JP2009027578A - 情報再生装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 連続した内容の動画像を途中で止め、その後、途中から再生するような場合に、視聴者が行う操作を少なくすつつ以前視聴した内容を思い出せるようにする。
【解決手段】
動画像データコンテンツの再生を途中で止め、或る程度の時間が経過した後に、その途中で止めた位置から再生を再開する場合、携帯電話端末が当該再生再開位置から動画像の再生を開始するための準備処理を行っている間に、その再生再開位置よりも時間軸上で前で且つ時間を遡る方向順の全ての字幕のうち、少なくとも一画面内に収まる量の字幕のテキストを時間順に並べた一画面分の字幕画像を生成して画面上に表示させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、メモリ等の記憶媒体に保存した動画像データコンテンツを再生する情報再生装置及び情報再生方法に関する。
例えば、ディジタル放送を通じて受信した動画像データ及び字幕データ等を記憶装置に保存し、その記憶装置に保存した動画像データ及び字幕データを再生して画面表示を行う従来の技術の一例として、特開2001−268464号の公開特許公報(特許文献1)には、受信した動画像データと字幕データを記憶装置に保存し、ユーザからの指令に基づいて、その記憶装置に保存されている字幕データを再生し、当該字幕のみからなる字幕画像を画面表示させたり、或いは、画面を二分割し、一方の分割画面に番組の映像を表示させ、他方の分割画面に字幕画像を表示させるようにしたディジタルテレビ放送受信機が開示されている。
特開2001−268464号公報(図1及び図3,図4)
ところで、記憶装置に保存した動画像データコンテンツを再生装置にて再生し、その再生した動画像を表示装置の画面上に表示させることで、視聴者による動画像の視聴が行われるシステムにおいて、例えば、連続した内容(ストーリーや番組進行など)の動画像の再生が途中で停止され(つまり視聴者が視聴を途中で止め)、その後、或る程度の時間が経過してから、当該途中で再生が停止された動画像の再生を再開するような場合、再生装置は、上記途中で再生が停止された場面の続きから再生を再開することになる。すなわち、この場合、視聴者は、途中で視聴を止めた場面の続きから視聴を再開すること、言い換えると、未だ視聴していない場面から視聴を開始することになる。
ここで、動画像の視聴を途中で一旦止めた後、当該一旦視聴を止めた場面の続きから視聴を再開するまでの時間間隔が例えば短いような場合、視聴者は、上述のように未だ視聴していない場面から視聴を再開したとしても、以前に視聴した内容を容易に思い出すことができるため、戸惑うことは少ないと思われる。
ところが、上記視聴を再開するまでの時間間隔が例えば長い場合、視聴者は、例えば、以前に視聴した内容を思い出すのに時間がかかったり、或いは全く思い出せなくなったりすることがあり、そのような場合には、当該視聴を再開した後の場面の内容(ストーリーの流れや番組進行など)を理解できなくなってしまうことがある。
このように、以前に視聴した内容を思い出すのに時間がかかったり、或いは全く思い出せなくなったりした場合、視聴者は、再生装置の例えばリモートコントローラ等を自ら操作し、いわゆる早戻し等により任意の場面まで再生位置を戻し、以前に見た場面等を再度見ることによって、以前の場面の内容等を思い出すようなことを行う。
しかしながら、上述のように早戻しを行って以前に視聴を行ったはずの任意の場面を見たとしても、それでも未だ内容を思い出せない場合、視聴者は、さらに早戻し操作を行い、そして当該早戻しにより再生される任意の場面を見る作業が必要になってしまう。勿論、それでも思い出せない場合には、同じような作業を繰り返すことになる。このように、早戻しを行っても以前に見た場面の内容を十分に思い出すことができない場合、視聴者は、早戻しの操作と当該早戻しで再生された場面を見る作業とを何度も繰り返さなければならず、非常に煩雑であり且つ無駄な時間を消費してしまうことになる。
なお、視聴者による早戻しのためのリモートコントローラ操作等を無くすために、例えば、途中で再生が停止された動画像の再生を再開する指示が視聴者からなされた場合、再生装置において、当該途中で再生が停止された箇所から一定時間分だけ自動的に早戻しして再生を再開するような制御を行うことも考えられる。但し、この場合、早戻しされる一定時間分の長さをどの程度にしておけば、視聴者が動画像の内容を確実に思い出すことができるのかを予め決めておかなければならない。しかしながら、視聴者が動画像の内容を確実に思い出せるかどうかは、その動画像の内容や、視聴を再開するまでの時間間隔の長さ、視聴者自身の記憶力などにより異なり、したがって、当該早戻しの一定時間の適切な長さを決めることは殆ど不可能である。