JP2009033376A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アプリケーションを起動させる際のセキュリティ機能を付加する。
【解決手段】アプリケーションの起動を希望するユーザが、正規ユーザではない場合には、APPランチャ部73が無効化されて、アプリケーションの起動が阻止され、また、アプリケーションの起動を希望するユーザが、承認ユーザではない場合には、アプリケーションの表示それ自体、或いは表示(利用)許可対象以外のアプリケーションの表示がなされないことを通じて、アプリケーションの起動が阻止される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、各種の機能を実現するためのアプリケーションがインストールされた画像形成装置に係り、特に、アプリケーションを起動させる際のセキュリティ機能を付加した画像形成装置に関する。
画像形成機能を有する画像形成装置では、ユーザの多種多様なニーズに応えるために、多機能化が進展してきている。かかる多機能化を実現するためのアプローチのひとつとして、各種の機能を実現するためのアプリケーションがインストールされた画像形成装置が知られている。
例えば特許文献1には、画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係る処理を行うプログラムと、プログラムが記録された記録媒体とを有する画像形成装置であって、記録媒体に記録された1つ以上のプログラムをユーザに提示し、プログラムのうちユーザが起動を所望するプログラムを選択させるプログラム選択手段と、ユーザが選択したプログラムを記録媒体から読み出し、そのプログラムを起動するプログラム起動手段とを有する構成が開示されている。
特許文献1に係るプログラム起動技術によれば、記録媒体から起動するプログラムをユーザに選択させることができる。
しかしながら、特許文献1に係るアプリケーション起動技術では、記録媒体から起動するアプリケーションをユーザが選択すると、同選択したアプリケーションが即時に起動するものであって、アプリケーションを起動させる際のセキュリティ機能は有していない。このため、例えば、悪意をもった侵入者が画像形成装置にアクセスしてきた場合であって、同装置にインストールされているアプリケーションの不正使用を試みた場合に、これを有効に防護することはできない。
特開2003−108355号公報
解決しようとする問題点は、従来技術に係るアプリケーション起動技術では、例えば、悪意をもった侵入者が画像形成装置にアクセスしてきた場合であって、同装置にインストールされているアプリケーションの不正使用を試みた場合に、これを有効に防護することはできなかった点である。
本発明は、従来技術に係るアプリケーション起動技術では、例えば、悪意をもった侵入者が画像形成装置にアクセスしてきた場合であって、同装置にインストールされているアプリケーションの不正使用を試みた場合に、これを有効に防護することはできなかった点に鑑みて、アプリケーションを起動させる際のセキュリティ機能を付加することを目的として、画像形成機能を有し、各種の機能を実現するためのアプリケーションがインストールされた画像形成装置であって、利用可能なアプリケーションの一覧を提示する提示手段と、当該提示手段で提示されたアプリケーションのなかから、ユーザに起動を希望するアプリケーションを選択させる際に用いられる選択手段と、前記選択手段でユーザによるアプリケーションの選択がなされたとき、当該選択されたアプリケーションを起動する起動手段と、アプリケーションの起動を希望するユーザに対して認証情報の入力を要求するとともに、当該要求に従って入力された認証情報と、予め登録されている認証情報とを照合することでユーザ認証を行う認証手段と、前記認証手段におけるユーザ認証の結果、当該ユーザが正規ユーザではない旨の判定が下されたとき、前記起動手段を無効化する制御を行う無効化制御手段と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成機能を有し、各種の機能を実現するためのアプリケーションがインストールされた画像形成装置であって、利用可能なアプリケーションの一覧を提示する提示手段と、当該提示手段で提示されたアプリケーションのなかから、ユーザに起動を希望するアプリケーションを選択させる際に用いられる選択手段と、前記選択手段でユーザによるアプリケーションの選択がなされたとき、当該選択されたアプリケーションを起動する起動手段と、アプリケーションの起動を希望するユーザに対して認証情報の入力を要求するとともに、当該要求に従って入力された認証情報と、予め登録されている認証情報とを照合することでユーザ認証を行う認証手段と、次述する無効化制御手段と、を備え、無効化制御手段は、前記認証手段におけるユーザ認証の結果、当該ユーザが正規ユーザではない旨の判定が下されたとき、前記起動手段を無効化する制御を行うので、これにより、アプリケーションの起動を希望するユーザが、正規ユーザではない場合には、起動手段が無効化されて、アプリケーションの起動が阻止されることになる。