JP2006177637A - 熱交換器用プレートアセンブリ - Google Patents

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淳二 樋口
Daisuke Hashimoto
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Abstract

【課題】 第1プレートと第2プレートを確実にろう付けすることができる熱交換器用プレートアセンブリを提供する。
【解決手段】 熱交換器用プレートアセンブリ12は、複数個の熱伝達モジュール21を厚み方向に重ねることによって構成されている。熱伝達モジュール21は、第1プレート31と第2プレート32とを重ねることにより構成されている。プレート31,32の一方に貫通孔80が形成され、他方にバーリング加工部81が形成されている。バーリング加工部81を貫通孔80に挿入したのち、バーリング加工部81を貫通孔80の縁部に重ねるように外向きに曲げ、潰し加工する。そののちバーリング加工部81が貫通孔80の縁部にろう付けされる。また、第1プレート31の波形部40の谷42と第2プレート32の波形部50の山51の接点もろう付けされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数枚のプレートによって構成される熱交換器用プレートアセンブリに関する。
従来より、いわゆるプレート形熱交換器と称される熱交換器では、一対の金属プレートからなる熱伝達モジュールの内側に第1流路を形成している。この熱伝達モジュールを複数個重ねることによってプレートアセンブリを構成し、各熱伝達モジュール間に第2流路を形成するようにしている。この種のプレートアセンブリでは、一対のプレートを互いに固定するために、一方のプレートの波形部の山と他方のプレートの波形部の谷の接点をろう付けすることが提案されている。(例えば下記公知文献1参照)
特開2000−320986号公報
前記従来の熱交換器用プレートアセンブリのように、一方のプレートの波形部の山と他方のプレートの波形部の谷との接点をろう付けする構成では、これらのろう付け部にろう材を確実に供給することが望まれる。一方の波形部の山と他方の波形部の谷との接点にろう材を確実に供給するには、一対のプレートの位置関係を正確に規制する必要がある。
これらプレートの位置関係が不正確であると、プレートを重ねたときに、予め山と谷との接点に塗布されているろう材の位置がずれてしまい、プレートどうしを確実にろう付けすることができなくなる。また、ろう付けによってシール性を得る必要のある個所では、ろう付け部の隙間管理が難しく、この隙間管理が適正になされないと、シール性が悪化するおそれがある。
従って本発明は、プレートどうしを確実にろう付けすることができる熱交換器用プレートアセンブリを提供するものである。
本発明は、波形に成形された波形部を有しそれぞれの波形の山が第1の方向に延びる第1プレートと、波形に成形された波形部を有しそれぞれの波形の山が前記第1の方向と異なる第2の方向に延び、前記第1プレートに重ねて配置されることにより前記第1プレートとの間に第1流路を形成する第2プレートと、によって構成される熱伝達モジュールを有し、前記熱伝達モジュールを厚み方向に複数個重ねることにより互いに隣り合う熱伝達モジュール間に第2流路を形成する熱交換器用プレートアセンブリに適用される。
前記熱伝達モジュールは、それぞれ、該熱伝達モジュールの一方の端部において前記第1プレートまたは第2プレートのいずれか一方に形成された円形の第1の貫通孔と、該熱伝達モジュールの一方の端部において前記第1プレートまたは第2プレートの他方に短円筒形に形成されかつ前記第1の貫通孔に挿入された状態において該貫通孔の縁部に重なるよう外向きに曲げ加工される第1のバーリング加工部と、該熱伝達モジュールの他方の端部において前記第1プレートまたは第2プレートのいずれか一方に形成された円形の第2の貫通孔と、該熱伝達モジュールの他方の端部において前記第1プレートまたは第2プレートの他方に短円筒形に形成されかつ前記第2の貫通孔に挿入された状態において該貫通孔の縁部に重なるよう外向きに曲げ加工される第2のバーリング加工部とを有している。