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、例えば、連続した内容の動画像の再生が途中で停止され、その後、当該動画像の再生を再開するような場合に、視聴者が行う操作を少なくしつつ以前視聴した内容を思い出す際の助けになる情報を提供可能な情報再生装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の情報再生装置は、動画像データ及びそれに付随した字幕のテキストデータを蓄積するデータ蓄積部と、少なくとも動画像データから画面に表示する動画像の再生画像を生成するための動画像再生部と、動画像の途中位置から再生を開始する場合、当該途中位置から動画像の再生を開始するための準備処理中に、その途中位置よりも時間軸上で前で且つ時間を遡る方向順の字幕のテキストデータを、少なくとも一画面内に収まる量だけ読み出して、時間順に並んだ各字幕からなる一画面分の字幕画像を生成する字幕画像生成部とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報再生方法は、途中位置から動画像の再生を開始する際に、動画像再生部が当該途中位置から動画像の再生を開始するための準備処理ステップと、その準備処理中に、途中位置よりも時間軸上で前で且つ時間を遡る方向順の字幕のテキストデータを、少なくとも一画面内に収まる量だけデータ蓄積部から読み出すステップと、その読み出された字幕のテキストデータを用いて、字幕画像生成部が、時間順に並んだ各字幕からなる一画面分の字幕画像を生成するステップとを有することにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、途中位置から動画像の再生を開始するための準備処理中に、途中位置よりも時間軸上で前で且つ時間を遡る方向順の字幕のみからなる字幕画像を画面表示することで、視聴者が以前に視聴した内容を思い出す際の補助を行うようにしている。
本発明においては、動画像の途中位置から再生を開始するための準備処理中に、その途中位置よりも時間軸上で前で且つ時間を遡る方向順の字幕のテキストデータを用いて、時間順に並んだ各字幕からなる一画面分の字幕画像を生成して表示することにより、例えば、連続した内容の動画像の再生が途中で停止され、その後、当該動画像の再生を再開するような場合に、視聴者が行う操作を少なくすつつ以前視聴した内容を思い出す際の助けになる情報を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
なお、以下の実施形態では、本発明の情報再生装置及び方法の適用例として、携帯電話端末を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の概略的な内部構成〕
図1には、本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
図1において、通信アンテナ12は、例えば内蔵アンテナであり通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。通信回路11は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。上記通信アンテナ12及び通信回路11にて受信された通話音声データは、データラインを介して音声処理部23へ送られ、それ以外の受信データは、一旦、制御部10へ送られて処理された後、必要に応じて当該制御部10から各部へ送られる。
ディジタル放送受信部24は、ディジタル放送の受信チューナ部とAVコーデック部とを備えており、ディジタル放送用アンテナ25により受信されたディジタルテレビジョン放送信号やディジタルラジオ放送信号の復調,アナログ/ディジタル変換,圧縮符号化されているデータの伸張復号等の処理を行い、それら復調及び伸張復号されたディジタル放送データのうち、ディジタルテレビジョン放送の動画像データについては画像処理部22へ送り、ディジタルテレビジョン放送の音声データやディジタルラジオ放送の音声データについては音声処理部23へ送る。また例えば、ディジタルテレビジョン放送により映像及び音声データと共にそれらに付随した(関連した)字幕情報も受信した場合、ディジタル放送受信部24は、当該字幕情報も画像処理部22へ送る。
音声処理部23は、上記通信アンテナ12及び通信回路11から受信音声の圧縮符号化データが供給された時には、当該受信音声の圧縮符号化データを伸張復号化し、その伸張復号化後の受信音声データを、データラインを介してスピーカ20或いは図示しないイヤホンへ送る。また、本実施形態の携帯電話端末の動作モードが、例えばメモリ部16等に圧縮符号化されて保存されている楽曲データコンテンツや動画像データコンテンツの再生モードになされている場合、音声処理部23は、制御部10による制御の元で、上記メモリ部16から読み出された楽曲データコンテンツや動画像データコンテンツの音声データの伸張復号化を行い、その伸張復号化後の再生音声データを、データラインを介してスピーカ20やイヤホンへ送る。また、本実施形態の携帯電話端末の動作モードが、例えばディジタル放送の受信及び視聴モードになされている場合、音声処理部23は、制御部10による制御の元で、ディジタル放送受信部24から供給されたディジタルテレビジョン放送やディジタルラジオ放送の音声データを、データラインを介してスピーカ20やイヤホンへ送る。また、本実施形態の携帯電話端末の動作モードが、ディジタル放送を記録する記録モードになされている場合、音声処理部23は、制御部10による制御の元で、上記ディジタル放送受信部24から供給されたディジタルテレビジョン放送やディジタルラジオ放送の音声データを圧縮符号化し、その圧縮符号化後の音声データを例えばメモリ部16に送る。上記メモリ部16へ送られた圧縮符号化後の音声データは、制御部10による制御の元で当該メモリ部16に保存されることになる。なお、音声処理部23の機能は、制御部10がソフトウェアにより実現することも可能である。