従って、例えば、悪意をもった侵入者が画像形成装置にアクセスしてきた場合であって、同装置にインストールされているアプリケーションの不正使用を試みた場合に、かかる不正な試みは失敗に終わることとなる結果として、アプリケーションを起動させる際のセキュリティ機能を強化した画像形成装置を得ることができる。
アプリケーションを起動させる際のセキュリティ機能を付加するという目的を、認証手段におけるユーザ認証の結果、当該ユーザが正規ユーザではない旨の判定が下されたとき、選択手段で選択されたアプリケーションを起動する起動手段を無効化する制御を行う無効化制御手段により実現した。
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下において、本発明に係る画像形成装置の一例として、コピー、スキャナ、データ通信、及びプリンタを含む諸機能を有するデジタル複合機を例示して説明してゆく。
[本発明実施例に係るデジタル複合機周辺の概略構成]
図1は、本発明実施例に係るデジタル複合機周辺の機能ブロック図を示し、図2は、本発明実施例に係るデジタル複合機におけるアプリケーションシステム構成に係る機能ブロック図を示す。
図1に示すように、本発明実施例に係るデジタル複合機は、印刷出力、スキャナ、ファックス送信、メール送信、及びデータ送信の各機能が利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、本機は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、HDD(ハードディスクドライブ)63、並びに、ネットワークI/F(インタフェース)部65を備える。
主制御部11(本発明の「起動手段」、「認証手段」及び「無効化制御手段」に相当する。)は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13と、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ19を内蔵し、本機全体の動作を統括制御する。
スキャナ部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサー25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサー25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部61等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、Y補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部65介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された画像データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部51(本発明の「提示手段」、「選択手段」、及び「報知手段」に相当する。)は、タッチパネル部53及び操作キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
タッチパネル部53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。また、タッチパネル部53は、アプリケーション機能を呼び出すための「アプリケーションボタン」を表示するとともに、ユーザが該当するボタンアイコンをタッチすることによって、アプリケーション機能を選択するための操作環境を提供する。さらに、タッチパネル部53は、例えば、ユーザが利用可能なアプリケーション毎のアイコンを、ユーザの選択用に一覧表示するとともに、ユーザが該当するアイコンをタッチすることによって、該当アイコンに対応するアプリケーションを起動するための操作環境を提供する。
操作キー部55は、ユーザの操作入力を受付けるための複数の操作キーを備えており、例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能など諸機能のなかから、所要機能のキー入力操作をユーザが選択的に実行する際に、又は、ユーザが複写部数やコピー実行指令などを操作入力する際に用いられる。また、この操作キー部55がユーザによって操作されることにより、ユーザ識別番号及び暗証番号(認証情報)のキー入力操作がなされることになる。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部21によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
