JP2009034142A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】音量設定信号を構成する各ビットに対して操作する必要がなく、音量調節手段の操作部を操作することにより音声信号増幅手段に入力される音量設定信号を変えることが可能で音量設定が容易な遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】 音量調節手段294は、複数ビットの信号で構成された異なる音量設定信号を複数種類生成可能に構成されると共に生成した一つの音量設定信号を音声信号増幅手段223に出力する信号生成出力部を備え、信号生成出力部は、異なる音量設定信号を生成する信号生成部を個別に備えると共に作動する信号生成部を音量調節手段の操作部295の操作に基づいて切り替えるように構成され、音声信号増幅手段223は、音量設定信号が入力可能な入力部を備えると共に入力された音量設定信号に割り当てられている音量に音声信号を増幅する。
【選択図】図4
【解決手段】 音量調節手段294は、複数ビットの信号で構成された異なる音量設定信号を複数種類生成可能に構成されると共に生成した一つの音量設定信号を音声信号増幅手段223に出力する信号生成出力部を備え、信号生成出力部は、異なる音量設定信号を生成する信号生成部を個別に備えると共に作動する信号生成部を音量調節手段の操作部295の操作に基づいて切り替えるように構成され、音声信号増幅手段223は、音量設定信号が入力可能な入力部を備えると共に入力された音量設定信号に割り当てられている音量に音声信号を増幅する。
【選択図】図4
Description
本発明は、音量調節手段を有する遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機に代表される遊技機にあっては、遊技の演出音等をスピーカから出力することが行われている。また遊技機には、遊技機の設置場所が異なることによる周囲の騒音等の変化に対処する等の理由から、音量調節手段が設けられている。
遊技機における音量調節方法として、音量調節ツマミ等を操作してその一定の操作量の範囲に割り当てられている音量に出力音量を変化させるようにし、音量調節ツマミ等の操作により音量を段階的に変化させるように構成したものが提案されている。
しかしながら、音量調節手段を音量増幅手段に設けて音量設定する構成において音量を段階的に可変するように構成すると、コマンド信号(制御信号)を入力するための操作ツマミ等を遊技機に複数設けて音量設定する必要があり、調整等が困難になっていた。
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであって、音量設定信号を構成する各ビットに対して操作する必要がなく、音量調節手段の操作部を操作することにより容易に音量設定を行うことができる遊技機の提供を目的とする。
請求項1の発明は、音声信号に基づいて音声を出力可能な音声出力装置と、前記音声信号を出力する音声信号出力手段と、前記音声信号出力手段が出力する音声信号を増幅して前記音声出力装置に出力する音声信号増幅手段と、前記音声出力装置から出力される音量を設定可能な音量調節手段と、を備えた遊技機において、前記音声信号出力手段を制御する音声制御手段を備え、前記音量調節手段は、複数ビットの信号で構成された異なる音量設定信号を複数種類生成可能に構成されると共に生成した一つの前記音量設定信号を前記音声信号増幅手段に出力する信号生成出力部を備え、前記信号生成出力部は、それぞれ異なる前記音量設定信号を生成する信号生成部を個別に備えると共に作動する前記信号生成部を前記音量調節手段の操作部の操作に基づいて切り替えるように構成され、前記音声信号増幅手段は、前記音量設定信号が入力可能な入力部を備えると共に入力された前記音量設定信号に割り当てられている音量に前記音声信号を増幅することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記音量調節手段の操作部は、前記信号生成部を電気的に導通させる導通接点を有すると共に導通により作動する前記信号生成部を前記操作部の操作量変化により切り替えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記音量調節手段の操作部は、回転式あるいはスライド式で構成されると共に作動する前記信号生成部が切り替わる操作量毎に前記回転あるいはスライドが規制されるように構成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3の何れか一項において、前記音声信号増幅手段は、前記音量調節手段から出力されるそれぞれの前記音量設定信号に予め割り当てられた音量に出力音量を変化可能に構成され、前記音量調節手段の操作部の操作により前記出力音量を段階的に変化させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、音量設定信号を構成する各ビットに対して操作する必要がなく、音量調節手段の操作部を操作することにより音声信号増幅手段に入力される音量設定信号を変えることが可能となり、音量設定を容易に行うことが可能となる。
請求項2の発明によれば、音量設定信号を生成する信号生成部を容易な構成で切り替えることができ、音量設定を容易に行うことが可能となる。
請求項3の発明によれば、信号生成部が切り替わる操作部の操作量毎に操作部の回転あるいはスライドが規制されることから、音量調節手段の操作部の操作時に、音量が変化する操作量を認識し易くなり、音量設定を容易に行うことが可能となる。
請求項4の発明によれば、音量調節手段の操作部の操作により出力音量が段階的に変化するため、操作部の操作に対する音量変化を認識し易くなり、音量設定を容易に行うことが可能となる。
以下、添付の図面に基づき本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例に係る遊技機全体を示す正面図、図2は遊技機の裏側を示す図、図3は同遊技機の制御基板や装置等の接続を簡略に示すブロック図である。
図1に示す遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であって、遊技盤2の縁に外レール3及び内レール4が略円形に配置され、前記外レール3及び内レール4によって区画された遊技領域6が前記遊技盤2上に設けられている。遊技機1の前面側には、装飾ランプ35、払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿36、該上側球受け皿36の満杯時に遊技球を受けるための下側球受け皿37、効果音等を発するスピーカ38、遊技者の発射操作に応じて遊技球を前記遊技領域6へ向けて弾発発射するための発射装置64が設けられている。前記スピーカ38は本発明における音声出力装置に相当する。なお、符号F1は遊技機の外枠、F2は外枠F1に取り付けられた前枠、Gは前枠F2に開閉可能にヒンジで取り付けられたガラス枠である。また、前記遊技領域6には、前記遊技領域6に打ち込まれた遊技球を誘導する複数の釘(図示せず)が所要位置に立設されている。なお、この例の遊技機1は、プリペイドカードユニット56が接続されている。以下、遊技機1の主要な部分について説明する。
前記遊技領域6には、中心線上の上部から下部に向かって順に表示装置10、始動入賞口42、大入賞口45、アウト口49が配置されている。前記始動入賞口42及び前記大入賞口45の左右には左袖入賞口51、右袖入賞口52、左落とし入賞口53、右落とし入賞口54が配置されている。また、前記表示装置10の左右には普通図柄変動開始用ゲート55、56、その上方にはランプ風車74,75、下方には風車76,77が設けられている。
前記表示装置10は、図柄等が変動表示可能なものであって、液晶,ドットマトリックス若しくはLED表示装置等の画像表示装置からなる。本実施例では、液晶表示器(TFT−LCDモジュール)で構成されている。
