JP2009025987A - 電子タグ管理システム、電子タグ管理方法、電子タグ管理プログラム、および電子タグ - Google Patents

電子タグ管理システム、電子タグ管理方法、電子タグ管理プログラム、および電子タグ Download PDF

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Abstract

【課題】電子タグの種類や貼付対象が種々存在する状況であっても通信距離を簡便かつ精度良く推定可能であり、また、電子タグや貼付対象の設置状況を推定可能とする。
【解決手段】電子タグ10と通信する際に通信対象の電子タグ10が格納していた当該電子タグに関する通信特性データを読取って記憶装置103に格納する特性取得部110と、電子タグ10との通信に際して実際の通信状況データを検知する状況取得部111と、電子タグ10の通信特性データ、記憶装置中の自身の通信特性データ、および通信状況データに基づいて電子タグ10との距離を算定する推定部112と、算定した距離を出力インターフェイス106に出力する出力部113とから電子タグ管理装置100を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子タグ管理システム、電子タグ管理方法、電子タグ管理プログラム、および電子タグに関し、具体的には、電子タグの位置や貼付状況を推定する技術に関する。
近年、トレーサビリティへの適用等で、電子タグが注目されている。電子タグの活用例として位置検出システムがある。電子タグ位置検出方法として、複数のアンテナを使用したり、リーダ・ライタの送受信レベル、または、電子タグの送受信レベルを変更することで位置を確認する方法が提案されている。例えば、IDタグの配置位置の検出が可能で、アプリケーションの利用用途を拡大することが可能IDタグシステムを構築することを課題とした、複数の位置にそれぞれ配置され、各位置に関連するデータが書込まれ、データの書込みおよび読出しを行う無線通信に関し、無線通信距離可変の機能を備える該複数個のIDタグと、各IDタグに書込まれているデータの収集を行う無線通信に関し、無線通信距離可変の機能を備え、かつ指向性を有する無線通信が可能で、該指向性に基づき、データ収集の相手となるIDタグの配置方向を検出可能なデータ収集手段とを含むことを特徴とするIDタグシステム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2004−348559号公報
現在、多くのメーカから、多種多様な電子タグが市場に提供されているが、これらの電子タグはそれぞれ通信性能が異なる。また、同一の電子タグであっても、貼り付け対象物によって、通信性能が変化する。システムによっては、これらの通信性能の異なる電子タグに対応する必要があるケースもある。このような通信性能の異なる電子タグに対応する場合、従来技術等では、電子タグの位置を誤認する可能性が残されている。
そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、電子タグの種類や貼付対象が種々存在する状況であっても通信距離を簡便かつ精度良く推定可能であり、また、電子タグや貼付対象の設置状況を推定可能とする技術の提供を目的とする。
本発明の電子タグ管理装置は、電子タグの状況管理を行う装置であり、電子タグと無線通信を行う通信装置と、自身の通信特性データを格納した記憶装置と、電子タグと通信する際に、通信対象の電子タグが格納していた当該電子タグに関する通信特性データを読取って記憶装置に格納する、特性取得処理と、前記電子タグとの通信に際して実際の通信状況データを検知する、状況取得処理と、前記電子タグの通信特性データ、前記記憶装置中の自身の通信特性データ、および前記通信状況データに基づいて前記電子タグとの距離を算定する、推定処理と、前記算定した距離を出力インターフェイスに出力する出力処理と、を実行する演算装置と、を備える。
また、前記電子タグ管理装置において、前記自身の通信特性データは、電子タグのリーダライタの送信電力およびアンテナ利得であり、前記電子タグに関する通信特性データは、電子タグの反射電力であり、前記実際の通信状況データは、電子タグのリーダライタにおける受信電力であり、前記推定処理は、前記電子タグの反射電力、前記リーダライタの送信電力およびアンテナ利得、および前記電子タグの反射電力の各データに基づいて電子タグとリーダライタとの間の距離を算定するものであるとしてもよい。
