JP2009023327A - 樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置 - Google Patents

樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009023327A
JP2009023327A JP2007211961A JP2007211961A JP2009023327A JP 2009023327 A JP2009023327 A JP 2009023327A JP 2007211961 A JP2007211961 A JP 2007211961A JP 2007211961 A JP2007211961 A JP 2007211961A JP 2009023327 A JP2009023327 A JP 2009023327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nitrogen gas
line contact
upper hopper
resin material
molding machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007211961A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Kawaguchi
明久 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuhara Co Ltd
Original Assignee
Fukuhara Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuhara Co Ltd filed Critical Fukuhara Co Ltd
Priority to JP2007211961A priority Critical patent/JP2009023327A/ja
Publication of JP2009023327A publication Critical patent/JP2009023327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】材料供給装置において、樹脂材料の貯溜されている側に不用意に窒素ガスが逆流するのを防止する。
【解決手段】負圧の状態にすることで樹脂材料101を吸引して貯留し、その下部に位置している可塑化シリンダー80に窒素ガス102を注入することを可能にし、樹脂材料101の流れの場合には、線接触を行なうことで樹脂材料101を吸引して貯留することを可能とし、樹脂材料101が一定量貯留すると可塑化シリンダー80の側に開放し落下させ、窒素ガス102の流れの場合には、線接触を行なうことで可塑化シリンダー80内の窒素ガス102が樹脂材料101の貯留された側に流れるのを確実に防止し、少なくとも線接触を行なっている二つのうちの一方が、最終の線接触の状態となる形状に対し、それより大きいまたそれより小さい相似形状を連続して有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置に関する技術であって、更に詳細に述べると、可塑化シリンダーに窒素ガスを供給することによって射出成形機や中空成形機や押出成形機等を含む樹脂成形機で溶融樹脂の酸化防止を図るのに際し、樹脂材料の貯溜されている側に不用意に窒素ガスが逆流するのを防止する技術について述べたものである。
従来の、樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置に関する技術としては、ホッパーと可塑化シリンダーの間に、シャッターやダンパーによる方式で行なっていた。
この場合、シャッターによる方式に於いては、外部動力(電動モータ、エアーシリンダー)によって開閉の動作を行い、それによって樹脂材料の供給と窒素ガスが流れるのを防止していた。
また、ダンパーによる方式に於いては、フラッパー部の重量とバランスするウエイトを持ち、吸引力によりフラッパーをホッパーの下部の開口部の周囲である座に押し付け、それによって樹脂材料の供給と窒素ガスが流れるのを防止していた。
しかしながら、このような従来の技術に関しては、以下に示すような多くの課題があった。
即ち、シャッターによる方式の場合には、開閉の為に摺動をさせようとすると、何等かの間隙が必要となり、その間隙の存在することによって窒素ガスが流れるという問題を起こしていた。
また、ダンパーによる方式の場合には、フラッパーが平板金属であるため、平面接触となり、開口部の周囲である座との密着度が弱く、それによって隙間が出来易く、その間隙の存在することによって窒素ガスが流れるという問題を起こしていた。