前記表示装置10は、左下部が普通図柄表示部50とされ、他の部分が特別図柄表示部11となっている。前記特別図柄表示部11は、左側に左特別図柄が、中央に中特別図柄が、右側に右特別図柄が、それぞれ変動表示及び停止表示可能とされている。本実施例において、前記左側、中央、右側にそれぞれ表示される特別図柄は、数字が『1,2,3,4,5,6,7,8』とされた8種類で構成され、大当たりの場合には、前記左側、中央、右側に、いわゆるぞろ目、すなわち数字が同一の特別図柄からなる大当たり図柄の組合せ(例えば‘7,7,7’等)で停止表示されるようになっている。前記特別図柄表示部11には、前記図柄に加えて、他の図柄(キャラクタ、背景、文字等)や背景画像等が表示されることもあり、前記他の図柄や背景画像等が所定条件に起因して変動表示可能となっていてもよい。
前記普通図柄表示部50は、小当たり判定図柄として記号或いは絵(キャラクタ)等からなる普通図柄が変動表示及び停止表示可能とされている。本実施例における前記普通図柄表示部50に変動及び停止表示される普通図柄(小当たり判定図柄)は、『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9』の10通りの図柄とされており、小当たりの場合には、前記普通図柄表示部50に奇数の普通図柄で停止表示するようになっている。
前記始動入賞口42は2つの可動片42a,42bを備えると共に、前記2つの可動片42a,42bの先端間が遊技球の入球可能領域とされ、前記可動片42a,42bが背面の始動入賞口用ソレノイドにより略垂直にされて入球(入賞)のし難い入球可能領域狭小状態と、略V字形(逆ハの字形)に拡開されて入球(入賞)のし易い入球可能領域拡大状態間を変化可能に制御されている。前記始動入賞口42の可動片42a,42bの拡開は、前記普通図柄表示部50で表示される普通図柄(小当たり判定図柄)が変動した後に予め決められた特定の普通図柄で確定停止表示されて小当たり(普通図柄当たり)が成立した時に行われるようにされている。
前記始動入賞口42の裏側には、前記始動入賞口42に入賞(入球)した遊技球を検出する始動入賞口検出スイッチ(始動入賞口センサ)が入賞球用通路に設けられており、本実施例では、前記始動入賞口検出スイッチによる入賞球の検出が、大当たりの判定開始条件の成立に設定されていると共に前記特別図柄表示部11における変動表示開始に対する起因に設定されている。また、前記特別図柄表示部11で変動表示中に、前記始動入賞口42に遊技球が入賞しても、直ちに新たな変動表示を開始することができないため、始動入賞口検出スイッチによる遊技球検出数を予め設定された設定数まで特別図柄用保留球数として記憶して大当たりの判定(遊技の当否判定)及び特別図柄の変動表示を一旦保留し、順次大当たりの判定及び特別図柄の変動表示を行うことによって記憶されている特別図柄用保留球数の数を減らしている。なお、前記始動入賞口検出スイッチによる遊技球検出数が設定数まで記憶されている(すなわち特別図柄用最大保留球数となっている)時には、前記始動入賞口検出スイッチがそれ以上入賞遊技球を検出しても、保留球数としては記憶されない無効球とされ、その無効球については変動及び当否判定を行うことなく、入賞に対する賞球遊技球が所定数払い出される。また、本実施例では、前記特別図柄用保留球数に関して設定されている前記設定数(すなわち最大保留球数)は4個とされている。
前記普通図柄変動開始用ゲート55,56は、前記遊技盤2の背面に設けられた普通図柄変動開始スイッチで普通図柄変動開始用ゲート55,56を通過する遊技球を検出することによって前記普通図柄表示部50で普通図柄の変動を開始させるようになっている。また、前記普通図柄の変動表示中に、前記普通図柄変動開始用ゲート55,56を遊技球が通過することによって発生する普通図柄の変動を、最高4回普通図柄用保留球数として記憶し、普通図柄の変動開始により普通図柄用保留球数を減らすようになっている。さらにまた、前記左袖入賞口51と右袖入賞口52の入賞球を検出する左袖入賞口用検出スイッチと右袖入賞口用検出スイッチ、前記左落とし入賞口53と右落とし入賞口54の入賞球を検出する左落とし入賞口用検出スイッチと右落とし入賞口用検出スイッチが、それぞれ対応する遊技盤背面に設けられている。
前記大入賞口45は、前記遊技盤2の背面に設けられた大入賞口開放用ソレノイドによって開閉する開閉板46を備えている。この大入賞口45は、通常は開閉板46が閉じた状態とされ、当該大入賞口45内の一部には、該大入賞口45が開いた際に開口して入賞可能にする特定領域入賞口47を有する。さらに、該特定領域入賞口47には、所定条件時に特定領域開放用ソレノイドにより開閉される開閉扉が設けられている。また、前記特定領域入賞口47には特定入賞球を検出する特定入賞球検出スイッチ(特定領域センサ)が設けられ、該入賞球の検出により大入賞口45を再度開ける継続権利が成立し、本実施例では最高15ラウンド繰り返し可能にされている。また、前記大入賞口45内の略中央には、大入賞口45に入賞し、かつ前記特定領域入賞口47に入賞しなかった入賞球を検出する入賞球数カウントスイッチ(カウントセンサ)が設けられている。
前記発射装置64は、操作レバー65の操作により駆動する発射モータを裏側に有し、該発射モータの駆動により遊技球を弾発発射するようになっている。前記発射装置64により発射された発射球は、前記遊技盤面に立設された内側誘導レール4と外側誘導レール3間で構成される発射球誘導路を介して遊技領域6に誘導される。前記遊技領域6に誘導された遊技球は、転動しつつ下方へ落下し、前記各装置及び各入賞口に入賞するか、或いは何処にも入賞しなければ前記アウト口49から遊技盤2の裏側へ排出される。
また、前記遊技機1の裏側には、図2に示すように、遊技を制御するための複数の制御基板や装置等が設けられている。制御基板の主なものとして、主制御基板200、表示制御基板210、音声制御基板220、払出制御基板240、ランプ制御基板245、電源制御基板250、発射制御基板260等がある。符号265は外部端子、281は賞球払出装置(賞球払出装置と貸球払出装置)、283は球無しスイッチ基板(賞球・球貸し兼用)、285はカードインターフェース接続部、289は球貯留タンク、291は球誘導樋、295は音量調節手段の操作部である。なお各制御基板には制御回路が設けられている。また、各制御基板は、単独でまたは複数まとめてケースに収納された状態で遊技機1の裏側に配置されている。主な制御基板を、図3のブロック図を用いて簡略に示す。
主制御基板200は、遊技を制御する制御手段として機能するものであり、CPU,RAM,ROM,複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータと払出制御基板240及び表示制御基板210を結ぶ入出力回路と、前記マイクロコンピュータと中継基板(中継基板には大入賞口45が接続される。)、音声制御基板220、ランプ制御基板245、始動入賞口検出スイッチ、その他のスイッチやセンサを結ぶ入出力回路等で構成され、遊技に関わる主制御を行う。前記CPUは、制御部,演算部,各種カウンタ,各種レジスタ,各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、大当たりや小当たり(始動入賞口42の拡開開放を行う普通図柄当たり)に関する乱数等も生成し、また前記各基板にコマンド(制御信号)を出力(送信)可能に構成されている。前記RAMは、始動入賞口検出スイッチで検出された前記特別図柄用保留球数及び普通図柄変動開始スイッチで検出された普通図柄用保留球数の記憶領域、CPUで生成される各種乱数値用の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、CPUの作業領域を備える。また、前記ROMには、遊技上の制御プログラム(制御手順)や制御データが書き込まれている他、大当たり及び小当たりの判定値等が書き込まれている。前記主制御基板200は、電源基板250から電源供給を受けて作動する。なお、前記主制御基板200は、遊技の当否を判定する当否判定手段としても機能する。
