JP2009034347A - 立体遊具 - Google Patents

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Sachiyo Suzuki
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Abstract

【課題】運動能力と知的能力とを合わせて発達させることができる立体遊具を提供する。
【解決手段】立体遊具10は、一辺が400mmの六面を有する立方体の枠体20と、一辺が200mmの高さを有する六面体30とを含む。
【選択図】図2

Description

この発明は立体遊具に関し、特に、乳幼児の知的発達を促す立体遊具に関する。
従来の幼児の成長とともに使用形態を変化させる遊具としても使用できる幼児用椅子が、たとえば、特開平8−33539号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1によれば、幼児に最初は積木として与えたブロックを収納する収納箱として使用し、幼児が遊ばなくなった後は幼児用の机や椅子の脚として用い、さらに脚にブロックを継ぎ足すことによって幼児の成長に合わせて机や椅子の高さを変えることができる、幼児用椅子を開示している。
特開平8−33539号公報(要約等)
乳幼児の発達段階に応じた使用ができる遊具としては上記のようなものがあった。上記のような遊具であれば、ブロックを用いて知的な能力の訓練が可能である。しかしながら、乳幼児の運動能力も合わせてバランスよく発達させるのが好ましいが、従来の遊具では、知的能力と運動能力とをあわせて訓練することはできなかった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、運動能力と知的能力とを合わせて発達させることができる立体遊具を提供することを目的とする。
まずこの発明の原理について説明する。発明者らは乳幼児の発達段階における動作、たとえば、立ち上がり、伝い歩き、押し歩きといった動作を行っている状態をビデオカメラと感圧センサシートにて計測した。それを三次元動作解析ソフトウエアを用いて動作解析を行い、圧分布データより重心移動等の解析を行った。その結果を図1に示す。図1は、月齢11ヶ月の乳幼児(身長750mm、体重9.9kg)の腰部の持上げ速度●と手すり本体にかかる荷重□とが、手すりの高さによってどのように変化するかを示すグラフである。図1を参照して、立ち上がり動作では、高さが高くなるに従い腰部の持ち上げ平均速度は小さくなり、立ち上がりにくくなっていると考えられる。また、持ち手部分の高さが400mmにおいては、垂直抗力が小さいことから、他とは異なり、主に下半身の力で立ち上がっていると考えられる。動作解析をあわせてみるとこのときに、スムーズな立ち上がり動作を行っていることがわかった。
伝い歩き動作では、高さ300mmのときは、図示のない圧分布による足裏の足位置等からみて、足の方向がさまざまな方向を向いてしまっていた。また、500,600mmでは、スムーズな足運びが行われていないため、重心の移動軌跡のぶれが大きかったのに対し、高さ400mmにおいては、重心移動も、足運びもスムーズにできていることが分かった。以上のように、もち手部分の高さが400mmになるような立方体を乳幼児に与えることにより、効果的に下半身の筋肉を働かせ、筋力の発達を促すことができる。
そこで、発明者は、一辺の長さが400mmの立方体と一辺が200mmの高さを有する六面体とを組合わせて立体遊具を構成した。このように、立体遊具が一辺の長さが400mmの立方体と一辺が200mmの高さを有する六面体とを含むため、乳幼児は400mmの立方体で遊びながら効果的に下半身の筋力を発達させるとともに、その半分の高さの六面体とを組合わせて、いろいろな遊び方を工夫することができる。
その結果、運動能力と知的能力とを合わせて発達させることができる立体遊具を提供できる。
一辺が200mmの高さを有する六面体は、一辺が400mmの正方形の対向する二面と、対向する二面を接続する高さが200mmの矩形の四面とを有する六面体であってもよいし、一辺が200mmの立方体であってもよい。
一辺が400mmの六面を有する立方体の枠体と、一辺が200mmの高さを有する六面体とは接続されているのが好ましい。
さらに好ましくは、一辺が400mmの六面を有する立方体の枠体の上部には、斜面を着脱自在に取付け可能である。
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。図2はこの発明の一実施形態における、立体遊具10の全体構成を示す斜視図である。図2を参照して、立体遊具10は、一辺が400mmの六面を有する立方体の枠体20と、一辺が200mmの高さを有する六面体30とを含む。枠体20は、立方体の8個の頂点に設けられ、相互に直交する三辺のフレームを受ける頂点部材21a〜21hと、これらの頂点部材21a〜21hによって保持されるフレーム22a〜22lとを含む。枠体20の一辺の長さは上記したように400mmである。また、頂点部材21a〜21hやフレーム22a〜22lはプラスチック等で構成された円筒状のものが好ましい。
六面体30は、六面体の8個の頂点に設けられ、相互に直交する三辺のフレームを受ける頂点部材31a〜31hと、これらの頂点部材31a〜31hによって保持されるフレーム32a〜32lとを含む。六面体30は一辺の長さが400mmの対向する面を高さ200mmのフレーム32i〜32kで接続している。また、頂点部材31a〜31hやフレーム32a〜32lはプラスチック等で構成された円筒状のものが好ましい。
また、枠体20および六面体30の対向する一組の面23a,23b,33a,33bは布や板等で覆われている。このような形状であれば、乳幼児はこれらの枠体20および六面体30を任意に組合わせて遊ぶことができる。たとえば、図2に示すように立方体の横に六面体を並べて階段とし、階段を上ったり降りたりして遊ぶことができる。その結果、運動能力と知的能力とを合わせて発達させることができる。
