JP2009025645A - カメラ - Google Patents

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Atsushi Kobashi
厚志 小橋
Suguru Ikeda
英 池田
Tomoyoshi Hirano
朋美 平野
Hideki Osada
英喜 長田
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Abstract

【課題】連写撮影時に取得される画像において、被写体の動きを様々なバリエーションで表現すること。
【解決手段】ディジタルカメラ1は、被写体の像を撮影する撮像素子9と、連写撮影時に操作されるシャッタ操作部7と、シャッタ操作部7の操作量または操作力を検出するセンサ13と、センサ13により検出された操作量または操作力に基づいて、撮像素子9による被写体の像の露光時間を調節する全体コントローラ19とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、カメラに関するものである。
従来、連写撮影時にシャッタの押し下げ量に逆比例した時間間隔で連続撮影するカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このカメラによれば、動きの激しい被写体を撮影する場合に、被写体の動きの激しさに応じてシャッタの押し下げ量を増加させるだけで、より多くの画像を取得することができ、所望の画像が取得される確率を高めることができる。
特開2006−162725号公報
しかしながら、1秒間に30枚以上の連写撮影が可能なカメラにおいては、同一の撮影条件下において似たような画像を何枚も取得するより、むしろ、連写撮影の間に撮影条件を変更して、被写体を様々なバリエーションで表現する、いわゆる、ブラケット撮影を行うことが望まれると予想される。
このような要望に対して、特許文献1に開示されているようなフレームレートを変化させるだけのカメラでは、対応することができないという不都合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、連写撮影時に取得される画像において、被写体の動きを様々なバリエーションで表現することを可能とするカメラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、被写体の像を撮影する撮像素子と、連写撮影時に操作されるシャッタ操作部と、該シャッタ操作部の操作量または操作力を検出する検出部と、該検出部により検出された操作量または操作力に基づいて、前記撮像素子による被写体の像の露光時間を調節する制御部とを備えるカメラを提供する。
本発明によれば、連写撮影を行う場合に、シャッタ操作部を操作することにより、検出部の作動によってその操作量または操作力が検出され、制御部の作動によって撮像素子による被写体の像の露光時間が調節される。したがって、シャッタ操作部の操作量または操作力を変えるだけの簡易な方法で、連写撮影中に露光時間、すなわち、シャッタ速度を任意に変えることができる。
これにより、例えば、移動速度や動き量が変化する被写体を連写撮影する場合に、被写体の変化が大きいときは、シャッタ速度を速めて動きが静止しているように撮影したり、被写体ブレを防いだりすることができる。一方、被写体の変化が小さいときは、シャッタ速度を遅くして動きの変化を強調したり、動きの様子を表現し易くしたりすることができる。
上記発明においては、前記検出部が、前記シャッタ操作部の操作量を検出し、前記シャッタ操作部が、操作量を保持する操作量保持手段を備えることとしてもよい。
このように構成することで、操作量保持手段の作動により、検出部の作動によって検出されたシャッタ操作部の操作量が保持されるので、シャッタ操作部を操作し続けることなくシャッタ速度を一定に保つことができる。したがって、シャッタ操作部から手を離しても、一定のシャッタ速度を維持して連写撮影を行うことができる。
また、上記発明においては、前記シャッタ操作部が、筐体表面から出没可能に設けられた押しボタンであることとしてもよい。
また、上記発明においては、前記シャッタ操作部が、筐体表面に略直交する軸線回りに回転可能なダイヤルであることとしてもよい。
また、上記発明においては、前記シャッタ操作部が、筐体表面と略平行な軸線回りに揺動可能なスティックであることとしてもよい。
また、上記発明においては、前記シャッタ操作部が、筐体表面に沿う方向に移動可能なスライダであることしてもよい。
