JP2009023554A - アクセル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】踏力の鋭い立上り特性と所定の踏力のヒステリシス幅を両立するヒステリシス発生手段を有するアクセル装置を提供する。
【解決手段】摩擦板36と、摩擦板36に摺接し軸方向に変位して押付力を増減させるロータ22とからなるヒステリシス発生手段において、摩擦板36は、外側に円環状の摺動部と内側に係止軸61とが1対のアーム部43で連結された円盤構造をなし、摺動部は軸方向と直角で、互いに平行な摺動面が形成され、摺動部の軸中心に形成された球面状の係止軸61が、軸部50に形成された球面軸受63に係合されている。これにより、踏込みの印加時と解除時とでペダルアーム21の回転方向の摩擦板36の共ずれの発生が抑制され、また、ペダルアーム21の軸線O方向への傾きに摩擦板36は追従できるので、片当り摺動の発生の抑制ができ、この2つの抑制の両立で鋭い踏力の立上り特性と所定のヒステリシス幅を確保することができる。
【選択図】図2
【解決手段】摩擦板36と、摩擦板36に摺接し軸方向に変位して押付力を増減させるロータ22とからなるヒステリシス発生手段において、摩擦板36は、外側に円環状の摺動部と内側に係止軸61とが1対のアーム部43で連結された円盤構造をなし、摺動部は軸方向と直角で、互いに平行な摺動面が形成され、摺動部の軸中心に形成された球面状の係止軸61が、軸部50に形成された球面軸受63に係合されている。これにより、踏込みの印加時と解除時とでペダルアーム21の回転方向の摩擦板36の共ずれの発生が抑制され、また、ペダルアーム21の軸線O方向への傾きに摩擦板36は追従できるので、片当り摺動の発生の抑制ができ、この2つの抑制の両立で鋭い踏力の立上り特性と所定のヒステリシス幅を確保することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、アクセル装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、アクセル装置はワイヤ等によりスロットル装置と機械的に接続されており、アクセルペダルの踏込み操作によってワイヤが引かれスロットル開度を調整している。これに対して、近年、アクセルの操作量を回転角度センサで電気的に検出し、アクセルの操作量に応じてスロットル開度を電気制御するアクセル装置が用いられている。
従来、アクセル装置はワイヤ等によりスロットル装置と機械的に接続されており、アクセルペダルの踏込み操作によってワイヤが引かれスロットル開度を調整している。これに対して、近年、アクセルの操作量を回転角度センサで電気的に検出し、アクセルの操作量に応じてスロットル開度を電気制御するアクセル装置が用いられている。
このようなアクセル装置においては、アクセル操作に応じて移動する可動部材を摺動部材に押し付けて摩擦力を発生させ、アクセルの操作量が大きくなると可動部材の摺動部材への押付力が増加し、アクセルの操作量が小さくなると押付力が減少するヒステリシス発生手段を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されるアクセル装置によれば、アクセルペダルの踏部に印加される踏力が増大するとき(踏込み印加時)はアクセルペダルを正転方向に回転させ、踏力が減少するとき(踏込み解除時)はアクセルペダルをその係止部が係止するスプリングの付勢力により逆転方向に回転させる。また、アクセルペダルの踏込み印加時、ならびに踏込み解除時にアクセルペダルに対して操作抵抗力を増減し、所定のヒステリシス特性を発生させてアクセルペダルの良好な操作フィーリングを得るように構成されている。
アクセル装置のヒステリシス発生手段として、図6に示すようなものが開示されている。図6は、特許文献1に開示されるアクセル装置100の要部を示し、(a)は縦断面図であり、(b)はP−P断面図である。ヒステリシス発生手段は、図6(a)、(b)に示すように、ペダルアーム121と、ペダルアーム121に挟装されるロータ122と、フリクションワッシャ136とからなる。
ロータ122は板状に突出した係止部137と円盤状の回動部133を有し、回動部133の両側面をペダルアーム121の両側壁部124、125に挟まれている。回動部133と側壁部125の互いに対向する側面には、それぞれ複数のはす歯135、134が軸線Oの周りに等間隔に配列されて噛み合っている。この噛み合いにより、ペダルアーム121とロータ122とが軸線O周りに一緒に回動可能となっている。
