JP2009024328A - ドアストライク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作動ピンの移動や落下防止。
【解決手段】取付け体に軸支されかつ可動のロックピンを有するラッチ部材用係止レバー、取付け体の内部に配設された駆動手段、取付け体側の固定ガイド筒に設けられた作動ピンを有し、閉扉時、ラッチ部材が係止レバーに係合した時、駆動手段の作動杆の直線移動によりロックピンが軸方向へ位置変位して係止レバーをロックするドアストライク装置に於いて、係止レバーの回転に連動して位置変位しかつ作動ピンの軸方向の移動を阻止する規制片を取付け体の内部に配設したこと。
【選択図】図3

Description

本発明は、戸枠に取付けられるドアストライク装置に関する。
特許文献1には、ソレノイドを利用したロック装置が記載されている。このロック装置は、建物の扉を係止レバー及びラッチボルトを介してロックするために戸枠の縦枠や柱の凹所に組み込まれるドアストライク装置である。付言すると、ドアストライク装置は、ドアの自由端部に設けたラッチボルトと係脱する係止レバーを有する。
そして、この係止レバーの施錠(ロック)及び解錠(アンロック)は、建物の壁面や適宜箇所に設けられた制御装置を介してソレノイドを駆動させる(遠隔操作)ことにより実行される。
図20は、特許文献1のドアストライク装置の分解斜視図である。ここで、図20を参照にして、ドアストライク装置の構成を説明する。
1は戸枠の縦枠や柱の凹所に縦方向に組み込まれるケース状の取付け体である。この取付け体1は正面(前面)と背面(底面)が開口すると共に、一側壁に切欠部分を有する角型のケースである。2は取付け体1の背面側に固定される底壁部材である。一方、3は取付け体1の正面側に固着具4を介して固定される前板である。取付け体1と底壁部材2と前板3には、不番のフラット部分、切欠部分、ネジ穴部分、軸孔等が適宜に形成されている。
また、取付け体1と底壁部材2と前板3が一体的に合体すると、主たる部材を組み込むための収納部(チヤンバ)5が形成される。この収納部5の中にL型の支持片、係合ナット、電線、信号線等を備えたソレノイド(駆動手段)6が縦状態に組み込まれる。この実施例では、ソレノイド6は取付け体1の垂直側壁1aに設けられた垂直長孔7、調整ボルト8等を介してプランジャー(作動杆)9の軸方向に位置調整可能である。
また、取付け体1の垂直側壁1aとは反対側には、凹所形状の受け部分10が突出形成されている。この受け部分10には係止レバー11が傾倒して支持される。係止レバー11の内側はラッチ部材の係止面、一方、その外側はラッチ部材の摺接面である。
付言すると、係止レバー11は、解錠時、前記受け部分10に支持されるように軸12を介して取付け体1の開口部に軸支されている。係止レバー11は、長板状の係止部分13と、この係止部分の両端部から突出する上下一対の支持腕14とを有している。前記支持腕14は取付け体1の上下の側壁に横設軸架された軸12に軸支されている。そして、係止レバー11は、軸12に設けられた付勢バネ15のバネ力により、常にラッチボルトを係止する位置に付勢されている。
上記のドアストライク装置の目的は、ソレノイド6に電源が供給されていなくても、調整機構(垂直長孔7、調整ボルト8)によってソレノイド6の位置を調整することができることである。ソレノイド6の位置を調整する理由は、ロック手段の作動の不具合が発生した場合やソレノイド6の仕様を変更した場合である。例えば図示しないロック手段を構成する複数個の作動ピンが固定ガイド筒からズレ落ちた場合には、ロック手段が作動しない。
ここで、図21を参照にして特許文献1の取付け体1に組み込まれるロック手段の構成を説明する。図21は特許文献2の図6に相当する。この特許文献2に記載のドアストライク装置の基本的構成は、特許文献1と同一である。ケース状の取付け体1Aの収納部5Aにソレノイド6Aが縦方向に設けられている。
また、取付け体1Aの内部には、ソレノイド6Aのプランジャー9Aの前方(例えば下方)に位置するように合計二個の固定ガイド筒16が離間して延びている。これらのガイド筒16には、合計2個の作動ピン19、21がプランジャー9Aの軸方向に移動可能にそれぞれ設けられている。
