JP5167726B2 - コンテンツ課金システム、コンテンツ取得装置、コンテンツ取得方法およびそのプログラム、並びにコンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法およびそのプログラム - Google Patents

コンテンツ課金システム、コンテンツ取得装置、コンテンツ取得方法およびそのプログラム、並びにコンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法およびそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ課金システム、コンテンツ取得装置、コンテンツ取得方法およびそのプログラム、並びにコンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法およびそのプログラムに関し、特に、電話サービスのようなリアルタイムコミュニケーションを利用したP2P(Peer to Peer)環境下で送受信されるコンテンツに課金する技術に係わる。
近年、インターネットなどの通信サービス上で行われるオークション、いわゆるネットオークション(オンラインオークションとも呼ばれる)を利用して、一般消費者同士が直接取引を行う「CtoC(Consumer to Consumer)」型の電子商取引が注目を集めている。このネットオークションでは、ユーザ間で課金レートの設定から決済までが可能である。また、コンテンツ配信サービスのように、パーソナルコンピュータ(PC)等へダウンロードする映像や音楽等のコンテンツに応じて課金を発生させる仕組みも広く認知されており、同サービスの加入者は爆発的に増加している。
このような通信サービスを利用したコンテンツ配信サービスにおいて、ユーザの気になるところはその料金である。例えば、本出願人は、実時間のコミュニケーションシステム内にあってサービス提供者が設定した課金レートに対して、サービス利用者側で料金を予測できるような通信管理を行う実時間通信システムの課金方法を提案している(特許文献1を参照。)。この課金方法によれば、サービス利用者が想像以上の多額の料金請求を受けるという虞がなくなるという効果がある。
特開2005−136627号公報
ところで、特許文献1において提案された技術は、サービス利用者が想像以上の多額の料金請求を受けるという虞がなくなるという効果があるものの、一方で、電話サービスのような実時間のコミュニケーションシステムにおいて、通信中にユーザ間で動的および柔軟に課金レートの設定、承認および支払(決済)を行うことができなかった。また、課金レートの設定および承認と連動して、有料情報(コンテンツ)の録音録画を行うことはできなかった。したがって、PC等の端末装置の扱いに不慣れでネットワークから課金レートを簡単に取得できないユーザにとっては、利便性が高いものではなかった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、ユーザ同士のコンテンツの取引において、ユーザの利便性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、接続管理サーバを介して、リアルタイムコミュニケーションのための通信のセッションを確立する第1端末と第2端末との間で提供されるコンテンツに課金を行う課金システムにおいて、第1端末の第1ユーザから通話により提供依頼を受けたコンテンツに対する課金レート情報を、第2端末の第2ユーザの指示に基づいて接続管理サーバを介して第1端末へ送信する。さらに、第1端末は、提供依頼をしたコンテンツに対する課金レート情報を受信した後、第1ユーザによる課金レート情報の承認操作を受けて承認情報を、接続管理サーバを介して第2端末へ向けて送信する。ここで、接続管理サーバは、承認情報を受けて課金レート情報を課金サーバへ通知するとともに、承認情報を第2端末へ送信する。第2端末は、課金レート情報に対する承認情報を受信した後、接続管理サーバを介して第1端末へコンテンツの提供許可情報を送信するとともに、コンテンツを第1端末へ送信する。そして、第1端末は、コンテンツの提供許可情報を受信した後、第2端末からコンテンツを取得することを特徴とする。
上記構成によれば、ユーザ同士がそれぞれ第1端末と第2端末を利用して通信中に、リアルタイムに課金レートの設定、有料情報の提供および有料録音・録画を実現できる。
本発明によれば、ユーザ同士のコンテンツの取引において、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の一実施の形態の例を説明する。本実施の形態は、本発明のコンテンツ課金システムを、NGN(Next Generation Network)を利用して行われるユーザ端末間のコンテンツの取引に対する課金に適用した場合の例としてある。
図1は、本実施の形態によるネットワークの構成図である。図1に示すユーザ端末1およびユーザ端末2は、NGN3の呼制御サーバ4(接続管理サーバ)と接続している。その呼制御サーバ4は、ユーザ端末間で送受信されるコンテンツの課金情報を管理する管理サーバ5と接続している。これらのユーザ端末1,2、呼制御サーバ4および課金サーバ5によるセッションの確立には、SIPプロトコルが使用される。
NGN3は、SIP(Session Initiation Protocol)プロトコルによる呼制御が可能なネットワークである。NGNは、現在別々に構築されているインターネットサービス用IPネットワークと電話サービス用の電話網を、IP技術を用いてQoS(Quality of Service)やュリティを向上させたIP通信網として統合し、現行の公衆網を代替する次世代IPネットワークである。電話だけでなくテレビ放送もIPネットワークで統一的に提供しようとする動きも進められている。現在、ITU−T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)などを中心にNGNの標準化が進んでおり、日本でも通信事業者各社のNGN構築へ照準を合わせた動きが活発化している。既に一部の通信事業者はフィールド・トライアルを実施している。