本発明は、樹脂成形機の一部を構成している材料供給装置に関するものであり、負圧の状態にすることで樹脂材料101を吸引して貯留し、その下部に位置している可塑化シリンダー80に窒素ガス102を注入することを可能にし、前記樹脂材料101と前記窒素ガス102の両者が流れる場所で考えた場合、前記樹脂材料101の流れの場合には、線接触を行なうことで前記樹脂材料101を吸引して貯留することを可能とし、前記樹脂材料101が一定量貯留すると前記可塑化シリンダー80の側に開放し落下させ、前記窒素ガス102の流れの場合には、線接触を行なうことで前記可塑化シリンダー80内の前記窒素ガス102が前記樹脂材料101の貯留された側に流れるのを確実に防止し、少なくとも線接触を行なっている二つのうちの一方が、最終の線接触の状態となる形状に対し、それより大きいまたそれより小さい相似形状を連続して有したものであることを特徴とし、更には、線接触を行なうことが確実に成されるように、少なくとも線接触を行なっている二つのうちの一方の形状を球面の一部としたことを特徴とし、更には、線接触を行なっていない時には線接触を行なう場所が前記樹脂材料101が落下する際より小さな隙間を確保出来るように、線接触を行なうはずの双方の間をバネの力によって調整可能にすることを特徴とすることによって、上記課題を解決したのである。
また本発明は、樹脂成形機の一部を構成している材料供給装置に関するものであり、上部ホッパー10に接続しているブロアー13を作動させることによって前記上部ホッパー10内を負圧にし、それによって前記上部ホッパー10に接続している材料タンク14から樹脂材料101を前記上部ホッパー10内に吸引して貯留し、前記上部ホッパー10の下部に位置している可塑化シリンダー80に窒素ガス102を注入することが可能なように注入プレート70を位置させ、前記上部ホッパー10の下部には中心に位置している上部開口部31zの下部に座31aを形成した上板31を位置させ、前記上板31の下部には前記上板31の前記座31aと線接触を行ない時には上下運動をすることが可能な弁部41を位置させ、この線接触に加えて前記上部ホッパー10内を負圧の状態にすることで、前記上部ホッパー10内に前記樹脂材料101が一定量貯留することが可能となり、更に前記可塑化シリンダー80内の前記窒素ガス102が前記上部ホッパー10の内部の側に流れるのを確実に防止していることを特徴とし、更には、少なくとも線接触を行なっている前記座31aまたは前記弁部41の一方が、最終の線接触の状態となる形状に対し、それより大きいまたそれより小さい相似形状を連続して有したものであることを特徴とし、更には、線接触を行なっている前記座31aと前記弁部41の間で、線接触を行なっていない時には前記樹脂材料101が落下する際より小さな隙間を確保するように、前記弁部41をバネ44によって持ち上げるようにしたことを特徴とし、更には、前記弁部41は止りネジ41aを一体に形成し、前記止りネジ41aと軸42を接続することで前記弁部41と前記軸42を一体に構成し、前記軸42の上下運動を支持する目的で軸受45を位置させる中で、前記軸受45の穴の形状は、上が小さく下が大きいテーパー状であることを特徴とし、更には、前記上板31と下板32は、外筒33を介して一体に構成する中で、前記軸受45は前記下板32の中心部に位置させたものであることを特徴とし、更には、樹脂成形機の一部を構成している材料供給装置に関するものであり、上部ホッパー20に接続しているブロアー13を作動させることによって前記上部ホッパー20内を負圧にし、それによって前記上部ホッパー20に接続している材料タンク14から樹脂材料101を前記上部ホッパー20内に吸引して貯留し、前記上部ホッパー20の下部に位置している可塑化シリンダー80に窒素ガス102を注入することが可能なように注入プレート70を位置させ、前記上部ホッパー20の下部は座21bを形成させ、前記上部ホッパー20の下部に前記上部ホッパー20の下部に形成された前記座21bと線接触を行なって回転支点95を中心に回動可能な弁部91とバランサー92を一体に形成しているフラップダンパー90を位置させ、この線接触に加えて前記上部ホッパー20内を負圧の状態にすることで、前記上部ホッパー20内に前記樹脂材料101が一定量貯留することが可能となり、更に前記可塑化シリンダー80内の前記窒素ガス102が前記上部ホッパー20の内部の側に流れるのを確実に防止していることを特徴とし、更には、少なくとも線接触を行なっている前記座21bまたは前記弁部91の一方が、最終の線接触の状態となる形状に対し、それより大きいまたそれより小さい相似形状を連続して有したものであることを特徴とすることによって、上記課題を解決したのである。
以上の説明から明らかなように、本発明によって、以下に示すような効果をあげることが出来る。
第一に、上部ホッパーに接続しているブロアーを作動させることによって上部ホッパー内を負圧にし、それによって上部ホッパーに接続している材料タンクから樹脂材料を上部ホッパー内に吸引して貯留し、上部ホッパーの下部に位置している可塑化シリンダーに窒素ガスを注入することが可能なように注入プレートを位置させ、上部ホッパーの下部には中心に位置している上部開口部の下部に座を形成した上板を位置させ、上板の下部には上板の座と線接触を行ない時には上下運動をすることが可能な弁部を位置させ、この線接触に加えて上部ホッパー内を負圧の状態にすることで、上部ホッパー内に樹脂材料が一定量貯留することが可能となり、更に可塑化シリンダー内の窒素ガスが上部ホッパーの内部の側に流れるのを確実に防止することにより、樹脂材料と窒素ガスの両方に有効な密閉性の高い弁が可能となった。
