JP2009030929A - ダクトの遮断方法および装置 - Google Patents

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Koji Hirako
宏治 平子
Makoto Hamaki
誠 浜木
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Abstract

【課題】ダクトを通過する流体を遮断するダクトの遮断方法および装置に関する。
【解決手段】ダクトの上方または下方に設けられた昇降装置により、閉止板をフランジ間で上方または下方向に、ダクトの経路を遮断する所定の位置まで移動させる際、前記閉止板は、フランジの上方または下方に設けたガイド機構によりフランジ間に保持されつつ前記昇降装置によりダクトの上方または下方に移動し、前記ガイド機構は前記閉止板がダクトの経路を遮断する所定の位置まで移動後は、前記閉止板から離脱する。ダクトの経路を遮断する閉止板と、ダクトの上方または下方に設けた閉止板昇降装置と、フランジの上方または下方に設けたガイド機構を有し、前記ガイド機構は、前記閉止板をフランジ間に保持しつつ前記閉止板昇降装置で上方または下方に移動させる保持機構と、前記保持機構を前記閉止板に対して進退自由とする移動機構を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダクトを通過する流体やガスを遮断するダクトの遮断方法および装置に関し、特に大径なダクトに好適なものに関する。
ダクトの保守管理のため、作業者がダクト内部で設備点検をする場合、ダクトを通過する流体やガスを遮断することが必要となる。特に人体に有害なガスがダクト内を通過している場合は、作業区域全域において有害なガスを完全に排除し、大気と置換しなければならず、確実な遮断方法および装置が必要とされる。
特許文献1は、フランジが端部に固定された2本の管路を、両フランジ間で隔絶する閉止板に関し、両フランジ間に着脱自在に装着される閉止板が記載されている。閉止板は先端部が管断面積より大きな面積を有する円形の略団扇状で、管部より突出する把持部により着脱を容易としている。
特許文献2は、フランジが端部に固定された2本の管路を、両フランジ間に配置した遮断機構で、管断面と略同じ大きさの貫通孔を有する流通板と盲板を使分け、流通または遮断することが記載されている。
特許文献3には、フランジ継手間に挿入される、一端に流体通過孔が設けられ、他端が盲板となっている配管閉鎖用めがねフランジと、当該配管閉鎖用めがねフランジを回動させるレバーを備えたフランジ継手が記載されている。
特開2003−322289号公報 実公昭60−20877号公報 実開平1−113694号公報
ところで、作業員が管内に入り込んで、設備点検を行うような、ダクト径が4mを超える大径ダクトの場合、設置スペースや設備コストの観点よりゴックル弁や特許文献1〜3に記載された遮断方法や装置を適用することは難しく、緞帳式の閉止板が用いられている。
図3は緞帳式の閉止板3を用いた遮蔽装置を示し、ダクト1a,1bの管端で一対となるフランジ11aと11bの間で閉止板6を昇降装置で上下方向に移動させる。閉止板6はダクト断面を覆う円形部62と取っ手部61を有し、取っ手部61を昇降装置の駆動部7の回転軸8に吊り下げて矢印cのように上下方向に移動させる。
しかしながら、緞帳式の閉止板の場合、図4に示すように緞帳式の閉止板を挟んだ上流下流側のダクト1a,1b間で圧力a,bで差が生じると、遮断させるため上方に引き揚げる途中で、ダクト内の吸引力a,bのうち吸引力の高いほうに引き寄せられ、ダクト1a,1bのフランジ11a,11b等に閉止板の円形部62が接触し、上方への引き揚げが出来ず遮断作業が中断される場合がある。
本発明の課題は以下の手段で達成可能である。
1.ダクトの上方または下方に設けられた昇降装置により、閉止板をフランジ間で上方または下方向に、ダクトの経路を遮断する所定の位置まで移動させるダクトの遮断方法であって、前記閉止板は、フランジの上方または下方に設けたガイド機構によりフランジ間に保持されつつ前記昇降装置によりダクトの上方または下方に移動し、前記ガイド機構は前記閉止板がダクトの経路を遮断する所定の位置まで移動後は、前記閉止板から離脱することを特徴とするダクトの遮断方法。
2.ダクトのフランジ間で閉止板を昇降させてダクトの経路を遮断する遮断装置であって、ダクトの経路を遮断する閉止板と、ダクトの上方または下方に設けた閉止板昇降装置と、フランジの上方または下方に設けたガイド機構を有し、前記ガイド機構は、前記閉止板をフランジ間に保持しつつ前記閉止板昇降装置で上方または下方に移動させる保持機構と、前記保持機構を前記閉止板に対して進退自由とする移動機構を備えていることを特徴とするダクトの遮断装置。
