JP2009022650A - ベッド用荷重検出器 - Google Patents

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Kazuo Hirose
和男 廣瀬
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Abstract

【課題】ベッドの脚部のキャスタを荷重受け面の正規の荷重検出位置に容易に載置することができるベッド用荷重検出器を提供する。
【解決手段】荷重検出器1は、ベッド40の脚部42に設けられたキャスタ43が載置される荷重受け面16を有し、ベッド設置面45上に載置された状態で、荷重受け面16上にキャスタ43が載置されてベッド40の荷重を検出するものである。さらに、荷重検出器1は、キャスタをベッド設置面から荷重受け面に案内する上り勾配のスロープ部11と、該スロープ部11の左右両側縁部にスロープ部11の長さ方向に延びて立設された左右一対の第1側壁部14,14と、を備えている。スロープ部11の前端11bが両第1側壁部14,14の前端14b,14bよりも後側に位置している。
【選択図】図2

Description

本発明は、医療施設、介護施設、宿泊施設、一般家庭等で使用され、ベッドに掛かる荷重を検出するベッド用荷重検出器、該荷重検出器を備えたベッドの在床状況検出装置、及びベッドの設置方法に関する。
ベッドの荷重を検出する検出器として、例えば、ベッドの脚部に設けられたキャスタが載置される荷重受け面を有し、ベッド設置面上に載置された状態でキャスタが荷重受け面上に載置されて荷重を検出するように構成された検出器が知られている(特許文献1−7参照)。
この荷重検出器は、ベッドの脚部のキャスタを荷重受け面上に載置し易くするために、キャスタをベッド設置面から荷重受け面に案内する上り勾配のスロープ部を備えている。
特開2006−302266号公報 特開2006−252540号公報 特開2000−105884号公報 意匠登録第1264528号公報 意匠登録第1272870号公報 意匠登録第1272871号公報 意匠登録第1272872号公報
而して、上記従来の荷重検出器を用いてベッドの荷重を検出する場合には、ベッドの脚部のキャスタを荷重検出器のスロープ部の前側近傍まで移動させたのち、キャスタをスロープ部上を走行させて荷重受け面に載置しなければならない。このとき、ベッドの重量が重いためベッドの操縦性が悪く、そのため、キャスタが荷重検出器の荷重受け面の正規の荷重検出位置からずれた位置に載置されることがあり、キャスタを荷重受け面の正規の荷重検出位置に載置するのが困難であった。
本発明は、上述した技術背景に鑑みてなされたもので、その目的は、ベッドの脚部のキャスタを荷重受け面の正規の荷重検出位置に容易に載置することができるベッド用荷重検出器、該荷重検出器を備えたベッドの在床状況検出装置、及びベッドの設置方法を提供することにある。
本発明は以下の手段を提供する。
[1] ベッドの脚部に設けられたキャスタが載置される荷重受け面を有し、
ベッド設置面上に載置された状態で、荷重受け面上にキャスタが載置されてベッドの荷重を検出するベッド用荷重検出器であって、
キャスタをベッド設置面から荷重受け面に案内する上り勾配のスロープ部と、
スロープ部の左右両側縁部にスロープ部の長さ方向に延びて立設された左右一対の第1側壁部と、を備えており、
スロープ部の前端が両第1側壁部の前端よりも後側に位置していることを特徴とするベッド用荷重検出器。
[2] 両第1側壁部の間隔が前記スロープの長さ方向において一定に設定されている前項1記載のベッド用荷重検出器。
[3] さらに、荷重受け面の左右両側縁部に荷重受け面の長さ方向に延びて立設された左右一対の第2側壁部を備えており、
両第2側壁部の間隔が前記荷重受け面の長さ方向において一定に且つ両第1側壁部の間隔と等しく設定されている前項2記載のベッド用荷重検出器。
[4] 前項1〜3のいずれかに記載の少なくとも1個の荷重検出器と、
荷重検出器から出力された荷重信号に基づいて、ベッド上における人の在床状況を演算する演算手段と、を備えていることを特徴とするベッドの在床状況検出装置。
[5] 前項1〜3のいずれかに記載の荷重検出器を準備し、
ベッドの脚部に設けられたキャスタの下部を荷重検出器の両第1側壁部の両前端部間に配置させた状態で荷重検出器をベッド設置面上におけるキャスタの近傍に載置し、
次いで、キャスタを荷重検出器のスロープ部上を走行させることにより、キャスタを荷重検出器の荷重受け面上に載置することを特徴とするベッドの設置方法。
