JP2009024671A - 気筒休止機構を備えた内燃機関の制御装置 - Google Patents

気筒休止機構を備えた内燃機関の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】可変気筒数の内燃機関において、目標とする休止気筒数と実際の休止気筒数が不一致な場合でも、より適切に各気筒の吸気量を算出する。
【解決手段】複数の気筒のうちの一部を休止させる気筒休止を実行する気筒休止機構を備えた内燃機関の制御装置において、内燃機関への第1の吸入空気量(GAIRCYLNT)を検出する吸入空気量検出手段(8,54)と、内燃機関への吸気通路の圧力を検出する圧力検出手段(10)を備える。第2の吸入空気量(GAIRPB)は、該圧力に基づいて演算される。制御装置は、内燃機関の運転状態に応じて休止気筒数を決定する。該決定に応じて気筒休止機構を作動させ、該作動によって実際に休止した気筒数を検出する。決定された休止気筒数と、該検出された休止気筒数とが不一致の場合、第1の吸入空気量を、第2の吸入空気量を用いて制限する。該制限された吸入空気量は、他の制御量演算に用いられる。
【選択図】図3

Description

この発明は、気筒休止機構を備えた内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関の吸気通路に、該吸気通路を通過する空気の量を検出するためのセンサ(たとえば、エアフローメータAFM)を設けることが通常行われている。下記の特許文献1では、このような内燃機関において、該センサにより検出された空気の量を補正して、各気筒に吸入される空気量をより正確に求めることが行われている。
特開昭62−247149号公報
複数の気筒を備え、運転状態に応じて該複数の気筒の一部を休止する可変気筒数内燃機関が従来より提案されている。空燃比をより正確に制御するためには、各気筒への吸入空気量をより正確に求める必要がある。そのため、上記のような気筒の休止運転が行われる内燃機関においては、吸気通路に設けられて該通路を通過する空気の量を検出するセンサの検出値と稼動気筒数とに基づいて、各気筒への吸入空気量を算出することが行われる。
しかしながら、気筒数を可変にする機構に何らかの故障が生じた場合、該故障が制御装置によって判定される前では、実際に稼動している気筒数が、制御装置が稼動させようとしている気筒数と不一致を起こすおそれがある。このような不一致が生じると、各気筒への吸入空気量の算出に誤差が生じ、これによって燃料量に誤差が生じて空燃比が変動するおそれがある。
したがって、可変気筒数の内燃機関において、気筒数を可変にする機構に何らかの故障が生じた場合に、該故障が制御装置によって判定される前でも、各気筒への吸入空気量をより正確に算出する手法が望まれている。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、複数の気筒のうちの一部を休止させる気筒休止を実行する気筒休止機構(21a、21b)を備えた内燃機関の制御装置において、内燃機関への第1の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段(8、54)と、内燃機関への吸気通路の圧力を検出する圧力検出手段(10)と、該圧力に基づいて、該内燃機関への第2の吸入空気量を演算する吸入空気量演算手段(55)と、内燃機関の運転状態に応じて、内燃機関の休止気筒数を決定する休止気筒数決定手段(51)と、上記決定に応じて気筒休止機構を作動させ、該作動によって実際に休止した気筒数を検出する休止気筒数検出手段(25b、25c、52)と、該休止気筒数決定手段によって決定された休止気筒数と、該休止気筒数検出手段によって検出された休止気筒数とが不一致の場合、上記第1の吸入空気量を、上記第2の吸入空気量を用いて制限する制限手段(53、56)と、該制限された吸入空気量に基づいて、内燃機関の所定の制御量を演算する制御量演算手段(57)と、を有する。
気筒数を可変にする機構を備える内燃機関において、制御装置が目標としている休止気筒数と実際の休止気筒数とが不一致の場合、吸入空気量検出手段で検出された第1の吸入空気量から各気筒への吸入空気量を求めると、結果として求めた吸入空気量が多すぎたり少なすぎたりするおそれがある。この発明によれば、上記のような不一致を生じた場合には、該第1の吸入空気量を、吸気通路の圧力に基づいて算出された第2の吸入空気量で制限する。第2の吸入空気量は、吸気通路の負圧に基づいており、よって、実際に稼働している気筒数を反映した値となる。このような第2の吸入空気量による制限処理により、各気筒への吸入空気量を、より正確に求めることができる。したがって、該制限した吸入空気量に基づくことにより、内燃機関の所定の制御量、たとえば燃料量を、より正確に演算することができる。
