JP6922268B2 - リーダ装置およびリーダ装置の制御方法 - Google Patents

リーダ装置およびリーダ装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、RFID技術を用いてRFタグと交信するリーダ装置等に関する。
近年、UHF(Ultra High Frequency)帯を通信帯域として用いるRFIDシステムが開発されている。UHF帯を用いたRFIDシステムでは、リーダライタのRFタグとの交信可能距離は数m程度と、従来のRFIDシステムに比べて長距離である。
そのため、UHF帯を用いたRFIDシステムでは、リーダライタが、作業者が読み込ませたいRFタグ(目的のRFタグ)と異なるタグを誤って読み込んでしまうことがある。例えば、工場での生産管理において、製品にRFタグを付けてリーダライタに読み込ませようとした場合、リーダライタが誤って隣の生産ラインのRFタグまで読み込んでしまうことがある。
不要なRFタグを読み込んだ場合に対処するため、種々の技術が開発されている。例えば、特許文献1および2には、RFタグからの受信レベル等に基づいて不要なRFタグを読み込んだことを検出し、当該不要なRFタグの読み込みは作業者に通知しないようにする技術が開示されている。
特開2011−001132号公報(2011年 1月 6日公開) 特開2013−037663号公報(2013年 2月21日公開) 特開2010−246160号公報(2010年10月28日公開)
不要なRFタグの読み込み自体を防止するためには、リーダライタとRFタグとの位置関係を調整するためのテスト稼働(設置テスト)を行い、設置テストにおいてリーダライタと目的のRFタグとの位置関係を適切にしておく必要がある。
設置テストでは、リーダライタをパーソナルコンピュータ(PC)に接続した状態で交信を行い、作業者が受信レベルおよびRFタグのIDコードをPCでモニタしながら、リーダライタの位置決めを行うことが一般的である。
しかしながら、実際にリーダライタを設置する現場では、リーダライタおよびRFタグの設置場所と、PCの設置場所とが離れていることが多く、作業者はそれぞれの設置場所を行き来して、リーダライタおよびRFタグの位置調整と、PCでのモニタリングとを繰り返すことになる。そのため、設置テストの効率が悪く、該テストに時間を要するという問題があった。また、作業者がモニタリングと位置調整とを同時に行えないことも問題であった。例えば、リーダライタおよびRFタグの位置調整を行っている間は、作業者はリーダライタが不要なタグと交信していても気付けない。また作業者は、交信状態を見ながらリーダライタおよびRFタグの位置の微調整を行うことも困難であった。
本発明の一態様は、これらの問題点に鑑みたものであり、その目的は、作業者が設置テストを効率的に行うことを可能にするリーダ装置等を実現することにある。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るリーダ装置は、RFID(Radio Frequency IDentification)技術を用いてRFタグと所定の時間間隔で交信する交信部と、出力部とを備えたリーダ装置であって、前記交信が成功した場合、交信相手の前記RFタグの識別子を特定する識別子特定部と、前記識別子特定部が特定した前記識別子が所定の識別子と同じ場合と異なる場合とで、前記出力部にそれぞれ異なる出力を行わせる出力制御部と、を備える。
前記の構成によれば、リーダ装置は交信が成功した場合に、交信相手のRFタグが所定のRFタグであるか否かを識別する。そして、リーダ装置は、交信が成功した場合でも、前記所定のRFタグと同じタグと交信した場合と、異なるタグと交信した場合とでは異なる出力を行う。これにより、作業者はリーダ装置の出力部の出力から、リーダ装置が目的のRFタグと交信できているか否かを判別することができる。
換言すると、作業者は外部装置等でリーダ装置の交信をモニタしなくても、リーダ装置の設置位置を決めるためのテスト(設置テスト)に必要な情報を得ることができる。つまり、作業者はリーダ装置およびRFタグを目視しながら設置テストを行うことができるため、設置テストを効率的に行うことができる。
前記所定の識別子は、前記識別子特定部が前回特定した識別子であってもよい。
前記の構成によれば、リーダ装置は、交信が成功した場合でも、前回交信したRFタグと同じタグと交信した場合と、異なるタグと交信した場合とで異なる出力を行う。これにより、作業者はリーダ装置の出力部の出力から、リーダ装置が同じRFタグと安定して交信できているか否かを判別することができる。
