JP2009030955A - 熱交換器の熱交換部ユニット - Google Patents

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【課題】熱交換部ユニットの製造コストの改善にある。
【解決手段】断面が深いU字状を呈し開口側両側部に長さ方向に沿って鍔部が一体に形成され、長さ方向両端部が封止されており、一枚のアルミニウム又はアルミニウム合金(以下「アルミ合金等」と言う。)の薄板からなる多数の袋状要素と、前記各袋状要素の長さ以内の距離を置いて導入孔と排出孔とを形成したアルミ合金等のベース板と、を具備し、
前記各袋状要素は、前記導入孔と排出孔とにまたがって伏せられた状態で平行し、かつ隣合う袋状要素相互の対応する鍔部が互いに重なった状態で前記ベース板の一面へ接合され、前記ベース板の導入孔から各袋状要素の内部を経て前記ベース板の排出孔へ通じる経路が第1の流体流路を構成し、前記各袋状要素相互間が第2の流体流路を構成することを最も主要な特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は熱交換器の主要部である熱交換部ユニットに関するものであり、特に高温流体の流路と低温流体の流路とが交互かつ平行状に並んだ熱交換部ユニットに関するものである。
この種の熱交換部ユニットでは、多くの場合コルゲートを四角筒状のケース内に挿入固定し、一定姿勢においてコルゲートの山部内を高温流体の流路(第1の流体流路)とし、コルゲートの谷部内を低温流体の流路(第2の流体流路)として、それぞれ使用するものが多い。
しかし、アルミニウム又はアルミニウム合金(以下「アルミ合金等」と言う。)の薄板は、波数が多ければ多いほどコルゲート成形するのが難しくなるため、最近はコルゲートに代えて、以下説明するように多数の袋状のヒートシンクを用いた熱交換部ユニットが提案されている(特許文献1)。
前記熱交換部ユニットは、各一つの第1及び第3のヒートシンクと、多数の第2のヒートシンクと、薄板金をほぼコ字状断面に形成したカバーと、薄板金をほぼ櫛状に形成した一対のガイドとから構成されている。
第1のヒートシンクは、二枚の薄板金の一方を袋状に曲げ加工し、他方の薄板金の一辺へ鍔部を曲げ加工し、両方の薄板金を圧接ないし溶着して開口部の長さ方向に沿う一辺へ前記鍔部を有するように全体を袋状に形成している。
各第2のヒートシンクは、二枚の薄板金の一方を袋状に曲げ加工するとともに、その開口側一辺へ鍔部を曲げ加工し、他方の薄板金の一辺へ鍔部を曲げ加工し、両方の薄板金を圧接ないし溶着して開口部の長さ方向に沿う両辺へ前記鍔部を有するように全体を袋状に形成している。
第3のヒートシンクは、二枚の薄板金の一方を袋状に曲げ加工するとともに、その開口側一辺へ鍔部を曲げ加工し、両薄板金を圧接ないし溶接して開口部の長さ方向に沿う一辺へ鍔部を有するように全体を袋状に形成している。
そして、前記断面コ字状のカバー内へ、第1のヒートシンクをその鍔部が左側へ位置しない状態で左端に配置し、第3のヒートシンクをその鍔部が右側へ位置しない状態で右端に配置し、第1のヒートシンクと第3のヒートシンクとの間に第2のヒートシンクを平行に多数配置して、断面が矩形状となるように組み合せ、前記ガイドにて各ヒートシンクを保持,固定している。
隣合うヒートシンクは、前記組み合せ状態において相互の対応する鍔部が互いに重なった状態となるように固定されて熱交換部ユニットを構成している。
前記熱交換部ユニットは、各ヒートシンク内を一端部から他端部方向へ流体が流れるように高温流体の流路が形成され、隣合うヒートシンク相互の間を他端部から一端部方向へ流体が流れるように低温流体の流路が形成される状態で熱交換器内へ組み込まれる。
前記熱交換部ユニットは、前記のように構成されているから、二種の流体の流路が多くても円滑に加工することができるが、各ヒートシンクがそれぞれ二枚の薄板金から構成されており、各ヒートシンクを製造するとき二枚の薄板金を接合するので製造コストが嵩む問題があった。
