JP2009024463A - 木質系建物の通気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 建物の増改築時にプラン変更があっても、大掛かりな作業とならずに、容易に通気変更を可能とする木質系建物の通気装置を提供すること。
【解決手段】 土台下に入った外気をさらに土台から1階床パネル、1階壁パネル、2階床パネル、2階壁パネルへと壁に沿って流して小屋裏まで通気する通気路を形成している木質系建物の通気装置において、前記床パネル6,18の少なくとも1つの端部を土台2又は壁パネル12の上面中間部に位置するように設置してその外側に凹所9,21を形成し、該凹所を埋めるように通気部材10,22を取り外し可能に嵌入し、この通気部材に縦方向に隣接する土台と1階壁パネル、又は1階壁パネルと2階壁パネルに設けた通気路と連通する通気路を形成した。
【選択図】 図2

Description

この発明は、木造軸組工法、木質プレハブ工法、枠組壁工法、パネル工法などにより建築される木質系建物の通気装置に関し、さらに詳しくは建物の増改築の際にプランの変更により壁部にある窓等の開口部の変更を余儀なくされても、そのプランに応じた変更仕様に対応した壁体内通気を確保することができる技術に係るものである。
木質系建物の高断熱・高気密化により、外壁の壁体内には、冬季に室内が高湿になり、室内側から湿気が侵入して壁体内の腐朽が問題となることがあるが、それを解決する方法として、特許文献1に記載のように、外壁の構造用面材の壁内側に通気層を設け、壁内の湿気を排出する通気装置がある。この装置は、壁パネルの面材を、その四周縁が枠材の四周縁より若干内側に位置して張り付け、該面材の四周縁と、柱及び横架材との間に通気凹所が横架材等に形成の通気路と連通して形成し、該通気凹所を覆うようにシート材を面材に張り付けて構成され、壁パネルの面材に形成した通気凹所から壁パネル内への通気を可能とし、1階の壁パネル内は勿論、2階の壁パネル内でも除湿の効果が大きくなるようにしたものである。
特許第3603077号公報
ところで、特許文献1に記載のような通気装置において、新築時にランマ壁パネルと腰壁パネルの間に形成した中連開口の窓(腰高窓)を増改築のときに、掃き出し開口の窓(掃き出し窓)にプラン変更を希望するような場合がある。このような場合、通気の有無や通気の経路が変わるため、それまでの腰高窓のときの通気路を形成していた横架材(土台や胴差)を取り替える必要が生じ、作業が大掛かりなものとなり、費用もかかるという問題点があった。
そこでこの発明は、前記従来のものが有する問題点を解決し、建物の増改築時にプラン変更があっても、大掛かりな作業とならずに、容易に通気変更を可能とする木質系建物の通気装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、土台の上に1階床パネルを設置し、1階床パネルの上に1階壁パネルを設置し、1階壁パネルの上に2階床パネルを設置し、2階床パネルの上に2階壁パネルを設置し、必要に応じてこれら床パネルと壁パネルの設置を繰り返し、これら各部材には土台下に入った外気をさらに土台から1階床パネル、1階壁パネル、2階床パネル、2階壁パネルへと壁に沿って流して小屋裏まで通気する通気路を形成している木質系建物の通気装置において、前記床パネルの少なくとも1つの端部を土台又は壁パネルの上面中間部に位置するように設置してその外側に凹所を形成し、該凹所に通気部材を取り外し可能に嵌入し、この通気部材に縦方向に隣接する土台と1階壁パネル、又は1階壁パネルと2階壁パネルに設けた通気路と連通する通気路を形成したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の木質系建物の通気装置において、増改築の際に、1階壁パネル、又は2階壁パネルによって形成される壁部に窓等の開口部のプラン変更が生じた場合、前記開口部の下方の通気部材を開口幅にわたり凹所から取り外し、その跡にプラン変更に基づき別途用意した前記通気部材とは異なる通気部材又は通気機能のない埋入部材を嵌入することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の木質系建物の通気装置において、少なくとも1階床パネルの端部と土台、1階床パネルの端部と1階壁パネル、2階床パネルの端部と1階壁パネル、2階床パネルの端部と2階壁パネルは、各部材間にわたり設けたドリフトピン穴にドリフトピンが打ち込まれて連結されていることを特徴とする。