本発明は以下の効果を奏する。
[1]の発明では、ベッド用荷重検出器は、ベッドの脚部のキャスタをベッド設置面から荷重受け面に案内する上り勾配のスロープ部と、スロープ部の左右両側縁部にスロープ部の長さ方向に延びて立設された左右一対の第1側壁部と、を備えており、スロープ部の前端が両第1側壁部の前端よりも後側に位置している。したがって、キャスタを荷重検出器の荷重受け面上に載置する際に、例えば、キャスタの下部をキャスタの前側から両第1側壁部の両前端部間に配置させた状態で、荷重検出器をベッド設置面上におけるキャスタの前側近傍に載置することにより、スロープ部の左右方向に対するキャスタの位置決めを容易に行うことができる。そして、キャスタをスロープ部上を走行させることにより、キャスタを荷重受け面の正規の荷重検出位置に容易に載置することができる。
[2]の発明では、荷重検出器の両第1側壁部の間隔がスロープ部の長さ方向において一定に設定されているので、キャスタがスロープ部上を走行する際に、キャスタの走行方向を両第1側壁部により確実に規制することができる。これにより、キャスタを荷重受け面の正規の荷重検出位置に確実に載置することができる。
[3]の発明では、荷重検出器の両第2側壁部の間隔が荷重受け面の長さ方向において一定に設定されているので、キャスタが荷重受け面上を走行する際に、キャスタの走行方向を両第2側壁部により確実に規制することができ、もってキャスタを荷重受け面の正規の荷重検出位置に更に確実に載置することができる。
さらに、両第2側壁部の間隔が両第1側壁部の間隔と等しく設定されているので、キャスタをスロープ部から荷重受け面へスムーズに移動させることができる。
[4]の発明では、ベッド上における人の在床状況を検出できるベッドの在床状況検出装置を提供できる。
[5]の発明では、ベッドの脚部のキャスタを荷重検出器の荷重受け面の正規の荷重検出位置に容易に載置することができる。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して以下に説明する。
図1において、(1)は本発明の一実施形態に係るベッド用荷重検出器である。(40)はベッドである。
ベッド(40)は、一般に市販されているものであって、医療施設(例:病院)、高齢者施設、介護施設、養護施設、宿泊施設(例:ホテル、旅館)、一般家庭等で使用されるものである。このベッド(40)は、病室、検査室、診察室、宿泊室、寝室等における床面からなるベッド設置面(45)上に設置されるものである。
このベッド(40)は、ベッド本体としての平面視長方形状のベッド寝床部(41)と、該ベッド寝床部(41)を水平状に支持する複数個の脚部としての4個の脚部(42)(42)(42)(42)とを有している。各脚部(42)の下端には、ベッド移動用の回転自在な幅広キャスタ(43)が設けられている。
この幅広キャスタ(43)は、図7に示すように、2個の車輪(43a)(43a)を有するいわゆる「ダブルキャスタ」と呼ばれているものであり、すなわち2個の車輪(43a)(43a)が車軸(図示せず)を介して互いに連結されて構成されたものである。
幅広キャスタ(43)の幅は、例えば60〜70mmであり、その両車輪(43a)(43a)の間隔は例えば30〜35mmである。また、幅広キャスタ(43)の直径は、例えば70〜170mmである。ただし本発明では、幅広キャスタ(43)の幅及び直径は上記の範囲であることに限定されるものではない。
図1に示すように、ベッド(40)の寝床部(41)上には、ベッド使用者として、病人、認知症患者、高齢者、健康人、幼児、宿泊客等の人(H)が、睡眠、休息、療養、診察、検査等のために様々な姿勢(例:仰臥姿勢、側臥姿勢、伏臥姿勢)で在床する。
ここで本実施形態では、説明の便宜上、ベッド(40)の寝床部(41)上に人(H)が仰臥姿勢で就寝する状態において、人(H)の頭側を「ベッド(40)の頭側」、人(H)の足側を「ベッド(40)の足側」、人(H)の右側を「ベッド(40)の右側」、及び、人(H)の左側を「ベッド(40)の左側」という。
また本実施形態では、ベッド(40)の脚部(42)の個数は上述したように4個であり、すなわち、ベッド(40)は、頭側右脚部(42)、頭側左脚部(42)、足側右脚部(42)及び足側左脚部(42)を有している。
なお本発明では、ベッド(40)は、就寝用や休息用ベッドであることに限定されるものではなく、その他に、診察台、検査台、ソファー等であっても良い。