次に図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に従う、内燃機関(以下、エンジンと呼ぶ)およびその制御装置の全体的な構成図である。
電子制御ユニット(以下、「ECU」)という)1は、中央演算処理装置(CPU)およびメモリを備えるコンピュータである。メモリには、車両の様々な制御を実現するためのコンピュータ・プログラムおよび該プログラムの実施に必要なデータ(マップを含む)を格納することができる。ECU1は、車両の各部から信号を受取ると共に、該メモリに記憶されたデータおよびプログラムに従って演算を行い、車両の各部を制御するための制御信号を生成する。
エンジン2は、可変気筒数のエンジンであり、C1からC3の3気筒を有する第1のバンクと、C4からC6の3気筒を有する第2のバンクを備える。各気筒には、吸気管3および排気管4が連結されている。各気筒の吸気管3には、燃料噴射弁5が設けられている。燃料噴射弁5は、燃料ポンプ(図示せず)を介して燃料を噴射する。燃料噴射弁5の燃料噴射時期および燃料噴射量は、ECU1からの制御信号に従って変更される。
各気筒の吸気管4の集合部の上流の吸気通路6には、スロットル弁7が設けられている。スロットル弁7の開度は、ECU1からの制御信号に従って制御される。スロットル弁7の開度を制御することにより、エンジン2に吸入される空気の量を制御することができる。
スロットル弁7の上流には、吸気通路6を流れる空気の量を検出するエアフローメータ(AFM)8と、吸気通路6の温度を検出する吸気温(TA)センサ11が設けられている。該エアフローメータ8およびTAセンサ11の検出値は、ECU1に送られる。スロットル弁7を通過した空気は、サージタンク9を介して各吸気管3に吸入される。サージタンク9には、吸気通路6の圧力(絶対圧)を検出するためのMAPセンサ10が設けられており、該MAPセンサ10の検出値はECU1に送られる。
第1のバンクには、気筒C1からC3の稼動および休止を切換える気筒休止機構21aが設けられ、第2のバンクには、気筒C4の稼動および休止を切換える気筒休止機構21bが設けられる。第1および第2の気筒休止機構21aおよび21bには、気筒休止のための油路22が接続されており、油路22は、制御弁23を介してオイルポンプ24に接続されている。気筒休止機構21aおよび21bは、クランク軸の動力によって駆動されるオイルポンプから吐出される潤滑油を作動油とする油圧作動式の機構であり、この実施例では、高圧の作動油が作用した休止機構は作動状態となって、対応する気筒を休止させ、低圧の作動油が作用された休止機構は非作動状態となって、対応する気筒を稼働させる。制御弁23は、ECU1からの制御信号に従って、第1および第2の気筒休止機構21aおよび21bに対して作用する油圧を低圧と高圧との間で切り換えることによって、所望の気筒の稼動および休止を切換える。
ECU1は、上記各種センサからの入力信号に応じて、メモリに記憶されたプログラムおよびデータ(マップを含む)に従い、エンジン2の運転状態を検出すると共に、スロットル弁7、燃料噴射弁5、制御弁23を制御するための制御信号を生成する。
ここで、図2を参照して、可変に気筒数を変更する機構について、より具体的に説明する。第1のバンクの気筒C1からC3には、気筒休止機構21a―1〜21a―3(図1の気筒休止機構21aは、これらをまとめて表したものである)をそれぞれ介して、気筒休止のための油路22が接続されている。第2のバンクの気筒C4には、気筒休止機構21bを介して、該油路22が接続されている。第2のバンクの気筒C5およびC6には、休止機構は備えられておらず、よって油路22は接続されていない。気筒C5およびC6は、休止することなく稼働する。なお、これらの気筒休止機構は、既知の任意の手段によって構成されることができ、たとえば、該機構の詳細な構成は、特開2005−105869号公報に示されている。