第二に、少なくとも線接触を行なっている座または弁部の一方が、最終の線接触の状態となる形状に対し、それより大きいまたそれより小さい相似形状を連続して有したものを使用することにより、多少位置ずれをおこしても密閉性が悪いという問題を起こすことはなくなった。
第三に、線接触を行なっている座と弁部の間で、線接触を行なっていない時には樹脂材料が落下する際より小さな隙間を確保するように、弁部をバネによって持ち上げるようにすることにより、密閉性だけでなく必要な時には必要とする量の気体を通過させることも可能となった。
第四に、弁部は止りネジを一体に形成し、止りネジと軸を接続することで弁部と軸を一体に構成し、軸の上下運動を支持する目的で軸受を位置させる中で、軸受の穴の形状は、上が小さく下が大きいテーパー状にすることにより、粉末状の樹脂材料が摺動部に付着しても自然落下させることで対応することが可能となった。
第五に、上板と下板は、外筒を介して一体に構成する中で、軸受は下板の中心部に位置させることで、弁部の安定した作動が可能となった。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。
ここで、図1は、本願発明の全体を示した図であり、図2は、本願発明の接続部と弁の詳細を示した図であり、図3は、本願発明の接続部を構成している上板の平面図であり、図4は、本願発明の接続部を構成している下板の平面図であり、図5は、本願発明の別の発明の全体を示した図である。
(第1の実施例)
図1に見られるように、10は上部ホッパーであり、その下部に開閉の動作を行う弁40を収納した接続部30を位置させ、更にその下部に下部ホッパー50を位置させ、窒素ガス102を供給する注入プレート70を介して一番下部に可塑化シリンダー80を位置させている。
この場合、可塑化シリンダー80は、射出成形機や中空成形機や押出成形機等を含む樹脂成形機の一部を構成していて、バレル81とスクリュー82等から成っている。 そして、バレル81の外周部に複数のヒータ(具体的に図示せず)や、先端部にヘッド(具体的に図示せず)が、更に内側に回転可能かつ軸方向に対して移動可能にはめあわされたスクリュー82が位置している。 更に、スクリュー82の先端側には、押し金(具体的に図示せず)や逆流防止リング(具体的に図示せず)やスクリューヘッド(具体的に図示せず)を配設している。
所で、可塑化シリンダー80を構成しているバレル81の上部には、注入プレート70が位置し、窒素ガス102を可塑化シリンダー80の内部に供給することが可能となっている。 その理由は、注入プレート70には窒素ガス配管75が位置し、窒素ガス発生装置(具体的に図示せず)に接続しているからである。
また、注入プレート70の上部には、可塑化シリンダー80で使用する樹脂材料101を貯留しておく下部ホッパー50が位置している。 この場合、下部ホッパー50は、下部ホッパー本体51とレベルセンサー52から構成され、下部ホッパー本体51は、取付座51aと内部を見ることが出来るようにしたガラス管51bと取付座51cと台座51dと取付座51eより成っている。 そして、取付座51a、51bの間を複数のボルト(具体的に図示せず)で締結することで、下部ホッパー本体51を一体のものとして構成しているのである。 更に、取付座51eを注入プレート70を介して可塑化シリンダー80の上部に載置することで、ボルト(具体的に図示せず)によって下部ホッパー本体51を可塑化シリンダー80に固定しているのである。
尚、下部ホッパー50の上部には、弁40を収納した接続部30を介して上部ホッパー10が位置している。 この場合、本願発明の図1では下部ホッパー50と上部ホッパー10の二つのホッパーを使用している内容のものを示しているが、その理由としては、樹脂材料101を供給する自動化を達成する為に樹脂材料101を真空引きし、更に可塑化シリンダー80内では窒素ガス102を使用するという二つの目的を達成する為なのである。 そして、何故二つのホッパーが必要であるかと言うと、もし一つのホッパーで対応すると、樹脂材料101を真空引きすると同時に可塑化シリンダー80内の窒素ガス102も吸引されるのでそれを防止する為なのである。
さて、上部ホッパー10は、上部ホッパー本体11とフィルター12から構成され、上部ホッパー本体11は取付座11aを一体に形成している。 また、上部ホッパー10には、ブロアー13と材料タンク14が接続し、材料タンク14から吸引した樹脂材料101がブロアー13に吸引されないように、ブロアー13に到る途中にフィルター12が位置している。
そうして、上部ホッパー10下部の取付座11aと下部ホッパー50上部の取付座51aの間には、弁40を収納した接続部30が位置しているのである。
