JP2009033899A - モータ - Google Patents

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Kenji Kitajima
健二 北島
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    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Abstract

【課題】小型化を図りつつ、制御機能の高いモータを提供する。
【解決手段】モータは、モータケース11の内周面上に互いに一定の間隙を隔てて配置された複数個のマグネット12と、各マグネット12を固定・保持するホルダー13(保持部材)と、給電用ブラシ14と、ホルダー13内に埋設された磁気センサ15と、を主要部材として備えている。ホルダー13は、リング状の基部13aと、基部13aからモータ軸に平行に延びる分岐部13bとを有しており、分岐部13bによってマグネット12が固定・保持されている。そして、マグネット12同士の間隙において、ホルダー13の分岐部13b内に磁気センサ15が埋設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気自動車,ハイブリッド車などに用いられる、モータ、特にブラシ付きモータに関する。
近年、各種電気機器、電気自動車,ハイブリッド車,ロボットなどの新技術の進展に伴い、それらに用いられるモータに要求される性能が高度化してきている。たとえば、電気自動車やハイブリッド車などに配置されるモータにおいては、モータの精度の向上と、小型化とが求められている。
かかる要求に応えるべく、特許文献1,2に開示されるように、電機子(回転子)の回転位置の変化に対応して生じる磁界の変化を検出する磁気センサを配置したブラシ付きモータが知られている。
登録実用第3089573号公報 特開平07−336939号公報
ブラシレスモータでは、一般に、極性の切り換えのために電機子の回転位置に関する信号が必要なので、磁気センサが取り付けられている。それに対し、ブラシ付きモータでは、給電用ブラシを介して極性の切り換え制御を行なうことから、磁気センサを配置する必要性に乏しいので、磁気センサを設けない安価な構造を採用するのが一般的である。
それに対し、特許文献1,2のように、ブラシ付きモータでありながら、磁気センサを設けることにより、コストの増大を抑制しつつ、制御機能の拡大を図っている。
しかしながら、特許文献1の図3に示されているごとく、マグネット2の内面側などに磁気センサ1(コイル)を配置すると、モータの電機子(回転子)と永久磁石間のスペースが増大する。また、特許文献2のごとく、マグネット14の外周面に対向する位置に磁気センサ15を配置しているので、その分、モータ全体の寸法が大きくなる。このように、従来の構造では、モータの小型化を図る上で、一定の限界があった。
本発明の目的は、小型化を図りつつ、制御機能の高いモータを提供することにある。
本発明のモータは、固定子に、複数の磁石を互いに間隙をもって配置するとともに、複数の磁石間の間隙に、少なくとも1つの磁気センサを設けたものである。
これにより、モータの磁石間の間隙に磁気センサが配置されているので、磁石−回転電子間の距離を拡大する必要もなく、回転電機子と固定子の各部材間の距離もできるだけ短縮することが可能である。そして、磁気センサによって回転電機子の回転数などの情報が得られるので、モータの細やかな制御が可能になる。
固定子側に、複数の磁石を固定・保持する保持部材を設けて、磁気センサを保持部材に取り付けることにより、モータ中における磁石の取付位置精度が向上し、モータの駆動中における磁石の移動を確実に防いで。モータの細やかな制御が可能になる。しかも、磁気センサを保持部材によって確実に保持することが可能になる。
磁気センサは、コイルであってもよいが、コイルよりも大寸法であるホール素子であっても、磁石同士の間隙に配置されていることで、モータの小型化に悪影響を及ぼすことはない。
モータが、コミテータと給電用ブラシとを備えたいわゆるブラシ付きモータである場合には、モータの回転数などの制御精度は高く維持しつつ、コストの増大を抑制することができる。
本発明のモータによると、小型化を図りつつ、制御機能の高いモータを提供することができる。
図1は、実施の形態に係るモータの概略的な構造を示す側断面図であって、図2に示すI-I線における断面を表している。図2は、実施の形態に係るモータの縦断面図である。本実施の形態のモータは、たとえばハイブリッド車のパワーステアリング機構に配置されるステアリングアシスト駆動用モータである。
