JP2009030270A - 床材 - Google Patents

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【課題】木質床材の接合端面に実加工を施した床材を敷設したとき、該実接合部における踏み鳴り音を簡単な構成で小さくできる床材を提供することをその課題とする。
【解決手段】端面に実加工を形成した複数の床板1を、お互いの実加工部を実結合させた状態で敷設する床材において、表面に微小凹凸21を形成した表面シート2を床板1の表面に貼着するとともに、該表面シート2の両端シート部22、23を下方に折り曲げて床板1の実加工部上部に位置する垂直面13、14に貼着し、該床板1を敷設したとき隣接する床板1、1の夫々の両端シート部22、23上の微小凹凸21、21が当接するようにしたことを特徴とする床材。
【選択図】図3

Description

本発明は床材を敷設したとき隣接する床材の接合部において発生する踏み鳴り音を小さくせんとするものであり、特に、木質床材の接合端面に実加工を施した床材を敷設したとき、該実接合部のおける踏み鳴り音を簡単な構成で小さくするようにした床材に関するものである。
従来、接合端面に実加工を施した床材は合板等からなる床下地材や合成樹脂等からなる弾性シート上に、床材の接合端面を互いに当接させ、雌雄の実を嵌合させながら敷設される。この敷設された床面上を踏み歩いたとき、床面が上下に変位する。特にこの変位は実接合部において大きく該実接合部が元の状態に復元しようとするとき、その当接面が相対的な摩擦づれを起こし、キー、キュー、ギー、パチンとかいった不快な摩擦音を起こす。即ちいわゆる踏み鳴り音が生ずるのである。
上記問題点を解決するために、従来から、特開平10−183964号公報に示されているように、木質床材1は、接合すべき端面に実はぎ用雄実2または小穴3を有し、雄実2、小穴3、雄実2上方端面、小穴3上方端面、雄実2下方端面および小穴3下方端面のうち少なくともいずれか1つに、滑り部材4を、全長にわたり連続的にまたは断続的に備えたものが知られており、滑り部材表面とこれに接する隣接床材面、または互いに接する滑り部材表面同士が擦れ合ったとしても、滑り部材表面の摩擦抵抗が小さく、ほとんど摩擦音を生じないので、踏み鳴りのおそれがない木質床材の構造があった。
特開平10−183964号公報(第1頁、第2図)
しかしながら、上記従来例である木質床材の構造は、雄実と小穴との対向面、これらの上方対向面および同下方対向面のうち少なくともいずれか1つの対向面に、滑り部材を、全長にわたり連続的にまたは断続的に介在するものであるから、実接合部に別部品である滑り部材を余分に必要とし、床材の敷設作業に手間がかかると共に、滑り部材を介在させていない箇所には間隙が生じるので床面を人が踏み歩いたとき、該実接合部が上下移動し易い、という問題があった。
本願発明は、上記背景技術に鑑みてなしたものであり、その目的は、木質床材の接合端面に実加工を施した床材を敷設したとき、該実接合部における踏み鳴り音を簡単な構成で小さくできる床材を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明は、端面に実加工を形成した複数の床板を、お互いの実加工部を実結合させた状態で敷設する床材において、表面に微小凹凸を形成した表面シートを床板の表面に貼着するとともに、該表面シートの両端シート部を下方に折り曲げて床板の実加工部上部に位置する垂直面に貼着し、該床板を敷設したとき隣接する床板の夫々の両端シート部上の微小凹凸を当接させたことを特徴とする床材である。
本願請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の床材において、両端シート部上の微小凹凸を水平方向に形成された微小突条で構成したことを特徴としている。
本願請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の床材において、床板を敷設したとき隣接する床板の互いに当接した微小突条を互いに嵌合させたことを特徴としている。
本願請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の床材において、表面シートの表面に、実加工部上部に位置する垂直面に貼着された該表面シートの両端シート部を除いて、塗膜を形成したことを特徴としている。
請求項1記載の発明の床材においては、実加工部上部に位置する垂直面に貼着された表面シートの隣接する両端シート部は、微小凹凸を介してお互いに当接するものであるから、両端シート部間の接触面積が全面接触に比較して少なくなっている。従って、該実結合部上の床面若しくはその付近を人が踏み歩いたとき、該実結合部が上下方向に変位して該微小凹凸部が相対的摩擦ずれを起こし、その結果、不快な摩擦音や床鳴り音が発生した場合でも当該接触面積が少ないので、その音量が抑制される。
請求項2記載の発明の床材においては、特に、両端シート部上の微小凹凸を水平方向に形成された微小突条で構成しているから、該実結合部上若しくはその付近を人が踏み歩いて、該実結合部が上下方向に変位しようとしたとき、水平方向に形成された微小突条の当該上下方向の変位に対する抵抗が大きくなっている。従って該大きくなった抵抗力が該変位を抑えることとなり、結局不快な摩擦音や床鳴り音がよく抑制される。
請求項3記載の発明の床材においては、特に、上記請求項2記載の床材において、床板を敷設したとき隣接する床板の互いに当接した微小突条を互いに嵌合させているから、両端シート部間の接触面積が全面接触に比較して少なくなると共に、上記上下方向の変位に対する抵抗が一層大きくなり、該大きくなった抵抗力が該変位を抑えることとなり、結局不快な摩擦音や床鳴り音が一層よく抑制される。
