JP2008277929A - 通信処理システム、セッション制御サーバ及びメディア変換サーバ並びにそれらに用いるセッション接続方法 - Google Patents

通信処理システム、セッション制御サーバ及びメディア変換サーバ並びにそれらに用いるセッション接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異なるメディア種別とメディア処理手段を搭載する端末間でもセッションを確立することを可能にする。
【解決手段】端末5及び端末6間のセッションを確立するに際し、セッション制御サーバ3が、端末5で使用可能なメディア処理手段と端末6で使用可能なメディア処理手段とを比較し、端末5で使用可能なメディア処理手段の中から端末6との通信に適したメディア処理手段を選択するとともに、端末5で使用可能なメディア処理手段の中から端末6との通信に適したメディア処理手段を選択し、メディア変換サーバ4が、選択されたメディア処理手段を用いて端末5から送信されたメディアストリームを受信し、受信したメディアストリームを端末6の選択されたメディア処理手段で処理可能な符号化方式に変換して端末6に送信することを特徴とする通信処理システム1。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声データ、映像データ、テキストデータ等の様々なメディアを用いて通信を行う通信処理システム等に関し、特に、リアルタイム通信でメディアを送受信するシステム等に関する。
通信技術の進歩に伴って、映像データ、音声データ等のリアルタイム通信が可能となり、さらに、SIP(Session Initiation Protocol)などを利用すれば、複数の相手ともリアルタイム通信することが可能である。リアルタイム通信は、端末間でセッションを確立するときに、発信端末に搭載のアプリケーション(メディア処理手段)を着信端末に通知し、それに対応するメディア処理手段を着信端末が選択して発信端末に通知することで実現する。
この種のリアルタイム通信におけるセッション確立手段としては、例えば、特許文献1に記載の通信端末装置が知られている。該通信端末装置は、メディア情報のデータ形態を変換して、音声データとテキストデータを相互に変換するメディア変換部と、セッションの接続状態を制御するセッション接続制御部とを備え、相手側のメディア処理手段を指定するアプリケーション指定情報をセッションの接続要求信号に含ませるとともに、発信側が指定したメディア処理手段を相手側で使用している場合に、発信端末から送信されるメディアを代替のメディアに変換するように構成される。
この通信端末装置によれば、例えば、相手側端末が特定の発信端末と音声データを使用して通信している状態で、他の発信端末からセッション要求があると、他の発信端末からの音声データをテキストデータに変換するとともに、相手側端末からのテキストデータを音声データに変換するように設定する。これにより、相手側端末は、特定の発信端末との対話を継続したまま、他の発信端末とはテキストデータを用いて対話することができ、複数の相手と同時にリアルタイム通信することが可能となる。
特開2006−210973号公報
しかしながら、従来のリアルタイム通信におけるセッション確立は、発信端末と着信端末で合意されたメディア処理手段で行われるので、発信端末と着信端末で共通のメディア処理手段を搭載する必要があり、異なるメディア処理手段を搭載した端末同士では、セッションの確立ができないという欠点がある。また、特許文献1に記載の通信端末装置でも、発信端末がセッション接続要求に受信アプリケーションを指定するため、異なるメディア処理手段を搭載する端末とリアルタイム通信することは不可能である。
さらに、確立したセッションは、一方の端末からセッションの更新要求(オファー)を他方の端末に対して送信し、更新要求を受けた端末が更新に対する応答(アンサー)を返信することで、メディアの変更を含むセッション内容の更新を行うことができるが、オファー側からの更新内容が受け入れられない場合は、アンサー側でセッションの更新を拒否することができる。このため、セッションの更新が拒否されると、オファー側は、一度セッションを切断し、再度新しい内容でセッションを確立し直さなければならない。特に、特許文献1に記載のように、複数の端末と同時に通信している状態で、セッション変更を望むような場合には、通信中の端末の各々に対して、セッションを送信する必要が生じ、セッションの変更までに長時間を要するという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、異なるメディア種別とメディア処理手段を搭載する端末間でもセッションを確立でき、また、メディア種別やメディア処理手段を変更するときに、セッションを切断することなく、速やかにメディア種別やメディア処理手段を更新できることなどを実現する通信処理システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1及び第2端末間のセッションを確立する通信処理システムであって、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段と前記第2端末で使用可能なメディア処理手段とを比較し、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第2端末との通信に適したメディア処理手段を選択するとともに、前記第2端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第1端末との通信に適したメディア処理手段を選択するセッション制御サーバと、選択されたメディア処理手段を用いて前記第1端末から送信されたメディアストリームを受信し、受信したメディアストリームを前記第2端末の選択されたメディア処理手段で処理可能な符号化方式に変換して前記第2端末に送信するメディア変換サーバとを備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、第1及び第2端末の各々が搭載するメディア処理手段に柔軟に対応しながらセッションを確立することができ、異なるメディア種別とメディア処理手段を搭載する端末間でもセッションを確立することが可能となる。