また、前記電子タグ管理装置において、前記記憶装置は、自身の通信特性データとして通信電波の偏波特性を格納しており、前記演算装置は、前記特性取得処理で、電子タグと通信する際に、通信対象の電子タグが格納していた当該電子タグに関する通信特性データとして、当該電子タグにおける通信電波の偏波特性を読取って記憶装置に格納し、前記状況取得処理で、前記電子タグとの実際の通信に際して所定レベル以上の受信電力を得られたかを検知し、前記電子タグの偏波特性と前記記憶装置中の自身の偏波特性とを照合し、両者の偏波特性が異なっており、なおかつ前記電子タグとの実際に通信に際して所定レベル以上の受信電力が得られている場合、前記電子タグの設置状況異常を警告する通知を出力インターフェイスに出力する警告処理を実行するとしてもよい。
また、前記電子タグ管理装置において、前記演算装置は、前記状況取得処理で、前記実際の通信状況データを電子タグのリーダライタのアンテナ角度毎に検知し、前記推定処理で、前記通信状況データに基づいて、アンテナ角度Aで通信可能であった電子タグ群より、当該電子タグとリーダライタの通信特性から通信不可であるはずの他アンテナ角度Bでも通信可能であった電子タグを除いて電子タグの特定を行い、前記特定した電子タグについて前記距離を算定するとしてもよい。
また、本発明の電子タグ管理方法は、電子タグの状況管理を行うコンピュータが、電子タグと無線通信を行う通信装置と、自身の通信特性データを格納した記憶装置と、演算装置とを備えて、電子タグと通信する際に、通信対象の電子タグが格納していた当該電子タグに関する通信特性データを読取って記憶装置に格納する特性取得処理と、前記電子タグとの通信に際して実際の通信状況データを検知する、状況取得処理と、前記電子タグの通信特性データ、前記記憶装置中の自身の通信特性データ、および前記通信状況データに基づいて前記電子タグとの距離を算定する推定処理と、前記算定した距離を出力インターフェイスに出力する出力処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の電子タグ管理プログラムは、電子タグの状況管理を行うべく、電子タグと無線通信を行う通信装置と、自身の通信特性データを格納した記憶装置と、演算装置とを備えるコンピュータに、電子タグと通信する際に、通信対象の電子タグが格納していた当該電子タグに関する通信特性データを読取って記憶装置に格納するステップと、前記電子タグとの通信に際して実際の通信状況データを検知するステップと、前記電子タグの通信特性データ、前記記憶装置中の自身の通信特性データ、および前記通信状況データに基づいて前記電子タグとの距離を算定するステップと、前記算定した距離を出力インターフェイスに出力するステップと、を実行させるプログラムである。
また、本発明の電子タグは、リーダライタと無線通信を行う通信装置と、自身の通信特性データを格納した記憶装置と、リーダライタと通信する際に、前記記憶装置に格納していた当該電子タグに関する通信特性データを読取ってリーダライタに送信する特性送信処理を実行する演算装置と、を備える。
なお、電子タグ毎の通信特性を電子タグの記憶装置内に格納する場合のみならず、電子タグのリーダライタや当該リーダライタが通信可能な他装置の記憶装置中に格納するとしてもよい。この場合、前記リーダライタは前記電子タグと通信して得たタグIDをキーに必要な通信特性の情報を自身の記憶装置または他装置の記憶装置より読み出して利用する。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、電子タグの種類や貼付対象が種々存在する状況であっても通信距離を簡便かつ精度良く推定でき、また、電子タグや貼付対象の設置状況が推定可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における電子タグ管理装置の構成図である。本実施形態における電子タグ管理装置100(以下、装置100)は、電子タグ10の状況管理を行う装置であり、例えば、本発明の電子タグ管理装置100が電子タグ10のリーダライタ150を一体に備える状況を想定できる。或いは、前記装置100が電子タグ10のリーダライタ150とネットワーク140を通じて通信し、このリーダライタ150を通じて前記電子タグ10の管理を行う状況も想定できる。本実施形態では、一例としてリーダライタ150と前記装置100とが一体となった例について以下説明を行う。
