JP2009025733A - 走行データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実際の車両運転中の運転操作状況を客観的にわかり易いデータとして目視確認できるように運転状況画像として表示・印刷する走行データ処理装置を提供する。
【解決手段】
走行データ処理装置は、車両に搭載されたGPSを用いて車両の位置を測定し、車両の走行軌跡を地図上に表示するための走行データ処理装置において、上記車両の走行軌跡として、所定の時間間隔で上記地図上での車両位置を示すキャラクタ表示を生成する手段と、上記車両のアクセル操作データおよびブレーキ操作データを受け取り、これらの操作状態を上記キャラクタ表示に含める手段と、を備える。キャラクタ表示の間隔で走行速度が確認でき、また、アクセル、ブレーキ操作が識別可能に表示されるため、運転者は自分の運転状況を運転終了後であっても客観的データとして細かに目視確認することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、実際の車両運転中の運転操作状況を画像として目視確認できるように表示・印刷することで、例えば運転者本人が気づかない運転習慣や把握しづらい危険な状況等を客観的に確認するために利用される走行データ処理装置に関する。
例えば、自動車運転教習所等においては、教官が同乗して運転指導を行う場合も多いが、運転者が自分の運転中の客観的状況を十分認識できないと、教官の指導にも納得できず、指導の説得性がかける場合がある。
また、日常の運転において運転者は、自分の運転に慣れていることから、好ましくない修正すべき運転習慣があっても気づきにくく、また他人から指摘されても認識が薄いという傾向もある。
これに対して、運転シミュレータ装置を利用して運転を疑似体験させて認識を高めることも行われているが、あくまでもバーチャル体験であって、実際の車両運転の運転感覚との相違は大きなものがある。
また、実際に運転体験させてハンドル操作等の癖を認識させる試みとして、例えば、特許文献1に記載の表示装置がある。この表示装置では、運転技量の高い人が走行した走行軌跡を基本となる走行軌跡として予め設定しておき、走行コースを全周に亘って実際に走行した走行軌跡と設定された基本となる走行軌跡とを比較表示している。しかしながらこの表示装置による表示は、カーブ走行時のハンドル操作の参考とすることができる程度のものであった。
実開平6−15199号公報
この発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、実際の車両運転中の運転操作状況を客観的にわかり易いデータとして目視確認できるように運転状況画像として表示・印刷するための走行データ処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、この発明の走行データ処理装置は、車両に搭載されたGPSを用いて車両の位置を測定し、車両の走行軌跡を地図上に表示するための走行データ処理装置において、上記車両の走行軌跡として、所定の時間間隔で上記地図上での車両位置を示すキャラクタ表示を生成する手段と、上記車両のアクセル操作データおよびブレーキ操作データを受け取り、これらの操作状態を上記キャラクタ表示に含める手段と、を備えるよう構成されている。
この発明によると、地図上に描かれた走行車線中に走行軌跡が表示される際に、キャラクタ表示の間隔で走行速度が確認でき、また、アクセル、ブレーキ操作が識別可能に表示されるため、運転者は自分の運転状況を運転終了後であっても客観的データとして細かに目視確認することができる。
この発明の一形態では、上記走行データ処理装置は、上記地図上に上記車両の走行車線の表示を生成する手段を備え、
上記キャラクタ表示を生成する手段は、上記車両の幅と上記走行車線の幅との比率が同じとなるよう、上記キャラクタ表示の幅を調整して生成するよう構成されている。
この形態によると、上記の効果に加え、例えば運転者は走行中に中央に寄り過ぎるとか、カーブでセンターラインを跨ぐように膨らむとかの運転の癖を確認することができるという利点が得られる。