同図に示すように、本実施の形態に係るモータは、モータケース11内に、固定子10と,回転電機子20とを収納して構成されている。固定子10は、モータケース11の内周面上に互いに一定の間隙を隔てて配置された6個のマグネット12(永久磁石)と、各マグネット12を固定・保持するホルダー13(保持部材)と、給電用ブラシ14と、ホルダー13内に埋設された磁気センサ15と、を主要部材として備えている。マグネット12は、モータケース11の内周面に対向する側がS極で、内方側がN極となるように配置されている。
回転電機子20は、コア21と、コア21の周囲に巻回されたコイル22と、コイル22に供給される電流の極性を切り換えるコミテータ24(整流子)と、コア21およびコミテータ24が固定された回転軸26と、を主要部材として備えている。
回転軸26は、モータケース11に取り付けられたベアリング19によって、回転自在に支持されており、回転電機子20全体が回転軸26の中心軸(モータ軸)回りに回転するように構成されている。そして、回転電機子20の回転に応じて、給電用ブラシ14とコミテータ24とによって、コイル22に流れる電流の極性が切り換えられる。給電用ブラシ14は、配線17を介してパワーステアリング制御回路(図示せず)に接続されている。本実施の形態のモータは、ブラシレスモータに比べて安価なブラシ付きモータであって、ステアリングギアボックスに取り付けられ、出力が500W程度のものである。
本実施の形態においては、マグネット12を固定・保持するホルダー13が設けられている。ホルダー13は、リング状の基部13aと、基部13aからマグネット12同士の間隙を埋めるように延びる分岐部13bとを有しており、分岐部13bによりマグネット12が固定・保持されている。一般に、マグネット12は、モータケース11の内周面に、磁力によって固定されていることが多いが、使用中に、振動などによってマグネット12が微小変位したり、取付位置が正確でないことがある。本実施の形態では、ホルダー13によってマグネット12を確実に保持することにより、マグネット12の位置精度を高く維持し、電動パワーステアリング制御の高精度化を実現している。
そして、磁気センサ15は、マグネット12同士の間隙において、ホルダー13の分岐部13b内に埋設されている。回転電機子20が回転すると、コイル22に流れる電流によって生じる磁力線がマグネット12同士の間隙を断続的に通過することで、磁気センサ15の検知信号から回転電機子20の回転数が実測される。そして、磁気センサ15の検知信号は、配線16を介して、電動パワーステアリング制御回路に接続されており、この検知信号に応じてモータのコイル22への印加電圧が補正される。
本実施の形態においては、磁気センサ15はホール素子であるが、ピックアップコイルであってもよい。その他の磁気センサ(ガウスメータ)の使用も可能であるが、回転電機子20の回転数を測定する程度の精度であればよく、安価なブラシ付きモータに取り付けることを考慮すると、ホール素子またはピックアップコイルが最適である。
ブラシレスモータとは異なり、ブラシ付きモータには、一般に、磁気センサが取り付けられていない。そして、一般のブラシ付きモータでは、回転電機子の回転数は、電圧から推定演算される。それに対し、本実施の形態では、電動パワーステアリングのトルク制御をより細やかに行うために、磁気センサ15で検出された回転電機子20の実際の回転数を用いている。そして、磁気センサ15の検知信号を利用した制御と、ホルダー13によりマグネット12の位置を一定に固定・保持する構成とが相俟って、電動パワーステアリングのアシスト量の制御精度向上が図られる。すなわち、モータをステアリングギアボックスに取り付けて、ハンドルが切られた瞬間に、素早くアシスト用電圧をモータ(コイル)に印加する、などのフィードバック制御が可能になる。
しかも、マグネット12同士の間隙において、マグネット12を固定・保持するホルダー13の分岐部13b内に磁気センサ15が埋設されているので、モータの寸法を増大させることなく、制御機能の向上を図ることができる。
図3は、本実施の形態における磁気センサ15の寸法例を説明する図であり、図4は、本実施の形態のマグネット12およびその間隙の寸法例を説明する図である。一例を挙げると、ホール素子の基部(最大厚み部分)の厚みaは約1.2mmであり、ホール素子の本体部の厚みbは約1.0mmであり、本体部の幅cは約3.2mmであり、本体部の長さdは約8.5mmである。一方、マグネット12同士の間隙の最大寸法e(下端部)は約12mmであり、間隙の最小寸法f(上端部)は約3.5mmであり、マグネット12の厚みhは約8.6mmである。したがって、磁気センサ15は、マグネット12同士の間隙に容易に配置することができ、磁気センサ15を設けても、回転電機子20とマグネット12とのスペースを拡大する必要はない。
