JP2009033269A - 帯域制御システム、端末装置、管理サーバ、帯域制御方法とそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】通信毎に必要な帯域を申請し、該帯域幅に基づいて通信を行うとともに、該帯域幅に応じた課金レートを制御する仕組みを提案する。
【解決手段】管理サーバを介して接続する第1端末と第2端末との間の通信帯域を制御する帯域制御システムにおいて、第1端末は、通信帯域を制御する管理サーバを介して、相手端末と通話およびデータ通信を行う通信部と、電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データを記憶している記憶部と、電話番号帯域データからダイヤルされた電話番号に対応する帯域情報を抽出する帯域情報抽出部と、抽出された帯域情報を含む発信要求を、管理サーバに通知する発信要求通知部と、抽出された帯域情報を、通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに通知する帯域情報通知部を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】管理サーバを介して接続する第1端末と第2端末との間の通信帯域を制御する帯域制御システムにおいて、第1端末は、通信帯域を制御する管理サーバを介して、相手端末と通話およびデータ通信を行う通信部と、電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データを記憶している記憶部と、電話番号帯域データからダイヤルされた電話番号に対応する帯域情報を抽出する帯域情報抽出部と、抽出された帯域情報を含む発信要求を、管理サーバに通知する発信要求通知部と、抽出された帯域情報を、通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに通知する帯域情報通知部を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、帯域制御システム、端末装置、管理サーバ、帯域制御方法とそのプログラムに関し、例えば、電話サービスのようなリアルタイムコミュニケーションを利用した伝送帯域を制御する技術に係わる。
従来の電話サービスやインターネットでは、月額の基本料金の他に通信時間やパケット量による従量課金方式が広く使用されている。これに対し、提供されるサービスに対する課金条件を動的に生成して課金を行う課金システムが提案されている。
例えば、特許文献1には、提供されるサービスに対する課金条件を動的に生成し、該課金条件に従って課金できるようにし、かつ、有料サービスに対するネットワーク内の代行課金を可能にする課金システムが開示されている。
ところで、従来の電話サービスやインターネットでは帯域予約を行うことができず、予約帯域幅に応じて課金を行うことはできなかった。NGN(Next Generation Network)網においてはアプリケーションやサービストラフィックとIP(Internet Protocol)電話が共存する必要があり、帯域を保障することでユーザはストレスなくネットワークサービスを利用できる。しかし、結果的にユーザがサービスを保障するために常に大きな帯域を申請してしまうと、帯域が効率的に使用できないといった問題が発生する。そのため、通信毎に必要な帯域を申請し、該帯域幅に応じて課金レートを制御する仕組みが望まれていた。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、通信毎に必要な帯域を申請し、該帯域幅に基づいて通信を行うとともに、該帯域幅に応じた課金レートを制御する仕組みを提案することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の側面は、管理サーバを介して接続する第1端末と第2端末との間の通信帯域を制御する帯域制御システムにおいて、第1端末は、通信帯域を制御する管理サーバを介して、相手端末と通話およびデータ通信を行う通信部と、電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データを記憶している記憶部と、電話番号帯域データからダイヤルされた電話番号に対応する帯域情報を抽出する帯域情報抽出部と、抽出された帯域情報を含む発信要求を、管理サーバに通知する発信要求通知部と、抽出された帯域情報を、通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに通知する帯域情報通知部を備えることを特徴とする。
また、本発明の第2の側面は、管理サーバを介して接続する第1端末と第2端末との間の通信帯域を制御する帯域制御システムにおいて、管理サーバは、発信要求を行うのに必要最低の帯域情報を含む発信要求通知を第1端末から受信し、電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データから、受信した発信要求通知に含まれる電話番号のサービスに必要な帯域量を抽出し、第1端末からの発信要求通知に含まれた必要最低の帯域情報を更新して、発信要求通知を第2端末に送信し、通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに前記更新後の帯域情報を通知する制御部を備えることを特徴とする。
上記第1および第2の側面による構成によれば、ユーザ端末が呼制御サーバに帯域予約を行う際、同時に課金サーバにも同様の情報を渡すことにより申請された帯域量に応じて課金レートを制御できる。さらに使用する帯域は、ユーザ端末または管理サーバにてダイヤル番号(電話番号)からサービスを確定し、必要な帯域を自動算出することで効率的に帯域を制御することができる。
