JP2009026255A - データ移行方法、データ移行システム、及びデータ移行プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ストレージ装置増設時の既存装置からのデータ移行の機能を、安価にユーザに提供することができるデータ移行方法を提供する。
【解決手段】業務サーバ1及び第1ストレージ装置3を使用して、業務アプリケーション12を運用している。業務アプリケーション12が利用するデータの容量や性能が不足した場合、これを補うために、第2ストレージ装置4を増設する。この際、管理サーバ2は、既存の第1ストレージ装置3のデータ及びその構成情報を増設の第2ストレージ装置4に対して、一括して複製しておき、GUI画面21から選択された移行指示情報に基づいて、後からデータ及びその構成情報を削除するので、ストレージ装置の論理デバイスの構成情報の詳細をユーザに意識させることなく、既存の第1ストレージ装置3内の必要なデータ及びその構成情報を増設した第2ストレージ装置4に移行することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストレージ装置を新たに増設する際のデータ移行方法、データ移行システム、及びデータ移行プログラムに関する。
SMB(Small and Medium Business)市場向けストレージの運用管理は、専任管理者がいない等により、ストレージ構成の詳細をあまり意識せず、簡単に運用管理することが求められている。これは、ストレージ装置の交換や増設時の運用に関しても同様である。運用管理を支援するストレージ管理ソフトについても、簡素で使い勝手の良いソフトウェア(以下、ソフトという。)であることが求められている。
例えば、特許文献1には、ストレージ装置増設時に、既存ストレージ装置のデータの一部を増設ストレージ装置に移行する方法が記載されており、既存ストレージ装置の容量不足を解消することが可能になる。
特開2004−220450号公報
しかし、特許文献1の方式では、ストレージ管理ソフトが、既存ストレージ装置からデータを移行するために、増設装置に対して、既存装置に対して行なったように、論理デバイス作成、業務サーバとストレージ装置間のパス割り当て、セキュリティ設定等の設定を行なう必要がある。また、既存装置から増設装置に対して、ストレージ装置間をまたがる論理デバイス単位のデータ複製も行なう必要がある。
増設するストレージ装置に対する様々な設定及びデータの複製を、既存のストレージ管理ソフトを用いる場合、ストレージ管理ソフトの作業負担が増大し、開発コストが高くなり、高価なストレージ管理ソフトになる。SMB市場では、簡素なストレージ管理を実現できると同時に、ストレージ管理ソフトも安価であることが求められる。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、ストレージ装置増設時の既存装置からのデータ移行の機能を、安価にユーザに提供することができるデータ移行方法、データ移行システム、及びデータ移行プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、既存ストレージ装置のデータ及びその構成情報を増設ストレージ装置に対して一括して複製しておき、後からデータ及びその構成情報を削除することを特徴とする。
本発明によるデータ移行方法は、ストレージ管理サーバ(例えば、管理サーバ2)を利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有する第1ストレージ装置(例えば、第1ストレージ装置3)の運用及び業務サーバ(例えば、業務サーバ1)の運用を管理する計算機システムにおいて、1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置(例えば、第2ストレージ装置4)を新たに増設する際に、第1ストレージ装置が有する論理デバイスを第2ストレージ装置に移行するデータ移行方法であって、第1ストレージ装置にアクセスする業務サーバ上のアプリケーションを停止し、第1ストレージ装置が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、第2ストレージ装置に複製し、第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、第1ストレージ装置に保持するか、又は、第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示し、選択により移行の指示を受け取ると、第1ストレージ装置から移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、第2ストレージ装置から保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、第1ストレージ装置及び第2ストレージ装置の論理デバイスをアプリケーションから利用可能にするためにアプリケーションを再起動することを特徴とする。
本発明によれば、ストレージ装置増設時の既存装置からのデータ移行の機能を、安価にユーザに提供することが可能になる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。
《第1実施形態》
図1は、第1実施形態に係るストレージ管理システムを示すブロック図である。ストレージ管理システムは、業務サーバ1、管理サーバ2、第1ストレージ装置3、第2ストレージ装置(増設ストレージ装置)4を含んで構成される。業務サーバ1、管理サーバ2、第1ストレージ装置3、及び第2ストレージ装置4は、LAN(Local Area Network)5に接続されており、このLAN5を介して各装置間で、情報の参照や設定等が行なわれる。また、業務サーバ1、第1ストレージ装置3、第2ストレージ装置4は、それぞれポート11、ポート31、ポート41を介して、SAN(Storage Area Network)6に接続され、このSAN6を介して業務に利用されるデータが送受信される。
業務サーバ1は、例えばパーソナルコンピュータであり、ハードディスク装置の如き記憶装置(図示せず)、CPU15、及びメモリ16等を有する。記憶装置には業務アプリケーション12がこの記憶装置に格納して用意される。業務アプリケーション12の実行時には、この業務アプリケーション12はメモリ16にロードされ、CPU15で実行される。業務アプリケーション12が利用するデータは、第1ストレージ装置3上の論理デバイス33に格納される。論理デバイス33は、複数存在してもかまわない。
管理サーバ2は、例えばパーソナルコンピュータであり、情報を表示する表示装置(図示せず)、キーボードやマウスのような入力装置(図示せず)、ハードディスク装置の如き記憶装置(図示せず)、CPU2a、及びメモリ2b等を有する。記憶装置には移行指示プログラム22(移行前チェック処理S221、画面表示処理S222、デバイス削除処理S223を含む。)、ストレージ構成情報テーブル23、削除デバイス管理テーブル24、業務アプリケーション12を制御する業務アプリケーション制御プログラム25、ストレージ装置間で構成情報及びデータを複製する装置複製指示プログラム26、移行準備プログラム27が格納して用意される。例えば、データ移行指示時には、移行指示プログラム22はメモリ2bにロードされ、CPU2aで実行される。入力装置は、管理者8からのデータ移行の指示に関する入力に利用される。表示装置の表示画面には、管理者8からのデータの移行指示を受け付けるためのGUI画面21が表示される。
ストレージ構成情報テーブル23(図5参照)、削除デバイス管理テーブル24(図6参照)、移行指示プログラム22(図7〜図9参照)、業務アプリケーション制御プログラム25(図10参照)、装置複製指示プログラム26(図11参照)、移行準備プログラム27(図12参照)についての各テーブル、プログラムの詳細な内容については、詳しく後述する。
第1ストレージ装置3は、構成情報テーブル32、論理デバイス33、装置複製機能34を有する。論理デバイス33は、第1ストレージ装置3上に1以上存在し、各々の論理デバイスの容量、識別子、どの業務サーバに接続されているかの情報等が、構成情報テーブル32に格納される。
管理者8は、業務サーバ1及び第1ストレージ装置3を使用して、業務アプリケーション12を運用している。管理者8は、業務アプリケーション12が利用するデータの容量や性能を日々、監視している。業務アプリケーション12が利用するデータの容量や性能に対して、第1ストレージ装置3の容量や性能が不足した場合、管理者8は、これを補うために、第2ストレージ装置4を増設し、第1ストレージ装置3上に格納されている業務アプリケーション12のデータの一部を第2ストレージ装置4に移行し、容量や性能の不足を補う。なお、第2ストレージ装置4には、構成情報テーブル42及び論理デバイス43を備えている。ここでは、第1ストレージ装置3と第2ストレージ装置4とのデータ移行の手順について、図2を参照して説明する。なお、構成情報テーブル32及び論理デバイス33を、第2ストレージ装置4に複製する際に、装置複製用専用線7が使用される。装置複製用専用線7が使用しない場合には、SAN6等の他の通信経路を介して、複製してもよい。
図2は、第1実施形態に係るデータ移行の処理概要を示すフローチャートである。適宜図1を参照して説明する。本実施形態では、まず、処理S911において、管理者8によって実行の指示がなされる移行準備プログラム27が、業務アプリケーション制御プログラム25を実行する。実行された業務アプリケーション制御プログラム25が、業務サーバ1上の業務アプリケーション12を停止し、次の処理へ進む。
処理S912において、移行準備プログラム27によって実行される装置複製指示プログラム26が、第1ストレージ装置3が備える構成情報及びデータを第2ストレージ装置4に複製し、次の処理へ進む。処理S912は、装置複製指示プログラム26及び装置複製機能34によって処理される。
処理S913において、管理者8の指示によって実行される移行指示プログラム22が、移行前チェック処理S221(図7参照)を実行(実施)する。実行された移行前チェック処理S221が、第1ストレージ装置3上のデータを第2ストレージ装置4へ移行可能か否かをチェックし、次の処理へ進む。