(変形例1)
図5(a),(b)は、順に、本実施の形態の変形例1,2に係るモータの一部を示す部分断面図である。図5(a)に示すように、変形例1においては、磁気センサ15はホルダー13の分岐部13bに埋設されておらず、分岐部13bの表面に固着されている。他の部材については、実施の形態の図1において説明した通りである。ホルダー13に磁気センサ15を接着する機能があれば、このような構造であっても、実施の形態と同じ作用効果を発揮することができる。
(変形例2)
また、図5(b)に示す構造においては、ホルダー13が設けられておらず、磁気センサ15は、モータケース11の内周面に接着剤層18により、固着されている。マグネット12は、磁力によってモータケース11の内周面に固定されていてもよいし、接着剤等で固定されていてもよい。このような構造であっても、磁気センサ15による制御機能としては、実施の形態と同じ作用効果を発揮することができる。
ただし、マグネット12の磁力だけで固定する場合には、使用中に振動・衝撃などによってマグネット12が微妙にずれるおそれを解消しきれず、マグネット12を取付ける際の位置精度も高く維持することができない。また、マグネット12を接着剤によってモータケース11の内周面に固着する場合には、使用中に振動・衝撃などによってマグネット12がずれるおそれは解消しうるものの、マグネット12を取付ける際の位置精度を高く維持することができないことがあり得る。
それに対し、図1に示す実施の形態または図5(a)に示す変形例1の構造では、マグネット12の位置精度を高く維持することができるので、磁気センサ15を設けたことによる作用効果を確実に発揮させることができる。
(他の実施の形態)
上記開示された本発明の実施の形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明のモータは、産業用モータ、ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車,ロボットなどに配置されるモータに利用することができる。
実施の形態に係るモータの概略的な構造を示す側断面図であって、図2に示すI-I線における断面を表している。 実施の形態に係るモータの縦断面図である。 実施の形態における磁気センサの寸法例を説明する図である。 実施の形態のマグネットおよびその間隙の寸法例を説明する図である。 (a),(b)は、順に、本実施の形態の変形例1,2に係るモータの一部を示す部分断面図である。
符号の説明
10 固定子
11 モータケース
12 マグネット
13 ホルダー(保持部材)
13a 基部
13b 分岐部
14 給電用ブラシ
15 磁気センサ
16 配線
17 配線
19 ベアリング
20 回転電機子
21 コア
22 コイル
24 コミテータ
26 回転軸

Claims (4)

  1. 回転電機子と、互いに間隙をもって配置された複数の磁石を有する固定子と、を有するモータであって、
    前記複数の磁石間の間隙に配置された少なくとも1つの磁気センサを備えている、モータ。
  2. 請求項1記載のモータにおいて、
    前記複数の磁石を、固定・保持する保持部材をさらに備え、
    前記磁気センサは、前記保持部材に取り付けられている、モータ。
  3. 請求項1または2記載のモータにおいて、
    前記磁気センサは、ホール素子である、モータ。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載のモータにおいて、
    前記電機子に配置されたコミテータと、
    前記コミテータを摺動自在に支持する給電用ブラシと、
    をさらに備えているモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130234546A1 (en) * 2010-11-09 2013-09-12 Amotech Co., Ltd. Double-rotor motor
JP2015232445A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 日産自動車株式会社 磁界センサ及び磁界センサを備えたモータ

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