さらに、符号17は、コ字形状係止レバー11Aの底部から延在し、かつ前記ガイド筒16の隙間18に嵌入可能なロックアームで、このロックアーム17は、その嵌入部分(割り込み部分)に可動のロックピン20を有している。
そして、閉扉時、前記係止レバー11Aが扉側のラッチボルトを係止しているときに於いて、前記ロックピン20を含む作動ピン19、21の位置が前記ソレノイド6Aの駆動力によりプランジャー9Aの軸方向へ変位すると、少なくともロックピン20がガイド筒16に入り込むので、係止レバー11Aは該ロックピン20によりロックされる。
付言すると、特許文献2に記載のロック手段は、取付け体1Aの内部に配設されたソレノイド6Aと、閉扉時に取付け体1Aの内部で軸方向に整列する複数の作動ピン19、21及びロックピン20とから成り、施錠時、前記ソレノイド6Aのプランジャー9Aが直線移動すると、前記ロックピン20が軸方向へ位置変位して取付け体1A側の固定ガイド筒16に係入する。したがって、ラッチ部材は係止レバー11Aを介してロックされる。
ところで、特許文献2のロック手段の構成は、当業者によって非常に不明確である。特に、プランジャー9Aの直線駆動によりピン(ロックピン20を含む)が係止レバー11Aのロックアーム17を放免する位置(非拘束の位置)へ移動した状態の場合に於いて、扉を開いたとき、係止レバー11Aが軸を支点にして外方向へ回転すると、ロックアーム17のロックピン20は、取付け体1A側の複数個の作動ピン19、21から離れる。そのとき作動ピン19が軸方向へ移動することが懸念される。
また、ドアストライク装置を戸枠に取付ける前に取付け体1Aを逆様にすると、作動ピン21の移動や落下が懸念される。さらに、外部からの切換え手段により、ソレノイド6Aの仕様を変更した場合(例えば仕様を通電時解錠状態に変更した場合)にもソレノイド6Aの位置如何によっては取付け体1A側の作動ピン19、21の位置がズレたり、或いは作動ピンがガイド筒16から抜ける可能性があった。
米国特許明細書第6,299,225号 米国特許明細書第5,219,196号
本発明の第1の目的は、特許文献2の問題点を解消することである(作動ピンの移動防止、作動ピンの落下防止)。第2の目的は、規制片が係止レバーと共働して確実にロックピンと置換することである。第3の目的は、作動杆の先端部に設けた一つの作動片により、ロックピンと作動ピンを所定の位置へと正確に位置変位させることができることである。第4の目的は、部品点数を少なくすることである。
本発明のドアストライク装置は、取付け体に軸支され、かつ可動のロックピンを有するラッチ部材用係止レバーと、取付け体の内部に配設された駆動手段と、取付け体側の固定ガイド筒に設けられた作動ピンとを有し、閉扉時、前記ラッチ部材が係止レバーに係合した時、前記駆動手段の作動杆の直線移動により前記ロックピンが軸方向へ位置変位して係止レバーをロックするドアストライク装置に於いて、前記係止レバーの回転に連動して位置変位し、かつ前記作動ピンの軸方向の移動を阻止する規制片を取付け体の内部に配設したことを特徴とする。
上記構成に於いて、規制片は、係止レバーのロックアームに添設するように取付け体に軸支され、作動ピンを規制するとき、前記係止レバーに押し込まれながらその突出先端部が係止レバー側のロックピンと置換することを特徴とする。
(a)取付け体側の固定ガイド筒に少なくとも1つ以上の作動ピンが嵌入している場合には、前述した特許文献2の問題点を解消することができる。
(b)請求項2に記載の発明は、規制片が係止レバーと共働して確実にロックピンと置換する。
(c)請求項3に記載の発明は、一つの枠状の作動片により、ロックピンと作動ピンを所定の位置へと正確に位置変位させることができる。また、部品点数を少なくすることができる。
(d)請求項4に記載の発明は、規制片を確実に押し込むことができる。
以下、図1乃至図18に示す本発明を実施するための最良の形態により説明する。なお、本実施例の説明に当たって、特許文献1及び特許文献2に記載の構成と同一の部分には、便宜上、同一の符号を付し、重複する説明を割愛する。また、ラッチ部材が入り込む係合空間内に延在し、かつラッチ部材と接触可能なマイクロスイッチ用の可動接片は図面から省いている。