スピーカ20は、携帯電話端末に設けられている受話用のスピーカやリンガ(着信音)、アラーム音、警告音、再生音楽、ディジタル音声、再生動画像の音声等の出力用スピーカであり、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、通話音声やリンガ音,再生音楽等の音声データを、ディジタル/アナログ変換及び増幅した後に出力する。これにより、通話音声やリンガ音,再生音楽等の音声が空気中に出力されることになる。
マイクロホン21は、送話用及び外部音声集音用のマイクロホンであり、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を含む。このマイクロホン21を介して入力された音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して音声処理部23へ送られて符号化された後、データラインを介して通信回路11へ送られて変調、周波数変換等の各種処理を受け、通信アンテナ12から送信される。
表示部13は、例えば液晶ディスプレイ等の表示デバイスと、そのディスプレイの表示駆動回路とを含み、上記ディスプレイ上に文字や各種メッセージ、静止画像や動画像等を表示する。
画像処理部22は、待ち受け画面や電子メール文、アドレス帳、各種ユーザインターフェース画面等の画像データを生成して、それら画像データをデータラインを介して表示部13のディスプレイへ送って表示させる処理等を行う。また、本実施形態の携帯電話端末の動作モードが、例えばメモリ部16等に圧縮符号化されて保存されている動画像データコンテンツの再生モードになされている場合、当該画像処理部22は、制御部10による制御の元で、メモリ部16等に圧縮符号化されて保存されている動画像データコンテンツの伸張復号化とディスプレイ表示用データへの変換処理を行う。なお、上記動画像データコンテンツに字幕情報が含まれている場合、画像処理部22は、必要に応じて、当該字幕情報をディスプレイ表示用のテキストデータへ変換する処理も行う。また、本実施形態の携帯電話端末の動作モードが、ディジタルテレビジョン放送を記録する記録モードになされている場合、当該画像処理部22は、制御部10による制御の元、ディジタル放送受信部24にて受信されたディジタルテレビジョン放送の動画像データを圧縮符号化し、その圧縮符号化後の動画像データからなるデータコンテンツを例えばメモリ部16へ送る。なお、ディジタルテレビジョン放送を記録する記録モードにおいて、上記ディジタルテレビジョン放送の動画像データに字幕情報が含まれていた場合、画像処理部22は、上記圧縮符号化した動画像データと共に、上記変換処理後の字幕のテキストデータもメモリ部16へ送る。当該メモリ部16へ送られた圧縮符号化された動画像データとそれに付随した字幕情報、及びその字幕情報を変換したテキストデータは、制御部10による制御の元で当該メモリ部16に保存されることになる。画像処理部22の機能は、制御部10がソフトウェアにより実現することも可能である。
操作部14は、本実施形態の携帯電話端末の図示しない筐体上に設けられているテンキーや発話キー、終話/電源キー等の各キーや十字キー,ジョグダイヤル等の各操作子と、それら操作子が操作された時の操作信号を発生する操作信号発生器とからなる。本実施形態において、上記操作部14の各操作子は、ユーザによる電源のオン/オフ操作、発信や着信の指示操作、電話番号入力操作や電子メール等の文字入力操作、ディスプレイ上に表示されたメニュー項目の選択操作、ディジタルカメラ機能におけるシャッター操作、ディジタル放送の受信指示操作、動画像データコンテンツ等の再生指示操作及びそれらに関連する各指示操作(スクロール操作等も含む)のために用いられる。
時計部15は、年月日及び日時のような時刻情報や、使用者により設定された時間の計測などに用いられるを時間情報などを生成する。当該時計部15による時刻や時間等は、ディスプレイ上に表示されたり、スケジュール管理やアラーム報知などにも用いられる他、例えば動画像データコンテンツの再生時間や再生日時の管理などにも用いられる。