ITU−TのY.2001勧告では、NGNが備えるべき様々な特徴を規定している。重要なものとしてはまず、エンド・ツー・エンドQoS保証の提供が挙げられる。NGNでは多様なアクセス網(xDSLやWiFi(Wireless Fidelity)、携帯電話端末など)や端末(電話機やPC、情報家電など)、多様なアプリケーションが使われる。この環境下で端末と網とがQoSをネゴシエーションし、上位アプリケーションに提供できる。次がモビリティのサポートである。一台のPCを携帯して例えば家庭内ではxDSL、外出先ではWiFi、オフィスではFTTH(Fiber To The Home)と様々なアクセス網経由で通信したり、オフィス内の移動や出張などにより多数のPCから通信したりしてもサービスが受けられることが求められる。詳細な説明は省略するが、この他に、網の転送機能と制御機能の分離、多様なアクセス網のサポート、固定網と移動網の融合(FMC)、緊急通信や合法的盗聴などの規制への適合などが規定されている。
ITU−TによるNGN標準化は、技術的な側面において他の標準化機関との連携が重視されている。NGNの重要な構成要素であるIMS(IP Multimedia Subsystem)は第3世代携帯電話の標準化団体である3GPPが開発したものであり、そこで使われるSIPおよび他のプロトコルの多くはIETF(Internet Engineering Task Force)で開発されたものである。
NGNの標準化において採用された上記IMSは、固定電話網や移動体通信網など、これまで回路スイッチやパケットスイッチが異なっていた公衆通信サービスを、IP技術やインターネット電話で使われるプロトコルであるSIPで統合し、マルチメディア・サービスを実現させる通信方式である。
以下、IMSの役割・機能を簡単に説明する。第1の役割・機能は、マルチメディア・セッションの確立のサポートである。マルチメディア端末間のエンド・ツー・エンドの通信を確立する技術が、マルチメディア・セッション制御である。IMSでは、IETFで定義されているSIPなどのセッション制御のためのプロトコルをベースに、IP伝送網をベアラ(伝達網)として使用し、IP伝送網内あるいは自IP網と他IP網間、他IMS網間やPSTN(固定電話網)網間においてマルチメディア・セッションを提供する。
第2の役割・機能は、エンド・ツー・エンドの通信において、一定の伝送品質を維持し、必要な伝送帯域を確保した通信を保証・実現する機能(QoS制御)である。IMSでは、発着信ユーザ端末の契約条件や通信種別(音声、映像、データなど)に応じて、IPパケット伝送網上のネットワーク・ノードを制御し、品質クラスの指定と必要帯域を確保した上で、通信を確立する。
第3の役割・機能は、IP(パケット)網と回線交換網上のインターワーク(協調動作)のサポートである。IMSは、IPベースのマルチメディア・サービスを携帯電話や無線LAN端末など、アクセス網に依存せずに提供するだけでなく、既存の電話網や他のIPパケット伝送網と接続しサービスを提供することも可能である。
その他、IMSにはローミングのサポート、迅速なアプリケーションサービス作成のサポート、およびGPRS(General Packet Radio Service)以外のネットワークからのアクセスに対する新たなサポート等の役割・機能がある。
なお、IMS以外でネットワークの伝送帯域を指示できるプロトコルとしては、Diameter(ダイアメータ)や従来のIPネットワークでQoSに使用されているRSVP(Resource reSerVation Protocol)がある。
一方、SIPは、セッションを開設するため、通信相手を特定する機能と、発信/着信/切断の機能を提供している。SIPはメッセージすなわち通信データをテキスト形式で表現する。このSIPを用いたシステムは、大きくユーザ・エージェントとSIPサーバから構成される。ユーザ・エージェントは、IP電話機能を持つPCなどのユーザ端末のことである。ユーザ・エージェントは、リクエストを送信する機能を持つユーザ・エージェント・クライアントと、リクエストに応答する機能を持つユーザ・エージェント・サーバにより構成される。本実施の形態では、ユーザ端末1がユーザ・エージェント・クライアントであり、ユーザ端末2がユーザ・エージェント・サーバに相当する。
SIPサーバは、プロキシ・サーバ、リダイレクト・サーバ、レジストラ、およびロケーション・サーバを総称したものである。以下、各サーバの機能を簡単に説明する。
プロキシ・サーバは、ユーザ・エージェント・クライアントからのSIPリクエストを、次のサーバに中継するサーバである。プロキシ・サーバでは、認証、許可、ネットワーク・アクセス制御、ルーティング、SIPリクエスト転送、セキュリティなどの機能も提供する。
またリダイレクト・サーバは、リクエストを受け取り、着信側ユーザ・エージェントの現在のアドレスを発信側ユーザ・エージェントに知らせる役割を持つ。ユーザ・エージェント・クライアントは、リダイレクト・サーバから返された着信側アドレスに発信し直す。プロキシ・サーバとは異なり、SIPリクエストは転送しない。
またレジストラは、ユーザ・エージェント・クライアントの現在位置を登録するリクエスト(REGISTERリクエスト)を受けるサーバである。レジストラは、通常プロキシ・サーバやリダイレクト・サーバと同じホスト・コンピュータ上で動作する。
さらにロケーション・サーバは、レジストラ・サーバからの登録情報を保管し、リダイレクト・サーバやプロキシ・サーバによる着信URI(Uniform Resource Identifier)の参照要求に応答するサーバである。ロケーション・サーバは、SIPサーバと同じ場所に設置できる。
これらのサーバ(機能)は必ずしも一台のホスト・コンピュータ上に実装される必要はない。また、必ずしも同じ場所に設置する必要もない。本実施の形態では、これらを一つにまとめ呼制御サーバ4として表現している。
なお、IPネットワーク上では、SIPによってセッション(接続)制御を行うサーバをSIPサーバと呼ぶが、IMSではこれをCSCF(Call Session Control Function)と呼んでいる。CSCFは、ネットワーク内の役割に応じて、P−CSCF(Proxy- Call Session Control Function)、I−CSCF(Interrogating Call Session Control Function)、S−CSCF(Serving- Call Session Control Function)の3つのCSCFにわけられ、それぞれ異なる機能を提供している。