本発明によれば、連写撮影時に任意にシャッタ速度を変えることができ、被写体の動きを様々なバリエーションで表現することができるという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係るディジタルカメラ(カメラ)について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るディジタルカメラ1は、図1および図2に示すように、略直方体形状に形成されたカメラ本体(筐体)3と、該カメラ本体3の前面に突出可能に設けられ、外部からの光を集めて被写体の像を結像させるレンズユニット5と、カメラ本体3の上端面に設けられ、前記レンズユニット5からの画像を取得する操作を行うシャッタ操作部7とを備えている。
カメラ本体3は、図3に示すように、前記レンズユニット5により結像された被写体の像を撮影するCCD等の撮像素子9と、該撮像素子9により取得されたアナログ画像データを図示しないアナログゲインアンプにて増幅処理した後デジタル画像データに変換するアナログフロントエンド(以下、単に「AFE」という。)11と、前記シャッタ操作部7の操作量を検出するセンサ(検出部)13と、該センサ13により得られた操作量と前記AFE11により処理されたデジタル画像データを入力して装置全体の制御を行う全体制御部15と、該全体制御部15に入力されたデジタル画像データを撮影画像データとして記憶するメモリユニット17とを備えている。また、カメラ本体3は、図示しない撮影モード切替手段を備え、単写撮影モードと連写撮影モードとを切替可能になっている。
シャッタ操作部7は、カメラ本体3の上端面に対して垂直方向に押し込み可能な押しボタン式のシャッタボタンであり、所定量を押し込むことによりシャッタが切られるようになっている。また、シャッタ操作部7は、押し込み方向のストローク長さが撮像素子9の露光時間に対応するようになっている。これにより、連写撮影モード設定時においては、シャッタ操作部7の押し込み量に応じて、撮像素子9の露光時間が変化するようになっている。具体的には、シャッタ操作部7の押し込み量が増加するにつれて撮像素子9の露光時間が短くなるように、すなわち、シャッタ操作部7の押し込み量に逆比例した時間間隔でシャッタが切られるようになっている。
全体制御部15は、カメラ全体をコントロールする全体コントローラ(制御部)19と、AFE11から送られるデジタル画像データをカラー補正やJPEG圧縮等の処理を行う映像信号処理部21と、全体コントローラ19から送られる制御信号に基づいてAFE11を制御するゲイン制御部23と、全体コントローラ19から送られる制御信号に基づいて撮像素子9およびAFE11を制御するタイミング制御部25と、全体コントローラ19から送られる制御信号に基づいてレンズユニット5を制御するレンズユニット制御部27とを備えている。
メモリユニット17は、撮影画像データを一時的に記憶するバッファメモリ29と、レンズユニット5を介して撮影範囲を表示したり、前記バッファメモリ29に記憶された撮影画像データを表示したりする液晶ディスプレイ31(以下、単に「LCD」という。)と、バッファメモリ29に記憶された撮影画像データを保存するカードインターフェース33とを備えている。
このように構成された本実施形態に係るディジタルカメラ1の作用について説明する。
本実施形態に係るディジタルカメラ1が起動されると、レンズユニット5を介して結像される被写体の像が、撮像素子9により撮影されてアナログ画像データとして出力され、AFE11においてデジタル画像データに変換された後、映像信号処理部21において画像処理されて、全体制御部15を介してLCD31に表示される。
この状況で、シャッタ操作部7が所定量押し込まれると、全体制御部15において、映像信号処理部21から出力されるその時点の被写体のデジタル画像データに基づいて、ゲイン制御部23、タイミング制御部25およびレンズユニット制御部27が作動する。これにより、撮影画像が適正露光になるように、レンズユニット5、撮像素子9およびAFE11がそれぞれ制御されて、撮像素子9において被写体のアナログ画像データが取得される。
撮像素子9において取得されたアナログ画像データは、AFE11においてデジタル画像データに変換された後、全体コントローラ19を介してバッファメモリ29に出力されて一時的に記憶される。バッファメモリ29に記憶されたデジタル画像データは、全体コントローラ19の作動により、LCD31に静止画像として表示したり、カードインターフェース33に保存したりすることができる。
次に、本実施形態に係るディジタルカメラ1の連写撮影時の動作を、図4に示すフローチャート図を用いて詳細に説明する。
撮影モード切替手段を連写撮影モードに設定すると(ステップSA1)、センサ13によるシャッタ操作部7の操作量、すなわち、押し込み量の検出が開始される(ステップSA2)。シャッタ操作部7の押し込み量がゼロである場合には(ステップSA3「YES」)、撮影は終了する(ステップSA4)。