また、回動部133と側壁部124の間にはフリクションワッシャ136が介装されている。フリクションワッシャ136は回動する回動部133および側壁部124の双方の側面と摺接して摩擦力を生じる。そして、運転者がアクセルペダルの踏込みを調整すると、はす歯134、135同士が噛み合うペダルアーム121とロータ122(回動部133)とがフリクションワッシャ136に摺接しつつ一緒に回動可能となっている。
踏込み印加時、ペダルアーム121およびロータ122は正転方向Xに回転する。正転方向Xへの回転に伴って、ペダルアーム121およびロータ122には、スプリング104、105の合成付勢力およびフリクションワッシャ136との間の摩擦力が逆転方向Yに働く。このとき、圧縮されるスプリング104、105は合成付勢力を増大させる。また、このとき、はす歯134、135の噛み合い作用によりペダルアーム121の側壁部125と回動部133とを軸線O方向両側に離間させる力が増大し、それとともに摩擦力が増大する。
一方、踏力を減少させる踏込み解除時、ペダルアーム121およびロータ122はスプリング104、105の合成付勢力によって逆転方向Yに回転する。逆転方向Yへの回転に伴ってペダルアーム121およびロータ122には、フリクションワッシャ136との間の摩擦力がスプリング104、105の合成付勢力とは反対方向の正転方向Xに働く。このときペダルアーム121の戻りに従って伸張するスプリング104、105は合成付勢力を減少させる。
またこのとき、はす歯134、135の噛み合い作用によりペダルアーム121の側壁部125と回動部133とを軸線O方向両側に離間させる力がペダルアーム121の戻りに従って減少し、それとともに摩擦力が減少する。これにより、アクセルペダル102の踏込み印加時と解除時とでペダルアーム121およびロータ122に作用する力(踏力)にヒステリシス特性が生じる(図8(a)参照)。
つまり、踏込み量を増すと踏力が益々増加して踏み応えを生じ、アクセルペダル102を一定位置に保持しやすく、逆に、踏込みを解除、すなわち、踏込み量を減らすと踏力が減少して、素早く戻り易くなり良好な操作フィーリングを確保しやすくなる。従って、正転方向Xと逆転方向Y時の踏力の差をヒステリシス幅と呼称するとき、良好な操作フィーリングを確保するには大き過ぎない、また小さ過ぎない所定のヒステリシス幅を有していることが必要である。
〔従来技術の不具合〕
ところで、上記する特許文献1に開示される従来例のアクセル装置100によれば、フリクションワッシャ136の摩擦力によって正転方向X時には、踏込みの印加に応じてフリクションワッシャ136の摩擦力を増大し、逆転方向Y時には、踏込みの解除に応じてフリクションワッシャ136の摩擦力を減少させて所定のヒステリシス特性を得るものである。
ところで、上記する特許文献1に開示される従来例のアクセル装置100によれば、フリクションワッシャ136の摩擦力によって正転方向X時には、踏込みの印加に応じてフリクションワッシャ136の摩擦力を増大し、逆転方向Y時には、踏込みの解除に応じてフリクションワッシャ136の摩擦力を減少させて所定のヒステリシス特性を得るものである。
従って、フリクションワッシャ136とベース軸150との間の径方向クリアランス(軸部120の外周面と軸受部117の内周面との間、および回動穴129とベース軸150との間に径方向の軸ガタを生じさせるクリアランスが存在しており、そのクリアランスの範囲内で軸部120の径方向変位、およびペダルアーム121の軸部120(つまり、軸線O方向)に対する傾きが許容されている)によりフリクションワッシャ136がペダルアーム121の回転、つまり、回動部133の回転とともに径方向にずれたり、周方向に連れ回ったりする(以下、共ずれと呼ぶ)ことにより、図8(b)に示すように、踏力立上り特性がなまることとなる。この踏力立上り特性がなまることは、操作フィーリングを悪化させる懸念がある。
このため、図7(b)に示すように、フリクションワッシャ136に突起部138等を設け、この突起部138をハウジング103のベース固定部151に圧入固定し、さらにフリクションワッシャ136の内径とベース軸150の外径に圧入関係を持たせ、フリクションワッシャ136を回動不能にすると、クリアランスによるフリクションワッシャ136の共ずれは抑制されて、図9(b)に示すように、踏力立上り特性はなまることはない。しかし、運転者のアクセルペダルの踏込みが必ずしもペダルアーム121に垂直に作用しないことにより生じるペダル操作時のペダルアーム121の傾き(図7(a)の2点鎖線参照)にフリクションワッシャ136が追従できなくなってロータ122の回動部133との片当りが促進し、摺動面積が減少して、摺動面圧が増大し、摺動部の動摩擦係数が減少し、ヒステリシス幅が減少する(図9(a)参照)。このヒステリシス幅が減少すると、同様に、操作フィーリングを悪化させる懸念がある。