その中で、接続部30は、上板31と下板32が、外筒33を介して接続ボルト34によって一体に構成している。 その際、図3の上板31に見られるように、最外周には等間隔の四つの穴と、図4の下板32に見られるように、最外周には等間隔の八つのネジ穴が示されているが、図3の上板31に見られる最外周の等間隔の四つの穴と、図4の下板32に見られる最外周の等間隔の八つのネジ穴のうちの一つおきの間隔をあけて対応する四つのネジ穴については、接続ボルト34に使用される穴ということになる。 尚、図3の上板31に見られる内側の等間隔の四つのネジ穴は、上部ホッパー10の取付穴であり、図4の下板32に見られる最外周の等間隔の八つのネジ穴のうちの残った四つのネジ穴については、下部ホッパー50の取付穴である。 但し、穴やネジ穴の数に関しては、図に示しているこれ等の数に制限される必要は無く、必要に応じて自由に設定することは可能である。
ここで、上板31は、樹脂材料が通過可能なように中央部に円形の上部開口部31zを形成し、上部開口部31zの下部全周に座31aとしてのR部である突起を形成してドーナツの形状をしている。 また、外筒33の両端は、上板31と下板32に接しているが、その間には密閉を確実なものとする為にパッキン(具体的に図示せず)を位置させることも考えられる。 そして、下板32には、樹脂材料が通過可能なように中心線の両側に二箇所の下部開口部32zを形成している。 従って、下板32には、中心線に沿って下部開口部32zを二分するように支柱の部分が形成され、中央部には弁40の軸受45を配設する穴を形成している。
更に、弁40は、弁部41と、軸42と、ナット43と、バネ44と、軸受45から構成されている。 そして、弁部41と共に止りネジ41aを一体に形成し、更に止りネジ41aに軸42を螺合によって接続し、緩み止めのナット43によって固定することで、止りネジ41aを形成した弁部41と軸42とナット43を一体にものとして構成している。 加えて、弁部41全体を上部に持ち上げる為に、バネ44を配設し、軸42の上下運動を支持する目的で、下板32の中央部に軸受45を位置させている。 その中でも、軸受45の穴の形状は、上が小さく下が大きいテーパー状の円錐台にすることで、樹脂材料101に含まれている微粉末が摺動部に付着して、上下運動するのに際し妨げになることを防止している。 尚、バネ44の端部である上下には、バネ座(具体的に図示せず)を位置させても構わない。
そして、開閉弁としての観点から弁部41と座31aを見た場合、図2に見られるように、弁部41は球面の一部である凸部を形成し、座31aはR部である凸部としての突起を形成している。 従って、この球面とR部である突起によって、線接触を行ない、それによって樹脂材料や窒素ガスが流れるのを防止しているのである。 特に、この場合の線接触を行なっている図形の形状は円であるが、弁部41と座31a共に、線接触を行なっている図形の円に対し、それより大きいまたはそれより小さい相似形状を連続して有していて、容易に線接触を形成する仕組みになっているのである。
ここで、弁部41と座31aの線接触の条件を色々と考えて見ると、各種のパターンを発想することが出来る。 即ち、本願発明の図2に見られるように凸面と凸面によるものの他に、凸面と凹面によるものと、凹面と凸面によるものと、凹面と凹面によるものとが考えられる。
但し、今迄述べた内容に関しては、弁部41と座31aの双方共に、線接触を行なっている図形の円に対し、それより大きいまたはそれより小さい相似形状を連続して有しているものについてである。 それに対し、弁部41と座31aの何れか一方だけが、線接触を行なっている図形の円に対し、それより大きいまたはそれより小さい相似形状を連続して有していて、残りの一方は線接触の形状そのものと同一であることも考えられる。 具体的には、図2では上部開口部31zの下部全周に座31aとしてのR部である突起を形成しているが、座31aの部分がR部である突起を形成せず、上部開口部31zの上部と同じの直角である90度にすると、座31aの円そのものが線接触を行なっている場所ということが出来るのである。
尚、弁部41の材料としては、吸引力で容易に持ち上がることが出来るように、アルミニュウムやチタンそのものやそれらの合金、及び各種のプラスチック等、軽いものが望ましい。
本発明による、樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置は前述したように構成されており、以下にその動作について説明する。
先ず、樹脂機械の可塑化シリンダー80は、樹脂材料101をスクリュー82の断熱圧縮とヒータ(具体的に図示せず)により溶融されて混錬し、金型(具体的に図示せず)に射出し成形して製品としている。
更に詳細に述べるならば、可塑化工程に於いては、加熱を目的として配設されたヒータ(具体的に図示せず)に通電するとともに、スクリュー82がスクリュー駆動装置(具体的に図示せず)の回転運動によって回転駆動されることにより、下部ホッパー50内の樹脂材料101は、バレル81の材料供給口を通り、更にスクリュー82の螺旋溝に沿って前方のノズル(具体的に図示せず)側に移送され、加熱及びせん断作用によって溶融されて混錬し、スクリューヘッド(具体的に図示せず)の前側の溶融樹脂貯留部に順次貯留される。 この間、貯留部の溶融樹脂の圧力によりスクリュー82は後退させられる。 所定量の溶融樹脂が貯留されると、スクリュー82の回転が停止して、可塑化工程が終了する。