各荷重検出器(1)は、ベッド(40)の荷重を検出するものであり、詳述すると、ベッド(40)上への人(H)の在床時などにベッド(40)の各脚部(42)に掛かる荷重を検出するものであり、図1に示すように、ベッド設置面(45)上に載置された状態で使用されるものである。
荷重検出器(1)は、図2〜図6に示すように、基板部(2)、片持ち梁部(6)、荷重受け板部(15)等を備えている。基板部(2)、片持ち梁部(6)及び荷重受け板部(15)は、いずれも例えば金属製であり、詳述するとアルミニウム(その合金を含む。以下同じ。)製である。
基板部(2)は、互いに離間して対向配置された左右一対の側枠部(3)(3)と、該両側枠部(3)(3)間に互いに離間して対向配置され、両側枠部(3)(3)の前端部同士及び後端部同士をそれぞれ互いに連結した前後一対の連結枠部(4)(4)とを有しており、平面視略ロ字状(ロ字状)に形成されている。そのため、基板部(2)の中央部には、両側枠部(3)(3)と両連結枠部(4)(4)とで包囲された平面視四角形状の開口部(5)が形成されている。
片持ち梁部(6)は、所定の長さを有する棒状のもので、弾性的に撓曲可能な起歪体として機能するものである。
この片持ち梁部(6)の後端部(固定端部)は、基板部(2)の後連結枠部(4)上に載置された状態で複数個(本実施形態では4個)の固定ボルト(7a)及びナット(7b)により後連結枠部(4)に固定されている(図5及び図6参照)。これにより、片持ち梁部(6)が基板部(2)の後連結枠部(4)に該後連結枠部(4)から前方に水平に突出した片持ち梁状に支持されている。
荷重受け板部(15)は、図3に示すように平面視四角形状(詳述すると長方形状)に形成されている。そして、この荷重受け板部(15)は、片持ち梁部(6)の前端部(自由端部)に概ね水平に固定状態に設けられている。すなわち、図3〜図6に示すように、荷重受け板部(15)は、基板部(2)の中央部の開口部(5)内にベッド設置面(45)から上方に僅かに離間して概ね水平に配置された状態で、片持ち梁部(6)の前端部(自由端部)に複数個(本実施形態では4個)の固定ボルト(8)により固定されて設けられている。
この荷重受け板部(15)は、その上面を荷重受け面(16)とするものである。この荷重受け面(16)は、平面視四角形状に形成されており、該荷重受け面(16)上にベッド(40)の脚部(42)の幅広キャスタ(43)が載置されることでベッド(40)の荷重を受けるものである。
また、片持ち梁部(6)には、荷重受け面(16)にベッド(40)の荷重が加わることで片持ち梁部(6)に生じる歪みを検出する歪み検出センサとして、少なくとも1個の歪みゲージ(9)が貼着されている。本実施形態では、歪みゲージ(9)の個数は4個である。これらの歪みゲージ(9)(9)(9)(9)からは、ベッド(40)の荷重の検出に用いられる荷重信号として電圧が出力される。本実施形態では、これらの歪みゲージ(9)(9)(9)(9)はブリッジ回路(ホイートストンブリッジ回路)に組み込まれており、このブリッジ回路からの出力電圧が荷重信号として用いられる。そして、この荷重信号に基づいて、ベッド(40)の荷重が、後述する演算手段(31)に備えられた荷重演算部(図示せず)により演算される。なお本発明では、この荷重演算部は、演算手段(31)ではなく荷重検出器(1)に備えられていても良い。
この荷重検出器(1)では、荷重受け面(16)に加わるベッド(40)の荷重が増大するのに従って、片持ち梁部(6)の歪み量が増大する。さらに、片持ち梁部(6)の歪み量が増大するのに従って、歪みゲージ(9)(詳述するとブリッジ回路)からの出力電圧が増大する。したがって、歪みゲージ(9)(詳述するとブリッジ回路)からの出力電圧を計測することにより、荷重受け面(16)に加わるベッド(40)の荷重を演算できる。
基板部(2)の前連結枠部(4)(詳述すると前連結枠部(4)の上面)には、図7及び図8に示すように、ベッド(40)の脚部(42)の幅広キャスタ(43)をベッド設置面(45)から荷重受け面(16)に案内する上り勾配の第1スロープ部(11)が形成されている。
第1スロープ部(11)のベッド設置面(45)に対する傾斜角は、例えば30°以下に設定されている。
第1スロープ部(11)の幅は、幅広キャスタ(43)の幅に適合した幅に設定されている。具体的に示すと、第1スロープ部(11)の幅は、幅広キャスタ(43)の幅よりも例えば5〜20mm大きく設定されており、特に5〜10mm大きく設定されるのが良い。
ただし本発明では、第1スロープ部(11)の傾斜角及び幅は上記の範囲であることに限定されるものではない。
