JPH11165791A - 粉粒体貯留槽 - Google Patents
粉粒体貯留槽Info
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- JPH11165791A JPH11165791A JP9348625A JP34862597A JPH11165791A JP H11165791 A JPH11165791 A JP H11165791A JP 9348625 A JP9348625 A JP 9348625A JP 34862597 A JP34862597 A JP 34862597A JP H11165791 A JPH11165791 A JP H11165791A
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Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 粉粒体貯留槽1の下部において粉粒体のブリ
ッジ現象を完全に防止する。 【解決手段】 気体噴出立体ノズル16の入口に気体を
供給して、気体噴出口23及び気体噴出口25より気体
を噴出させて気体噴出立体ノズル16を水平回転させる
と共に気体噴出立体ノズル16を上下動させて、気体を
テーパー下部1b内の粉粒体に吹き付けることによっ
て、ブリッジ現象を防止することが出来る。
ッジ現象を完全に防止する。 【解決手段】 気体噴出立体ノズル16の入口に気体を
供給して、気体噴出口23及び気体噴出口25より気体
を噴出させて気体噴出立体ノズル16を水平回転させる
と共に気体噴出立体ノズル16を上下動させて、気体を
テーパー下部1b内の粉粒体に吹き付けることによっ
て、ブリッジ現象を防止することが出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合成樹脂原料等の粉
粒体を貯留する粉粒体貯留槽に関する。
粒体を貯留する粉粒体貯留槽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の粉粒体貯留槽として以下
の如きものは知られている。即ち、下部に排出口を有す
る粉粒体貯留槽において、排出口を有する下方すぼまり
のテーパー下部の外面に振動発生器が取り付けられたも
のは知られている。振動発生器は、テーパー下部に振動
を与えて、テーパー下部(粉粒体貯留槽の下部)におけ
る粉粒体のブリッジ現象(粉粒体が排出口に向かって流
下しなくなる現象)を防止する作用を有するものであ
る。
の如きものは知られている。即ち、下部に排出口を有す
る粉粒体貯留槽において、排出口を有する下方すぼまり
のテーパー下部の外面に振動発生器が取り付けられたも
のは知られている。振動発生器は、テーパー下部に振動
を与えて、テーパー下部(粉粒体貯留槽の下部)におけ
る粉粒体のブリッジ現象(粉粒体が排出口に向かって流
下しなくなる現象)を防止する作用を有するものであ
る。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の粉粒体貯留槽には以下の
如き欠点があった。即ち、振動発生器はテーパー下部に
振動を与えるものであったため、テーパー下部内面に近
接する粉粒体に振動を与えることは出来ても、テーパー
下部内面から離れた、排出口の真上及びその近傍のブリ
ッジ現象を起こしやすい粉粒体に振動を効果的に与える
ことが出来ず、その結果、粉粒体の種類によっては所期
の目的通りにブリッジ現象を防止することが出来ないこ
とがあるという欠点があった。
如き欠点があった。即ち、振動発生器はテーパー下部に
振動を与えるものであったため、テーパー下部内面に近
接する粉粒体に振動を与えることは出来ても、テーパー
下部内面から離れた、排出口の真上及びその近傍のブリ
ッジ現象を起こしやすい粉粒体に振動を効果的に与える
ことが出来ず、その結果、粉粒体の種類によっては所期
の目的通りにブリッジ現象を防止することが出来ないこ
とがあるという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、下部に排出口を有する粉粒体貯留槽において、
排出口の近傍に位置するようにして複数の気体噴出口を
有する気体噴出立体ノズルが上下動自在に設けられてい
るものである。
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、下部に排出口を有する粉粒体貯留槽において、