次に、射出工程が行なわれる。 即ち、スクリュー駆動装置(具体的に図示せず)の軸方向駆動部によってスクリュー82が前進することにより、貯留された溶融樹脂がノズル(具体的に図示せず)を通り、金型(具体的に図示せず)のキャビティ(具体的に図示せず)内に射出される。 このとき逆流防止リング(具体的に図示せず)は、押し金(具体的に図示せず)の前端部に押し付けられることにより、貯留中の溶融樹脂は下部ホッパー50側に逆流するのを防止している。 従って、バレル81内の逆流防止リング(具体的に図示せず)より前方は高圧になるが、逆流防止リング(具体的に図示せず)より後方はそれほど高圧にならない。 また、逆流防止リング(具体的に図示せず)より後方は、材料供給口に近づくほど未溶融樹脂の割合が増加し、材料供給口の近傍は未溶融樹脂だけになり、未溶融樹脂が容易に分散移動し易い状態になっている。
ところで、所定の保圧と冷却工程に続いて型開が行なわれている間に、次の可塑化工程が開始される。 一方、金型(具体的に図示せず)からは成形品が取り出され、再び型閉じが行なわれて射出成形品が繰り返し成形される。
ここで、この溶融する時、空気が混ざっていると酸化を起こすため、窒素ガス102雰囲気として酸化を防止している。 即ち、この窒素ガス102雰囲気を作るため、下部ホッパー50と可塑化シリンダー80の間に注入プレート70を位置させ、注入プレート70に通した窒素ガス配管75によりスクリュー82の近くで窒素ガス102を噴射しているのである。
さて、材料供給装置に吸引式を用いる場合には、樹脂材料101を吸引すると同時に可塑化シリンダー80内の窒素ガス102まで吸引してしまう。 即ち、窒素ガス102を吸引して、かつバレル81後部のグランド部(具体的に図示せず)より大気を吸引して、結果として窒素ガス102の濃度を薄めていき、最終的には大気雰囲気となってしまうのである。
この場合、吸引式の材料供給装置に於いては配管を二系統持っていて、一方の配管に接続されたブロアー13によって上部ホッパー10内を含む配管内の空気を吸引して負圧を発生させ、もう一方の配管では材料タンク14に接続して、負圧により樹脂材料101を吸い上げ、上部ホッパー10を構成しているフィルター12により樹脂材料101を捕捉して、樹脂材料101を上部ホッパー10内に貯留するのである。 このとき、上部ホッパー10下部に密閉装置としての弁40が付いていないと、下部ホッパー50の窒素ガス102を含む各種のガスや樹脂材料101を吸込むことになるのである。
更に、本装置に於いて、定常状態では弁部41と座31aの線接触を行なっている部分の間は、可塑化シリンダー80が発生する各種のガスが通過し得る開度を、かつ吸引力により密着しうる開度を、バネ44により保っている。
この様な状況の中で、材料供給装置の作動開始は、下部ホッパー50のレベルセンサー52で樹脂材料101がレベル以下であることを検知することで信号を発信し、ブロアー13を回し始めるのである。
そして、ブロアー13が作動し負圧になることで樹脂材料101の吸引が始まると、弁40を構成している弁部41であり球の一部の形状をした凸面の上面の周りに気体の流れが発生し、結果として上部ホッパー10で発生する負圧による吸引力によって弁部41が座31aの側に吸い寄せられ、ドーナツ状であって上板31の中心に円形の形状をした上部開口部31zを形成しその内径下部の位置にR部としての凸面を形成した座31aの部分に密着することで密閉することになるのである。 この結果、可塑化シリンダー80内の窒素ガス102を含む各種のガスは吸引されず、窒素ガス102雰囲気を保つことが出来るのである。
尚、弁部41が座31aに密着するのに際しては、弁部41が球の一部の形状をした凸面であり、座31aが円その内径下部の位置にR部としての凸面であり、特に両者の密着している部分は線接触を行なっていて図形として円を形成していて、弁部41と座31aの両者共に、その線接触することで描いている円より大きいまたは小さい相似形状を連続して有している。 従って、弁部41と座31aの中心が多少ずれても、非常に良好な接触状態を保つことが出来るのである。
この様にして、レベルセンサー52または供給時間をタイマー(具体的に図示せず)によって計測することで、上部ホッパー10内に樹脂材料101が満杯になったことを感知し吸引を止める。 一方、吸引が止ることにより負圧が無くなり樹脂材料101の重さと弁部41の自重によりバネ44を押し下げ、下部ホッパー50に樹脂材料101が排出されるのである。
また、線接触を行なっている座31aと弁部41の間で、線接触を行なっていない時には樹脂材料101が落下する際より小さな隙間を確保するように、弁部41をバネ44によって持ち上げるようにも配慮している。
(第2の実施例)