上述のSIPは、電話ネットワークをIPネットワークに統合するために必要な技術として検討されてきた経緯がある。したがって、SIPのシステムの重要な機能として、IP電話を始めとする様々なIPネットワーク・アプリケーションで従来の電話番号を利用できるENUM(E.164 Number Mapping)がある。
ENUMの標準化は、IETFとITU−Tが共同して作業を進めている。ENUMとSIPの連携ということでは、SIP端末(ユーザ端末1,2)によるENUM検索と、SIPサーバ(呼制御サーバ4)によるENUM検索がある。
ENUMは、電話番号をネット上のアドレスやサービスと対応づけ、アクセス手段として利用する技術である。ITU−T(国際電気通信連合)が定めた国際的に一意な電話番号体系(「E164」と呼ばれる)と特殊なドメイン領域(「.e164.arpa」のサブドメイン)をDNS(Domain Name System)で対応させることにより、電話番号とネットワーク上のサービスやアドレスを対応させている。1つの番号に対応させるアドレスなどは複数でもよい。例えば、自分の電話番号をENUMで電子メールアドレスやFAX番号、WebサイトのURLなどと対応させておけば、電話番号が自分へのアクセス手段の統一的な識別番号として利用できるようになる。例えば「03-1234-5678」という電話番号に対応するENUM(E164番号)のドメイン名は、先頭の0を日本の国番号81で置換して逆順に並べた「8.7.6.5.4.3.2.1.3.1.8.e164.arpa」となる。このDNSレコードに対応するアドレスなどを、ユーザ端末1,2または呼制御サーバ4に保管しておくのである。
このようなENUMの機能によって、ユーザは特に意識することなく従来の電話番号を使用して、様々なIPネットワーク・アプリケーションを利用することができる。
次に、図1に示すユーザ端末1,2の構成を説明する。図2はユーザ端末1のブロック構成例を示し、また図3はユーザ端末2のブロック構成例を示している。図3において、図2に対応する部分については、同一符号を付し詳細な説明を省略する。
まず図2に示すユーザ端末1は、上記のとおりユーザ・エージェント・クライアントであり、ユーザの操作に応じてユーザ端末2にコンテンツの提供を依頼するものである。このユーザ端末1としては、NGN接続用TV(Television)電話専用端末とテレビジョン受像機をコンパクトボディに集約したオールインワンタイプの端末を使用することができる。これに限らず、その他、テレビ電話機能を備えたPCやNGN対応無線通信端末等を適用できる。ユーザ端末1は、制御部としてのCPU12Aを備え、そのCPU12Aと接続するバス11に、各種のコンピュータソフトウェアのプログラムやデータが書き込まれたROM13、およびプログラムやデータが展開されるRAM14が接続される。
CPU12A(制御部)は、プログラムに従って、メニュー取得部12a1と、提供依頼通知部12a2と、課金レート受信部12a3と、承認通知部12a4と、コンテンツ取得部12a5として機能する。
メニュー取得部12a1は、相手端末からコンテンツメニュー情報を取得する機能である。このメニュー取得部12a1は、例えばプロバイダが運営するコンテンツ配信サーバ等にアクセスしてコンテンツの配信を希望する場合などに使用し、下記の個人ユーザ同士などのP2P通信には使用されない。提供依頼通知部12a2は、ユーザにより選択されたコンテンツの提供依頼情報を、相手端末へ送信する機能である。課金レート受信部12a3は、選択したコンテンツに対する課金レート情報を、相手端末から受信する機能である。承認通知部12a4は、ユーザによる課金レートの承認操作を受けて承認情報を相手端末へ送信する機能である。そして、コンテンツ取得部12a5は、承認情報を受信した相手端末からコンテンツの提供許可情報を受信し、相手端末から選択されたコンテンツを取得する機能である。
また、バス11には、外部記憶装置15がインタフェース(I/F)16を介して接続される。外部記憶装置15は、ユーザ端末1に内臓のハードディスクや半導体メモリである。光ディスク記録媒体やメモリカードなどのリムーバブルメディアであってもよい。外部記憶装置15には、音声や映像、データなどの各種コンテンツが記録される。
また、バス11には、操作部17がインタフェース18を介して接続されている。また、バス11には、マイクロフォン19が音声処理部20を介して接続されるとともに、音声処理部21を介して音声出力部22が接続され、さらに、表示制御部23を介して液晶表示部24が接続される。
音声処理部20は、マイクロフォン19からのアナログ音声信号をデジタル音声データに変換し、必要に応じて圧縮するものであり、音声処理部21は、バス11に送出されたデジタル音声データを、圧縮されているものについては伸長して、アナログ音声信号に変換するものであり、音声出力部22には、スピーカやヘッドフォン等が使用される。
また、バス11には、NGN3に接続してコンテンツの送受信を行うためのインタフェースとして通信部25が接続される。さらに、リモートコントローラ装置(以下、「リモコン装置」と称す。)1aを備え、ユーザ端末1の図示しないリモコン信号受信部を介して、リモコン装置1aとユーザ端末1との間でリモコン信号の送受信が可能な構成としてある。
一方、図3に示すユーザ端末2は、上記のとおりユーザ・エージェント・サーバであり、ユーザ端末1とのネゴシエーションの結果に応じてユーザ端末1にコンテンツを提供する。このユーザ端末2としては、ユーザ端末1と同様に、例えばNGN接続用TV(Television)電話専用端末とテレビジョン受像機をコンパクトボディに集約したオールインワンタイプの端末を使用することができる。これに限らず、その他、テレビ電話機能を備えたPCやNGN対応無線通信端末等を適用できる。ユーザ端末2は、CPU12Bを備え、そのCPU12Bと接続するバス11に、各種のコンピュータソフトウェアのプログラムやデータが書き込まれたROM13、およびプログラムやデータが展開されるRAM14が接続される。