特開2004−108214号公報
そこで、フリクションワッシャのような摺動部材がペダル回転方向に共ずれすることなく、また、ペダルアームの傾きに追従して作動し、踏力立上り特性が鋭く、およびヒステリシス幅が減少せずに所定のヒステリシス幅特性を備えるヒステリシス発生手段を有するアクセル装置を提供することが課題となる。
よって、本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、踏力の鋭い立上り特性と所定の踏力のヒステリシス幅を両立するヒステリシス発生手段を有するアクセル装置を提供することを目的とする。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の手段によれば、アクセルペダルの踏力の増減により正転方向および逆転方向に移動可能なペダルアームと、このペダルアームを揺動自在に支持する軸部と、ペダルアームを逆転方向に復帰させるべく付勢するスプリングと、ペダルアームの移動に伴って摩擦力を発生するヒステリシス発生手段と、を備えたアクセル装置であって、ヒステリシス発生手段は、摩擦力を発生する摺動面を軸方向に画定する摺動部材と、ペダルアームが正転方向に向けて移動する際に発生する摩擦力を移動量に応じて増加させるとともに、ペダルアームが逆転方向に向けて移動する際に発生する摩擦力を移動量に応じて減少させるべく、摺動部材に摺接し、軸方向に変位して押付力を増減させる可動部材とからなり、摺動部材は、可動部材の押付力の増減に対応して、軸方向の変位に対しては追従可能に、かつ、周方向および径方向の変位に対しては回動不能に摺接することを特徴としている。
請求項1に記載の手段によれば、アクセルペダルの踏力の増減により正転方向および逆転方向に移動可能なペダルアームと、このペダルアームを揺動自在に支持する軸部と、ペダルアームを逆転方向に復帰させるべく付勢するスプリングと、ペダルアームの移動に伴って摩擦力を発生するヒステリシス発生手段と、を備えたアクセル装置であって、ヒステリシス発生手段は、摩擦力を発生する摺動面を軸方向に画定する摺動部材と、ペダルアームが正転方向に向けて移動する際に発生する摩擦力を移動量に応じて増加させるとともに、ペダルアームが逆転方向に向けて移動する際に発生する摩擦力を移動量に応じて減少させるべく、摺動部材に摺接し、軸方向に変位して押付力を増減させる可動部材とからなり、摺動部材は、可動部材の押付力の増減に対応して、軸方向の変位に対しては追従可能に、かつ、周方向および径方向の変位に対しては回動不能に摺接することを特徴としている。
これにより、摺動部材がペダルの傾きにスムーズに追従し、ロータとの接触面積は保たれ、踏力のヒステリシス幅が減少することなく、および、摺動部材は周方向および径方向への作動が抑制され、摺動部材がペダル回転と共ずれすることはないので、踏力の立上がりがなまることなく鋭い立上がりを呈し、これらが両立するので、良好な操作フィーリングが確保できる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の手段によれば、摺動部材は、外側に円環状の摺動部と内側に球面状の係止軸を有した円盤構造をなし、摺動部は軸方向とは直角で、互いに平行な摺動面が形成され、摺動部の軸中心には係止軸が形成され、係止軸が軸部に形成された球面軸受に組付けられて係止されることを特徴としている。
請求項2に記載の手段によれば、摺動部材は、外側に円環状の摺動部と内側に球面状の係止軸を有した円盤構造をなし、摺動部は軸方向とは直角で、互いに平行な摺動面が形成され、摺動部の軸中心には係止軸が形成され、係止軸が軸部に形成された球面軸受に組付けられて係止されることを特徴としている。
これにより、球面状の係止軸と球面軸受の所謂球面軸受機構が簡単に構成、および組付けでき、これにより、軸方向の変位に対しては追従しやすく、また、周方向および径方向の変位に対しては追従しにくくなり、共ずれの発生の抑制と、片当り摺動の発生の抑制が両立しやすくなる。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の手段によれば、球面軸受は、軸部の軸心に配設され、かつ、軸部の軸心を横断して貫通する貫通溝を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の手段によれば、球面軸受は、軸部の軸心に配設され、かつ、軸部の軸心を横断して貫通する貫通溝を備えることを特徴としている。