前記通信処理システムにおいて、前記セッション制御サーバが、前記第1及び第2端末の少なくとも一方からメディア処理手段を変更する旨の信号を受信したときに、変更後のメディア処理手段を示す情報を前記メディア変換サーバに送信し、前記メディア変換サーバが、前記変更後のメディア処理手段を示す情報に基づいてメディア変換の設定を変更し、前記変更後のメディア処理手段と対応させて、前記受信したメディアストリームの符号化方式を変換するように構成することができる。この構成によれば、セッションを切断することなく、速やかにメディア種別やメディア処理手段を更新することが可能となる。
また、本発明は、第1及び第2端末間の通信を中継するセッション制御サーバであって、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段と前記第2端末で使用可能なメディア処理手段とを比較し、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第2端末との通信に適したメディア処理手段を選択するとともに、前記第2端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第1端末との通信に適したメディア処理手段を選択するメディア処理部と、前記第1端末から送信されたメディアストリームの符号化方式を変換して前記第2端末に送信するメディア変換サーバに前記メディア処理部の選択結果を送信する送信部とを備えることを特徴とする。本発明によれば、前記発明と同様に、異なるメディア種別とメディア処理手段を搭載する端末間でもセッションを確立することが可能となる。
前記セッション制御サーバにおいて、前記第1及び第2端末の少なくとも一方からメディア処理手段を変更する旨の信号を受信したときに、変更後のメディア処理手段を示す情報を前記メディア変換サーバに送信するように構成することができる。この構成によれば、セッションを切断することなく、速やかにメディア種別やメディア処理手段を更新することが可能となる。
前記セッション制御サーバにおいて、前記第1端末からメディア処理手段を変更する旨の信号を受信するのに応答して、前記第1端末がメディア処理手段を変更する旨の信号を前記第2端末に送信し、前記第2端末からメディア処理手段の変更を拒否する旨の回答信号を受信したときに、前記第1端末の変更後のメディア処理手段を示す情報を前記メディア変換サーバに送信するように構成することができる。この構成によれば、着信端末側でメディア処理手段の変更を拒否した場合でも、セッションを切断することなく、メディア種別やメディア処理手段を更新することが可能となる。
前記セッション制御サーバにおいて、前記メディア処理部が、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段と前記第2端末で使用可能なメディア処理手段とを比較した結果、共通のメディア処理手段が存在しないときに、前記通信に適したメディア処理手段を選択するように構成することができる。この構成によれば、共通のメディア処理手段が存在しないときに限って、通信に適したメディア処理手段の選択を行い、共通のメディア処理手段が存在するときには、そのメディア処理手段を用いて直ちにセッションを確立するため、スムーズにセッションを確立することが可能となる。
前記セッション制御サーバにおいて、前記第1端末からセッション確立要求信号を受けて、前記第1端末が使用可能なメディア処理手段の情報を取得するとともに、前記セッション確立要求信号を前記第2端末に転送し、その応答信号から前記第2端末が使用可能なメディア処理手段の情報を取得するように構成することができる。この構成によれば、セッション確立の開始時に、第1端末が使用可能なメディア処理手段の情報と、第2端末が使用可能なメディア処理手段の情報とを取得することができるため、セッション確立及びメディア変換の設定を円滑に行うことが可能となる。
さらに、本発明は、第1及び第2端末間の通信を中継し、前記第1端末から送信されたメディアストリームに変換処理を施して前記第2端末に送信するメディア変換サーバであって、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段の中から選択された前記第2端末との通信に適したメディア処理手段を示す情報と、前記第2端末で使用可能なメディア処理手段の中から選択された前記第1端末との通信に適したメディア処理手段を示す情報とを受信する受信部と、前記受信部で受信された情報を記憶する記憶部と、選択されたメディア処理手段を用いて前記第1端末から送信されたメディアストリームを受信し、受信したメディアストリームを前記第2端末の選択されたメディア処理手段で処理可能な符号化方式に変換して前記第2端末に送信する変換処理部とを備えることを特徴とする。本発明によれば、前記発明と同様に、異なるメディア種別とメディア処理手段を搭載する端末間でもセッションを確立することが可能となる。
