系113からの照明光によって、光変調素子114を通して変調されて画像光となり、結像光学系115を通って、投影面Zに投影される。このように、光変調素子114に表示される画像が投影面Zに投影される構成となっている。光変調素子114としては、透過型液晶パネルのほか、DMD(デジタル・ミラー・デバイス)などがある。
入力部108の操作パネルは、画像投影装置100において使用者が操作可能な箇所、すなわち画像投影装置100のハウジングの外壁面の適所に設けられており、使用者がこの操作パネルを操作することによって、その操作内容に応じた制御を制御部101が実行する。
以上のように構成された画像投影装置100において、光沢のある投影面Zに画像を投影するときに、利用者が感じる眩しさを低減する処理について、図11〜図15を参照して具体的に説明する。図11は画像投影装置100において画像を投影するまでの処理を示すフローチャート、図12は画像投影装置100の状態検出処理を示すフローチャート、図13は画像投影装置100の投影制御処理を示すフローチャート、図14は画像投影装置100において規制領域の設定動作についての説明図、図15は画像投影装置100における投影面状態取得部102を説明するための図である。
画像投影装置100において電源スイッチ(図示せず)がONされたときやリセットスイッチ(図示せず)が操作されたとき、制御部101のCPUは、内部RAMの作業領域確保等の初期設定動作を実行し、内部ROMに記憶したプログラムを読み出して、制御部101としての機能を動作状態とする初期化動作を行った後(ステップS10)、ステップS11に処理を移す。
ステップS11において、制御部101は、距離設定を行う。この距離設定は、画像投影装置100と投影面Zとの距離を測定し、その測定結果を内部RAMに記憶することによって行うものである。制御部101は、距離測定部103に対して、画像投影装置100と投影面Zとの距離を測定するように要求する。この要求に対して距離測定部103は、画像投影装置100と投影面Zとの距離を測定する。距離測定部103は、例えば、赤外線LEDなどの赤外線発光素子と、フォトダイオードなどの受光素子と、レンズとを一体化した構造を有しており、赤外線発光素子から出射した赤外線のはね返りの角度に応じた電圧値を、測定した距離の情報としてデジタル化して出力するものである。距離測定部103は、画像投影装置100と投影面Zとの距離を測定すると、バス110を介して制御部101にその測定結果を通知する。この通知を受け取った制御部101は、画像投影装置100と投影面Zとの距離の情報を距離X1として内部RAMの所定領域に記憶する。なお、投影部107のフォーカス機能を設け、このフォーカス機能を動作させた際のフォーカス位置により画像投影装置100と投影面Zとの距離を検出するようにしてもよい。
次に、制御部101は、投影画像が投影面Zで正反射されて利用者の眼Gに入ると想定される位置である規制領域を決定する(ステップS12)。この規制領域の決定は、内部RAMに記憶した上記距離X1の情報に基づいて行われる。
ここで、図14に示すように、画像投影装置100の投影部107から投影面Zまでの距離をX1、机4から投影部107の光軸Eまでの高さをY0、利用者の眼Gが机4から所定高さY3の位置まで存在し、かつ画像投影装置100の投影部107から距離X2までに存在する可能性があるとすると、規制領域の高さY2は、以下の式(1)で表すことができる。
Y2={(Y3−Y0)×X1}/(2X1+X2)+Y0 ・・・(1)
制御部101は、予め内部RAMに設定されている高さY0,Y3、距離X2のそれぞれの情報と、距離測定部103で測定して内部RAMに記憶されている距離X1の情報とに基づいて、規制領域の高さY2を演算し、内部RAMに記憶することによって、規制領域を設定する。
ステップS12の処理が終了すると、制御部101は、状態検出処理を行って(ステップS13)、ステップS14に移行する。このステップS13における状態検出処理は、図12におけるステップS20〜S26までの処理であり、後で詳述する。
ステップS14において、制御部101は、投影制御処理を行う。このステップS14における投影制御処理は、図13におけるステップS30〜S34までの処理であり、後で詳述する。
次に、ステップS13における状態検出処理について、図12を参照して具体的に説明する。
図12に示すように、状態検出処理を開始すると、制御部101は、投影部107から画像を投影していない状態で、外光受光量測定の処理を行う(ステップS20)。この外光受光量測定は、投影面Zに照射される外光(画像投影装置100が設置してある部屋の照明などの光)の投影面Zによる反射散乱光の光量(以下、「外光受光量」とする。)を測定するものである。投影面状態取得部102は、図15に示すように、2つのフォトダイオード102a,102bを有しており、これらのフォトダイオード102a,102bは、それぞれ投影面Zの中央下部領域Jbと中央上部領域Jcとからの光を受光する指向性を有しており、投影面Zの中央下部領域Jbと中央上部領域Jcとからそれぞれ反射した光の量を投影面状態取得部102の2つのフォトダイオード102a,102bによって検出することによって外光受光量測定を行う。このとき、図15に示すように、投影面Zからの反射散乱光をフォトダイオード102a,102b上に集光するレンズ120a,120bとスリット121a,121bとを組み合わせることにより特定の方向からの反射散乱光のみを検出することができる。投影面状態取得部102で測定された結果は、バス110を介して制御部101に通知される。この通知を受け取った制御部101は、外光受光量の情報に基づいて所定の設定値である基準値を演算し、この基準値を内部RAMの所定領域に記憶して、基準値を設定する(ステップS21)。例えば、外光受光量が多いときには、基準値を高く設定し、外光受光量が少ないときには、基準値を低く設定する。