表示制御基板210は、CPU,RAM,ROMを備えたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータと前記主制御基板200を結ぶ入力回路と、前記マイクロコンピュータと表示装置10を結ぶ出力回路等で構成され、前記主制御基板200から出力されるコマンド(制御信号)に基づき、前記特別図柄表示部11及び普通図柄表示部50における表示等を制御する。前記表示制御基板210のCPUは、内部に制御部,演算部,各種カウンタ,各種レジスタ,各種フラグ等を有し演算制御を行うようになっている。また、前記表示制御基板210のRAMは、各種データの記憶領域と前記CPUによる作業領域等を有している。前記表示制御基板210のROMは、表示制御のための不変の情報、すなわち各種のプログラムや画像データ、定数等が記憶されている。
音声制御基板220は、前記主制御基板20と配線等の電気的接続手段により接続されて、前記主制御基板200から出力される制御信号(コマンド)に基づき前記スピーカ38から発する音声を制御する。前記音声制御基板220は、前記電源基板250から電源供給を受けて作動する。前記音声制御基板220は、図4のブロック図に示すように、CPU、RAM、ROM等を備えたマイクロコンピュータ221、音源IC(音源LSI)222、AMP(音声信号増幅手段)223、記憶手段としてのRAMおよびROM224、音量調節手段294等を有し、入力回路と音源IC222より出力される音声信号を出力するための出力回路が形成されている。
前記マイクロコンピュータ221は音声制御手段に相当し、音声信号出力手段(音源IC222に相当する)を制御する。前記マイクロコンピュータ221は、前記主制御基板200からのコマンド(制御信号)により制御される。前記マイクロコンピュータ221のROMにはプログラム(制御手順)が記憶されており、前記主制御基板200からのコマンドによって制御される。また、前記マイクロコンピュータ221のRAMは、前記マイクロコンピュータ221のCPUによる作業領域等を有している。
前記ROMおよびRAMで構成される記憶手段224のROMには複数の音声データが記憶されており、前記主制御基板200からのコマンドおよび前記マイクロコンピュータ(音声制御手段)221からのコマンドに基づいて前記音源IC222が前記記憶手段224のROMから音声データ(音声信号)を選択して読み出し、アナログデータの音声信号として前記AMP(音声信号増幅手段)223に出力する。前記AMP(音声信号増幅手段)223では音声データ(音声信号)を前記音量調節手段294による音量設定(増幅率)に増幅してスピーカ(音声出力装置)38から出力させる。
前記音量調節手段294は、前記遊技機背面側へ露出して操作可能とされている操作部295とボリューム設定ロジック回路296とよりなる。前記操作部295は回転式あるいはスライド式からなり、本実施例では回転式とされ、ロータリースイッチで構成されている。前記ロータリースイッチからなる操作部295は、図5に示すように、ボリューム設定ロジック回路296の信号生成部b1、b2、b3、b4を電気的に導通させる導通接点aを有し、回動(操作)量変化により、導通する回路、すなわち作動する信号生成部b1〜b4を切り替えるように構成されている。前記ロータリースイッチからなる操作部295は、前記信号生成部b1、b2、b3、b4が切り替わる所定回動角度毎(操作量毎)に回転が規制されて一旦停止し、更に力を加えて回転させることにより再び所定角度回転する段階的な回転が可能に構成され、回転が停止する毎に導通する回路(後述の信号生成回路)が切り替わるようにされている。なお、前記操作部295がスライド式の場合には、所定スライド量毎にスライドが規制されて一旦停止し、更に力を加えてスライドさせることにより再び所定量スライドするように構成されている。
前記ボリューム設定ロジック回路296は、本発明における信号生成出力部に相当し、前記操作部295とAMP223との間に設けられている。前記ボリューム設定ロジック回路296には、決まった一定の複数ビット、本実施例では2ビットのデジタル信号(音量設定信号)を出力可能なロジック回路からなる前記信号生成部b1〜b4が、個別に複数(本実施例では4)設けられている。前記各信号生成部(ロジック回路)b1〜b4によって生成されるデジタル信号(音量設定信号)は互いに異なるように構成されている。前記操作部295の操作により導通されて作動する一つの信号生成部(ロジック回路)で生成された一つのデジタル信号(音量設定信号)は、前記AMP(音声信号増幅手段)223に出力される。前記信号生成部b1〜b4で生成される2ビットのデジタル信号は、デジタル信号[0 0]にLevel 1の無音状態(ミュート)、[1 0]にLevel 2の音量、[0 1]にLevel 3の音量、[1 1]にLevel4の音量が割り当てられて、前記操作部295の切り替え(操作量の増大)により、Level 1の無音から音量が段階的に増大してLevel 4で最大音量となるように設定されている。なお、前記信号生成部(ロジック回路)b1〜b4は、予め出力する信号レベルが決められており、スリーステートバッファにより常には出力されない構成となっており、前記操作部295の操作により導通され、信号が入力されたバッファのみ、信号が前記AMP(音声信号増幅手段)223に出力される構成となっている。また、前記AMP(音声信号増幅手段)223は、前記デジタル信号(音量設定信号)と前記音源IC222からの音声信号が入力可能な入力部を備え、入力された前記デジタル信号(音量設定信号)に割り当てられている音量(Level 1〜Level 4)に、前記音源IC222から入力された音声信号を増幅して前記スピーカ(音声出力装置)38に出力する。前記AMP(音声信号増幅手段)223から前記スピーカ(音声出力装置)38に出力される音量は、前記操作部295の操作によって、前記Level 1の無音状態〜Level 4の最大音量まで段階的に変化する。このように、デジタル信号を入力可能なAMP223を用いた場合においても、複数桁のデジタル信号も従来のアナログボリュームと同じような操作で音量調節を行うことができ、段階的に音量を調節する構成であっても音量調節し易くすることが可能となる。
払出制御基板240は、前記主制御基板200と配線等による電気的な接続手段で接続され、前記主制御基板200から出力されるコマンドを受信して前記払出装置(賞球及び貸球払出装置)281を制御する。前記払出制御基板240は、電源基板250から電源供給を受けて作動し、前記払出装置(賞球払出装置及び前記球貸払出装置)281を制御する。なお、前記払出装置281への遊技球の供給は、前記球貯留タンク289に貯留された遊技球が前記球誘導樋291を通り、さらに球無しスイッチ基板283における球無しスイッチを通り、球供給樋(図示せず)を経て行われる。前記払出装置281は、払出モータが回転することにより、回転球受け体(例えばスクリュー形式のもの)を回転し、回転球受け体の球受部に受け入れた遊技球を回転球受体の回転により球送りして1球ずつ排出する公知のものである。
ランプ制御基板245は、前記装飾ランプ35やその他のランプ装置(例えば遊技盤面に設けた表示装置の表示枠体に設けたランプ装置等)を制御する。また、発射制御基板260は、前記発射装置64における発射モータの制御を行う。