前記メディア変換サーバにおいて、前記受信部が、前記第1及び第2端末の少なくとも一方がメディア処理手段を変更したときに、変更後のメディア処理手段を示す情報を受信し、前記記憶部が、前記受信部で受信した前記変更後のメディア処理手段を示す情報を記憶し、前記変換処理部が、前記変更後のメディア処理手段を示す情報に基づいてメディア変換の設定を変更し、前記変更後のメディア処理手段と対応させて、前記受信したメディアストリームの符号化方式を変換するように構成することができる。この構成によれば、セッションを切断することなく、速やかにメディア種別やメディア処理手段を更新することが可能となる。
前記メディア変換サーバにおいて、前記変換処理部が、前記第1端末が送受信するメディアの種類数が前記第2端末が送受信するメディアの種類数より多いときに、前記第1端末から受信したメディアストリームの中から前記第2端末で処理不可能なメディアストリームを削除して前記第2端末に送信するとともに、前記第2端末から受信したメディアストリームに、前記第1端末で処理可能なメディアストリームを追加して前記第1端末に送信するように構成することができる。この構成によれば、第1及び第2端末の双方に、過不足なく、メディアストリームを送信することが可能となる。
また、本発明は、第1及び第2端末間のセッションを確立するセッション接続方法であって、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段と前記第2端末で使用可能なメディア処理手段とを比較し、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第2端末との通信に適したメディア処理手段を選択するとともに、前記第2端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第1端末との通信に適したメディア処理手段を選択する第1ステップと、選択されたメディア処理手段を用いて前記第1端末から送信されたメディアストリームを、前記第2端末の選択されたメディア処理手段で処理可能な符号化方式に変換して前記第2端末に送信する第2ステップとを有することを特徴とする。本発明によれば、前記発明と同様に、異なるメディア種別とメディア処理手段を搭載する端末間でもセッションを確立することが可能となる。
前記セッション接続方法において、前記第1及び第2端末の少なくとも一方からメディア処理手段を変更する旨の信号を受信したときに、変更後のメディア処理手段を示す情報を前記メディア変換サーバに送信するステップを有し、前記第2ステップで、前記変更後のメディア処理手段と対応させて、前記受信したメディアストリームの符号化方式を変換することができる。この構成によれば、セッションを切断することなく、速やかにメディア種別やメディア処理手段を更新することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、異なるメディア種別とメディア処理手段を搭載する端末間でもセッションを確立でき、また、メディア種別やメディア処理手段を変更するときに、セッションを切断することなく、速やかにメディア種別やメディア処理手段を更新できることなどを実現することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる通信処理システムの全体構成図である。この通信処理システム1は、端末5と、端末6と、セッション制御サーバ3と、メディア変換サーバ4とを備え、これらは、ネットワーク2を介して接続される。
端末5、6は、IP電話機、携帯電話機及びパーソナルコンピュータ等の通信端末であり、SIPやH.248/megaco等のセッション確立プロトコルを処理する機能を備える。本実施の形態においては、端末5及び端末6間でセッションが確立され、リアルタイム通信が行われる。
セッション制御サーバ3は、端末5及び端末6間でのリアルタイム通信を確立すべく、決められた手順に従って、セッションの確立やメディア情報の交換等を行う装置であり、図2に示すように、セッション処理部31と、セッション記憶部32と、メディア処理部33と、メディア記憶部34と、呼制御プロトコル処理部35と、トランスポートプロトコル処理部36と、ネットワークプロトコル処理部37とを備える。
セッション処理部31は、端末5、6から送信されるセッション制御信号を処理してセッション情報を取得するものであり、セッション記憶部32は、セッション処理部31で取得したセッション情報を記憶するものである。メディア処理部33は、各端末5、6が使用可能なアプリケーション(メディア処理手段)等を示すメディア情報をセッション制御信号から取得するとともに、取得したメディア情報に基づいて、通信時に使用するメディア処理手段を確定するものである。
メディア記憶部34は、メディア処理部33で取得したメディア情報を記憶するものであり、呼制御プロトコル処理部35は、セッション処理部31で取得したセッション情報と、メディア処理部33で確定したメディア処理手段を示すメディア情報とをメディア変換サーバ4に送信するためのものである。また、トランスポートプロトコル処理部36は、TCP/UDPを処理する機能を有するものであり、ネットワークプロトコル処理部37は、IP層以下の処理を行う機能を有するものである。
図1に戻り、メディア変換サーバ4は、端末5、6の一方から送信される音声データ等のメディアストリームを、端末5、6の他方で処理可能なメディアストリームに変換する装置であり、図3に示すように、呼制御プロトコル処理部41と、端末情報記憶部42と、メディアストリーム処理部43と、音声データ変換部44と、トランスポートプロトコル処理部45と、ネットワークプロトコル処理部46とを備える。