本発明によれば、通信毎に必要な帯域を申請し、該帯域幅に基づいて通信を行うとともに、該帯域幅に応じた課金レートを制御することができる。
以下、図1〜図7を参照しながら、本発明の第1の実施の形態の例を説明する。本実施の形態は、本発明の帯域制御システムを、NGN(Next Generation Network)に適用した例としてある。
図1は、本実施の形態によるネットワークの構成図である。図1に示すユーザ端末1およびユーザ端末2は、NGN3の呼制御サーバ4(接続管理サーバ)と課金サーバ5に接続することができる。その呼制御サーバ4は、ユーザ端末間で送受信されるコンテンツの課金情報を管理する課金サーバ5と接続している。なお、本例ではユーザ端末1,2の例として、ビデオ会議システムに使用されるビデオ会議装置に適用した例としてある。ユーザ端末1,2はそれぞれリモートコントロール信号を出力するリモコン装置1a,1bにより、遠隔操作が可能となっている。これらのユーザ端末1,2、呼制御サーバ4および課金サーバ5によるセッションの確立には、SIPプロトコルが使用される。
図1に示すNGN3は、SIPプロトコルを利用したNGN網である。NGNは、現在別々に構築されているインターネットサービス用IPネットワークと電話サービス用の電話網を、IP技術を用いてQoS(Quality of Service)やセキュリティを向上させたIP通信網として統合し、現行の公衆網を代替する次世代IPネットワークである。電話だけでなくテレビ放送もIPネットワークで統一的に提供しようとする動きも進められている。現在、ITU−T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)などを中心にNGNの標準化が進んでおり、日本でも通信事業者各社のNGN構築へ照準を合わせた動きが活発化している。既に一部の通信事業者はフィールド・トライアルを実施している。
ITU−TのY.2001勧告では、NGNが備えるべき様々な特徴を規定している。重要なものとしてはまず、エンド・ツー・エンドQoS保証の提供が挙げられる。NGNでは多様なアクセス網(xDSLやWiFi(Wireless Fidelity)、携帯電話端末など)や端末(電話機やPC、情報家電など)、多様なアプリケーションが使われる。この環境下で端末と網とがQoSをネゴシエーションし、上位アプリケーションに提供できる。次がモビリティのサポートである。一台のPCを携帯して例えば家庭内ではxDSL、外出先ではWiFi、オフィスではFTTH(Fiber To The Home)と様々なアクセス網経由で通信したり、オフィス内の移動や出張などにより多数のPCから通信したりしてもサービスが受けられることが求められる。詳細な説明は省略するが、この他に、網の転送機能と制御機能の分離、多様なアクセス網のサポート、固定網と移動網の融合(FMC:Fixed Mobile Convergence)、緊急通信や合法的盗聴などの規制への適合などが規定されている。
ITU−TによるNGN標準化は、技術的な側面において他の標準化機関との連携が重視されている。NGNの重要な構成要素の一つであるIMS(IP Multimedia Subsystem)は、第3世代携帯電話の標準化団体である3GPPが開発したものであり、そこで使われるSIP(Session Initiation Protocol)他のプロトコルの多くはIETF(Internet Engineering Task Force)で開発されたものである。
NGNの標準化において採用された上記IMSは、固定電話網や移動体通信網など、これまで回路スイッチやパケットスイッチが異なっていた公衆通信サービスを、IP技術やインターネット電話で使われるプロトコルであるSIPで統合し、マルチメディア・サービスを実現させる通信方式である。
以下、IMSの役割・機能を簡単に説明する。第1は、マルチメディア・セッションの確立のサポートである。マルチメディア端末間のエンド・ツー・エンドの通信を確立する技術が、マルチメディア・セッション制御である。IMSでは、IETFで定義されているSIPなどのセッション制御のためのプロトコルをベースに、IP伝送網をベアラ(伝達網)として使用し、IP伝送網内あるいは自IP網と他IP網間、他IMS網間やPSTN(固定電話網)網間においてマルチメディア・セッションを提供する。
第2は、エンド・ツー・エンドの通信において、一定の伝送品質を維持し、必要な伝送帯域を確保した通信を保証・実現する(QoS制御)である。IMSでは、発着信ユーザ端末の契約条件や通信種別(音声、映像、データなど)に応じて、IPパケット伝送網上のネットワーク・ノードを制御し、品質クラスの指定と必要帯域を確保した上で、通信を確立する。
第3は、IP(パケット)網と回線交換網上のインターワーク(協調動作)のサポートである。IMSは、IPベースのマルチメディア・サービスを携帯電話や無線LAN端末など、アクセス網に依存せずに提供するだけでなく、既存の電話網や他のIPパケット伝送網と接続しサービスを提供することも可能である。
その他、IMSにはローミングのサポート、迅速なアプリケーションサービス作成のサポート、およびGPRS(General Packet Radio Service)以外のネットワークからのアクセスに対する新たなサポート等の役割・機能がある。
なお、IMS以外でネットワークの伝送帯域を指示できるプロトコルとしては、Diameter(ダイアメータ)や従来のIPネットワークでQoSに使用されているRSVP(Resource reSerVation Protocol)がある。