また、この発明の走行データ処理装置は、車両に搭載されたGPSを用いて車両の位置を測定し、車両の走行軌跡を地図上に表示するための走行データ処理装置において、上記車両の走行軌跡を表示するために所定の時間間隔で上記地図上での車両位置を示すキャラクタ表示を生成する手段と、上記地図上に上記車両の走行車線の表示を生成する手段と、を備え、上記キャラクタ表示を生成する手段は、上記車両の幅と上記走行車線の幅との比率が同じとなるよう、上記キャラクタ表示の幅を調整して生成するよう構成されている。
この発明によると、地図上に描かれた走行車線中に走行軌跡が表示される際に、キャラクタ表示の間隔で走行速度が確認でき、また運転者は自分の運転状況を運転終了後であっても例えば走行中に中央に寄り過ぎるとか、カーブでセンターラインを跨ぐように膨らむとかの運転の癖を確認するなどを客観的に目視確認することができる。
上記発明の一形態では、上記キャラクタ表示を生成する手段は、上記車両の停止状態を走行状態と異なる形態の表示で示すよう構成されている。
この形態によると、上記の効果に加え、信号とか一時停止等で車両が確実に停止した位置を表示から確認することができる。
上記発明の一形態では、上記キャラクタ表示を生成する手段は、上記車両のウインカー動作状態を上記キャラクタ表示に付属する表示として生成するよう構成されている。
この形態によると、上記の効果に加え、侵入経路の取り方と共にウインカー操作の状況が確認できるので、ウインカー操作タイミングの遅い早いとかを確認することができる。
上記発明の一形態では、現実には存在しない車両である仮想車両の表示を生成する手段を備え、該仮想車両を、上記走行車線の対向車線側に表示することができるよう構成されている。
この形態によると、上記の効果に加え、カーブとかにおいて危険を認識させることができる。
上記発明の一形態では、上記走行車線の勾配の表示を上記走行軌跡と対比可能に生成する手段をさらに備える。
この形態によると、上記の効果に加え、ブレーキ操作、アクセル操作、ハンドル操作(走行軌跡)などの運転状況を走行車線およびその勾配と対比させて確認できる。
上記発明の一形態では、上記走行データ処理装置で生成された表示データを対応する運転者のIDに関連付けて保存する手段を備え、上記表示データをプリンタに印刷することができるよう構成されている。
この発明によると、運転者IDに対応して表示データ管理することで、走行後の印刷が簡単であるし、教習者の再チャレンジでの進歩の過程を簡単に記録蓄積することができる。
次に図面を参照して、この発明の実施形態を説明する。図1は、この発明の実施例の走行データ処理システムの全体的な構成を示す機能ブロック図である。走行データ処理システム100は、車載測定器1a、1b、1c・・・を搭載した車で教習者がドライビングコースを走行した後、事務所内に設けられた中央システム3において、その教習者の走行中の運転操作状況を客観的にわかりやすい運転状況画像として表示・印刷出力するものである。この走行データ処理システム100は、ドライビングコースを走行する際に教習者が利用する車に搭載される車載測定器1a、1b、1c・・・と、GPS衛星2と、事務所内に設けられる中央システム3とを備えている。なお、この実施例では、GPSを車両位置を測定する手段として用いている。
車載測定器1a、1b、1c・・・は、搭載された車を利用する教習者の運転者IDを読み取ると共にその車に関して各種測定等を行い、教習者の運転者ID、その車の車両番号および測定等した測定データを走行データとして中央システム3に送信する装置である。ここで、車載測定器1a、1b、1c・・・は、同様のものを利用できるので、車載測定器1aの構成について説明し、その他の車載測定器1b、1c・・・の構成についての説明は省略する。
車載測定器1aは、搭載された車の位置情報をGPS衛星2から受信するGPS受信機11aと、車載測定器1aの各部の動作を制御すると共に図示しないメモリカードに格納された車両番号を取得するCPU12aと、例えば車輪速情報、アクセルON/OFF情報、ブレーキON/OFF情報、ウインカー操作情報等の測定データを車体側から取得するための車載ネットワークとしての車載CAN13aと、中央システム3と通信するための通信手段である無線LAN14aと、モニタ15aと、ICカードから教習者の運転者IDを読み取る手段であるICカードリーダ16aとを備えている。
中央システム3は、各車に搭載された車載測定器1a、1b、1c・・・から送信された走行データを処理して表示データを生成し、その表示データに基づいて教習者の運転操作状況を示す運転状況画像を表示・印刷するシステムである。