一方、シャッタ操作部7の押し込み量がゼロでない場合、すなわち、センサ13において押し込み量が検出された場合には(ステップSA3「NO」)、全体コントローラ19において、検出された押し込み量に基づいてシャッタ速度が算出される。算出されたシャッタ速度はタイミング制御部25に送られ、タイミング制御部25によって撮像素子9の駆動タイミングが設定されるとともに(ステップSA5)、タイミング制御部25からAFE11にサンプリングタイミングとして出力されて、AFE11内の図示しないADコンバータの駆動周波数が設定される。
また、全体コントローラ19においては、算出されたシャッタ速度に基づいて、撮影画像が適正露光になるように、絞り値とISO感度値が算出される。算出された絞り値は、レンズユニット制御部27に送られ、レンズユニット制御部27によってレンズユニット5の絞り量が設定される。また、算出されたISO感度は、ゲイン制御部23に送られ、ゲイン制御部23によってAFE11のアナログゲインアンプのゲイン値として設定される(ステップSA6)。
これにより、シャッタ速度に応じてそれぞれ制御されたレンズユニット5、撮像素子9およびAFE11の作動により、適正露光になるように連写撮影が行われる(ステップSA7)。
連写モードに設定されている間、センサ13においては、常にシャッタ操作部7の押し込み量が検出され、ステップSA2〜ステップSA7の動作が繰り返される。これにより、例えば、センサ13により検出されるシャッタ操作部7の押し込み量が増加すると、それに応じて撮像素子9のシャッタ速度が速くなるように制御されるとともに、レンズユニット5の絞り値とAFE11のISO感度が、シャッタ速度に合わせて適正露光になるように制御される。一方、シャッタ操作部7の押し込み量が減少すると、それに応じて撮像素子9のシャッタ速度が遅くなるように制御されるとともに、レンズユニット5の絞り値とAFE11のISO感度が、シャッタ速度に合わせて適正露光になるように制御される。
例えば、移動速度や動き量が変化する被写体を連写撮影する場合として、図5(a)〜図5(e)に示すように、陸上のハードル競技のハードル走者を連写撮影する場合を例示して説明すると、被写体であるハードル走者はハードルを超えるときに動作が大きくなるので(図5(a)参照)、それに合わせて、シャッタ操作部7の押し込み量を増加してシャッタ速度を速めると(図5(b)参照)、シャッタ速度に応じてレンズユニット5の絞りが絞られるとともに(図5(C)参照)、AFE11のISO感度が高くなるように(図5(d)参照)それぞれ自動制御される。
また、ハードル走者が各ハードル間を走る間は動作が小さくなるので、それに合わせて、シャッタ操作部の押し込み量を減少してシャッタ速度を遅くすると、シャッタ速度に応じてレンズユニット5の絞りが開かれるとともに、AFE11のISO感度が低くなるようにそれぞれ自動制御される。
これにより、撮像素子9の露光量を適正値に保ちつつ(図5(e)参照)、ハードル走者がハードルを超えるときの速い動きに対しては、動きが静止しているように撮影したり、被写体ブレを防いで撮影したりすることができる。また、ハードル走者がハードルとハードルを走る間の動きに対しては、動きの変化を強調したり、動きの様子を表現し易くしたりすることができる。
以上、本実施形態に係るディジタルカメラ1によれば、シャッタ操作部7を操作して押し込み量を調整するだけの簡易な方法で、適正露光を得つつ、連写撮影中に露光時間、すなわち、シャッタ速度を任意に変えることができる。これにより、被写体の動きを様々なバリエーションで表現することが可能となる。
なお、本実施形態においては、シャッタ操作部7の押し込み量が増加するとシャッタ速度が速くなり、押し込み量が減少するとシャッタ速度が遅くなることを例示して説明したが、これに代えて、例えば、シャッタ操作部7の押し込み量が増加するとシャッタ速度が遅くなり、押し込み量が減少するとシャッタ速度が速くなるようにコントロールすることとしてもよい。
また、本実施形態においては、シャッタ操作部7の操作量に基づいてシャッタ速度を変更することを例示して説明したが、これに代えて、例えば、シャッタ操作部7の操作力、すなわち、押し込み時の操作圧力に基づいて、シャッタ速度を変更することとしてもよい。この場合、センサ13がシャッタ操作部7の操作圧力を検出することとすればよい。
また、本実施形態においては、陸上のハードル競技のハードル走者を連写撮影する場合を例示して説明したが、例えば、自動車レースの車両を連写撮影する場合には、車両が撮影者の近くを通り過ぎる時には見かけ上の速度が速くなるので、それに合わせてシャッタ速度を速くし、一方、車両が撮影者から離れるにつれて見かけ上の速度が遅くなるので、それに合わせてシャッタ速度を遅くするようにコントロールすればよい。
〔第2の実施形態〕
以下、本発明の第2の実施形態に係るディジタルカメラ101について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るディジタルカメラ101は、図6および図7に示すように、シャッタ操作部107の構成が第1の実施形態と異なる。