こうした前記装置100は、本発明の電子タグ管理方法を前記電子タグ10と協働して実行する機能を実現すべく不揮発性メモリなどの記憶装置101に格納されたプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。
また、前記装置100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種ボタン類などの入力インターフェイス105や、LEDやディスプレイなどの出力インターフェイス106、ならびに電子タグ10との間の無線通信を担う通信装置たるリーダライタ150などを有している。このリーダライタ150は電子タグ10との無線通信用のアンテナ160を備えている。
続いて、前記装置100が例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、前記装置100は、記憶装置101において、自身の通信特性データ(例:リーダライタ150の送信電力およびアンテナ利得など)を格納した通信特性テーブル125を利用可能である。
こうした前記装置100は、電子タグ10と通信する際に、通信対象の電子タグ10が格納していた当該電子タグ10に関する通信特性データ(例:電子タグの反射電力)を読取ってメモリ103に格納する特性取得部110を備える。
また、前記装置100は、前記電子タグ10との通信に際して実際の通信状況データ(例:リーダライタにおける受信電力)を検知する状況取得部111を備える。
また、前記装置100は、前記電子タグ10の通信特性データ、前記記憶装置101中の自身の通信特性データ、および前記通信状況データに基づいて前記電子タグ10との距離を算定する推定部112を備える。ここでの距離算定としては、例えば、前記電子タグの反射電力、前記リーダライタ150の送信電力およびアンテナ利得、および前記電子タグの反射電力の各データに基づいて電子タグ10とリーダライタ150との間の距離を算定する手法を想定するが、その詳細については後述する。
また、前記装置100は、前記算定した距離を出力インターフェイス106に出力する出力部113を備える。
なお、前記記憶装置101の通信特性テーブル125における、自身の通信特性データとして、通信電波の偏波特性を格納することを想定できる。この場合、前記特性取得部110は、電子タグ10と通信する際に、通信対象の電子タグ10が格納していた当該電子タグ10に関する通信特性データとして、当該電子タグ10におけ通信電波の偏波特性を読取って記憶装置に格納する。そして、前記状況取得部111は、前記電子タグ10との実際の通信に際して所定レベル以上の受信電力を得られたかを検知する。
この時、前記装置100は、前記電子タグ10の偏波特性と前記記憶装置中の自身の偏波特性とを照合し、両者の偏波特性が異なっており、なおかつ前記電子タグ10との実際に通信に際して所定レベル以上の受信電力が得られている場合、前記電子タグ10の設置状況異常を警告する通知を出力インターフェイス106に出力する警告部114を備えるものとできる。
また、前記状況取得部111は、前記実際の通信状況データを電子タグ10のリーダライタ150のアンテナ角度毎に検知するとできる。この場合、前記推定部112は、前記通信状況データに基づいて、アンテナ角度Aで通信可能であった電子タグ群より、当該電子タグとリーダライタの通信特性から通信不可であるはずの他アンテナ角度Bでも通信可能であった電子タグを除いて電子タグの特定を行い、前記特定した電子タグについて前記距離を算定するものとしてもよい。
次に、前記装置100と通信する電子タグ10について説明する。前記電子タグ10は、CPU14、RAM13、ROM11(チップIDを格納)、EEPROM12(電子タグ10の通信特性データを格納)により構成されるICチップ20と、このICチップ20を収容するモールド21、およびモールド21に配置されるアンテナ22、無線通信インターフェイス23(通信装置)とからなる。そして、リーダライタ150から発信される電波を前記アンテナ22で受信し、この受信電波から電力・クロック信号とデータを受け取る。また、こうして得た電力により回路を起動させ、前記ROM11に格納されているチップIDや、EEPROM18に格納されている通信特性のデータ等を電波として前記リーダライタ150に返信する。
このため、前記電子タグ10は、前記リーダライタ150と通信する際に、前記記憶装置たるEEPROM12に格納していた当該電子タグに関する通信特性データを読取ってリーダライタ150に送信する特性送信部15を備える。この特性送信部15は、例えば、前記ROM11またはEEPROM12のいずれかにおいてプログラムとして格納されている状況を想定できる。従って、電子タグ10のCPU14は、前記ROM11またはEEPROM12のいずれかよりプログラムとしての前記特性送信部15をRAM13に読み出して実行する。