呼制御プロトコル処理部41は、セッション制御サーバ3から送信された呼制御信号を処理し、セッション情報及びメディア情報を取得するものであり、端末情報記憶部42は、呼制御プロトコル処理部41で取得されたセッション情報及びメディア情報に基づいて、各端末5、6の端末情報42aを記憶するものである。端末情報記憶部42に記憶される端末情報42aは、例えば、図4に示すデータ構成を有し、「呼識別子」と、発信端末の識別子である「送信元識別子」と、メディアの種類を示す「メディア種別」と、メディア処理手段の種類を示す「コーデック」とから構成される。
図3に戻り、メディアストリーム処理部43は、音声データ、映像データ等のメディアストリームを処理するものであり、音声データ変換部44は、音声データ及びテキストデータを相互に変換するものである。トランスポートプロトコル処理部45及びネットワークプロトコル処理部46は、セッション制御サーバ3のトランスポートプロトコル処理部36及びネットワークプロトコル処理部37と同一の機能を有するものである。
また、メディアストリーム処理部43は、音声データを処理する音声データ処理部47と、映像データを処理する映像データ処理部48と、テキストデータを処理するテキストデータ処理部49と、映像データを追加するときに用いる映像データを格納する映像データ記憶部50と、メディアストリームの変換手順を制御するメディアストリーム制御部51とを備える。
次に、図1の通信処理システム1の動作について、図1〜図9を参照して説明する。尚、以下の説明においては、端末5は、テレビ電話等の機能を利用して音声データAと映像データBからなるメディアストリームを送受信し、端末6は、IP電話等の機能を利用して音声データCのみからなるメディアストリームを送受信する場合を例にとって説明する。また、端末5の音声データを処理するメディア処理手段と、端末6の音声データを処理するメディア処理手段とは、互いに異なるものであるとする。
端末5及び端末6間のセッション確立にあたっては、図5に示すように、まず、発信端末である端末5が、通信に用いるメディア種別と、使用可能なメディア処理手段とを設定し、それらを示すメディア情報をセッション確立要求信号に規定して、セッション制御サーバ3に送信する(ステップS1、S2)。
セッション制御サーバ3は、セッション確立要求信号を受信し、セッション処理部31において、セッション確立要求信号からセッション情報を取得してセッション記憶部32に記憶する(ステップS3)。これと併せ、メディア処理部33において、セッション確立要求信号からメディア情報を取得し、使用可能なものとして設定されたメディア処理手段を、端末5のメディア処理手段としてメディア記憶部34に記憶する(ステップS4)。
次いで、端末5のメディア処理手段に、メディア変換サーバ4で処理可能なメディア手段を追加して、通信に使用可能なメディア処理手段として設定し、それらを示すメディア情報をセッション確立要求信号に載せて端末6に送信する(ステップS5、S6)。尚、メディア変換サーバ4で処理可能なメディア手段は、予めメディア変換サーバ4からセッション制御サーバ3に通知され、セッション制御サーバ3のメディア記憶部34に記憶されている。
端末6は、セッション確立要求信号を受信すると、自端末で使用可能なメディア処理手段を設定し、セッション確立応答信号に規定してセッション制御サーバ3に送信する(ステップS7、S8)。
セッション制御サーバ3は、端末6からのセッション確立応答信号を受信すると、セッション処理部31において、セッション確立応答信号が端末5に対する応答であるか否かを判定する。そして、セッション確立応答信号から端末6のセッション情報を取得し、セッション記憶部32に記憶済みの端末5のセッション情報と関連付けて、セッション記憶部32に記憶する(ステップS9)。このセッション情報の関連付けは、呼識別子をキーとして、端末5のセッション情報と端末6のセッション情報を記憶することにより行う。
次いで、セッション処理部31において、セッション確立応答信号からメディア情報を取得し、端末6で使用可能なメディア処理手段をメディア記憶部34に記憶する(ステップS10)。このときも、呼識別子をキーとして、端末5のメディア処理手段と、端末6のメディア手段とを関連付けて記憶する。尚、本実施の形態においては、セッション情報及びメディア情報を別個に記憶しているが、セッション情報及びメディア情報を一元的に記憶してもよい。
次に、メディア処理部33において、各端末5、6で使用可能なメディア処理手段を比較し、共通のメディア処理手段が存在するか否かを判定する(ステップS11)。本例では、端末5、6は、互いに異なるメディア処理手段を使用し、共通のメディア処理手段が存在しないため、メディア処理部33は、端末5で使用可能なメディア処理手段の中から端末6との通信に適したメディア処理手段を選択する。これと同時に、端末6で使用可能なメディア処理手段の中から端末5との通信に適したメディア処理手段を選択し、端末5,6の各々について、通信に使用すべきメディア処理手段として確定する(ステップS12)。
尚、通信に適したメディア処理手段の選択は、メディア変換の容易さやコーデックの圧縮率等を基準にして行うことができる。例えば、端末5が音声データを処理可能なメディア手段として、PCMU/8000、PCMA/8000及びG729/8000を搭載し、端末6が音声データを処理可能なメディア処理手段としてG726/8000を搭載する場合には、通信に使用するメディア手段には、各々、G729/8000とG726/8000を選択する。
ここでは、端末5が通信時に使用すべきメディア処理手段として、映像データAの処理にメディア処理手段A’を選択し、音声データBの処理にメディア処理手段B’を選択したものとする。また、端末6が通信時に使用すべきメディア処理手段としては、音声データCを処理可能なメディア処理手段C’を選択したものとする。