SIPのシステムは、大きくユーザ・エージェントとSIPサーバから構成される。ユーザ・エージェントは、IP電話機能を持つPCなどのユーザ端末のことである。ユーザ・エージェントは、リクエストを送信する機能を持つユーザ・エージェント・クライアントと、リクエストに応答する機能を持つユーザ・エージェント・サーバにより構成される。本実施の形態では、ユーザ端末1がユーザ・エージェント・クライアントであり、ユーザ端末2がユーザ・エージェント・サーバに相当する。
SIPサーバは、プロキシ・サーバ、リダイレクト・サーバ、レジストラ、およびロケーション・サーバを総称したものである。以下、各サーバの機能を簡単に説明する。
プロキシ・サーバは、ユーザ・エージェント・クライアントからのSIPリクエストを、次のサーバに中継するサーバである。プロキシ・サーバでは、認証、許可、ネットワーク・アクセス制御、ルーティング、SIPリクエスト転送、セキュリティなどの機能も提供する。
またリダイレクト・サーバは、リクエストを受け取り、着信側ユーザ・エージェントの現在のアドレスを発信側ユーザ・エージェントに知らせる役割を持つ。ユーザ・エージェント・クライアントは、リダイレクト・サーバから返された着信側アドレスに発信し直す。プロキシ・サーバとは異なり、SIPリクエストは転送しない。
またレジストラは、ユーザ・エージェント・クライアントの現在位置を登録するリクエスト(REGISTERリクエスト)を受けるサーバである。レジストラは、通常プロキシ・サーバやリダイレクト・サーバと同じホスト・コンピュータ上で動作する。
さらにロケーション・サーバは、レジストラ・サーバからの登録情報を保管し、リダイレクト・サーバやプロキシ・サーバによる着信URI(Uniform Resource Identifier)の参照要求に応答するサーバである。ロケーション・サーバは、SIPサーバと同じ場所に設置できる。
これらのサーバ(機能)は必ずしも一台のホスト・コンピュータ上に実装される必要はない。また、必ずしも同じ場所に設置する必要もない。本実施の形態では、これらを一つにまとめ呼制御サーバ4として表現している。
なお、IPネットワーク上では、SIPによってセッション(接続)制御を行うサーバをSIPサーバと呼ぶが、IMSではこれをCSCF(Call Session Control Function)と呼ぶ。CSCFは、ネットワーク内の役割に応じて、P−CSCF(Proxy- Call Session Control Function)、I−CSCF(Interrogating Call Session Control Function)、S−CSCF(Serving- Call Session Control Function)の3つのCSCFに分けられ、それぞれ異なる機能を提供している。
上述のSIPは、電話ネットワークをIPネットワークに統合するために必要な技術として検討されてきた経緯がある。したがって、SIPのシステムの重要な機能として、IP電話を始めとする様々なIPネットワーク・アプリケーションで従来の電話番号を利用できるENUM(E.164 Number Mapping)がある。
ENUMの標準化は、IETFとITU−Tが共同して作業を進めている。ENUMとSIPの連携ということでは、SIP端末(ユーザ端末1,2)によるENUM検索と、SIPサーバ(呼制御サーバ4)によるENUM検索がある。
ENUMは、電話番号をネット上のアドレスやサービスと対応づけ、アクセス手段として利用する技術である。ITU−T(国際電気通信連合)が定めた国際的に一意な電話番号体系(「E164」と呼ばれる)と特殊なドメイン領域(「.e164.arpa」のサブドメイン)をDNS(Domain Name System)で対応させることにより、電話番号とネットワーク上のサービスやアドレスを対応させている。1つの番号に対応させるアドレスなどは複数でもよい。例えば、自分の電話番号をENUMで電子メールアドレスやFAX番号、WebサイトのURLなどと対応させておけば、電話番号が自分へのアクセス手段の統一的な識別番号として利用できるようになる。例えば「03-1234-5678」という電話番号に対応するENUM(E164番号)のドメイン名は、先頭の0を日本の国番号81で置換して逆順に並べた「8.7.6.5.4.3.2.1.3.1.8.e164.arpa」となる。このDNSレコードに対応するアドレスなどを、ユーザ端末1,2または呼制御サーバ4に保管しておくのである。
このようなENUMの機能によって、ユーザは特に意識することなく従来の電話番号を使用して、様々なIPネットワーク・アプリケーションを利用することができる。
次に、図1に示すユーザ端末1,2の構成を説明する。図2はユーザ端末1のブロック構成例を示している。ユーザ端末1とユーザ端末2の構成は同一であるので、ユーザ端末1について説明し、ユーザ端末2については説明を省略する。
まず図2に示すユーザ端末1は、上記のとおりユーザ・エージェント・クライアントであり、ユーザの操作に応じてユーザ端末2に通信確立を要求するものである。このユーザ端末1としては、テレビ電話機能を備えたビデオ会議装置の他、パーソナルコンピュータ(PC)等が適用できる。
このユーザ端末1は、制御手段11と、操作部12と、リモコン通信手段13と、映像データ伸張手段14と、音声データ伸張手段15と、映像・音声出力手段16と、映像データ圧縮手段19と、音声データ圧縮手段20と、映像・音声入力手段21と、外部記憶装置25から構成される。