次に制御部101は、内部ROMから投影可能領域Ja全体が白画像となるテスト画像の画像データの情報を読み出し、投影部107からテスト画像の画像データに基づいたテスト画像Vtを投影(図8参照)する(ステップS22)。
このようにテスト画像Vtを投影している状態で、制御部101は、散乱光受光量測定を行う(ステップS23)。すなわち、制御部101は、テスト画像Vtが投影面Zによって反射した反射散乱光のうち、投影面状態取得部102の2つのフォトダイオード102a,102bへ向かう中央下部領域Jbと中央上部領域Jcによる反射散乱光の光量をフォトダイオード102a,102bによって検出する。投影面状態取得部102で測定された結果は、バス110を介して制御部101に通知される。この通知を受け取った制御部101は、中央下部領域Jbによる反射散乱光の光量の値から中央上部領域Jcによる反射散乱光の光量の値を減算して、投影面Zの光沢度を演算する。例えば、このように演算した値が大きいときには投影面Zの光沢度を高い値とし、小さいときには投影面Zの光沢度を低い値とする。
次に、制御部101は、ステップS21で設定した基準値とステップS23で演算した投影面Zの光沢度とを比較し(ステップS24)、投影面Zの光沢度が基準値以上であるか否かを判定する(ステップS25)。
ステップS25において、制御部101は、投影面Zの光沢度が基準値以上であると判定すると(ステップS25:Yes)、規制制御設定を行う(ステップS26)。ここでは、内部RAMの規制制御フラグを「0」から「1」にすることで規制制御設定を行う。
ステップS26の処理が終了したとき、或いはステップS25において投影面Zの光沢度が基準値以上ではないと判定したとき(ステップS25:No)、制御部101は、状態検出処理を終了する。
次に、ステップS14における投影制御処理について、図13を参照して具体的に説明する。
図13に示すように、投影制御処理を開始すると、制御部101は、まず、規制制御が設定されているか否かを判定する(ステップS26)。具体的には、内部RAMの規制制御フラグが「1」に設定されているときに、規制制御が設定されていると判定する。
この処理において、制御部101は、規制制御が設定されていると判定すると(ステップS30:Yes)、制御部101は、投影部107によって投影可能な投影領域である投影可能領域Jaが規制領域の一部を含むことになるか否かを判定する(ステップS31)。この判定は、画像投影装置100の姿勢が姿勢制御部109の動作によって傾斜している状態であるときには、投影可能領域Jaが変わることから、実行されるものであり、例えば、図4に示すような投影角度で画像投影装置100が画像Vを投影しているときには、規制領域が投影可能領域Jaに含まれないことになることから、投影可能領域Jaが規制領域の一部を含ないと判定する。一方、図2に示すような投影角度で画像投影装置100が画像Vを投影しているときには、投影可能領域Jaが規制領域の一部を含むと判定する。
この処理において、投影可能領域Jaが規制領域の一部を含むと判定すると(ステップS31:Yes)、制御部101は、姿勢補正値を演算する(ステップS32)。具体的には、画像投影装置100の姿勢がどの程度傾斜していれば、投影可能領域Jaが規制領域の一部を含ないことになるのかを判断して、投影可能領域Jaが規制領域の一部を含ないことになる画像投影装置100の姿勢を判断し、その判断結果に基づいて、画像投影装置100の傾斜値を姿勢補正値として演算する。
次に、制御部101は、ステップS32で演算した姿勢補正値を姿勢制御部109にバス110を介して通知し、姿勢制御部109はこのように通知された姿勢補正値に基づいて画像投影装置100の姿勢を制御する(ステップS33)。従って、例えば、画像投影装置100が図2に示す状態であるときに、この処理において画像投影装置100を図4に示すような状態にすることができる。
その後、制御部101は、映像信号入力回路104から入力される画像信号に基づいた画像を投影部107から投影させる制御を行って、投影面Zに画像を投影し(ステップS34)、処理を終了する。
一方、ステップS30において規制領域が設定されていないと判定したとき(ステップS30:No)、或いはステップS31において投影領域が規制領域の一部を含まないと判定したとき(ステップS31:No)、制御部101は、ステップS32及びステップS33による投影領域制御を行わずに、投影面Zに画像を投影して(ステップS34)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態における画像投影装置100では、投影面が光沢面である場合に、正反射する光が直接利用者の眼に入射する可能性のある規制領域へ画像を投影しないようにしていることから、利用者の感じる眩しさを低減することができる。