また、各薄板金を加工するため少なくとも四種のプレス金型が必要(第1ヒートシンクの一方の薄板金加工用、第1,第2ヒートシンクの他方の薄板金加工用、第2,第3ヒートシンクの一方の薄板金加工用、及び第3ヒートシンクの他方の薄板金加工用)で、この点も製造コストアップの要因であった。
さらに、各ヒートシンクを前記カバー内へ保持,固定するために、前記櫛状のガイドにより保持させるので、ヒートシンク相互の接合部の密着性が悪く熱交換効率を低下させていた。
特開平11−145660号公報
本発明の課題は、熱交換器における熱交換部ユニットの製造コストの改善にあり、その目的は、より廉価に製造することができ、かつより効率よく熱交換することができる熱交換部ユニットを提供することにある。
本発明に係る熱交換器の熱交換部ユニットは、前記課題を達成するため、断面が深いU字状を呈し開口側両側部に長さ方向に沿って鍔部が一体に形成され、長さ方向両端部が封止されており、一枚のアルミニウム又はアルミニウム合金(以下「アルミ合金等」と言う。)の薄板からなる多数の袋状要素と、前記各袋状要素の長さ以内の距離を置いて導入孔と排出孔とを形成したアルミ合金等のベース板と、を具備し、
前記各袋状要素は、前記導入孔と排出孔とにまたがって伏せられた状態で平行し、かつ隣合う袋状要素相互の対応する鍔部が互いに重なった状態で前記ベース板の一面へ接合され、
前記ベース板の導入孔から各袋状要素の内部を経て前記ベース板の排出孔へ通じる経路が第1の流体流路を構成し、前記各袋状要素相互間が第2の流体流路を構成することを最も主要な特徴としている。
本発明に係る熱交換器の熱交換部ユニットによれば、各袋状要素は一枚のアルミ合金等の薄板により構成されているので、袋状要素を加工するための接合部がはるかに少ないほか必要な金型の種類もより少ないので、より低コストで製造することができる。
図1〜図13を参照しながら、本発明に係る熱交換部ユニットの最良の実施形態を説明する。
図1はベース板上のカバーを取り除いた状態の熱交換部ユニットの部分破断平面図、図2はカバーを取り付けた状態で図1の矢印B−B線に沿って切断した部分拡大断面図、図3はカバーを取り付けた状態で図1の矢印A−A線に沿って切断した部分拡大断面図である。
熱交換部ユニットaは、多数の袋状要素1とそれらの袋状要素1が平行に取り付けられたベース板2とから構成されている。
各袋状要素1は、断面が深いU字状を呈し開口側両側部に長さ方向に沿って鍔部10,11が一体に形成され、長さ方向両端部が封止されており、一枚のアルミ合金等の薄板から構成されている。
アルミ合金等からなる平面視方形のベース板2の両端寄り部分には、袋状要素1の長さ(図1の上下方向に沿う量)以内の距離を置いて流体(この実施形態では空気)の導入孔20と排出孔21とが形成されている。
各袋状要素1は、前記導入孔20と排出孔21とにまたがって伏せられた状態で平行し、かつ隣合う袋状要素1相互の対応する鍔部10,11が互いに重なった状態で前記ベース板2の上面へろう付け接合されている。
このように構成された熱交換部ユニットaは、図2のように全部の袋状要素1を断面コ字状のカバーで覆って熱交換器4を構成した状態では、ベース板2の導入孔20から各袋状要素1の内部を経て前記ベース板1の排出孔21へ通じる経路が第1の流体流路bとなり、前記各袋状要素1相互の空間が第2の流体流路cとなるように構成してある。
この実施形態では、ベース板2の導入孔20と排出孔21の両端寄り部分の孔縁へ、材料の板を切り起こして各袋状要素1内へ適合する板幅の櫛歯状の突起22を形成し、各袋状要素1の開口側の一部が対応する各突起22と堅く嵌合されている。
なお、この実施形態では袋状要素1をベース板2へろう付け接合しているが、ろう付けは高温(例えば600℃)下で行われるため、製品について種々の制約が発生するので、製品である熱交換器の仕様上ろう付けが適さない場合には、接着接合,熱圧着接合,シール剤接合又はかしめ等の他の接合手段を用いることができる。
各袋状要素1の加工要領の一例を以下説明する。
心材(母材、3003合金、厚み0.45mm)の裏面に皮材(ろう材、4045合金、厚み50μm)をクラッドした板厚0.5mm程度のブレージングシートを用い、例えば図4で示すような平面形状のブランク1aを打抜く。皮材は図4のブランク1aの裏面に位置している。