各端末5、6のメディア処理手段A’〜C’を確定すると、端末5、6のセッション情報と、確定したメディア手段A’〜C’を示すメディア情報とを呼制御プロトコル処理部35に通知し、呼制御信号をメディア変換サーバ4に送信する(ステップS13)。
メディア変換サーバ4は、呼制御プロトコル処理部41において、呼制御信号からセッション情報及びメディア情報を取得し、端末情報記憶部42に記憶する(ステップS14)。このときの端末情報42aの呼識別子(図4参照)は、セッション情報を関連付けるときに用いた呼識別子を援用することも可能であり、新規に割り当てることも可能である。また、送信元識別子には、発信端末のIPアドレスが記憶され、メディア種別及びコーデックには、発信端末が通信に用いるメディアの種類、及びそのメディアを処理するメディア処理手段が記憶される。
端末情報42aを端末情報記憶部42に記憶すると、メディア変換サーバ4は、呼制御応答信号をセッション制御サーバ3に送信する(ステップS15)。
セッション制御サーバ3は、呼制御プロトコル処理部35において、メディア変換サーバ4からの呼制御応答信号を解析し、応答が返ってきたことをセッション処理部31に通知する。セッション処理部31は、確定した端末5のメディア処理手段A’、B’を示すメディア情報をメディア処理部33から取得し、セッション確立応答信号に載せて端末5に送信する(ステップS16)。同時に、確定した端末6のメディア処理手段C’を示すメディア情報を取得し、セッション確認応答信号に載せて端末6に送信する(ステップS17)。
端末5は、セッション制御サーバ3からのセッション確立応答信号を受信し、それに応答して、通信時に使用するメディア処理手段をメディア処理手段A’、B’に設定するとともに、確認応答信号をセッション制御サーバ3に送信する(ステップS18)。
これにより、端末5及び端末6間でリアルタイム通信が可能となるが、その際、端末5及び端末6間をメディア変換サーバ4が中継し、端末5から送信するメディア(音声データA及び映像データB)を端末6で処理可能な符号化方式に変換するとともに、端末6から送信するメディア(音声データC)を端末5で処理可能な符号化方式に変換する(ステップS19、S20)。
メディアの変換処理にあたっては、まず、端末5が、図5のセッション確立処理で確定したメディア処理手段A’、B’を用いて、映像データA及び音声データBからなるメディアストリームを生成し、メディア変換サーバ4に送信する。メディア変換サーバ4は、端末5からのメディアストリームを受信し、メディアストリーム処理部43において、以下のようにしてメディアストリームを処理する。
メディアストリーム処理部43は、図6に示すように、ポート番号に基づいて、受信したメディアストリームがリアルタイム通信データであるか否かを判定する(ステップS30)。ここに、リアルタイム通信データとは、RTP(Real-time Transport Protocol)などのプロトコルでやり取りされるデータであり、音声データや映像データ等が該当する。次いで、メディアストリーム処理部43は、メディアストリームのメディア種別を特定するとともに、送信元識別子であるIPアドレスをメディアストリームから取得する(ステップS31)。
次に、取得したIPアドレスを検索キーに用いて、端末情報記憶部42に記憶されている端末5の端末情報(図4の42b参照)を取得するとともに、取得した端末情報中の呼識別子を検索キーに用いて、送信先の端末6の端末情報(図4の42c参照)を取得する(ステップS32)。次いで、取得した端末6の端末情報中のメディア種別に、テキストデータが記録されているか否かを判定する(ステップS33)。図4に示すように、本例では、送信先である端末6のメディア種別は、音声データであるため(42c参照)、ステップS34〜S38の処理を実行する。
ステップS34〜S38の処理は、端末5からのメディアストリームに含まれる映像データA及び音声データBの各々について行うものであり、まずは、映像データAを対象として、受信したメディアストリームが映像データであるか否かを判定する(ステップS34)。
映像データAは映像データであるため、ステップS35に移行し、送信先の端末6が映像データを処理可能か否かを判定する。このステップS35の処理は、先のステップS32で取得した端末6の端末情報を用いて行い、端末6の端末情報中のメディア種別に映像データが記録されている否かに基づいて、映像データを処理可能か否かを判定する。
上述のとおり、端末6の端末情報に記録されているメディア種別は、音声データであるため(図4の42c参照)、映像データAを破棄し、今度は、音声データBを対象として、ステップS34〜S38の処理を実行する。
まず、映像データAの場合と同様に、受信したメディアストリームが映像データであるか否かを判定し(ステップS34)、音声データBは映像データではないため、次に、音声データを扱うメディア処理手段が端末5と端末6で同一であるか否かを判定する(ステップS36)。本例では、図4の42b及び42cのコーデックが異なり、音声データを処理するメディア処理手段が端末5と端末6で異なるので、次に、音声データ処理部47において、音声データBを端末6のメディア処理手段C’で処理可能な符号化方式に変換する(ステップS37)。そして、符号化方式を変換したメディアストリームを端末6に送信し、端末5からの送信内容を端末6に伝達する(ステップS38)。
尚、端末6からの送信内容を端末5に伝達する場合も、上記ステップS30〜S38の処理を実行し、端末6から送信される音声データCを端末5のメディア処理手段B’で扱うことができる符号化方式に変換した後に、端末5に送信する。