これにより、摺動部材の摺動面は周方向に均等に対称である面構造が確保でき、アクセルペダルの操作時のペダルアームの傾きが如何なる方向に傾いても周方向360度のあらゆる方向の傾きに追従することが可能となる。また、貫通溝を軸部の軸心に横断して設けることにより、所謂2つ割り軸受が形成され、球面軸受の剛性を低下させて球面状の係止軸を係合する弾性特性を向上させ、これにより、緩みのない適度な摩擦力を有する球面軸受機構が簡単に構成でき、組付けも容易となる。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載の手段によれば、摺動部材は、摺動部と係止軸が、1対のアーム部により連結され、1対のアーム部は、貫通溝に収納されることを特徴としている。
請求項4に記載の手段によれば、摺動部材は、摺動部と係止軸が、1対のアーム部により連結され、1対のアーム部は、貫通溝に収納されることを特徴としている。
これにより、円環状の摺動部と球面状の係止軸は同心状に一体化でき、構造強度を確保しつつ最低限の重量に軽減可能となる。そして、1対のアーム部は、軸部の貫通溝に収納されることによって、周方向の変位への追従が完全に抑制可能となる。
〔請求項5の手段〕
請求項5に記載の手段によれば、1対のアーム部は、その断面形状が略円形であることを特徴としている。
これにより、貫通溝方向の傾きのみならず、貫通溝方向と直角方向の傾きに対しても、その傾きの大きさに係らず追従が可能となる。
請求項5に記載の手段によれば、1対のアーム部は、その断面形状が略円形であることを特徴としている。
これにより、貫通溝方向の傾きのみならず、貫通溝方向と直角方向の傾きに対しても、その傾きの大きさに係らず追従が可能となる。
この発明の最良の実施形態を、図に示す実施例1とともに説明する。
〔実施例1の構成〕
本実施例の本発明になるアクセル装置を図1〜図4に示し、図5にアクセル装置の踏力特性を示す。図1はアクセル装置の全体構成を示す一部切り欠き正面図である。図2はアクセル装置の要部を示し、(a)は図1のA−A断面図であり、(b)は(a)のB−B断面図である。図3(a)は本実施例における摩擦板の平面図であり、(b)は(a)のC−C断面図である。図4(a)は本実施例における軸受部の平面図であり、(b)は(a)のD−D断面図である。図5(a)は踏力のヒステリシス特性図であり、(b)は踏力の立上り特性図である。
本実施例の本発明になるアクセル装置を図1〜図4に示し、図5にアクセル装置の踏力特性を示す。図1はアクセル装置の全体構成を示す一部切り欠き正面図である。図2はアクセル装置の要部を示し、(a)は図1のA−A断面図であり、(b)は(a)のB−B断面図である。図3(a)は本実施例における摩擦板の平面図であり、(b)は(a)のC−C断面図である。図4(a)は本実施例における軸受部の平面図であり、(b)は(a)のD−D断面図である。図5(a)は踏力のヒステリシス特性図であり、(b)は踏力の立上り特性図である。
アクセル装置1は、車両に搭載され、運転者によるアクセルペダル2の踏込み操作に応じて車両の運転状態を制御するものである。本実施例のアクセル装置1は、アクセルペダル2の操作量を回転角センサ6で電気的に検出し、アクセルペダル2の操作量に応じてスロットル開度を電気制御する電気制御式アクセル装置に適用する。以下、図1〜4に従って本実施例のアクセル装置1の構成を説明する。
アクセル装置1において、アクセルペダル2は、支持部材としてのハウジング3に軸部20を軸支され、軸部20の軸線Oを中心として正転方向Xおよび逆転方向Yに回転可能である。ハウジング3は、樹脂材製で、開口部10を有する箱形に形成され、底板11、天板12、側板13、14および繋板15からなる。ハウジング3の開口部10は、底板11の他端部と天板12の他端部との間ならびに側板13、14の各他端部の間に形成されている。
底板11はボルト等により車両に固定される。天板12は底板11に対向して形成され、ペダルストッパ7が一体に設けられている。天板12の内壁には段付きの凹部16が設けられて、後記する第1スプリング4、第2スプリング5と係合する。側板13、14は、底板11および天板12に垂直に接続され互いに対向している。
図2(a)に示すように、一方の側板13は、ハウジング3の他の部位に着脱可能である。側板13の内壁面から軸受部17が円筒状に突出している。側板13は、軸受部17の内周側に配設された回転角センサ6を軸受部17の基端部側を閉塞する部分により支持している。側板13の外壁には、回転角センサ6に電気接続するコネクタ19が設けられている。