中央システム3は、車載測定器1a、1b、1c・・・と通信する無線LAN31aおよび該無線LAN13aに接続されたパソコン31bを備えたコンピュータシステム31と、ICカードから教習者の運転者IDを取得するICカードリーダ32と、コンピュータシステム31で生成された表示データに基づいて運転操作状況を示す運転状況画像の印刷を行うカラープリンタ33とを備えている。
中央システム3においては、予め教習者が自己の運転者IDを取得し、取得した運転者IDが記憶されたICカードが教習者に交付される。また、車載測定器1a、1b、1c・・・が搭載される車の車幅情報がその車両番号に関連付けられてパソコン31bの車両データ記憶部203に予め記憶される。この車両番号は、各車載測定器1a、1b、1c・・・のCPU13a、13b、13cが読み取り可能な図示しないメモリカード等に格納する。
図2はこの発明のコンピュータシステム31を構成するパソコン31bの機能ブロック図である。図2においてパソコン31bは、無線LAN31aを介して各車載測定器1a、1b、1c、・・・からの走行データ(運転者IDとそれに関連付けられた車両番号や測定データ)やICカードリーダ32で読み取った運転者IDの入力を受ける取る入力インタフェース201と、車載測定器が搭載された車の車幅情報をその車の車両番号と関連付けて記憶している車両データ記憶部203と、車両番号に基づいて車両データ記憶部203に記憶された車幅情報を抽出する車両データ抽出部205と、ドライビングコースの地図データを記憶している地図データ記憶部207と、仮想車両表示を表示部品として記憶している表示部品データ記憶部209と、所定の時間間隔ごと(一表示画像については一定の時間間隔)にキャラクタ表示を生成するキャラクタ表示生成部211と、地図データを用いて走行車線および勾配を生成する走行車線・勾配表示生成部213と、地図データおよび他車データを用いて他車表示を生成する他車表示生成部215と、地図データおよび表示部品データを用いて仮想車両表示を生成する仮想車両表示生成部217と、生成されたキャラクタ表示、走行車線・勾配表示、他車表示、仮想車両表示を合成してカラープリンタ34で印刷する運転状況画像の表示データを生成する表示データ生成部219と、生成した表示データをその運転者IDと関連付けて保存する表示データ保存部221とを備えている。
ここで、他車表示とは、ドライビングコース上に実際に存在する車両であって、教習者IDと関連付けられた車両番号以外の車両番号の車両を示す表示である。また、仮想車両表示とは、インストラクタが危険を説明するなどのために、ドライビングコース上に実際には存在しない車両を必要に応じて表示したものである。
次に、動作について説明する。
1)ドライビングコース走行
まず、車載測定器1aが搭載された車のICカードリーダ16aに、利用者(教習者)に交付されたICカードが挿入されると、CPU12aはその教習者の運転者IDを取得する。正常に取得すると、CPU12aはモニタ15aに取得が正常に行われたことを表示させる。
教習者は、運転者IDの取得が正常に行われたことをモニタ15aで確認すると、ドライビングコースを走行することにより教習を開始する。ドライビングコースを走行する教習が開始されると、GPS受信機11aは教習中の自車の位置情報をGPS衛星2から受け取り、CPU12aは車載CAN13aを介して各センサで測定した教習中の車輪速情報、アクセルON/OFF情報、ブレーキON/OFF情報、ウインカー操作情報等の測定データを取得する。この自車の位置情報を含む測定データは、所定時間間隔ごとに同期してCPU12aが取得する。これらの各種測定データは先に取得した運転者IDおよび車両番号と共に走行データとしてCPU12aによって無線LAN14aを介して中央システム3に送られる。
中央システム3において走行データを受け取ると、コンピュータシステム31において、無線LAN31aを介してパソコン31bに走行データが取り込まれ、パソコン31bにおいて表示データが生成される。
2)表示データ生成