以下、第1の実施形態に係るディジタルカメラ1と構成を共通する箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
ディジタルカメラ101のシャッタ操作部107は、カメラ本体3の上端面に対して垂直の回転軸を有する略円柱形状のダイヤル式のシャッタ速度ダイヤル107Aと、該シャッタ速度ダイヤル107Aの上端面に対して垂直方向に押し込み可能なシャッタボタン107Bと、シャッタ速度ダイヤル107Aの操作量を保持する図示しない操作量保持手段とを備えている。
シャッタ速度ダイヤル107Aは、図8に示すように、外周周りにシャッタ速度の変化量を記した刻みが設けられ、軸線回りに回転させることによりシャッタ速度を変更するようになっている。具体的には、連写撮影モード設定時において、シャッタボタン107Bを押しながら、シャッタ速度ダイヤル107Aを回転させることにより、その回転量に応じて、撮像素子9の露光時間が変化するようになっている。なお、シャッタ速度ダイヤル107Aの刻みが0位置においては、全体コントローラ19が設定したプログラムのシャッタ速度が設定されるようになっている。
例えば、シャッタ速度ダイヤル107Aを刻みの+1位置,+2位置,+3位置というように、時計回りに回転量を大きくするにつれて、撮像素子9の露光時間が短くなるように、すなわち、回転量に逆比例した時間間隔でシャッタが切られるようになっている。また、刻みの−1位置,−2位置,−3位置というように、反時計回りに回転量を大きくするにつれて撮像素子9の露光時間が長くなるように、すなわち、回転量に比例した時間間隔でシャッタが切られるようになっている。なお、シャッタ速度ダイヤル107Aは、外周回りのストローク長さが撮像素子9の露光時間の上限と下限の範囲に対応するようになっている。
操作量保持手段は、連写撮影モード設定時において、シャッタボタン107Bを押しながら、シャッタ速度ダイヤル107Aを回転させることにより作動し、シャッタ速度ダイヤル107Aが刻みの0位置を除く位置に設定されると、シャッタ速度ダイヤル107Aをその回転位置で保持するようになっている。
このように構成された本実施形態に係るディジタルカメラ101の作用について説明する。
本実施形態に係るディジタルカメラ101は、連写撮影時においては、図9に示すように、センサ13によりシャッタ速度ダイヤル107Aの操作量、すなわち、回転量が検出される(ステップSB2)。シャッタ速度ダイヤル107Aの回転量がゼロである場合には(ステップSB3「YES」)、全体コントローラ19が設定したプログラムのシャッタ速度に設定される(ステップSB4)。
一方、シャッタ速度ダイヤル107Aの回転量がゼロでない場合、すなわち、センサ13において回転量が検出された場合には(ステップSB3「NO」)、全体制御部15において、検出された回転量に基づいてシャッタ速度が算出される。
そして、算出されたシャッタ速度に基づいてレンズユニット5、撮像素子9およびAFE11が制御され、適正露光になるように連写撮影が行われる(ステップSB7)。
連写モードに設定されている間、センサ13においては、常にシャッタ速度ダイヤル107Aの回転量が検出され、ステップSB2〜ステップSB7の動作が繰り返される。これにより、例えば、センサ13により検出されるシャッタ速度ダイヤル107Aの回転量が時計回りに大きくなると、それに応じて撮像素子9のシャッタ速度が速くなるように制御される。一方、シャッタ速度ダイヤル107Aの回転量が反時計回りに大きくなると、それに応じて撮像素子9のシャッタ速度が遅くなるように制御される。
この場合に、シャッタ速度ダイヤル107Aが回転させられて、刻みの0位置を除く位置に設定されると、シャッタ速度ダイヤル107Aがその回転位置で保持されるので、ユーザがシャッタ操作部7を操作し続けることなく、シャッタ速度を一定に保つことができる。
以上説明したように、本実施形態に係るディジタルカメラ101によれば、シャッタ操作部7を操作してシャッタ速度ダイヤル107Aの回転量を変えるだけの簡易な方法で、適正露光を得つつ、連写撮影中に露光時間、すなわち、シャッタ速度を任意に速くしたり遅くしたりすることができる。また、ユーザがシャッタ操作部7から手を離しても、一定のシャッタ速度を維持して連写撮影を行うことができる。
なお、本実施形態においては、シャッタ速度ダイヤル107Aの回転量に基づいてシャッタ速度を変更することを例示して説明したが、これに代えて、例えば、シャッタ速度ダイヤル107Aとして、バネ等により回転角に応じて操作力が変化する構造のものを採用し、シャッタ速度ダイヤル7Aの操作力に基づいて、シャッタ速度を変更することとしてもよい。この場合、センサ13がシャッタ速度ダイヤル107Aの操作力を検出することとすればよい。
〔第3の実施形態〕