油路22は、オイルポンプ24を介してオイルタンク27に接続されている。油路22には、3つの制御弁23a〜23c(図1の制御弁23は、これらをまとめて表したものである)が設けられており、第1の制御弁23aは、第1のバンクの気筒C1からC3の休止機構21a―1、21a−2および21a−3への作動油の油圧を高圧と低圧との間で切り換えるための弁である。第2の制御弁23bは、第1のバンクの気筒C3の休止機構21a―3への作動油の油圧を高圧と低圧との間で切り換えるための弁である。第3の制御弁23cは、第2のバンクの気筒C4の休止機構21bへの作動油の油圧を高圧と低圧との間で切り換えるための弁である。これらの制御弁は、ECU1からの制御信号により制御される。
この実施例では、3つの運転モードがある。第1のモードは、気筒C1からC6のすべての吸気弁および排気弁を稼動させる全筒運転である。第2のモードは、第1のバンクの気筒C3および第2のバンクの気筒C4の2つの気筒の吸気弁および排気弁の稼動を休止する2筒休止運転である。第3のモードは、第1のバンクの気筒C1からC3の3つの気筒の吸気弁および排気弁の稼動を休止する3筒休止運転である。
第1のモードである全筒運転を行うときには、休止機構21a―1〜21a―3および21bが非作動状態になるように、制御弁23aから23cが制御され、いずれの休止機構に対しても低圧の作動油を作用させる。
第2のモードである2筒休止運転を行うときには、休止機構21a―3および21bが作動状態になるよう、制御弁23bおよび23cによって高圧の作動油を作用させると共に、他の休止機構21a―1および21a−2が非作動状態になるように、制御弁23aによって低圧の作動油を作用させる。
第3のモードである3筒休止運転を行うときには、第1のバンクのすべての休止機構21a―1〜21a―3のすべてが作動状態になるように、制御弁23aおよび23bによって高圧の作動油を作用させると共に、休止機構21bが非作動状態になるように、制御弁23cによって低圧の作動油を作用させる。
第2の制御弁23bと気筒C3の休止機構21a―3の間には、該制御弁23bを介して休止機構21a―3を作動状態にする油圧(この例では、所定値以上の高圧)が作用されるとオンする油圧スイッチ25bが設けられている。第3の制御弁23cと気筒C4の休止機構21bの間には、該制御弁23cを介して休止機構21bを作動状態にする油圧(この例では、所定値以上の高圧)が作用されるとオンする油圧スイッチ25cが設けられている。これらのスイッチによる検出信号は、ECU1に送られる。
図3は、この発明の一実施形態に従う、制御装置の機能ブロック図である。各機能は、ECU1において実現される。
運転モード選択部51は、エンジン2の運転状態に従って、前述した第1〜第3の運転モードのうちの1つを選択する。たとえば、アクセルペダルの開度を検出するアクセルセンサ(図示せず)の検出値から、エンジンの負荷を判断し、該エンジン負荷と、クランク軸の回転角度位置を検出するクランク角センサ(図示せず)から算出されることのできるエンジン回転数とに基づいて、運転モードを選択することができる。たとえば、負荷が高いほど、またエンジン回転数が高いほど、稼動気筒数が多くなるよう運転モードを選択することができる。
運転モード選択部51は、選択された運転モードに応じた値を、制御値CSTPに設定する。この実施例では、全筒運転のとき、値ゼロをCSTPに設定し、2筒休止運転のとき、値2をCSTPに設定し、3筒休止運転のとき、値3をCSTPに設定する。制御値CSTPは、ECU1が実現しようとしている(目標としている)休止気筒数(または稼動気筒数)を表している。
一方、油圧印加状態検出部52は、図2で示した油圧スイッチ25bおよび25cからの検出信号に基づいて、休止用の油圧(この例では、高圧の油圧)がどの気筒に実際に作用しているかを調べる。具体的には、油圧スイッチ25bがオンにされたことを示す検出信号に応じて、休止用の油圧が気筒C3に作用している状態、すなわち気筒C3が休止している状態を検出し、油圧フラグF_VCMSWBに値1を設定する。油圧スイッチ25cがオンにされたことを示す検出信号に応じて、休止用の油圧が気筒C4に作用している状態、すなわち気筒C4が休止している状態を検出し、油圧フラグF_VCMSWCに値1を設定する。これらのフラグの値の組み合わせは、実際に休止している気筒数(または稼働している気筒数)を表している。
ここで表1を参照すると、制御値CSTPと、油圧フラグF_VCMSWBおよびF_VCMSWCの値の正常な関係、すなわちECU1の目標としている状態と実際の状態とが一致している関係を示している。
Figure 2009024671