このように、本実施の形態においては、端末5で使用可能なメディア処理手段の中から端末6との通信に適したメディア処理手段を選択するとともに、端末6で使用可能なメディア処理手段の中から端末5との通信に適したメディア処理手段を選択し、選択したメディア手段で処理可能なメディアの符号化方式が端末5と端末6とで相違する場合には、メディアの符号化方式を変換して送受信するようにしている。特に、端末5と端末6が送受信するメディアが何れも音声データであり、同じデータ形態であっても、音声データを処理するメディア処理手段が端末5と端末6とで相違すれば、音声データの符号化方式を各端末5、6のメディア処理手段で処理可能な方式に相互変換するため、各端末5、6が搭載するメディア処理手段に柔軟に対応しながらセッションを確立することができ、異なるメディア種別とメディア処理手段を搭載する端末間でもセッションを確立することが可能となる。
続いて、端末5及び端末6とのセッションが確立された後に、端末5が通信に使用するメディア種別を映像データ及び音声データからテキストデータに変更する場合について説明する。尚、テキストデータは、文字情報やチャットなどを想定したものである。
端末5がメディア種別を変更する場合には、図8に示すように、まず、端末5が、メディア種別を映像データA及び音声データBからテキストデータDに変更するとともに、メディア処理手段をメディア処理手段A’、B’からテキストデータDの文字コードD’に変更し(ステップS50)、変更内容をセッション更新信号に載せてセッション制御サーバ3に送信する(ステップS51)。
セッション制御サーバ3は、端末5からのセッション更新要求信号を受信すると、セッション処理部31において、セッション更新であることを確認するとともに、セッション更新信号から端末5のセッション情報を取得して、セッション記憶部32に記憶する(ステップS52)。
次いで、メディア処理部33において、セッション更新信号からメディア情報を取得し、取得したメディア情報をメディア記憶部34に記憶する(ステップS53)。次に、セッション処理部31において、端末5のメディア種別をテキストデータDに更新する旨のセッション更新要求信号を生成し、プロトコル処理部36、37を介して、端末6に送信する(ステップS54)。
端末6は、セッション更新要求信号を受信すると、セッションの更新を許容するか否かを判定する(ステップS55)。端末6では、音声データCを処理するメディア処理手段C’を端末5との通信に用いており、セッションの更新を受け入れることができないため、許容できない旨をセッション更新応答信号に設定し、セッション制御サーバ3に送信する(ステップS56)。
セッション制御サーバ3は、セッション処理部31において、セッション更新応答信号の内容を解析し、セッション更新の拒否の回答であることを把握する(ステップS57)。次いで、端末5のセッション情報及びメディア情報をセッション記憶部32及びメディア記憶部34から取得して呼制御プロトコル処理部35に通知するとともに、呼制御プロトコル処理部35から呼制御信号をメディア変換サーバ4に送信し、端末5についてのみ、セッション情報及びメディア情報を更新する(ステップS58、S59)。
メディア変換サーバ4は、呼制御プロトコル処理部41において、端末5のセッション情報及びメディア情報を呼制御信号から取得し、端末情報記憶部42の端末情報42aを更新する(ステップS60)。このとき、端末情報42aは、図9に示すように、メディア種別が、音声データからテキストデータに変更され、コーデックが、テキストデータDの文字コードD’に変更される(図9の42d参照)。メディア変換サーバ4は、端末情報記憶部42の端末情報42aを更新すると、呼制御応答信号をセッション制御サーバ3に送信する(ステップS61)。
セッション制御サーバ3は、呼制御プロトコル処理部35において、メディア変換サーバ4からの呼制御応答信号を解析し、応答があった旨をセッション処理部31に通知する。次いで、セッション処理部31が、端末5のメディア情報を更新した旨をセッション更新応答信号に載せて端末5に送信するとともに、端末6に対して確認応答信号を送信する(ステップS62、S63)。
端末5は、セッション制御サーバ3からのセッション更新応答信号を受信し、確認応答信号をセッション制御サーバ3に送信する(ステップS64)。
その後は、変更されたメディア種別及びメディア処理手段で、端末5及び端末6間でリアルタイム通信が行われるが、端末6では、端末5でのメディア種別等の変更を受け入れていない。このため、端末5が発信するテキストデータをメディア変換サーバ4で音声データに変換して端末6に送信するとともに、端末6が発信する音声データをテキストデータに変換して端末5に送信する。
メディアの変換処理にあたっては、まず、端末5が、図8のセッション更新処理によって変更したメディア処理手段を用いて、テキストデータDからなるメディアストリームを生成し、メディア変換サーバ4に送信する。メディア変換サーバ4は、端末5からのメディアストリームを受信し、メディアストリーム処理部43において、以下のように、テキストデータのメディアストリームを処理する。
メディアストリーム処理部43は、図6に示すように、まず、ポート番号に基づいて、受信したメディアストリームがリアルタイム通信データであるか否かを判定する(ステップS30)。受信したメディアストリームは、テキストデータであるため、リアルタイム通信データに該当せず、図7のステップS40に移行して、送信元識別子である送信元のIPアドレスをIPヘッダから取得する。