CPU12B(制御部)は、プログラムに従って、メニュー提供部12b1と、提供依頼受信部12b2と、課金レート通知部12b3と、承認受信部12b4と、提供許可部12b5として機能する。
メニュー提供部12b1は、相手端末と通話中に、相手端末にコンテンツメニュー情報を提供する機能である。このメニュー提供部12b1は、例えば不特定多数のユーザ端末にコンテンツメニューを通知するプロバイダなどが運営するコンテンツ配信サーバ等にアクセスしてコンテンツの配信を希望する場合などに使用し、下記の個人ユーザ同士などのP2P通信には使用されない。提供依頼受信部12b2は、相手端末からコンテンツの提供依頼情報を受信する機能である。課金レート通知部12b3は、提供依頼を受けたコンテンツに対する課金レート情報を送信する機能である。承認受信部12b4は、相手端末から課金レート情報に対する承認情報を受信する機能である。そして、提供許可部12b5は、承認情報を受信後、相手端末に前記コンテンツの提供許可情報を送信するとともにコンテンツを送信する機能である。
また、リモートコントローラ装置(以下、「リモコン装置」と称す。)2aを備え、ユーザ端末2の図示しないリモコン信号受信部を介して、リモコン装置2aとユーザ端末2との間でリモコン信号の送受信が可能な構成としてある。ユーザ端末2のその他の構成は、ユーザ端末1と同じであるので説明を割愛する。
なお、説明の便宜上、ユーザ端末1をユーザ・エージェント・クライアントとし、ユーザ端末2をユーザ・エージェント・サーバとして説明したが、テレビ電話機やテレビ電話機能を備えたPC等では通常、双方の機能を合わせ持っており、ユーザの操作等に応じてその役割・位置づけが切り替わる。
次に、本実施の形態における動的および柔軟なユーザ間の課金レート設定およびコンテンツ取得について説明する。本実施の形態は、NGN網において、通信中にユーザ(端末)同士が有料情報(コンテンツ)を取引する際に、ユーザ間で動的および柔軟に課金レートの設定、承認および支払(決済)を行うことができるP2P課金方式であり、決済承認された場合にのみコンテンツの録音録画が可能である。図4は、課金レート設定およびコンテンツ取得のシーケンス図である。この図4について、図5〜図11を参照して説明する。
図4のシーケンスにおいて、まず、ユーザ端末1とユーザ端末2が呼制御サーバ4を介して通信(セッション)を確立する(ステップS1)。このステップS1におけるセッション確立のシーケンスを、図5に示す。
図5のセッション確立のシーケンスにおいて、まずユーザ端末1のCPU12Aはユーザの電話操作を受け付けて、図6に示すような接続要求を表す「INVITE」リクエストを呼制御サーバ4に発信する(ステップS11)。
SIPは、図6に示すように、メッセージすなわち通信データをテキスト形式で表現する。SIPのメッセージは大きく、「スタートライン」「ヘッダ」「ボディ」に分けられる。
スタートラインは、SIPメッセージの先頭の行であり、そのSIPメッセージがどのようなもの目的のものなのかを表している。INVITEなどのメソッド名は、リクエストとなるSIPメッセージがどのような制御を要求するものであるかを示し、RFC3261,2976,3311等の規格で規定されている。このスタートラインは、ユーザ・エージェント・クライアントからのリクエストまたはユーザ・エージェント・サーバからのレスポンスに応じて、それぞれスタートラインまたはリクエストラインと呼ばれる。
ヘッダは、SIPメッセージの制御内容について詳細を記したものであり、それぞれ予め規定された意味を持つ複数のヘッダ行により構成される。
ボディは、SIPメッセージによって運ばれるデータである。この例では、セッションを開設する際のメディアの情報が、SDP(Session Description Protocol)という形式で表されている。SDPで記述される各レコードは、セッション記述、時間記述、メディア記述に分類されるタイプによって、その内容と形式が定められている。
例えば、m行はメディア種別、ポート番号、トランスポート・プロトコル、フォーマットを示している。また、b行は帯域情報を示す。図6に示す例では、m行に「video」、b行に「AS:1024」とあり、映像通信で使用する帯域を1024kbpsで申告している。また、その下の行に記述されているm行には「audio」、b行には「AS:64」とあり、音声通信で使用する帯域を64kbpsで申告している。
図5のセッション確立のフローチャートの説明に戻る。ユーザ端末1からの「INVITE」リクエストを受け付けた呼制御サーバ4は、その「INVITEリ」クエストをユーザ端末2に転送する(ステップS12)とともに、試行中を意味する「100 Trying」のステータスコードを含むレスポンスをユーザ端末1へ送る(ステップS13)。「INVITE」リクエストを受け付けたユーザ端末2は、「100 Trying」のステータスコードを含むレスポンスを呼制御サーバ4へ返信する(ステップS14)。
さらにユーザ端末2は、セッションの進捗状況を示す「183 Session Progress」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS15,S16)。
ユーザ端末2からの「183 Session Progress」のステータスコードを含むレスポンスを受け付けたユーザ端末1は、暫定応答の確認を意味する「PRACK」リクエストを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末2へ送信する(ステップS17,S18)。
ユーザ端末1からの「PRACK」リクエストを受け付けたユーザ端末2は、「PRACK」リクエストに対する処理が成功したことを意味する「200 OK(PRACK)」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS19,S20)。
ユーザ端末2からの「200 OK(PRACK)」のステータスコードを含むレスポンスを受け付けたユーザ端末1は、セッションの変更を意味する「UPDATE」リクエストを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末2へ送信する(ステップS21,S22)。