ここで、上述においては、画像の投影角度を変更することにより、規制領域を避けて画像を投影することとしたが、画像を縮小して投影することにより、規制領域を避けて画像を投影することができ、以下図面を参照して具体的に説明する。図16は画像投影装置100の別の投影制御処理を示すフローチャートである。
図16に示すように、投影制御処理を開始すると、制御部101は、ステップS30,S31と同様の処理を行う(ステップS40,S41)。
ステップS41において、投影可能領域Jaが規制領域の一部を含むと判定すると(ステップS41:Yes)、制御部101は、画像の縮小率を演算する(ステップS42)。具体的には、画像投影装置100が投影する画像がどの程度の縮小率であれば、規制領域に投影画像Vが入らないことになるのかを演算し、その縮小率を内部RAMに設定する(ステップS43)。
その後、制御部101は、映像信号入力回路104から入力される映像信号を、内部RAMに設定された画像縮小率に基づいた大きさの画像データとして画像処理部106に生成させ、この画像データに基づいた画像を投影部107から投影させる制御を行って、投影面Zに画像を投影し(ステップS44)、処理を終了する。
一方、ステップS40において規制領域が設定されていないと判定したとき(ステップS40:No)、或いはステップS41で投影領域が規制領域の一部を含まないと判定したとき(ステップS41:No)、制御部101は、ステップS42及びステップS43による投影領域制御を行わずに、投影面Zに画像を投影して(ステップS44)、処理を終了する。
このように、投影すべき画像を縮小することにより、規制領域を避けて画像を投影することができることから、姿勢制御部109を設けないような画像投影装置において、姿勢制御部109を設けるコストを低減することができる。
なお、ステップS42において、画像投影装置100が投影する画像をどの程度の縮小率であれば、投影画像Vが規制領域に入らないことになるのかという判断を、投影する画像の上辺の位置を固定して判断することによって行ってもよい。すなわち、投影する画像の上辺の位置を変えずに投影する画像の中心が投影部107の光軸Eや規制領域から遠ざかるように画像を縮小していったときに、投影画像が規制領域に入らないことになるときの投影画像の縮小率を演算する。
また、制御部101において、画像の投影角度の変更と画像の縮小とを組み合わせて、投影画像が規制領域に入らないように制御するようにしてもよい。このようにすることにより、投影画像の上辺をできるだけ上げず、また投影画像の大きさをできるだけ変えずに、規制領域を避けて画像を投影することができる。
ここで、画像の投影角度を変更したり、画像を縮小することにより、規制領域を避けて画像を投影するのではなく、以下に説明するように、投影する画像の輝度を下げるようにして、規制領域の投影画像の輝度を低減させるようにしてもよい。図17は画像投影装置100のさらに別の投影制御処理を示すフローチャートである。
図17に示すように、投影制御処理を開始すると、制御部101は、ステップS30,S31と同様の処理を行う(ステップS50,S51)。
ステップS51において、投影可能領域Jaが規制領域の一部を含むと判定すると(ステップS51:Yes)、制御部101は、輝度制御領域を演算する(ステップS52)。具体的には、投影可能領域Jaのうち規制領域に投影することとなる画像の領域を輝度制御領域として算出して内部RAMに設定する。
その後、制御部101は、映像信号入力回路104から入力される画像信号に応じて生成した画像データを、内部RAMに設定された輝度制御領域の画像の輝度を所定量だけ低減させた画像となる画像データに変換して輝度を補正し(ステップS53)、この画像データに基づいた画像を投影部107から投影させる制御を行って、投影面Zに画像を投影し(ステップS54)、処理を終了する。このように投影される画像は、例えば、投影面Zにおいて図7(b)に示すように、投影画像Vのうち規制領域にある領域の投影画像V2は、規制領域以外の領域の投影画像V1よりも輝度が低くなる。
一方、ステップS50において規制領域が設定されていないと判定したとき(ステップS50:No)、或いはステップS51で投影領域が規制領域の一部を含まないと判定したとき(ステップS51:No)、制御部101は、ステップS52及びステップS53による投影領域制御を行わずに、投影面Zに画像を投影して(ステップS54)、処理を終了する。