HDD(ハードディスクドライブ)63は、スキャナ部21によって読み取られた画像データ及び同画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、プリンタドライバ、プログラム及び記録媒体内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部65を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される。
ネットワークI/F部65は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等のユーザ端末67に対する種々のデータの送受信を制御する。
上述のように構成されたデジタル複合機11における機器全体の制御を司る主制御部17には、図2に示すようなアプリケーションシステム71(以下では、「アプリケーション」を「APP」と省略する場合がある。)が内包されている。なお、本発明でいう「アプリケーション」とは、コンピュータの基本ソフトウェアの上で動作し、特定の目的を果たすための機能を提供するアプリケーションソフトウェアのことをいう。
さて、APPシステム71は、APPランチャ部73と、セキュリティ設定部75と、起動制限設定部77と、ユーザ毎APP表示有無設定部79と、APP群81と、を含む。
APPランチャ部73は、ユーザによってアプリケーションの選択がなされたとき、当該選択されたアプリケーションを起動する起動手段としての役割を果たす。
セキュリティ設定部(本発明の「認証履歴情報記憶手段」に相当する。)75は、管理者によって予め設定される、複数の各ユーザ毎にセキュリティ認証に係る情報と、各ユーザ毎のアクセス回数や失敗回数等を含む履歴情報を記述する部分であって、例えば、APPランチャ部73の起動時に、その内容が参照される。
起動制限設定部(本発明の「認証履歴情報記憶手段」に相当する。)77は、ユーザ毎の認証情報や失敗回数等を含む起動制限情報を記述する部分であって、例えば、APPランチャ部73の起動時に、その内容が参照される。
ユーザ毎APP表示有無設定部(本発明の「ユーザ毎利用情報記憶手段」に相当する。)79は、ログインユーザ毎の、利用可能なアプリケーションに関する情報を記述する部分であって、例えば、APPランチャ部73の起動時に、その内容が参照される。
APP群81は、APPランチャ部73における指令に基づき起動されるアプリケーション群であって、各種の機能を実現するための多彩なアプリケーションが含まれる。その一例として、例えば、表計算、ワードプロセッサ、ブラウザ、又はOCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)等の各種アプリケーションを適宜採用することができる。なお、OCRでは、同アプリケーションがデジタル複合機において利用されると、例えば、機密管理対象となる文書がOCRによってテキスト文書化されて、同文書がメール添付によって第三者に送信されるなどといった不正が想定されるため、利用制限対象となるアプリケーションとしてOCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)を採用することは、セキュリティ性向上のために好ましい。
かかるAPPシステム71を内包して構成された主制御部17は、APPシステム71と連係して、アプリケーションの起動を希望するユーザに対して認証情報の入力を要求するとともに、当該要求に従って入力された認証情報と、予め登録されている認証情報とを照合することでユーザ認証を行う認証機能と、ユーザ認証の結果、当該ユーザが正規ユーザではない旨の判定が下されたとき、当該ユーザに対するアプリケーションの利用を無効化する制御を行う無効化制御機能と、を機能を有している。
[本発明実施例に係るデジタル複合機の動作]
次に、本発明実施例に係るデジタル複合機の動作について、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、APPランチャ部73における起動に係る動作フローチャートを示し、図4は、アプリケーション表示画面作成処理に係る動作フローチャートを示す。