ECU1が全筒運転を目標としているとき、CSTPの値はゼロである。該ECU1の目標とする全筒運転が実際に行われていれば、休止用の油圧はいかなる気筒にも作用しないので、油圧フラグF_VCMSWBおよびF_VCMSWCはゼロとなる。ECU1が2筒休止運転を目標としているとき、CSTPの値は2である。該ECU1の目標とする2筒休止運転が実際に行われていれば、休止用の油圧は、第1のバンクの気筒C3と第2のバンクの気筒C4に作用するので、油圧フラグF_VCMSWBおよびF_VCMSWCの両方が、値1を持つ。ECU1が3筒休止運転を目標としているとき、CSTPの値は3である。該ECU1の目標とする3筒休止運転が実際に行われていれば、休止用の油圧は、第1のバンクの気筒C1からC3に作用し、第2のバンクの気筒C4には作用しないので、油圧フラグF_VCMSWBは値1を持ち、油圧フラグF_VCMSWCはゼロとなる。
表1に示すような関係が維持されない状態が起こり得る。たとえば、可変気筒数を実現する機構の構成部品(休止機構、油路、オイルポンプ等を含む)に何らかの故障が発生すると、ECU1は、所定の故障診断プロセスにより、該故障を判定することができる。しかしながら、このような故障が生じてから、該故障を判定する前は、表1の関係が維持されないおそれがある。たとえば、CSTP=3であるとき、ECU1は、3気筒休止運転を目標としているにかかわらず、何らかの故障によって実際には4気筒が休止されている、という事象が起こり得る。この場合、CSTP=3に対し、油圧フラグF_VCMSWBおよびF_VCMSWCの両方が値1を持ち、表1の関係は維持されない。ECU1が該故障を判定して認識する前は、制御値CSTPの値と、油圧フラグF_VCMSWBおよびF_VCMSWCの値との間で、このような不一致が生じうる。
このような不一致が生じた場合、以下のような問題が生じうる。すなわち、ECU1は、3筒休止運転を目標としているので、稼働気筒数が3という前提の基に、AFMの検出値に基づいて各気筒への吸入空気量を算出する。しかしながら、実際の稼働気筒数は4であるので、上記算出された吸入空気量は誤差を含むこととなる。したがって、この発明は、このような誤差が生じるのを抑制する。
判定部53は、制御値CSTPの値と、油圧フラグF_VCMSWBおよびF_VCMSWCの値の組み合わせが、表1に従っているかどうか、すなわち目標としている休止気筒数と実際の休止気筒数が一致しているかどうかを判断する。
リミッタ56は、判定部53によって、目標としている休止気筒数と実際の休止気筒数が一致しているならば、第1の吸気量算出部54によって算出された第1の吸入空気量GAIRCYLNTを、その後に使用すべき吸入空気量GAIRCYLNとして出力する。ここで、第1の吸気量算出部54は、AFM8(図1)の検出値に基づいて吸入空気量GAIRCYLNTを算出する。より具体的には、以下の式(1)にしたがって、吸入空気量GAIRCYLNTが算出される。
Figure 2009024671
ここで、吸入空気量GAIRCYLNTは、0.1mgの単位で算出される。GAIRAVEは、AFM8の検出値を所定の時間間隔(たとえば、クランク角センサの6CRKパルスの期間)で移動平均した値を示し、(10mg/秒)の単位で計算される。NEは、エンジン回転数(rpm)を示す。NCYLCSは、ECU1が目標としている休止気筒数を示し、これは、制御値CSTPに従っている。NCFCYLは、全気筒数を示し、この実施例では6である。右辺の第1項中の“6000”は、単位を換算するための値であり、100(0.1mg/10mg)×60(秒/分)から得ている。NCGCYLを2で除算しているのは、クランク軸の2回転のうちの1回転において吸気が行われるからである。
こうして、上記式により算出される第1の吸入空気量GAIRCYLNTは、稼動している1つの気筒あたりの吸入空気量を示す。
リミッタ56は、判定部53によって、目標としている休止気筒数と実際の休止気筒数が不一致と判断されたならば、第1の吸気量算出部55によって算出された吸入空気量GAIRCLYNTを、第2の吸気量算出部55によって算出された吸入空気量を用いて、制限(リミット)処理し、その結果を、吸入空気量GAIRCYLNとして出力する。ここで、第2の吸気量算出部55は、吸気通路の圧力を検出するMAPセンサ10(図1)の検出値に基づいて第2の吸入空気量GAIRPBを算出する。
より具体的には、第2の吸入空気量GAIRPB(kg)は、以下の気体状態方程式にしたがって算出されることができる。