図5に見られるように、20は上部ホッパーであり、その下部に下部ホッパー60を位置させ、上部ホッパー20と下部ホッパー60との間にはフラップダンパー90を位置させている。 尚、具体的に図示していないが、下部ホッパー60の下部に注入プレート70が位置していて、更にその下部に可塑化シリンダー80が位置していて、構成も動作も第1の実施例とおなじであるので詳細を記載することは省略する。 このことは、上部ホッパー20と下部ホッパー60に関しても、構成に関しては多少の違いは見られるが、動作に関しては殆ど同じであるので、同様に詳細を記載することは省略する。
従って、フラップダンパー90に関係する構成に関して述べると、先ず座21bが上部ホッパー20の下部に形成され、具体的に図示していないが、楕円でR部である凸部としての突起を形成しているものがかんがえられる。
一方、フランプダンパー90に関しては、回転支点95を中心に回動可能な弁部91とバランサー92を一体に形成しているフラップダンパー90を位置させ、上部ホッパー20の座21bとフラップダンパー90の弁部91の線接触に加えて上部ホッパー20内を負圧の状態にすることで密閉を保っているのである。
この場合、具体的に図示していないが、少なくとも線接触を行なっている座21bまたは弁部91の一方が、最終の線接触の状態となる楕円の形状に対し、それより大きいまたそれより小さい相似形状を連続して有したものであることに関しては、第1の実施例と同じことが言える。
本発明による、樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置は前述したように構成されており、以下にその動作について説明する。
この場合も、フラップダンパー90以外は、第1の実施例と同じ内容になるので、フラップダンパー90の動作のみを記載する。
即ち、フラップダンパー90に於いては、弁部91が半開の状態になっている状況で、ブロアー13により上部ホッパー20が負圧になると、弁部91を引き付け上部ホッパー20の下部を形成している座21bを閉鎖するのである。
この発明は、樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置に関するものであり、特に可塑化シリンダーに窒素ガスを供給することによって射出成形機や中空成形機や押出成形機等を含む樹脂成形機で溶融樹脂の酸化防止を図るのに際し、樹脂材料の貯溜されている側に不用意に窒素ガスが逆流するのを防止する技術について述べたものである。
本願発明の全体を示した図 本願発明の接続部と弁の詳細を示した図 本願発明の接続部を構成している上板の平面図 本願発明の接続部を構成している下板の平面図 本願発明の別の発明の全体を示した図
符号の説明
10・・・・・・上部ホッパー
11・・・・・・上部ホッパー本体
11a・・・・・取付座
12・・・・・・フィルター
13・・・・・・ブロアー
14・・・・・・材料タンク
20・・・・・・上部ホッパー
21・・・・・・上部ホッパー本体
21a・・・・・取付座
21b・・・・・座
30・・・・・・接続部
31・・・・・・上板
31a・・・・・座
31z・・・・・上部開口部
32・・・・・・下板
32z・・・・・下部開口部
33・・・・・・外筒
34・・・・・・接続ボルト
40・・・・・・弁
41・・・・・・弁部
41a・・・・・止りネジ
42・・・・・・軸
43・・・・・・ナット
44・・・・・・バネ
45・・・・・・軸受
50・・・・・・下部ホッパー
51・・・・・・下部ホッパー本体
51a・・・・・取付座
51b・・・・・ガラス管
51c・・・・・取付座
51d・・・・・台座
51e・・・・・取付座
52・・・・・・レベルセンサー
60・・・・・・下部ホッパー
61・・・・・・下部ホッパー本体
61a・・・・・ガラス管
61b・・・・・台座
61c・・・・・取付座
70・・・・・・注入プレート
75・・・・・・窒素ガス配管
80・・・・・・可塑化シリンダー
81・・・・・・バレル
82・・・・・・スクリュー
90・・・・・・フラップダンパー
91・・・・・・弁部
92・・・・・・バランサー
95・・・・・・回転支点
101・・・・・樹脂材料
102・・・・・窒素ガス

Claims (10)

  1. 樹脂成形機の一部を構成している材料供給装置に関するものであり、負圧の状態にすることで樹脂材料(101)を吸引して貯留し、その下部に位置している可塑化シリンダー(80)に窒素ガス(102)を注入することを可能にし、前記樹脂材料(101)と前記窒素ガス(102)の両者が流れる場所で考えた場合、前記樹脂材料(101)の流れの場合には、線接触を行なうことで前記樹脂材料(101)を吸引して貯留することを可能とし、前記樹脂材料(101)が一定量貯留すると前記可塑化シリンダー(80)の側に開放し落下させ、前記窒素ガス(102)の流れの場合には、線接触を行なうことで前記可塑化シリンダー(80)内の前記窒素ガス(102)が前記樹脂材料(101)の貯留された側に流れるのを確実に防止し、少なくとも線接触を行なっている二つのうちの一方が、最終の線接触の状態となる形状に対し、それより大きいまたそれより小さい相似形状を連続して有したものであることを特徴とする樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法。