図4において、上下方向はブランク1aの幅を示し左右方向はその長さを示している。
ブランク1aの長さ方向に沿う両側には、両端部を所定範囲で除く位置に、鍔部形成片10aと当該鍔部形成片10aよりも幅の狭い(10aの幅よりもブレージングシートの板厚の倍程度幅が狭い)鍔部形成片11aが形成されており、長さ方向の鍔部形成片10a,11aを除く両端部には全幅にわたって封止部形成片12a,12aが形成されている。また、各封止部形成片12a,12aへ連続するように、一方の側部に寄せてブランク1aの幅の半分よりもやや小さい長さの折り返し部形成片13aがそれぞれ形成されている。
次の工程では、図4のブランク1aの鍔部形成片10a,11aを、図5及び図6で示すように90度に直立させるべくプレス加工し、次いで、折り返し部形成片13aを含む各封止部形成片12aを、ブランク1aの裏面方向へややへの字状に均一に曲がるようにプレスにより曲げ加工する(図7)。
次いで、図7のブランク1aを、その幅方向中央部よりも僅かに(ブレージングシートの板厚分程度)鍔部形成片11a側寄りの部分から全体としてU字状となるようにプレスにより曲げ加工する(図8及び図9)。このときブランク1aは、一方の鍔部10よりも他方の鍔部11が板厚分程度U字折り曲げ部方向へ浮上した状態で袋状に曲げ加工される(図8)。また、両端部の封止部形成片12aは図9のように一半部が合掌状に重なった封止部12となる。
この状態から、図10で示すように、図9の重なった封止部12,12へ被さるように各折り返し部形成片13aを曲げ加工して折り返し部13を形成し、両端の封止部12,12が維持されるように構成するとともに、袋状要素1が展開方向へ変形しないようにその形態を維持させるように構成する。
この実施形態のようにブレージングシートを用いた場合、各袋状要素1の皮材は当該袋状要素1の内側に面している。
袋状形態が維持されるように加工された袋状要素1の開口側の部分を、図1及び図2で示すようにベース板2の導入孔20と排出孔21の端部寄り孔縁に形成された各突起22と嵌合してそれらを各突起22へ保持させる。
この状態では、図2及び図3で示すように、各袋状要素1の幅の広い各鍔部10がベース板2へ接し、当該鍔部10の上には、幅が狭く各袋状要素1相互の間隔を保つスペーサの作用も負担する隣接の幅の狭い鍔部11が重なっている。
また、幅の広い一方の鍔部10の外縁部14は、当該鍔部10へ重なる隣の袋状要素1の鍔部11側開口縁から内側方向へやや突入した状態となっている。
以上のように、ベース板2の上に多数の袋状要素1が一定の間隔でかつ平行に保持された熱交換部ユニットaを、例えば炉中ろう付け法でろう付け処理することにより完成させる。
このろう付け処理により、各袋状要素1は、前記導入孔20と排出孔21とにまたがって伏せられた状態で平行し、かつ隣合う袋状要素1相互の対応する鍔部10,11が互いに重なった状態でベース板2の一面へろう付け接合される。同時に、各袋状要素1の両端の封止部12はろう付けによって隙間なく完全に密着する。
以上のように構成された熱交換部ユニットaのベース板2へ、全部の袋状要素1が覆われるようにほぼコ字状断面のカバー4が取り付けられた熱交換器4は、例えば図11のように密閉筐体5内へ設置される。
図11において、密閉筐体5の内部は隔壁52により機器の収容空間50と熱交換器の収容空間51とに区分されており、機器の収容空間50には電子機器6が収容され、他の収容空間51には図2の熱交換器4が収容されている。
隔壁52には、熱交換器4における熱交換部ユニットa(図1〜図3)の排気孔21へ通じる吸気口52aと、熱交換部ユニットaの導入孔20へ通じる排気口52bとが形成され、収容空間50内において吸気口52aの近傍と排気口52bの近傍にはそれぞれのファンユニット54,55が設置されている。
熱交換器の収容空間51の外壁53には、外気の導入口53aと排出口53bとが形成され、当該収容空間51内には排出口53bの近傍にファンユニット56が設置されている。