(1)発明の実施の環境
図1乃至図18に於いて、Xはドアストライク装置で、このドアストライク装置Xは、環境図(図18)で示すように戸枠25の縦枠に固定的に取り付けられる。ドアストライク装置Xは、マイクロスイッチ、ソレノイド等を備え、電線コード、信号線等の接続手段26を介して制御手段27に電気的に接続されている。制御手段27は建物の壁面等に設けられ、操作手段28の入力信号を処理する。そして、ドアストライク装置Xは、扉Dの自由端部に設けられたラッチ部材Yと係脱する。以下、本発明の特定要件について順次説明するが、細部的な事項の説明を割愛する。
(2)ドアストライク装置Xの基本的な構成
図1はドアストライク装置Xの正面図、図2はカバー状の底壁部材を外したドアストライク装置Xの背面図である。
特許文献1及び特許文献2に記載の構成から明らかなように、本発明のドアストライク装置Xは、戸枠に固定される取付け体1と、この取付け体に軸支され、かつ可動のロックピン20を有するラッチ部材用係止レバー11と、取付け体1の内部に配設された駆動手段6と、取付け体側の固定ガイド筒16に設けられた作動ピン19,21とを有し、閉扉時、前記ラッチ部材Yが係止レバー11に係合した時、前記駆動手段6の作動杆9の直線移動により前記ロックピン20が軸方向(本実施例では、プランジャー9が収縮する方向)へ位置変位して係止レバー11をロックする(前提条件)。
(3)ドアストライク装置Xの特徴部分
ドアストライク装置Xの特徴部分(中核)は、係止レバー11がアンロックの状態の場合にラッチ部材Yを介して外方向の回転した時、該係止レバー11の回転に連動して位置変位し、かつ作動ピン19,21の軸方向の移動を阻止する規制片31を取付け体1の内部に配設したことである。
特に、本実施例では、前記規制片31は、取付け体1の内部に形成した或いは設けた軸受け部分32に軸支されていると共に、係止レバー11のロックアーム17に添設されている。そして、記規制片31は、前記作動ピン19,21を規制するとき、前記ロックアーム17の押圧部分に押し込まれることにより、その突出先端部が固定ガイド筒側へと移動し、係止レバー側のロックピン20と置換する。
(4)ソレノイド6、作動片36
図3及び図4は本発明の要部を示す各概略説明図である。図3は規制片31を示し、一方、図4はロックアーム17のロックピン20を示すために規制片31を省いている。図3及び図4を対比すると明らかなように、規制片31は、取付け体1の内部に形成した軸受け部分32に軸支されていると共に、係止レバー11のロックアーム17の裏側に添設されている。
まず、ソレノイド6は、ケース状或いは枠状の取付け体1の内部に配設されている。本実施例では、取付け体1の垂直側壁1aの内壁面に固定したベース板34及び該ベース板34に固定され支持片35を介して取付け体1内に縦方向に設けられている。
次に、プランジャー9は軸方向に伸縮動する。このプランジャー9の突出先端部には、背面視チャンネル形状(図3、図4で示すコ字形状)の作動片36が固定されている。またプランジャー9は、作動片36の取付け基端部36aと前記支持片35の先端部35aとの間に位置する付勢手段36により突出する方向へ付勢されている。プランジャー9はソレノイド6が励磁されたとき(通電時)、付勢手段37の付勢力に抗して後退する。
次に、図5及び図6は、作動片36の一例を示す。図5は作動片36の背面からの斜視図、図6は図5を基準とした左側面図である。この作動片36は、プランジャー9の突出先端部の切欠溝に嵌め込まれ、かつ固定手段で固定される取付け基端部36aと、この取付け基端部36aと直交し、かつ取付け体1の垂直側壁1aの内壁面及びベース板34に案内される長板状の被ガイド部36bと、この被ガイド部36bと直交する作動ピン21用の押圧部36cと、この押圧部36cに直交方向に連設するストッパー部36dとから成る。
なお、前記取付け基端部36aの内側は、プランジャー9側の作動ピン19を押圧する第1押圧部38の機能を有する。一方、第1押圧部38と対向する押圧部36cの内側は、作動ピン21をプランジャー9側に押圧する第2押圧部39の機能を有する。
(5)係止レバー11