PV=GAIRPB×R×T (2)
ここで、Pは、MAPセンサ10により検出される圧力値(Pa)を示す。Vは、サージタンク9(図1)の容積(m)を示す。Rは、いわゆる気体定数を示す。Tは、TAセンサ11により検出される吸気温度(K)を示す。第2の吸入空気量GAIRPBは、負圧に基づいているので、1つの気筒あたりの吸入空気量を示している。
リミッタ56は、GAIRPB×上限値係数を上限値とし、GAIRPB×下限値係数を下限値として、第1の吸入空気量GAIRCYLNTをリミット処理し、リミット処理済みの吸入空気量を、その後に使用すべき吸入空気量GAIRCYLNとして出力する。
このリミット処理の技術的意義について説明するため、ここで図4を参照する。図4は、稼働気筒数を変更する制御を行う際の各種パラメータの挙動を示す。時間t0〜t1にわたって、ECU1は、全筒運転を実行する。そのため、制御値CSTPはゼロに設定される。また、油圧スイッチ25bがオンにされていないので、油圧フラグF_VCMSWBはゼロに設定される。油圧フラグF_VCMSWCについては図示されていないが、油圧スイッチ25cはオンにされず、よってゼロに設定される。
ECU1は、AFM8の検出値に基づいて、第1の吸入空気量GAIRCYLNを算出する。CSTPの値と、油圧フラグF_VCMSWBおよびF_VCMSWCの値との関係が、上記の表1に従っている。したがって、符号60に示すように、第1の吸入空気量GAIRCYLNTを、その後の制御プロセスに用いるべき吸入空気量GAIRCYLNとして出力する。
ECU1の目標とする休止気筒数と実際の休止気筒数が一致しているので、該吸入空気量GAIRCYLNは正しく算出されており、よって、該吸入空気量GAIRCYLNに基づいて、所望の空燃比(この例では、理論空燃比とする)を維持するのに適切な燃料量が算出される。したがって、燃料量を補正するための空燃比補正係数KAFは、ほぼ理論空燃比を示す値に維持されている。
時間t1において、ECU1は、3筒休止運転を開始することを決定し、制御値CSTPに値3を設定する。表1に示すように、制御値CSTPが3であるとき、油圧フラグF_VCMSWBの値は1であるべきである。しかしながら、油圧印加状態検出部52により設定されたフラグF_VCMSWBの値はゼロであり、これは、油圧スイッチ25bがオンにされておらず、気筒C3が休止していないことを示す。すなわち、ECU1が目標としている休止気筒数と実際の休止気筒数とが一致していない。
第1の吸気量算出部54は、3気筒が休止していると考えているので、上記式(1)に従って、稼動気筒数が3個という前提で(すなわち、分母の“NCFCYL−NCYLCS”が3)、各気筒への吸入空気量GAIRCYLNTを算出する。これが、実線61に示されている。なお、符号61’が指す点線は、吸入空気量GAIRCYLNTをなました値(たとえば、吸入空気量GAIRCYLNTの今回値×C+吸入空気量GAIRCYLNTの前回値×(1−C)、Cは所定の係数、によりなまし計算することができる)の推移を示しており、第1の吸気量算出部54は、該なました吸入空気量GAIRCYLNTを出力するようにしてもよい。なますことにより、吸入空気量を緩やかに変化させてエンジンの運転状態が急変するのを回避することができる。以下のリミット処理は、点線61’で示す吸入空気量GAIRCYLNTに対して実施されるが、当然ながら、該リミット処理を、符号61で示す吸入空気量GAIRCYLNTに対して実施してもよい。
稼動気筒数が、実際には、たとえば4つであるとすると、式(1)の分母の(NCFCYL−NCYLCS)は4となるべきである。すなわち、符号61および61’で示す第1の吸入空気量GAIRCYLNTは、実際の各気筒への吸入空気量より多く算出されている。この第1の吸入空気量GAIRCYLNTに見合う燃料量が各気筒に供給されると、燃料量が多すぎて空燃比はリッチになる。空燃比補正係数KAFは、空燃比がリッチになると、点線62に示すように、該空燃比をリーンに制御しようとして小さい値に向かう。一般に、補正係数KAFは、所定の上限値および下限値で規定される所定範囲内に収まるよう制御されるが、燃料量が多すぎて空燃比がリッチになると、補正係数KAFが下限値に張り付いた状態となりうる。
このような空燃比のずれは、目標としている稼動気筒数より実際の稼動気筒数が多い場合に、AFM8に基づく第1の吸入空気量GAIRCYLNTが多すぎるように算出されているためである。したがって、これを、第2の吸入空気量GAIRPBを中心とした所定範囲内に制限する。第2の吸入空気量GAIRPBは、吸気通路の負圧の程度に従って算出されるので、実際に稼働している気筒あたりの吸入空気量を示す。