請求項4記載の発明の床材においては、特に、表面シートの表面に、実加工部上部に位置する垂直面に貼着された該表面シートの両端シート部を除いて、塗膜を形成しているから、表面シートの上面は微小凹凸が無くなり、或いは殆どなくなり、その結果表面シートの表面が平滑面に近くなり、その表面にほこりやゴミ、汚れが付着しにくく、例えほこりやゴミが床表面に付着した場合でも、その掃除をし易いという効果がある。更に、表面シートの模様柄の関係で、当該微小凹凸がない方が意匠上の価値があがる場合に、塗膜を塗布することにより当該微小凹凸による形状模様を簡単に除去できる。また、塗膜の材質を適当に選択するにより、表面シートの耐磨耗性や強度を上げることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1ないし図3は本発明に係る床材の第一実施例を示すものである。図1は床材を示す横断面図、図2は床材の実結合部における部分断面図、図3は床材の実結合部における部分拡大断面図である。
図において、1は複数の木質単板を積層した合板からなる床板であり、床板1の一方の長手方向端面と一方の短手方向端面との夫々に雄実11が形成され、且つ、床板1の他方の長手方向端面と他方の短手方向端面との夫々に雌実12が形成されている。但し、同図においては一方の雄実11と一方の雌実12のみが図示されている。2は表面シートであり、表面シート2はプラスチックシート或いは化粧単板等からなり、その表面にはエンボス加工等により微小凹凸21(図3参照)が形成されている。床板1の実加工部上部に位置する垂直面13、14、即ち、雄実11及び雌実12の夫々の上部の垂直面13、14に、該表面シート2の両端シート部22、23が下方に折り曲げられた状態で貼着されている。
微小凹凸21は、図5に部分平面図で示した如く、水平方向に形成された微小突条211からなる微小凹凸21(図5(a))、斜め方向に形成された微小突条からなる微小凹凸21(図5(b))、ジグザグ模様の微小凹凸21(図5(c))、幾何学模様の微小凹凸21(図5(d))等から形成されるものである。しかし、微小凹凸21の形状はこれらの実施例形状に限定されるものではない。
図2、図3に示した如く、床材を合板や発泡プラスチックシート等からなる床下地材(図示せず)上に敷設したとき、隣接する床板1、1の夫々の両端シート部22、23上の微小凹凸21、21が当接する。該微小凹凸21、21の当接面積は、該微小凹凸を形成していない場合に比較して、小さくなっている。従って、床面上の該実結合部付近を人が踏み歩いて該実結合部が上下方向に変位したとき、該微小凹凸部が相対的摩擦ずれを起こして不快な摩擦音や床鳴り音が発生するが、当該接触面積が少ないので、その音量が微小凹凸21を形成していない場合に比較して小さくなる。
図4は本発明にかかる床材の第二実施例の実結合部における表面シートの当接状態を示す部分断面図であり、床板1を敷設したとき隣接する床板1、1の互いに当接した微小凹凸21、21の微小突条211、211を互いに嵌合させたものである。第二実施例では微小突条211、211を互いに嵌合させているから、両端シート部22、23間の接触面積が全面接触に比較して少なくなると共に、当該実結合部の上下方向の変位に対する抵抗が一層大きくなり、結局不快な摩擦音や床鳴り音が一層よく抑制される。
図6は、本発明にかかる床材の第三実施例を示す横断面図であり、上記第一実施例の床材の表面シート2の表面に、実加工部上部に位置する垂直面13、14に貼着された該表面シート2の両端シート部22、23を除いて、塗膜3を形成したものである。塗膜用の樹脂は透明アクリル樹脂、耐磨耗性のある樹脂、あるいは、色彩塗料であってもよい。塗膜3の塗布によって、表面シート2の上面は微小凹凸21が無くなり、或いは殆どなくなり、平滑面になり、その表面に誇りや汚れが付着しにくく、その掃除もし易いという効果がある。更に、表面シートの模様柄の関係で、当該微小凹凸がない方が意匠上の価値があがる場合に塗膜3を塗布することにより当該微小凹凸21を簡単の除去できる。また、塗膜3の材質を適当に選択するにより、表面シート2の耐磨耗性や強度を上げることができる。
本発明にかかる床材の第一実施例を示す横断面図。 第一実施例の床材の実結合部における部分断面図。 第一実施例の床材の実結合部における部分拡大断面図。 本発明にかかる床材の第二実施例の実結合部における表面シートの当接状態を示す部分断面図。 本発明にかかる表面シートに形成する微小凹凸を示す部分平面図であり、(a)は水平方向に形成された微小突条からなる微小凹凸、(b)は斜め方向に形成された微小突条からなる微小凹凸、(c)はジグザグ模様の微小凹凸、(d)は幾何学模様の微小凹凸を示すものである。 本発明にかかる床材の第三実施例を示す横断面図。
符号の説明
1 床板
11 雄実
12 雌実
13 雄実部の垂直面
14 雌実部の垂直面
2 表面シート
21 微小凹凸
211 微小突条
22 両端シート部
23 両端シート部
3 塗膜

Claims (4)

  1. 端面に実加工を形成した複数の床板を、お互いの実加工部を実結合させた状態で敷設する床材において、表面に微小凹凸を形成した表面シートを床板の表面に貼着するとともに、該表面シートの両端シート部を下方に折り曲げて床板の実加工部上部に位置する垂直面に貼着し、該床板を敷設したとき隣接する床板の夫々の両端シート部上の微小凹凸を当接させたことを特徴とする床材。
  2. 上記両端シート部上の微小凹凸を水平方向に形成された微小突条で構成した請求項1記載の床材。
  3. 上記床板を敷設したとき隣接する床板の互いに当接した微小突条を互いに嵌合させた請求項2記載の床材。
  4. 上記表面シートの表面に、実加工部上部に位置する垂直面に貼着された該表面シートの両端シート部を除いて、塗膜を形成した請求項1記載の床材。
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