図7〜図9は、係止レバー11を示す各説明図である。図7は斜視図、図8は係止面側から見た説明図、図9は図8の9−9線断面図である。係止レバー11は、従来例(図19に示す係止レバー11)と同様である。したがって、本実施例の係止レバー11もラッチ部材Yが係脱する長板状の係止部分13と、軸12用の軸受け(従来の支持腕)14とを有している。
しかして、本実施例の係止レバー11は、従来例のそれとはいくつかの点が異なる。第1点は、前記軸受け14が係止部分13の内端部に直交状態に連設した長柱状に形成されていることである。
図8で示すように、この長柱状の軸受け14の裏側或いは正面側には、付勢バネ15用のバネ収納部41を有する切欠部42が軸方向に形成されている。前記係止レバー用付勢バネ15は、軸12に巻装された状態で係止レバー11を、ラッチ部材用係合空間を形成する方向へと常に付勢している。
また、第2点は、図7で示すように、軸受け14の一端部からロックアーム17が前方へと所定量延びていることである。このロックアーム17の先端部にはロックピン20が軸方向へ移動可能に組み込まれている。ロックアーム17は、図4で示すように取付け体1のガイド筒16の隙間18に嵌まり合うように延びている。そして、ロックアーム17の連設基端部には、規制片31を押し込むことが可能なカム部17aが段差状に突出形成されている(新規事項)。
(6)規制片31
規制片31は、係止レバー11のロックアーム17に添設するように取付け体1の内部に軸支され、上下の作動ピン19、21の動きを規制するとき、前記ロックアーム17の基端部のカム部17aに押し込まれながらその突出先端部54が係止レバー11側のロックピン20と置換する。
図10〜図12は規制片31の各説明図である。図10は規制片31を逆様にした斜視図、図11は図10を基準とした平面図、図12は図11の12−12線断面図である。また、図13〜図15は、規制片31の作用を示す各説明図である。さらに、図16は、係止レバー11側のロックピン20が間隙18から抜け、その抜けた場所(本実施例では間隙18)に規制片31の突出先端部54が入り込んだ(割り込んだ)状態を示している。
さて、規制片31は合成樹脂成形品である。図2で示すように背面視「ややプラスの形状」をしている。ここでは図11を基準にして規制片31の構成を説明する。
51は背面部分に相当する連結部、52は連結部51の両端部に設けられ、かつ内側に一対の小さな突起軸52aを有する軸部、53は連結部51の後端面から若干突出する尻部、54は尻部53から鈍角状態に連設し、かつ前記連結部51の先端面から指状に突出する突出先端部である。
しかして、前記軸部52は材質自体の弾性力で外拡変位可能である。また、前記尻部53には、図13で示すようにロックアーム17の基端部のカム部17aが当接する。そして、図14及び図15で示すように、係止レバー11が外方向へと回転するとき、規制片31はロックアーム17のカム部17aで押し込まれる。この時、規制片31は突起軸52aを支点にして回転する。
また、前記突出先端部54の内壁面54aは、初期位置ではロックアーム17の一辺に対して添設状態と成り、位置変位(移動)するとロックアーム17の一辺から離れる。付言すると、規制片31はロックアーム17の背面側に被さった状態となり、突起軸52aを支点にしてロックアーム17と共働(追動或いは連動)する。
(7)作用−解錠と施錠
図17はロックアーム17のロックピン20が解錠位置から施錠位置へと変位する説明図である。
前述したように、コ字枠状の作動片36は、プランジャー9の先端部に固定的に取付けられ、プランジャー9側の作動ピン19をプランジャー9の伸長方向へ押圧する第1押圧面38と、取付け体1の一側壁側の作動ピン21をプランジャー9の収縮方向へ押圧する第2押圧面39とを有する。
しかして、係止レバー11のロックアーム17を施錠(ロック)する場合には、図18で示した制御手段27は操作手段28の操作信号を処理するから、ソレノイド6は通電状態と成る。これにより、プランジャー9は付勢手段37の付勢力に抗して収縮(後退、矢印A方向)する。そうすると、軸方向に整列する複数個の作動ピン(ロックピンも含む)19、20、21は、作動片36の第2押圧面39に押された矢印A方向に所定量移動する。その結果、ロックピン20が一方のガイド筒16に入り込むから、施錠状態と成る。なお、解錠状態の場合は逆の作動態様である。