さらに、第1スロープ部(11)の左右方向中間部には、上り勾配の第2スロープ部(12)が第1スロープ部(11)の長さ方向(即ち、荷重検出器(1)の前後方向)に真っ直ぐに延びて形成されている。この第2スロープ部(12)は、図10及び図11に示すように、ベッド(40)の脚部(42)に幅広キャスタ(43)ではなく幅狭キャスタ(44)が設けられている場合に、該幅狭キャスタ(44)をベッド設置面(45)から荷重受け面(16)に案内するものである。
この幅狭キャスタ(44)は、1個の車輪(44a)を有するいわゆる「シングルキャスタ」と呼ばれているものである。
幅狭キャスタ(44)の幅は、幅広キャスタ(43)の幅よりも小さく設定されており、具体的に示すと、例えば25〜35mmである。また、幅狭キャスタ(44)の直径は、例えば70〜170mmである。ただし本発明では、幅狭キャスタ(44)の幅及び直径は上記の範囲であることに限定されるものではない。
図2〜図6に示すように、第2スロープ部(12)の前端(12b)は、第1スロープ部(11)の左右両側部(11a)(11a)の前端(11b)(11b)よりも例えば5〜20mm後側に位置している。
さらに、第2スロープ部(12)が第1スロープ部(11)の左右両側部(11a)(11a)よりも低くなるように形成されている。これにより、第2スロープ部(12)と第1スロープ部(11)の左右各側部(11a)(11a)との間に、第1段差部(13)(13)が第2スロープ部(12)の長さ方向(即ち、荷重検出器(1)の前後方向)に真っ直ぐに連続して形成されている。
第1段差部(13)の段差は、例えば2〜10mmに設定されている。ただし本発明では、この段差は上記の範囲であることに限定されるものではない。
第2スロープ部(12)のベッド設置面(45)に対する傾斜角は、例えば30°以下に設定されている。本実施形態では、図5及び図6に示すように、第2スロープ部(12)の傾斜角と第1スロープ部(11)の傾斜角とは、互いに等しく設定されている。
第2スロープ部(12)の幅は、幅狭キャスタ(44)の幅に適合した幅に設定されている。具体的に示すと、第2スロープ部(12)の幅は、幅狭キャスタ(44)の幅よりも例えば2〜10mm大きく設定されており、特に2〜5mm大きく設定されるのが良い。
ただし本発明では、第2スロープ部(12)の傾斜角及び幅は上記の範囲であることに限定されるものではない。
第1スロープ部(11)の左右両側縁部には、第1スロープ部(11)の長さ方向(即ち、荷重検出器(1)の前後方向)に真っ直ぐに延びた左右一対の第1側壁部(14)(14)が、第1スロープ部(11)に対して立ち上がり状に一体形成されている。両第1側壁部(14)(14)は、基板部(2)の両側枠部(3)(3)の前端部から構成されたものである。
第1側壁部(14)の第1スロープ部(11)からの高さは、例えば10〜70mmに設定されている。ただし本発明では、第1側壁部(14)の高さは上記の範囲であることに限定されるものではない。
両第1側壁部(14)(14)の間隔、すなわち第1スロープ部(11)の幅は、第1スロープ部(11)の長さ方向において一定に設定されている。
荷重受け面(16)の幅は、幅広キャスタ(43)の幅に適合した幅に設定されている。具体的に示すと、荷重受け面(16)の幅は、幅広キャスタ(43)の幅よりも例えば5〜20mm大きく設定されており、特に5〜10mm大きく設定されるのが良い。さらに本実施形態では、荷重受け面(16)の幅は、第1スロープ部(11)の幅と等しく設定されている。ただし本発明では、荷重受け面(16)の幅は上記の範囲であることに限定されるものではない。
この荷重受け面(16)は、該荷重受け面(16)の前後方向(即ち長さ方向)中間領域を正規の荷重検出位置(S)とするものである(図3参照)。なお図3では、荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)はクロスハッチングで示されている。
また、荷重受け面(16)の後部は、上方に円弧状に反り上がった形状に形成されている。この反り上がり部分の曲率半径は、幅広キャスタ(43)の取り得る最大半径と等しく設定されている。