処理S914において、移行指示プログラム22が、画面表示処理S222(図8参照)を実行し、論理デバイス移行先選択画面を表示し、次の処理へ進む。
処理S915において、移行指示プログラム22は、表示された論理デバイス移行先選択画面を介して、第1ストレージ装置3から第2ストレージ装置4に移行する論理デバイスを、管理者8により選択させると、選択された論理デバイスの一覧を入力パラメタとして、受理し、次の処理へ進む。
処理S916において、移行指示プログラム22が、デバイス削除処理S223(図9参照)を実行(実施)し、受け取った論理デバイス一覧をもとに、第1ストレージ装置3及び第2ストレージ装置4から論理デバイス及びその構成情報を削除し、次の処理へ進む。
処理S917において、移行指示プログラム22が、業務アプリケーション制御プログラム25を実行する。実行された業務アプリケーション制御プログラム25が、業務サーバ1上の業務アプリケーション12を再起動する。
以上が、第1実施形態の処理フローの概要である。
以下、図1の構成において、データの移行を実施する際の処理の流れを図3〜図12を参照して、詳細に説明する。
まず、移行準備プログラム27が、管理者8の指示により実行される。移行準備プログラム27は、業務アプリケーション制御プログラム25及び装置複製指示プログラム26を実行する処理プログラムである。
図12は、移行準備プログラムの処理を示すフローチャートである。移行準備プログラム27は、まず、処理S271において、業務アプリケーション停止指示をパラメタとして渡し、業務アプリケーション制御プログラム25を実行する。業務アプリケーション制御プログラム25は、図10を参照して説明する。
図10は、業務アプリケーション制御プログラムの処理を示すフローチャートである。業務アプリケーション制御プログラム25は、処理S251において、業務アプリケーション停止指示か否かを判定する。業務アプリケーション停止指示の場合には(処理S251,Yes)、業務アプリケーション制御プログラム25は、処理S252を実行し、第1ストレージ装置3上の論理デバイス33へのデータ更新が行なわれないようにするため、業務サーバ1上の業務アプリケーション12を停止し、業務アプリケーション制御プログラム25を終了する。
業務アプリケーション停止指示でない場合は(処理S251,No)、業務アプリケーション制御プログラム25は、処理S253において、業務アプリケーション起動指示か否かを判定する。業務アプリケーション起動指示の場合には(処理S253,Yes)、業務アプリケーション制御プログラム25は、処理S254において、業務サーバ1上の業務アプリケーション12を起動し、業務アプリケーション制御プログラム25を終了する。業務アプリケーション起動指示でない場合には(処理S253,No)、業務アプリケーション制御プログラム25を終了する。
図12に戻り、移行準備プログラム27は、処理S272において、装置複製指示プログラム26を実行する。装置複製指示プログラム26は、図11を参照して説明する。
図11は、装置複製指示プログラムの処理を示すフローチャートである。装置複製指示プログラム26は、処理S261において、第1ストレージ装置3上の装置複製機能34を用いて、第1ストレージ装置3が備える構成情報テーブル32及び論理デバイス33のデータを、装置複製用専用線7を介して、第2ストレージ装置4上の構成情報テーブル42及び論理デバイス43に複製する。装置複製指示プログラム26は、複製終了後、複製が終了し、移行の準備が完了したことを、表示装置等により管理者8に伝え、処理を終了する。そして、図12に戻り、移行準備プログラム27は、処理を終了する。
ここで、第1ストレージ装置3が備えるハードウェアの機能(例えば、装置複製機能34)を用いて、構成情報テーブル32及び論理デバイス33を、第2ストレージ装置4に複製しているが、ハードウェアの機能を用いず、管理サーバ2が第1ストレージ装置3から構成情報テーブル32及び論理デバイス33を読み取り、第2ストレージ装置4に複製してもよい。
また、構成情報テーブル32及び論理デバイス33を、第2ストレージ装置4に複製する際に、装置複製用専用線7を介さず、SAN6等の他の通信経路を介して、複製してもよい。
次に、前記移行準備完了を受けて、移行指示プログラム22が、管理者8の指示によって実行される。実行された移行指示プログラム22は、移行前チェック処理S221、画面表示処理S222、及びデバイス削除処理S223を実行する実行プログラムである。まず移行前チェック処理S221を実行する。
図7は、移行前チェック処理を示すフローチャートである。移行前チェック処理S221は、処理S2211において、第1ストレージ装置3が備える構成情報を取得して、図5に示すストレージ構成情報テーブル23の第1ストレージ装置構成情報231に格納する。次に、処理S2212において、第2ストレージ装置4が備える構成情報を取得して、ストレージ構成情報テーブル23の第2ストレージ装置構成情報236に格納する。次に、処理S2213において、第1ストレージ装置構成情報231と第2ストレージ装置構成情報236を比較し、全ての情報が同じであるか否かをチェックする。チェックの結果、全ての情報が同じであれば(処理S2213,Yes)、処理S2214において、移行前チェック処理S221の処理を正常に終了したことを返し、移行前チェック処理S221を終了する。そして、画面表示処理S222(図8参照)へ進む。チェックの結果、情報が同じでなかった場合は(処理S2213,No)、処理S2215において、移行前チェック処理S221を異常終了したことを返し移行前チェック処理S221を終了する。このときには、移行処理を中断する。
図5は、ストレージ構成情報テーブルを示す説明図である。ストレージ構成情報テーブル23は、第1ストレージ装置構成情報231と、第2ストレージ装置構成情報236とを有している。第1ストレージ装置構成情報231には、論理デバイステーブル2310、物理デバイステーブル2320、パス情報テーブル2330、ポート情報テーブル2340から構成されている。論理デバイステーブル2310は、論理デバイス2311、容量2312、及び所属RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)グループ2313の列から構成される。物理デバイステーブル2320は、物理デバイス2321、容量2322、所属RAIDグループ2323の列から構成される。パス情報テーブル2330は、ポート名2331、ホストグループ2332、接続先WWN(World Wide Name)2333、LUN(Logical Unit Number)2334の列から構成される。ポート情報テーブル2340は、ポート名2341、通信速度2342の列から構成される。
同様に、第2ストレージ装置構成情報236には、論理デバイステーブル2360、物理デバイステーブル2370、パス情報テーブル2380、ポート情報テーブル2390の列から構成されている。論理デバイステーブル2360は、論理デバイス2361、容量2362、及び所属RAIDグループ2363の列から構成される。物理デバイステーブル2370は、物理デバイス2371、容量2372、所属RAIDグループ2373の列から構成される。パス情報テーブル2380は、ポート名2381、ホストグループ2382、接続先WWN(World Wide Name)2383、LUN(Logical Unit Number)2384の列から構成される。ポート情報テーブル2390は、ポート名2391、通信速度2392の列から構成される。
図5に示すように、第1ストレージ装置3が備える構成情報テーブル32及び論理デバイス33のデータは、第2ストレージ装置4上の構成情報テーブル42及び論理デバイス43に複製されていることがわかる。具体的には、行2314,2315の内容が、行2364,2365の内容と一致している。行2324,2325の内容が、行2374,2375の内容と一致している。行2335,2336の内容が、行2385,2386の内容と一致している。行2343,2344の内容が、行2393,2394の内容と一致している。
図8は、画面表示処理を示すフローチャートである。画面表示処理S222は、処理S2221において、第1ストレージ装置3から論理デバイス一覧を取得する。次に、処理S2222において、取得した各々の論理デバイスの容量を第1ストレージ装置3から取得する。次に、処理S2223において、取得した各々の論理デバイスの性能情報を第1ストレージ装置3から取得する。次に、処理S2224において、第1ストレージ装置3から、第1ストレージ装置3がデータを格納可能な全容量を取得する。次に、処理S2225において、第2ストレージ装置4から、第2ストレージ装置4がデータを格納可能な全容量を取得する。次に、処理S2226において、GUI画面21に論理デバイス移行先選択画面を表示する。図3、図4に論理デバイス移行先選択画面の画面例を示す。画面表示処理S222は、論理デバイス移行先選択画面を表示し、管理者8に第1ストレージ装置3から第2ストレージ装置4へ移行したい論理デバイスを選択させる。
図3は、論理デバイス移行先の選択画面の例を示す説明図である。図3に示すように、論理デバイス移行先選択画面表示時には、論理デバイス移行先選択画面1(211)が表示される。論理デバイス移行先選択画面1(211)は、論理デバイス移行先選択エリア2111と、移行後の論理デバイス配置エリア2112から構成されている。論理デバイス移行先選択エリア2111には、第1ストレージ装置3の論理デバイス一覧が表示されており、容量及び性能情報(IOPS:Input/Output per Second)を参照しながら、管理者8は、移行先装置のプルダウンメニューから移行先装置を選択する。移行先装置プルダウンメニューでは、第1ストレージ装置(装置1)3、第2ストレージ装置(装置2)4、削除が選択可能である。具体的には、論理デバイスVol 05の場合には、移行先装置として『装置2』が選択されている。