ユーザ端末1からの「UPDATE」リクエストを受け付けたユーザ端末2は、「UPDATE」リクエストに対する処理が成功したことを意味する「200 OK(UPDATE)」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS23,S24)。
また、ユーザ端末2は、上記「200 OK(UPDATE)」のステータスコードを含むレスポンスを返信した後、ユーザに電話に出るように促している(呼び出しベルを鳴らすなど)ことを意味する「180 Ringing」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ送信する(ステップS25,S26)。
ユーザ端末2からの「200 OK(UPDATE)」のステータスコードを含むレスポンスを受け付けたユーザ端末1は、暫定応答の確認を意味する「PRACK」リクエストを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末2へ送信する(ステップS27,S28)。
ユーザ端末1からの「PRACK」リクエストを受け付けたユーザ端末2は、「PRACK」リクエストに対する処理、すなわちユーザの呼び出しが成功したことを意味する「200 OK(PRACK)」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS29,S30)。
さらに、ユーザ端末2は、上記「200 OK(PRACK)」のステータスコードを含むレスポンスを返信した後、ステップS12の「INVITE」リクエストに対する処理が成功したこと、すなわちユーザが電話に応答したことを意味する「200 OK(INVITE)」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS31,S32)。
これに対し、「200 OK(INVITE)」のステータスコードを含むレスポンスを受けたユーザ端末1は、セッションの確立を最終的に確認したことを示す「ACK」リクエストを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ送信する(ステップS33,S34)。このような一連の処理によりユーザ端末1とユーザ端末2との間のセッションが確立し、ユーザ端末1とユーザ端末2がリアルタイムコミュニケーションの通信を行うことができる。なお、ユーザ端末1とユーザ端末2との間のセッション確立のシーケンスは一例であり、この例に限られない。
また、図5のシーケンス図において、セッションの終了(切断)処理を記載したので、簡単に説明をしておく。ユーザ端末1からセッションの終了を行う場合、ユーザ端末1のユーザが例えばグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI: Graphical User Interface)上で通信を切断する操作を行う。するとユーザ端末1は、セッションの終了(切断)を示す「BYE」リクエストを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ送信する(ステップS41,S42)。
ユーザ端末1からの「BYE」リクエストを受け付けたユーザ端末2は、「BYE」リクエストに対する処理が成功したことを意味する「200 OK(BYE)」のステータスコードを含むレスポンスを、呼制御サーバ4を介してユーザ端末1へ返信する(ステップS43,S44)。これにより、セッションが終了する。
ここで、図4のシーケンスの説明に戻る。ステップS1の処理が終了後、ユーザ端末1のユーザは、ユーザ端末2のユーザとのリアルタイムコミュニケーションを通してユーザ端末2に保存されているコンテンツ(有料情報)の提供を要求する(ステップS2)。例えば、リアルタイムコミュニケーションの一例としてテレビ電話をしながら、話をする中で気に入ったコンテンツがあればそのコンテンツの提供を依頼する。または、ユーザ端末1のユーザは、ユーザ端末2のユーザにお願いして、ユーザ端末2に保存されているコンテンツの一部を視聴させてもらう。例えば、ユーザ端末2のユーザが推奨する映像、音楽、コンピュータプログラム、データ等に対するメタデータを見たり、映像のサムネイルを見たり、楽曲の試聴版を聞いたりする。そして、ユーザ端末1のユーザは気に入ったコンテンツがあれば、ユーザ端末2のユーザに対しそのコンテンツ(情報)の提供をテレビ電話の会話の中で依頼する。
なお、ユーザが提供を希望できる有料情報は、映像、音楽、コンピュータプログラム、データ等、予め相手側端末の記録手段に記録されているものに限らず、例えば占い師による占いの言葉(内容)などのようにリアルタイムサービスも含まれる。
以下、提供を希望する有料情報を占いの内容とした場合について説明する。
ユーザ端末1のユーザとユーザ端末2のユーザがテレビ電話通信中に、ユーザ端末1のユーザが、ユーザ端末2のユーザに対して音声で「ちょっと占って」と依頼する。ユーザ端末2側のユーザは、「では、100円をいただきます」と答える。
同時に、ユーザ端末1のユーザからコンテンツの提供依頼を受けたユーザ端末2のユーザは、リモコン装置2aまたはユーザ端末2を操作して、対象コンテンツの課金レートを液晶表示部24に表示させる。ユーザ端末2のユーザは、画面上にリモコン装置2aを操作して金額を入力する。
図7(a)〜(c)に、提供を希望された情報に対する課金レート指示画面の一例を示す。図7(a)に示すように、まずユーザ2に対し課金レートの入力操作を行うか否かの指示を要求するメッセージが、ユーザ端末2に表示される。課金レートの入力操作を行う場合、例えばリモコン装置2aの「緑」ボタンを押下する。次に、図7(b)に示すように、ユーザから要求された情報に対して課金レート(課金金額、価格でもよい)を入力するよう指示するメッセージがユーザ端末2に表示される。課金レートを入力する場合、例えばリモコン装置2aの「緑」ボタンを押下した後、図7(c)の画面に遷移し、「1+0+0+決定(緑)」を押下する。