メモリ部16は、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)を含む。ROMは、NAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)のような書き換え可能な記憶媒体を含み、例えば、OS(Operating System)のプログラムや制御部10が各部を制御するための制御プログラム、本発明に係る動画像データコンテンツの再生制御及び再生管理を実行するためのプログラム(動画像データコンテンツの再生制御及び再生管理プログラム)を含む各種のアプリケーションプログラム、圧縮符号化された楽曲データコンテンツや動画像データコンテンツ(字幕情報、字幕のテキストデータも含む)の他、各種の初期設定値、フォントデータ、各辞書データ、機種名情報や端末識別情報などをも記憶する。RAMは、制御部10が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。また、メモリ部16は、着脱可能な外部メモリカードや小型のハードディスクドライブを含んでいてもよい。なお、本実施形態において、当該メモリ部16のコンテンツ蓄積部18には、圧縮符号化された動画像データコンテンツ(字幕情報、字幕のテキストデータも含む)や楽曲データコンテンツ等が蓄積される。当該コンテンツ蓄積部18に蓄積される動画像データコンテンツは、通信回線を介して取得した動画像データコンテンツやディジタル放送受信部24により受信した動画像データコンテンツの他、外部メモリカードに保存された動画像データコンテンツも含まれる。
上記制御部10は、通信回路11における通信の制御、音声処理部23や画像処理部22、ディジタル放送受信部24等の各部の制御を行う。特に、本実施形態の場合、制御部10は、上記メモリ部16のプログラム蓄積部17に蓄積されている動画像データコンテンツの再生制御及び再生管理プログラムを実行することにより、例えばメモリ部18のコンテンツ蓄積部18に蓄積された動画像データコンテンツを画像処理部22へ送り、当該画像処理部22に対し、上記圧縮符号化されている動画像データコンテンツの再生復号化とディスプレイ表示用データへの変換処理を行わせる。また、本実施形態において、制御部10は、動画像データコンテンツの再生制御及び再生管理プログラムの実行により、後述する動画像データコンテンツの途中再生時における字幕画像表示制御処理についても実現する。
その他、図1には図示を省略しているが、本発明の携帯電話端末は、写真画像の撮影のためのディジタルカメラ部、キー照明や着信ライト用などのLED(発光ダイオード)とその駆動部、各部へ電力を供給するバッテリとその電力をコントロールするパワーマネージメントIC部、いわゆるブルートゥース方式(Bluetooth:登録商標)やUWB(Ultra Wide Band)方式、無線LAN(Local Area Network)などによる近距離無線通信を行うための近距離無線通信部、いわゆる電子マネーのための情報記憶と信号の送受信を行う電子財布部、GPS(Global Positioning System)通信部、外部メモリ用スロットなど、一般的な携帯電話端末に設けられる各構成要素についても備えている。
〔動画像データコンテンツの再生〕
ところで、上述のようにメモリ部16に保存された動画像データコンテンツを再生してディスプレイに表示させて、ユーザ(視聴者)が動画像の視聴を行う場合において、例えば、連続した内容の動画像の再生を途中で停止し(視聴者が視聴を途中で止め)、その後、或る程度の時間が経過してから、当該途中で再生を停止した動画像の再生を再開するような場合、ユーザは、以前に視聴した内容(ストーリーや番組進行など)を思い出すのに時間がかかったり或いは全く思い出せなくなったりすることがあり、そのような場合、当該視聴を再開した後の場面の内容を理解できなくなってしまうことがある。
また、一般に、記録媒体に保存された動画像データコンテンツ(字幕情報を含む)を再生してディスプレイ画面へ表示させるような動画像再生装置では、圧縮符号化されている動画像データの伸張復号化等のような演算量の非常に多い処理を行うため、例えばユーザから再生開始指示が入力されても直ぐには動画像の画面表示を開始することができず、実際に動画像が表示されるのは、上記再生開始指示が入力されてから或る程度の時間を経た後(演算処理が行われた後)となる。特に、本実施形態の携帯電話端末のような小型携帯機器の場合は、一般的な据え置き型の動画像再生装置に比べて処理能力が低いため、上記再生開始指示が入力されてから動画像の表示が開始されるまでの時間は長くなる傾向にある。すなわちこの場合、ユーザは、動画像の表示が実際に再開されるまでの間、待たされることになる。
これらのことから、本実施形態の携帯電話端末では、上述のようにメモリ部16のコンテンツ蓄積部18等に動画像データコンテンツ(字幕情報,字幕のテキストデータを含む)が保存されており、その動画像データコンテンツを再生してディスプレイ画面に表示させて、ユーザ(視聴者)が動画像の視聴を行う場合において、例えば図2に示すように、動画像データコンテンツの先頭(Start Time)から最後(End Time)まで連続した内容の動画像の再生が途中で停止された時には、当該途中で再生が停止された位置をメモリ部16等に記憶し、その後、上記途中で再生が停止された動画像の再生を再開する(つまり再生再開位置からの再生を行う)ような場合には、当該途中で再生が停止された場面の続きから再生を再開するための準備処理中(つまり動画像の再生が再開されて画面上に映像の表示が開始されるまでの待ち時間の間)に、上記途中で再生が停止された場面以前の全場面における全字幕のテキストデータをメモリ部16のコンテンツ蓄積部18内で特定すると共に、それら特定した各字幕のテキストデータの中から、上記途中で再生が停止された場面の直前から時間を遡る方向順へ、少なくとも一画面分に表示可能な数(一画面に収まる量)の各字幕のテキストデータを読み出し、それら一画面分に収まる量の各字幕のテキストを画面上に表示させる処理を行う。なお、上記一画面分に収まる各字幕を表示させる際、それら各字幕の画面上での並び順は、例えば時間順で古い字幕が画面の上の方、つまり動画像データコンテンツの先頭(Start Time)に近い場面の字幕ほど画面の上の方に表示され、順次時間が新しくなるに従って画面の下の方に表示させるような配置にすることができる。
