JP2009031251A - 光学式検査方法、および光学式検査装置 - Google Patents

光学式検査方法、および光学式検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体製造する際に用いられる研磨または研削加工技術による平坦化加工工程において生じるスクラッチやボイド、異物等の欠陥を弁別して検査する光学式半導体ウェハ検査装置およびその方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、研磨または研削された絶縁膜の表面に発生したスクラッチ、ボイド、異物に対してほぼ同じ光速で斜方照明を行い、斜方照明時における散乱光を被検査物の表面から異なる角度で検出することによってスクラッチ、ボイド、異物を弁別することを特徴とする光学式半導体ウェハ検査装置およびその方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造する際に用いられる研磨または研削加工技術による平坦化加工工程において生じるスクラッチやボイド、異物等の欠陥を弁別して検査する光学式半導体ウェハ検査装置およびその方法に関する。
半導体ウェハ上のスクラッチや異物等の欠陥を弁別して検査する従来技術としては、特開2006−201179号公報が知られている。即ち、落射照明系と斜方照明系と、それにより照明された個所から発生する散乱光を集光し受光して輝度信号に変換する、高角検出光学系と中角検出光学系の組み合わせにより、複数の検出条件を設定し、それぞれの条件で検出された輝度信号の関係に基づいて被検査物上の欠陥を弁別することが記載されている。
特開2006−201179号公報
しかしながら、上記従来技術には複数の検出条件として照明系は落射照明系と斜方照明系を必ず切り替えており、照明系を斜方照明系に固定し高角検出光学系と中角検出光学系、または高角検出光学系と低角検出光学系を切り替えることについては考慮されていない。
その為、高角検出光学系と低角検出光学系の処理を並列に行い検査速度を上げることも考慮されていなかった。ここで中角、低角とは、絶対的な角度を意味するのではなく、高角に対して、それより相対的に低い角度の位置という意味である。
本発明は上記の課題に対処し、半導体ウェハを含む被検査物の表面上に存在するスクラッチ、ボイドや異物等の欠陥を迅速に弁別できる光学式検査装置、および光学式検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための、本発明は、被検査物を載せるステージと、ステージ上に載せられた被検査物の表面上に斜方照明する斜方照明系と、表面上に対し高角度に向け、斜方照明により被検査物から発生する高角度散乱光を検出する高角検出光学系と、表面上に対して低角度に向け、斜方照明により被検査物から発生する低角度散乱光を検出する低角検出光学系と、高角検出光学系が検出した輝度と、低角検出光学系が検出した輝度とを比べて被検査物上に存在する欠陥を弁別することを特徴とする。
本発明は、被検査物を載せるステージと、被検査物の表面上に斜方照明する斜方照明系と、斜方照明系の照明により被検査物から発生する散乱光を検出する検出光学系を備える光学式検査装置において、検出光学系は、表面上に対し高角度に向けた高角検出光学系と、表面上に対して低角度に向けた低角検出光学系を有し、高角検出光学系が検出する輝度と、低角検出光学系が検出する輝度を比べて被検査物上の欠陥を弁別する判定部を有することを特徴とする。
本発明によれば、欠陥の検査を迅速に行うことが出来る。
本発明に係わる半導体製造工程において用いられる平坦化加工工程の安定稼動を目的とした光学式半導体ウェハ検査装置および、その方法の実施の形態について図面を用いて説明する。
この実施の形態では図2に示すように、Siウェハ21上にSiO2膜(被加工対象物)22を形成し、CMP(Chemical Mechanical Polishing)を施した際、ウェハ10上に生じたスクラッチ23、ボイド24、異物25とを弁別することにある。
ところで、SiO2膜22の下は、必ずしもSi基板21があるわけでなく、配線層が存在する場合もある。
CMP工程では、このSiO2膜22の表面を平坦化するために研磨を行う。そのため、研磨傷であるスクラッチ23は図2に示すようにSiO膜22の表面に生じる。
またボイド24はSiO2膜22の内部にあった泡(ボイド)が表面を研磨することによって現れる。異物25はSiO2膜22の表面に載った半導体製造装置内からの発塵の可能性がある。
このように平坦化加工工程の安定稼動のためには欠陥の弁別処理を欠陥の検出と同時に高速に行い、欠陥発生のメカニズムを推定し対策を行うことが重要である。