  2. 線接触を行なうことが確実に成されるように、少なくとも線接触を行なっている二つのうちの一方の形状を球面の一部としたことを特徴とする請求項1に記載の樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法。
  3. 線接触を行なっていない時には線接触を行なう場所が前記樹脂材料(101)が落下する際より小さな隙間を確保出来るように、線接触を行なうはずの双方の間をバネの力によって調整可能にすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法。
  4. 樹脂成形機の一部を構成している材料供給装置に関するものであり、上部ホッパー(10)に接続しているブロアー(13)を作動させることによって前記上部ホッパー(10)内を負圧にし、それによって前記上部ホッパー(10)に接続している材料タンク(14)から樹脂材料(101)を前記上部ホッパー(10)内に吸引して貯留し、前記上部ホッパー(10)の下部に位置している可塑化シリンダー(80)に窒素ガス(102)を注入することが可能なように注入プレート(70)を位置させ、前記上部ホッパー(10)の下部には中心に位置している上部開口部(31z)の下部に座(31a)を形成した上板(31)を位置させ、前記上板(31)の下部には前記上板(31)の前記座(31a)と線接触を行ない時には上下運動をすることが可能な弁部(41)を位置させ、この線接触に加えて前記上部ホッパー(10)内を負圧の状態にすることで、前記上部ホッパー(10)内に前記樹脂材料(101)が一定量貯留することが可能となり、更に前記可塑化シリンダー(80)内の前記窒素ガス(102)が前記上部ホッパー(10)の内部の側に流れるのを確実に防止していることを特徴とする樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する装置。
  5. 少なくとも線接触を行なっている前記座(31a)または前記弁部(41)の一方が、最終の線接触の状態となる形状に対し、それより大きいまたそれより小さい相似形状を連続して有したものであることを特徴とする請求項4に記載の樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する装置。
  6. 線接触を行なっている前記座(31a)と前記弁部(41)の間で、線接触を行なっていない時には前記樹脂材料(101)が落下する際より小さな隙間を確保するように、前記弁部(41)をバネ(44)によって持ち上げるようにしたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する装置。
  7. 前記弁部(41)は止りネジ(41a)を一体に形成し、前記止りネジ(41a)と軸(42)を接続することで前記弁部(41)と前記軸(42)を一体に構成し、前記軸(42)の上下運動を支持する目的で軸受(45)を位置させる中で、前記軸受(45)の穴の形状は、上が小さく下が大きいテーパー状であることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する装置。
  8. 前記上板(31)と下板(32)は、外筒(33)を介して一体に構成する中で、前記軸受(45)は前記下板(32)の中心部に位置させたものであることを特徴とする請求項7に記載の樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する装置。
  9. 樹脂成形機の一部を構成している材料供給装置に関するものであり、上部ホッパー(20)に接続しているブロアー(13)を作動させることによって前記上部ホッパー(20)内を負圧にし、それによって前記上部ホッパー(20)に接続している材料タンク(14)から樹脂材料(101)を前記上部ホッパー(20)内に吸引して貯留し、前記上部ホッパー(20)の下部に位置している可塑化シリンダー(80)に窒素ガス(102)を注入することが可能なように注入プレート(70)を位置させ、前記上部ホッパー(20)の下部は座(21b)を形成させ、前記上部ホッパー(20)の下部に前記上部ホッパー(20)の下部に形成された前記座(21b)と線接触を行なって回転支点(95)を中心に回動可能な弁部(91)とバランサー(92)を一体に形成しているフラップダンパー(90)を位置させ、この線接触に加えて前記上部ホッパー(20)内を負圧の状態にすることで、前記上部ホッパー(20)内に前記樹脂材料(101)が一定量貯留することが可能となり、更に前記可塑化シリンダー(80)内の前記窒素ガス(102)が前記上部ホッパー(20)の内部の側に流れるのを確実に防止していることを特徴とする樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する装置。
  10. 少なくとも線接触を行なっている前記座(21b)または前記弁部(91)の一方が、最終の線接触の状態となる形状に対し、それより大きいまたそれより小さい相似形状を連続して有したものであることを特徴とする請求項9に記載の樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する装置。