ここで前記遊技機1における遊技について簡略に説明する。前記遊技機1においては、前記遊技領域6へ向けて前記発射装置64により発射された遊技球が、前記種々の入賞口に入賞すると入賞口に応じた所定数の遊技球が賞球として上側球受け皿36に払い出される。また、前記普通図柄変動開始用ゲート55,56を遊技球が通過すると、普通図柄乱数値が取得され、その取得乱数値に基づいて普通図柄の当たり(小当たり)判定が行われ、前記普通図柄表示部50で普通図柄が変動を開始し、所定時間変動後に停止する。その際、前記普通図柄の当たり判定結果が小当たりの場合には、小当たり普通図柄、この例では奇数で停止し、前記始動入賞口42の2つの可動片42a,42bが背面の始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で入賞し難い狭小開放状態(通常状態)から略V字形(逆ハの字形)の入賞し易い拡開開放状態に変化し、遊技球が入賞し易くなる。そして、前記始動入賞口42に遊技球が入賞すると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。
また、前記始動入賞口42に遊技球が入賞すると、後述の大当たり判定乱数値及び大当たり図柄乱数値等が取得され、前記取得された大当たり判定乱数値に基づいて大当たりの当否判定が行われ、前記特別図柄表示部11で表示される特別図柄の変動パターンが選択され、選択された変動パターンによる変動を開始し、所定時間変動後にそれぞれ停止表示される。
前記大当たりの判定結果が大当たりの場合、前記特別図柄表示部11には大当たり確定特別図柄組合せ、この例ではぞろ目(‘7,7,7’のように同じ数字が並んだ状態)で停止表示され、遊技者に有利な特別遊技状態(大当たり遊技状態)に移行する。前記特別遊技状態になると、前記大入賞口45の開閉板46が開いて遊技領域6の表面を落下してくる遊技球を受け止め易くして大入賞口45へ入賞可能にし、該大入賞口45への入賞があると、払出装置により所定数の遊技球が賞品球として払い出される。前記開閉板46は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或いは前記特定入賞球検出スイッチと入賞球数カウントスイッチとで検出された入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされている。
前記大入賞口45の開放中又は大入賞口45が閉じてから約2秒以内に、前記特定領域入賞口47への入賞球を特定入賞球検出スイッチが検出すると、前記大当たりを再度繰り返す継続権利が発生し、所定最高回数(例えば最高15回)、前記開閉板46の開放を繰り返す。
前記大当たりには、通常大当たりと確変大当たりの二種類ある。通常大当たりは前記特別図柄表示部11に停止した特別図柄の組み合わせが偶数のぞろ目(たとえば‘2,2,2’)の場合であり、一方、確変大当たりは前記特別図柄表示部11に停止した特別図柄の組み合わせが奇数のぞろ目(たとえば‘3,3,3’)の場合である。前記通常大当たりの場合には、特別遊技の終了後、次の大当たりの確率が低確率(本実施例では1/315)とされるのに対して、確変大当たりの場合には、特別遊技の終了後に次の大当たりの確率が高確率(本実施例では5/315)に設定される。
前記特別図柄の変動パターンには、変動に対応する効果音等の演出音が設定されており、前記特別図柄表示部11での特別図柄の変動と共に前記スピーカ38から効果音等が出力される。前記効果音等の演出音は、前記音量調節手段294の操作部295を操作することにより音量設定可能であり、遊技機1の周囲の音声等に応じて最適な音量に設定される。
次に、前記遊技機1の制御処理に関して説明する。前記主制御基板200に設けられる乱数用カウンタとして、大当たり判定乱数用カウンタ、大当たり図柄乱数用カウンタ、リーチ乱数用カウンタ、特別図柄データ乱数用カウンタ、演出乱数用カウンタ、普通図柄乱数用カウンタ等がある。
大当たり判定乱数用カウンタは、大当たり判定手段による大当たりの判定に用いられ、‘0’〜‘629’の乱数からなる。前記大当たり判定乱数用カウンタにおける大当たり判定乱数値は、遊技機の電源投入時‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1加算され、‘629’に至ると次には‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。大当たり判定乱数値は前記始動入賞口42への入賞に起因して取得され、その取得値が低確率状態時には大当たり成立数値として設定されている‘3’,‘397’の何れかと一致すれば大当たりとなり、一方高確率状態時には、大当たり成立数値として設定されている‘3’,‘53’,‘113’,‘173’,‘227’,‘281’,‘337’,‘397’,‘449’,‘503’の何れかと一致すれば大当たりとなる。
大当たり図柄乱数用カウンタは、前記大当たり判定結果が当たりの場合に、前記特別図柄表示部11で停止表示する表示態様を決定するものであり、
‘0’〜‘7’の乱数からなる。この大当たり図柄乱数は、電源投入時に‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1加算され、‘7’に至ると次には‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。大当たり図柄乱数は前記始動入賞口42への入賞に起因して取得される。前記大当たり図柄乱数には、大当たり当否判定結果が当たりの場合に、前記特別図柄表示部で停止表示される大当たり図柄の組合せが割り当てられている。本実施例では、‘0’の場合には大当たり図柄組合せが‘1,1,1’となる1のぞろ目(全図柄同一)、‘1’の場合には‘2,2,2’となる2のぞろ目、‘2’の場合には‘3,3,3’となる3のぞろ目、‘3’の場合には‘4,4,4’となる4のぞろ目、‘4’の場合には‘5,5,5’となる5のぞろ目、‘5’の場合には‘6,6,6’となる6のぞろ目、‘6’の場合には‘7,7,7’となる7のぞろ目、‘7’の場合には‘8,8,8’となる8のぞろ目からなる大当たり図柄組合せが割り当てられている。
‘0’〜‘7’の乱数からなる。この大当たり図柄乱数は、電源投入時に‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1加算され、‘7’に至ると次には‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。大当たり図柄乱数は前記始動入賞口42への入賞に起因して取得される。前記大当たり図柄乱数には、大当たり当否判定結果が当たりの場合に、前記特別図柄表示部で停止表示される大当たり図柄の組合せが割り当てられている。本実施例では、‘0’の場合には大当たり図柄組合せが‘1,1,1’となる1のぞろ目(全図柄同一)、‘1’の場合には‘2,2,2’となる2のぞろ目、‘2’の場合には‘3,3,3’となる3のぞろ目、‘3’の場合には‘4,4,4’となる4のぞろ目、‘4’の場合には‘5,5,5’となる5のぞろ目、‘5’の場合には‘6,6,6’となる6のぞろ目、‘6’の場合には‘7,7,7’となる7のぞろ目、‘7’の場合には‘8,8,8’となる8のぞろ目からなる大当たり図柄組合せが割り当てられている。
リーチ乱数用カウンタは、前記大当たり判定乱数値による大当たり判定結果が外れとなる場合において、リーチ状態を経るか否かを決めるリーチ有無決定用のものであり、‘0’〜‘126’の乱数からなる。本実施例におけるリーチ状態は、前記特別図柄表示部11で変動停止表示される左特別図柄、中特別図柄及び右特別図柄のうち、最後に停止表示される特別図柄(例えば中特別図柄)を除いて他の特別図柄(例えば左特別図柄と右特別図柄)が同一となる状態(最終停止図柄を除いて大当たりの特別図柄組合せと等しくなる状態であり、最終的に大当たりの特別図柄組合せとなる場合と外れの特別図柄組合せとなる場合が含まれる状態)をいう。このリーチ乱数は、遊技機1の電源投入時、‘0’から始まり、後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1ずつ加算され、数値が‘126’に至ると、次に‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。リーチ乱数は、前記始動入賞口42への入賞に起因して取得され、当否判定結果が外れの場合に、その数値が予め決定されているリーチ成立数値と対比されてリーチ有無が判断される。本実施例ではリーチ成立数値は、‘5’,‘17’,‘28’,‘40’,‘51’,‘63’,‘74’,‘86’,‘97’,‘109’,‘120’に設定されている。