また、前記第1および第2のバーリング加工部がそれぞれ前記第1および第2の貫通孔の縁部にろう付けされ、該熱伝達モジュールの内部にて前記第1プレートの波形部の谷と前記第2プレートの波形部の山の接点が互いにろう付けされ、互いに隣り合う前記熱伝達モジュールどうしで前記第1プレートの波形部の山と前記第2プレートの波形部の谷の接点が互いにろう付けされ、前記第1および第2のバーリング加工部の孔によって前記各熱伝達モジュール間の第2流路が互いに連通しているものである。
本発明の好ましい形態では、前記熱伝達モジュールを構成する一対の第1プレートと第2プレートが互いに同一形状に成形され、前記第1プレートに対して前記第2プレートを裏返しにした状態でこれらのプレートを重ね合わせる。
本発明によれば、熱伝達モジュールを構成する第1プレートおよび第2プレートのうちの一方に形成された貫通孔に、他方に形成されたバーリング加工部を挿入し、このバーリング加工部を外向きに曲げて潰し加工する(かしめる)ことにより、第1プレートと第2プレートを互いに仮止めすることができる。この状態でろう付けが行われるため、プレートどうしの位置関係を正確に規制することができ、予め各プレートの波形部の山と谷の接点に供給されているろう材によって、これらの接点を確実にろう付けすることができる。また、ろう付け部の隙間管理が容易となり、ろう付け部の品質が向上する。
以下に本発明の熱交換器用プレートアセンブリについて、図1から図7を参照して説明する。
図1に熱交換器10が示されている。この熱交換器10は、ハウジング11と、ハウジング11の内部に収容された熱交換器用プレートアセンブリ(これ以降は単にプレートアセンブリと呼ぶ)12とを備えている。図2はプレートアセンブリ12の一部を断面で示している。
図1に示すようにハウジング11の一端側に流入ポート15が形成されている。ハウジング11の他端側に流出ポート16が形成されている。流入ポート15から第1の流体がハウジング11の内部に導入され、プレートアセンブリ12によって熱交換されたのち流出ポート16から流出するようになっている。流入ポート15に供給される第1の流体の一例は、冷却すべき高温の空気である。
プレートアセンブリ12は、一対のフレーム部材19,20の間に、図3に示す熱伝達モジュール21を複数個(例えば数十個)重ね、ろう付けすることによって構成されている。図3は2個の熱伝達モジュール21を重ねた状態を示している。
図2に示すフレーム部材19に、第2の流体を導入するための流入ポート22と、熱交換後の第2の流体を流出させるための流出ポート23(図1に示す)が設けられている。第2の流体の一例は、冷却用媒体としての水である。
それぞれの熱伝達モジュール21は、いずれも、第1プレート31と第2プレート32によって構成されている。第1プレート31と第2プレート32は、例えば0.3mm前後のステンレス鋼板などの金属板からなる。この金属板の厚さは0.3mm以外でもかまわない。
第1プレート31は波形に成形された波形部40を有している。波形部40に複数の山41と谷42が交互に形成されている。図4に示すように、これらの山41は、第1の方向Aに延びている。第1の方向Aは、熱伝達モジュール21の両端部21a,21bを結ぶ軸線X1に対し、例えば30°前後の角度θ1をなしている。
第2プレート32も波形に成形された波形部50を有している。波形部50に複数の山51と谷52が交互に形成されている。図4に示すように、これらの山51は、前記第1の方向Aと異なる第2の方向Bに延びている。第2の方向Bは、前記軸線X1に対し、第1の方向Aとは逆側に例えば30°前後の角度θ2をなしている。従って第1プレート31の波形部40の山41と第2プレート32の波形部50の山51は、プレート31,32の平面視において、60°程度の角度をなして互いに交差している。
図3に示すように、第1プレート31と第2プレート32を厚み方向に重ねた状態において、第1プレート31と第2プレート32との間に第1流路60が形成される。第1流路60の一端側の開口部60aは、熱伝達モジュール21の一方の端部21a側に開口している。