他方の側板14の内壁面から軸部50が円筒状に突出している。側板14の軸部50は軸線O方向に、軸心を一致させて突出しており、対向する側板13の軸受部17と同様に、ペダルアーム21と回動可能に係合している。
アクセルペダル2は、図1に示すように、軸部20を有するペダルアーム21と、ロータ22とから構成されている。ペダルアーム21は樹脂材料または金属材料で形成され、鈍角のV字状またはコの字状に折れ曲がって延伸している。ペダルアーム21は、軸部20より一端側をハウジング3の開口部10より外部に突出させており、その突出部分に踏部23を備えている。
また、ペダルアーム21の軸部20より他端側は、ハウジング3内に収容され、その収容部分に2つの側壁部24、25を備えている(図2(a)参照)。側壁部24、25はペダルアーム21の軸部20の軸線Oの近傍に設けられ、軸線O方向において互いに平行に対向している。従って、側板13に正対する側壁部25に軸部20が配設され、側壁部24に正対する側板14に軸部50が配設されることとなる。
軸部20は、側壁部25の側板13側の壁面から軸線O方向に略円筒状に突出している。軸部20は側板13の軸受部17の内周側に挿入されて、軸受部17に回動自在に軸受されている。また、側壁部24には、軸線O方向に軸心を一致して軸部50と回動可能に係合される回動穴29が設けられている。
この回動穴29と軸部50との係合と、軸受部17による軸部20の軸受によって、ペダルアーム21は軸線O周りの正転方向Xおよび逆転方向Yに回転可能となっている。なお、運転者が踏部23を踏込むとき、ペダルアーム21は正転方向Xに回転し、踏込みを解除するとき、ペダルアーム21は逆転方向Yに回転する。また、本実施例では、運転者が踏部23を踏込むのが必ずしも正確な垂直方向でないために、軸部20の外周面と軸受部17の内周面との間、および回動穴29と軸部50との間に径方向の軸ガタを生じさせるクリアランスを設けており、そのクリアランスの範囲内で径方向変位、およびペダルアーム21の軸線O方向に対する傾きが許容されている。
軸部20において軸線Oを挟む周方向の2箇所には、互いに極性の異なる磁石部26、27が一体回動可能に埋設されている。側板13に支持される回転角センサ6は、ホール素子または磁気抵抗素子等を備え、その外周側に隙間をあけて配設された磁石部26、27の形成磁界を非接触で検出する。その回転角センサ6の出力する検出信号は軸部20の回転角度を表している。
ロータ22は樹脂材で形成され、板状に突出した係止部37と円盤状の回動部33を有してハウジング3内に収容されている。円盤状の回動部33は、両側面をペダルアーム21の両側壁部24、25に挟まれている。回動部33において側壁部25側の側面には、複数のはす歯35が設けられている。複数のはす歯35は軸線Oの周りに等間隔に配列されている。ペダルアーム21の側壁部25において、回動部33側の壁面には、複数のはす歯34が設けられている。複数のはす歯34は軸線Oの周りに等間隔に配列され、軸線O方向で対向するはす歯35のいずれかに噛み合っている。この噛み合いにより、ペダルアーム21とロータ22とが軸線O周りに一緒に回動可能となっている。
また、回動部33の側壁部24側の側面と側壁部24の回動部33側の壁面との間には本発明の摩擦板36が介装されている。この摩擦板36は摺動特性の良好な合成樹脂材製であり、軸部50に球面状の係止軸61と、球面軸受63によって係合され、回動する回動部33および側壁部24の双方と摺接して摩擦力を生じる。摩擦板36の構成の詳細説明は後記する。
ロータ22の係止部37は、回動部33の外周縁部からその接線方向に板状に突出している。係止部37は、ペダルアーム21の側壁部24、25よりも他端側に形成され、板状に突出した板厚方向の上下面が天板12と底板11とにそれぞれ対向されている。係止部37の天板12側の面から段付き円柱状の凸部38が形成されている。
付勢部材としての第1および第2スプリング4、5は、共に圧縮コイルスプリングで構成されている。第2スプリング5は、そのコイル径を第1スプリング4のコイル径よりも小さくして、第1スプリング4の内周側に配設されて小型化と信頼性を向上している。各スプリング4、5の一端部は、天板12の凹部16に嵌入されて係止されている。一方、各スプリング4、5の他端部は、係止部37の凸部38に嵌入されて係止されている。これにより、各スプリング4、5は、逆転方向Yの付勢力をロータ22の係止部37に直接に受けて、ロータ22と接続するペダルアーム21は、この各スプリング4、5の合成付勢力によって逆転方向Yへ回転して戻ることができる。