排出口の近傍に位置するようにして複数の気体噴出口を
有する気体噴出立体ノズルが上下動自在に設けられてい
るものである。
【0005】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。排出口の真上及びその近傍のブリッジ現象
を起こしやすい粉粒体に気体噴出立体ノズルから噴出す
る上下に位置が変わる気体を吹き付けることが出来るの
で、粉粒体貯留槽の下部における粉粒体のブリッジ現象
を完全に防止することが出来る。
ものである。排出口の真上及びその近傍のブリッジ現象
を起こしやすい粉粒体に気体噴出立体ノズルから噴出す
る上下に位置が変わる気体を吹き付けることが出来るの
で、粉粒体貯留槽の下部における粉粒体のブリッジ現象
を完全に防止することが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。粉粒体貯留槽1は、上部の筒状
本体1aと、筒状本体1aの下縁に連設されると共に、
下部に平面形状円形の排出口2を有する下方すぼまりの
テーパー下部1bとを有している。前記筒状本体1aの
上部には、入口3を有する蓋4が公知の手段によって着
脱自在に設けられている。前記排出口2及び入口3に
は、公知のごとく、導管・ガイド筒等が接続される。
を参照しつつ説明する。粉粒体貯留槽1は、上部の筒状
本体1aと、筒状本体1aの下縁に連設されると共に、
下部に平面形状円形の排出口2を有する下方すぼまりの
テーパー下部1bとを有している。前記筒状本体1aの
上部には、入口3を有する蓋4が公知の手段によって着
脱自在に設けられている。前記排出口2及び入口3に
は、公知のごとく、導管・ガイド筒等が接続される。
【0007】前記蓋4の上面に一対の支持具31が設け
られ、これら支持具31に気体導管32が水平状に渡さ
れ、この気体導管32の一端は閉塞板によって閉塞さ
れ、他端に間歇的に又は連続的に空気・窒素ガス等の気
体を送風する送風機(図示略)の吐出口が接続されてい
る。前記気体導管32の長さ方向中間に中心線を上下方
向に向けた固定支持筒33が設けられ、この固定支持筒
33の中心線は、排出口2の中心を通る垂直線と一致す
るようになされている。また、固定支持筒33の下部は
蓋4に形成された孔を通じて粉粒体貯留槽1内に突出し
ている。図2に示すごとく、気体導管32と固定支持筒
33の内部とは貫通孔34によって連通させられてい
る。
られ、これら支持具31に気体導管32が水平状に渡さ
れ、この気体導管32の一端は閉塞板によって閉塞さ
れ、他端に間歇的に又は連続的に空気・窒素ガス等の気
体を送風する送風機(図示略)の吐出口が接続されてい
る。前記気体導管32の長さ方向中間に中心線を上下方
向に向けた固定支持筒33が設けられ、この固定支持筒
33の中心線は、排出口2の中心を通る垂直線と一致す
るようになされている。また、固定支持筒33の下部は
蓋4に形成された孔を通じて粉粒体貯留槽1内に突出し
ている。図2に示すごとく、気体導管32と固定支持筒
33の内部とは貫通孔34によって連通させられてい
る。
【0008】前記固定支持筒33には摺動軸36が所定
の高さ範囲で上下動自在に嵌められ、この摺動軸36の
下端に軸心を上下方向に向けた気体導管9が取り付けら
れている。前記摺動軸36には、摺動軸36の上下位置
に拘らず常時貫通孔34に臨む上下方向に幅のある環状
溝37が形成され、この環状溝37の底部に両端開口が
位置するようにして、摺動軸36にそれを左右方向に貫
通する通路38が形成されている。そして、通路38と
気体導管9とは、摺動軸36に上下方向に形成された通
路39によって連通させられている。
の高さ範囲で上下動自在に嵌められ、この摺動軸36の
下端に軸心を上下方向に向けた気体導管9が取り付けら
れている。前記摺動軸36には、摺動軸36の上下位置
に拘らず常時貫通孔34に臨む上下方向に幅のある環状
溝37が形成され、この環状溝37の底部に両端開口が
位置するようにして、摺動軸36にそれを左右方向に貫
通する通路38が形成されている。そして、通路38と
気体導管9とは、摺動軸36に上下方向に形成された通
路39によって連通させられている。
【0009】図1に示すごとく、前記摺動軸36は流体
圧シリンダ41によって作動させられるようになされ、
この流体圧シリンダ41の固定本体は固定支持筒33に
設けられた支持片42に固定されている。流体圧シリン