前記リーダ装置は、前記所定の識別子を示す情報を予め記憶した記憶部を備えていてもよい。
前記の構成によれば、リーダ装置は、交信が成功した場合でも、記憶部に予め記憶されている識別子を持つRFタグ(すなわち、目的のRFタグ)と同じタグと交信した場合と、異なるタグと交信した場合とで異なる出力を行う。これにより、作業者はリーダ装置の出力部の出力から、リーダ装置が目的のRFタグと安定して交信できているか否かを判別することができる。
前記出力部は1つ以上の表示灯を含み、前記出力制御部は、前記識別子特定部が特定した前記識別子が前記所定の識別子と同じ場合と異なる場合とで、異なる色で前記表示灯を発光させてもよい。
前記の構成によれば、作業者はリーダ装置が目的のRFタグと安定して交信できているか否かを目視で判別することができる。したがって、作業者は効率的に設置テストを行うことができる。
前記出力制御部は、前記識別子に応じた色で前記表示灯を発光させてもよい。
前記の構成によれば、作業者は表示灯の色からリーダ装置が交信しているRFタグを認識することができる。したがって、作業者はリーダ装置の設置テストをより効率的に行うことができる。
前記交信が成功した場合、前記交信の通信強度を測定する通信強度測定部を備え、前記出力制御部は、前記通信強度の大きさに応じた点滅速度で前記表示灯を点滅させてもよい。
前記の構成によれば、作業者は表示灯の点滅速度から、リーダ装置とRFタグとの通信強度を認識することができる。これにより、作業者は通信強度に応じてリーダ装置とRFタグとの位置調整をより精密に行うことができる。
前記出力制御部は、前記通信強度が所定の閾値未満である場合と、前記通信強度が前記所定の閾値以上である場合とで異なる色で前記表示灯を発光させてもよい。
前記所定の閾値とは、例えばリーダ装置とRFタグとの通信が安定して行える限界点の値である。前記の構成によれば、作業者は表示灯の点滅色から、リーダ装置とRFタグとが安定して通信できているか否かを認識することができる。したがって、作業者はリーダ装置とRFタグとの位置調整をより精密に行うことができる。
前記出力制御部は、前記識別子特定部が同じ識別子を特定している期間の、直近の所定回数の交信における通信強度の平均値に応じた点滅速度で、前記表示灯を発光させてもよい。
リーダ装置およびRFタグの周囲の環境要因等によって、各交信における通信強度がばらつくことがある。前記の構成によれば、リーダ装置は、このような交信毎における通信強度のばらつきを補正した通信強度に基づいて表示灯の点滅速度を決定する。したがって、作業者は通信強度についてより正確な情報を得ることができる。
前記出力部は音声出力部を含み、前記出力制御部は、前記識別子特定部が特定した前記識別子が前記所定の識別子と異なる場合に、前記音声出力部から音声を出力させてもよい。
前記の構成によれば、リーダ装置が不要なRFタグを誤って読み込んだ場合に音で警告することができる。そのため、作業者がリーダ装置を注視していない場合でも、不要なRFタグを読み込んだことを該作業者に気付かせることができる。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るリーダ装置の制御方法は、RFID(Radio Frequency IDentification)技術を用いてRFタグと所定の時間間隔で交信する交信部と、出力部とを備えたリーダ装置の制御方法であって、前記交信が成功した場合、交信相手の前記RFタグの識別子を特定する識別子特定ステップと、前記識別子特定ステップにおいて特定した前記識別子が所定の識別子と同じ場合と異なる場合とで、前記出力部にそれぞれ異なる出力を行わせる出力制御ステップと、を含む。前記の構成によれば、前記制御方法は、上述のリーダ装置と同様の効果を奏する。
本発明の一態様によれば、作業者は設置テストを効率的に行うことができる。
本発明の実施形態1に係るリーダ装置の要部構成を示すブロック図である。 上記リーダ装置の設置テストの方法と、上記リーダ装置とRFタグとの交信とを示す図である。 上記リーダ装置の交信成否および交信相手のRFタグの変化と、LEDの発光色の変化との関係を示す図である。 上記リーダ装置のRFタグとの交信における受信レベルの変化と、LEDの点滅速度との相関関係の一例を示すグラフである。 設置テストにおける上記リーダ装置の処理の流れを示す。 図6の(a)は交信制御処理の流れを示し、図6の(b)は出力制御処理の流れを示す。 本発明の実施形態2に係るリーダ装置の交信成否および交信相手のRFタグの変化と、音声出力との関係を示す図である。 実施形態3に係るリーダ装置の交信成否および交信相手のRFタグの変化と、LEDの発光色の変化との関係を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本開示の第1の実施形態について、図1〜6を用いて詳細に説明する。図2は、本実施形態に係るリーダ装置1の設置テストの方法と、リーダ装置1とRFタグとの交信とを示す図である。