JP2007211961A 2007-07-20 2007-07-20 樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置 Pending JP2009023327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007211961A JP2009023327A (ja) 2007-07-20 2007-07-20 樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007211961A JP2009023327A (ja) 2007-07-20 2007-07-20 樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009023327A true JP2009023327A (ja) 2009-02-05

Family

ID=40395614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007211961A Pending JP2009023327A (ja) 2007-07-20 2007-07-20 樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009023327A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111873319A (zh) * 2020-07-31 2020-11-03 杭州鼎樊科技有限公司 一种用于注塑成型的自动加料装置
CN114274459A (zh) * 2021-12-17 2022-04-05 国网山东省电力公司桓台县供电公司 一种输配电零件注塑机上下料装置
WO2023005048A1 (zh) * 2021-07-29 2023-02-02 惠州麦丰密封科技有限公司 一种用于生产橡胶配件的上料机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111873319A (zh) * 2020-07-31 2020-11-03 杭州鼎樊科技有限公司 一种用于注塑成型的自动加料装置
WO2023005048A1 (zh) * 2021-07-29 2023-02-02 惠州麦丰密封科技有限公司 一种用于生产橡胶配件的上料机
CN114274459A (zh) * 2021-12-17 2022-04-05 国网山东省电力公司桓台县供电公司 一种输配电零件注塑机上下料装置
CN114274459B (zh) * 2021-12-17 2024-04-16 国网山东省电力公司桓台县供电公司 一种输配电零件注塑机上下料装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11241816B2 (en) Process and device for producing molded foam
RU2685205C1 (ru) Способ и устройство для нанесения покрытия
US8939386B2 (en) Diffusion device with replaceable cartridge
CN103648910A (zh) 制造用液态填料填充的容器的方法以及装置
WO2010010682A1 (ja) 樹脂成形装置、樹脂成形方法および樹脂容器
KR20160119819A (ko) 도포 장치
JP2009023327A (ja) 樹脂成形機の材料供給装置で窒素ガスが流れるのを防止する方法および装置
JP5461958B2 (ja) 気流通路形成構造およびホッパユニット
KR101121251B1 (ko) 고온가스 주입식 유동수지 공급 장치
CN115159433B (zh) 一种超疏水改性纳米材料智能化生产系统及制备方法
KR20090121879A (ko) 원료 공급 장치 및 이를 구비하는 박막 증착 장치
WO2016194252A1 (ja) タンク冷却装置
JP2010042685A (ja) 樹脂容器
JP6888293B2 (ja) 充填ノズル
KR102235928B1 (ko) 한약 포장기
JPH11165791A (ja) 粉粒体貯留槽
KR101762673B1 (ko) 그리스 카트리지용 그리스 주입장치
JP2021054503A (ja) 液注入装置及び液注入方法
KR20090001470U (ko) 진공가압식 생수주입노즐
JP2007015745A (ja) 樹脂性チューブのシール部加熱装置
JP6795729B1 (ja) 供給チューブ
KR101582328B1 (ko) 진공을 이용한 용융 재료 정량 공급장치
CN103662865A (zh) 连续加料系统
CN201098569Y (zh) 一种浓密机
WO2022110648A1 (zh) 一种雾化器注油系统及注油方法