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。図3はこの発明の他の実施の形態を説明するための図である。ここでは、六面体30の一組の対向する面には、互いに最も離れた位置で平行に配置されたフレーム32c,32eを軸として回転可能な平面状の扉34a,34bが設けられている。これらの扉34a,34bの回転軸とは反対側の辺の中央部にはこの扉34a,34bを開閉するための孔35a,35bが設けられている。すなわち、これらの扉34a,34bは、個別に開閉可能である。
この実施の形態においては、このような構成の六面体30を、図3に示すように、互いの幅方向寸法が揃うように枠体20の上の面の中央部に載置する。ここで、六面体30の扉34a,34bが設けられている部分と同じ方向にある、枠体20の対向する面にも板24a,24bが設けられているものとする。すると、乳幼児は、扉34a,34bを開くと、その向こう側が見え、閉じると見えなくなる。この扉34a,34bの両側に乳幼児と親とが位置して、扉34a,34bを開閉することによって、「いないいないバー」の遊びが可能になる。この場合の効果について以下に説明する。
生後まもない乳幼児は、強度の近視で焦点距離は約200mm程度であり、約200mm〜300mm以上はなれると濃い霧の中のようにぼんやりとしか見えおらず、この状態から、順次、より遠くを見ることができるようになる、といわれている。そこで、この実施の形態のような、開閉可能な扉を有する立体遊具を用いれば、乳幼児は、立上がったり、座ったりしながら、扉34a,34bを開閉して、より早く遠くのものが認識可能になるように、視力の訓練が可能になる。
また、乳幼児が一人でお座りできるようになった時、地面から肩峰までの高さは、約400mmとなる。ここで、上記した図3に示す扉を備えた六面体30を一辺200mmの立方体とすることにより、お座りした状態で扉の開閉を行うことができる。そうすると、お座りしながら、容易に、「いないいないバー」の遊びをすることができる。この場合は、反対側の扉までの距離が約200mmとなり、「いないいないバー」の遊びをしている際の乳幼児と親との顔の間の距離を、乳幼児の焦点距離に合せることができるため、好ましい。
なお、ここで、乳幼児が自分で扉の開閉ができない時期においては、片方の扉を透明にしてもよい。また、扉の裏と表に絵を描いておき、扉を開閉して、それらの絵を乳幼児と一緒に見ながら親が乳幼児とともに遊べるようにしてもよい。この場合、絵は特定のストーリに沿ったものであってもよい。
なお、上記実施の形態においては、六面体30の対向する一組の面にのみ、扉を設けた例について説明したが、これに限らず、全ての面に扉を設けてもよい。また、枠体20についても同様に、全ての面に板を設けてもよいし、板を設けなくてもよい。また、枠体20に扉を設けてもよい。
次に、この発明のさらに他の実施の形態について説明する。図4は、この発明のさらに他の実施の形態を示す斜視図である。図4を参照して、この実施の形態においては、立体遊具は、枠体20と六面体30と、枠体20の上部に位置するフレーム22aから斜めに床面まで配置される滑り板40とを含む。ここで、枠体20と六面体30とは、隣接して配置されるのが好ましい。また、この実施の形態においては、枠体20と六面体30の少なくとも一つの面には板25a,35aが設けられている。また、滑り板40は、中央部に設けられた傾斜台41と傾斜台41の両側端面に設けられたガイド板42a,42bとを含む。また、傾斜台41は着脱自在に枠体の上部に接続される。そのため、滑り板40の上端部43とフレーム22aとは図示のない装置で接続されている。なお、この接続方法は任意である。このように配置された立体遊具によれば、乳幼児は六面体30を階段として用いて枠体20の上面に位置する板25aまでのぼり、そこから、滑り板40を用いて遊ぶことができる。
なお、上記実施の形態においては、枠体20と六面体30とを別々に用いた例について説明したが、これに限らず、枠体20と六面体30とを一体化してもよい。枠体20の両側に六面体30を2個設け、これらを一体化した例を図5に示す。この例では、それぞれの上面には板が設けられている。
また、上記実施の形態においては、六面体を立方体の半分の高さ200mmを有するものとして主として説明したが、これに限らず、上記したように六面体を一辺が200mmの立方体としてもよいし、これを複数設けてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明の原理を説明するための図である。 立体遊具の構成を示す斜視図である。 立体遊具の使用例を示す斜視図である。 立体遊具の他の使用例を示す斜視図である。 立体遊具の他の実施の形態を示す図である。
符号の説明
10 立体遊具、20枠体、21,31 頂点部材、22,32フレーム、30 六面体。

Claims (5)

  1. 一辺が400mmの六面を有する立方体の枠体と、
    一辺が200mmの高さを有する六面体とを含む立体遊具。
  2. 前記一辺が200mmの高さを有する六面体は、一辺が400mmの正方形の対向する二面と、前記対向する二面を接続する高さが200mmの矩形の四面とを有する六面体を含む、請求項1に記載の立体遊具。
  3. 前記一辺が200mmの高さを有する六面体は、一辺が200mmの立方体を含む、請求項1に記載の立体遊具。
  4. 前記一辺が400mmの六面を有する立方体の枠体と、前記一辺が200mmの高さを有する六面体とは接続されている、請求項1から3のいずれかに記載の立体遊具。
  5. 前記一辺が400mmの六面を有する立方体の枠体の上部には、斜面を着脱自在に取付け可能である、請求項1から4のいずれかに記載の立体遊具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014083063A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Uchida Kogyo Kk 3歳未満児用公園設備
KR20180040346A (ko) * 2016-10-12 2018-04-20 (주)디자인스킨 다목적 놀이블록

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