本動作説明に先立って、前提となるデジタル複合機の構成に言及すると、本機は、ユーザが所持するICタグ等のカードキー(不図示)との間で認証情報に係るデータ交換を通じて装置の使用を許可するカードキー認証モードと、ユーザ識別情報及び暗証番号(認証情報)のキー入力操作をユーザに要求することを通じて装置の使用を許可するパネル認証モードとを二通り備えており、原則として、カードキー認証モードで動作している。しかし、ユーザがカードキーの所持を忘れてきてしまった場合の便宜を図るために、例外的な処理としてパネル認証モードが用意されている。以下の実施例では、例外的処理であるパネル認証モードでの、デジタル複合機の動作について説明してゆく。
ユーザが、タッチパネル部53における表示画面において、アプリケーション機能を呼び出すための「アプリケーションボタン」にタッチすると(ステップS11)、APPランチャ部73が呼び出される(ステップS12)。APPランチャ部73は、セキュリティ設定部75に記述されているセキュリティ設定を取得し(ステップS13)、取得したセキュリティ設定に基づいて、セキュリティ判定を実行する(ステップS14)。ステップS14におけるセキュリティ判定では、ステップS13で取得したセキュリティ設定に基づいて、セキュリティ機能がオンされているか否かを判定する。
ステップS14におけるセキュリティ判定の結果、セキュリティ機能がオフされている旨の判定が下されたとき、主制御部11は、本機で用意されいるAPP群81に係る内容を操作パネル部51における表示画面上に一覧表示させる(ステップS15)。
一方、ステップS14におけるセキュリティ判定の結果、セキュリティ機能がオンされている旨の判定が下されたとき、主制御部11は、本機にアクセスしてきたユーザが、アプリケーション機能の利用者としての資格を有する正規ユーザであるか否かを選別するためのログオン画面を、操作パネル部51における表示画面上に表示させる(ステップS16)。このとき、ユーザが、操作パネル部51を介してユーザ識別情報及び暗証番号(認証情報)のキー入力操作を行うと(ステップS17)、主制御部11は、入力されたユーザ識別情報等と、セキュリティ設定部75に予め登録されているユーザ識別情報等を照合することで、アクセスしてきたユーザが正規ユーザか否かに係るユーザ認証を行う。
ステップS17におけるユーザ認証の結果、アクセスしてきたユーザが正規ユーザではない(認証失敗)旨の判定が下されたとき、主制御部11は、当該ユーザに関連付けて、認証失敗の旨をその認証日時とともに、起動制限設定部77に記述させる。また、主制御部11は、繰り返しのユーザ認証処理の結果、ユーザによる誤入力回数が3回等の所定回数を超えたとき、今回アクセスしてきたユーザは正規ユーザではないとみなして、今回の認証履歴をセキュリティ設定部75に記述するように構成してもよい。この場合、主制御部11は、認証失敗に至るまでのキー入力内容を、ユーザ名と関連付けてセキュリティ設定部75に記述する。さらには、失敗回数に応じて、その表示内容を変えたり、又は、表示に係る時間間隔を長くするように構成してもよい。
さて一方、ステップS17におけるユーザ認証の結果、アクセスしてきたユーザが正規ユーザである(認証成功)旨の判定が下されたとき、主制御部11は、起動制限設定部77に記述されている起動制限情報を取得し(ステップS19)、取得した起動制限情報に基づいて、アクセスしてきたユーザがアプリケーション機能の利用者としての資格を有する正規ユーザであるか否かを判定する(ステップS20)。ステップS20における判定では、アクセスしてきたユーザ毎に、アプリケーション機能の利用者としての資格を有するか否かを判定している。ただし、この判定を、当該ユーザがログオンに失敗した累積回数に基づいて起動制限を行う構成を採用してもよい。
ステップS20における資格判定の結果、アクセスしてきたユーザが、アプリケーション機能の利用者としての資格を有しない旨の判定が下されたとき、主制御部11は、当該ユーザに関連付けて、起動制限に係る認証失敗の旨をその認証日時とともに、起動制限設定部77に記述させる。また、主制御部11は、アクセスしてきたユーザに対し、アプリケーション機能の起動制限がかかっている旨を操作パネル部51における表示画面上に表示させる(ステップS21)。かかる報知を受けたユーザは、アプリケーション機能の起動制限を受けるべきいわれがない場合には、その旨を管理者に申告するための機会を得ることができる。そして、管理者の下でアプリケーション機能の利用者としての資格を有することが確認できた場合には、その起動制限の解除してもらうことができる。
さて一方、ステップS20における資格判定の結果、アクセスしてきたユーザが、アプリケーション機能の利用者としての資格を有する旨の判定が下されたとき、主制御部11は、処理の流れを、アプリケーション表示画面作成処理(SUB)へ移行させる。以上の処理は、アクセスしてきたユーザが、アプリケーション機能の利用者としての資格を有するか否かを選別するための役割を果たす。