上述のように、本発明実施形態の携帯電話端末においては、途中で再生が停止された場面の続きから再生を再開するための準備処理中(動画像の表示開始までの待ち時間)に、当該途中で再生が停止された場面から時間を遡る方向順の各場面における各字幕を、少なくとも一画面分に収まる量だけ纏めてユーザへ見せるような字幕画面表示を行うことにより、上記待ち時間にユーザを退屈させることなく、また、当該字幕画面の表示により、ユーザが以前視聴した内容(ストーリーや番組進行など)を思い出すための補助、及び、実際に動画像の表示が再開された場合にその後の各場面の内容をユーザが理解するための補助を行うようにしている。
すなわち、本実施形態によれば、ユーザは、上記字幕画面内の各字幕を読むだけで、以前に視聴した内容を容易に思い出すことできるようになる。また、本実施形態において、上記字幕画面の表示は、コンテンツ蓄積部18に保存されている字幕のテキストデータを読み出して表示するだけの処理であるため、例えば実際に動画像を表示する場合よりも処理が軽く、したがって、高い演算能力を持たない携帯電話端末であっても、短時間に字幕画面の表示が可能となる。さらに、上記字幕画面の表示は、テキスト文章の表示のみであるため、処理が軽いだけでなく、消費電力も少なく、本実施形態のようなバッテリ駆動の携帯電話端末にとって非常に有利である。
さらに例えば、途中で再生が停止された場面から時間を遡る方向順で一画面分のみに収まる量の各字幕を表示させただけでは、以前に視聴した内容をユーザが思い出せないこともあるため、そのような場合にも対処可能にするために、本実施形態の携帯電話端末では、上記字幕画面のスクロール表示も可能となされている。すなわち、本実施形態の携帯電話端末においては、ユーザにより、字幕画面のスクロールを指示する操作が入力された場合、上記途中で再生が停止された場面以前の全場面の全字幕のテキストデータの中から、上記一画面分に収まる量の各字幕のテキストデータを読み出す際の読み出し箇所を、上記ユーザからの字幕画面スクロール操作に応じて時間軸方向へシフトさせること、若しくは、上記途中で再生が停止された場面以前の全場面の全字幕を時間順に全て並べた画像を生成し、その画像の中から、上記一画面分に収まる量の画像部分のみを抜き出す箇所を、上記ユーザからの字幕画面スクロール操作に応じて時間軸方向へシフトさせることにより、字幕画面のスクロール表示を可能としている。当該スクロールは、動画像データコンテンツの先頭(Start Time)から再生再開位置の直前までの間の時間軸内であれば、何れの方向(時間軸上で進む方向,戻る方向の何れの方向)へも行うことができ、これにより、本実施形態では、上記動画像データコンテンツの先頭から再生再開位置の直前までの間の任意の箇所の字幕を表示することが可能となっている。また、スクロール指示は、ユーザ操作によらずに、携帯電話端末が自動的に生成しても良い。
このように、本実施形態の携帯電話端末によれば、上記途中で再生が停止された場面以前の全場面の全字幕をスクロールにより表示可能となされているため、ユーザは、当該スクロール表示された字幕画面内の各字幕を読むだけで、以前に視聴した内容を容易且つ確実に思い出すことできるようになる。また、本実施形態において、上記字幕画面のスクロール表示は、コンテンツ蓄積部18に保存されている字幕のテキストデータを読み出して表示するだけの処理であるため、例えば実際に早戻しを何度も行って動画像を表示する場合よりも非常に処理が軽く、したがって、高い演算能力を持たない携帯電話端末であっても、短時間に字幕画面のスクロール表示が可能となる。また、スクロール表示を行う場合も上述同様に、消費電力が少なく、本実施形態のような携帯電話端末にとって非常に有利である。
〔再生再開位置より前の全字幕のうち一画面分に収まる量のみの字幕を表示する処理〕
図3には、再生再開位置より前の全字幕のうち一画面分に収まる量のみの字幕を表示する処理の流れを示す。なお、この図3のフローチャートに示す処理は、携帯電話端末のメモリ部16のプログラム蓄積部17に格納された本実施形態の動画像データコンテンツの再生制御及び再生管理プログラムを、上記制御部10が実行することにより実現される処理である。
図3において、例えば操作部14を介してユーザから動画データコンテンツの再生要求指示が入力されると、制御部10は、ステップS1の処理として、その再生要求指示入力が動画像データコンテンツの途中からの再生を要求する指示入力であるかどうかを判断する。当該ステップS1の判断処理において、制御部10は、上記ユーザからの再生要求指示入力が動画像データコンテンツの途中からの再生要求指示入力であると判断した場合にはステップS2へ処理を進め、一方、動画像データコンテンツの先頭(Start Time)からの再生要求指示入力であると判断した場合にはステップS5へ処理を進める。