また、荷重受け面(16)の前部は、前後方向に平坦状に形成されている。さらに、図示していないが、荷重受け面(16)の前部は、荷重受け面(16)の前端から前後方向中間部に向かう方向において僅かに下り勾配の傾斜面に形成されている。荷重受け面(16)のこの前部の水平面(ベッド設置面(45))に対する傾斜角は、例えば0.5〜5°に設定されている。これにより、荷重受け面(16)上に載置された幅広キャスタ(43)がベッド(40)の重量で荷重受け面(16)の後部側に移動するものとなる。そのため、もし幅広キャスタ(43)を走行不能にロックするのを忘れた場合であっても、幅広キャスタ(43)が荷重受け面(16)の前端から不慮に落下するのを防止することができる。ただし本発明では、この傾斜角は上記の範囲であることに限定されるものではなく、例えば荷重受け面(16)は、図6に示すように傾斜していなくても良い。
荷重受け面(16)の左右方向中間部には、第2スロープ部(12)により荷重受け面(16)に案内された幅狭キャスタ(44)を荷重受け面(16)の前端位置から荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に案内する案内凹条部(17)が、荷重受け面(16)の前端から荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に真っ直ぐに延びて形成されている。案内凹条部(17)の底面(17a)は、荷重受け面(16)の左右両側部(16a)(16a)よりも低くなっている。これにより、この案内凹条部(17)の底面(17a)と荷重受け面(16)の左右各側部(16a)(16a)との間に、第2段差部(18)(18)が案内凹条部(17)の長さ方向に連続して形成されている。
第2段差部(18)の段差は、例えば1〜5mmに設定されている。ただし本発明では、この段差は上記の範囲であることに限定されるものではない。
案内凹条部(17)の幅は、幅狭キャスタ(44)の幅に適合した幅に設定されている。具体的に示すと、案内凹条部(17)の幅は、幅狭キャスタ(44)の幅よりも例えば2〜10mm大きく設定されており、特に2〜5mm大きく設定されるのが良い。本実施形態では、案内凹条部(17)の幅は、第2スロープ部(12)の幅と等しく設定されている。さらに、第2段差部(18)(18)の左右方向の位置と第1段差部(13)(13)の左右方向の位置とは、互いに一致している。ただし本発明では、案内凹条部(17)の幅は上記の範囲であることに限定されるものではない。
また、案内凹条部(17)の底面(17a)の後部は、上方に円弧状に反り上がった形状に形成されている。この反り上がり部分の曲率半径は、幅狭キャスタ(44)の取り得る最大半径と等しく設定されている。
また、図示していないが、案内凹条部(17)の底面(17a)の前部は、案内凹条部(17)の底面(17a)の前端(即ち荷重受け面(16)の前端)から前後方向中間部に向かう方向において僅かに下り勾配の傾斜面に形成されている。底面(17a)のこの前部の水平面(ベッド設置面(45))に対する傾斜角は、例えば0.5〜5°に設定されている。これにより、案内凹条部(17)の底面(17a)上に載置された幅狭キャスタ(44)がベッド(40)の重量で底面(17a)の後部側に移動するものとなる。そのため、もし幅狭キャスタ(44)を走行不能にロックするのを忘れた場合であっても、幅狭キャスタ(44)が底面(17a)の前端から不慮に落下するのを防止することができる。ただし本発明では、この傾斜角は上記の範囲であることに限定されるものではなく、例えば底面(17a)は、図5に示すように傾斜していなくても良い。
図6に示すように、第1スロープ部(11)の上端の高さと荷重受け面(16)の前端の高さとは、互いに等しく設定されている。
図5に示すように、第2スロープ部(12)の上端の高さと荷重受け面(16)の案内凹条部(17)の底面(17a)の前端の高さとは、互いに等しく設定されている。
荷重受け面(16)の左右方向両側縁部には、荷重受け面(16)の長さ方向に真っ直ぐに延びた左右一対の第2側壁部(19)(19)が、荷重受け面(16)に対して立ち上がり状に一体形成されている。
第2側壁部(19)の荷重受け面(16)からの高さは、例えば2〜10mmに設定されている。ただし本発明では、第2側壁部(19)の高さは上記の範囲であることに限定されるものではない。
図3に示すように、両第2側壁部(19)(19)の間隔、すなわち荷重受け面(16)の幅は、荷重受け面(16)の長さ方向において一定に設定されるとともに、更に、両第1側壁部(14)(14)の間隔と等しく設定されている。さらに、両第2側壁部(19)(19)の左右方向の位置と両第1側壁部(14)(14)の左右方向の位置とは、互いに一致している。