なお、これまで示した装置100における各機能部110〜114は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記CPU104がプログラム実行に合わせて記憶装置101より該当プログラムをメモリ103に読み出して、これを実行することとなる。また、電子タグ10における特性送信部15は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリなどの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記CPU14がプログラム実行に合わせて記憶装置11より該当プログラムをメモリ13に読み出して、これを実行することとなる。
また、前記ネットワーク140に関しては、電子タグの通信プロトコルに沿ったネットワークを想定する。
−−−テーブル構造例−−−
次に、本実施形態における装置100や電子タグ10が利用するテーブルの構造について説明する。図2は本実施形態における、(a)リーダライタの通信特性テーブル125、(b)電子タグの通信特性テーブル126、の各データ構造例を示す図である。
前記リーダライタの通信特性テーブル125は、リーダライタ150自身の通信特性データを格納するテーブルである。このリーダライタ150の通信特性テーブル126は、例えば、リーダライタ150の送信電力、アンテナ利得、受信感度、偏波特性といったデータを関連づけたレコードの集合体となっている。
また、前記電子タグの通信特性テーブル126は、電子タグ10の通信特性データを格納したテーブルである。この電子タグ10の通信特性テーブル126は、例えば、アンテナ利得、マッチングロス(電子タグのICチップとアンテナ部分の整合の良し悪しを示す)、必要受信電力(電子タグが動作するために必要な最低限の電力)、反射電力、電力半値幅(アンテナの主軸方向の動作利得より電力で3dB低下する方位の挟む角度のこと→最も強く電波を放射する方向から角度をずらしたとき、電波の強度が半分になる角度の幅)、ヌル角(電波が放射されないもしくは受信感度が低い方向)、FB比(アンテナの最大感度方向とその反対方向(180℃±60℃の範囲内)にある最大感度との比)、偏波特性、といったデータを関連づけたレコードの集合体となっている。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態における電子タグ管理方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する電子タグ管理方法に対応する各種動作のうち前記装置100に関するものは、前記装置100がメモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現され、前記電子タグ10に関するものは、前記電子タグ10がメモリ13に読み出して実行するプログラム12によって実現される。そしてこのプログラム12は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図3は、本実施形態の電子タグ管理方法の処理手順例1を示す図である。ここで、3種類の電子タグ(A、B、C)があり、同じ種類の電子タグに関しては、同じ通信特性を有するものとする。また前記3種類の電子タグに関して、あらかじめ通信特性を計測しておくものとし、この計測にはスペクトルアナライザやシグナルジェネレータ等を用いれば良い。前記計測された通信特性のデータは、装置100の記憶装置101等に格納されている。
こうした前提の下、前記装置100は、利用予定の電子タグの種類毎に、先述した電子タグの通信特性に関するデータを、前記利用予定の電子タグの不揮発性メモリに書き込む。そのため前記装置100は、前記利用予定の全ての電子タグについて通信特性データ書き込みが完了していなければ(s100:NO)、書込未了の電子タグについて、まずAタイプの電子タグか否かをタグのID等を読み取って判定する(s101)。そこで、Aタイプの電子タグであると判定できれば(s101:YES)、Aタイプの電子タグについての通信特性データを前記記憶装置101等より読み出して、該当電子タグの例えばEEPROM12に書込む(s102)。