ダ41の2つのポート44各々は、3つの出口ポート4
6を有するロータリーバルブ45の各出口ポート46に
導管47を介して接続され、他方、ロータリーバルブ4
5の残りの出口ポート46は外気に開放しており、ロー
タリーバルブ45の1つの入口ポート48に圧縮空気源
(図示略)が接続されている。そして、ロータリーバル
ブ45の回転羽根49がモーター(図示略)によって回
転させられることによって、圧縮空気源(図示略)と流
体圧シリンダ41の下側室が繋がると共に流体圧シリン
ダ41の上側室と大気とが繋がる状態と、その逆の状態
とが交互に繰り返される。その結果、摺動軸36、気体
導管9及び後述の気体噴出立体ノズル16が一体で上下
動する。摺動軸36の上下動は、例えば、1分間に1〜
20回程度の往復動(1往復を1回と数える。)で、そ
の上下動長さは10〜100mm程度であるが、それに
限定されない。また、摺動軸36の上下動には、高速の
上下動、いわゆる振動も含む。前記固定支持筒33の下
端部に垂下ガイド板51が設けられ、この垂下ガイド板
51に摺接して摺動軸36が回転しないようにする回り
止め52が気体導管9の上端部に設けられている。
圧シリンダ41によって作動させられるようになされ、
この流体圧シリンダ41の固定本体は固定支持筒33に
設けられた支持片42に固定されている。流体圧シリン
ダ41の2つのポート44各々は、3つの出口ポート4
6を有するロータリーバルブ45の各出口ポート46に
導管47を介して接続され、他方、ロータリーバルブ4
5の残りの出口ポート46は外気に開放しており、ロー
タリーバルブ45の1つの入口ポート48に圧縮空気源
(図示略)が接続されている。そして、ロータリーバル
ブ45の回転羽根49がモーター(図示略)によって回
転させられることによって、圧縮空気源(図示略)と流
体圧シリンダ41の下側室が繋がると共に流体圧シリン
ダ41の上側室と大気とが繋がる状態と、その逆の状態
とが交互に繰り返される。その結果、摺動軸36、気体
導管9及び後述の気体噴出立体ノズル16が一体で上下
動する。摺動軸36の上下動は、例えば、1分間に1〜
20回程度の往復動(1往復を1回と数える。)で、そ
の上下動長さは10〜100mm程度であるが、それに
限定されない。また、摺動軸36の上下動には、高速の
上下動、いわゆる振動も含む。前記固定支持筒33の下
端部に垂下ガイド板51が設けられ、この垂下ガイド板
51に摺接して摺動軸36が回転しないようにする回り
止め52が気体導管9の上端部に設けられている。
【0010】前記気体導管9の下端に気体噴出器11が
接続されている。図3及び図4に示すごとく、気体噴出
器11は、ケーシング13と、このケーシング13内に
水平回転自在に設けられたローター14と、このロータ
ー14に連設された中空軸15と、中空軸15の下端に
設けられた全体として球状の気体噴出立体ノズル16と
を有している。
接続されている。図3及び図4に示すごとく、気体噴出
器11は、ケーシング13と、このケーシング13内に
水平回転自在に設けられたローター14と、このロータ
ー14に連設された中空軸15と、中空軸15の下端に
設けられた全体として球状の気体噴出立体ノズル16と
を有している。
【0011】前記ローター14は、上下に貫通する中央
通路19と、上下に貫通する一対の傾斜通路20とを有
している。前記傾斜通路20は図4において示すごとく
上側開口が下側開口に対して反時計方向にずれている。
このような構成によって、傾斜通路20を気体が上から
下に通過することによりローター14は図4において反
時計方向に回転するようになされている。なお、ロータ
ー14を羽根車に代えてもよい。
通路19と、上下に貫通する一対の傾斜通路20とを有
している。前記傾斜通路20は図4において示すごとく
上側開口が下側開口に対して反時計方向にずれている。
このような構成によって、傾斜通路20を気体が上から
下に通過することによりローター14は図4において反
時計方向に回転するようになされている。なお、ロータ
ー14を羽根車に代えてもよい。
【0012】前記気体噴出立体ノズル16は、複数の気
体噴出口23を有する、直径が排出口2の直径の1/2
〜1/3程度のほぼ球形の本体22と、この本体22の
高さ方向中間部にそれを巡って90度おきに突設された
突起状ノズル24とを有している。前記突起状ノズル2
4の気体噴出口25はそこから噴出される気体の反力に
よって平面から見て反時計方向の回転力が気体噴出立体