≪設置テストとリーダ装置の概要≫
リーダ装置1は、所定の交信可能範囲に存在するRFタグと交信を行うものである。図2では、リーダ装置1の交信可能範囲を円で示している。以降の図面でも同様に、リーダ装置1の交信可能範囲を、リーダ装置1から伸びる円で示すこととする。リーダ装置1の交信可能範囲は、具体的にはリーダ装置1から数m〜10m程度で適宜定められる。
設置テストを行う人間(作業者)はまず、リーダ装置1を設置および起動させる。なお、リーダ装置1は図中のPC等の外部装置と接続されていてもよいが、外部装置との接続は必須ではない。リーダ装置1は起動すると、交信要求の発信を開始する。上述した交信可能範囲にRFタグが存在すれば、リーダ装置1は該範囲のRFタグの少なくともいずれかと、交信することができる。具体的にはRFタグが上記交信要求に対しレスポンスを返すことで、リーダ装置1はRFタグと交信する。
図2では、リーダ装置1の交信可能範囲内に、2つのRFタグが存在している。ここで、図示の通り、一方のRFタグを目的のRFタグ、他方のRFタグを不要なRFタグであると仮定する。「目的のRFタグ」とは、作業者がリーダ装置に読み込ませようと意図しているRFタグ(またはRFタグ群、以降は単にRFタグ、と称する)を示す。一方、「不要なRFタグ」とは、目的のRFタグと異なるRFタグを示す。例えば、工場において生産ラインごとに、該ラインを流れる製品にRFタグを付けてリーダ装置に読み込ませようとする場合を仮定する。この場合、該製品についているRFタグが目的のRFタグであり、例えば隣のラインの製品についているRFタグが、不要なRFタグである。
図2の例ではリーダ装置1はいずれかのRFタグと交信することになる。換言すると、交信の度に交信相手のRFタグが変わることがある。本開示に係るリーダ装置1は、このように交信可能範囲内に複数のRFタグが存在する場合に、交信相手のRFタグが変わるとこれを自ら認識し、作業者に通知することを特徴としている。
≪要部構成≫
次に、リーダ装置1の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るリーダ装置1の要部構成を示すブロック図である。リーダ装置1は、交信部20と、制御部10と、LED(表示灯)30(出力部)と、通信部40と、記憶部50とを含む。
制御部10は、リーダ装置1を統括的に制御する。制御部10は、ID特定部(識別子特定部)11と、受信レベル特定部(通信強度測定部)12と、出力制御部13と、を含む。制御部10は、交信部20が1回交信要求を発信してから交信が成功したか否かを判定する。ここで、「交信が成功した」とは、交信部20の交信要求に対し所定時間内にRFタグから返信が返ってきたことを意味する。一方、「交信が失敗した」とは交信部20の交信要求に対し、いずれのRFタグからも返信が返ってこなかったことを意味する。なお、制御部10は、CRC(Cyclic Redundancy Code)エラーまたはコリジョンによる復調失敗等、RFタグから返信が返ってきたが、返信データが正しくない場合も、「交信が失敗した」と判定してよい。
ID特定部11は、交信に成功した場合、該交信の交信相手であるRFタグのIDコードを特定する。ここで、IDコードとは、各RFタグ固有の識別子である。ID特定部11は、交信部20を介しRFタグにIDコードを要求してRFタグからIDコードを返信させる。なお、交信部20が1回の交信で複数のRFタグと交信可能な場合、ID特定部11は交信した全てのRFタグのIDコードを特定する。ID特定部11は、特定したIDコードを出力制御部13に伝える。
受信レベル特定部12は、交信部20とRFタグとの交信における受信レベルを測定する。ここで、受信レベルとは、例えばRSSI(Received Signal Strength Indicator、受信信号強度指標値)で示される、交信部20が受信する電波の強度(通信強度)である。受信レベル特定部12は測定した受信レベルを出力制御部13に伝える。
出力制御部13は、LED30の発光(出力)を制御するものである。出力制御部13はLED30の発光色と、点滅間隔とを決定し、決定した色および点滅速度で点灯および消灯するよう、LED30に指示する。