特別図柄データ乱数用カウンタは、前記大当たり判定乱数値による大当たり判定結果が外れとなる場合において、前記特別図柄表示部11に停止表示する外れの特別図柄組合せ(表示態様)の決定に用いられるものであり、前記特別図柄表示部11に停止表示する左特別図柄を決定する特別図柄データ1の乱数用カウンタと、中特別図柄を決定する特別図柄データ2の乱数用カウンタと、右特別図柄を決定する特別図柄データ3の乱数用カウンタとより構成され、各特別図柄データ乱数用カウンタは、‘0’〜‘7’の乱数からなる。
前記特別図柄データ1の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに
‘1’ずつ加算され、‘7’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。また、前記特別図柄データ2の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって、前記特別図柄データ1の乱数が‘0’に書き換えられる際に‘1’ずつ加算され、‘7’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。さらに、前記特別図柄データ3の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって、前記特別図柄データ2の乱数が‘0’に書き換えられる際に‘1’ずつ加算され、‘7’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。これによって、特別図柄データ1〜3の乱数範囲が同一であっても、当該特別図柄データ1〜3の乱数が同期(同一の組合せで加算)するのを避けることができる。
‘1’ずつ加算され、‘7’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。また、前記特別図柄データ2の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって、前記特別図柄データ1の乱数が‘0’に書き換えられる際に‘1’ずつ加算され、‘7’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。さらに、前記特別図柄データ3の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって、前記特別図柄データ2の乱数が‘0’に書き換えられる際に‘1’ずつ加算され、‘7’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。これによって、特別図柄データ1〜3の乱数範囲が同一であっても、当該特別図柄データ1〜3の乱数が同期(同一の組合せで加算)するのを避けることができる。
前記特別図柄データ1〜3の各乱数には前記特別図柄表示部11で停止表示する特別図柄がそれぞれ割り当てられている。具体的には前記特別図柄データ1〜3のそれぞれについて乱数が‘0’の場合には特別図柄‘1’、‘1’の場合には特別図柄‘2’、‘2’の場合には特別図柄‘3’というように、前記大当たり判定結果が外れた時に前記特別図柄表示部11に停止表示される左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄が割り当てられている。前記特別図柄データ1〜3の乱数は、前記始動入賞口42への入賞に起因して取得され、取得した特別図柄データ1〜3の乱数の組合せによって、外れ時に前記特別図柄表示部11に表示される左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄からなる表示態様が定まる。
演出乱数用カウンタは、第1、第2変動パターンテーブルから変動パターンを選択する際に用いられるものであり、‘0’〜‘198’の演出乱数値を備える。この演出乱数値は、遊技機1の電源投入時、‘0’から始まり、後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1ずつ加算され、数値が‘198’に至ると、次に‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。演出乱数は、前記始動入賞口42への入賞に起因して取得される。
前記第1,第2変動パターンテーブルには、表1に示すように複数の変動パターンが設けられている。各変動パターンには、演出乱数値の範囲、変動時間、テーブル内での出現率が設定されている。前記演出乱数値の範囲は、各テーブルにおいて変動パターンが選択されることとなる演出乱数の値、前記テーブル内での出現率は、各変動パターンの出現率であり、前記演出乱数の範囲から計算された値である。なお、前記のように各変動パターンには変動に対応した演出音が設定されている。
取得された大当たり判定乱数値、大当たり図柄乱数値、リーチ乱数値、特別図柄データ乱数値、演出乱数値については、それぞれ最大4個、前記主制御基板200のRAMにおける該当領域に、前記保留球数と対応させて格納され、順次使用される。
普通図柄乱数用カウンタは、小当たりを判定するもので、遊技機1の電源投入時、‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに
‘1’ずつ加算され、‘9’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。この普通図柄乱数は、前記普通図柄変動開始用ゲート55,56を通過した遊技球を前記普通図柄変動開始スイッチで検出するごとに取得され、最大4個まで前記主制御基板200のRAMの普通図柄乱数値記憶領域に格納される。
‘1’ずつ加算され、‘9’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。この普通図柄乱数は、前記普通図柄変動開始用ゲート55,56を通過した遊技球を前記普通図柄変動開始スイッチで検出するごとに取得され、最大4個まで前記主制御基板200のRAMの普通図柄乱数値記憶領域に格納される。
また、前記普通図柄乱数値には、普通図柄が割り当てられている。前記普通図柄乱数値‘0’には普通図柄の‘0’、‘1’には‘1’、‘2’には‘2’等のように割り当てられている。本実施例では、小当たりの当たり確率は1/2となっており、具体的には、前記普通図柄乱数の取得乱数値が奇数である場合、小当たりになり、前記始動入賞口42の拡開開放を行うようになっている。また、前記普通図柄乱数の取得乱数値がその他の場合には小当たりとならず、前記始動入賞口42が前記入賞し難い狭小開放状態のままとされる。
前記主制御基板(主制御回路)200に設けられる主なフラグとして、この実施例では大当たりフラグ、大当たり終了フラグ、確変フラグ等が挙げられる。これらのフラグは、初期設定時には全てOFF(セットされていない状態)にされる。
前記主制御基板(主制御回路)200では、前記ROMに記憶されている各プログラム(制御手順)に従い前記CPUがメイン処理Mを行う。図6はメイン処理Mのフローチャートである。
メイン処理Mでは、初期設定処理(S10)、割り込み禁止処理(S20)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S30)、割り込み許可処理(S40)、割り込み処理(S100)が行われる。