ユーザは入力した課金レートでよければOKボタン(緑)をクリックする。課金レートを指示されたユーザ端末2の課金レート通知部12b3は、課金レート通知メッセージを呼制御サーバ4へ送信する(ステップS3)。
図8に、課金レート通知メッセージの一例を示す。この課金レート通知メッセージは、SIPメッセージのスタートラインに、セッション中の情報通知を意味するINFOメソッドを記述したものである。図8に示す例では、最終行の課金レートラインに「FeeCollectionRate=100」と記述されており、課金レートは100[円]であることを示している。
図4のシーケンス図に戻って、呼制御サーバ4は、ユーザ端末2から送られてきた課金レートを主記憶装置に記憶すると、課金レート通知メッセージをユーザ端末1へ送信する(ステップS4)。ユーザ端末1では、呼制御サーバ4から送られた課金レート通知メッセージを課金レート受信部12a3が受信し、その最終行に記述されている課金レートラインを読み出して液晶表示部24に表示する。
ユーザ端末1の承認通知部12a4は、表示された課金レートの承認をユーザから指示されると、承認メッセージを呼制御サーバ4へ送信する(ステップS5)。
図9に、課金レート表示および承認画面の一例を示す。ユーザ端末1の画面上に、ユーザ端末2から通知された課金レート(100円)が表示される。併せて通知された課金レートを承認するか否かをユーザに問い合わせるメッセージが表示される。ユーザ端末1のユーザが「了解しました」と言って、リモコン装置1aのOKボタン(緑)を押下すると、承認メッセージがユーザ端末2へ送信される。反対する場合にはNOボタン(赤)を押下する。
図10に、承認メッセージの一例を示す。この承認メッセージは、SIPメッセージのスタートラインに、セッション中の情報通知を意味するINFOメソッドを記述したものである。図10に示す例では、最終行の承認ラインに「PaymentRecognized=1」と記述されている。この例では、フラグ1を立てることにより承認の意を示している。
図4のシーケンス図に戻って、呼制御サーバ4は、ユーザ端末1から承認メッセージを受信すると、主記憶装置に記憶した課金レート情報を課金サーバ5へ通知し(ステップS6)、承認メッセージをユーザ端末2へ送信する(ステップS7)。課金レート情報を受信した課金サーバ5は、呼制御サーバ4から入力された課金レート情報を、ユーザ端末対応課金データのP2P課金情報nに記憶する。
図11は、ユーザ端末対応課金データの一例を示すものである。課金サーバ5は、ユーザ端末番号(電話番号)と課金データを対応づけて管理している。図11に示す例は、通信相手ごとに課金データ1〜nまでの情報が蓄積されている。一つの課金データは、通信相手(電話番号)、通信時間、P2P課金情報1〜nまでの情報を蓄積している。一つのP2P課金情報は、主記憶装置に記憶しておいた任意のユーザ端末の取得コンテンツに係る課金レートと通信時間を乗じたものであり、セッションごとにP2P課金情報1〜nが算出され記憶される。なお、図11に示した例では、ユーザ端末番号ごとに通信料金の総計を算出して課金データとともに記憶しているが、通信相手ごとに通信料金を計算し、コンテンツ取得に係るP2P課金情報とともに課金情報を蓄積するようにしてもよい。
図4のシーケンス図に戻って、ユーザ端末2では、呼制御サーバ4から送られた承認メッセージを承認受信部12b4が受信し、その最終行に記述された承認情報を読み出して液晶表示部24に表示する。
図12に、承認表示画面の一例を示す。ユーザ端末2の画面上に、ユーザ端末2が通知した課金レートをユーザ端末1が承認したことを示すメッセージが表示される。この例では、課金サーバ5に対し100円の課金が行われた旨の表示がなされる。ユーザ端末2のユーザが入金額を確認してリモコン装置2aのOKボタン(緑)を押下すると、画面表示が録音録画許可画面に遷移する。
図13に、録音録画許可画面の一例を示す。この画面では、ユーザ端末2のユーザに対し、相手(ユーザ端末1側)に録画(録音)をさせるか否かの最終判断を促すメッセージが表示される。承認する場合には、リモコン装置2aのOKボタン(緑)を、反対する場合にはNOボタン(赤)を押下する。
そして、OKボタン(緑)が押下された場合、ユーザ端末2の提供許可部12b5は、録音録画許可メッセージを呼制御サーバ4に送信する(ステップS8)。さらに呼制御サーバ4は、録音録画許可メッセージをユーザ端末1へ送信する(ステップS9)。
図14に録音録画許可メッセージの一例を示す。この録音録画許可メッセージは、SIPメッセージのスタートラインに、セッション中の情報通知を意味するINFOメソッドを記述したものである。図14に示す例では、最終行の録音録画許可ラインに「RecPropriety=1」と記述されている。この例では、フラグ1を立てることにより録音録画許可の意を示している。
ユーザ端末1において、コンテンツ取得部12a5が録音録画許可メッセージを受信すると、録音録画が可能である旨を液晶表示部24に表示する。あるいはユーザ端末1の所定位置に表示灯を設置し、この表示灯を点灯させる。
図15に、録音録画可能(コンテンツ取得可能)通知画面の一例を示す。ユーザ端末1の画面上には、例えば録画可能な旨をユーザに知らせるとともに、録画を開始するか否かの指示を促すメッセージが表示される。リモコン装置2aのOKボタン(緑)が押下されると、有料情報の録画(録音)が可能となる。
ユーザ端末2の提供許可部12b5は、ユーザ端末1からの承認メッセージを受信し、ユーザが録音録画の開始指示を出したことを確認すると、ユーザ端末1へ有料情報(コンテンツ)を提供する(ステップS10)。本例においては、例えばユーザ端末2側の占い師は、テレビ電話のカメラを自分の顔、水晶玉、カードなどに向けて、ユーザ端末1側のユーザとコミュニケーションをとる。
ユーザ端末1のコンテンツ取得部12a5は、ユーザ端末2から送信されてくる有料情報(コンテンツ)の録音録画を実行し提供を要求したコンテンツを外部記憶装置15に記憶する。ユーザ端末1において、有料情報の録画(録音)が終了すると、図16に示すような録画(録音)終了画面が表示される。録画(録音)を終了する場合は、リモコン装置1aのOKボタン(緑)を、反対する場合にはNOボタン(赤)を押下する。