ステップS1からステップS5へ進んだ場合、制御部10は、当該ステップS5の処理として、動画像データコンテンツをその先頭(Start Time)から再生を開始し、通常の動画再生処理を実行する。
ステップS1からステップS2へ進んだ場合、すなわち、当該動画像データコンテンツは以前に再生が途中で停止され、上記ユーザからの再生要求指示入力により、当該再生が途中で停止された位置から動画像の再生を再開する(再生再開位置からの再生)ことになった場合、制御部10は、上記画像処理部22が再生再開位置から再生を開始するための準備処理中(動画像再生の待ち時間)に、上記再生再開位置よりも時間的に前の全場面における全字幕のテキストデータをメモリ部16のコンテンツ蓄積部18内で特定すると共に、それら特定した各字幕のテキストデータの中から、上記再生再開位置直前から時間を遡る方向順で且つ一画面分に収まる量の各字幕を検索する。
次に、制御部10は、ステップS3の処理として、上記ステップS2で検索した各字幕のテキストデータを、コンテンツ蓄積部18から読み出して画像処理部22へ送る。画像処理部22では、上記一画面分に収まる量の各字幕を画面上にテキスト表示するための映像信号(つまり字幕画面の映像信号)が生成され、当該字幕画面の映像信号が表示部13に送られることになる。これにより、表示部13のディスプレイ画面上には、上記再生再開位置直前から時間を遡る方向順で且つ一画面分に収まる量の各字幕のテキストからなる字幕画面の表示がなされることになる。その後、制御部10は、ステップS4へ処理を進める。
ステップS4の処理に進むと、制御部10は、上記再生再開位置からの動画像の再生が可能になったか否か判断する。そして、上記再生再開位置からの動画像の再生が可能になった時、制御部10は、ステップS5へ処理を進める。すなわち、制御部10は、上記再生再開位置から動画像を再生する準備が整うまでは上記字幕画面の表示を続け、一方、上記再生再開位置から動画像を再生する準備が整った時にはステップS5へ処理を進める。
ステップS4からステップS5の処理に進むと、制御部10は、字幕画面の表示を消すと同時に、動画像データコンテンツの再生を上記再生再開位置から開始し、その後は通常の動画再生と表示の処理を実行する。
〔字幕画面のスクロール処理〕
図4には、字幕画面のスクロールを行う場合の処理の流れを示す。なお、この図4のフローチャートに示す処理は、プログラム蓄積部17に格納された本実施形態の動画像データコンテンツの再生制御及び再生管理プログラムを、上記制御部10が実行することにより実現される処理である。
図4において、例えば操作部14を介してユーザから動画データコンテンツの再生要求指示が入力されると、制御部10は、ステップS11の処理として、その再生要求指示入力が動画像データコンテンツの途中からの再生を要求する指示入力であるかどうかを判断する。当該ステップS11の判断処理において、制御部10は、上記ユーザからの再生要求指示入力が動画像データコンテンツの途中からの再生要求指示入力であると判断した場合にはステップS12へ処理を進め、一方、動画像データコンテンツの先頭(Start Time)からの再生要求指示入力であると判断した場合にはステップS18へ処理を進める。
ステップS11からステップS18へ進んだ場合、制御部10は、当該ステップS18の処理として、動画像データコンテンツをその先頭(Start Time)から再生を開始し、通常の動画再生処理を実行する。
ステップS11からステップS12へ進んだ場合、すなわち、当該動画像データコンテンツは以前に再生が途中で停止され、上記ユーザからの再生要求指示入力により、当該再生が途中で停止された位置から動画像の再生を再開する(再生再開位置からの再生)ことになった場合、制御部10は、上記再生再開位置から再生を開始するための準備処理中(動画像再生の待ち時間)に、上記再生再開位置よりも時間的に前の全場面における全字幕のテキストデータをメモリ部16のコンテンツ蓄積部18内で特定すると共に、それら特定した各字幕のテキストデータの中から、上記再生再開位置から時間を遡る方向順で且つ一画面分に収まる量の各字幕を検索する。
次に、制御部10は、ステップS13の処理として、上記ステップS12で検索した各字幕のテキストデータを、コンテンツ蓄積部18から読み出して画像処理部22へ送る。画像処理部22では、上記一画面分に収まる量の各字幕を画面上にテキスト表示するための映像信号(字幕画面の映像信号)が生成され、当該字幕画面の映像信号が表示部13に送られる。これにより、表示部13のディスプレイ画面上には、上記再生再開位置から時間を遡る方向順で且つ一画面分に収まる量の各字幕のテキストからなる字幕画面の表示がなされることになる。その後、制御部10は、ステップS16へ処理を進める。
ステップS16の処理に進むと、制御部10は、操作部14を介してユーザから「字幕画面の表示を終了する」旨の指示入力(字幕画面の表示を終了することの許可入力)がなされたか否か判断する。当該ステップS16において、制御部10は、ユーザから「字幕画面の表示を終了する」旨の指示入力が有ったと判断した場合にはステップS17へ処理を進め、一方、当該指示入力がない間はステップS14へ処理を進める。