次に実施の形態を実現するための光学式半導体ウェハ検査装置の実施例を図1に示す。
光学式半導体ウェハ検査装置は、位置座標が測定されてXY方向に走行制御されるステージ15上に載せられる被検査物であるウェハ10と、例えば波長488nmのArレーザーの光源からなる光源2、反射ミラー4により構成される斜方照明光学系1を有する。
また、光学式半導体ウェハ検査装置は、集光レンズ6a,6b、およびフォトマル、CCDカメラ、CCDセンサ、TDIセンサ等から構成される光電変換器7a,7bによりそれぞれ構成される高角検出光学系5a,低角検出光学系5bと、光電変換器7a,7bから出力されるアナログ輝度信号をデジタル輝度信号に変換するA/D変換部15a,15bを有する。
更に、光学式半導体ウェハ検査装置は、上記ステージ15から測定される位置座標を基に上記ステージ15を走行制御するステージコントローラ14と、ステージ15の走行に同期して欠陥部を検出しその輝度信号を算出する判定部17a,17bと、上記ステージコントローラ14を制御し、さらに判定部17a,17bを制御し判定部17a,17bから得られる検査結果を受ける全体制御部9を有する。
判定部17a,17bとしては、例えばステージ15の走行に同期してスキャンする光電変換器7a,7bのスキャンクロックに同期したパイプライン処理を行える専用のデジタル信号回路などがある。
判定部17a,17bとして上記のように同期処理を行わず、例えば一旦A/D変換部15a,15bの出力をメモリに記憶し、非同期で処理する方法もある。この場合、同期処理よりは検査速度は遅くなる。
上記照明光学系、検出光学系について、図4を引用して説明を加える。
図4(a)は、照明光学系、検出光学系の配置を真上から見た平面図である。
低角度の低角検出光学系5bは、Y軸に対して180°(マイナス方向:反時計方向)のところに位置する。斜方照明光学系1は、Y軸に対して0°、45°、135°の3方向に可変できる。
言い換えると、低角検出光学系と斜方照明系の位置関係は、表面上のXY軸平面上で、0°から45°を除く範囲内で任意に選択可能である。
図4(b)は、照明光学系、検出光学系の配置を真横から見た正面図である。
高角検出光学系5aは、XY平面に対して90°のところに位置している。低角検出光学系5bは、XY平面に対して12°のところに位置している。斜方照明光学系1は、X軸に対して3°、5°、20°の3方向に可変できる。傾斜照明波長は、YAGレーザ355nmを使用することができる。
言い換えると、斜方照明系は、XY平面(表面上)に対し、3°〜20°の仰角範囲内で任意に選択可能である。
また、低角検出光学系は、XY平面(表面上)に対して12°程度の仰角に保たれる。
次に、検出手順について述べる。
斜方照明光12を、集光レンズ6a,6bの表面に対して直接照射することなく、またウェハ10上からの斜方照明光12の正反射光が集光レンズ6a,6bの表面に対して直接照射することがないように、ウェハ10上の絶縁膜22のCMP面に対して照射する。
すると絶縁膜22から発生した正反射光成分が除かれた状態で、絶縁膜22上の欠陥であるスクラッチ23、ボイド24、異物25から射出した散乱光(低次の回折光成分)のみが、集光レンズ6a,6bによりCCD,TDIセンサ等から構成される光電変換器7a,7bの受光面に集光される。そしてステージ15を走行させながらCCD,TDIセンサ等の光電変換器7a,7bをスキャンさせる。
そして光電変換器7a,7bの出力をA/D変換部16a,16bでCCD,TDIセンサ等の光電変換器7a,7bのスキャンに同期させながらA/D変換する。
そしてA/D変換部16a,16bの出力を判定部17a,17bに入力し、判定部17a,17bはステージ15の走行や光電変換器7a,7bのスキャンに同期して絶縁膜22上の欠陥であるスクラッチ23、ボイド24、異物25からの散乱光輝度情報と欠陥位置情報を算出し、全体制御部9に検査結果として記録する。
欠陥の判定方法としては例えば、絶縁膜22上からの散乱光の輝度レベルが、あるしきい値以上であれば欠陥があると判定する。
次に、欠陥があると判定した後の弁別について説明する。
本発明に係わる上記実施の形態を実現するための弁別原理について図3を用いて説明する。
絶縁膜32上の欠陥であるスクラッチ33の場合、浅い凹欠陥である為、欠陥サイズの大小によらず、高角検出光学系5aの輝度信号が低角検出光学系5bよりも小さい。
ボイド34の場合、深い凹欠陥である為、低角検出光学系5bの方向から見た穴のエッジ部の露出が少なく、欠陥サイズの大小によらず、高角検出光学系5aの輝度信号が低角検出光学系5bよりも大きい。