パソコン31bにおける表示データの生成について説明する。表示データは、運転状況画像を表示・印刷するためのデータである。キャラクタ表示生成部211は、特定の運転者IDの走行データのうちの車両位置情報、ブレーキ・アクセル操作情報、速度情報、およびウインカー動作情報を、入力インタフェース201を介して受け取る。また、車両データ抽出部205は、走行データのうちの車両番号を受け取り、受け取った車両番号に対応する車幅情報を車両データ記憶部203から抽出して、キャラクタ表示生成部211に送る。
キャラクタ表示生成部211は、地図データ記憶部207からドライビングコースの地図データを取得して、受け取った車両位置情報を予め決められた一定の時間間隔毎に地図上の位置に変換することにより、予め決められた一定の時間間隔における地図上での車両位置を示すキャラクタ表示301a、301b、302c・・・(図3参照)を生成する。また、キャラクタ表示生成部211は、車両データ抽出部205から受け取った車幅情報と先に取得した地図データに含まれるドライビングコースの走行車線の幅に基づいて、実際の走行車線の幅および車両の幅と同じ比率で画像中の走行車線とキャラクタ表示が表されるよう地図上のキャラクタ表示の幅を決定して、生成されたキャラクタ表示の幅w(図3参照)を調整する。
キャラクタ表示生成部211は、キャラクタ表示を生成する際、車載測定器1aから受け取ったブレーキ・アクセル操作情報に基づいて、ブレーキ操作およびアクセル操作をしているか否かの操作状態の情報をキャラクタ表示に含ませる。具体的には、ブレーキやアクセルの操作状態に応じてキャラクタ表示の色を変更する。図3に示す一実施態様では、ブレーキ操作をしている場合はキャラクタ表示を赤色に表示し、アクセル操作をしている場合はキャラクタ表示を緑色に表示し、何も操作していない場合ではキャラクタ表示を黄色に表示している。
キャラクタ表示生成部211は、車載測定器1aからウインカー動作情報を受け取り、ウインカーが動作している場合は、生成したキャラクタ表示におけるウインカー動作方向側に四角形の表示302a、302b・・・(図3参照)を付すことにより、ウインカー動作していることを示す。
キャラクタ表示生成部211は、生成したキャラクタ表示および付属する表示を表示データ生成部219に送る。
走行車線・勾配表示生成部213は、キャラクタ表示生成部211においてキャラクタ表示が生成されるドライビングコース範囲について、地図データ記憶部207に記憶された地図データから走行車線および勾配の情報を取得して、その情報に基づいて走行車線表示および勾配表示を生成し、表示データ生成部219に送る。走行車線の勾配の表示は、走行車線の勾配を走行軌跡と対比可能に示すように生成される。具体的には図3(b)に示すように、走行車線上に複数のポイント(1)、(2)、(3)、(4)を示して、走行車線の勾配の表示の対応する部分にも複数のポイント(1)、(2)、(3)、(4)を示すようにする。
他車表示生成部215は、キャラクタ表示が生成されるドライビングコース範囲内の他車のデータと地図データを受け取り、他車の存在を示す他車表示を生成し、表示データ生成部219に送る。
仮想車両表示生成部217は、キャラクタ表示が生成されるドライビングコース範囲内の地図データを受け取り、仮想車両表示を表示部品データ記憶部209に記憶された部品データから抽出して仮想車両表示を生成し、表示データ生成部219に送る。このとき仮想車両表示生成部217は、仮想車両表示が走行車線の対向車線側に配置されるように仮想車両表示を生成する。
表示データ生成部219は、受け取ったキャラクタ表示および付属する表示、走行車線表示、勾配表示、他車表示、仮想車両表示を合成して図3に示すような運転状況画像を印刷表示するための表示データを生成し、表示データ保存部221に送る。
表示データ保存部221は、教習者の運転操作状況を表示するための運転状況画像の表示データをその運転者IDと関連付けて保存する。
3)運転状況画像の表示・印刷
教習者は、ドライビングコースを走行する教習が終了すると、事務所内に設けられたICカードリーダ32に、ICカードを挿入する。ICカードが挿入されると、ICカードリーダ32はICカードに記憶された運転者IDを取得し、パソコン31bに送る。運転者IDを受け取ったパソコン31bは、受け取った運転者IDをキーに表示データ保存部221に保存された対応する表示データを抽出して、カラープリンタ33に印刷させる。このとき、パソコン31bに設けられたモニタ画面等の表示手段で印刷される運転状況画像と同じ画像を表示させることもできる。