すなわち流入ポート15からハウジング11の内部に流入した高温の空気を、この開口部60aを経て第1流路60の内部に導入できるようになっている。第1流路60の他端側の開口部60bは、熱伝達モジュール21の他方の端部21b側に開口し、第1流路60を通ってきた空気を、この開口部60bを経て流出ポート16に向けて流出させることができるようになっている。
熱伝達モジュール21の一方の端部21aにおいて、第1プレート31と第2プレート32との間にスペーサ部材65が設けられている。熱伝達モジュール21の他方の端部21bにも、第1プレート31と第2プレート32との間にスペーサ部材66が設けられている。熱伝達モジュール21の両側部には、第1プレート31と第2プレート32との間にスペーサ部材67が設けられている。これらスペーサ部材65,66,67によって、第1プレート31と第2プレート32との間の隙間が適正に保たれる。
図2に示されるように、熱伝達モジュール21を厚み方向に複数個重ねた状態において、互いに隣り合う熱伝達モジュール21の間に第2流路70が形成される。第2流路70の流入側は流入ポート22に連通する。第2流路70の流出側は流出ポート23(図1に示す)に連通する。
図5に示すように、それぞれの熱伝達モジュール21の一方の端部21aにおいて、第1プレート31に円形の第1の貫通孔80が形成されている。第2プレート32には、第1の貫通孔80と対応する位置に、短円筒形の第1のバーリング加工部81が形成されている。第1のバーリング加工部81の外径は、第1の貫通孔80の内径よりも僅かに小さく、第1のバーリング加工部81を第1の貫通孔80に挿入できるようになっている。
図6に示すように第1のバーリング加工部81を第1の貫通孔80に挿入したのち、図7に示すように第1のバーリング加工部81の先端側を、第1の貫通孔80の縁部に重ねるように外向きに曲げて潰し加工する。この「かしめ加工」により、第1プレート31と第2プレート32の一端側が互いに仮止めされる。
それぞれの熱伝達モジュール21の他方の端部21bにおいて、第2プレート32に円形の第2の貫通孔85(図4に示す)が形成されている。また第1プレート31に第2のバーリング加工部86(図3に示す)が形成されている。第2のバーリング加工部86は第2の貫通孔85に挿入される。
第2のバーリング加工部86を第2の貫通孔85に挿入したのち、第2のバーリング加工部86の先端側を、第2の貫通孔85の縁部に重ねるように外向きに曲げて潰し加工する。この「かしめ加工」により、第1プレート31と第2プレート32の他端側が互いに仮止めされる。
本実施形態の場合、熱伝達モジュール21を構成する一対のプレート31,32が互いに同一形状に成形されている。このため第1プレート31に対して第2プレート32を裏返しにした状態で、これらのプレート31,32を互いに重ね合わせる。そして第1のバーリング加工部81を第1の貫通孔80に挿入し、かつ、第2のバーリング加工部86を第2の貫通孔85に挿入する。このように本実施形態では、第1プレート31と第2プレート32の形状を同じにしているため、プレート31,32の部品共通化が図れ、製造コストを下げることができる。
熱伝達モジュール21の内部では、下記のろう付け工程により、第1プレート31の波形部40の谷42と第2プレート32の波形部50の山51との接点がろう付けされる。また、互いに隣り合う熱伝達モジュール21どうしで、第1プレート31の波形部40の山41と第2プレート32の波形部50の谷52の接点がろう付けされる。
図2に示すように複数個の熱伝達モジュール21を重ねた状態において、それぞれの第2流路70の一端側は、第1のバーリング加工部81の孔81aによって互いに連通し、かつ、流入ポート22に連通する。第2流路70の他端側は、第2のバーリング加工部86の孔86a(図3に示す)によって互いに連通し、かつ、流出ポート23に連通する。
以下に前記プレートアセンブリ12の製造工程について説明する。
プレス加工等によって、第1プレート31に、波形部40と貫通孔80とバーリング加工部86を形成する。また第2プレート32に、波形部50とバーリング加工部81と貫通孔85を形成する。