ノズル16に作用するように同一方向に傾斜させられて
いる。
体噴出口23を有する、直径が排出口2の直径の1/2
〜1/3程度のほぼ球形の本体22と、この本体22の
高さ方向中間部にそれを巡って90度おきに突設された
突起状ノズル24とを有している。前記突起状ノズル2
4の気体噴出口25はそこから噴出される気体の反力に
よって平面から見て反時計方向の回転力が気体噴出立体
ノズル16に作用するように同一方向に傾斜させられて
いる。
【0013】前記上下動する気体噴出立体ノズル16の
下端は、気体噴出立体ノズル16が最上位置にある場合
でも、気体噴出立体ノズル16が最下位置にある場合で
も、排出口2から排出口2の半径分だけ下の位置より上
方で、排出口2から排出口2の直径の2.5倍の高さだ
け上の位置より下方に位置するようになされている。こ
のような構成によって、気体噴出立体ノズル16は、排
出口2の近傍に位置するようになされている。これは、
気体噴出立体ノズル16がない場合においても、ブリッ
ジ現象が一般的には絶対又はほとんど起こらない空間に
気体噴出立体ノズル16を位置させることを意味する。
下端は、気体噴出立体ノズル16が最上位置にある場合
でも、気体噴出立体ノズル16が最下位置にある場合で
も、排出口2から排出口2の半径分だけ下の位置より上
方で、排出口2から排出口2の直径の2.5倍の高さだ
け上の位置より下方に位置するようになされている。こ
のような構成によって、気体噴出立体ノズル16は、排
出口2の近傍に位置するようになされている。これは、
気体噴出立体ノズル16がない場合においても、ブリッ
ジ現象が一般的には絶対又はほとんど起こらない空間に
気体噴出立体ノズル16を位置させることを意味する。
【0014】
【発明の実施の形態の作用】次に発明の実施の形態の作
用を説明する。気体噴出立体ノズル16の入口に気体を
供給して、気体噴出口23及び気体噴出口25より気体
を噴出させて気体噴出立体ノズル16を水平回転させる
と共に気体噴出立体ノズル16を上下動させて、気体を
テーパー下部1b内の粉粒体に吹き付けることによっ
て、ブリッジ現象を防止することが出来る。なお、静電
気が発生しやすく、その静電気によってブリッジ現象が
起こりやすくなる粉粒体に対しては、気体噴出立体ノズ
ル16の入口に供給される気体を、静電気除去作用を有
する気体とする。静電気除去作用を有する気体として
は、一般的には、イオン化装置によってイオン化された
気体、僅かの蒸気が混入されて湿度が高められた気体、
気体状又は液体状等の静電気防止剤が混入された気体等
が使用される。如何なる静電気除去作用を有する気体を
使用するのが一番効果的かは、粉粒体貯留槽1に貯留さ
れる粉粒体に対して実験を行なって決定する。
用を説明する。気体噴出立体ノズル16の入口に気体を
供給して、気体噴出口23及び気体噴出口25より気体
を噴出させて気体噴出立体ノズル16を水平回転させる
と共に気体噴出立体ノズル16を上下動させて、気体を
テーパー下部1b内の粉粒体に吹き付けることによっ
て、ブリッジ現象を防止することが出来る。なお、静電
気が発生しやすく、その静電気によってブリッジ現象が
起こりやすくなる粉粒体に対しては、気体噴出立体ノズ
ル16の入口に供給される気体を、静電気除去作用を有
する気体とする。静電気除去作用を有する気体として
は、一般的には、イオン化装置によってイオン化された
気体、僅かの蒸気が混入されて湿度が高められた気体、
気体状又は液体状等の静電気防止剤が混入された気体等
が使用される。如何なる静電気除去作用を有する気体を
使用するのが一番効果的かは、粉粒体貯留槽1に貯留さ
れる粉粒体に対して実験を行なって決定する。
【0015】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)粉粒体には、粉体・粒体・微小薄片・短繊維片等
が含まれる。 (2)気体噴出立体ノズル16は、気体噴出口23を有
する上方、側方及び下方に向かった壁面を有する中空状
の立体であれば、その形状は任意である。 (3)気体噴出立体ノズル16は、排出口を閉塞しない
大きさであれば、その大きさは任意である。 (4)気体噴出立体ノズル16をモーターによって回転
させてもよい。例えば、ケーシング13内に小型のモー
ターを内蔵し、このモーターによってローター14(中
空軸15)を回転させるようにしてもよい。 (5)気体噴出立体ノズル16に供給される気体の圧力