この発明は前記のように、床パネルの少なくとも1つの端部を土台又は壁パネルの上面中間部に位置するように設置してその外側に凹所を形成し、該凹所に通気部材を取り外し可能に嵌入し、この通気部材に縦方向に隣接する土台と1階壁パネル、又は1階壁パネルと2階壁パネルに設けた通気路と連通する通気路を形成したので、建物の増改築時にプラン変更があっても、通気部材を凹所から取り外し、その跡に前記通気部材の通気経路とは異なる別の通気部材や通気機能の無い埋入部材を嵌入することで容易に通気変更を可能とすることができ、従来のような土台や胴差を取り替える等の大掛かりな作業がいらなくなる。しかも、費用負担も少なくて済むという優れた効果が期待できる。
この発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、基礎上から桁までの壁に沿った木質系建物の一部分を示す概略正面図、図2は、図1のA−A線に沿う高さ方向の長さを一部省略した拡大縦断側面図である。また、図3は、図1のB部の拡大概略斜視図であり、図4は、図1のC部の拡大概略斜視図であり、図5は、図1のD部の拡大概略斜視図である。ここに示すような建物は以下に示すような構築工法により建てられる。
すなわち、まず、基礎1上に加圧注入処理材からなり、通常の土台の半分程度の高さに形成された土台2をその間に換気パッキン3を介在させて載置する。換気パッキン3には外気が床下に流入可能な通気溝4と、床下から土台2の壁側に設けた後述する通気路と連通する通気溝5が設けられている。次に、土台2上に1階床パネル6を、該床パネルの端部(面材6aとともに床パネル6を構成する桟6bのある部分)が土台2の上面中間部に位置するように載せるとともに、該端部の桟6bと土台2にわたり設けたドリフトピン穴7にドリフトピン8を打ち込んで連結する。ドリフトピン8は以下に説明するドリフトピンもそうであるが仮止め用のピンで、鋼材からなる接合具の一種である。
土台2と1階床パネル6を連結すると、その外側に凹所9が形成されるので、該凹所を埋めるように凹所9の形状に合わせて製作した通気部材としての床側部材10を取り外し可能に嵌入する。床側部材10の凹所9への嵌入後、床側部材10と1階床パネル6の端部上に1階壁パネル12を載せるとともに、該壁パネルの下桟12bと床側部材10及び床パネル6の桟6bにわたり設けたドリフトピン穴13,14にドリフトピン15,16をパネル内部側から打ち込んで連結する。17は床側部材10の前面に貼り付けられた面材、12aは1階壁パネル12を構成する面材であり、12cは1階壁パネル12を構成する中桟である。なお、図2ではドリフトピン16とドリフトピン8が干渉しているように見えるが、実際は、該図で前後方向に位置がずれていて干渉はしていない。
次に、1階壁パネル12の上に2階床パネル18を、該床パネルの端部が1階壁パネル12の上面中間部に位置するように載せるとともに、端部の桟18bと1階壁パネル12の上桟12bにわたり設けたドリフトピン穴19にドリフトピン20をパネル内部側から打ち込んで連結する。
1階壁パネル12と2階床パネル18を連結すると、その外側に凹所21が形成されるので、該凹所を埋めるように凹所21の形状に合わせて製作した通気部材としての胴差側部材22を取り外し可能に嵌入する。胴差側部材22の凹所21への嵌入後、胴差側部材22と1階壁パネル12の上桟12bにわたり設けたドリフトピン穴23にドリフトピン24をパネル内部側から打ち込んで連結する。次に、胴差側部材22と2階床パネル18の端部上に2階壁パネル26を載せるとともに、該壁パネルの下桟26bと胴差側部材22及び床パネル18桟18bにわたり設けたドリフトピン穴27,28にドリフトピン29,30をパネル内部側から打ち込んで連結する。31は胴差側部材22の前面に貼り付けられた面材、26aは2階壁パネル26を構成する面材であり、26cは2階壁パネル26を構成する中桟である。