Aタイプの電子タグに関して通信特性データの書込が完了すれば(s102〜s100〜s101:NO)、次に、書込未了の電子タグについて、Bタイプの電子タグか否かをタグのID等を読み取って判定する(s103)。そこで、Bタイプの電子タグであると判定できれば(s103:YES)、Bタイプの電子タグについての通信特性データを前記記憶装置101等より読み出して、該当電子タグの例えばEEPROM12に書込む(s104)。
Bタイプの電子タグに関して通信特性データの書込が完了すれば(s104〜s100〜s101:NO〜s103:NO)、次に、書込未了の電子タグについて、Cタイプの電子タグか否かをタグのID等を読み取って確認した上で、Cタイプの電子タグについての通信特性データを前記記憶装置101等より読み出して、該当電子タグの例えばEEPROM12に書込む(s105)。こうして、各種類の電子タグについて通信特性データの書込が完了する。
−−−処理フロー例2−−−
図4は、本実施形態の電子タグ管理方法の処理手順例2を示す図である。このフロー例では、電子タグ10とリーダライタ150との間の距離を推定する処理について説明する。この場合、まず、リーダライタ150は、例えば空中線電力36dBmの送信レベルで電子タグ10と通信を開始する(s200)。次に、前記装置100の状況取得部111は、前記電子タグ10との通信が開始できたら、例えば、電子タグ10の応答レベルである受信電力(通信状況データ)を計測する(s201)。ここで計測できた受信電力を例えば−44dBmとする。
また、前記装置100の特性取得部110は、電子タグ10と通信して当該電子タグ10が前記EEPROM12等に格納していた当該電子タグ10に関する通信特性データ(例:電子タグの反射電力)を読取ってメモリ103に格納する(s202)。
次に、前記装置100の推定部112は、前記電子タグ10の通信特性データ、前記記憶装置101中の自身の通信特性データ、および前記通信状況データに基づいて前記電子タグ10との距離を算定する(s203)。ここでの距離算定としては、例えば、前記電子タグの反射電力、前記リーダライタ150の送信電力およびアンテナ利得、および前記電子タグの反射電力の各データを、図7の式に適用することで電子タグ10とリーダライタ150との間の距離を算定する手法を想定する。本例に関しては、図7の数式にこれらの数値を代入すると、2m(小数点以下四捨五入)という通信距離の値が算出できる。
前記装置100の出力部113は、前記算定した距離を出力インターフェイス106に出力し(s204)、処理を終了する。
上記方法を踏まえることにより、たとえ種類の異なる電子タグが混在するような状況であっても、所定のデータフォーマットで電子タグに格納された通信特性データを電子タグより読み取って実際の通信状況等とあわせて考慮することで、各電子タグ毎に精度良く通信距離を推定することができる。
また、貼付対象等により電子タグの通信特性が変化したとしても、貼付状態での通信特性を測定して該当電子タグの不揮発性メモリに格納しておいて後に利用することで、貼付状態によって変化する通信特性に対応して、各電子タグの通信距離等を精度良く推定することができる。
なお、本実施例は一例であって、リーダライタ150の送受信レベルまたは電子タグ10の送受信レベルを変更することで通信距離の推定を行ってもよい(特開2004−348559の方法等を本願発明に採用)。
−−−処理フロー例3−−−
図5は、本実施形態の電子タグ管理方法の処理手順例3を示す図である。電子タグ10が貼付された物の設置状態を把握したいケースがある。例えば、配送物等で縦置き禁止の物などがあるが、常時縦置きでないことを確認したい場合などである。このような場合、本発明の電子タグ管理方法を適用することで物の設置状況を効率的に把握することができる。以下に、電子タグ10の設置状況管理を通じて、電子タグ10が貼付された物の状況管理を行う例について説明する。ここで説明する例では、縦置き禁止の物が縦置きされた状況を検知する場合の例を採用する。
この場合、前記記憶装置101の通信特性テーブル125における、自身の通信特性データとして、通信電波の偏波特性(例:直線偏波で地面水平)を格納しているものとする。また、通信電波の偏波特性が外部からも視認できるよう、電子タグラベル80にもその偏波特性を表示する(図8)。本実施例では、縦置き不可の貼付対象物85において、当該貼付対象物85が横置きの状態のとき、矢印81が地面水平と並行になるよう電子タグラベル80が貼り付ける(図9)。