出力制御部13のLED30の制御方法について、より詳細に説明する。出力制御部13はIDコードをID特定部11から受け取ると、受け取ったIDコードが前回受け取ったIDコード(すなわち、交信部20の前回の交信相手のRFタグのIDコード)と同一か否かを判定する。そして、出力制御部13はIDコードが同一の場合と、異なる場合とで、異なる発光色でLED30を発光させる。
また、出力制御部13はLED30を交信が成功してIDコードが同一の場合と、交信が成功してIDコードが異なる場合と、交信が失敗した場合と、でそれぞれ異なる発光色でLED30を発光させることが望ましい。例えば、出力制御部13は交信失敗時に、赤色等、警告を示す色でLED30を発光させることが望ましい。
図3は、リーダ装置1の交信成否および交信相手のRFタグの変化と、LED30の発光色の変化との関係を示す図である。図中の「LED」行の凸部分はLED30の発光を示し、凸部分の模様はLED30の発光色を示している。異なる模様は、異なる発光色でLED30が発光することを示す。なお、実際は1回の交信に対しLED30が1回発光するのではなく、リーダ装置1のLED30は常時点滅または点灯していることが望ましい。
「リーダ」行は、リーダ装置1の交信を示している。図示の例では、リーダ装置1はテスト送信中(設置テストにおいて、交信部20から交信要求を送信している状態)である。タグ交信#1〜#7は交信1回1回の試行を示している。
「タグ」列は、RFタグがリーダ装置1の交信可能範囲内に存在する期間を示している。図3の場合は、リーダ装置1のテスト送信中にRFタグAとRFタグBとが、それぞれ一定期間リーダ装置1の交信可能範囲に存在している。「位置関係」行は、リーダ装置1の交信可能範囲と、RFタグAおよびRFタグBとの位置関係とを示している。
図示の通り、RFタグAはタグ交信#2〜#6のタイミング、RFタグBはタグ交信#4のタイミングにおいて、リーダ装置1の交信可能範囲に入っている。なお、タグ交信#1と#7とのタイミングでは、いずれのRFタグもリーダ装置1の交信可能範囲に入っておらず、リーダ装置1の交信は失敗している。
図示の例では、タグ交信#3〜#4の間で、交信相手のRFタグがRFタグAからRFタグBへと切替わっている。交信相手のRFタグが切替わると、ID特定部11の特定するIDコードは異なるものとなる。したがって、出力制御部13は、例えばタグ交信#4のタイミングで、受信したIDコード(RFタグBのIDコード)が前回のIDコード(RFタグAのIDコード)と異なるため、LED30をタグの切り替えを示す発光色(タグ交信#2〜#3までの発光色と異なる色)で発光させる。
同様に、出力制御部13は、タグ交信#のタイミングで、受信したIDコード(RFタグAのIDコード)が前回のIDコード(RFタグBのIDコード)と異なるため、LED30をタグの切り替えを示す発光色で発光させる。
出力制御部13はまた、受信レベル特定部12から通知された受信レベルに応じて、LED30の点滅速度(すなわち点滅の周期または単位時間あたりの点滅回数)を決定し、決定した速度でLED30を点滅させてもよい。図4は、リーダ装置1のRFタグとの交信における受信レベルの変化と、LED30の点滅速度との相関関係の一例を示すグラフである。グラフの縦軸は受信レベルを、横軸は時間経過を示している。
リーダ装置1の受信レベルは、交信相手のRFタグとの距離に依存する。図示のように、リーダ装置1とRFタグとの距離が遠ざかるほど受信レベルは低下し、RFタグがリーダ装置1の交信可能範囲外まで遠ざかると、交信失敗となる。
図示のようにRFタグがリーダ装置1から徐々に遠ざかった場合、受信レベルはグラフの実線のように、徐々に低下する。受信レベル特定部12から受信した受信レベルがある上限値を超えている場合、出力制御部13は点滅速度(点滅の周期)を最高速度とする。例えば図示のように、受信レベルが−37.5dBm以上の場合、出力制御部13はLED30の点滅速度を最高速度である0.1sとする。そして、出力制御部13は、受信レベルが所定の閾値(後述)に近づくほど、LED30の点滅速度(点滅の周期)が遅くなるように該点滅速度を決定し、LED30を制御する。
これにより、作業者はLED30の点滅速度から、リーダ装置1とRFタグとの通信強度を認識することができる。これにより、作業者は通信強度に応じてリーダ装置1とRFタグとの位置調整をより精密に行うことができる。