異物25の場合、高い凸欠陥であり欠陥サイズの大小によらず、高角検出光学系5aの輝度信号と低角検出光学系5bの輝度信号がほぼ同じである。
したがって以下の関係によりスクラッチ33、ボイド34、異物35の弁別が可能となる。
[スクラッチ33の場合]
高角検出光学系5aの輝度信号 < 低角検出光学系5bの輝度信号
〔ボイド34の場合〕
高角検出光学系5aの輝度信号 > 低角検出光学系5bの輝度信号
<異物35の場合>
高角検出光学系5aの輝度信号 ≒ 低角検出光学系5bの輝度信号
上記より、検出光学系が1つでは欠陥の輝度信号が小さい場合、小さなサイズの異物35なのか、大きなサイズのスクラッチ33なのか判断できず、このような高角検出光学系5aの輝度信号と低角検出光学系5bの輝度信号の相対的な強さを見ることにより弁別が可能なのである。
実施例では半導体ウェハ上のスクラッチ33、ボイド34、異物35の弁別について説明したが、例えばハードディスクの製造工程でハードディスク上に発生するスクラッチ、異物についての弁別も可能である。
上記弁別に関し、図5に示すフローチャートを引用して説明する。
ステップ501で開始し、ステージスキャン(ステップ502)が開始される。高角検出光学系と低角検出光学系により集光された信号をA/D変換する。(ステップ503)ステップ504で、A/D変換された信号から欠陥判定部にて欠陥を検出し、その輝度レベルを算出する。算出された高角検出の輝度と低角検出の輝度との比較(ステップ505)で、高角検出の輝度<低角検出の輝度のときはスクラッチと判定(ステップ506)される。
逆に、算出された高角検出の輝度と低角検出の輝度との比較(ステップ507)で、高角検出の輝度>低角検出の輝度のときはボイドと判定(ステップ508)される。
また、算出された高角検出の輝度と低角検出の輝度との比較(ステップ509)で高角検出の輝度≒低角検出のときは異物と判定(ステップ510)される。
ステージスキャン中に検出された全ての欠陥が判定されるまで上記の判定が実行される。(ステップ511)
そして、ウェハ上の全ての検査エリアを繰り返しステージスキャンが済まされ(ステップ512)、エンド(ステップ513)に至る。上記の判定はステージスキャンに同期して実行されるので、検査処理が迅速に行なわれる。
また、高角検出光学系と低角検出光学系の検出処理も並列的に行われるので検査の迅速化に寄与している。
上記弁別に関し、図6〜10図を引用して更に詳しく説明する。
図6に異物とボイドの輝度比の散布図データを示す。これは実際の異物35とボイド34の弁別を行ったデータ例である。
高角検出光学系5aの輝度信号と低角検出光学系5bの輝度信号の相対的な強さを低角検出光学系5bの輝度信号 ÷ 高角検出光学系5aの輝度信号 = 輝度比としている。
輝度比の散布図で、しきい値を0.6とすると、しきい値以上の欠陥を異物35、しきい値以下の欠陥をボイド34として弁別できることが分かる。このしきい値は、各光電変換機7a,7bのゲインにより変わるが、異物やボイドの大きさによらず、あるしきい値をもって弁別できることに変わりはない。
この原理を、図7〜図10を使って説明する。
図7に、ある面での光の反射率と入射角の一般的な関係式を示す。ここで、P波(Rp)、S波(Rs)とはそれぞれ、光の電場ベクトルが入射面に平行、垂直という意味である。例としてn=1.7の物質と空気との界面での反射率のグラフを図8に示す。このグラフは、図7の関係式の数値(数1)としたときの関係に等しい。
Figure 2009031251
一般的にグラフの形は物質の屈折率などで変化するが、光の入射角度が面に平行に近くなるほど、反射率が大きくなる。入射する光の電場ベクトルに偏りがない場合、光の反射率はグラフのRp+Rsとなる。また、図8では面に垂直な角度を0°、面に平行な角度を90°としている。これを図4に当てはめて考えると、
(90°方向の高角検出光学系5aの散乱方向・・・図8の0°方向)
(12°方向の低角検出光学系5bの散乱方向・・・図8の78°方向)
となる。
図8の反射率 Rp+Rsは、0°で約0.07となる。また78°で0.35となる。反射率は約5倍に増大する。図6の異物分布中心とボイド分布中心にも、約5倍の開きがある。
この原理を図6の輝度比の散布図データを取得した時の状態に当てはめて説明する。
図9に示すボイド散乱光の状態のように、図4で示した90°方向の高角検出光学系5aの散乱方向には、遮る面があまり無い。この方向は図8で示した0°方向になる。