荷重受け面(16)の後端部には、荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に到達した幅広キャスタ(43)及び幅狭キャスタ(44)の走行を止めるストッパ壁部(20)が、荷重受け面(16)に対して立ち上がり状に一体形成されている。そして、このストッパ壁部(20)が上述した複数個の固定ボルト(8)により片持ち梁部(6)の前端部(自由端部)に固定状態に取り付けられている。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るベッドの在床状況検出装置(30)は、本実施形態の4個の荷重検出器(1)(1)(1)(1)と、演算手段(31)となどを備えている。なお(32)は、各荷重検出器(1)から出力された荷重信号(詳述すると、ブリッジ回路からの出力電圧)を演算手段(31)に送信する信号線である。
演算手段(31)は、ROM、RAMその他のメモリ、CPU等を有するコンピュータにより構成されたものであり、4個の荷重検出器(1)(1)(1)(1)から出力された荷重信号に基づいて、ベッド寝床部(41)上における人(H)の在床状況を演算するものである。
この演算手段(31)は、在床状況を演算するために必要なプログラム、数値、閾値等が予め記憶設定された記憶部を有している。さらに、演算手段(31)は、上述したように、各荷重検出器(1)から出力された荷重信号に基づいて、ベッド(40)の荷重を演算する荷重演算部を備えている。
検出装置(30)により検出される在床状況としては、ベッド寝床部(41)上への人(H)の入床、人(H)が在床したベッド寝床部(41)の重心位置(即ち、ベッド寝床部(41)上における人(H)の在床位置)、人(H)の体動(例:寝返り)の有無又はその頻度、ベッド寝床部(41)からの人(H)の離床などが挙げられる。
例えば、この演算手段(31)は、4個の荷重検出器(1)(1)(1)(1)から出力された荷重信号に基づいて演算されたベッド(40)の4個の荷重を合計した総荷重値が予め記憶部に記憶設定された閾値よりも大きい場合、人(H)がベッド寝床部(41)上に入床したと演算するように構成されている。
なお本発明では、検出装置(30)は、演算手段(31)の演算結果を、監視者、看護師、介護者等の報知対象者に対して報知する報知手段(図示せず)を備えていても良い。さらに、検出装置(30)は、演算手段(31)の演算結果を、電話回線網、インターネット、有線LAN、無線LANなどの無線回線網又は有線回線網を介して報知手段に通信する通信手段(図示せず)を備えていても良い。
次に、本実施形態の荷重検出器(1)へのベッド(40)の設置方法について以下に説明する。
まず、ベッド(40)の各脚部(42)に幅広キャスタ(43)が設けられている場合におけるベッド(40)の設置方法を説明する。
図9(A)に示すように、ベッド設置面(45)上におけるベッド(40)の設置位置を決定する。また、4個の荷重検出器(1)(1)(1)(1)を準備する。
次いで、図9(B)に示すように、ベッド(40)をその長さ方向の一方向に少し移動させる。この際、ベッド(40)の脚部(42)の幅広キャスタ(43)の向きが反転しないよう留意する。
次いで、図9(C)及び図7に示すように、各幅広キャスタ(43)の下部を幅広キャスタ(43)の前側から荷重検出器(1)の両第1側壁部(14)(14)の両前端部(14a)(14a)間に配置させた状態で、荷重検出器(1)をベッド設置面(45)上における幅広キャスタ(43)の前側近傍に載置する。これにより、荷重検出器(1)の第1スロープ部(11)の左右方向に対する幅広キャスタ(43)の位置決めが行われる。
次いで、図9(D)及び図8に示すように、ベッド(40)を押すことによりベッド(40)を元の設置位置へ移動させる。これにより、幅広キャスタ(43)が第1スロープ部(11)上と荷重受け面(16)上とを順次走行したのち、荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に載置される。
このように幅広キャスタ(43)が第1スロープ部(11)上を走行する際に、幅広キャスタ(43)の走行方向が両第1側壁部(14)(14)により規制される。さらに、幅広キャスタ(43)が荷重受け面(16)上を走行する際に、幅広キャスタ(43)の走行方向が両第2側壁部(19)(19)により規制される。これにより、幅広キャスタ(43)が荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に確実に載置される。
以上の手順により、幅広キャスタ(43)が脚部(42)に設けられたベッド(40)の設置作業が終了する。