各熱伝達モジュール21ごとに、第1プレート31の波形部40の谷42と第2プレート32の波形部50の山51との接点に、ろう材90(図6に示す)を塗布する。また、バーリング加工部81,86の外周面に、全周にわたってろう材90を塗布する。ろう材90の一例はペースト状のNi系ろう材である。第1プレート31とスペーサ部材65,66,67との間、および第2プレート32とスペーサ部材65,66,67との間にも前記ろう材を塗布する。
図6に示すように、各熱伝達モジュール21ごとに、第1プレート31と第2プレート32を重ね合わせ、一方の端部21aにおいて、第1プレート31の貫通孔80に第2プレート32のバーリング加工部81を挿入する。また他方の端部21bにおいて、第2プレート32の貫通孔85に第1プレート31のバーリング加工部86を挿入する。
貫通孔80,85に挿入されたバーリング加工部81,86のそれぞれの先端を加工機によって拡径させるように外向きに広げ、さらに板厚方向に押し潰す「かしめ加工」を行うことにより、第1プレート31と第2プレート32の両端部を仮止めする。また、スペーサ部材65,66,67を第1プレート31と第2プレート32にレーザスポット溶接等によって仮止めする。
互いに重なり合う熱伝達モジュール21どうしでは、第1プレート31の波形部40の山41と、第2プレート32の波形部50の谷52との接点に、前記ろう材90を塗布する。これら熱伝達モジュール21を所定個重ね合わせ、プレス機等によって押圧した状態で、加熱装置によってろう材90が溶融する温度に加熱し、冷却することにより、ろう付けを行う。
上記ろう付け工程により、バーリング加工部81,86がそれぞれ貫通孔80,85の縁部にろう付けされる。同時に、熱伝達モジュール21の内部で第1プレート31の波形部40の谷42と第2プレート32の波形部50の山51の接点がろう付けされるとともに、スペーサ部材65,66,67がプレート31,32にろう付けされる。また、互いに隣り合う熱伝達モジュール21どうしで、第1プレート31の波形部40の山41と、第2プレート32の波形部50の谷52の接点が互いにろう付けされる。
前記実施形態によれば、第1プレート31の一端側に形成された貫通孔80に第2プレート32のバーリング加工部81を挿入し、第1プレート31の他端側に形成されたバーリング加工部86を第2プレート32の貫通孔80に挿入するため、熱伝達モジュール21を構成する一対のプレート31,32どうしの位置決めを正確に行うことができる。
プレート31,32どうしを位置決めしたのち、バーリング加工部81,86を「かしめ加工」することによって、プレート31,32の仮止めがなされる。このためプレート31,32を重ねた時に、予め波形部40,50の所定位置に供給されているろう材90を、第1プレート31の波形部40の谷42と第2プレート32の波形部50の山51との接点に正確に位置させることができる。
このため、前記ろう付け工程によって第1プレート31と第2プレート32のろう付け部を確実にろう付けすることができる。また、貫通孔80,85に挿入されたバーリング加工部81,86を「かしめ加工」し、プレート31,32を仮止めした状態でろう付けを行うため、各ろう付け部の隙間管理が容易となり、ろう付け品質が向上する。
上記の工程を経て製造されたプレートアセンブリ12がハウジング11(図1に示す)内の所定位置に固定され、熱交換器10が完成する。
この熱交換器10の場合、ハウジング11の流入ポート15からハウジング11の内部に導入された第1の流体(例えば高温の空気)が、第1流路60の一端側の開口部60aから各熱伝達モジュール21の第1流路60に入り、第1流路60内の波形部40,50の間で乱流を生じつつ流速が低下した状態で、第1流路60の他端側の開口部60bから流出ポート16を経て外部に出てゆく。
冷却媒体としての第2の流体(例えば低温の水)は、プレートアセンブリ12の流入ポート22からプレートアセンブリ12の内部に導入され、各熱伝達モジュール21間の第2流路70に入り、第2流路70内の波形部40,50の間で乱流を生じつつ流速が低下した状態で、第2流路70の他端側からプレートアセンブリ12の流出ポート23を経て外部に出てゆく。このように第1流路60に高温の第1の流体を流し、第2流路70に低温の第2流体を流すことにより、プレート31,32を介して第1の流体と第2の流体との間で熱交換が行われ、第1の流体(例えば高温の空気)を冷却することができる。