ネットワーク通信手段10は、NGN3(図1参照)の規格に基づいたネットワーク10を通じて、映像データ等のコンテンツや電子メールの送受信を行う通信インターフェースである。
制御手段11は、各機能部を制御することにより、ユーザ端末1全体を制御するものである。制御手段11は、後述するようにプログラムに従って動作し、電話番号帯域データからダイヤルされた電話番号に対応する帯域情報を抽出する帯域情報抽出部と、抽出された帯域情報を含む発信要求を、呼制御サーバ4に通知する発信要求通知部と、抽出された帯域情報を、通信帯域に応じて課金を行う課金サーバ5に通知する帯域情報通知部として機能する。この制御手段11としては、一例として、CPU等の演算制御装置が適用され、メモリ手段11aをワークエリアとして使用し、メモリ手段11aに記録されているプログラムに従って演算および制御を実行する。このメモリ手段11aとしては、RAMやROM等が適用される。
操作部12は、ユーザ端末1の外装に設置されたボタン部などであり、ユーザの操作による入力信号を制御手段11に入力する。
リモコン通信手段13は、リモコン送信機1aからの赤外線等を利用したリモコン信号を受け付けて、制御手段11に入力する。
映像データ伸張手段14は、制御手段11より供給されたコンテンツに含まれる映像データをH.323等の規格に従って伸張(復号)し、映像・音声出力手段16に供給するモジュール(デコーダ)である。この映像データ伸張手段14は、ハードウェア又はソフトウェアにより構成される。
また、音声データ伸張手段15は、制御手段11より供給されたコンテンツに含まれる音声データをH.323等の規格に従って伸張(復号)し、映像・音声出力手段16に供給するモジュール(デコーダ)である。この音声データ伸張手段15は、ハードウェア又はソフトウェアにより構成される。
映像・音声出力手段16は、伸張された映像データを一時的に記憶するフレームメモリ機能と、このフレームメモリに記憶されたフレームデータを表示装置17に出力するディスプレイコントローラ機能を有する。また、この映像・音声出力手段16は、伸張されたデジタル音声データをアナログ音声データへ変換・増幅するなどの処理を行い、スピーカ18に出力するサウンドドライバ機能を有する。
コンテンツが、テキストデータやWWWページなどのエンコードされていないものである場合には、映像データ伸張手段14および音声データ伸張手段15でコンテンツの伸張処理を行わずに、コンテンツを映像・音声出力手段16へ出力する。または、映像データ伸張手段14および音声データ伸張手段15を介在させないようにしてもよい。
映像・音声入力手段21は、カメラ22から入力された映像信号を処理し、映像データ圧縮手段19に出力するビデオドライバ機能を有する。また、この映像・音声入力手段21は、マイクロホン23で集音されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し、音声データ圧縮手段20に出力する。
映像データ圧縮手段19は、H.323等の規格に従って映像データを圧縮(符号化)し、制御手段11に出力する機能を持つモジュール(エンコーダ)である。
また、音声データ圧縮手段20は、H.323等の規格に従って音声データを圧縮(符号化)し、制御手段11に出力する機能を持つモジュール(エンコーダ)である。
外部記憶装置25は、外部記憶装置25は、ユーザ端末1に内臓のハードディスクや半導体メモリである。光ディスク記録媒体やメモリカードなどのリムーバブルメディアであってもよい。外部記憶装置25には、音声や映像、データなどの各種コンテンツが記録される。さらに、電話番号対応帯域データも記憶される。
なお、説明の便宜上、ユーザ端末1をユーザ・エージェント・クライアントとし、ユーザ端末2をユーザ・エージェント・サーバとして説明したが、テレビ電話機やテレビ電話機能を備えたビデオ会議装置やPC等では通常、双方の機能を合わせ持っており、ユーザの操作等に応じてその役割・位置づけが切り替わる。
次に、本実施の形態における帯域制御方式について説明する。本実施の形態は、NGN網において、ユーザ端末1が受信した電話番号を分析して、サービスを確定し、サービスに応じた帯域要求を行うものである。図3は、第1の実施の形態に係る帯域制御シーケンス図である。この図3について、図4〜図7を参照して説明する。
図3のシーケンスにおいて、まず、ユーザ端末1がユーザによるダイヤル操作があったことを検出する(ステップS1)。ユーザ端末1は、ダイヤルされた電話番号より、電話番号対応帯域データ(図6参照)を参照し、サービスに必要な帯域量を抽出し、発信要求メッセージに必要帯域を設定する(ステップS2)。そして、ユーザ端末1はNGN網の呼制御サーバ4に対してユーザ端末2への発信要求を行い(ステップS3)、呼制御サーバ4を介してユーザ端末2との通信(セッション)を確立する。呼制御サーバ4はユーザ端末1からの発信要求メッセージをユーザ端末2へ送る(ステップS4)。このステップS3,S4に係るセッション確立のシーケンスを、図4に示す。
図4のセッション確立のシーケンスにおいて、まずユーザ端末1の制御手段11はユーザのダイヤル操作を受け付けて、図5に示すような接続要求を表す「INVITE」リクエストを呼制御サーバ4に発信する(ステップS11)。
SIPはHTTPをベースとしたプロトコルで、図5に示すように、メッセージすなわち通信データをテキスト形式で表現する。SIPのメッセージは大きく、「スタートライン」「ヘッダ」「ボディ」に分けられる。