次に、2階壁パネル26の上桟26bの上に換気頭つなぎとしての桁32を載せるとともに、桁32と2階壁パネル26の上桟26bにわたり設けたドリフトピン穴33にドリフトピン34をパネル内部側から打ち込んで連結する。前記においては、壁パネル12,26等の連結について縦方向の連結についてのみ説明したが、必要により横方向も同時に連結して、同時進行的に建て上げてもよいことは勿論である。その場合、横方向の壁パネルの連結は4,5連程度が好ましい。また、この連結に際しては、予め平面状態の壁パネルを4,5連程度連結して一体化した壁パネル体を一挙に立ち上げて載置するようにしてもよい。このようにして壁パネルからなる壁を全周囲にわたり立ち上げ、隣接する互いの壁パネルの出隅部、入隅部に図示しない補助材等による処理した後、桁32の上に棟木、垂木等を組上げて屋根(図示せず)を載せると棟まで建て上がることになる。このように建て上がった建物は、釘打ち等の最終的な工事前の状態ではあるが、せん断力はドリフトピンを含んだものとなるため、安定した強度を保つことができる。
ここまではドリフトピンによる仮止めだけであり、釘を一切使用しない。そして、この仮止め用のドリフトピンによる棟上後、1階壁パネル12と床パネル6、1階壁パネル12同士、2階壁パネル26同士、2階壁パネル26と桁32、等に、図1に一部示すようにドリフトピン76,77や釘78,79を打って連結するとともに、図示していないが内装工事としてパネル内部の面材と反対側に断熱材を面材側に通気空間を形成して配置し、この断熱材を覆うように内装下地材を貼り付ける等を行うと、建物が完成することになる。
前記の施工においては、土台2、床パネル6,18、壁パネル12,26、床側部材10、胴差側部材22、及び桁32に設けたドリフトピン穴7,13,14,19,23,27,28,33は現場で加工するのではなく、予め工場で加工してある。したがって、現場作業は土台2をはじめとする各部材を適正位置に載せて配置した後に、各部材を仮止め用のドリフトピン8,15,16,20,24,29,30,34を打ち込んで連結していくだけでよいので、作業性のよいものとなり、きわめてスピーディーに棟上まで建て上げることができる。そのため、作業日数が多くかかることがなく、屋根を載せるまでの工期を大幅に短縮することが可能となり、雨による養生のための日数をとる必要も少なくて済む。棟上までの作業は、通常に比べ45%の省施工となり、大幅な短縮が可能である。
前記において、土台2の壁側には換気パッキン3の通気溝5と連通する通気路36が水平方向を向いて設けられ、該通気路と連通する通気路37が垂直方向を向いて設けられている。両通気路36,37の外側(前面側)は開放されているが、これは仕上げ工事に防水紙等が貼られて塞がれる。また、床側部材10の面材17側には土台2の通気路37と連通する通気路38が水平方向を向いて設けられ、該通気路と連通する通気路39が垂直方向を向いて設けられ、かつ該通気路と連通する通気路40が水平方向を向いて設けられている。また、1階壁パネル12の下桟12bの面材12a側には床側部材10の通気路40とパネル内部とを連通する通気路41が垂直方向を向いて設けられているとともに、上桟12bの面材12a側にも同様な通気路43が垂直方向を向いて設けられている。