初期設定処理(S10)では、スタックの設定、割り込み時間の設定、CPUの設定、SIO、PIO、CTCの設定等が行われる。このメイン処理Mは割り込み時間ごとに繰り返し行われるが、初期設定処理(S10)については、電源投入時のみに必要な処理であり、最初の1巡目のみに実行され、その後は実行されないが、周知であるので詳細は省略する。割り込み禁止処理(S20)では、4msecごとに割り込み処理(S100)が入ってきても、割り込み許可となるまで、割り込みを禁止する。普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S30)では、種々の乱数が普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S30)ごとに1加算され、前記のように各乱数の設定上限値に至ると次に‘0’に戻って再び加算が行われる。更新された乱数は前記主制御基板200のRAMに記憶される。割り込み許可処理(S40)では、4msecごとに入ってくる割り込み処理(S100)に対して許可をする。
割り込み処理(S100)では、図7に示すように、まず出力処理(S110)が行われる。出力処理(S110)では、各処理により前記主制御基板200の出力バッファに記憶されたコマンド(制御信号)が、対応する制御基板等へ出力される。続く入力処理(S120)では、遊技機1に設けられている種々のセンサ(各入賞口の検出スイッチ等)が検知した場合の信号入力が行われる。また、次の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S130)では、前記メイン処理Mにおけるループ処理内で行われている普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S30)と同様の処理が行われる。
始動入賞口スイッチ検出処理(S140)では、図8に示すように、まず前記始動入賞口42に遊技球が入賞したか否か、すなわち始動入賞口42に遊技球の入球があって前記始動入賞口検出スイッチで遊技球が検出されたか否か判断され(S140−1)、前記始動入賞口42に入賞していなければ、この始動入賞口スイッチ検出処理(S140)を終了する。一方、前記始動入賞口42に入賞している場合には、次に前記主制御基板200のRAMに記憶されている前記特別図柄用保留球数が設定数の4以上か確認される(S140−2)。前記特別図柄用保留球数が4以上であれば、この始動入賞口スイッチ検出処理(S140)を終了し、それに対して4未満であれば、前記特別図柄用保留球数に前記始動入賞口スイッチで検出された遊技球検出数1が加算される(S140−3)。続いて、特別図柄関係乱数取得処理(S140−4)が行われ、その後にこの始動入賞口スイッチ検出処理(S140)が終了する。前記特別図柄関係乱数取得処理(S140−4)では、前記RAMに記憶されている特別図柄関係の更新乱数が取得され、現在の特別図柄用保留球数と対応するRAMアドレスに取得乱数がセーブ(記憶)される。ここで取得される乱数値は、大当たり判定乱数値、大当たり図柄乱数値、リーチ乱数値、特別図柄データ乱数値、演出乱数値である。なお、現在の特別図柄用保留球数と対応するRAMアドレスに取得乱数値がセーブされるとは、例えば現在の特別図柄用保留球数が1の場合には特別図柄用保留球数1と対応するRAMアドレスに取得乱数値がセーブされ、特別図柄用保留球数が2の場合には特別図柄用保留球数2と対応するRAMアドレスに取得乱数値がセーブされることを意味する。
普通動作処理(S150)では、前記更新されてRAMに記憶されている普通図柄乱数値が取得されて、小当たりの判定や普通図柄表示部50での普通図柄の停止表示、始動入賞口42の開閉等、小当たりに関する処理が行われるが、本発明を理解する上で重要ではないため、詳細な説明を省略する。
特別動作処理(S160)では、図9に示すように、まず特別外れ図柄作成処理(S160−1)が行われる。特別外れ図柄作成処理(S160−1)では、図10に示すように、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)において取得されてRAMに記憶されている特別図柄データ1のアドレス値が格納元アドレス値にセットされ(S160−1−1)、続いて、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)において取得されて前記RAMに記憶されている特別図柄データ3が判定値としてロードされ(S160−1−2)、前記判定値としての特別図柄データ3の乱数値と前記格納元アドレス値に記憶されている特別図柄データ1の乱数値が一致するか否か判断される(S160−1−3)。一致すればこの特別外れ図柄作成処理(S160−1)が終了して特別外れ図柄データが更新されず、一致しない場合には、前記RAMにおける特別外れ図柄のデータ格納先アドレス値と、特別外れ図柄として転送される特別図柄データ1〜3のアドレス値がセットされ(S160−1−4)、続いて前記特別図柄データ1〜3の乱数値に割り当てられている特別図柄が、前記特別外れ図柄のデータ格納先に転送されて特別外れ図柄1〜3として格納されることにより特別外れ図柄データが更新され(S160−1−5)、その後にこの特別外れ図柄作成処理(S160−1)が終了する。なお、特別外れ図柄1は大当たり判定結果が外れ時に前記特別図柄表示部11で停止表示される左特別図柄、特別外れ図柄2は大当たり判定結果が外れ時に前記特別図柄表示部11で停止表示される中特別図柄、特別外れ図柄3は大当たり判定結果が外れ時に前記特別図柄表示部11で停止表示される右特別図柄に対応する。
図9に示すように、前記特別動作処理(S160)では、前記特別外れ図柄作成処理(S160−1)の後に特別動作ステータスが1〜4の何れであるか判断される(S160−2〜160−4)。前記特別動作ステータスが1の場合には特別図柄待機処理(S160−5)が行われ、それに対して前記特別動作ステータスが2の場合には特別図柄変動処理(S160−6)が行われ、前記特別動作ステータスが3の場合には特別図柄確定処理(S160−7)が行われ、前記特別動作ステータスが4の場合には特別電動役物処理(S160−8)が行われる。
前記特別図柄待機処理(S160−5)では、図11に示すように、前記特別図柄用保留球数が0か否か判断され(S160−5−1)、特別図柄用保留球数が0の場合には前記特別図柄表示部11が特別図柄の変動中ではない待機画面中か否か判断され(S160−5−7)、待機画面中であれば、この特別図柄待機処理(S160−5)が終了し、一方、待機画面中ではない場合には前記特別図柄表示部11を待機画面にする設定処理が行われ(S160−5−8)、その後にこの特別図柄待機処理(S160−5)が終了する。
それに対して前記S160−5−1で特別図柄用保留球数が0ではないと判断された場合には、特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)が行われる。特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)では、図12に示すように、まず、前記主制御基板200のRAMに記憶されている前記更新大当たり判定乱数値が判定値としてロードされる(160−5−2−1)と共に、前記高確率時及び低確率時における大当たり成立数値を定めた大当たり判定値テーブルが格納されているRAMのアドレスがセットされる(S160−5−2−2)。続いて現在確変中(高確率状態中)か否かが判断される(S160−5−2−3)。前記確変中か否かは、前記主制御基板200に設けられている確変フラグがON(高確率状態)かOFF(低確率状態)かによって判断される。前記確変中の場合には、高確率状態時における大当たり成立数値と前記ロードされた大当たり判定乱数値が一致するか否かにより大当たりか否か判断され(S160−5−2−4)、一方、確変中ではない、すなわち低確率状態時には、低確率状態時における大当たり成立数値と前記ロードされた大当たり判定乱数値が一致するか否かにより大当たりか否か判断され(S160−5−2−5)、一致すれば大当たりと判断されて、前記主制御基板200に設けられている大当たりフラグがONにセットされる(S160−5−2−6)。その後、この特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)が終了する。なお、前記S160−5−2−4あるいはS160−5−2−5で大当たりではないと判断されると、大当たりフラグをONにすることなく、この特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)が終了する。