また、補助係止部39が、係止部37と並んで形成され、係止部37が破損等して回動部33から離脱した場合に、係止部37を係止して各スプリング4、5の他端部を間接的に係止することができる。
以上説明したように本実施例では、ペダルアーム21の一端側に踏部23を有し、他端側に補助係止部39を有し、中間には軸線O近傍に側壁部24、25を有してロータ22を挟装し、ロータ22の係止部37を突出させたアクセルペダル2を構成している。そして、側壁部24、25の間に挟装されたロータ22の回動部33の側壁部25側には、それぞれ対をなすはす歯35、34が形成されて互いに噛み合い、また、回動部33と側壁部24との間に、双方と摺接して摩擦力を生じる摩擦板36を介装している。
そして、運転者がアクセルペダル2の踏込み操作をするとき、踏力の印加時は、アクセルペダル2は正転方向Xに回転して踏力の増加と共に摩擦板36による摩擦力を増加させ、踏力の解消時は、アクセルペダル2は逆転方向Yに回転して踏力の減少と共に摩擦板36による摩擦力を減少させ、ヒステリシスを発生する構成となっている。
このとき、本実施例に適用する摩擦板36は、周方向および径方向の共ずれに対しては回動不能に係合され、ペダルアーム21の軸線O方向の傾きに対しては追従可能に係合されたことが特徴である。以下、図3を参照して摩擦板36を詳細に説明する。
摩擦板36は、外側に円環状の摺動部41と内側に球面状の係止軸61とからなり、摺動部41と係止軸61が1対のアーム部43によって同心状に連結された円盤構造の摺動部材である。摺動部41は軸方向と直角で、互いに平行な摺動面40を両面に形成している。2本のアーム部43の断面形状は略円形であり、球面状の係止軸61の中心から放射状に一直線上に配設され、摩擦板36は点対称形状をなしている。球面状の係止軸61はその直径d1がアーム部43の円柱直径d2より大きく、円環状の摺動部41の互いに平行な摺動面40間寸法以下であることを好適とする。
また、摩擦板36は、図2に示すように、ハウジング3の側板14に設けられた軸部50に係合される。軸部50には、摩擦板36の球面状の係止軸61と対をなす球面軸受63が設けられて、球面状の係止軸61を軸受して、摩擦板36を回動可能に係合する。
球面軸受63は、図4に示すように、軸部50の中心位置に設けられ、球面状の係止軸61の直径d1と同径で、かつ、先端も同径の球面で形成されるザグリ穴51が、球面状の係止軸61を完全に内部に収容する程度の深さに加工されて構成される。そして、ザグリ穴51の中心部を横断するように貫通溝52がスリット状に貫通している。貫通溝52の溝幅はアーム部43の円柱直径d2と同径である。つまり、球面軸受63は、貫通溝52によって所謂2つ割り軸受が形成され、軸受の剛性を低下させて球面状の係止軸61を係合する弾性特性を向上させ、これにより、緩みのない適度な摩擦力を有する球面軸受機構が簡単に構成でき、組付けも容易となる。
従って、この軸部50の球面軸受63と摩擦板36の球面状の係止軸61とによって、中心軸(つまり、軸線O)周りの回転移動はアーム部43によってその動きが抑制され(回動不能)、また、中心軸方向への傾き、または変位は球面軸受機構によって追従可能に作動する。
これにより、径方向の共ずれに対しては回動不能に係合され、ペダルアーム21の軸線O方向の傾きに対しては追従可能に係合される摩擦板36を備えるアクセル装置1が構成できる。
〔実施例1の作用〕
以上、上記構成のアクセル装置1の作用について説明する。
運転者がペダルアーム21の踏部23に印加する踏力を調整すると、はす歯34、35同士が噛み合うペダルアーム21とロータ22とが摩擦板36に摺接しつつ一緒に回転する。このとき、回転角センサ6は、ペダルアーム21の軸部20の回転角度を磁石部26、27の形成磁界に基づいて検出する。
以上、上記構成のアクセル装置1の作用について説明する。
運転者がペダルアーム21の踏部23に印加する踏力を調整すると、はす歯34、35同士が噛み合うペダルアーム21とロータ22とが摩擦板36に摺接しつつ一緒に回転する。このとき、回転角センサ6は、ペダルアーム21の軸部20の回転角度を磁石部26、27の形成磁界に基づいて検出する。
踏力を増加させるとき、ペダルアーム21およびロータ22は正転方向Xに回転する。正転方向Xへの回転に伴って、ペダルアーム21およびロータ22には、スプリング4、5の合成付勢力および摩擦板36との間の摩擦力が逆転方向Yに働く。このとき、圧縮されるスプリング4、5は合成付勢力を増大させる。また、このとき、はす歯34、35の噛み合い作用により、ペダルアーム21の側壁部25とロータ22の回動部33とを軸線O方向両側に離間させる力が増大して、それとともに摩擦力が増大する。