また、胴差側部材22の面材31側には1階壁パネル12の通気路43と連通する通気路45が水平方向を向いて設けられ、該通気路と連通する通気路46が垂直方向を向いて設けられ、かつ該通気路と連通する通気路47が水平方向を向いて設けられている。また、2階壁パネル26の下桟26bの面材26a側には胴差側部材22の通気路47とパネル内部とを連通する通気路48が垂直方向を向いて設けられているとともに、上桟26bの面材26a側の壁側にも同様な通気路49が垂直方向を向いて設けられている。そして、この通気路49と連通する通気路51が桁32にその外側に開放して水平方向を向いて設けられている。したがって、これら各部材に連続して連通可能に設けられた通気溝4,5と通気路36,37,38,39,40,41,43,45,46,47,48,49,51を通じて外気を床下に取り入れ、かつ取り入れた外気を土台2下から壁沿いに伝って桁32の上の天井裏まで通気することが可能となり、1階壁パネル12内は勿論、2階壁パネル26内でも除湿の効果が大きいものとすることができる。
床側部材10と胴差側部材22の一例としては、図6(A),(B)に示すようなものであり、その長さは壁パネル12,26の2連分にしている。ただ、これは一例であって、適宜その長さは設定することができる。また、床側部材10と胴差側部材22に設けられる通気路38,39,40,45,46,47も、任意の数、それも所定の間隔で設けたり、あるいは無くしたり種々の変更が可能である。図7(A)〜(F)は胴差側部材22の各種の変形例を示し、胴差側部材22が、例えば1階、2階とも通気壁パネルの場合に使用されるのに対して、(A)の胴差側部材22aは1階、2階とも通気壁パネルの位置が偏っている場合に使用されるもので、通気路46が一方側にのみ形成され、他方側には形成されていない。(B)の胴差側部材22bは2階が全開口の場合に使用されるもので、通気路45のみが形成されている。(C)の胴差側部材22cは1階が全開口の場合に使用されるもので、通気路47のみが形成されている。(D)の胴差側部材22dは全開口の場合に使用されるもので、通気路は形成されていない。通気機能のない埋入部材である。(E)の胴差側部材22eは1階、2階とも通気壁パネルの場合に使用されるもので、胴差側部材22aの構成に加えて通気路46を覆うように面材53が貼り付けられ、外部建具(バルコニー等)の下地材となる。(F)の胴差側部材22fは1階、2階とも通気壁パネルの位置が偏っている場合に使用されるもので、胴差側部材22eの通気路46の半部をなくしたものである。このような各種の胴差側部材を用意しておくと増改築のときにプラン変更があっても可能な範囲で対応することができる。
すなわち、例えば図8に示すように新築時にランマ壁パネル55と腰壁パネル56の間に形成した中連開口の窓(腰高窓)57を増改築のときに、それまでの腰高窓からその下方の腰壁パネル56を開放して図9に示すような掃き出し開口の窓(掃き出し窓)58にするプラン変更を希望する場合がある。このような場合、従来では土台や胴差を取り替える必要が生じたりして、大掛かりな作業とならざるを得なかった。また、通気の必要のない前記のような場合に、それまで使用していた通気路のある床側部材10と胴差側部材22をそのまま使用し続けると、建具枠と防水との納まりが充分でない場合、建具枠より通気路に雨水等が入り込み、漏水の原因となったりすることがある。しかしながら、本実施の形態では、前記したように土台上の床側部材10と胴差としての胴差側部材22を取り外し可能にしているので、これら不要となる通気路のある床側部材10と胴差側部材22を凹所9,21から取り外し、別途用意した通気路の無い床側部材10’と、通気路45のみある胴差側部材22bを新たに凹所9,21に取り付けることにより、簡単に取り替えて対応することができる。この胴差側部材22bとして前記した胴差側部材22dを採用してもよい。したがって、従来に比し、大掛かりな作業がいらなくなり、費用負担も少なくて済むし、漏水対策も万全なものとなる。
勿論、前記とは逆に掃き出し窓58を腰高窓57に変更する場合でも、通気路の無い床側部材10’と、胴差側部材22bを通気路の有る床側部材10と胴差側部材22に簡単に取り替えることができる。しかも、この場合には腰高窓の形態によっては別途用意する種々の通気路の有る床側部材と胴差側部材を選定することができる。なお、図8,9で60はランマ受け材、61は隅材である。