図3(a)、(b)、(c)は、カラープリンタで印刷された運転状況画像の例を示す図である。図3(a)、(b)、(c)を用いてこの発明のデータ処理装置を用いて印刷された運転状況画像について説明する。同図において、カラープリンタにおいて着色される部分を網掛けなどでそれぞれ表現している。図3(a)は、直線道路上で他車を避けて通過する運転を行った部分の運転操作状況を示す運転状況画像の一例であり、図3(b)は、勾配のあるカーブを有するコースにおける運転操作状況を示す運転状況画像の一例であり、図3(c)は、交差点の手前で停止を行った場合の運転操作状況を示す運転状況画像の一例である。
図3(a)、(b)、(c)において、複数の長方形で表されているのは複数のキャラクタ表示301a、301b・・・であり、予め決められた一定の時間間隔における地図上での車両位置を示している。このキャラクタ表示301a、301b・・・は一定時間間隔ごとに生成されているので、運転速度が速い場合は、各キャラクタ表示301a、301b・・・間の間隔が長くなり、運転速度が遅い場合は、各キャラクタ表示301a、301b・・・間の間隔が短くなる。すなわち、表示されたキャラクタ表示301a、301b・・・間の間隔に基づいて運転速度が把握できる。
さらに、緑色に着色されたキャラクタ表示はアクセル操作を行っていることを示し、赤色に着色されたキャラクタ表示はブレーキ操作を行っていることを示し、黄色に着色されたキャラクタ表示はアクセルやブレーキの操作を行っていないことを示す。このように、キャラクタ表示の着色状態に基づいてアクセルおよびブレーキ操作についての運転操作状況を把握できる。
また、このキャラクタ表示301a、301b・・・は長方形であり、その幅wは、実際の走行車線の幅に対し同じ比率で表されるよう調整されて表示されている。このように表示されることにより、例えば運転者は、走行中に中央に寄り過ぎるとか、カーブでセンターラインを跨ぐように膨らむとかの運転の癖を確認することができる。
図3(a)において、キャラクタ表示の右側および左側に四角形が表示されている。この四角形の表示302a、302b・・・はウインカー操作状況を示すものである。このようにキャラクタ表示に付属させてウインカーの操作状況の表示302a、302bが表示されているので、侵入経路の取り方と共にウインカー操作の状況が確認でき、ウインカー操作タイミングが遅いとか早いとかを確認することができる。
また、図3(a)に示されている縦長の長方形の表示は他車表示304であり、他の車の存在を示している。自車の走行軌跡と共に他車の存在が表示されているので、車両追い越し時に他車との位置関係がどのようであったかを客観的に認識させることができる。
図3(b)においては、上部にドライビングコースの走行車線が示されており、下部には走行車線の勾配の表示が示されている。上部の走行車線上に複数のポイント(1)、(2)、(3)、(4)を示されており、下部の走行車線の勾配の表示の対応する部分にも複数のポイント(1)、(2)、(3)、(4)を示されている。このように走行車線の表示に対応させて勾配が示されているので、ブレーキ操作、アクセル操作、ハンドル操作(走行軌跡)などの運転状況を走行車線およびその勾配と対比させて認識させることができる。
また、図3(b)に示されている縦長の長方形は、仮想車両表示305である。このように、実際には存在しない仮想車両をあとから説明のために付加できるので、カーブとかにおける危険を客観的に認識させることができる。
図3(c)において、幅方向に拡大したキャラクタ表示301hが示されている。このキャラクタ表示301hは車が停止していることを示している。従って、一旦停止などで確実に停止を行ったことを視覚的に認識しやすい。
また、表示データ保存部221では、運転者IDに関連付けて表示データを保存しており、教習者が複数回同じ教習を行った場合において、中央システム3での運転者IDの入力に応じて、その複数回の教習における表示データに基づいて運転者ID毎の統計データを作成して、その統計データをカラープリンタ33に印刷させるようにしてもよい。このようにすることで複数回の教習の進歩の過程を簡単に把握することができる。