次いで、図4に示すように、アプリケーション表示画面作成処理(SUB)において、主制御部11は、アクセスしてきたユーザの認証情報(識別情報)に基づいて、ユーザ毎APP表示有無設定部77に記述されている表示制限情報を取得する(ステップS31,S32)。ステップS31では、表示制限情報に「表示有り」が記述されている場合に限って、当該ユーザに対するアプリケーション機能に係る表示が許可される。また、ステップS32では、表示制限情報に記述されている種別に係るアプリケーションに限って、当該ユーザに対するアプリケーション機能に係る表示が許可される。すなわち、ステップS32では、ユーザ毎に、利用可能なアプリケーション機能の種別範囲を変えることができる。
ステップS31,S32における表示制限情報に基づいて、主制御部11は、アクセスしてきたユーザに対し表示可能(利用可能)なアプリケーションリストを作成し(ステップS33)、同アプリケーションリストを操作パネル部51における表示画面上に一覧表示させる(ステップS34)。
このとき、ユーザが、自身が利用可能なアプリケーションリストのなかから、所要の「アプリケーション機能ボタン」にタッチすると(ステップS35)、主制御部11は、アプリケーション機能を選択したユーザが、アプリケーションの起動が許可された承認ユーザであるか否かを選別するためのログオン画面を、操作パネル部51における表示画面上に表示させる(ステップS36)。このとき、ユーザが、操作パネル部51を介してユーザ識別情報及び暗証番号(認証情報)のキー入力操作を行うと(ステップS36)、主制御部11は、入力されたユーザ識別情報等と、セキュリティ設定部75に予め登録されているユーザ識別情報等を照合することで、アクセスしてきたユーザが承認ユーザか否かに係るユーザ認証を行う。なお、ステップS36におけるユーザ認証を省略することができる。また、ステップS17におけるユーザ認証に係る認証情報と、ステップS36におけるユーザ認証に係る認証情報とは、同一であってもよいし、相互に異なるものであってもよい。ただし、セキュリティレベルを高める目的では、上記の両者を相互に異なる認証情報とすることが好ましい。
ステップS36におけるユーザ認証の結果、アクセスしてきたユーザが承認ユーザではない(認証失敗)旨の判定が下されたとき、主制御部11は、当該ユーザに関連付けて、認証失敗の旨をその認証日時とともに、起動制限設定部77に記述させる。また、主制御部11は、アクセスしてきたユーザに対し、アプリケーションの起動制限がかかっている旨を操作パネル部51における表示画面上に表示させる(ステップS37)。この場合、主制御部11は、ステップS33において、再度アプリケーションリストを作成させる。この際に、認証失敗回数が規定数値を超えた場合において、そのアプリケーションは、ログオンしてきた該当ユーザに対して表示されなくなる(利用不可)ように構成してもよい。
さて一方、ステップS36におけるユーザ認証の結果、アクセスしてきたユーザが承認ユーザである(認証成功)旨の判定が下されたとき、主制御部11は、APPランチャ部73に対し、ユーザによって選択がなされたアプリケーションの起動を許可し、これを受けてAPPランチャ部73は、該当するアプリケーションを起動することになる(ステップS38)。
以上述べたように、本発明実施例に係るデジタル複合機によれば、アプリケーションの起動を希望するユーザが、正規ユーザではない場合には、APPランチャ部73が無効化されて、アプリケーションの起動が阻止され、また、アプリケーションの起動を希望するユーザが、承認ユーザではない場合には、アプリケーションの表示それ自体、或いは表示(利用)許可対象以外のアプリケーションの表示がなされないことを通じて、アプリケーションの起動が阻止されるので、従って、例えば、悪意をもった侵入者が画像形成装置にアクセスしてきた場合であって、同装置にインストールされているアプリケーションの不正使用を試みた場合に、かかる不正な試みは失敗に終わることとなる結果として、アプリケーションを起動させる際の柔軟なセキュリティ機能を確保することができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、本発明実施例において、ユーザが「アプリケーションボタン」にタッチした後、所要のアプリケーションを選択し実行する態様を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば、ブラウザを通じて本機にアクセスし、所要のアプリケーションを選択し実行する態様にも、本発明をそのまま適用可能であることはいうまでもない。