なお、出力制御部13は、受信レベル特定部12から受信した受信レベルが所定の閾値未満である場合と、所定の閾値以上である場合とで、LED30の発光色を異ならせてもよい。所定の閾値とは、例えばリーダ装置とRFタグとの通信が安定して行える限界点の値である。図4の例では、受信レベルが−65.0dBm未満の場合、出力制御部13はLED30を黄色に点滅させる。一方、受信レベルが−65.0dBm以上の場合、出力制御部13はLED30を緑色に点滅させる。これにより、作業者はLED30の点滅色から、リーダ装置1とRFタグとが安定して通信できているか否かを認識することができる。したがって、作業者は設置テストにおいてリーダ装置1とRFタグとの位置調整をより精密に行うことができる。
なお、出力制御部13はIDコードが同じである間、直近の所定回数の交信における受信レベルの平均値を算出し、該平均値に応じた点滅速度で、前記表示灯を発光させてもよい。リーダ装置1の交信はリーダ装置1およびRFタグの周囲の環境要因等によって、受信レベルがばらつくことがある。そのため、このように所定回数の交信における受信レベルの平均値を用いてLED30の点滅速度を決定することで、より正確な受信レベルに基づいて、LED30を点滅させることができる。よって、作業者はLED30を目視することにより、通信強度についてより正確な情報を得ることができる。
交信部20は、RFタグとRFID技術を用いて交信する。交信部20は制御部10の指示に従い、所定の時間間隔で交信要求を発信する。交信部20の交信可能な範囲内にRFタグが存在する場合、交信部20は該RFタグと交信する。交信が成功した場合、交信部20は交信相手のRFタグから該RFタグのIDコードを受信する。
LED30は、出力制御部13の指示に応じた色および時間間隔で点灯する。LED30はリーダ装置1に複数個備えられていることが望ましい。例えば、リーダ装置1が直方体型の装置である場合、リーダ装置1を設置した際の設置面と略垂直な4側面に1つずつ、LED30を備えていればよい。
通信部40は、制御部10の指示に従って、リーダ装置1と外部装置との通信を行う。外部装置とは例えば、パーソナルコンピュータ(PC)である。通信部40は例えば、リーダ装置1をモニタする、または各種データを収集管理するための上位ソフトウェアをインストールしたPCに、後述する交信結果データ51を送信してもよい。
記憶部50は、リーダ装置1が動作するための各種データを格納する。記憶部50は例えば交信結果データ51を格納する。交信結果データ51は、リーダ装置1の交信結果を記録したものである。交信結果データ51は例えば、1回の交信毎の交信の成否と、交信に成功した場合は交信相手のRFタグのIDコードとを関連付けて記録したデータである。なお、受信レベル特定部12が受信レベルを測定している場合、交信結果データ51は交信が成功した場合、該交信の受信レベルも記録していてもよい。
≪処理の流れ≫
図5は、設置テストにおけるリーダ装置1の処理の流れを示すフローチャートである。リーダ装置1は起動すると、RFタグとの交信に係る交信制御処理(S1)を行う。リーダ装置1は次に、交信制御処理(S1)によって得られた情報に応じてLED30の出力を制御する出力制御処理(S2、出力制御ステップ)を行う。リーダ装置1は設置テストが終了するまで(S3でYES)、交信制御処理および出力制御処理を繰り返す(S3でNO)。
図6の(a)は、交信制御処理の詳細な処理の流れを示している。交信制御処理において、制御部10はまず交信部20に交信要求を発信するよう指示する。交信部20は交信要求を発信し、交信可能範囲にRFタグが存在する場合、RFタグと交信する。交信部20は交信で得た情報を制御部10に送る。制御部10のID特定部11は、交信相手のRFタグのIDコードを特定し(S11、識別子特定ステップ)、受信レベル特定部12は、リーダ装置1の受信レベルを測定する(S12)。なお、S11とS12の処理は順不同である。また、所定時間内に交信部20がRFタグと交信できなかった場合、S11〜S12の処理は行わなくても良い。
制御部10はS11およびS12の処理を行った後、交信結果を記録する(S13)。具体的には、制御部10は記憶部50の交信結果データ51に、この交信における交信の成否と、交信に成功した場合は交信相手のRFタグのIDコードおよび受信レベルを記録する。