一方、踏力を減少させると、ペダルアーム21およびロータ22はスプリング4、5の合成付勢力によって、逆転方向Yに回転する。逆転方向Yへの回転に伴って、ペダルアーム21およびロータ22には、摩擦板36との間の摩擦力がスプリング4、5の合成付勢力とは反対の正転方向Xに働く。このとき、ペダルアーム21の戻りによって伸張するスプリング4、5は合成付勢力を減少させる。また、このとき、はす歯34、35の噛み合い作用によりペダルアーム21の側壁部25とロータ22の回動部33とを軸線O方向両側に離間させる力がペダルアーム21の戻りに従って減少し、それとともに摩擦力が減少する。
これにより、ペダル踏込み量に対する踏力特性は踏力の印加時と解除時とでヒステリシスが発生する。また、このとき、軸ガタを生じさせるクリアランスが存在するが、球面軸受機構60によって周方向および径方向には回動不能に、軸方向の傾きには追従可能に作動するので、共ずれを起こすことなく踏力の立上り特性が鋭く(図5(b)参照)、また、適度なヒステリシス幅を確保することができる(図5(a)参照)。
〔実施例1の効果〕
本実施例のアクセル装置1は、摩擦板36と、摩擦板36に摺接し軸方向に変位して押付力を増減させるロータ22とからなるヒステリシス発生手段において、摩擦板36は、外側に円環状の摺動部41と内側に係止軸61とが1対のアーム部43によって連結された円盤構造をなし、摺動部41は軸方向と直角で、互いに平行な摺動面40が形成され、摺動部41の軸中心に球面状の係止軸61が形成され、係止軸61が軸部50に形成された球面軸受63に係合されている。
本実施例のアクセル装置1は、摩擦板36と、摩擦板36に摺接し軸方向に変位して押付力を増減させるロータ22とからなるヒステリシス発生手段において、摩擦板36は、外側に円環状の摺動部41と内側に係止軸61とが1対のアーム部43によって連結された円盤構造をなし、摺動部41は軸方向と直角で、互いに平行な摺動面40が形成され、摺動部41の軸中心に球面状の係止軸61が形成され、係止軸61が軸部50に形成された球面軸受63に係合されている。
これにより、踏込みの印加時と解除時とでペダルアーム21の回転方向の摩擦板36の共ずれの発生が抑制され、また、ペダルアーム21の軸線O方向への傾きに摩擦板36は追従できるので、片当り摺動の発生の抑制ができ、この2つの抑制が両立することによって、鋭い踏力の立上り特性と所定のヒステリシス幅を確保することができ、良好なアクセルペダルの操作フィーリングを得ることができる。
また、球面軸受63は軸部50の軸心に配設され、軸部50の軸心を横断して貫通する貫通溝52によって2つ割り軸受構成をなし、球面状の係止軸61を2つ割り軸受に係合している。これにより、緩みのない適度な摩擦力を有する球面軸受機構が簡単に、かつ精度良く組付けできる。
また、円環状の摺動部41と球面状の係止軸61とを1対のその断面形状が略円形のアーム部43により連結し、1対のアーム部43は、軸部50の貫通溝52に収納されているので、円環状の摺動部41と球面状の係止軸61は同心状に一体化でき、構造強度を確保しつつ最低限の重量に軽減可能となる。そして、1対のアーム部43は、軸部50の貫通溝52に収納されることによって、周方向の変位への追従が完全に抑制可能となる。また、全方位の傾きに対して追従が可能となる。
〔変形例〕
上記の実施例1では、ペダルアーム21とロータ22の2部材でアクセルペダル2を構成しているが、アクセルペダル2を1部材または3部材以上で構成してもよく、ペダルアーム21の断面形状も矩形、または円形であってもよい。
また、アクセルペダル2を逆転方向Yに付勢する付勢部材として圧縮コイルスプリングで構成される第1スプリング4、第2スプリング5を用いたが、これに限ることなく、トーションスプリングを用いてもよく、いずれの種類を選択する場合でも、上記の実施例1のように大小2個使用するほか、1個または3個以上使用することができる。
上記の実施例1では、ペダルアーム21とロータ22の2部材でアクセルペダル2を構成しているが、アクセルペダル2を1部材または3部材以上で構成してもよく、ペダルアーム21の断面形状も矩形、または円形であってもよい。
また、アクセルペダル2を逆転方向Yに付勢する付勢部材として圧縮コイルスプリングで構成される第1スプリング4、第2スプリング5を用いたが、これに限ることなく、トーションスプリングを用いてもよく、いずれの種類を選択する場合でも、上記の実施例1のように大小2個使用するほか、1個または3個以上使用することができる。