図11の密閉筐体5において、電子機器6は作動により熱を発生して収容空間50内の温度が上昇するが、各ファンユニット54,55,56の作動により、収容空間50内の加熱された高温の空気は、収容空間50,排気口52b,熱交換器4内における熱交換部ユニットaの第1の流体流路b(図1)を各矢印イのように循環する。
一方筐体1の外部における低温の空気は、導入口53a,熱交換部ユニットaの第2の流体流路cを各矢印ロのように連続的に経由して排出口53bより排出される。
そして、前記のように循環する高温の空気は、熱交換部ユニットaの第1の流体流路bを通過する過程で第2の流体流路cを逆方向に流れる低温外気と熱交換されて冷却されるから、収容空間50内の温度のさらなる加熱が抑制され、電子機器の6の発熱も抑制される。
前記実施形態の熱交換部ユニットaによれば、要素1を加工するための接合部が少ないほか必要な金型の種類もより少なくて済むので、より低コストで製造することができる。
ベース板2と各袋状要素1及び隣合う袋状要素1の重なり合う鍔部10,11相互はろう付け接合され、それら相互間の隙間は溶融したろう材によって潰されるので、部品相互間の密着性に優れていて熱交換効率を低下させない。
各袋状要素1の両端部の薄板部分が重なった封止部12,12は、当該部分へ被さるように折り返された折り返し部13により押えられているので、袋状要素1が展開方向へ変形しないようにその形態を維持させることができる。
接合の前において、前記のように袋状形態が維持されるように加工された袋状要素1の開口側の部分を、ベース板2の導入孔20と排出孔21の端部寄り孔縁に形成された各突起22と嵌合してそれらを各突起22へ保持させているので、各袋状要素1のベース板2への固定状態がより強固である。
ろう付け接合の前において、幅の広い一方の鍔部10の外縁部14は、当該鍔部10へ重なる隣の袋状要素1の鍔部11側開口縁から内側方向へやや突入した状態となっているので、袋状要素1の内面を形成するろう材はろう付け時に溶融状態で流下し、当該ろう材が鍔部10の外縁部14の上面を伝って当該鍔部10とその上に重なっている隣の袋状要素1の鍔部11との間に円滑に入り込むため、当該部分の密着性が一層高められる。
その他の実施形態
各袋状要素1を加工する前のブランク1aは、同じ形状で同じ寸法であるのが加工費軽減のために望ましい。
しかし、製造コストの若干の増大が許容される場合には、例えば図12で示すように、開口側両側部に幅の広い鍔部10,10を有する袋状要素1と、開口側両側部に前記鍔部10よりも幅の狭い(材料の板厚のほぼ倍程度狭い)鍔部11,11を有する袋状要素1とをベース板2上へ交互に配置し、幅の広い鍔部10の上に隣の袋状要素1における幅の狭い鍔部11を重ね、この状態で接合処理を施しても実施することができる。
隣合う袋状要素1相互の対応する鍔部10,11が互いに重なった状態でベース板2の一面へ接着接合又はシール剤接合する場合には、あらかじめ袋状要素1やベース板2の所要部分へ接着剤やシール剤を塗布しておき、両者を順次接着しながらユニットの組立を行う。
袋状要素1の両端部における封止部12は折り返し部13を形成せず、例えば図13(d)図で示すように封止部12を伸ばして接着その他の手段により接合したり、あるいは、(e)図で示すように封止部12へアルミ合金板等のU字状の封止カバー15を接合して封止しても実施することができる。
袋状要素1やベース板2が特に耐食性を要請される場合には、これらの部材にアルマイト処理を施すかあるいは防食塗装を施し、例えば両者を接着や熱圧着その他のろう付け以外の手段により接合することができる。
隣合う袋状要素1の鍔部10,11相互を、例えば図14で示すように巻き締め状部16に形成してベース板2へ接合すると、この部分の機密性が高まるので好ましい。
本発明において、第1及び第2の流体流路を通過する流体は前記実施形態のように気体の場合のほか、気体である場合にも実施することができる。
この場合、熱交換器4の全体において第1の流路と第2の流路は密閉循環系となる。