管理者8が、第1ストレージ装置もしくは第2ストレージ装置を選択した場合は、選択されたストレージ装置に論理デバイスが保持されるが、削除を選択した場合にはどちらのストレージ装置からも論理デバイスが削除される。管理者8の選択内容に応じて、移行後の論理デバイス配置エリアの表示が更新され、第1ストレージ装置3上の各論理デバイスが第1ストレージ装置3及び第2ストレージ装置4にどのように配置されるかが確認できるようになっている。具体的には、論理デバイス移行先選択エリア2111に示すように、第1ストレージ装置3には、論理デバイスVol 01及び論理デバイスVol 03が選択され、第2ストレージ装置4には、論理デバイスVol 02及び論理デバイスVol 05が選択されている。また、論理デバイスVol 04は、『削除』が選択されている。
管理者8のNEXTボタン2113の押下を契機に、画面表示処理S222は、論理デバイス移行先選択画面2を表示する。また、管理者8のCANCELボタン2114の押下を契機に、画面表示処理S222は、管理者8の選択内容をキャンセルし、画面を閉じる。論理デバイス移行先選択画面2の画面例について、図4を参照して説明する。
図4は、論理デバイス移行先の確認画面の例を示す説明図である。論理デバイス移行先選択画面2(212)は、移行する論理デバイスの確認を行なうためのエリア2121と削除する論理デバイスの確認を行なうためのエリア2122で構成される。
管理者8は、移行する論理デバイスの確認を行なうためのエリア2121を参照して、第1ストレージ装置3から第2ストレージ装置4に移行される論理デバイスを確認する。また、管理者8は、削除する論理デバイスの確認を行なうためのエリア2122を参照して、第1ストレージ装置3及び第2ストレージ装置4の両方のストレージ装置から削除される論理デバイスを確認する。
管理者8は、エリア2121及びエリア2122を確認し、問題がなければ、OKボタン2124を押す。移行する論理デバイスを変更したい等、問題がある場合は、BACKボタン2123を押すことで、図3の論理デバイス移行先選択画面1(211)の画面に戻る。また、CANCELボタン2125を押すことで、管理者8が選択した内容をキャンセルし、画面を閉じることができる。
論理デバイス移行先選択画面2(212)において、管理者8のOKボタン2124の押下を契機に、デバイス削除処理S223が実行される。このときに、論理デバイス移行先選択画面2(212)は、第1ストレージ装置3の論理デバイス一覧、第2ストレージ装置4の論理デバイス一覧、削除対象の論理デバイス一覧をデバイス削除処理S223に渡す。デバイス削除処理S223について、図9を参照して説明する。
図9は、デバイス削除処理を示すフローチャートである。デバイス削除処理S223は、処理S2231において、図6に示す削除デバイス管理テーブル24に第1ストレージ装置3の論理デバイス一覧及び第2ストレージ装置4の論理デバイス一覧を登録する。具体的には、削除デバイス管理テーブル24の装置名2411及び論理デバイス2412の列に登録される。次に、処理S2232において、管理者8に指定された削除対象の論理デバイス一覧について、削除デバイス管理テーブル24の削除対象2413の列にフラグ(例えば、削除フラグとしてYes)が登録される。次に、処理S2233において、削除デバイス管理テーブル24で、削除対象フラグが立っている論理デバイスから順番に、論理デバイスをストレージ装置から削除していく。次に、処理S2234において、削除した論理デバイスについて、削除デバイス管理テーブル24の削除済みフラグ(例えば、Yes)を立てる。次に、処理S2235において、削除デバイス管理テーブル24で、削除対象フラグが立っていて、かつ、削除済みフラグが立っていない論理デバイスが存在するか否かをチェックする(例えば、Noであるか否かをチェックする。)。存在する場合は(処理S2235,Yes)、処理S2233,S2234,S2235を繰り返し実行する。存在しない場合は(処理S2235,No)、デバイス削除処理S223を終了する。
図6は、削除デバイス管理テーブルを示す説明図である。削除デバイス管理テーブル24には、装置名2411、論理デバイス2412、削除対象2413、及び削除済み2414の列から構成される。具体的には、行2421〜行2423には、第1ストレージ装置3の論理デバイスの状態が示されており、行2424〜行2426には、第2ストレージ装置4の論理デバイスの状態が示されている。行2422を参照すると、論理デバイス002(Vol 02に対応)は、削除対象の論理デバイスであり、既に削除済みであることがわかる。行2424を参照すると、論理デバイス001(Vol 01に対応)は、削除対象の論理デバイスであるが、現時点では、削除されていないことがわかる。
次に、移行指示プログラム22は、業務アプリケーション制御プログラム25を実行する。業務アプリケーション制御プログラム25は、業務アプリケーション12を再起動する。業務アプリケーション12は、第1ストレージ装置3の論理デバイス及び第2ストレージ装置4の論理デバイスを認識し、各論理デバイスのデータ参照・更新を開始し、業務を再開する。
なお、本実施形態を含む以下の実施形態では、システム中に業務サーバが1台の構成としているが、システム中に業務サーバが複数台存在してもよい。
本実施形態のデータ移行方法によれば、管理サーバ2を利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有する第1ストレージ装置3の運用及び業務サーバ1の運用を管理する計算機システムにおいて、1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置4を新たに増設する際に、第1ストレージ装置3が有する論理デバイスを第2ストレージ装置4に移行するデータ移行方法であって、第1ストレージ装置3にアクセスする業務サーバ1上の業務アプリケーション12を停止し、第1ストレージ装置3が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、第2ストレージ装置4に複製し、第1ストレージ装置3が有する各論理デバイスを、第1ストレージ装置3に保持するか、又は、第2ストレージ装置4に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示し、選択により移行の指示を受け取ると、第1ストレージ装置3から移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、第2ストレージ装置4から保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、第1ストレージ装置3及び第2ストレージ装置4の論理デバイスを業務アプリケーション12から利用可能にするために業務アプリケーション12を再起動することができる。
《第2実施形態》
図13〜図15に基づいて、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態を含む以下の実施形態は、第1実施形態の変形例に相当する。増設した第2ストレージ装置に、第1ストレージ装置のデータ及び論理デバイスの構成情報を複製するには、数時間〜数十時間かかることがある。このため、例えば、第1実施形態の方法では、業務アプリケーション12の停止時間が長時間に及ぶことがある。第2実施形態では、第1ストレージ装置3にオンライン中データ同期機能35が準備され、装置複製中に第1ストレージ装置3の各論理デバイスの更新データが第2ストレージ装置4にも反映される。以上のことから、本実施形態の特徴は、装置複製中に業務アプリケーション12を停止する必要がないことである。
図13は、第2実施形態に係るストレージ管理システムを示すブロック図である。第1実施形態と本実施形態で構成が異なる点は、第1ストレージ装置3にオンライン中データ同期機能35が追加され、移行準備プログラム27と一部処理が異なる移行準備プログラム28を設けたことである。図1に記載の同一構成品については、同一番号を付しており、説明は省略する。
図14は、第2実施形態に係るデータ移行の処理概要を示すフローチャートである。適宜図13を参照して説明する。本実施形態では、処理S921において、管理者8の指示によって実行される移行準備プログラム28が装置複製指示プログラム26を実行する。実行された装置複製指示プログラム26が、第1ストレージ装置3が備える構成情報及びデータを第2ストレージ装置4に複製する。処理S921は、図13の装置複製指示プログラム26及び装置複製機能34によって処理される。
次に、処理S911において、移行準備プログラム28(図15参照)は、業務アプリケーション制御プログラム25を実行する。実行された業務アプリケーション制御プログラム25が、業務サーバ1上の業務アプリケーション12を停止する。以降の処理は、図2の第1実施形態の処理フロー概要の処理S913〜処理S917と同様である。以上が、第2実施形態の処理フローの概要である。
第1実施形態と本実施形態との間で異なる処理について、図13及び図15を参照して説明する。まず、移行準備プログラム28が、管理者8の指示によって実行される。図15の処理フローをもとに移行準備プログラム28を説明する。
図15は、移行準備プログラムの処理を示すフローチャートである。移行準備プログラム28は、まず、処理S281において、装置複製指示プログラム26を実行する。装置複製指示プログラム26の処理は、第1実施形態と同様である。処理S281の実行中、業務アプリケーション12からのアクセスに伴い、論理デバイス33のデータが変更されたとしても、オンライン中データ同期機能35により、その変更は第2ストレージ装置4上の論理デバイス43にも反映される。
次に、移行準備プログラム28は、処理S282において、業務アプリケーション停止指示をパラメタとして渡し、業務アプリケーション制御プログラム25を実行する。業務アプリケーション制御プログラム25の処理は第1実施形態と同様である。