コンテンツの録音録画が終了後、セッションを終了する場合は図5に示したステップS41〜S43の処理を実行することでセッションが切断される。さらにユーザ端末1のユーザから有料情報提供の要求がなされたときは、上記一連の手順を繰り返す。
このように、会話上の成り行きから有料情報の提供および決済が行われる。本例の占いの場合、コミュニケーションの中で、何に関して(例えば恋愛など)、どういう手法で(例えば星占い,手相占いなど)占うのかなど、リアルタイムで変化する有料情報を把握することができる。これは、占いに限らずその他、映像、音楽、コンピュータプログラム、データ等においても、テレビ電話上で有料情報の把握、変更など種々の要求に応えることができる。
なお、実際の通信相手同士のパケット(映像パケット、音声パケット)は、呼制御サーバ4を介さずに端末同士で直接やり取りがなされる。つまり、上述の有料情報提供の依頼(ステップS2)および有料情報提供(ステップS10)はSIPメッセージではなく、音声パケットや映像パケットそのものなので、直接端末間で通信される。
以上説明したように、上述した実施の形態によれば、電話番号のインタフェースで有料情報を取得可能なネットワーク例えばNGN網において、ユーザ同士が電話などのリアルタイムコミュニケーション通信中に、相手端末に有料情報(コンテンツ)を提供する場合、課金レート情報、承認情報、決済情報(P2P課金通知)、録音録画許可情報をIPコミュニケーションメッセージにて相手端末または課金サーバに通知することにより、リアルタイムに課金レートの設定、有料情報の提供および有料録音・録画を実現できる。また、ユーザ同士で通信を行いながら、課金レートの設定および承認と連動して、有料情報(コンテンツ)を取得することができる。
したがって、電話サービスのようなリアルタイムコミュニケーション通信中に、ダイナミック(動的および柔軟)に有料情報を取得でき、これまでPCなどの端末装置の操作が苦手でネットワークから情報を取得できなかった人達も安易にその場で有料情報を取得でき、ユーザの利便性の向上に大きく寄与する。
なお、上記実施の形態では、課金サーバに蓄積されたユーザ端末対応課金データに基づく決済処理は、既存の方式を利用して実施することができる。例えば、コンテンツ取得に係る課金データに基づく料金を、銀行等に開設されたユーザの口座から通常の通信料金と一緒にして引き落とすようにしてもよい。あるいは、コンテンツ取得に係る課金データに基づく料金を通常の通信料金と別にして、別途他の口座からの引き落し、オンラインバンキング、振り込み等により決済を行うようにしてもよい。
その他、本発明は、上述した実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態に係るネットワーク構成図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末(コンテンツ依頼側)の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末(コンテンツ提供側)の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る課金レート設定およびコンテンツ取得のシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係るセッション確立の一例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係るINVITEメッセージの一例の説明図である。 本発明の一実施形態に係る課金レート指示画面の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る課金レート通知メッセージの一例の説明図である。 本発明の一実施形態に係る課金レート表示および承認画面の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る承認メッセージの一例の説明図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末対応課金データ例を示す構成図である。 本発明の一実施形態に係る承認表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る録音録画許可画面の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る録音録画許可メッセージの一例の説明図である。 本発明の一実施形態に係る録音録画可能通知画面の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態による録画終了画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
1,2…ユーザ端末、1a,2a…リモコン装置、3…NGN、4…呼制御サーバ、5…課金サーバ、12A・・・CPU、12a1…メニュー取得部、12a2…提供依頼通知部、12a3…課金レート受信部、12a4…承認通知部、12a5…コンテンツ取得部、12B…CPU、12b1…メニュー提供部、12b2…提供依頼受信部、12b3…課金レート通知部、12b4…承認受信部、12b5…提供許可部、13…ROM、14…RAM、15…外部記憶装置、17…操作部、19…マイクロフォン、22…音声出力部、24…液晶表示部

Claims (12)

  1. 接続管理サーバを介して、リアルタイムコミュニケーションのための通信のセッションを確立する第1端末と第2端末との間で提供されるコンテンツに課金を行う課金システムにおいて、
    前記第1端末の第1ユーザから通話により提供依頼を受けたコンテンツに対する課金レート情報を、前記第2端末の第2ユーザの指示に基づいて前記接続管理サーバを介して前記第1端末へ送信し、
    前記第1端末は、前記提供依頼をしたコンテンツに対する課金レート情報を受信した後、前記第1ユーザによる前記課金レート情報の承認操作を受けて承認情報を、前記接続管理サーバを介して前記第2端末へ向けて送信し、
    前記接続管理サーバは、前記承認情報を受けて前記課金レート情報を課金サーバへ通知するとともに、前記承認情報を前記第2端末へ送信し、