次いで、取得したIPアドレスを検索キーに用いて、端末情報記憶部42に記憶されている端末5の端末情報(図9の42d参照)を取得するとともに、取得した端末情報中の呼識別子を検索キーに用いて、送信先の端末6の端末情報(図9の42c参照)を取得する(ステップS41)。次に、音声データ変換部44において、端末5から送信されたテキストデータを音声データに変換するとともに、音声データ処理部47において、変換した音声データを端末6のメディア処理手段C’で処理可能な符号化方式に変換する(ステップS42、S43)。
次いで、端末6が映像データのメディアが必要であるか否かを判定し(ステップS44)、本例では、端末6は、音声データのみ使用可能であるため、ステップS46に移行する。そして、符号化方式を変換したメディアストリームを端末6に送信し、端末5からの送信内容を端末6に伝達する。
一方、端末6から端末5に対して音声データを送信する場合には、端末5から端末6に対してテキストデータを送信する場合と同様に、まず、端末6から送信されたメディアストリームがリアルタイム通信データであるか否かを判定する(図6のステップS30)。音声データは、リアルタイム通信データであるため、ステップS31に移行し、送信元である端末6のIPアドレス及び端末情報を取得する(ステップS31、S32)。
次いで、端末5のメディア種別を判定し(ステップS33)、端末5のメディア種別がテキストデータであるため、音声データ変換部44において、音声データをテキストデータに変換する(ステップS47)。次に、変換されたテキストデータの文字コードを端末5の文字コードD’に変換し、端末5の文字形式でテキストデータを端末5に送信する(ステップS48、S49)。
このように、本実施形態によれば、セッション制御サーバ3が、端末5のメディア処理手段を変更する旨のセッション更新要求信号を受信したときに、変更後のメディア処理手段(文字コードD’)を示すメディア情報をメディア変換サーバ4に送信し、メディア変換サーバ4は、変更後のメディア処理手段と対応させて、端末5及び端末6間のメディアストリームを変換するため、セッションを継続した状態で、メディア種別及びメディア処理手段を変更することができる。特に、複数の端末と同時に通信している状態でも、メディア種別及びメディア処理手段を変更する旨をセッション制御サーバ3に通知し、メディア変換サーバ4のメディア変換設定を変更するのみで足りるため、短時間でメディア種別及びメディア処理手段を更新することが可能となる。
尚、上記の例では、端末6のメディア種別が音声データのみであるため、ステップS44の後にステップS46に移行し、ステップS45の処理を経由しないが、このステップS45の処理は、端末6のメディア種別が映像データを含む場合に、端末5から送信されるテキストデータに映像データを追加するものである。この際に追加する映像データは、図3の映像データ記憶部50に記憶される映像データであり、例えば、景色、建物、植物、動物及び端末のユーザ等の動画データやアニメーション等を用いることができる。また、この処理は、端末5のメディア種別がテキストデータである場合のみならず、例えば、端末5のメディア種別が音声データである場合にも行うことができる。
本発明にかかる通信処理システムを示す全体構成図である。 図1のセッション制御サーバの構成を示すブロック図である。 図1のメディア変換サーバの構成を示すブロック図である。 図3の端末情報のデータ構成を示す模式図である。 セッション確立方法を示すシーケンス図である。 メディア変換方法を示すフローチャートである。 メディア変換方法を示すフローチャートである。 セッション更新方法を示すシーケンス図である。 セッション更新時の端末情報のデータ構成を示す模式図である。
符号の説明
1 通信処理システム
2 ネットワーク
3 セッション制御サーバ
4 メディア変換サーバ
5、6 端末
31 セッション処理部
32 セッション記憶部
33 メディア処理部
34 メディア記憶部
35 呼制御プロトコル処理部
36 トランスポートプロトコル処理部
37 ネットワークプロトコル処理部
41 呼制御プロトコル処理部
42 端末情報記憶部
42a〜42d 端末情報
43 メディアストリーム処理部
44 音声データ変換部
45 トランスポートプロトコル処理部
46 ネットワークプロトコル処理部
47 音声データ処理部
48 映像データ処理部
49 テキストデータ処理部
50 映像データ記憶部
51 メディアストリーム制御部

Claims (12)

  1. 第1及び第2端末間のセッションを確立する通信処理システムであって、
    前記第1端末で使用可能なメディア処理手段と前記第2端末で使用可能なメディア処理手段とを比較し、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第2端末との通信に適したメディア処理手段を選択するとともに、前記第2端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第1端末との通信に適したメディア処理手段を選択するセッション制御サーバと、
    選択されたメディア処理手段を用いて前記第1端末から送信されたメディアストリームを受信し、受信したメディアストリームを前記第2端末の選択されたメディア処理手段で処理可能な符号化方式に変換して前記第2端末に送信するメディア変換サーバとを備えることを特徴とする通信処理システム。
  2. 前記セッション制御サーバは、前記第1及び第2端末の少なくとも一方からメディア処理手段を変更する旨の信号を受信したときに、変更後のメディア処理手段を示す情報を前記メディア変換サーバに送信し、
    前記メディア変換サーバは、前記変更後のメディア処理手段を示す情報に基づいてメディア変換の設定を変更し、前記変更後のメディア処理手段と対応させて、前記受信したメディアストリームの符号化方式を変換することを特徴とする請求項1に記載の通信処理システム。