は、ブリッジ現象を防止するために、粉粒体毎に最適な
値を実験によって得、その値に設定される。また、気体
噴出立体ノズル16の入口に間歇的に気体を供給する際
の周期は、テーパー下部1bにおける粉粒体の流下を促
進する周期を実験で求め、その周期とする。 (6)ローター14又は突起状ノズル24は、少なくと
も一方があればよい。 (7)排出口2の平面形状は円形に限定されない。この
場合、気体噴出立体ノズル16の下端は、排出口2から
排出口2の内接円の半径分だけ下の位置より上方で、排
出口2から排出口2の内接円の直径の2.5倍の高さだ
け上の位置より下方の間で上下動するようになされてい
る。 (8)気体噴出立体ノズル16の中心は、排出口2の中
心を含む垂直線からやや外れた位置にあってもよい。 (9)気体噴出立体ノズル16から噴出される気体は、
空気・窒素ガス等任意であり、また、気体の温度も任意
である。 (10)摺動軸36、気体導管9及び気体噴出立体ノズ
ル16を上下動させる作動装置は任意である。
が含まれる。 (2)気体噴出立体ノズル16は、気体噴出口23を有
する上方、側方及び下方に向かった壁面を有する中空状
の立体であれば、その形状は任意である。 (3)気体噴出立体ノズル16は、排出口を閉塞しない
大きさであれば、その大きさは任意である。 (4)気体噴出立体ノズル16をモーターによって回転
させてもよい。例えば、ケーシング13内に小型のモー
ターを内蔵し、このモーターによってローター14(中
空軸15)を回転させるようにしてもよい。 (5)気体噴出立体ノズル16に供給される気体の圧力
は、ブリッジ現象を防止するために、粉粒体毎に最適な
値を実験によって得、その値に設定される。また、気体
噴出立体ノズル16の入口に間歇的に気体を供給する際
の周期は、テーパー下部1bにおける粉粒体の流下を促
進する周期を実験で求め、その周期とする。 (6)ローター14又は突起状ノズル24は、少なくと
も一方があればよい。 (7)排出口2の平面形状は円形に限定されない。この
場合、気体噴出立体ノズル16の下端は、排出口2から
排出口2の内接円の半径分だけ下の位置より上方で、排
出口2から排出口2の内接円の直径の2.5倍の高さだ
け上の位置より下方の間で上下動するようになされてい
る。 (8)気体噴出立体ノズル16の中心は、排出口2の中
心を含む垂直線からやや外れた位置にあってもよい。 (9)気体噴出立体ノズル16から噴出される気体は、
空気・窒素ガス等任意であり、また、気体の温度も任意
である。 (10)摺動軸36、気体導管9及び気体噴出立体ノズ
ル16を上下動させる作動装置は任意である。
【0016】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1及び2の発明によれば、排出口の真上及びそ
の近傍のブリッジ現象を起こしやすい粉粒体に気体噴出
立体ノズルから噴出する上下に位置が変わる気体を吹き
付けることが出来るので、粉粒体貯留槽の下部における
粉粒体のブリッジ現象を完全に防止することが出来る。 請求項3の発明によれば、気体噴出立体ノズルの入口
に間歇的に気体が供給されるようになされているので、
即ち、気体の噴出周期を、粉粒体貯留槽下部における粉
粒体の流下を促進する周期とすることによって、より効
果的に粉粒体のブリッジ現象を防止することが出来る。 請求項4の発明によれば、気体噴出立体ノズルが水平
回転するので、より効果的に粉粒体貯留槽の下部におけ
る粉粒体のブリッジ現象を防止することが出来る。 請求項5の発明によれば、気体噴出立体ノズルが、気
体噴出口から噴出する気体の反力又は気体噴出立体ノズ
ルの入口に供給される気体の流れの少なくとも一方によ
って回転させられるようになされているので、即ち、気
体噴出立体ノズルを回転させるための駆動源を特別に必
要としないので、コンパクト化及びコストの低減を図る
ことが出来る。 請求項6の発明によれば、静電気が発生しやすく、そ
の静電気によってブリッジ現象が起こりやすくなる粉粒
体に対して、静電気を除去して、より確実にブリッジ現
象を防止することが出来る。
の如き効果を奏するものである。 請求項1及び2の発明によれば、排出口の真上及びそ
の近傍のブリッジ現象を起こしやすい粉粒体に気体噴出
立体ノズルから噴出する上下に位置が変わる気体を吹き
付けることが出来るので、粉粒体貯留槽の下部における
粉粒体のブリッジ現象を完全に防止することが出来る。 請求項3の発明によれば、気体噴出立体ノズルの入口