図6の(b)は、出力制御部13の行う出力制御処理の流れを示している。出力制御部13は、交信が成功し(S21で「成功」)、かつID特定部11から受信したIDコードが、前回の交信で受信したIDコードと同じであった場合(S22で「同じ」)、出力制御部13はさらに、受信レベル特定部12から受信した受信レベルと、同じIDコードのRFタグとの直近N回(Nは予め設定された自然数)の交信における受信レベルの値の平均値を算出する(S23)。そして、出力制御部13は該平均値に応じて、LED30の点滅速度を決定する(S24)。最後に、出力制御部13はLED30を、交信成功を示す発光色で、S24で決定した点滅速度で点滅させる(S25)。
一方、出力制御部13は、交信が失敗した場合(S21で「失敗」)は、LED30を、交信失敗を示す発光色で発光(または点滅)させてよい(S28)。また、出力制御部13は、交信は成功したが、ID特定部11から受信したIDコードが前回のものと異なる場合(S22で「異なる」)、LED30をIDコードが切替わったことを示す発光色で発光(または点滅)させる(S26)。なお、S26での発光色は、少なくともS25における発光色と異なるものである。出力制御部13はさらに、S23において平均値を算出するために記憶している受信レベルの値をリセットする(S27)。
以上の処理によれば、リーダ装置1は交信相手のRFタグが、前回交信したRFタグであるか否かを識別する。そして、リーダ装置1は、前回交信したRFタグと同じタグと交信した場合と、異なるタグと交信した場合とでは異なる発光色でLED30を発光させる。これにより、作業者はLED30の色から、リーダ装置1が目的のRFタグと安定して交信できているか否かを判別することができる。
換言すると、作業者は外部装置等でリーダ装置の交信をモニタしなくても、リーダ装置1の設置テストに必要な情報を、目視で得ることができる。つまり、作業者はリーダ装置1およびRFタグを目視しながら設置テストを行うことができるため、設置テストを効率的に行うことができる。
また、以上の処理によれば、作業者はLED30の点滅速度から、リーダ装置1の受信レベルを認識することができる。これにより、作業者は受信レベルに応じてリーダ装置1とRFタグとの位置調整をより精密に行うことができる。
ところで、リーダ装置1およびRFタグの周囲の環境要因等によって、各交信における受信レベルがばらつくことがある。しかしながら、以上の処理によれば、リーダ装置1は、受信レベルのばらつきを補正(平均化)してLED30の点滅速度を決定するため、作業者は受信レベルについてより正確な情報を得ることができる。
本実施形態では、リーダ装置1はLED30の発光色で、交信の成否および交信相手のRFタグが前回と同じか否かをユーザに通知することとした。しかしながら、リーダ装置1は少なくとも交信相手のRFタグが前回と同じか否かに応じて、少なくとも異なる出力を行うものであれば、その出力様式は限定されない。
例えば、リーダ装置1はLED30に加えて、またはLED30の代わりにスピーカやディスプレイを備えていてもよい。スピーカを備える場合、制御部10は出力制御部13に替えてスピーカを制御するブロックを備え、出力制御部13と同様の判定基準で出力内容(出力音の内容および音量など)を決定し、スピーカの音声出力を制御すればよい。ディスプレイを備える場合、制御部10は出力制御部13に替えてディスプレイを制御するブロックを備え、出力制御部13と同様の判定基準で出力内容(表示内容など)を決定し、ディスプレイの表示制御を行えばよい。
なお、IDコードは特定のグループに分類可能であってもよい。この場合、該グループ分けを示す情報は、予め記憶部50に記憶される。またこの場合、出力制御部13は記憶部50に格納された上記グループ分けを示す情報を参照し、ID特定部11から受信したIDコードが、前回受信したIDコードと同じグループに分類されるか否かを特定すればよい。そして、同じグループに分類される場合は、IDコードが同一であるとみなしてよい。一方、異なるグループに分類される場合は、IDコードが異なるとみなしてよい。また、IDコードは各RFタグ固有のものではなく、同種や類似のRFタグの1グループに対して付与される、該グループを特定する識別子であってもよい。
また、リーダ装置1の各構成のうち、通信部40および受信レベル特定部12は必須の構成ではない。受信レベル特定部12を備えない場合、リーダ装置1は受信レベルの測定を行わなくてよい。また、出力制御部13は受信レベルに応じて点滅速度を決定しなくてもよい。具体的には、図6の(a)のS12〜13の処理と、図6の(b)のS23〜S24およびS27の処理を行わなくてもよい。なお、この場合、出力制御部13はLED30を一定の点滅速度で、または常時点灯させてよい。