スタートラインは、SIPメッセージの先頭の行であり、そのSIPメッセージがどのようなもの目的のものなのかを表している。INVITEなどのメソッド名は、リクエストとなるSIPメッセージがどのような制御を要求するものであるかを示し、RFC3261,2976,3311等の規格で規定されている。このスタートラインは、ユーザ・エージェント・クライアントからのリクエストまたはユーザ・エージェント・サーバからのレスポンスに応じて、それぞれスタートラインまたはリクエストラインと呼ばれる。
ヘッダは、SIPメッセージの制御内容について詳細を記したものであり、それぞれ予め規定された意味を持つ複数のヘッダ行により構成される。
ボディは、SIPメッセージによって運ばれるデータである。この例では、セッションを開設する際のメディアの情報が、SDP(Session Description Protocol)という形式で表されている。SDPで記述される各レコードは、セッション記述、時間記述、メディア記述に分類されるタイプによって、その内容と形式が定められている。
例えば、m行はメディア種別、ポート番号、トランスポート・プロトコル、フォーマットを示している。また、b行は帯域情報を示す。図5に示す例では、m行に「video」、b行に「AS:1024」とあり、映像通信で使用する帯域を1024kbpsで申告している。また、その下の行に記述されているm行には「audio」、b行には「AS:64」とあり、音声通信で使用する帯域を64kbpsで申告している。図3のステップ2における発信要求メッセージに必要帯域を設定するとあるのは、この部分の設定・申請である。例えば、ダイヤルした電話番号が映像コンテンツの配信サービスの場合、より帯域量の大きい1024kbpsの帯域を予約する。また、ダイヤルした電話番号が音楽コンテンツの配信サービスのような場合、映像コンテンツより帯域は小さくてよいので、帯域量の小さい64kbpsの帯域を予約するなどのように設定する。本設定例では、テレビ会議において、映像(1024kbps)と音声(64kbps)の2つのストリームに必要な帯域を同時に申請している。
図4のセッション確立のフローチャートの説明に戻る。ユーザ端末1からの「INVITE」リクエストを受け付けた呼制御サーバ4は、その「INVITEリ」クエストをユーザ端末2に転送する(ステップS12)とともに、試行中を意味する「100 Trying」のステータスコードを含むレスポンスをユーザ端末1へ送る(ステップS13)。このステップS11,S12は、図3のステップS3,S4に対応する。
「INVITE」リクエストを受け付けたユーザ端末2は、「100 Trying」のステータスコードを含むレスポンスを呼制御サーバ4へ返信する(ステップS14)。
さらにユーザ端末2は、セッションの進捗状況を示す「183 Session Progress」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS15,S16)。
ユーザ端末2からの「183 Session Progress」のステータスコードを含むレスポンスを受け付けたユーザ端末1は、暫定応答の確認を意味する「PRACK」リクエストを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末2へ送信する(ステップS17,S18)。
ユーザ端末1からの「PRACK」リクエストを受け付けたユーザ端末2は、「PRACK」リクエストに対する処理が成功したことを意味する「200 OK(PRACK)」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS19,S20)。
ユーザ端末2からの「200 OK(PRACK)」のステータスコードを含むレスポンスを受け付けたユーザ端末1は、セッションの変更を意味する「UPDATE」リクエストを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末2へ送信する(ステップS21,S22)。
ユーザ端末1からの「UPDATE」リクエストを受け付けたユーザ端末2は、「UPDATE」リクエストに対する処理が成功したことを意味する「200 OK(UPDATE)」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS23,S24)。
また、ユーザ端末2は、上記「200 OK(UPDATE)」のステータスコードを含むレスポンスを返信した後、ユーザに電話に出るように促している(呼び出しベルを鳴らすなど)ことを意味する「180 Ringing」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ送信する(ステップS25,S26)。
ユーザ端末2からの「200 OK(UPDATE)」のステータスコードを含むレスポンスを受け付けたユーザ端末1は、暫定応答の確認を意味する「PRACK」リクエストを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末2へ送信する(ステップS27,S28)。
ユーザ端末1からの「PRACK」リクエストを受け付けたユーザ端末2は、「PRACK」リクエストに対する処理、すなわちユーザの呼び出しが成功したことを意味する「200 OK(PRACK)」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS29,S30)。
さらに、ユーザ端末2は、上記「200 OK(PRACK)」のステータスコードを含むレスポンスを返信した後、ステップS12の「INVITE」リクエストに対する処理が成功したこと、すなわちユーザが電話に応答したことを意味する「200 OK(INVITE)」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS31,S32)。