以下、本発明の第3の実施形態に係るディジタルカメラ201について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るディジタルカメラ201は、図10および図11に示すように、シャッタ操作部207の構成が第1の実施形態と異なる。
以下、第1の実施形態に係るディジタルカメラ1と構成を共通する箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
ディジタルカメラ201のシャッタ操作部207は、カメラ本体3の上端面から直立するように突出するスティック式のシャッタ速度スティック207Aを備えている。また、シャッタボタン207Bが、前記シャッタ速度スティック207A近傍のLCD31側端面の凸部に垂直方向に押し込み可能に設けられている。また、シャッタ速度スティック207Aは、図12に示すように、カメラ本体3の上端面近傍に表面に沿って配置される軸線回りに揺動可能に設けられている。
具体的には、シャッタボタン207Bおよびシャッタ速度スティック207Aは、ユーザがディジタルカメラ201の長手方向の両端部をそれぞれ保持した場合に、右手の親指をシャッタボタン207Bに添えた状態で、人差し指がシャッタ速度スティック207Aに引っ掛けられるように配置されている。これにより、シャッタボタン207Bを親指で押しながら、人差し指でシャッタ速度スティック207Aを手前側に押し倒すことができるようになっている。
また、シャッタ速度スティック207Aは、倒し角に応じてシャッタ速度を変更するようになっている。具体的には、連写撮影モード設定時において、シャッタボタン207Bを押しながら、シャッタ速度スティック207Aを押し倒すことにより、その倒し角に応じて、撮像素子9の露光時間が変化するようになっている。なお、シャッタ速度スティック207Aが直立した状態においては、全体コントローラ19が設定したプログラムのシャッタ速度が設定されるようになっている。
例えば、シャッタ速度スティック207Aの倒し角が大きくなるにつれて撮像素子9の露光時間が短くなるように、すなわち、シャッタ速度スティック207Aの倒し角に逆比例した時間間隔でシャッタが切られるようになっている。また、シャッタ速度スティック207Aは、倒し角のストロークが、撮像素子9の露光時間の上限と下限の範囲に対応するようになっている。なお、シャッタ速度スティック207Aは、操作量がユーザに分かるように、倒し角が段階的に可変するように設けることとしてもよい。
このように構成された本実施形態に係るディジタルカメラ201の作用について説明する。
本実施形態に係るディジタルカメラ201は、連写撮影時においては、図13に示すように、センサ13によりシャッタ速度スティック207Aの操作量、すなわち、倒し角が検出される(ステップSC2)。シャッタ速度スティック207Aの倒し角がゼロである場合には(ステップSC3「YES」)、全体コントローラ19が設定したプログラムのシャッタ速度に設定される(ステップSC4)。
一方、シャッタ速度スティック207Aの倒し角がゼロでない場合、すなわち、センサ13において倒し角が検出された場合には(ステップSC3「NO」)、全体制御部15において、検出された倒し角に基づいてシャッタ速度が算出される。
これにより、算出されたシャッタ速度に基づいてレンズユニット5、撮像素子9およびAFE11が制御され、適正露光になるように連写撮影が行われる(ステップSC7)。
連写モードに設定されている間、センサ13においては、常にシャッタ速度スティック207Aの倒し角が検出され、ステップSC2〜ステップSC7の動作が繰り返される。これにより、例えば、センサ13により検出されるシャッタ速度スティック207Aの倒し角が大きくなると、それに応じて撮像素子9のシャッタ速度が速くなるように制御される。一方、シャッタ速度スティック207Aの倒し角が小さくなると、それに応じて撮像素子9のシャッタ速度が遅くなるように制御される。
以上説明したように、本実施形態に係るディジタルカメラ201によれば、シャッタ操作部7を操作してシャッタ速度スティック207Aの倒し角を変えるだけの簡易な方法で、適正露光を得つつ、連写撮影中に露光時間、すなわち、シャッタ速度を任意に速くしたり遅くしたりすることができる。
なお、本実施形態においては、シャッタ速度スティック207Aの倒し角が大きくなるとシャッタ速度が速くなり、倒し角が小さくなるとシャッタ速度が遅くなることを例示して説明したが、これに代えて、例えば、シャッタ速度スティック207Aを右に倒すとその倒し角が大きくなるにつれてシャッタ速度が速くなり、左に倒すとその倒し角が大きくなるにつれてシャッタ速度が遅くなるようにコントロールすることとしてもよい。