1 アクセル装置
2 アクセルペダル
4 第1スプリング(スプリング)
5 第2スプリング(スプリング)
20、50 軸部
21 ペダルアーム
33 回動部(可動部材)
36 摩擦板(摺動部材)
40 摺動面
41 摺動部
43 アーム部
52 貫通溝
61 球面状の係止軸
63 球面軸受
X 正転方向
Y 逆転方向
2 アクセルペダル
4 第1スプリング(スプリング)
5 第2スプリング(スプリング)
20、50 軸部
21 ペダルアーム
33 回動部(可動部材)
36 摩擦板(摺動部材)
40 摺動面
41 摺動部
43 アーム部
52 貫通溝
61 球面状の係止軸
63 球面軸受
X 正転方向
Y 逆転方向
Claims (5)
- アクセルペダルの踏力の増減により正転方向および逆転方向に移動可能なペダルアームと、該ペダルアームを揺動自在に支持する軸部と、前記ペダルアームを逆転方向に復帰させるべく付勢するスプリングと、前記ペダルアームの移動に伴って摩擦力を発生するヒステリシス発生手段と、を備えたアクセル装置であって、
前記ヒステリシス発生手段は、摩擦力を発生する摺動面を軸方向に画定する摺動部材と、前記ペダルアームが前記正転方向に向けて移動する際に発生する摩擦力を移動量に応じて増加させるとともに、前記ペダルアームが前記逆転方向に向けて移動する際に発生する摩擦力を移動量に応じて減少させるべく、前記摺動部材に摺接し、軸方向に変位して押付力を増減させる可動部材とからなり、
前記摺動部材は、前記可動部材の押付力の増減に対応して、
軸方向の変位に対しては追従可能に、
かつ、周方向および径方向の変位に対しては回動不能に摺接することを特徴とするアクセル装置。 - 請求項1に記載のアクセル装置において、
前記摺動部材は、外側に円環状の摺動部と内側に球面状の係止軸を有した円盤構造をなし、
前記摺動部は軸方向とは直角で、互いに平行な摺動面が形成され、
前記摺動部の軸中心には前記係止軸が形成され、
前記係止軸が前記軸部に形成された球面軸受に組付けられて係止されることを特徴とするアクセル装置。 - 請求項1または請求項2に記載のアクセル装置において、
前記球面軸受は、前記軸部の軸心に配設され、
かつ、前記軸部の軸心を横断して貫通する貫通溝を備えることを特徴とするアクセル装置。 - 請求項3に記載のアクセル装置において、
前記摺動部材は、前記摺動部と前記係止軸が、1対のアーム部により連結され、
前記1対のアーム部は、前記貫通溝に収納されることを特徴とするアクセル装置。 - 請求項4に記載のアクセル装置において、
前記1対のアーム部は、その断面形状が略円形であることを特徴とするアクセル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007189923A JP2009023554A (ja) | 2007-07-20 | 2007-07-20 | アクセル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007189923A JP2009023554A (ja) | 2007-07-20 | 2007-07-20 | アクセル装置 |
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Family Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014073750A (ja) * | 2012-10-04 | 2014-04-24 | Denso Corp | アクセル装置 |
CN104097512A (zh) * | 2013-04-04 | 2014-10-15 | 株式会社电装 | 加速器装置 |
JP2015500760A (ja) * | 2011-12-01 | 2015-01-08 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh | ペダル値信号発生装置 |
CN106740099A (zh) * | 2015-11-24 | 2017-05-31 | 联合汽车电子有限公司 | 电子油门踏板装置 |
-
2007
- 2007-07-20 JP JP2007189923A patent/JP2009023554A/ja active Pending
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