また、前記貼付対象物85に貼り付けられた電子タグ10を読取るためのリーダライタ150のアンテナ160は直線偏波のものを用意する。リーダライタ150のアンテナ160に関しても、その偏波特性がわかるよう偏波方向を図10のように図示化しておく。図示化することでアンテナ160の偏波方向を目視確認することができる。なお、本実施例では、垂直偏波のアンテナ160をリーダライタ150に接続する。このとき、貼付対象物85が横置き状態の電子タグ10とリーダライタ150は通信できないが、縦置き状態の電子タグ10とリーダライタ150は通信可能となる(図11)。
こうした状況において、前記装置100の特性取得部110は、電子タグ10と通信する際に、通信対象の電子タグ10が格納していた当該電子タグ10に関する通信特性データとして、当該電子タグ10におけ通信電波の偏波特性を読取ってメモリ103に格納する(s300)。
次に前記状況取得部111は、前記電子タグ10との実際の通信に際して所定レベル以上の受信電力を得られたかを検知する(s301)。所定レベル以上の受信電力を得られるということは、つまり電子タグ10との偏波特性がマッチしており、前記貼付対象物85における電子タグ10とリーダライタ150とが通信が可能な状況にあることを意味する。
この時、前記装置100の警告部114は、前記電子タグ10の偏波特性と前記記憶装置中の自身の偏波特性とを照合する(s302)。更に、この照合で両者の偏波特性が異なっていた場合で(s303:YES)、前記電子タグ10との実際に通信に際して所定レベル以上の受信電力が得られている場合(s304:YES)、前記電子タグ10の設置状況異常を警告する通知を出力インターフェイス106に出力する(s305)。
つまり本例は、電子タグ10の偏波方向が水平偏波であり、この電子タグ10が水平状態である時にリーダライタ150から読むことが許されるケースであり、リーダライタ150の偏波方向を垂直方向としている本例において読めるはずのない条件で前記電子タグ10とリーダライタ150との通信ができたため、警報通知を行う。一方、電子タグ10の偏波方向を垂直方向とした場合、前記リーダライタ150の偏波方向が垂直方向のため、警報通知はなされないい。
上記手法を踏まえることにより、電子タグ10の貼付対象物85の設置状況を判別することができ、貼付対象物85が禁止された設置状態の場合に警報を出力することができる。なお、偏波方向の情報は、電子タグ10に書き込むのではなく、前記装置100の記憶装置101等において電子タグ固有のIDに紐付けて格納しておいて利用するとしても良い。
なお、リーダライタ150のアンテナ160、及び電子タグ10として円偏波のものを採用すれば、リーダライタ150と電子タグ10とにおける通信電波の旋回の組合せによって通信できなくなる特性を利用して、上記同様に貼付対象物85の設置状況を検知することもできる。例えば、棚等に格納される書類やファックス装置にセットされる書類に、円偏波の電子タグ10を貼付しておき、前記棚やファックス装置に円偏波のリーダライタ150のアンテナ160を設置することで、通信電波の旋回の組合せについて前記書類の裏表を判別することができる。具体的には、書類の裏側から通信電波を当てた場合と、書類の表側から通信電波を当てた場合とで通信可否が異なるから、ファックス装置において裏表逆に書類をセットしたことをリーダライタ150との通信可否で検知し、白紙送信を事前に警告するといった具合である。或いは、ファックス装置のソーター機構等に対して前記白紙送信の惧れのある書類を排出すべく、ソーター機構等にセットされている書類の排出指示ないし裏表反転指示を送るとしてもよい。
−−−処理フロー例4−−−
図6は、本実施形態の電子タグ管理方法の処理手順例4を示す図である。この例では、リーダライタ150が2つのアンテナ160a、160bを使用して、電子タグ10の位置検出を行う状況を想定する。なお、前記電子タグ10の偏波特性は直線偏波、リーダライタ150のアンテナ160a、160bの偏波特性は円偏波とする。
この場合、まず、前記装置100のリーダライタ150は、前記各アンテナ160a、160bから電子タグと通信を試みる(s400)。ここでどのアンテナを用いても電子タグ10と通信できなかった場合(s401:YES)、処理を終了する。他方、電子タグ10と通信できた場合(s401:NO)、前記状況取得部111は最も受信電力の高い向きを検知し、その方向にアンテナを設定する(s402)。この方向設定は前記装置100のリーダライタ150がアンテナ向きの調整機構を備えているとすれば、前記リーダライタ150により実行される。或いは、アンテナ160が多数ある場合に、受信電力最大となるアンテナをリーダライタ150が選択使用するとしてもよい。