に間歇的に気体が供給されるようになされているので、
即ち、気体の噴出周期を、粉粒体貯留槽下部における粉
粒体の流下を促進する周期とすることによって、より効
果的に粉粒体のブリッジ現象を防止することが出来る。 請求項4の発明によれば、気体噴出立体ノズルが水平
回転するので、より効果的に粉粒体貯留槽の下部におけ
る粉粒体のブリッジ現象を防止することが出来る。 請求項5の発明によれば、気体噴出立体ノズルが、気
体噴出口から噴出する気体の反力又は気体噴出立体ノズ
ルの入口に供給される気体の流れの少なくとも一方によ
って回転させられるようになされているので、即ち、気
体噴出立体ノズルを回転させるための駆動源を特別に必
要としないので、コンパクト化及びコストの低減を図る
ことが出来る。 請求項6の発明によれば、静電気が発生しやすく、そ
の静電気によってブリッジ現象が起こりやすくなる粉粒
体に対して、静電気を除去して、より確実にブリッジ現
象を防止することが出来る。
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】図1のA部分の拡大断面図である。
【図3】図1のB部分の拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV線拡大断面図である。
1 粉粒体貯留槽 2 排出口 16 気体噴出立体ノズル 23 気体噴出口 25 気体噴出口
Claims (6)
- 【請求項1】 下部に排出口を有する粉粒体貯留槽にお
いて、排出口の近傍に位置するようにして複数の気体噴
出口を有する気体噴出立体ノズルが上下動自在に設けら
れている粉粒体貯留槽。 - 【請求項2】 前記排出口の平面形状が円形であり、前
記気体噴出立体ノズルの下端が、排出口から排出口の半
径分だけ下の位置より上方で、排出口から排出口の直径
の2.5倍の高さだけ上の位置より下方の間で上下動す
るようになされている請求項1記載の粉粒体貯留槽。 - 【請求項3】 前記気体噴出立体ノズルの入口に間歇的
に気体が供給されるようになされている請求項1又は2
記載の粉粒体貯留槽。 - 【請求項4】 前記気体噴出立体ノズルが水平回転自在
となされている請求項1〜3のいずれかに記載の粉粒体
貯留槽。 - 【請求項5】 前記気体噴出立体ノズルが、気体噴出口
から噴出する気体の反力又は気体噴出立体ノズルの入口
に供給される気体の流れの少なくとも一方によって回転
させられるようになされている請求項4記載の粉粒体貯
留槽。 - 【請求項6】 前記気体噴出立体ノズルの入口に静電気
除去作用を有する気体が供給されるようになされている
請求項1〜5のいずれかに記載の粉粒体貯留槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9348625A JPH11165791A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 粉粒体貯留槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9348625A JPH11165791A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 粉粒体貯留槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11165791A true JPH11165791A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18398260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9348625A Pending JPH11165791A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 粉粒体貯留槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11165791A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-12-02 JP JP9348625A patent/JPH11165791A/ja active Pending
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