ステップS14の処理に進むと、制御部10は、操作部14を介してユーザから字幕画面のスクロールの要求指示が入力されたか否か判断する。すなわち言い換えると、当該ステップS14では、ユーザから、現在表示している字幕画面よりも時間軸上で別の時間の各場面の字幕を見たい旨の要求指示が入力されたか否か判断する。そして、ステップS14において、ユーザからスクロールの要求指示が入力されたと判断した場合、制御部10は、ステップS15へ処理を進める。
ステップS15の処理に進むと、制御部10は、上記ユーザから入力されたスクロール操作に応じて、上記コンテンツ蓄積部18から字幕のテキストデータを読み出す際の読み出し箇所を時間軸方向へシフトさせ、そのシフト後の読み出し箇所で且つ一画面分に収まる量の各字幕のテキストデータからなる字幕画面を表示させる処理を行う。その後、制御部10は、ステップS16へ処理を戻す。
ステップS17の処理に進むと、制御部10は、上記再生再開位置からの動画像の再生が可能になったか否か判断する。そして、上記再生再開位置からの動画像の再生が可能になった時、制御部10は、ステップS18へ処理を進める。すなわち、制御部10は、上記再生再開位置から動画像を再生する準備が整うまでは上記字幕画面の表示を続け、一方、上記再生再開位置から動画像を再生する準備が整った時にはステップS18へ処理を進める。
ステップS17からステップS18の処理に進むと、制御部10は、字幕画面の表示を消すと同時に、動画像データコンテンツの再生を上記再生再開位置から開始し、その後は通常の動画再生と表示の処理を実行する。
なお、図4では、ステップS12において、上記再生再開位置よりも時間的に前の全場面における全字幕のテキストデータの中から一画面分に収まる量の各字幕のテキストデータを読み出す際の読み出し箇所を、スクロール操作に応じて時間軸方向へシフトさせることで、字幕画面のスクロールを実現する例を挙げたが、その他の例として、例えば、図4のステップS12において、上記再生再開位置よりも時間的に前の全場面における全字幕のテキストデータを全て読み出すような検索を行い、ステップS13において、それら検索された全字幕のテキストデータから生成した全ての字幕を時間順に並べた画像を生成すると共に、当該生成された画像の中から上記一画面分に収まる量の画像部分のみを抜き出して字幕画像を生成し、更に、ステップS15では、上記全字幕を時間順に並べた画像の中から上記一画面分に収まる量の画像部分のみを抜き出す箇所を、ユーザからのスクロール操作に応じて時間軸方向へシフトさせることにより、字幕画面のスクロールを実現するようにしても良い。
〔まとめ〕
以上説明したように、本発明実施形態の携帯電話端末によれば、途中で再生が停止された場面の続きから再生を再開するような場合、その再生再開位置からの再生開始のための準備処理中(待ち時間)に、上記再生再開位置から時間を遡る方向順で且つ少なくとも一画面分に収まる量の字幕を纏めて表示し、また、字幕画面のスクロール表示をも可能にしたことにより、視聴者であるユーザは、煩雑な早戻し操作を行わなくても、以前視聴した内容を容易に思い出すことができるようになる。
なお、上述した本発明の各実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
例えば、本実施形態の携帯電話端末は、字幕画面の表示やスクロール表示を行っている際に、ユーザから当該字幕画面に対応した位置からの再生再開指示が入力された場合には、動画像再生の準備が整った時点で、当該字幕画面内の例えば先頭若しくは中央若しくは最後の字幕に対応した位置から再生を再開することも可能である。また、この場合において、それら先頭,中央,最後の字幕の何れの位置から再生を再開するかについては、ユーザにより事前に選択、若しくはその都度選択可能となされている。更に、この例において、特に、字幕画面内の所望の字幕をユーザが指示した場合、当該ユーザにより指示された字幕に対応した位置から再生を再開することも可能となされている。
本実施形態の情報再生装置は、携帯電話端末に限定されず、動画像データコンテンツの保存と再生機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)やパーソナルコンピュータ、携帯型テレビゲーム装置、携帯型ディジタルテレビジョン受信機、カーナビゲーション装置など様々な端末や、据え置き型の動画像再生装置などにも適用可能である。
なお、特開2001−268464号の公開特許公報に記載の技術では、動画像用とは別のディスプレイに字幕を表示し、その字幕を確認し易くすることを目的としており、二画面構成を前提としている。また、表示される字幕も、視聴者が任意に選択した箇所の字幕か或いは動画像と時間的に同期した字幕となされている。これに対し、本発明実施形態にて表示される字幕は、途中の再生再開位置より前で且つ一画面内に収まる量の字幕であり、二画面構成を前提としていない。また、本発明実施形態によれば、字幕画面が表示されるのは動画像の再生準備が整うまでの間であり、動画像の再生が開始された後は、一般的な字幕表示に戻され、例えば動画像の下部などに字幕が表示されるか、又は、視聴者の要求により表示されないことになる。