したがって、第2の吸入空気量GAIRPBを中心とした所定範囲内になるよう第1の吸入空気量を制限すれば、1つの気筒当たりの吸入空気量を適切に得ることができる。図では、符号71で示す実線が、第2の吸入空気量GAIRPBの推移を示し、符号72で示す点線が、該所定範囲の上限値gaircylnthの推移を示し、符号73で示す点線が、該所定範囲の下限値gaircylntlを示す。このようなリミット処理により、結果として吸入空気量は、実線64に示すように上限値72によって制限され(点線73と実線64が重なって示されている)、これにより、燃料量は、符号61または61’に基づいて算出される場合よりも抑制される。実線65に示すように、空燃比のリッチの程度が抑制され、空燃比補正係数KAFは、下限値に張り付くことなく推移する。
ここで、第2の吸入空気量GAIRPBを中心とした、上限値gaircylnthおよび下限値gaircylntlにより規定される所定範囲の大きさは、空燃比補正係数KAFが、所定の上限値と下限値に張り付くことなく収まるように設定されるのが好ましい。
この図では、目標としている稼動気筒数より実際の稼動気筒数が多い場合を示しているが、目標としている稼動気筒数より実際の稼動気筒数が少ない場合には、AFM8に基づく第1の吸入空気量GAIRCYLNTが少なすぎるように算出されることとなる。したがって、第1の吸入空気量GAIRCYLNTは、第2の吸入空気量GAIRPBを中心とした下限値により制限されることとなろう。
図3に戻り、制御部57は、リミッタ56により出力された吸入空気量GAIRCYLNを用いて、各種制御を行う。たとえば、各気筒について燃料噴射弁5を介して噴射される燃料量は、該吸入空気量GAIRCYLNに基づいて算出される。このようにして、より適切な燃料量が算出され、よって、空燃比をより適切に維持することができる。また、吸入空気量GAIRCYLNに基づいて、エンジンの出力トルクを算出したり、スロットル弁を制御するための制御量を算出したり、等の様々な制御を行うことができる。
前述したように、判定部53によって上記不一致と判定される原因の一つは、たとえば稼働気筒数を変更する機構の構成要素についての何らかの故障であり、該故障をECU1が認識する前にこのような不一致が判定されるおそれがある。本願発明によれば、このような不一致が生じても、各気筒への吸入空気量を、より適切に算出することができる。
このような故障がECU1によって判定された後は、ECU1が、実際の休止(稼働)気筒数を認識するので、制御値CSTPの値と、油圧フラグF_VCMSWBおよびF_VCMSWCの値との関係は表1に準じたものとなり、第1の吸気量算出部54によって算出された吸入空気量GAIRCYLNTを、その後の制御に用いることができる。
図5は、この発明の一実施例に従う、吸入空気量算出のプロセスを示すフローであり、所定の時間間隔で実行される。このプロセスは、ECU1のCPUにより実行され、より具体的には、図3の判定部53、リミッタ56、第1の吸気量算出部54および第2の吸気量算出部55により実行される。
ステップS11において、前述した式(1)に従い、AFM8の検出値に基づいて、第1の吸入空気量GAIRCYLNTを算出する。ステップS12において、運転状態に応じて設定されている制御値CSTPの値を調べる。制御値CSTP=3の場合で、ステップS13およびS14において、油圧フラグF_VCMSWBおよびF_VCMSWCの値がいずれも1であるということは、表1に従っていない状態を示す。ECU1は、3筒休止運転を命じているにもかかわらず、第2のバンクの気筒C4も休止しているからである。したがって、ステップS15〜S17を実行し、前述したように、式(2)に従って算出される第2の吸入空気量GAIRPBに、所定の係数KGAIRCYLNHを乗算することにより上限値gaircylnhを算出し、該第2の吸入空気量GAIRPBに、所定の係数KGAIRCYLNLを乗算することにより上限値gaircylnlを算出し、該上限値および下限値で、第1の吸入空気量GAIRCYLNTを制限する。