前記特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)の後、特別図柄選択処理(S160−5−3)が行われる。特別図柄選択処理(S160−5−3)では、図13に示すように、前記大当たりフラグがON(大当たり)か否か判断され(S160−5−3−1)、大当たりフラグがON(大当たり)の場合には、前記大当たり図柄乱数値に基づく図柄が、前記特別図柄表示部11で停止表示する大当たり図柄としてセットされ(S160−5−3−2)、その後にこの特別図柄選択処理(S160−5−3)が終了する。
一方、大当たりフラグがOFF(外れ)の場合には、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)で取得されて前記主制御基板200のRAMに記憶されているリーチ乱数値がロードされて、前記リーチ成立数値と一致するか否か確認され(S160−5−3−4)、一致すればリーチ有りとなり、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)で取得されて前記主制御基板200のRAMに記憶されている特別図柄データ1が前記特別図柄表示部11で停止表示される左右の特別図柄としてセットされ(S160−5−3−5)、続いて特別図柄データ1に1が加算され(S160−5−3−6)、加算後のものが前記特別図柄表示部11で停止表示される中特別図柄としてセットされる(S160−5−3−7)。その後、この特別図柄選択処理(S160−5−3)が終了する。
それに対して前記ロードされたリーチ乱数値がリーチ成立数値と一致しない場合、すなわちリーチ無しと判断された場合には、前記特別外れ図柄作成処理(S160−1)において作成された特別外れ図柄1〜3のセット(格納)されているアドレス値が、格納元アドレス値としてセットされ(S160−5−3−8)、続いて格納先アドレス値として特別停止図柄1〜3のアドレスがセットされ(S160−5−3−9)、それぞれの格納元アドレスから対応する格納先アドレスにデータが転送され(S160−5−3−10)、その後にこの特別図柄選択処理(S160−5−3)が終了する。なお、特別停止図柄1は前記特別図柄表示部11で停止表示される左特別図柄、特別停止図柄2は前記特別図柄表示部11で停止表示される中特別図柄、特別停止図柄3は前記特別図柄表示部11で停止表示される右特別図柄に対応する。
前記特別図柄選択処理(S160−5−3)の次に行われる特別図柄変動パターン作成処理(S160−5−4)では、図14に示すように、まず大当たりフラグがONにセットされているか確認され(S160−5−4−1)、大当たりフラグがONの場合は前記第1変動パターンテーブルによる変動パターンが選択され(S160−5−4−2)、一方、大当たりフラグがOFFの場合は第2変動パターンテーブルによる変動パターンが選択され(S160−5−4−3)、その後にその他の処理(S160−5−4−4)が行われ、この特別図柄変動パターン選択処理(S160−5−4)が終了する。前記第1及び第2変動パターンテーブルには、前記のように、変動時間及び音声が異なる複数のパターンがそれぞれ設けられ、また前記複数のパターンにはそれぞれ所定範囲の演出乱数値が設定されている。前記第1変動パターンテーブル及び第2変動パターンテーブルからの変動パターンの選択は、前記演出乱数用カウンタから取得された演出乱数値と、前記各変動パターンに設定されている演出乱数値と対比して、一致する変動パターンが選択される。なお、選択された変動パターンに設定されている変動時間は出力バッファに格納され、前記出力処理(S110)において、対応する制御基板へコマンド(制御信号)として出力される。
前記特別図柄変動パターン作成処理(S160−5−4)に次いで、特別図柄乱数シフト処理(S160−5−5)が行われる。この特別図柄乱数シフト処理(S160−5−5)では、前記RAMの特別図柄用保留球数のデータ記憶領域において、ロード(読み出し)順位一位のアドレスの記憶領域に記憶されていた特別図柄用保留球数のデータが、先の処理によりロードされて空席となることに起因して、ロード順位が二位以降のアドレスに記憶されている特別図柄用保留球数のデータについて、ロード順位を一つずつ繰り上げるアドレスのシフトが行われる。具体的には、図15に示すように、まず、前記主制御基板200のRAMに記憶されている前記特別図柄用保留球数から1減算(例えば保留球数2のものは1にされ、3のものは2にされる等)され(S160−5−5−1)、次に各保留球数に対応するデータが各保留球数から1減算した保留球数のRAMアドレスにシフトされ(S160−5−5−2)、続いて最上位(ロード順位が最後、本実施例では4個目)の特別図柄用保留球数に対応するRAMアドレスに0がセットされる(S160−5−5−3)。
前記特別図柄乱数シフト処理(S160−5−5)に次いで、特別図柄変動開始処理(S160−5−6)が行われる。特別図柄変動開始処理(S160−5−6)では、特別動作ステータスが2に設定されると共にその他特別図柄の変動開始に必要な処理が行われる。前記特別図柄変動開始処理(S160−5−6)の後に、前記特別図柄待機処理(S160−5)が終了する。
前記特別動作ステータスが2の場合に行われる特別図柄変動処理(S160−6)では図16に示すように、まず特別図柄の変動時間が終了したか否か判断され(S160−6−1)、変動時間が終了していなければこの特別図柄変動処理(S160−6)が終了する。一方、変動時間が終了していれば変動停止図柄用のテーブルがセットされる(S160−6−2)と共に、変動停止図柄のデータが格納され(SS160−6−3)、続いて特別動作ステータスが3にセットされ(S160−6−4)、その他必要な処理(S160−6−5)が行われた後に、この特別図柄変動処理(S160−6)が終了する。
前記特別動作ステータスが3の場合に行われる特別図柄確定処理(S160−7)では図17に示すように、まず大当たりフラグがONか否か、すなわち大当たりか否か判断される(S160−7−1)。大当たりフラグがON、すなわち大当たりの場合には、ラウンドカウンタがセットされ(S160−7−2)、特別動作ステータスが4にセットされた(S160−7−3)後、この特別図柄確定処理(S160−7)が終了する。一方、大当たりフラグがOFF、すなわち外れの場合には、特別動作ステータスが1にセットされた(S160−7−4)後、この特別図柄確定処理(S160−7)が終了する。
前記特別動作ステータスが4の場合に行われる特別電動役物処理(S160−8)では、図18及び図19に示すように、まず確変フラグがOFFにリセットされた(S160−8−1)後に、大当たり終了フラグがON(大当たり遊技終了)か否か判断される(S160−8−2)。そして、大当たり終了フラグがONではない、すなわち大当たり遊技終了ではない場合には現在大入賞口45が開放中か否か判断され(S160−8−3)、開放中ではなく閉鎖中の場合には大入賞口45の開放時間か否か判断される(SS160−8−4)。大入賞口45の開放時間の場合には大入賞口の開放処理が行われて(S160−8−5)、その後にこの特別電動役物処理(S160−8)が終了する。それに対して大入賞口45の開放時間となっていないときには、この特別電動役物処理(S160−8)が終了する。