これに対し、図4で示した12°方向の低角検出光学系5bの散乱方向には境界面があり、ここで散乱光が大きく反射され、低角検出光学系5bにあまりとどかない状況が起きる。この方向は図8で示した78°方向になる。これにより、図6で示した輝度比は、ボイドの場合小さくなると考えられる。
一方、図10に示す異物散乱光の状態では、90°方向の高角検出光学系5aの散乱方向にも、12°方向の低角検出光学系5bの散乱方向にも、遮るものが無い。これにより、図6で示した輝度比は、異物の場合大きくなる。
以上により、低角検出光学系5bの角度を約12°以下に保つことにより、異物とボイドの弁別が可能なことが分かる。
本発明の実施例に係わる検査装置の構成例である。 本発明の実施例に係わる弁別対象の欠陥の例である。 本発明の実施例に係わる欠陥弁別方法の例である。 本発明の実施例に係わる照明光学系、検出光学系を示す例である。 本発明の実施例に係わる弁別のフローチャートを示す例である。 本発明の実施例で説明した異物とボイドの輝度比の散布図データである。 本発明の実施例で説明した光の反射率と入射角の関係式である。 本発明の実施例で説明した光の反射率と入射角のグラフである。 本発明の実施例で説明したボイド散乱光の状態である。 本発明の実施例で説明した異物散乱光の状態である。
符号の説明
1…斜方照明光学系、2…光源、4…反射ミラー、5a…高角度検出光学系、5b…低角度検出光学系、6a,6b…集光レンズ、7a,7b…光電変換器、9…全体制御部、10…ウェハ、12…斜方照明光、14…ステージコントローラ、15…ステージ、15a,15b…A/D変換部、17a,17b…判定部、21…Siウェハ(Si基板)、22…絶縁膜(SiO2膜)、23…スクラッチ、24…ボイド、25…異物、32…絶膜(SiO2膜)、33…スクラッチ、34…ボイド、35…異物。

Claims (8)

  1. 被検査物を載せるステージと、
    前記ステージ上に載せられた被検査物の表面上に斜方照明する斜方照明系と、
    前記表面上に対し高角度に向け、前記斜方照明により前記被検査物から発生する高角度散乱光を検出する高角検出光学系と、
    前記表面上に対して低角度に向け、前記斜方照明により前記被検査物から発生する低角度散乱光を検出する低角検出光学系と、
    前記高角検出光学系が検出した輝度と、前記低角検出光学系が検出した輝度とを比べて前記被検査物上に存在する欠陥を弁別することを特徴とする光学式検査方法。
  2. 請求項1記載の光学式検査方法において、
    前記表面上に向けた斜方照明のスキャン、前記高角検出光学系の検出、前記低角検出光学系の検出、および前記弁別が同期して処理されることを特徴とする光学式検査方法。
  3. 請求項1記載の光学式検査方法において、
    前記高角検出光学系の輝度が前記低角検出光学系の輝度より大きいときは欠陥をボイドと判定し、
    前記低角検出光学系の輝度が前記高角検出光学系の輝度より大きいときは欠陥をスクラッチと判定し、
    前記低角検出光学系の輝度と前記高角検出光学系の輝度が近似するときは欠陥を異物と判定することを特徴とする光学式検査方法。
  4. 被検査物を載せるステージと、
    前記被検査物の表面上に斜方照明する斜方照明系と、
    前記斜方照明系の照明により前記被検査物から発生する散乱光を検出する検出光学系を備える光学式検査装置において、
    前記検出光学系は、前記表面上に対し高角度に向けた高角検出光学系と、前記表面上に対して低角度に向けた低角検出光学系を有し、
    前記高角検出光学系が検出する輝度と、前記低角検出光学系が検出する輝度を比べて前記被検査物上の欠陥を弁別する判定部を有することを特徴とする光学式検査装置。
  5. 請求項4記載の光学式検査装置において、
    前記高角検出光学系は前記表面上の真上に位置し、
    前記低角検出光学系と前記斜方照明系の位置関係は、前記表面上のXY軸平面上で、0°から45°を除く範囲内で任意に選択可能であることを特徴とする光学式検査装置。
  6. 請求項5記載の光学式検査装置において、
    前記高角検出光学系は前記表面上の真上に位置し、
    前記斜方照明系は、前記表面上に対し、3°〜20°の仰角範囲内で任意に選択可能であることを特徴とする光学式検査装置。
  7. 請求項6記載の光学式検査装置において、
    前記低角検出光学系は、前記表面上に対し、12°程度の仰角に保たれることを特徴とする光学式検査装置。
  8. 請求項6記載の光学式検査装置において、
    前記低角検出光学系は、前記表面上に対する仰角を12°以下にしたことを特徴とする光学式検査装置。
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