このように、規制領域に投影すべき画像の輝度を低減させることにより、投影画像の位置や大きさを変化させることなく、投影面が光沢面であってもその眩しさを低減することができる。なお、投影する画像の輝度を下げるために、画像データの輝度値を補正せずに、光源112の強度を低減させるように制御部101によって制御してもよい。また、上述においては、規制領域に投影されることになる画像のみの輝度を低減させるようにしたが、画像全体の輝度を低減させるようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の一実施形態における画像投影装置の使用状態を説明するための図である。 図1の画像投影装置の使用状態を説明するための図である。 図1の画像投影装置の概略構成図である。 図1の画像投影装置において規制領域への投影を制限する動作の説明図である。 図1の画像投影装置において規制領域への投影を制限する他の動作の説明図である。 図1の画像投影装置において規制領域への投影を制限するさらに他の動作の説明図である。 図1の画像投影装置において規制領域への投影を制限する別の動作の説明図である。 図1の画像投影装置において投影面の光沢度を検出する動作の説明図である。 図1の画像投影装置において投影面の光沢度を検出する他の動作の説明図である。 画像投影装置の具体的構成の一例を示す図である。 図10の画像投影装置において画像を投影するまでの処理を示すフローチャートである。 図10の画像投影装置の状態検出処理を示すフローチャートである。 図10の画像投影装置の投影制御処理を示すフローチャートである。 図10の画像投影装置において規制領域の設定動作についての説明図である。 図10の画像投影装置における投影面状態取得部を説明するための図である。 図10の画像投影装置の別の投影制御処理を示すフローチャートである。 図10の画像投影装置のさらに別の投影制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1,100 画像投影装置
2 コンピュータ装置
3 ホワイトボード
4 机
10 投影面状態検出部
11,101 制御部
12,107 投影部
13 記憶部
14,109 姿勢制御部
15 映像信号入力部
16 可動脚
102 投影面状態取得部
103 距離測定部
104 映像信号入力回路
105 フレームメモリ
106 画像処理部
108 入力部
110 バス
111 光源駆動回路
112 光源
113 照明光学系
114 光変調素子
115 結像光学系
116 光学素子駆動回路
Z 投影面
V 投影画像

Claims (10)

  1. 画像を投影面に投影する画像投影装置において、
    前記投影面の光沢度を検出する投影面状態検出部と、
    前記投影面が所定以上の光沢度を有するとき、予め設定された領域への前記画像の投影を規制する制御部と、を備えたことを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記制御部は、前記画像の投影角度を変更することにより、前記予め設定された領域を避けて前記画像を投影して、前記規制を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記制御部は、前記画像を縮小して投影することにより、前記予め設定された領域を避けて前記画像を投影して、前記規制を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  4. 前記制御部は、前記画像を縮小し、かつ前記画像の中心を前記予め設定された領域から遠ざかるように移動させて投影することにより、前記予め設定された領域を避けて前記画像を投影して、前記規制を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  5. 前記制御部は、前記画像のうち少なくとも前記予め設定された領域に投影される画像の輝度を下げることによって、前記規制を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  6. 光源と、前記光源から出射した光を画像データに基づいて変調した画像光を生成する光変調部と、前記画像光を投射する投射部とを備え、
    前記制御部は、前記光源から出射する光の強度を下げることによって、前記画像の輝度を下げることを特徴とする請求項5に記載の画像投影装置。
  7. 光源と、前記光源から出射した光を画像データに基づいて変調した画像光を生成する光変調部と、前記画像光を投射する投射部とを備え、
    前記制御部は、前記画像データの輝度値を補正することによって、前記画像の輝度を下げることを特徴とする請求項5に記載の画像投影装置。
  8. 前記投影面状態検出部は、投影された所定画像の前記投影面からの反射光を検出する光検出器を有し、前記光検出器により検出した光と所定の設定値との比較結果に基づいて、前記投影面の光沢度を検出することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  9. 前記投影面状態検出部は、前記所定画像が投影されない状態で前記投影面からの光を前記光検出器により検出し、前記光検出器により検出した光に基づいて、前記所定の設定値を変更することを特徴とする請求項8に記載の画像投影装置。
  10. 前記所定画像は、テストパターンの画像であることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の画像投影装置。
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