ここで、第1ストレージ装置3が備えるハードウェアの機能を用いて、構成情報テーブル32及び論理デバイス33を第2ストレージ装置4に複製しているが、ハードウェアの機能を用いず、管理サーバが第1ストレージ装置3から構成情報テーブル32及び論理デバイス33を読み取り、第2ストレージ装置4に複製し、データの同期を行なってもよい。以降の処理は、第1実施形態の移行指示プログラム22の実行等と同様である。
本実施形態のデータ移行方法によれば、管理サーバ2を利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有しオンライン中のデータ同期手段を有する第1ストレージ装置3の運用及び業務サーバ1の運用を管理する計算機システムにおいて、1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置4を新たに増設する際に、第1ストレージ装置3が有する論理デバイスを第2ストレージ装置4に移行するデータ移行方法であって、データ同期手段を用いて、第1ストレージ装置3が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、第2ストレージ装置4に複製し、第1ストレージ装置3にアクセスする業務サーバ1上の業務アプリケーション12を停止し、第1ストレージ装置3が有する各論理デバイスを、第1ストレージ装置3に保持するか、又は、第2ストレージ装置4に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示し、選択により移行の指示を受け取ると、第1ストレージ装置3から移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、第2ストレージ装置4から保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、第1ストレージ装置3及び第2ストレージ装置4の論理デバイスを業務アプリケーション12から利用可能にするために業務アプリケーション12を再起動することができる。
《第3実施形態》
図16〜図22に基づいて、本発明の第3実施形態を説明する。本実施形態は、第2実施形態の変形例に相当する。第2実施形態の方法では、データ移行を実施している最中、業務アプリケーション12を停止する必要がある。第3実施形態では、業務サーバ1上に、デバイス管理プログラム13が準備され、業務アプリケーション12がアクセスする論理デバイスをデータ移行中に動的に切り替えることが可能となり、業務アプリケーション12を停止することなく、データ移行を実施できる。本実施形態の特徴は、業務アプリケーション12を停止することなく、データ移行を実施できることである。
図16は、第3実施形態に係るストレージ管理システムを示すブロック図である。第2実施形態と本実施形態で構成が異なる点は、業務サーバ1にデバイス管理プログラム13及びデバイス管理テーブル14が追加され、管理サーバ2から業務アプリケーション制御プログラム25が削除されたことである。さらに、移行準備プログラム27を一部修正して移行準備プログラム29が設けられ、移行指示プログラム22には、初期不良チェック処理S227が設けられている。図13に記載の同一構成品については、同一番号を付しており、説明は省略する。
図17は、第3実施形態に係るデータ移行の処理を示すフローチャートである。適宜図16を参照して説明する。本実施形態では、処理S921において、第1ストレージ装置3が備える構成情報及びデータが第2ストレージ装置4に複製し、次の処理へ進む。処理S921は、第2実施形態と同様である。
処理S931において、複製の完了を受けて、業務サーバ1上の増設デバイス認識処理S131が、第2ストレージ装置上の論理デバイスを認識し、業務アプリケーション12が第2ストレージ装置上の論理デバイスにアクセスできないよう、制限をかけて、次の処理へ進む。
処理S913において、第1ストレージ装置3上のデータを第2ストレージ装置4へ移行可能か否かがチェックされて、次の処理へ進む。処理S913は第1実施形態と同様である。
処理S914において、論理デバイス移行先選択画面を表示し、次の処理へ進む。処理S914は第1実施形態と同様である。
処理S915において、第1ストレージ装置3から第2ストレージ装置4に移行する論理デバイスを管理者8に選択させ、選択された論理デバイスの一覧を入力パラメタとして、移行指示プログラム22が受け取り、次の処理へ進む。処理S915は第1実施形態と同様である。
処理S932において、移行指示プログラム22が、選択された論理デバイスの一覧をアクセスデバイス切替処理S132に入力パラメタとして渡す。アクセスデバイス切替処理S132は、入力パラメタを元に、業務アプリケーション12が削除を指定された論理デバイスにアクセスできないように制限をかける。そして、次の処理へ進む。処理S932は、図16の移行指示プログラム22及びアクセスデバイス切替処理S132によって処理される。
処理S916において、第1ストレージ装置3及び第2ストレージ装置4から論理デバイス及びその構成情報が削除されて、一連の処理を終了する。処理S916は第1実施形態と同様である。以上が、第3実施形態の処理フローの概要である。
以下、第2実施形態と本実施形態との間で異なる処理について、図16及び図18〜図21を参照して説明する。まず、移行準備プログラム29が、管理者8の指示によって実行される。移行準備プログラム29は、図21を参照して説明する。
図21は、移行準備プログラムの処理を示すフローチャートである。移行準備プログラム29は、処理S281を実行する。処理S281は、第2実施形態と同様である。処理S281の処理が終了すると、移行準備プログラム29は終了する。
移行準備プログラム29の処理が終了し、業務サーバ1から第2ストレージ装置4上の論理デバイス43にアクセス可能になると同時に、デバイス管理プログラム13が実行され、増設デバイス認識処理S131が実行される。増設デバイス認識処理S131は、図19を参照して説明する。
図19は、増設デバイス認識処理を示すフローチャートである。増設デバイス認識処理S131は、処理S1311において、第2ストレージ装置4の全論理デバイスを認識し、デバイス管理テーブル14に登録する。図18にデバイス管理テーブル14を示す。処理S1311では、デバイス管理テーブル14の論理デバイスのID(1411)の列、装置名(1412)の列、LU(1413)の列が登録される。そして、次に処理へ進む。
処理S1312において、認識した第2ストレージ装置4の各論理デバイスの中身をチェックし、中身が同一である第1ストレージ装置3の論理デバイスのIDをデバイス管理テーブルの対応論理デバイスID(1414)の列に登録し、第1ストレージ装置の対応論理デバイスID(1414)の列にも対応する第2ストレージ装置の論理デバイスのIDを登録する。そして、次の処理へ進む。
処理S1312での論理デバイスのチェックの方法には、デバイス管理テーブル14に登録されている全ての論理デバイスに対して、論理デバイスのデータの全てのビットを比較する方法や、あらかじめ論理デバイスの特定のデータ領域に論理デバイスを識別するための識別子を格納しておき、識別子を比較する方法等がある。また、論理デバイスの中身をチェックせず、第1ストレージ装置3及び第2ストレージ装置4の構成情報から、対応論理デバイスID列に対応する論理デバイスを登録する方法も考えられる。
処理S1313において、業務アプリケーション12から第2ストレージ装置4の論理デバイスにアクセスできないよう、デバイス管理テーブル14上の第1ストレージ装置のみにアクセス許可フラグを立てる。図18の符号1415の許可フラグとして、『許可』としている。
図18は、デバイス管理テーブルを示す説明図である。デバイス管理テーブル14は、論理デバイスのID(1411)、装置名(1412)、LU(Logical Unit)1413、対応論理デバイスID(1414)、業務アプリケーションからのアクセス許可(1415)の列から構成される。具体的には、図19に示した増設デバイス認識処理S131の結果、行1412は、第1ストレージ装置の論理デバイスID001は、第2ストレージ装置の論理デバイスID004と対応しており、業務アプリケーション12からの許可フラグは、『許可』に設定されている。行1422、行1423も同様である。また、行1424は、第2ストレージ装置の論理デバイスID004は、第1ストレージ装置のID001と対応しており、業務アプリケーション12からの許可フラグは、『不許可』に設定されている。行1425、行1426も同様である。
次に、管理者8により移行指示プログラム22が実行されるが、その前に、この時点で、一定期間、第1ストレージ装置3と第2ストレージ装置4のデータを同期させて、第2ストレージ装置4を動作させることで、第2ストレージ装置4に初期不良がないか否かを確認してもよい。
初期不良がないか否かを確認する場合、移行準備プログラム29は、終了時に、初期不良チェック処理S227を実行する。初期不良チェック処理S227は、図22を参照して説明する。
図22は、初期不良チェック処理を示すフローチャートである。初期不良チェック処理S227は、処理S2271において、第2ストレージ装置4を監視する。次に、処理S2272において、第2ストレージ装置4にエラーが発生していないか否かを検知する。エラーを検知した場合は(処理S2272,Yes)、処理S2273において、第2ストレージ装置4に初期不良が発生していることを返して、初期不良チェック処理S227を終了する。エラーを検知しない場合は(処理S2272,No)、再度、処理S2271〜処理S2272を実行し、一定期間、初期不良がないか否かを監視し続ける。
次に、増設デバイス認識処理S131の終了を受けて、移行指示プログラム22が実行される。移行指示プログラム22内の移行前チェック処理S221、画面表示処理S222の処理及び画面表示処理S222によって表示される画面に対する管理者8の操作は第1実施形態及び第2実施形態と同様である。第1実施形態及び第2実施形態では、画面表示処理S222の実行後、デバイス削除処理S223が呼び出されていたが、本実施形態では、画面表示処理S222の実行後、アクセスデバイス切替処理S132が実行される。