一方、前記S160−8−3で大入賞口45が開放中と判断されると、大入賞口45に10個遊技球が入賞(S160−8−6)、若しくはラウンド終了時間(本実施例では30秒)経過(S160−8−7)の何れかであるか否か判断され、何れでもない場合にはそのままこの特別電動役物処理(S160−8)が終了し、それに対して大入賞口45に10個遊技球が入賞、若しくはラウンド終了時間経過の何れかである場合には、大入賞口閉鎖処理(S160−8−8)とラウンドカウンタの値から1減算する処理(S160−8−9)が行われる。なお、前記大入賞口閉鎖処理(S160−8−8)では、大入賞口閉鎖のコマンドが出力バッファにセットされる。続いて、ラウンドカウンタが0か否か判断され(S160−8−10)、ラウンドカウンタが0ではない場合には、そのままこの特別電動役物処理(S160−8)が終了し、それに対してラウンドカウンタが0の場合には、大当たり終了処理(S160−8−11)が行われ、前記RAMの特別図柄用保留球数記憶領域に記憶されている大当たり乱数データが、大当たり終了コマンドと共に対応する制御基板へ送信されるように出力バッファにセットされる。その後、大当たり終了フラグがONにされ(S160−8−12)、この特別電動役物処理(S160−8)が終了する。
それに対し、前記S160−8−2で大当たり終了フラグがON、すなわち大当たり終了と判断されると、大当たり終了フラグをOFFにセットする処理(S160−8−13)と、大当たりフラグをOFFにする処理(S160−8−14)が行われ、その後に停止図柄が確変図柄(本実施例では停止特別図柄が奇数のぞろ目)であるか判断される(S160−8−15)。そして、確変図柄の場合には、確変フラグがONにされる(S160−8−16)と共に、特別動作ステータスが1にセットされ(S160−8−17)、一方、確変図柄とは異なる場合には前記確変フラグをONにする処理(S160−8−16)をジャンプして特別動作ステータスが1にセットされる(S160−8−17)。その後、この特別電動役物処理(S160−8)が終了する。
保留球数処理(S170)では、図20に示すように保留球数がロードされ(S170−1)、保留球数が出力バッファにセットされる(S170−2)。
その他の処理(S180)では、遊技に必要なその他の様々な処理が行われるが、本発明で特に関わりのない処理についての説明は省略する。
前記音声制御基板220では、前記ROMに記憶されているプログラム(制御手順)に基づいて前記マイクロコンピュータ221が作動し、音声制御処理Jを実行する。前記プログラム(制御手順)には所定の順序に基づいて順に実行される複数の処理が設けられている。音声制御処理Jでは、図21のフローに示すように、コマンド(制御信号)受信処理(S201)、その他の処理(S202)、音声出力処理(S203)が行われる。
コマンド受信処理(S201)では、前記主制御基板200からの音声に関する制御コマンドを受信する。前記音声に関する制御コマンドには、変動パターンコマンド等が含まれる。その他の処理(S202)では音声制御に必要なその他の処理、たとえば、受信したコマンドの解析や音声出力時間の設定等が行われる。次の音声出力処理(S203)では、前記受信したコマンドに基づいて前記マイクロコンピュータ221が作動し、前記音声制御基板220の説明欄で述べたように、前記音声信号が前記音量調節手段294の操作部295による設定音量に前記AMP(音声信号増幅手段)223で増幅され、増幅後の音声信号が前記スピーカ(音声出力装置)38に出力される。
このように、本実施例では、音量設定信号を構成する各ビットに対して操作する必要がなく、音量調節手段の操作部を操作することにより音声信号増幅手段に入力される音量設定信号を変えることが可能となり、音量設定を容易に行うことが可能となる。
なお、本実施例では、音量調節手段の操作部は回転式(ロータリー式)を用いたが、スライド式のものであってもよい。さらに、本発明は、パチンコ遊技機に限られるものではなく、音量設定が行われる他の遊技機にも適用可能である。
1 遊技機
2 遊技盤
10 表示装置
11 特別図柄表示部
64 発射装置
295 音量調節手段の操作部
2 遊技盤
10 表示装置
11 特別図柄表示部
64 発射装置
295 音量調節手段の操作部
Claims (4)
- 音声信号に基づいて音声を出力可能な音声出力装置と、
前記音声信号を出力する音声信号出力手段と、
前記音声信号出力手段が出力する音声信号を増幅して前記音声出力装置に出力する音声信号増幅手段と、
前記音声出力装置から出力される音量を設定可能な音量調節手段と、
を備えた遊技機において、
前記音声信号出力手段を制御する音声制御手段を備え、
前記音量調節手段は、複数ビットの信号で構成された異なる音量設定信号を複数種類生成可能に構成されると共に生成した一つの前記音量設定信号を前記音声信号増幅手段に出力する信号生成出力部を備え、
前記信号生成出力部は、それぞれ異なる前記音量設定信号を生成する信号生成部を個別に備えると共に作動する前記信号生成部を前記音量調節手段の操作部の操作に基づいて切り替えるように構成され、
前記音声信号増幅手段は、前記音量設定信号が入力可能な入力部を備えると共に入力された前記音量設定信号に割り当てられている音量に前記音声信号を増幅することを特徴とする遊技機。 - 前記音量調節手段の操作部は、前記信号生成部を電気的に導通させる導通接点を有すると共に導通により作動する前記信号生成部を前記操作部の操作量変化により切り替えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記音量調節手段の操作部は、回転式あるいはスライド式で構成されると共に作動する前記信号生成部が切り替わる操作量毎に前記回転あるいはスライドが規制されるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
- 前記音声信号増幅手段は、前記音量調節手段から出力されるそれぞれの前記音量設定信号に予め割り当てられた音量に出力音量を変化可能に構成され、前記音量調節手段の操作部の操作により前記出力音量を段階的に変化させることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007198482A JP2009034142A (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007198482A JP2009034142A (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009034142A true JP2009034142A (ja) | 2009-02-19 |
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ID=40436646
Family Applications (1)
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JP2007198482A Pending JP2009034142A (ja) | 2007-07-31 | 2007-07-31 | 遊技機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009034142A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006149889A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Daiman:Kk | 遊技機 |
-
2007
- 2007-07-31 JP JP2007198482A patent/JP2009034142A/ja active Pending
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