また、アンテナ160a、160bの両方のアンテナで電子タグ10との通信が出来た場合(s403:YES)、前記2つのアンテナ間の距離と各々のアンテナ向き(角度)から、電子タグ10の位置を推定し(s404)、電子タグとの通信を終了する。
他方、アンテナ160a、160bのアンテナのうち片方のアンテナ160aのみで電子タグ10との通信ができた場合(s403:NO〜s405)、前記状況取得部111は、通信できた電子タグ10の通信特性データを電子タグ10より読取る(s406)。
そして、前記推定部112は電子タグ10の存在区間を推定する。ここではまず、前記ステップs405から、前記電子タグ10は、通信できたアンテナ160aの主軸上に存在することが推定される。一方、通信特性データの、アンテナ利得、マッチングロス、反射電力、必要受信電力、半値角、FB比と、リーダライタ150の送受信電力、及び、送受信感度から、前記アンテナ160aの主軸と電子タグ10とが交差する角度ごとに、前記アンテナ160aの主軸上での電子タグ10の存在位置(領域47)を図12の如く推定できる(s407)。なお、半値角以外の角度での、各角度における指向性利得は、0度、半値角、ヌル角から、2次の多項式で近似すればよい。
次に、前記推定部112は、前記ステップs407で推定された電子タグ10の各位置、及び、各電子タグ10の向きごとに、通信できなかったアンテナ160bで通信できるか否かを、通信特性データ(前記アンテナ160aによる通信で取得可能)から判定する。この判定の結果、前記通信できなかったアンテナ160bで通信可能な電子タグの位置(領域45)を前記領域47の電子タグの位置より除いた位置(領域46)を、電子タグ10の推定位置と判定する(s408)。
以上の手法で、電子タグ10に指向性がある場合であっても、また、複数のリーダライタ150のうち所定数のリーダライタでしか通信できないケースであっても、電子タグ10の位置を精度良く検出することができる。
本実施形態によれば、電子タグの種類や貼付対象が種々存在する状況であっても通信距離を簡便かつ精度良く推定でき、また、電子タグや貼付対象の設置状況が推定可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態における電子タグ管理装置を含むネットワーク構成図である。 本実施形態における、(a)リーダライタの通信特性テーブル、(b)電子タグの通信特性テーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施形態の電子タグ管理方法の処理手順例1を示す図である。 本実施形態の電子タグ管理方法の処理手順例2を示す図である。 本実施形態の電子タグ管理方法の処理手順例3を示す図である。 本実施形態の電子タグ管理方法の処理手順例4を示す図である。 本実施形態の通信距離算定式を示す図である。 本実施形態のタグラベル図示化例を示す図である。 本実施形態のタグラベル貼付例を示す図である。 本実施形態のリーダライタのアンテナ図示化例を示す図である。 本実施形態の偏波方向による通信状況例を示す図である。 本実施形態の複数アンテナによる電子タグ検知状況を示す図である。
符号の説明
10…電子タグ
11…ROM
12…EEPROM
13…RAM
14…CPU
15…特性送信部
20…ICチップ
21…モールド
22…(電子タグの)アンテナ
23…無線通信インターフェイスェイス
100…電子タグ管理装置
11、101…記憶装置
102…プログラム
103…メモリ
104…CPU
105…入力インターフェイス
106…出力インターフェイス
107…通信装置(リーダライタ)
110…特性取得部
111…状況取得部
112…推定部
113…出力部
114…警告部
16、125…通信特性テーブル
140…ネットワーク
150…リーダライタ
160…(リーダライタの)アンテナ

Claims (7)

  1. 電子タグの状況管理を行う装置であり、
    電子タグと無線通信を行う通信装置と、
    自身の通信特性データを格納した記憶装置と、
    電子タグと通信する際に、通信対象の電子タグが格納していた当該電子タグに関する通信特性データを読取って記憶装置に格納する、特性取得処理と、
    前記電子タグとの通信に際して実際の通信状況データを検知する、状況取得処理と、