一方、ベッド(40)の各脚部(42)に幅広キャスタ(43)ではなく幅狭キャスタ(44)が設けられている場合におけるベッド(40)の設置方法は、基本的には上述した方法と同じであるが、次の点で相違している。
すなわち、図9(C)において、図10に示すように各幅狭キャスタ(44)の下部を幅狭キャスタ(44)の前側から荷重検出器(1)の第1スロープ部(11)の左右両側部(11a)(11a)の両前端部間に配置させた状態で、荷重検出器(1)をベッド設置面(45)上における幅狭キャスタ(44)の前側近傍に載置する。これにより、荷重検出器(1)の第2スロープ部(12)の左右方向に対する幅狭キャスタ(44)の位置決めが行われる。
次いで、図9(D)において、図11に示すようにベッド(40)を押すことによりベッド(40)を元の設置位置へ移動させる。これにより、幅狭キャスタ(44)が第2スロープ部(12)上と荷重受け面(16)の案内凹条部(17)の底面(17a)上とを順次走行したのち、荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に載置される。
このように幅狭キャスタ(44)が第2スロープ部(12)上を走行する際に、幅狭キャスタ(44)の走行方向が両第1段差部(13)(13)により規制される。さらに、幅狭キャスタ(44)が荷重受け面(16)の案内凹条部(17)の底面(17a)上を走行する際に、幅狭キャスタ(44)の走行方向が両第2段差部(18)(18)により規制される。これにより、幅狭キャスタ(44)を荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に確実に載置できる。
以上の手順により、幅狭キャスタ(44)が脚部(42)に設けられたベッド(40)の設置作業が終了する。
而して、本実施形態の荷重検出器(1)は次の利点がある。
荷重検出器(1)は、ベッド(40)の脚部(42)の幅広キャスタ(43)をベッド設置面(45)から荷重受け面(16)に案内する上り勾配の第1スロープ部(11)と、第1スロープ部(11)の左右両側縁部に第1スロープ部(11)の長さ方向に延びて立設された左右一対の第1側壁部(14)(14)と、を備えており、第1スロープ部(11)の左右両側部(11a)(11a)の前端(11b)(11b)が両第1側壁部(14)(14)の前端(14b)(14b)よりも後側に位置している。したがって、幅広キャスタ(43)を荷重検出器(1)の荷重受け面(16)上に載置する際に、幅広キャスタ(43)の下部を幅広キャスタ(43)の前側から両第1側壁部(14)(14)の両前端部(14a)(14a)間に配置させた状態で、荷重検出器(1)をベッド設置面(45)上における幅広キャスタ(43)の前側近傍に載置することにより(図7参照)、第1スロープ部(11)の左右方向に対する幅広キャスタ(43)の位置決めを容易に行うことができる。そして、幅広キャスタ(43)を第1スロープ部(11)上を走行させることにより、幅広キャスタ(43)を荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に容易に載置することができる。
さらに、荷重検出器(1)の両第1側壁部(14)(14)の間隔が第1スロープ部(11)の長さ方向において一定に設定されているので、幅広キャスタ(43)が第1スロープ部(11)上を走行する際に、幅広キャスタ(43)の走行方向を両第1側壁部(14)(14)により確実に規制することができる。これにより、幅広キャスタ(43)を荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に更に確実に載置することができる。
さらに、荷重検出器(1)の両第2側壁部(19)(19)の間隔が荷重受け面(16)の長さ方向において一定に設定されているので、幅広キャスタ(43)が荷重受け面(16)上を走行する際に、幅広キャスタ(43)の走行方向を両第2側壁部(19)(19)により確実に規制することができ、もって幅広キャスタ(43)を荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に更に確実に載置することができる。
さらに、両第2側壁部(19)(19)の間隔が両第1側壁部(14)(14)の間隔と等しく設定されているので、幅広キャスタ(43)を第1スロープ部(11)から荷重受け面(16)へスムーズに移動させることができる。
さらに、本実施形態の荷重検出器(1)は次の利点がある。