図20は、アクセスデバイス切替処理を示すフローチャートである。アクセスデバイス切替処理S132は、処理S1321において、管理者8に削除を指定された第1ストレージ装置3の論理デバイスを順番に取得し、次の処理へ進む。
処理S1322において、取得した論理デバイスについて、業務サーバ上のデバイス管理テーブルの業務アプリケーションからのアクセス許可フラグを不許可にする。次に、処理S1323において、取得した論理デバイスについて、デバイス管理テーブル14の対応論理デバイスIDに記載されている論理デバイスが管理者8に削除を指定されているかを判別する。指定されていなかった場合は(処理S1323,No)、処理S1324において、取得した論理デバイスについて、デバイス管理テーブル14の対応論理デバイスIDに記載されている論理デバイスのアクセス許可フラグを許可にする。そして次の処理へ進む。処理S1323において、指定されている場合は(処理S1323,Yes)、処理S1325へ進む。
処理S1325において、第1ストレージ装置3の全ての削除指定論理デバイスについて全て取得済みか否かを判定する。全て取得済みでない場合(処理S1325,No)、第1ストレージ装置3の全ての削除指定論理デバイスについて処理S1321〜処理S1324を繰り返し実行する。全て取得済みの場合(処理S1325,Yes)は、アクセスデバイス切替処理S132を終了する。アクセスデバイス切替処理S132の処理が終了したら、デバイス削除処理S223を実行する。デバイス削除処理S223の処理は第1実施形態と同様である。
第1実施形態及び第2実施形態では、デバイス削除処理S223の処理終了後、業務アプリケーション12を再起動していたが、第3実施形態では業務アプリケーション12を停止していないため、再起動の必要はない。
本実施形態のデータ移行方法によれば、管理サーバ2を利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有しオンライン中のデータ同期手段を有する第1ストレージ装置3及び業務サーバ1の運用を管理する計算機システムに、1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置4を新たに増設する際に、第1ストレージ装置3が有する論理デバイスを第2ストレージ装置4に移行するデータ移行方法において、データ同期手段を用いて、第1ストレージ装置3が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、第2ストレージ装置4に複製し、第2ストレージ装置4が有する論理デバイスに対して、業務サーバ1上の業務アプリケーション12からアクセスできないように制限し、第1ストレージ装置3が有する各論理デバイスを、第1ストレージ装置3に保持するか、又は、第2ストレージ装置4に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示し、選択の指示を受け取ると、第1ストレージ装置3の移行に指定された論理デバイスに対して、業務サーバ1上の業務アプリケーション12からアクセスできないように制限し、第2ストレージ装置4の移行に指定された論理デバイスに対して、業務アプリケーション12からアクセスできるようにし、第1ストレージ装置3から移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、第2ストレージ装置4から保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除することができる。
また、本実施形態のデータ移行方法によれば、管理サーバ2を利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有しオンライン中のデータ同期手段を有する第1ストレージ装置3の運用及び業務サーバ1の運用を管理する計算機システムにおいて、1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置4を新たに増設する際に、第1ストレージ装置3が有する論理デバイスを第2ストレージ装置4に移行するデータ移行方法であって、データ同期手段を用いて、第1ストレージ装置3が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、第2ストレージ装置4に複製し、第2ストレージ装置4が有する論理デバイスに対して、業務サーバ上の業務アプリケーション12からアクセスできないように制限し、所定期間、第1ストレージ装置3と第2ストレージ装置4のデータを同期させ、第2ストレージ装置に初期不良がないことを確認し、第1ストレージ装置3が有する各論理デバイスを、第1ストレージ装置3に保持するか、又は、第2ストレージ装置4に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示し、選択により移行の指示を受け取ると、第1ストレージ装置3の移行に指定された論理デバイスに対して、業務サーバ1上の業務アプリケーション12からアクセスできないように制限し、第2ストレージ装置4の移行に指定された論理デバイスに対して、業務アプリケーション12からアクセスできるようにし、第1ストレージ装置3から移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、第2ストレージ装置4から保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除することができる。
《第4実施形態》
図23〜図25に基づいて、本発明の第4実施形態を説明する。本実施形態は、第1実施形態〜第3実施形態の変形例に相当する。本実施形態の特徴は、移行指示プログラム22に装置複製可否判定処理S224を有しているので、第2ストレージ装置4が第1ストレージ装置3と同型でなくてもよいことである。
図23は、第4実施形態に係るストレージ管理システムを示すブロック図である。第1実施形態と本実施形態で構成が異なる点は、移行指示プログラム22に装置複製可否判定処理S224が追加されたことである。図1に記載の同一構成品については、同一番号を付しており、説明は省略する。
図24は、第4実施形態に係るデータ移行の処理概要を示すフローチャートである。適宜図23を参照して説明する。本実施形態では、処理S941において、第1ストレージ装置3と第2ストレージ装置4のハードウェア構成を比較し、第1ストレージ装置3の構成情報テーブル32及び論理デバイス33を第2ストレージ装置4に複製可能か否かを判定する。処理S941は、装置複製可否判定処理S224(図25参照)によって処理される。そして、以降の処理へ進む。処理S911〜処理S917は、図2の第1実施形態の処理フロー概要の処理S911〜処理S917と同様である。以上が、第4実施形態の処理フローの概要である。
以下、第1実施形態と本実施形態との間で異なる処理について、図23及び図25を参照して説明する。まず、管理者8により、装置複製可否判定処理S224が実行される。装置複製可否判定処理S224は、図25を参照して説明する。
図25は、装置複製可否判定処理を示すフローチャートである。装置複製可否判定処理S224は、処理S2241において、第2ストレージ装置4のポート数が第1ストレージ装置3のポート数よりも多いか否かをチェックする。ポート数が多い場合(処理S2241,Yes)、処理S2242において、第2ストレージ装置4のHDD(Hard Disk Drive)数が第1ストレージ装置3のHDD数よりも多いか否かをチェックする。HDDの数が多い場合(処理S2242,Yes)、第2ストレージ装置4の各HDDの容量が第1ストレージ装置3の各HDDの容量よりも大きいか否かをチェックする。HDDの容量が大きい場合(処理S2243,Yes)、処理S2244へ進む。すなわち、処理S2241〜処理S2243までのチェックで、第2ストレージ装置4のポート数、HDD数、HDDの容量が第1ストレージ装置3よりも多いもしくは大きかった場合は、処理S2244において、装置の複製が可能であることを返し、装置複製可否判定処理S224を終了する。処理S2241〜処理S2243までのチェックで、第2ストレージ装置4のポート数が少ない場合(処理S2241,No)、HDD数が少ない場合(処理S2242,No)、及びHDDの容量が第1ストレージ装置3よりも小さかった場合(処理S2243,No)は、処理S2245を実行する。処理S2245において、装置の複製ができないことを返し、装置複製可否判定処理S224を終了する。
装置の複製ができない場合には、装置複製可否判定処理S224を異常終了させ、移行処理を中断する。装置の複製が可能である場合、以降の処理は、第1実施形態の移行準備プログラム27の実行等の処理と同様である。
本実施形態のデータ移行方法によれば、管理サーバ2は、第1ストレージ装置3の全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を第2ストレージ装置4に複製する際に、第1ストレージ装置3と第2ストレージ装置4とのハードウェア構成を比較し、第2ストレージ装置4に第1ストレージ装置3の全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を複製可能であることを確認することができる。
《第5実施形態》
図26〜図30に基づいて、本発明の第5実施形態を説明する。本実施形態は、第1実施形態〜第3実施形態の変形例に相当する。本実施形態の特徴は、管理者8により、第2ストレージ装置4に移行する論理デバイスが選択される際に、移行指示プログラム22が管理者8に対して、移行する論理デバイスを提案することである。
図26は、第5実施形態に係るストレージ管理システムを示すブロック図である。第1実施形態と本実施形態で構成が異なる点は、移行指示プログラム22に容量均等配分提案処理S225と性能均等配分提案処理S226が追加されたことである。図1に記載の同一構成品については、同一番号を付しており、説明は省略する。