本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な内部回路構成を示すブロック図である。 動画像データコンテンツの「Start Time」から「End Time」まで、及び、再生再開位置と一画面内に収まる量の字幕を時間軸上で表した図である。 再生再開位置より前の全字幕のうち一画面分に収まる量のみの字幕を表示する処理の流れを示すフローチャートである。 字幕画面のスクロールを行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 制御部、11 通信回路、12 通信アンテナ、13 表示部、14 操作部、15 時計部、16 メモリ部、17 プログラム蓄積部、18 コンテンツ蓄積部、20 スピーカ、21 マイクロホン、22 画像処理部、23 音声処理部、24 ディジタル放送受信部、25 ディジタル放送受信用のアンテナ

Claims (8)

  1. 動画像データ及びそれに付随した字幕のテキストデータを蓄積するデータ蓄積部と、
    少なくとも動画像データから画面に表示する動画像の再生画像を生成するための動画像再生部と、
    上記動画像の先頭を除く途中位置から再生を開始する場合、上記動画像再生部が上記途中位置から動画像の再生を開始するための準備処理中に、上記途中位置よりも時間軸上で前で且つ時間を遡る方向順の字幕のテキストデータを、少なくとも一画面内に収まる量だけ上記データ蓄積部から読み出して、その読み出したテキストデータを用いて、時間順に並んだ各字幕からなる一画面分の字幕画像を生成する字幕画像生成部とを有する、
    ことを特徴とする情報再生装置。
  2. 上記動画像の再生が途中で停止された時、当該動画像の再生時における時間軸上での途中再生停止位置を記憶する位置記憶部を有し、
    上記位置記憶部に記憶された途中再生停止位置から上記動画像の再生を再開する場合、上記字幕画像生成部は、当該途中再生停止位置を上記途中位置にすることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  3. 上記字幕画像生成部は、上記データ蓄積部から字幕のテキストデータを読み出す際には、上記途中位置の時間軸上で直前の字幕のテキストデータから読み出しを行うことを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  4. 上記動画像の先頭を除く途中位置から再生を開始する場合、上記動画像再生部が上記途中位置から動画像の再生を開始するための準備処理中に、上記字幕画像生成部は、上記途中位置よりも時間軸上で前で且つ時間を遡る方向順の全ての字幕のテキストデータの中から、上記一画面内に収まる量の各字幕のテキストデータを上記データ蓄積部から読み出す際の読み出し箇所を、所定のスクロール指示に応じて時間軸方向へシフトさせることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  5. 上記動画像の先頭を除く途中位置から再生を開始する場合、上記動画像再生部が上記途中位置から動画像の再生を開始するための準備処理中に、上記字幕画像生成部は、上記途中位置よりも時間軸上で前で且つ時間を遡る方向順の全ての字幕のテキストデータを上記データ蓄積部から読み出し、当該読み出した各字幕のテキストデータから生成されて時間順に並んだ各字幕からなる画像の中から、上記一画面内に収まる量の各字幕の画像部分のみを抜き出す抜き出し箇所を、所定のスクロール指示に応じて時間軸方向へシフトさせることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  6. 上記字幕画像生成部は、上記一画面内に収まる各字幕の当該画面上での並び順を、時間順で古い字幕が画面の上の方となり、順次時間が新しくなるに従って画面の下の方に表示させる配置にすることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  7. 上記動画像再生部は、上記動画像データの再生時に、当該動画像データに付随している字幕情報をテキストデータに変換し、
    上記データ蓄積部は、上記動画像再生部が上記字幕情報から変換したテキストデータを、上記動画像データに付随させて蓄積することを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  8. データ蓄積部に蓄積された動画像データの先頭を除く途中位置から、動画像再生部が画面に表示する動画像の再生を開始する際に、当該動画像再生部が上記途中位置から動画像の再生を開始するための準備処理ステップと、
    上記準備処理ステップ中に、上記途中位置よりも時間軸上で前で且つ時間を遡る方向順の字幕のテキストデータを、少なくとも一画面内に収まる量だけデータ蓄積部から読み出すステップと、
    上記データ蓄積部から読み出された上記少なくとも一画面内に収まる量の字幕のテキストデータを用いて、字幕画像生成部が、時間順に並んだ各字幕からなる一画面分の字幕画像を生成するステップとを有する、
    ことを特徴とする情報再生方法。
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