これに対し、「200 OK(INVITE)」のステータスコードを含むレスポンスを受けたユーザ端末1は、セッションの確立を最終的に確認したことを示す「ACK」リクエストを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ送信する(ステップS33,S34)。このような一連の処理によりユーザ端末1とユーザ端末2との間のセッションが確立し、ユーザ端末1とユーザ端末2がリアルタイムコミュニケーションの通信を行うことができる。なお、ユーザ端末1とユーザ端末2との間のセッション確立のシーケンスは一例であり、この例に限られない。
また、図4のシーケンス図において、セッションの終了(切断)処理を記載したので、簡単に説明をしておく。ユーザ端末1からセッションの終了を行う場合、ユーザ端末1のユーザが例えばグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI: Graphical User Interface)上で通信を切断する操作を行う。するとユーザ端末1は、セッションの終了(切断)を示す「BYE」リクエストを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ送信する(ステップS41,S42)。
ユーザ端末1からの「BYE」リクエストを受け付けたユーザ端末2は、「BYE」リクエストに対する処理が成功したことを意味する「200 OK(BYE)」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS43,S44)。これにより、セッションが終了する。
ここで、図3のシーケンスの説明に戻る。ステップS3の処理が終了後、ユーザ端末1は、ステップS3の処理と並行して、NGN3の課金サーバ5にステップS2にて抽出した帯域を通知し(ステップS5)、課金サーバ5の図示しない主記憶装置に登録する。ユーザ端末1は、予め呼制御サーバ4および課金サーバ5の宛先アドレスを解決しているというものとし、直接課金サーバ5へアクセスする。
また、上記ステップS5の処理と並行して、ユーザ端末2から呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ発信要求メッセージに対する応答メッセージが返信される(ステップS6,S7)。この応答メッセージは、図4のステップS31,S32における「200 OK(INVIE)」のステータスコードを含むレスポンスに相当する。このようにして、予約した帯域による通信が確立する。
この第1の実施形態によれば、ユーザ端末1にてNGN3における呼制御サーバ4に帯域予約を行い、この際、同時に課金サーバ5にも同様の帯域情報を渡すことによりユーザ端末1が申請した帯域に応じた課金を行うことができる。さらに通信開始のダイヤル番号(電話番号から)サービスを確定し、サービスに必要な帯域を自動で算出することによって、常に効率的な帯域の申請が可能となる。
ここで、図7に示す帯域対応課金データの例を参照して、課金サーバ5による通知された帯域情報に基づく請求料金の計算方法について説明する。課金サーバ5は、ユーザ端末番号(電話番号)と課金データを対応づけて管理している。図7に示す例は、通信ごとに課金データ1〜nまでの情報が蓄積されている。一つの課金データは、予約帯域量[kbps]、課金レート[円/kbps]、通信時間[s]、請求料金[円]から構成される情報を蓄積している。請求料金は各項目を乗じて算出される。すなわち、請求料金[円]=(予約帯域量[kbps])*(課金レート[円/kbps])*(通信時間[s])の計算式により得られる。なお、図7に示した例では、ユーザ端末番号単位で予約帯域によるセッション毎に請求料金を算出して課金データとともに記憶しているが、月極などにより請求料金の総計(通信料金)を計算し、総計と各課金データの小項目をともに課金サーバ5に蓄積するようにしてもよい。
次に、図8を参照して、本発明の第2の実施の形態の例を説明する。本実施の形態は、呼制御サーバ4が、ユーザ端末1から受信した電話番号を分析して、サービスを確定し、解析結果に基づいて要求された帯域を変更し、サービスに応じた帯域を制御するシステムである。つまり、第1の実施の形態では、ユーザ端末1が電話番号対応の帯域データをメッセージに含むものであり、本実施の形態では、呼制御サーバ4が電話番号対応の帯域データからメッセージ内容を更新する点で相違する。
図8は、第2の実施の形態に係る帯域制御シーケンス図である。ユーザ端末1がユーザによるダイヤル操作があったことを検出する(ステップS51)。ユーザ端末1は、ダイヤルされた電話番号に基づいて、呼制御サーバ4を介して発信要求メッセージを送る(ステップS52)。このとき、ユーザ端末1は、発信要求に必要な最低帯域(例えば、Audio,64kbpsをSDP部に記述したINVITE)を発信要求メッセージとして申請する。
そして、発信要求メッセージを受信した呼制御サーバ4は、受信した発信要求メッセージ内の電話番号より、呼制御サーバ4内の電話番号対応帯域データ(図6参照)を参照し、サービスに必要な帯域量を抽出し(ステップS53)、上記電話番号のサービスに通信に必要な帯域を更新する(ステップS54)。呼制御サーバ4は、ステップS54の処理が終了後、課金サーバ5にステップS53にて抽出したサービスに必要な帯域を通知し(ステップS55)、課金サーバ5の図示しない主記憶装置に登録する。また呼制御サーバ4は、ステップS55の処理と並行して、呼制御サーバ4はユーザ端末1からの発信要求メッセージをユーザ端末2へ送る(ステップS56)。そして、ユーザ端末2から呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ発信要求メッセージに対する応答メッセージが返信される(ステップS57,S58)。このようにして、予約した帯域による通信が確立する。