本発明によれば、ダクトのフランジ間に、閉止板を保持した状態で、昇降させるため、ダクトに閉止板が接触せず円滑に閉止板を移動させることが可能である。また、閉止板が所定の遮断位置に到達した際は、ダクトの一方に密着するため、ダクトの経路を確実に遮断することが可能で、作業時間や工場停止時間が拡大されることがなく産業上極めて有用である。
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。本発明に係る遮蔽装置は、図3に示す遮蔽装置、遮蔽板6を駆動装置7の回転軸8で吊り下げて、フランジ11a,11bの間で昇降させるものにガイド機構を付加したものである。
図1はガイド機構を説明する、ダクトの管路方向側面図で、図において2はガイド機構、3はガイドローラ、4は架台、5は先端にガイドローラ3を取り付けた油圧シリンダーを示し、図1と同じ符号のものは同じものを指す。
ガイド機構2は、閉止板6をフランジ11a,11b間に保持しつつ閉止板昇降装置で上方または下方に移動させることが可能な保持機構と、前記保持機構を閉止板6に対して進退自由とする移動機構を有する。
保持機構はガイドローラ3とその軸受けなど回転機構(図示しない)で構成され、移動機構は架台4に取り付けられる、シリンダー軸の先端に保持機構を有する油圧シリンダー5で構成される。架台4自体もダクトの経路方向に移動可能とすることが望ましい。
架台4は閉止板6を上方に吊り上げる際、ダクト1aに吸い寄せられて、フランジ11a,11bと接触しないよう、油圧シリンダー5のシリンダー軸を伸ばして、閉止板6に突き当てられるようにフランジ11aの下方に配置する。
油圧シリンダー5のシリンダー軸の先端にはガイドローラ3が取り付けられているので、閉止板6はフランジ11a,11bの間で保持されつつスムーズに上方に吊り上げることが可能である。
図2は図1に示すダクトの管径正面図で、ガイド機構2は、閉止板6がフランジ11a,11bに対して平行を保って吊り上げられるように、閉止板6の中央部61に2台の油圧シリンダー5をその先端が閉止板6の同じ高さ方向の位置で左右に間隔を有して当接するように配置する。
ガイド機構2は、移動機構(油圧シリンダ5、架台4が移動機構を有している場合は当該移動機構)を有しているので、閉止板6の中央部61がダクト1a,1bの経路を遮断する所定の位置まで移動後、保持機構(ガイドロール3)を閉止板6から離脱させ、閉止
板6がダクト1a,1bの負圧差(矢印a,bで示す)によってフランジ11a,11bのいずれかに密着した後、ボルト等で結合し、ダクトの経路を遮断させることが可能である。
尚、閉止板6の中央部61がダクト1a,1bの経路を遮断する所定の位置とは、ダクト内の流体の流送が所望する程度に遮断できる位置で、例えば、製鐵所の排ガスを煙突から排出するダクトの場合は、中央部61がダクト断面積の2/3以上を占める位置とすることが好ましい。
以上の説明は、ダクトの上方に設けられた昇降装置により、閉止板6をフランジ11a,11b間で上方に移動させて、ダクト1a,1bの経路を遮断する場合について行ったが、閉止板6は、フランジ11a(11b)の上方にガイド機構2を設けて下方に移動させて、ダクトを遮蔽しても良い。
本発明例。 図1に示す本発明例の正面図。 従来例。 図3に示す従来例での事故の発生状況を説明する図。
符号の説明
1a,1b ダクト
11a、11b フランジ
2 ガイド機構
3 先端ローラ
4 架台
5 油圧シリンダー
6 閉止板
61 取っ手部
62 円形部
7 駆動部
8 回転軸

Claims (2)

  1. ダクトの上方または下方に設けられた昇降装置により、閉止板をフランジ間で上方または下方向に、ダクトの経路を遮断する所定の位置まで移動させるダクトの遮断方法であって、前記閉止板は、フランジの上方または下方に設けたガイド機構によりフランジ間に保持されつつ前記昇降装置によりダクトの上方または下方に移動し、前記ガイド機構は前記閉止板がダクトの経路を遮断する所定の位置まで移動後は、前記閉止板から離脱することを特徴とするダクトの遮断方法。
  2. ダクトのフランジ間で閉止板を昇降させてダクトの経路を遮断する遮断装置であって、ダクトの経路を遮断する閉止板と、ダクトの上方または下方に設けた閉止板昇降装置と、フランジの上方または下方に設けたガイド機構を有し、前記ガイド機構は、前記閉止板をフランジ間に保持しつつ前記閉止板昇降装置で上方または下方に移動させる保持機構と、前記保持機構を前記閉止板に対して進退自由とする移動機構を備えていることを特徴とするダクトの遮断装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018176203A (ja) * 2017-04-10 2018-11-15 株式会社東芝 溶接方法及びバックシールド装置

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