なお、上記の実施例のパソコン31bにおいて、教習者が走行した際に、入力インタフェース201を介して入力される走行データに基づいて表示データを生成してその表示データを保存しているが、入力インタフェース201から入力された走行データを一旦保存する走行データ保存部を設けて走行データを保存してもよい。この場合、走行後、中央システム3において教習者のICカードから運転者IDを取得した時に、走行データ保存部に保存した走行データに基づいて表示データを生成して表示・印刷する。
以上に、この発明を特定の実施例について説明したが、この発明は、このような実施例に限定されるものではない。
本発明にかかる走行データ処理システムの全体的な構成を示す機能ブロック図である。 本発明にかかるコンピュータシステムを構成するパソコンの機能ブロック図である。 カラープリンタで印刷された運転状況画像の一例を示す図である。 カラープリンタで印刷された運転状況画像の他の一例を示す図である。 カラープリンタで印刷された運転状況画像の他の一例を示す図である。
符号の説明
100 走行データ処理システム
1a、1b、1c・・・ 車載測定器
11a GPS受信機
12a CPU
13a 車載CAN
14a 無線LAN
15a モニタ
16a ICカードリーダ
2 GPS衛星
3 中央システム
31 コンピュータシステム
31b パソコン
31a 無線LAN
32 ICカードリーダ
33 カラープリンタ
201 入力インタフェース
203 車両データ記憶部
205 車両データ抽出部
207 地図データ記憶部
209 表示部品データ記憶部
211 キャラクタ表示生成部
213 走行車線・勾配表示生成部
215 他車表示生成部
217 仮想車両表示生成部
219 表示データ生成部
221 表示データ保存部
301a、301b、302c・・・ キャラクタ表示
w キャラクタ表示の幅

Claims (8)

  1. 車両に搭載されたGPSを用いて車両の位置を測定し、車両の走行軌跡を地図上に表示するための走行データ処理装置において、
    前記車両の走行軌跡として、所定の時間間隔で前記地図上での車両位置を示すキャラクタ表示を生成する手段と、
    前記車両のアクセル操作データおよびブレーキ操作データを受け取り、これらの操作状態を前記キャラクタ表示に含める手段と、
    を備えることを特徴とする走行データ処理装置。
  2. 前記走行データ処理装置は、前記地図上に前記車両の走行車線の表示を生成する手段を備え、
    前記キャラクタ表示を生成する手段は、前記車両の幅と前記走行車線の幅との比率が同じとなるよう、前記キャラクタ表示の幅を調整して生成する、請求項1に記載の走行データ処理装置。
  3. 車両に搭載されたGPSを用いて車両の位置を測定し、車両の走行軌跡を地図上に表示するための走行データ処理装置において、
    前記車両の走行軌跡を表示するために所定の時間間隔で前記地図上での車両位置を示すキャラクタ表示を生成する手段と、
    前記地図上に前記車両の走行車線の表示を生成する手段と、を備え、
    前記キャラクタ表示を生成する手段は、前記車両の幅と前記走行車線の幅との比率が同じとなるよう、前記キャラクタ表示の幅を調整して生成する、走行データ処理装置。
  4. 前記キャラクタ表示を生成する手段は、前記車両の停止状態を走行状態と異なる形態の表示で示すよう構成されている、請求項2または3に記載の走行データ処理装置。
  5. 前記キャラクタ表示を生成する手段は、前記車両のウインカー動作状態を前記キャラクタ表示に付属する表示として生成するよう構成されている、請求項1から4のいずれかに記載の走行データ処理装置。
  6. 現実には存在しない車両である仮想車両の表示を生成する手段を備え、該仮想車両を、前記走行車線の対向車線側に表示することができる、請求項1から5のいずれかに記載の走行データ処理装置。
  7. 前記走行車線の勾配の表示を前記走行軌跡と対比可能に生成する手段をさらに備える、請求項1から6のいずれかに記載の走行データ処理装置。
  8. 前記走行データ処理装置で生成された表示データを対応する運転者のIDに関連付けて保存する手段を備え、
    前記表示データをプリンタに印刷することができる、請求項1から7のいずれかに記載の走行データ処理装置。
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