なお本発明を実施する当たり、第1プレートに第1および第2の貫通孔を形成し、第2プレートに第1および第2のバーリング加工部を形成してもよい。あるいは逆に、第1プレートに第1および第2のバーリング加工部を形成し、第2プレートに第1および第2の貫通孔を形成してもよい。これらの形態では、第1プレートと第2プレートの共通化を図ることができないが、本発明の目的を果たすことはできる。
本発明の一実施形態に係る熱交換器用プレートアセンブリを有する熱交換器の斜視図。 図1に示された熱交換器用プレートアセンブリの一部分を断面で示す斜視図。 図1に示された熱交換器用プレートアセンブリを構成する熱伝達モジュールを2個重ねた状態を一部断面で示す斜視図。 図3に示された熱伝達モジュールの一部を切欠いて示す平面図。 図3に示された熱伝達モジュールの第1プレートと第2プレートの一部を分離した状態で示す斜視図。 図5に示された第1プレートの貫通孔に第2プレートのバーリング加工部を挿入した状態を示す断面図。 図5に示されたバーリング加工部を曲げ加工した後の状態を示す断面図。
符号の説明
10…熱交換器
12…熱交換器用プレートアセンブリ
21…熱伝達モジュール
31…第1プレート
32…第2プレート
40…波形部
50…波形部
60…第1流路
70…第2流路
80…第1の貫通孔
81…第1のバーリング加工部
85…第2の貫通孔
86…第2のバーリング加工部

Claims (2)

  1. 波形に成形された波形部を有しそれぞれの波形の山が第1の方向に延びる第1プレートと、
    波形に成形された波形部を有しそれぞれの波形の山が前記第1の方向と異なる第2の方向に延び、前記第1プレートに重ねて配置されることにより前記第1プレートとの間に第1流路を形成する第2プレートと、
    によって構成される熱伝達モジュールを有し、
    前記熱伝達モジュールを厚み方向に複数個重ねることにより互いに隣り合う熱伝達モジュール間に第2流路を形成する熱交換器用プレートアセンブリであって、
    前記熱伝達モジュールは、それぞれ、
    該熱伝達モジュールの一方の端部において前記第1プレートまたは第2プレートのいずれか一方に形成された円形の第1の貫通孔と、
    該熱伝達モジュールの一方の端部において前記第1プレートまたは第2プレートの他方に短円筒形に形成されかつ前記第1の貫通孔に挿入された状態において該貫通孔の縁部に重なるよう外向きに曲げ加工される第1のバーリング加工部と、
    該熱伝達モジュールの他方の端部において前記第1プレートまたは第2プレートのいずれか一方に形成された円形の第2の貫通孔と、
    該熱伝達モジュールの他方の端部において前記第1プレートまたは第2プレートの他方に短円筒形に形成されかつ前記第2の貫通孔に挿入された状態において該貫通孔の縁部に重なるよう外向きに曲げ加工される第2のバーリング加工部とを有し、
    前記第1および第2のバーリング加工部がそれぞれ前記第1および第2の貫通孔の縁部にろう付けされ、
    該熱伝達モジュールの内部にて前記第1プレートの波形部の谷と前記第2プレートの波形部の山の接点が互いにろう付けされ、
    互いに隣り合う前記熱伝達モジュールどうしで前記第1プレートの波形部の山と前記第2プレートの波形部の谷の接点が互いにろう付けされ、
    前記第1および第2のバーリング加工部の孔によって前記各熱伝達モジュール間の第2流路が互いに連通していることを特徴とする熱交換器用プレートアセンブリ。
  2. 前記熱伝達モジュールを構成する一対の第1プレートと第2プレートが互いに同一形状に成形され、前記第1プレートに対して前記第2プレートを裏返しにした状態でこれらのプレートを重ね合わせたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器用プレートアセンブリ。
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