この第2の実施形態によれば、呼制御サーバ4でダイヤル番号(電話番号から)サービスを確定し、サービスに必要な帯域を自動で算出することによって、ユーザの操作によらない常に効率的な帯域の申請が可能となる。その他、この第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
次に、図9を参照して、本発明の第3の実施の形態の例を説明する。本実施の形態は、要求された帯域量に応じて、呼毎に課金レートを制御するシステムである。
図9は、第3の実施の形態に係る帯域制御シーケンス図である。ユーザ端末1がユーザによるダイヤル操作があったことを検出する(ステップS61)。ユーザ端末1は、ダイヤルされた電話番号より、電話番号対応帯域データ(図6参照)を参照し、サービスに必要な帯域量を抽出し、発信要求メッセージに必要帯域を設定する(ステップS62)。そして、ユーザ端末1はNGN網の呼制御サーバ4に対してユーザ端末2への発信要求を行い(ステップS63)、呼制御サーバ4を介してユーザ端末2との通信(セッション)を確立する。呼制御サーバ4はユーザ端末1からの発信要求メッセージをユーザ端末2へ送る(ステップS64)。
そして、ユーザ端末2から呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ発信要求メッセージに対する応答メッセージが返信される(ステップS65,S66)。このようにして、予約した帯域による通信が確立する。
ユーザ端末1は、ステップS63の処理と並行して、NGN3の課金サーバ5にステップS62にて抽出した帯域を通知し(ステップS67)、課金サーバ5の図示しない主記憶装置に登録する(ステップS68)。ユーザ端末1は、予め呼制御サーバ4および課金サーバ5の宛先アドレスを解決しているという前提で、直接課金サーバ5へアクセスする。課金サーバ5は帯域対応課金データに該通信にて申請された帯域量を記録し(ステップS69)、該課金レートより請求料金を算出し、図示しない不揮発性の記憶装置に記録する(ステップS70)。
この第3の実施形態によれば、呼制御サーバ4でダイヤル番号(電話番号から)サービスを確定し、サービスに必要な帯域を自動で算出することによって、ユーザの操作によらない常に効率的な帯域の申請が可能となる。その他、この第3の実施の形態は、上記第1,2の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
上記第1〜3の実施の形態により説明した本発明によれば、ユーザ端末が呼制御サーバに帯域予約を行う際、同時に課金サーバにも同様の情報を渡すことにより申請された帯域量に応じて課金レートを制御できる。さらに使用する帯域はダイヤル番号(電話番号)からサービスを確定し、必要な帯域を自動算出することで効率的に帯域を制御することができる。
このように、サービスを実行する毎に自動で算出された帯域を申請することで帯域に応じてユーザ課金を行うこのシステムにより、常にサービスに必要最低限な帯域を要求するようになり、ネットワーク全体の帯域が効率的に使用できる。また所謂ネットワークただ乗り的なユーザアプリケーションの使用を制限することができる。
なお、上記実施の形態では、課金サーバに蓄積された帯域対応課金データに基づく決済処理は、既存の方式を利用して実施することができる。例えば、コンテンツ取得に係る課金データに基づく料金を、銀行等に開設されたユーザの口座から通常の通信料金と一緒にして引き落とすようにしてもよい。あるいは、コンテンツ取得に係る課金データに基づく料金を通常の通信料金と別にして、別途他の口座からの引き落し、オンラインバンキング、振り込み等により決済を行うようにしてもよい。
その他、本発明は、上述した実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能であることは勿論である。
1,2…ユーザ端末、3…NGN、4…呼制御サーバ、5…課金サーバ
Claims (10)
- 管理サーバを介して接続する第1端末と第2端末との間の通信帯域を制御する帯域制御システムにおいて、
前記第1端末は、通信帯域を制御する管理サーバを介して、相手端末と通話およびデータ通信を行う通信部と、
電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データを記憶している記憶部と、
前記電話番号帯域データからダイヤルされた電話番号に対応する帯域情報を抽出する帯域情報抽出部と、
前記抽出された帯域情報を含む発信要求を、前記管理サーバに通知する発信要求通知部と、
前記抽出された帯域情報を、通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに通知する帯域情報通知部と
を備えることを特徴とする帯域制御システム。 - 前記帯域情報を受信した前記課金サーバが、前記受信した帯域情報、該帯域情報に対する課金レートおよび通信時間に基づいて、前記抽出された帯域情報に基づく前記第1端末と第2端末との通信に係る請求料金を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の帯域制御システム。 - 通信帯域を制御する管理サーバを介して、相手端末と通話およびデータ通信を行う通信部と、