また、LED30および記憶部50はリーダ装置1に接続された外部装置であってもよい。ただし、LED30はリーダ装置1の設置テストの際に、リーダ装置1およびRFタグの近傍に設置され、作業者がリーダ装置1およびRFタグの位置調整の際に目視できる位置に配置される。
〔実施形態2〕
本開示に係るリーダ装置は、連続で交信が成功し、かつID特定部11が特定したIDコードが、前回の交信のときに特定したIDコードと異なる場合に、音声を出力することによってIDコードが異なることをユーザに通知してもよい。以下、本開示の実施形態2について説明する。
本実施形態に係るリーダ装置1は、LED30に加えて、出力部としてスピーカ(音声出力部)を備えている。また、出力制御部13はLED30に加えてスピーカの出力も制御する。具体的には、出力制御部13は、ID特定部11から受信したIDコードが、前回受信したIDコードと異なる場合は、LED30の発光色を変化させる代わりに(または発光色を変化させるとともに)、スピーカから音声を出力させる。なお、このとき出力する音声は、ピープ音等、作業者が気付きやすい警告音であることが望ましい。
図7は、実施形態2に係るリーダ装置1の交信成否および交信相手のRFタグの変化と、音声出力との関係を示す図である。「ピープ音」行は、スピーカがピープ音を発するタイミングを示している。他の行については、図3と同様である。
図示の通り、タグ交信#3〜#4の間で、交信相手のRFタグがRFタグAからRFタグBへと切替わると、ID特定部11の特定するIDコードが変化する。そして、IDコードを通知された出力制御部13は、IDコードが前回と異なっているため、スピーカから音声(図の例ではピープ音)を出力させる。
このように、実施形態2に係るリーダ装置1は、不要なRFタグを誤って読み込んだ場合に音で警告することができる。そのため、作業者がリーダ装置1を注視していない場合でも、不要なRFタグを読み込んだことを該作業者に気付かせることができる。
〔実施形態3〕
本発明の一態様に係るリーダ装置1は、IDコードに応じた発光色で、LED30を発光させてもよい。以下、本開示の実施形態3について説明する。
本実施形態に係るリーダ装置1の記憶部50は、IDコードと、LED30の発光色とを対応付けた情報を格納している。そして、出力制御部13は、ID特定部11からIDコードを受信すると、記憶部50の上記情報を参照することによりLED30の発光色を決定し、決定した色で発光するようにLED30を制御する。
図8は、実施形態3に係るリーダ装置1の交信成否および交信相手のRFタグの変化と、LED30の発光色の変化との関係を示す図である。各行の示すものについては、図3と同様である。図8の例のように、RFタグA〜CおよびXが図示のタイミングでリーダ装置1と交信したとする。この場合、リーダ装置1の出力制御部13は、タグ交信#2の終了後はタグ交信#2での交信相手であるRFタグAのIDコードに応じた発光色でLED30を発光させる。また、出力制御部13はタグ交信#3の終了後はタグ交信#3での交信相手であるRFタグBのIDコードに応じた発光色でLED30を発光させる。また、出力制御部13は、タグ交信#4の終了後はタグ交信#4での交信相手であるRFタグCのIDコードに応じた発光色でLED30を発光させる。また、出力制御部13はタグ交信#6の終了後はタグ交信#6での交信相手であるRFタグのIDコードに応じた発光色でLED30を発光させる。一方、タグ交信#1,5、および#7では交信が失敗しているため、出力制御部13は交信失敗を示す色でLED30を発光させる。
このように、実施形態3に係るリーダ装置1によれば、作業者はLED30の色からリーダ装置1が交信しているRFタグを認識することができる。したがって、作業者はリーダ装置1の設置テストをより効率的に行うことができる。
〔実施形態4〕
本開示の一態様に係るリーダ装置1の出力制御部13は、ID特定部11が特定したIDコードが、記憶部50に予め記憶されているIDコード(所定の識別子)と同じ場合と異なる場合とで、異なる色でLED30を発光させてもよい。以下、本開示の実施形態4について説明する。
本実施形態に係るリーダ装置1の記憶部50には、目的のRFタグのIDコードが1つ以上、予め記憶されている。リーダ装置1は、例えば、通信部40を介してPC等の外部装置から上記目的のRFタグのIDコードを示す情報を取得し、記憶部50に格納する。
出力制御部13は、上述した出力制御処理を行う場合、記憶部50に記憶されたIDコードを読み出す。そして、出力制御部13は、交信が成功している場合、ID特定部11が特定したIDコードが、読み出したIDコードのいずれかと同じか否か判定する。同じであった場合、以降は図6の(b)のS22で「同じ」の場合と同じ処理を行う。一方、ID特定部11が特定したIDコードが読み出したIDコードと異なる場合、以降は図6の(b)のS22で「異なる」の場合と同じ処理を行う。