図27は、第5実施形態に係るデータ移行の処理概要を示すフローチャートである。適宜図26を参照して説明する。第1実施形態と同様、処理S911〜処理S914を実行する。次に、処理S955において、処理S914で表示された論理デバイス移行先選択画面上で、第1ストレージ装置3から第2ストレージ装置4に移行する論理デバイスが管理者8により、選択される。この際、画面上に、移行する論理デバイスを移行指示プログラム22に提案させるための容量均等配分ボタン2115や、性能均等配分ボタン2116が表示される。管理者8はこれらのボタンを押すことで、自分で移行する論理デバイスを選択しなくてもよい。そして、第1実施形態と同様、処理S916〜処理S917を実行する。以上が、第5実施形態の処理フローの概要である。
以下、第1実施形態と本実施形態との間で異なる処理について、図26及び図28〜図30を参照して説明する。管理者8により、移行指示プログラム22が実行され、GUI画面21に論理デバイス移行先選択画面を表示するまでは、第1実施形態と同様である。第1実施形態では、図3及び図4の論理デバイス移行先選択画面を表示したが、本実施形態では、図28及び図4の論理デバイス移行先選択画面を表示する。
図28は、論理デバイス移行先の選択画面の他の例を示す説明図である。図28は、図3と異なり、論理デバイス移行先選択エリア2111の下方に、容量均等配分ボタン2115と性能均等配分ボタン2116が表示される。管理者8により、これらのボタンが押されると、移行後の論理デバイス配置エリア2112に、移行指示プログラム22が移行後の論理デバイス配置を提案する。管理者8により、容量均等配分ボタン2115が押されると、容量均等配分提案処理S225が実行される。容量均等配分提案処理S225は、図29を参照して説明する。
図29は、容量均等配分提案処理を示すフローチャートである。容量均等配分提案処理S225は、処理S2251において、論理デバイスとその容量情報を格納するための配列1及び配列2を準備する。次に、処理S2252において、ストレージ構成情報テーブル23から容量の大きい順に論理デバイスとその容量情報を取得する。次に、処理S2253において、配列1に登録されている各論理デバイスの合計容量が配列2に登録されている各論理デバイスの合計容量より大きいか否かをチェックする。容量が大きい場合は(処理S2253,Yes)、処理S2254において、配列2に論理デバイスとその容量情報を登録し、処理S2256へ進む。容量が小さい場合は(処理S2253,No)、処理S2255において、配列1に論理デバイスとその容量情報を登録し、処理S2256へ進む。
処理S2256において、ストレージ構成情報テーブルから全ての論理デバイスを取得済みか否かチェックする。取得済みでない場合は(処理S2256,No)、処理S2252〜処理S2256を繰り返し実行する。取得済みであれば(処理S2256,Yes)、処理S2257において、配列1と配列2を返し、容量均等配分提案処理S225を終了する。移行指示プログラム22は、移行後の論理デバイス配置エリアの第1ストレージ装置に、配列1の論理デバイス一覧情報、第2ストレージ装置に配列2の論理デバイス一覧情報を表示する。
次に、管理者8により、性能均等配分ボタン2116が押されたときの処理を以下に説明する。管理者8により、性能均等配分ボタン2116が押されると、性能均等配分提案処理S226が実行される。性能均等配分提案処理S226は、図30を参照して説明する。
図30は、性能均等配分提案処理を示すフローチャートである。性能均等配分提案処理S226は、処理S2261において、論理デバイスとそのIOPS情報を格納するための配列1及び配列2を準備する。次に、処理S2262において、ストレージ構成情報テーブル23からIOPSの大きい順に論理デバイスとそのIOPS情報を取得する。次に、処理S2263において、配列1に登録されている各論理デバイスの合計IOPSが配列2に登録されている各論理デバイスの合計IOPSより大きいか否かをチェックする。IOPSが大きい場合は(処理S2263,Yes)、処理S2264において、配列2に論理デバイスとそのIOPS情報を登録し、処理S2266へ進む。IOPSが小さい場合は(処理S2263,No)、処理S2265において、配列1に論理デバイスとそのIOPS情報を登録し、処理S2266へ進む。
処理S2266において、ストレージ構成情報テーブルから全ての論理デバイスを取得済みか否かチェックする。取得済みでない場合は(処理S2266,No)、処理S2262〜処理S2266を繰り返し実行する。取得済みであれば(処理S2266,Yes)、処理S2267において、配列1と配列2を返し、性能均等配分提案処理S226を終了する。移行指示プログラム22は、移行後の論理デバイス配置エリアの第1ストレージ装置に、配列1の論理デバイス一覧情報、第2ストレージ装置に配列2の論理デバイス一覧情報を表示する。
次に、管理者8は、容量均等配分提案処理S225もしくは性能均等配分提案処理S226の提案した内容を移行後の論理デバイス配置エリア2112を見て確認し、変更を加えたい場合は、第1実施形態と同様に、論理デバイス移行先選択エリア2111で移行先装置プルダウンを操作して、論理デバイスの配置を変更することが可能である。管理者8は、各論理デバイスの移行先を確認し、NEXTボタン2113を押下する。NEXTボタン2113の押下を契機に、移行指示プログラム22は、図4の論理デバイス移行先選択画面2を表示する。以降の処理は、第1実施形態の処理と同様である。
なお、本実施形態では配分提案処理として、容量均等配分提案処理S225と性能均等配分提案処理S226を示したが、これ以外の提案処理アルゴリズムを利用してもよい。
本実施形態のデータ移行方法によれば、管理サーバ2は、第1ストレージ装置3が有する各論理デバイスを、第1ストレージ装置3に保持するか、又は、第2ストレージ装置4に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示する際に、第1ストレージ装置3及び第2ストレージ装置4の容量を均等配分する計算、又は、第1ストレージ装置3及び第2ストレージ装置4の処理性能を均等配分する計算に基づいて、第1ストレージ装置3の各論理デバイスを、第1ストレージ装置3に保持するか、又は、第2ストレージ装置4へ移行するかを表示することができる。
本発明によれば、業務サーバ1及び第1ストレージ装置3を使用して、業務アプリケーション12を運用している。業務アプリケーション12が利用するデータの容量や性能が不足した場合、これを補うために、第2ストレージ装置4を増設する。この際、管理サーバ2は、既存の第1ストレージ装置3のデータ及びその構成情報を増設の第2ストレージ装置4に対して、一括して複製しておき、GUI画面21から選択された移行指示情報に基づいて、後からデータ及びその構成情報を削除するので、ストレージ装置の論理デバイスの構成情報の詳細をユーザに意識させることなく、既存の第1ストレージ装置3内の必要なデータ及びその構成情報を増設した第2ストレージ装置4に移行することができる。
第1実施形態に係るストレージ管理システムを示すブロック図である。 第1実施形態に係るデータ移行の処理概要を示すフローチャートである。 論理デバイス移行先の選択画面の例を示す説明図である。 論理デバイス移行先の確認画面の例を示す説明図である。 ストレージ構成情報テーブルを示す説明図である。 削除デバイス管理テーブルを示す説明図である。 移行前チェック処理を示すフローチャートである。 画面表示処理を示すフローチャートである。 デバイス削除処理を示すフローチャートである。 業務アプリケーション制御プログラムの処理を示すフローチャートである。 装置複製指示プログラムの処理を示すフローチャートである。 移行準備プログラムの処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るストレージ管理システムを示すブロック図である。 第2実施形態に係るデータ移行の処理概要を示すフローチャートである。 移行準備プログラムの処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るストレージ管理システムを示すブロック図である。 第3実施形態に係るデータ移行の処理を示すフローチャートである。 デバイス管理テーブルを示す説明図である。 増設デバイス認識処理を示すフローチャートである。 アクセスデバイス切替処理を示すフローチャートである。 移行準備プログラムの処理を示すフローチャートである。 初期不良チェック処理を示すフローチャートである。 第4実施形態に係るストレージ管理システムを示すブロック図である。 第4実施形態に係るデータ移行の処理概要を示すフローチャートである。 装置複製可否判定処理を示すフローチャートである。 第5実施形態に係るストレージ管理システムを示すブロック図である。 第5実施形態に係るデータ移行の処理概要を示すフローチャートである。 論理デバイス移行先の選択画面の他の例を示す説明図である。 容量均等配分提案処理を示すフローチャートである。 性能均等配分提案処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 業務サーバ
2 管理サーバ
3 第1ストレージ装置
4 第2ストレージ装置
5 LAN
6 SAN
7 装置複製用専用線
8 管理者
11,31,41 ポート
12 業務アプリケーション
13 デバイス管理プログラム
14 デバイス管理テーブル
15 CPU
16 メモリ
21 GUI画面
22 移行指示プログラム
23 ストレージ構成情報テーブル
24 削除デバイス管理テーブル
25 業務アプリケーション制御プログラム
26 装置複製指示プログラム
27,28,29 移行準備プログラム
32,42 構成情報テーブル
33,43 論理デバイス
34 装置複製機能
35 オンライン中データ同期機能
S131 増設デバイス認識処理
S132 アクセスデバイス切替処理
S221 移行前チェック処理
S222 画面表示処理
S223 デバイス削除処理
S224 装置複製可否判定処理
S225 容量均等配分提案処理
S226 性能均等配分提案処理
S227 初期不良チェック処理

Claims (14)

  1. ストレージ管理サーバを利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有する第1ストレージ装置の運用及び業務サーバの運用を管理する計算機システムにおいて、