発明の実施の形態で示した実施例(第1実施例)に於いて、取付け体1側の固定ガイド筒16には合計2個の作動ピン19、21が間隙18を介して軸方向に並列している。そして、図3で示すように、閉扉時、間隙18内に入り込んだ係止レバー11側のロックピン20は、複数個の作動ピン19、21と一緒に整列する。
図19は、作動ピン21を減らした設計変更例である。これを便宜上本発明の要部を変更した第2実施例とする。この第2実施例では作動ピン21を減らしたことから、枠状(例えばコ字形状)作動片36Aの第2押圧部39Aは、不番の固着具を介して固定された押圧ピンとなっている。
したがって、この第2実施例では、押圧ピン状の第2押圧部39Aは、取付け体1の側壁側の固定ガイド筒16に嵌合し、かつ第1実施例の作動ピン21と置換している。このように構成しても、本発明の本質的事項に変わりはない。なお、係止レバー11側のロックピン20は、磁性体である。
本発明は、主に錠前や建具の業界で利用される。
図1乃至図18は本発明の最良の実施例を示す各説明図。
ドアストライク装置Xの正面図。 底壁部材を外したドアストライク装置Xの背面図。 要部を示す概略説明図(規制片31を示す)。 要部を示す概略説明図(規制片31を省略)。 作動片36の背面からの斜視図。 図5を基準とした左側面図。 係止レバー11の斜視図。 係止レバー11を係止面側から見た説明図。 図8の9−9線断面図。 規制片31を逆様にした斜視図。 図10を基準とした平面図。 図11の12−12線断面図。 規制片並びにロックピンの初期位置の概略説明図。 規制片並びにロックピンの中途位置の概略説明図。 ロックピンと規制片の突出先端部との位置が置換した概略説明図。 図15の場合の状態を斜視的に示した概略説明図。 作用(解錠状態から施錠状態)の一例を示す概略説明図。 環境説明図。 本発明の要部を変更した第2実施例を示す概略説明図。 特許文献1に記載の実施例の説明図。 特許文献2に記載の実施例の説明図。
符号の説明
Y…ラッチ部材、1…取付け体、2…底壁部材、3…前板、5…収納部、6…駆動手段、9…作動杆、11…係止レバー、12…軸、13…係止部分、16…固定のガイド筒、17…ロックアーム、17a…カム部、18…間隙、19…作動ピン、20…ロックピン、21…作動ピン、31…規制片、32…軸受け部分、34…ベース板、35…支持片、36、36A…作動片、37…付勢手段、38…第1押圧部、39、39A…第2押圧部、52…軸部、53…尻部、54…突出先端部。

Claims (4)

  1. 取付け体に軸支され、かつ可動のロックピンを有するラッチ部材用係止レバーと、取付け体の内部に配設された駆動手段と、取付け体側の固定ガイド筒に設けられた作動ピンとを有し、閉扉時、前記ラッチ部材が係止レバーに係合した時、前記駆動手段の作動杆の直線移動により前記ロックピンが軸方向へ位置変位して係止レバーをロックするドアストライク装置に於いて、前記係止レバーの回転に連動して位置変位し、かつ前記作動ピンの軸方向の移動を阻止する規制片を取付け体の内部に配設したことを特徴とするドアストライク装置。
  2. 請求項1に於いて、規制片は、係止レバーのロックアームに添設するように取付け体に軸支され、作動ピンを規制するとき、前記係止レバーに押し込まれながらその突出先端部が係止レバー側のロックピンと置換することを特徴とするドアストライク装置。
  3. 請求項1に於いて、作動ピンは、少なくとも1つ以上であり、また、一つの枠状の作動片がプランジャーの先端部に固定的に取付けられ、プランジャー側の作動ピンをプランジャーの伸長方向へ押圧する第1押圧部と、取付け体の一側壁側の作動ピン或いはロックピンをプランジャーの収縮方向へ押圧する第2押圧部とを有することを特徴とするドアストライク装置。
  4. 請求項1に於いて、係止レバーのロックアームの連設基端部には、規制片を押し込むことが可能なカム部が段差状に突出形成されていることを特徴とするドアストライク装置。
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