図10は、図8,9に示す以外の、さらに各種のプラン変更例を示す。図10(A)は、図8に示す腰高窓57に隣接する2階の一部を屋外バルコニー63及びその出入り口開口64が設けられるプラン変更する場合である。このときは胴差側部材22を取り外した凹所21に胴差側部材22e及び胴差側部材22fを嵌入し、胴差側部材22eの通気路46等によって1階のランマ壁パネル55及び2階の腰壁パネル56に設けた通気路と連通して通気を確保している。65は開口64を開閉するために扉等の建具が取り付けられる柱である。図10(B)は、1階を図8に示す腰高窓57からランマ壁パネル及び腰壁パネルを無くした大きな掃き出し窓(全開口)67にプラン変更する場合である。このときは胴差側部材22を取り外した凹所21に胴差側部材22cを嵌入し、胴差側部材22cの通気路47によって2階の腰壁パネル56に設けた通気路と連通して通気を確保している。ここに示すプラン変更はその一部を示すにすぎず、ここに示していないプラン変更でも図6,7に示す各種の床側部材と胴差側部材を適宜に利用することにより、好適に対応することができる。
本実施の形態は、あくまで好ましい一例を示したにすぎず、構成各部材の細部の設計的な事項は、その実施に際して種々に変更、修正することができるものである。
この発明の一実施の形態に係る、基礎上から桁までの壁に沿った木質系建物の一部分を示す正面図である。 図1のA−A線に沿う高さ方向の長さを一部省略した拡大縦断側面図である。 図1のB部の拡大概略斜視図である。 図1のC部の拡大概略斜視図である。 図1のD部の拡大概略斜視図である。 (A)は床側部材、(B)は胴差側部材のそれぞれ一例を示す図面である。 (A)〜(F)は胴差側部材の各種変形例を示す図面である。 プラン変更前の建物の一部分を示す正面図である。 プラン変更後の建物の一部分を示す正面図である。 他のプラン変更例を示す図面である。
符号の説明
1 基礎
2 土台
3 換気パッキン
6 1階床パネル
7,13,14,19,23,27,28,33 ドリフトピン穴
8,15,16,20,24,29,30,34,76,77 ドリフトピン
9,21 凹所
10 床側部材(通気部材)
12 1階壁パネル
18 2階床パネル
22 胴差側部材(通気部材)
32 桁

Claims (3)

  1. 土台の上に1階床パネルを設置し、1階床パネルの上に1階壁パネルを設置し、1階壁パネルの上に2階床パネルを設置し、2階床パネルの上に2階壁パネルを設置し、必要に応じてこれら床パネルと壁パネルの設置を繰り返し、これら各部材には土台下に入った外気をさらに土台から1階床パネル、1階壁パネル、2階床パネル、2階壁パネルへと壁に沿って流して小屋裏まで通気する通気路を形成している木質系建物の通気装置において、前記床パネルの少なくとも1つの端部を土台又は壁パネルの上面中間部に位置するように設置してその外側に凹所を形成し、該凹所に通気部材を取り外し可能に嵌入し、この通気部材に縦方向に隣接する土台と1階壁パネル、又は1階壁パネルと2階壁パネルに設けた通気路と連通する通気路を形成したことを特徴とする木質系建物の通気装置。
  2. 請求項1に記載の木質系建物の通気装置において、増改築の際に、1階壁パネル、又は2階壁パネルによって形成される壁部に窓等の開口部のプラン変更が生じた場合、前記開口部の下方の通気部材を開口幅にわたり凹所から取り外し、その跡にプラン変更に基づき別途用意した前記通気部材とは異なる通気部材又は通気機能のない埋入部材を嵌入することを特徴とする木質系建物の通気装置。
  3. 請求項1又は2に記載の木質系建物の通気装置において、少なくとも1階床パネルの端部と土台、1階床パネルの端部と1階壁パネル、2階床パネルの端部と1階壁パネル、2階床パネルの端部と2階壁パネルは、各部材間にわたり設けたドリフトピン穴にドリフトピンが打ち込まれて連結されていることを特徴とする木質系建物の通気装置。
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