    前記電子タグの通信特性データ、前記記憶装置中の自身の通信特性データ、および前記通信状況データに基づいて前記電子タグとの距離を算定する、推定処理と、
    前記算定した距離を出力インターフェイスに出力する出力処理と、を実行する演算装置と、
    を備える電子タグ管理装置。
  2. 前記自身の通信特性データは、電子タグのリーダライタの送信電力およびアンテナ利得であり、
    前記電子タグに関する通信特性データは、電子タグの反射電力であり、
    前記実際の通信状況データは、電子タグのリーダライタにおける受信電力であり、
    前記推定処理は、前記電子タグの反射電力、前記リーダライタの送信電力およびアンテナ利得、および前記電子タグの反射電力の各データに基づいて電子タグとリーダライタとの間の距離を算定するものであることを特徴とする請求項1に記載の電子タグ管理装置。
  3. 前記記憶装置は、
    自身の通信特性データとして通信電波の偏波特性を格納しており、
    前記演算装置は、
    前記特性取得処理で、電子タグと通信する際に、通信対象の電子タグが格納していた当該電子タグに関する通信特性データとして、当該電子タグにおける通信電波の偏波特性を読取って記憶装置に格納し、
    前記状況取得処理で、前記電子タグとの実際の通信に際して所定レベル以上の受信電力を得られたかを検知し、
    前記電子タグの偏波特性と前記記憶装置中の自身の偏波特性とを照合し、両者の偏波特性が異なっており、なおかつ前記電子タグとの実際に通信に際して所定レベル以上の受信電力が得られている場合、前記電子タグの設置状況異常を警告する通知を出力インターフェイスに出力する警告処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の電子タグ管理装置。
  4. 前記演算装置は、
    前記状況取得処理で、前記実際の通信状況データを電子タグのリーダライタのアンテナ角度毎に検知し、
    前記推定処理で、前記通信状況データに基づいて、アンテナ角度Aで通信可能であった電子タグ群より、当該電子タグとリーダライタの通信特性から通信不可であるはずの他アンテナ角度Bでも通信可能であった電子タグを除いて電子タグの特定を行い、前記特定した電子タグについて前記距離を算定する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子タグ管理装置。
  5. 電子タグの状況管理を行うコンピュータが、
    電子タグと無線通信を行う通信装置と、自身の通信特性データを格納した記憶装置と、演算装置とを備えて、
    電子タグと通信する際に、通信対象の電子タグが格納していた当該電子タグに関する通信特性データを読取って記憶装置に格納する特性取得処理と、
    前記電子タグとの通信に際して実際の通信状況データを検知する、状況取得処理と、
    前記電子タグの通信特性データ、前記記憶装置中の自身の通信特性データ、および前記通信状況データに基づいて前記電子タグとの距離を算定する推定処理と、
    前記算定した距離を出力インターフェイスに出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とする電子タグ管理方法。
  6. 電子タグの状況管理を行うべく、電子タグと無線通信を行う通信装置と、自身の通信特性データを格納した記憶装置と、演算装置とを備えるコンピュータに、
    電子タグと通信する際に、通信対象の電子タグが格納していた当該電子タグに関する通信特性データを読取って記憶装置に格納するステップと、
    前記電子タグとの通信に際して実際の通信状況データを検知するステップと、
    前記電子タグの通信特性データ、前記記憶装置中の自身の通信特性データ、および前記通信状況データに基づいて前記電子タグとの距離を算定するステップと、
    前記算定した距離を出力インターフェイスに出力するステップと、
    を実行させる電子タグ管理プログラム。
  7. リーダライタと無線通信を行う通信装置と、
    自身の通信特性データを格納した記憶装置と、
    リーダライタと通信する際に、前記記憶装置に格納していた当該電子タグに関する通信特性データを読取ってリーダライタに送信する特性送信処理を実行する演算装置と、
    を備える電子タグ。
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