本発明に係る熱交換部ユニットの一形態を示す部分破断平面図である。 図1の熱交換部ユニットへカバーを取り付けた状態で図1の矢印B−B線に沿って切断した部分拡大断面図である。 図1の熱交換部ユニットへカバーを取り付けた状態で図1の矢印A−A線に沿って切断した部分拡大断面図である。 図1の熱交換部ユニットにおける袋状要素のブランク(展開状態)の一部省略平面図である。 図4のブランクの鍔部形成片を直立するように曲げ加工したブランクの一部省略平面図である。 図5のブランクを手前側から見た一部省略側面図である。 図5及び図6のブランクの各封止部形成片をろう材面側へ曲げ加工した状態の一部省略側面図である。 図7のブランクを長さ方向に沿って断面U字状に曲げ加工した袋状要素の半製品の縦断面図である。 図8の半製品の一部省略底面図である。 図9の半製品の両端部の折り返し部形成片を折り返し曲げ加工して折り返し部を形成した袋状要素の部分拡大底面図である。 図1の実施形態の熱交換部ユニットを使用して構成した熱交換器を組み込んだ密閉筐体の概略断面図である。 本発明に係る熱交換部ユニットの他の実施形態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る熱交換部ユニットのさらに他の実施形態を示すもので、(d)(e)図はそれぞれ異なる形態を示す部分破断平面図である。 本発明に係る熱交換部ユニットのさらに他の実施形態を示す部分拡大縦断面図である。
符号の説明
1 袋状要素
10,11 鍔部
12 封止部
13 折り返し部
14 一方の鍔部の外縁部
1a ブランク
10a,11a 鍔部形成片
12a 封止部形成片
13a 折り返し部平成片
2 ベース板
20 導入孔
21 排出孔
22 突起
3 カバー
4 熱交換器
5密閉筐体
a 熱交換部ユニット
b 第1の流体流路
c 第2の流体流路

Claims (6)

  1. 断面が深いU字状を呈し開口側両側部に長さ方向に沿って鍔部が一体に形成され、長さ方向両端部が封止されており、一枚のアルミニウム又はアルミニウム合金(以下「アルミ合金等」と言う。)の薄板からなる多数の袋状要素と、前記各袋状要素の長さ以内の距離を置いて導入孔と排出孔を形成したアルミ合金等のベース板と、を具備し、
    前記各袋状要素は、前記導入孔と排出孔とにまたがって伏せられた状態で平行し、かつ隣合う袋状要素相互の対応する鍔部が互いに重なった状態で前記ベース板の一面へ接合され、
    前記ベース板の導入孔から各袋状要素の内部を経て前記ベース板の排出孔へ通じる経路が第1の流体流路を構成し、前記各袋状要素相互間が第2の流体流路を構成する、
    ことを特徴とする熱交換器の熱交換部ユニット。
  2. 前記各袋状要素を構成する薄板は皮材が袋状要素の内側に面する状態のブレージングシートであり、隣合う袋状要素の重なり合う鍔部相互の中のベース板と接する鍔部の外縁部は、当該鍔部へ重なる隣の袋状要素の鍔部側開口縁から内側方向へやや突入している、請求項1に記載の熱交換器の熱交換部ユニット。
  3. 前記各袋状要素を構成する薄板はアルマイト加工され又は塗装された板であり、前記隣合う袋状要素相互の対応する鍔部が互いに重なった状態で前記ベース板の一面へろう付け以外の手段により接合されている、請求項1に記載の熱交換器の熱交換部ユニット。
  4. 隣合う各袋状要素相互において、一つの袋状要素における一方側の鍔部上には当該一方側に隣接する袋状要素の鍔部が重なり、当該一つの袋状要素における他方側の鍔部は当該他方側に隣接する袋状要素の鍔部上に重なっている、請求項1〜3のいずれかに記載の熱交換器の熱交換部ユニット。
  5. 各袋状要素の長さ方向両端部では当該部分の薄板相互が重ねられ、当該重ね部には当該部分における薄板の端部の一方が折り返し状に被さるように重ねられて接合されている、請求項1から3のいずれかに記載の熱交換器の熱交換部ユニット。
  6. 前記各袋状要素は、開口側の一部が前記ベース板へ櫛歯状に切り起こされた突起と嵌合されている、請求項1〜6のいずれかに記載の熱交換器の熱交換部ユニット。
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