    1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置を新たに増設する際に、前記第1ストレージ装置が有する前記論理デバイスを前記第2ストレージ装置に移行するデータ移行方法であって、
    前記第1ストレージ装置にアクセスする前記業務サーバ上のアプリケーションを停止し、
    前記第1ストレージ装置が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、前記第2ストレージ装置に複製し、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示し、
    前記選択により移行の指示を受け取ると、前記第1ストレージ装置から前記移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、前記第2ストレージ装置から前記保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、
    前記第1ストレージ装置及び前記第2ストレージ装置の論理デバイスを前記アプリケーションから利用可能にするために前記アプリケーションを再起動する
    ことを特徴とするデータ移行方法。
  2. ストレージ管理サーバを利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有しオンライン中のデータ同期手段を有する第1ストレージ装置の運用及び業務サーバの運用を管理する計算機システムにおいて、
    1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置を新たに増設する際に、前記第1ストレージ装置が有する前記論理デバイスを前記第2ストレージ装置に移行するデータ移行方法であって、
    前記データ同期手段を用いて、前記第1ストレージ装置が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、前記第2ストレージ装置に複製し、
    前記第1ストレージ装置にアクセスする前記業務サーバ上のアプリケーションを停止し、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示し、
    前記選択により移行の指示を受け取ると、前記第1ストレージ装置から前記移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、前記第2ストレージ装置から前記保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、
    前記第1ストレージ装置及び前記第2ストレージ装置の論理デバイスを前記アプリケーションから利用可能にするために前記アプリケーションを再起動する
    ことを特徴とするデータ移行方法。
  3. ストレージ管理サーバを利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有しオンライン中のデータ同期手段を有する第1ストレージ装置の運用及び業務サーバの運用を管理する計算機システムにおいて、
    1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置を新たに増設する際に、前記第1ストレージ装置が有する前記論理デバイスを前記第2ストレージ装置に移行するデータ移行方法であって、
    前記データ同期手段を用いて、前記第1ストレージ装置が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、前記第2ストレージ装置に複製し、
    前記第2ストレージ装置が有する論理デバイスに対して、前記業務サーバ上のアプリケーションからアクセスできないように制限し、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示し、
    前記選択により移行の指示を受け取ると、前記第1ストレージ装置の前記移行に指定された論理デバイスに対して、前記業務サーバ上のアプリケーションからアクセスできないように制限し、前記第2ストレージ装置の前記移行に指定された論理デバイスに対して、前記アプリケーションからアクセスできるようにし、
    前記第1ストレージ装置から前記移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、前記第2ストレージ装置から前記保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除する
    ことを特徴とするデータ移行方法。
  4. ストレージ管理サーバを利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有しオンライン中のデータ同期手段を有する第1ストレージ装置の運用及び業務サーバの運用を管理する計算機システムにおいて、
    1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置を新たに増設する際に、前記第1ストレージ装置が有する前記論理デバイスを前記第2ストレージ装置に移行するデータ移行方法であって、
    前記データ同期手段を用いて、前記第1ストレージ装置が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、前記第2ストレージ装置に複製し、
    前記第2ストレージ装置が有する論理デバイスに対して、前記業務サーバ上のアプリケーションからアクセスできないように制限し、
    所定期間、前記第1ストレージ装置と前記第2ストレージ装置のデータを同期させ、第2ストレージ装置に初期不良がないことを確認し、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示し、
    前記選択により移行の指示を受け取ると、前記第1ストレージ装置の前記移行に指定された論理デバイスに対して、前記業務サーバ上のアプリケーションからアクセスできないように制限し、前記第2ストレージ装置の前記移行に指定された論理デバイスに対して、前記アプリケーションからアクセスできるようにし、
    前記第1ストレージ装置から前記移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、前記第2ストレージ装置から前記保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除する
    ことを特徴とするデータ移行方法。
  5. 前記ストレージ管理サーバは、
    前記第1ストレージ装置の全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を第2ストレージ装置に複製する際に、前記第1ストレージ装置と前記第2ストレージ装置とのハードウェア構成を比較し、前記第2ストレージ装置に前記第1ストレージ装置の全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を複製可能であることを確認する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載のデータ移行方法。
  6. 前記ストレージ管理サーバは、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示する際に、前記第1ストレージ装置及び前記第2ストレージ装置の容量を均等配分する計算、又は、前記第1ストレージ装置及び前記第2ストレージ装置の処理性能を均等配分する計算に基づいて、前記第1ストレージ装置の各論理デバイスを、第1ストレージ装置に保持するか、又は、第2ストレージ装置へ移行するかを表示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載のデータ移行方法。
  7. ストレージ管理サーバを利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有する第1ストレージ装置の運用及び業務サーバの運用を管理する計算機システムにおいて、
    1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置を新たに増設する際に、前記第1ストレージ装置が有する前記論理デバイスを前記第2ストレージ装置に移行するデータ移行システムであって、
    前記第1ストレージ装置にアクセスする前記業務サーバ上のアプリケーションを停止する停止手段と、
    前記第1ストレージ装置が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、前記第2ストレージ装置に複製する複製手段と、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面の表示をする表示手段と、
    前記選択により移行の指示を受け取ると、前記第1ストレージ装置から前記移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、前記第2ストレージ装置から前記保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除する削除手段と、
    前記第1ストレージ装置及び前記第2ストレージ装置の論理デバイスを前記アプリケーションから利用可能にするために前記アプリケーションを再起動する再起動手段と、を有する
    ことを特徴とするデータ移行システム。
  8. ストレージ管理サーバを利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有しオンライン中のデータ同期手段を有する第1ストレージ装置の運用及び業務サーバの運用を管理する計算機システムにおいて、