    前記第2端末は、前記課金レート情報に対する承認情報を受信した後、前記接続管理サーバを介して前記第1端末へ前記コンテンツの録音録画許可情報を送信するとともに、前記コンテンツを前記第1端末へ送信し、
    前記第1端末は、前記コンテンツの録音録画許可情報を受信した後、前記第2端末から前記コンテンツを取得する
    コンテンツ課金システム。
  2. 前記課金サーバは、端末の電話番号と課金情報を対応づけて蓄積している
    請求項1に記載のコンテンツ課金システム。
  3. 相手端末とリアルタイムコミュニケーションのための通信のセッションを確立する通信部と、
    前記相手端末との通話を通じてコンテンツの提供依頼情報を、前記相手端末へ送信する提供依頼通知部と、
    前記コンテンツに対する課金レート情報を、前記相手端末から受信する課金レート受信部と、
    ユーザによる前記課金レート情報の承認操作を受けて承認情報を、前記相手端末へ送信する承認通知部と、
    前記承認情報を受信した前記相手端末から前記コンテンツの録音録画許可情報を受信し、前記相手端末から前記コンテンツを取得するコンテンツ取得部と
    を備えるコンテンツ取得装置。
  4. 前記承認通知部から送信された前記承認情報は接続管理サーバを経由して前記相手端末へ送信され、前記接続管理サーバは、前記承認情報を受けて前記課金レート情報を課金サーバへ通知すると、前記承認情報を前記相手端末へ送信する
    請求項3に記載のコンテンツ取得装置。
  5. 表示部に表示される画面の画像信号を生成する画像信号生成部を更に備え、
    前記画像信号生成部は、前記課金レート情報の表示とともに承認を行うための画面、並びに前記コンテンツの録音録画許可情報を表示する画面の画像信号を生成する
    請求項4に記載のコンテンツ取得装置。
  6. コンテンツ取得装置が、相手端末とリアルタイムコミュニケーションのための通信のセッションを確立するステップと、
    前記コンテンツ取得装置が、前記相手端末との通話を通じてコンテンツの提供依頼情報を、前記相手端末へ送信するステップと、
    前記コンテンツ取得装置が、前記コンテンツに対する課金レート情報を、前記相手端末から受信するステップと、
    前記コンテンツ取得装置が、該コンテンツ取得装置のユーザによる前記課金レート情報の承認操作を受けて承認情報を、前記相手端末へ送信するステップと、
    前記コンテンツ取得装置が、前記承認情報を受信した前記相手端末から前記コンテンツの録音録画許可情報を受信し、前記相手端末から前記コンテンツを取得するステップと
    を備えるコンテンツ取得方法。
  7. 相手端末とリアルタイムコミュニケーションのための通信のセッションを確立する手順と、
    前記相手端末との通話を通じてコンテンツの提供依頼情報を、前記相手端末へ送信する手順と、
    前記コンテンツに対する課金レート情報を、前記相手端末から受信する手順と、
    当該コンピュータのユーザによる前記課金レート情報の承認操作を受けて承認情報を、前記相手端末へ送信する手順と、
    前記承認情報を受信した前記相手端末から前記コンテンツの録音録画許可情報を受信し、前記相手端末から前記コンテンツを取得する手順と
    を備えるコンテンツ取得方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 相手端末とリアルタイムコミュニケーションのための通信のセッションを確立する通信部と、
    前記相手端末との通話を通じて前記相手端末からコンテンツの提供依頼情報を受信する提供依頼受信部と、
    ユーザの指示に基づき前記提供依頼情報を受けたコンテンツに対する課金レート情報を送信する課金レート通知部と、
    前記相手端末から前記課金レート情報に対する承認情報を受信する承認受信部と、
    前記承認情報を受信後、前記相手端末に前記コンテンツの録音録画許可情報を送信するとともに前記コンテンツを送信する提供許可部と
    を備えるコンテンツ提供装置。
  9. 前記課金レート通知部は、前記コンテンツに対して前記ユーザにより指示された課金レートを通知する
    請求項8に記載のコンテンツ提供装置。
  10. 表示部に表示される画面の画像信号を生成する画像信号生成部を更に備え、
    前記画像信号生成部は、前記コンテンツに対する課金レートを表示する画面、並びに前記課金レートに対する承認情報を表示する画面の画像信号を生成する
    請求項9に記載のコンテンツ提供装置。
  11. コンテンツ提供装置が、相手端末とリアルタイムコミュニケーションのための通信のセッションを確立するステップと、
    前記コンテンツ提供装置が、前記相手端末との通話を通じて前記相手端末からコンテンツの提供依頼情報を受信するステップと、
    前記コンテンツ提供装置が、該コンテンツ提供装置のユーザの指示に基づき前記提供依頼情報を受けたコンテンツに対する課金レート情報を送信するステップと、
    前記コンテンツ提供装置が、前記相手端末から前記課金レート情報に対する承認情報を受信するステップと、
    前記コンテンツ提供装置が、前記承認情報を受信後、前記相手端末に前記コンテンツの録音録画許可情報を送信するとともに前記コンテンツを送信するステップと
    を備えるコンテンツ提供方法。
  12. 相手端末とリアルタイムコミュニケーションのための通信のセッションを確立する手順と、
    前記相手端末との通話を通じて前記相手端末からコンテンツの提供依頼情報を受信する手順と、
    当該コンピュータのユーザの指示に基づき前記提供依頼情報を受けたコンテンツに対する課金レート情報を送信する手順と、
    前記相手端末から前記課金レート情報に対する承認情報を受信する手順と、
    前記承認情報を受信後、前記相手端末に前記コンテンツの録音録画許可情報を送信するとともに前記コンテンツを送信する手順と
    を備えるコンテンツ提供方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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