  3. 第1及び第2端末間の通信を中継するセッション制御サーバであって、
    前記第1端末で使用可能なメディア処理手段と前記第2端末で使用可能なメディア処理手段とを比較し、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第2端末との通信に適したメディア処理手段を選択するとともに、前記第2端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第1端末との通信に適したメディア処理手段を選択するメディア処理部と、
    前記第1端末から送信されたメディアストリームの符号化方式を変換して前記第2端末に送信するメディア変換サーバに前記メディア処理部の選択結果を送信する送信部とを備えることを特徴とするセッション制御サーバ。
  4. 前記第1及び第2端末の少なくとも一方からメディア処理手段を変更する旨の信号を受信したときに、変更後のメディア処理手段を示す情報を前記メディア変換サーバに送信することを特徴とする請求項3に記載のセッション制御サーバ。
  5. 前記第1端末からメディア処理手段を変更する旨の信号を受信するのに応答して、前記第1端末がメディア処理手段を変更する旨の信号を前記第2端末に送信し、前記第2端末からメディア処理手段の変更を拒否する旨の回答信号を受信したときに、前記第1端末の変更後のメディア処理手段を示す情報を前記メディア変換サーバに送信することを特徴とする請求項3又は4に記載のセッション制御サーバ。
  6. 前記メディア処理部は、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段と前記第2端末で使用可能なメディア処理手段とを比較した結果、共通のメディア処理手段が存在しないときに、前記通信に適したメディア処理手段を選択することを特徴とする請求項3、4又は5に記載のセッション制御サーバ。
  7. 前記第1端末からセッション確立要求信号を受けて、前記第1端末が使用可能なメディア処理手段の情報を取得するとともに、前記セッション確立要求信号を前記第2端末に転送し、その応答信号から前記第2端末が使用可能なメディア処理手段の情報を取得することを特徴とする請求項3乃至6の何れかに記載のセッション制御サーバ。
  8. 第1及び第2端末間の通信を中継し、前記第1端末から送信されたメディアストリームに変換処理を施して前記第2端末に送信するメディア変換サーバであって、
    前記第1端末で使用可能なメディア処理手段の中から選択された前記第2端末との通信に適したメディア処理手段を示す情報と、前記第2端末で使用可能なメディア処理手段の中から選択された前記第1端末との通信に適したメディア処理手段を示す情報とを受信する受信部と、
    前記受信部で受信された情報を記憶する記憶部と、
    選択されたメディア処理手段を用いて前記第1端末から送信されたメディアストリームを受信し、受信したメディアストリームを前記第2端末の選択されたメディア処理手段で処理可能な符号化方式に変換して前記第2端末に送信する変換処理部とを備えることを特徴とするメディア変換サーバ。
  9. 前記受信部は、前記第1及び第2端末の少なくとも一方がメディア処理手段を変更したときに、変更後のメディア処理手段を示す情報を受信し、
    前記記憶部は、前記受信部で受信した前記変更後のメディア処理手段を示す情報を記憶し、
    前記変換処理部は、前記変更後のメディア処理手段を示す情報に基づいてメディア変換の設定を変更し、前記変更後のメディア処理手段と対応させて、前記受信したメディアストリームの符号化方式を変換することを特徴とする請求項8に記載のメディア変換サーバ。
  10. 前記変換処理部は、前記第1端末が送受信するメディアの種類数が前記第2端末が送受信するメディアの種類数より多いときに、前記第1端末から受信したメディアストリームの中から前記第2端末で処理不可能なメディアストリームを削除して前記第2端末に送信するとともに、前記第2端末から受信したメディアストリームに、前記第1端末で処理可能なメディアストリームを追加して前記第1端末に送信することを特徴とする請求項8又は9に記載のメディア変換サーバ。
  11. 第1及び第2端末間のセッションを確立するセッション接続方法であって、
    前記第1端末で使用可能なメディア処理手段と前記第2端末で使用可能なメディア処理手段とを比較し、前記第1端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第2端末との通信に適したメディア処理手段を選択するとともに、前記第2端末で使用可能なメディア処理手段の中から前記第1端末との通信に適したメディア処理手段を選択する第1ステップと、
    選択されたメディア処理手段を用いて前記第1端末から送信されたメディアストリームを、前記第2端末の選択されたメディア処理手段で処理可能な符号化方式に変換して前記第2端末に送信する第2ステップとを有することを特徴とするセッション接続方法。
  12. 前記第1及び第2端末の少なくとも一方からメディア処理手段を変更する旨の信号を受信したときに、変更後のメディア処理手段を示す情報を前記メディア変換サーバに送信するステップを有し、
    前記第2ステップは、前記変更後のメディア処理手段と対応させて、前記受信したメディアストリームの符号化方式を変換することを特徴とする請求項11に記載のセッション接続方法。
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