また、本実施形態においては、シャッタ速度スティック207Aの倒し角に基づいてシャッタ速度を変更することを例示して説明したが、これに代えて、例えば、シャッタ速度スティック207Aの倒し角の操作力、すなわち、押し倒し時の操作圧力に基づいて、シャッタ速度を変更することとしてもよい。例えば、シャッタ速度スティック207Aを右に倒すような圧力が大きくなるにつれてシャッタ速度が速くなり、左に倒すような圧力が大きくなるにつれてシャッタ速度が遅くなることとしてもよい。この場合、センサ13がシャッタ速度スティック207Aの操作圧力を検出することとすればよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、第3の実施形態に係るディジタルカメラ201が、シャッタ操作部207のシャッタ速度スティック207Aに代えて、カメラ本体3の表面に沿う方向に移動可能なスライダ状のシャッタ速度スライダを備えていることとしてもよい。この場合、例えば、シャッタ速度スライダを一方向にスライド可能に設け、一方にスライドさせるとそのスライド長さに応じてシャッタ速度が速くなり、他方にスライドさせるとそのスライド長さに応じてシャッタ速度が遅くなることとすればよい。
また、上記各実施形態においては、シャッタ操作部7,107,207の操作量または操作力により変えられるシャッタ速度に基づいて、撮影画像が適正露光となるようにレンズユニット5の絞りおよびAFE11のISO感度が制御されることとして説明したが、絞りおよびISO感度の制御により調整可能な範囲を超えてシャッタ速度が速くなったり遅くなったりすると、適正な露光量の撮影画像を得ることができない。したがって、例えば、絞りおよびISO感度の制御により適正な露光量になる範囲内でシャッタ速度が変えられるように設定することとしてもよいし、あるいは、何らかの警報を報知する等の対策を施して、適正な露光量になる範囲を超えてシャッタ速度が変えられるように設定することとしてもよい。
また、上記各実施形態においては、シャッタ速度に合わせてレンズユニット5の絞り値とAFE11のISO感度が制御されることを例示して説明したが、必ずしも絞り値およびISO感度の両方を変更する必要はなく、適正露光が得られるように絞り値またはISO感度のどちらか一方を変更することとしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るディジタルカメラの上面図である。 図1のディジタルカメラの背面図である。 図1のディジタルカメラのカメラ本体内部のブロック図である。 図1のディジタルカメラの連写撮影時の動作を示すフローチャート図である。 図5(a)は被写体の動きを示し、図5(b)は図1のディジタルカメラのシャッタ速度を示し、図5(c)は図1のディジタルカメラの絞りを示し、図5(d)は図1のディジタルカメラのISO感度を示し、図5(e)は図1のディジタルカメラの露光量を示した図である。 本発明の第2の実施形態に係るディジタルカメラの上面図である。 図6のディジタルカメラの背面図である。 図6のディジタルカメラのシャッタ速度ダイヤルの拡大図である。 図6のディジタルカメラの連写撮影時の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第3の実施形態に係るディジタルカメラの上面図である。 図10のディジタルカメラの背面図である。 図10のディジタルカメラのシャッタ速度スティックの拡大図である。 図10のディジタルカメラの連写撮影時の動作を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 ディジタルカメラ(カメラ)
7 シャッタ操作部
9 撮像素子
13 センサ(検出部)
19 全体コントローラ(制御部)

Claims (6)

  1. 被写体の像を撮影する撮像素子と、
    連写撮影時に操作されるシャッタ操作部と、
    該シャッタ操作部の操作量または操作力を検出する検出部と、
    該検出部により検出された操作量または操作力に基づいて、前記撮像素子による被写体の像の露光時間を調節する制御部と
    を備えるカメラ。
  2. 前記検出部が、前記シャッタ操作部の操作量を検出し、
    前記シャッタ操作部が、操作量を保持する操作量保持手段を備える請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記シャッタ操作部が、筐体表面から出没可能に設けられた押しボタンである請求項1または請求項2に記載のカメラ。
  4. 前記シャッタ操作部が、筐体表面に略直交する軸線回りに回転可能なダイヤルである請求項1または請求項2に記載のカメラ。
  5. 前記シャッタ操作部が、筐体表面と略平行な軸線回りに揺動可能なスティックである請求項1または請求項2に記載のカメラ。
  6. 前記シャッタ操作部が、筐体表面に沿う方向に移動可能なスライダである請求項1または請求項2に記載のカメラ。
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