また、3筒休止運転を命じている状態で、ステップS13の判断がNoである場合も、表1に従っていない状態を示すので、ステップS15〜S17を実行する。他方、3筒休止運転を命じている状態で、ステップS13の判断がYesであり、ステップS14の判断がNoの場合、表1に従っている状態を示す。この場合、リミット処理する必要はないので、ステップS21において、第1の吸入空気量GAIRCYLNTを、その後に用いる吸入空気量GAIRCYLNに設定する。
ステップS18において、制御値CSTPの値が2である場合、ECU1が2筒休止運転を命じている状態を示す。この場合、ステップS19およびS20において、油圧フラグF_VCMSWBおよびF_VCMSWCのいずれかのみが1であるということは、表1に従っていない状態を示す。すなわち、ECU1は、2気筒休止運転を命じているにもかかわらず、第1のバンクの気筒C3が休止していないか、もしくは第2のバンクの気筒C4が休止していないからである。したがって、ステップS15〜S17を実行してリミット処理を行う。
他方、2筒休止運転を命じている場合、ステップS19およびS20の両方の判断がYesである場合、表1に従っている状態を示す。この場合、リミット処理する必要はないので、ステップS21において、第1の吸入空気量GAIRCYLNTを、その後に用いる吸入空気量GAIRCYLNに設定する。
ステップS18の判断がNoの場合、制御値CSTPはゼロであり、全筒運転をECU1が命じている状態を示す。ステップS22およびS23において、油圧フラグF_VCMSWBおよびF_VCMSWCのいずれかのみがゼロであるということは、表1に従っていない状態を示す。すなわち、ECU1は、全筒運転を命じているにもかかわらず、第1のバンクの気筒C3が休止しているか、もしくは第2のバンクの気筒C4が休止しているからである。したがって、ステップS15〜S17を実行してリミット処理を行う。
他方、全筒運転を命じている場合、ステップS22およびS23の両方の判断がNoである場合、表1に従っている状態を示す。この場合、リミット処理する必要はないので、ステップS21において、第1の吸入空気量GAIRCYLNTを、その後に用いる吸入空気量GAIRCYLNに設定する。
以上の実施形態では、運転モードが3つある場合について説明したが、この発明は、このような形態に制限されず、運転モードは、全筒運転と、複数の気筒のうちの一部を休止する部分運転との2つのモードでもよいし、3より多くのモードでもよい。また、この発明は、6気筒のエンジンに制限されず、任意の数の気筒のエンジンに適用可能である。また、休止すべき気筒を、どのバンクのどの気筒にすべきかについても、この実施形態に制限されることなく、他の形態となるよう設計することができる。
上記実施形態は、汎用の(例えば、船外機等の)内燃機関に適用可能である。
この発明の一実施例に従う、内燃機関および制御装置を概略的に示す図。 この発明の一実施例に従う、運転モードの切換えを説明するための図。 この発明の一実施例に従う、制御装置のブロック図。 この発明の一実施例に従う、運転モードを切換えた時の吸入空気量のリミット処理を示す図。 この発明の一実施例に従う、吸入空気量の算出プロセスのフローを示す図。
符号の説明
1 ECU
2 エンジン
3 吸気管
6 吸気通路
8 AFM
10 MAPセンサ
11 TAセンサ
21 休止機構
22 油路
23 制御弁


Claims (1)

  1. 複数の気筒のうちの一部を休止させる気筒休止を実行する気筒休止機構を備えた内燃機関の制御装置において、
    前記内燃機関への第1の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、
    前記内燃機関への吸気通路の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力に基づいて、該内燃機関への第2の吸入空気量を演算する吸入空気量演算手段と、
    前記内燃機関の運転状態に応じて、該内燃機関の休止気筒休数を決定する休止気筒数決定手段と、
    上記決定に応じて前記気筒休止機構を作動させ、該作動によって実際に休止した気筒数を検出する休止気筒数検出手段と、
    前記休止気筒数決定手段によって決定された気筒休止数と、前記休止気筒数検出手段によって検出された休止気筒数とが不一致の場合、前記第1の吸入空気量を、前記第2の吸入空気量を用いて制限する制限手段と、
    前記制限された吸入空気量に基づいて、前記内燃機関の所定の制御量を演算する制御量演算手段と、
    を備える、制御装置。
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