電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データを記憶している記憶部と、
前記電話番号帯域データからダイヤルされた電話番号に対応する帯域情報を抽出する帯域情報抽出部と、
前記抽出された帯域情報を含む発信要求を、前記管理サーバに通知する発信要求通知部と、
前記抽出された帯域情報を、通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに通知する帯域情報通知部と
を備えることを特徴とする端末装置。 - ダイヤルされたことを検出するステップと、
電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データからダイヤルされた電話番号に対応する帯域情報を抽出するステップと、
前記抽出された帯域情報を含む発信要求を、通信帯域を制御する管理サーバに通知するステップと、
前記抽出された帯域情報を、通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに通知するステップと
を備えることを特徴とする帯域制御方法。 - ダイヤルされたことを検出する手順と、
電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データからダイヤルされた電話番号に対応する帯域情報を抽出する手順と、
前記抽出された帯域情報を含む発信要求を、通信帯域を制御する管理サーバに通知する手順と、
前記抽出された帯域情報を、通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに通知する手順と
を含む帯域制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 管理サーバを介して接続する第1端末と第2端末との間の通信帯域を制御する帯域制御システムにおいて、
前記管理サーバは、発信要求を行うのに必要最低の帯域情報を含む発信要求通知を第1端末から受信し、
電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データから、前記受信した発信要求通知に含まれる電話番号のサービスに必要な帯域量を抽出し、
前記第1端末からの前記発信要求通知に含まれた前記必要最低の帯域情報を更新して、前記発信要求通知を前記第2端末に送信し、
前記通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに前記更新後の帯域情報を通知する制御部を備える
ことを特徴とする帯域制御システム。 - 前記帯域情報を受信した前記課金サーバが、前記受信した帯域情報、該帯域情報に対する課金レートおよび通信時間に基づいて、前記抽出された帯域情報に基づく前記第1端末と第2端末との通信に係る請求料金を算出する、
ことを特徴とする請求項6に記載の帯域制御システム。 - 第1端末と第2端末との間の通信帯域を制御する管理サーバにおいて、
発信要求を行うのに必要最低の帯域情報を含む発信要求通知を第1端末から受信し、
電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データから、前記受信した発信要求通知に含まれる電話番号のサービスに必要な帯域量を抽出し、
前記第1端末からの前記発信要求通知に含まれた前記必要最低の帯域情報を更新して、前記発信要求通知を前記第2端末に送信し、
前記通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに前記更新後の帯域情報を通知する制御部を備える
ことを特徴とする管理サーバ。 - 第1端末と第2端末との間の通信帯域を制御する管理サーバにおける帯域制御方法において、
発信要求を行うのに必要最低の帯域情報を含む発信要求通知を第1端末から受信するステップと、
電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データから、前記受信した発信要求通知に含まれる電話番号のサービスに必要な帯域量を抽出するステップと、
前記第1端末からの前記発信要求通知に含まれた前記必要最低の帯域情報を更新して、前記発信要求通知を前記第2端末に送信するステップと、
前記通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに前記更新後の帯域情報を通知するステップと
を備えることを特徴とする帯域制御方法。 - 管理サーバを介して通信を行う第1端末と第2端末との間の通信帯域を制御するためのプログラムであって、
発信要求を行うのに必要最低の帯域情報を含む発信要求通知を第1端末から受信する手順と、
電話番号と帯域情報を対応づけた電話番号帯域データから、前記受信した発信要求通知に含まれる電話番号のサービスに必要な帯域量を抽出する手順と、
前記第1端末からの前記発信要求通知に含まれた前記必要最低の帯域情報を更新して、前記発信要求通知を前記第2端末に送信する手順と、
前記通信帯域に応じて課金を行う課金サーバに前記更新後の帯域情報を通知する手順と
を含む帯域制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2007192683A JP2009033269A (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 帯域制御システム、端末装置、管理サーバ、帯域制御方法とそのプログラム |
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