本発明実施例に係るデジタル複合機周辺の機能ブロック図である。 本発明実施例に係るデジタル複合機におけるアプリケーションシステム構成に係る機能ブロック図である。 APPランチャ部における起動に係る動作フローチャート図である。 アプリケーション表示画面作成処理に係る動作フローチャート図である。
符号の説明
11 主制御部(起動手段、認証手段、及び無効化制御手段)
51 操作パネル部(提示手段、選択手段、及び報知手段)
71 APPシステム
73 APPランチャ部(起動手段)
75 セキュリティ設定部(認証履歴情報記憶手段)
77 起動制限設定部(認証履歴情報記憶手段)
79 ユーザ毎APP表示有無設定部(ユーザ毎利用情報記憶手段)
81 APP群

Claims (6)

  1. 画像形成機能を有し、各種の機能を実現するためのアプリケーションがインストールされた画像形成装置であって、
    利用可能なアプリケーションの一覧を提示する提示手段と、
    当該提示手段で提示されたアプリケーションのなかから、ユーザに起動を希望するアプリケーションを選択させる際に用いられる選択手段と、
    前記選択手段でユーザによるアプリケーションの選択がなされたとき、当該選択されたアプリケーションを起動する起動手段と、
    アプリケーションの起動を希望するユーザに対して認証情報の入力を要求するとともに、当該要求に従って入力された認証情報と、予め登録されている認証情報とを照合することでユーザ認証を行う認証手段と、
    前記認証手段におけるユーザ認証の結果、当該ユーザが正規ユーザではない旨の判定が下されたとき、前記起動手段を無効化する制御を行う無効化制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成機能を有し、各種の機能を実現するためのアプリケーションがインストールされた画像形成装置であって、
    利用可能なアプリケーションの一覧を提示する提示手段と、
    当該提示手段で提示されたアプリケーションのなかから、ユーザに起動を希望するアプリケーションを選択させる際に用いられる選択手段と、
    前記選択手段でユーザによるアプリケーションの選択がなされたとき、当該選択されたアプリケーションを起動する起動手段と、
    アプリケーションの起動を希望するユーザに対して認証情報の入力を要求するとともに、当該要求に従って入力された認証情報と、予め登録されている認証情報とを照合することでユーザ認証を行う認証手段と、
    前記認証手段におけるユーザ認証の結果、当該ユーザが正規ユーザではない旨の判定が下されたとき、前記提示手段を無効化する制御を行う無効化制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記認証手段におけるユーザ認証の結果、当該ユーザが正規ユーザではない旨の判定が下されたとき、その旨を当該ユーザに報知する報知手段をさらに備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は3に記載の画像形成装置であって、
    前記認証手段におけるユーザ認証の結果、当該ユーザが正規ユーザではない旨の判定が下されたとき、その旨を当該ユーザの認証履歴情報として記憶する認証履歴情報記憶手段をさらに備え、この場合、
    前記無効化制御手段は、
    前記認証履歴情報記憶手段における該当ユーザの認証履歴情報に基づいて、前記起動手段を無効化する制御を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2又は3に記載の画像形成装置であって、
    前記認証手段におけるユーザ認証の結果、当該ユーザが正規ユーザではない旨の判定が下されたとき、その旨を当該ユーザの認証履歴情報として記憶する認証履歴情報記憶手段をさらに備え、この場合、
    前記無効化制御手段は、
    前記認証履歴情報記憶手段における該当ユーザの認証履歴情報に基づいて、前記提示手段を無効化する制御を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2又は3に記載の画像形成装置であって、
    ユーザ毎に利用可能なアプリケーションの種別を記憶するユーザ毎利用情報記憶手段をさらに備え、この場合、
    前記無効化制御手段は、
    前記認証手段におけるユーザ認証の結果、当該ユーザが正規ユーザである旨の判定が下されたとき、前記ユーザ毎利用情報記憶手段に記憶された該当ユーザが利用可能なアプリケーションの一覧を、前記提示手段に提示させる制御を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
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