    1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置を新たに増設する際に、前記第1ストレージ装置が有する前記論理デバイスを前記第2ストレージ装置に移行するデータ移行システムであって、
    前記データ同期手段を用いて、前記第1ストレージ装置が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、前記第2ストレージ装置に複製する複製手段と、
    前記第1ストレージ装置にアクセスする前記業務サーバ上のアプリケーションを停止する停止手段と、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面の表示をする表示手段と、
    前記選択により移行の指示を受け取ると、前記第1ストレージ装置から前記移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、前記第2ストレージ装置から前記保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除する削除手段と、
    前記第1ストレージ装置及び前記第2ストレージ装置の論理デバイスを前記アプリケーションから利用可能にするために前記アプリケーションを再起動する再起動手段と、を有する
    ことを特徴とするデータ移行システム。
  9. ストレージ管理サーバを利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有しオンライン中のデータ同期手段を有する第1ストレージ装置の運用及び業務サーバの運用を管理する計算機システムにおいて、
    1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置を新たに増設する際に、前記第1ストレージ装置が有する前記論理デバイスを前記第2ストレージ装置に移行するデータ移行システムであって、
    前記データ同期手段を用いて、前記第1ストレージ装置が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、前記第2ストレージ装置に複製する複製手段と、
    前記第2ストレージ装置が有する論理デバイスに対して、前記業務サーバ上のアプリケーションからアクセスできないように制限する制限手段と、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面の表示をする表示手段と、
    前記選択により移行の指示を受け取ると、前記第1ストレージ装置の前記移行に指定された論理デバイスに対して、前記業務サーバ上のアプリケーションからアクセスできないように制限し、前記第2ストレージ装置の前記移行に指定された論理デバイスに対して、前記アプリケーションからアクセスできるように切換えする切替手段と、
    前記第1ストレージ装置から前記移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、前記第2ストレージ装置から前記保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除する削除手段と、を有する
    ことを特徴とするデータ移行システム。
  10. ストレージ管理サーバを利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有しオンライン中のデータ同期手段を有する第1ストレージ装置の運用及び業務サーバの運用を管理する計算機システムにおいて、
    1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置を新たに増設する際に、前記第1ストレージ装置が有する前記論理デバイスを前記第2ストレージ装置に移行するデータ移行システムであって、
    前記データ同期手段を用いて、前記第1ストレージ装置が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、前記第2ストレージ装置に複製する複製手段と、
    前記第2ストレージ装置が有する論理デバイスに対して、前記業務サーバ上のアプリケーションからアクセスできないように制限する制限手段と、
    所定期間、前記第1ストレージ装置と前記第2ストレージ装置のデータを同期させ、第2ストレージ装置に初期不良がないことを確認する確認手段と、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面の表示をする表示手段と、
    前記選択により移行の指示を受け取ると、前記第1ストレージ装置の前記移行に指定された論理デバイスに対して、前記業務サーバ上のアプリケーションからアクセスできないように制限し、前記第2ストレージ装置の前記移行に指定された論理デバイスに対して、前記アプリケーションからアクセスできるように切換えする切換手段と、
    前記第1ストレージ装置から前記移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、前記第2ストレージ装置から前記保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除する削除手段と、を有する
    ことを特徴とするデータ移行システム。
  11. 前記データ移行システムは、さらに、
    前記第1ストレージ装置の全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を第2ストレージ装置に複製する際に、前記第1ストレージ装置と前記第2ストレージ装置とのハードウェア構成を比較し、前記第2ストレージ装置に前記第1ストレージ装置の全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を複製可能であることを確認する複製可能確認手段を有する
    ことを特徴とする請求項7から請求項10のうちいずれか1項に記載のデータ移行システム。
  12. 前記表示手段は、さらに、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面を表示する際に、前記第1ストレージ装置及び前記第2ストレージ装置の容量を均等配分する計算、又は、前記第1ストレージ装置及び前記第2ストレージ装置の処理性能を均等配分する計算に基づいて、前記第1ストレージ装置の各論理デバイスを、第1ストレージ装置に保持するか、又は、第2ストレージ装置へ移行するかを表示する
    ことを特徴とする請求項7から請求項10のうちいずれか1項に記載のデータ移行システム。
  13. ストレージ管理サーバを利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有する第1ストレージ装置の運用及び業務サーバの運用を管理する計算機システムにおいて、
    1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置を新たに増設する際に、前記第1ストレージ装置が有する前記論理デバイスを前記第2ストレージ装置に移行するデータ移行プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記第1ストレージ装置にアクセスする前記業務サーバ上のアプリケーションを停止する停止処理と、
    前記第1ストレージ装置が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、前記第2ストレージ装置に複製する複製処理と、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面の表示をする表示処理と、
    前記選択により移行の指示を受け取ると、前記第1ストレージ装置から前記移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、前記第2ストレージ装置から前記保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除する削除処理と、
    前記第1ストレージ装置及び前記第2ストレージ装置の論理デバイスを前記アプリケーションから利用可能にするために前記アプリケーションを再起動する再起動処理とを
    実行させることを特徴とするデータ移行プログラム。
  14. ストレージ管理サーバを利用して、ネットワークを介して接続された1以上の論理デバイスを有しオンライン中のデータ同期手段を有する第1ストレージ装置及び業務サーバの運用を管理する計算機システムにおいて、
    1以上の論理デバイスを有する第2ストレージ装置を新たに増設する際に、前記第1ストレージ装置が有する前記論理デバイスを前記第2ストレージ装置に移行するデータ移行プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記データ同期手段を用いて、前記第1ストレージ装置が有する全ての論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を、前記第2ストレージ装置に複製する複製処理と、
    前記第1ストレージ装置にアクセスする前記業務サーバ上のアプリケーションを停止する停止処理と、
    前記第1ストレージ装置が有する各論理デバイスを、前記第1ストレージ装置に保持するか、又は、前記第2ストレージ装置に移行するかを、管理者に選択させるための画面の表示をする表示処理と、
    前記選択により移行の指示を受け取ると、前記第1ストレージ装置から前記移行に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除し、前記第2ストレージ装置から前記保持に指定された論理デバイスのデータ及び論理デバイスの構成情報を削除する削除処理と、
    前記第1ストレージ装置及び前記第2ストレージ装置の論理デバイスを前記アプリケーションから利用可能にするために前記アプリケーションを再起動する再起動処理とを
    実行させることを特徴とするデータ移行プログラム。
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