以上の処理によれば、作業者はリーダ装置の出力部の出力から、リーダ装置が予め設定したIDコードを持つRFタグと安定して交信できているか否かを判別することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
リーダ装置1の制御部10の制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御部10は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 リーダ装置
10 制御部
11 ID特定部(識別子特定部)
12 受信レベル特定部(通信強度測定部)
13 出力制御部
20 交信部
30 LED(出力部、表示灯)
40 通信部
50 記憶部
51 交信結果データ

Claims (8)

  1. RFID(Radio Frequency IDentification)技術を用いてRFタグと所定の時間間隔で交信する交信部と、出力部とを備えたリーダ装置であって、
    前記交信部は、ラインを流れる製品に取り付けられた前記RFタグのうち、前記リーダ装置から所定の交信可能範囲に入った前記RFタグの少なくともいずれかと交信し、
    前記交信が成功した場合、交信相手の前記RFタグの識別子を特定する識別子特定部と、
    前記識別子特定部が特定した前記識別子が所定の識別子と同じグループである場合と異なるグループである場合とで、前記出力部にそれぞれ異なる出力を行わせる出力制御部と、を備え
    同一の前記ラインを流れる製品には、同じグループの識別子を有するRFタグが取り付けられており、
    前記所定の識別子は、前記識別子特定部が前回特定した識別子であることを特徴とする、リーダ装置。
  2. 前記出力部は1つ以上の表示灯を含み、
    前記出力制御部は、前記識別子特定部が特定した前記識別子が前記所定の識別子と同じ場合と異なる場合とで、異なる色で前記表示灯を発光させることを特徴とする、請求項1に記載のリーダ装置。
  3. 前記出力制御部は、前記識別子に応じた色で前記表示灯を発光させることを特徴とする、請求項に記載のリーダ装置。
  4. 前記交信が成功した場合、前記交信の通信強度を測定する通信強度測定部を備え、
    前記出力制御部は、前記通信強度の大きさに応じた点滅速度で前記表示灯を点滅させることを特徴とする、請求項2または3に記載のリーダ装置。
  5. 前記出力制御部は、前記通信強度が所定の閾値未満である場合と、前記通信強度が前記所定の閾値以上である場合とで異なる色で前記表示灯を発光させることを特徴とする、請求項に記載のリーダ装置。
  6. 前記出力制御部は、前記識別子特定部が同じ識別子を特定している期間の、直近の所定回数の交信における通信強度の平均値に応じた点滅速度で、前記表示灯を発光させることを特徴とする、請求項4または5に記載のリーダ装置。
  7. 前記出力部は音声出力部を含み、
    前記出力制御部は、前記識別子特定部が特定した前記識別子が前記所定の識別子と異なる場合に、前記音声出力部から音声を出力させることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載のリーダ装置。
  8. RFID(Radio Frequency IDentification)技術を用いてRFタグと所定の時間間隔で交信する交信部と、出力部とを備えたリーダ装置の制御方法であって、
    前記交信部は、ラインを流れる製品に取り付けられた前記RFタグのうち、前記リーダ装置から所定の交信可能範囲に入った前記RFタグの少なくともいずれかと交信し、
    前記交信が成功した場合、交信相手の前記RFタグの識別子を特定する識別子特定ステップと、
    前記識別子特定ステップにおいて特定した前記識別子が所定の識別子と同じグループである場合と異なるグループである場合とで、前記出力部にそれぞれ異なる出力を行わせる出力制御ステップと、を含み、
    同一の前記ラインを流れる製品には、同じグループの識別子を有するRFタグが取り付けられており、
    前記所定の識別子は、前回の前記識別子特定ステップにおいて特定した識別子であることを特徴とする、制御方法。
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