荷重検出器(1)は、ベッド(40)の脚部(42)に幅広キャスタ(43)が設けられている場合に、該幅広キャスタ(43)をベッド設置面(45)から荷重受け面(16)に案内する上り勾配の第1スロープ部(11)を備えている。したがって、幅広キャスタ(43)を荷重検出器(1)の荷重受け面(16)上に載置する際に、幅広キャスタ(43)を第1スロープ部(11)に適合させて第1スロープ部(11)上を走行させることができ、もって幅広キャスタ(43)を荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に容易に載置することができる。
さらに、荷重検出器(1)は、ベッド(40)の脚部(42)に幅狭キャスタ(44)が設けられている場合に、該幅狭キャスタ(44)をベッド設置面(45)から荷重受け面(16)に案内するとともに、第1スロープ部(11)の左右方向中間部に形成された上り勾配の第2スロープ部(12)を備えており、さらに、第2スロープ部(12)の前端(12b)が、第1スロープ部(11)の左右両側部(11a)(11a)の前端(11b)(11b)よりも後側に位置している。したがって、幅狭キャスタ(44)を荷重検出器(1)の荷重受け面(16)上に載置する際に、幅狭キャスタ(44)の下部を幅狭キャスタ(44)の前側から第1スロープ部(11)の左右両側部(11a)(11a)の両前端部間に配置させた状態で、荷重検出器(1)をベッド設置面(45)上における幅狭キャスタ(44)の前側近傍に載置することにより(図10参照)、第2スロープ部(12)の左右方向に対する幅狭キャスタ(44)の位置決めを容易に行うことができる。そして、幅狭キャスタ(44)を第2スロープ部(12)上を走行させることにより、幅狭キャスタ(44)を荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に容易に載置することができる。
さらに、第2スロープ部(12)と第1スロープ部(11)の左右各側部(11a)(11a)との間に第1段差部(13)(13)が第2スロープ部(12)の長さ方向に連続して形成されている。したがって、幅狭キャスタ(44)が第2スロープ部(12)上を走行する際に、幅狭キャスタ(44)の走行方向を第1段差部(13)(13)により規制することができる。これにより、幅狭キャスタ(44)を荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に更に容易に載置することができる。
さらに、荷重受け面(16)の案内凹条部(17)の底面(17a)と荷重受け面(16)の左右各側部(16a)(16a)との間に第2段差部(18)(18)が案内凹条部(17)の長さ方向に連続して形成されている。したがって、幅狭キャスタ(44)が荷重受け面(16)上を走行する際に、幅狭キャスタ(44)の走行方向を第2段差部(18)(18)により規制することができる。これにより、幅狭キャスタ(44)を荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に更に容易に載置することができる。
さらに、案内凹条部(17)の底面(17a)が荷重受け面(16)の左右両側部(16a)(16a)よりも低くなっているので、第2スロープ部(12)の傾斜角を小さくすることができる。これにより、幅狭キャスタ(44)を第2スロープ部(12)上を走行させるのに要するベッド押し力を低減でき、もって幅狭キャスタ(44)を荷重受け面(16)の正規の荷重検出位置(S)に更に容易に載置することができる。
本実施形態のベッドの在床状況検出装置(30)は、ベッド寝床部(41)上における人(H)の在床状況を検出することができる。
以上で本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に示したものであることに限定されるものではなく、様々に変更可能である。
例えば、本発明では、図示していないが、荷重検出器(1)の荷重受け面(16)は、荷重受け面(16)の左右両側縁部から左右方向中間部に向けて次第に低くなるように傾斜して形成されていても良い。これにより、キャスタを左右方向中間部に寄せることができる。
また本発明では、荷重検出器(1)の荷重受け面(16)の前端部に、上方に膨出した断面円形状や三角形状などの畝部(図示せず)が荷重受け面(16)の前端部に沿って形成されていても良い。これにより、キャスタが荷重受け面(16)の前端から不慮に落下するのを防止することができる。この畝部の荷重受け面(16)からの高さは例えば0.5〜2mmに設定される。
また本実施形態では、幅広キャスタ(43)は2個の車輪(43a)(43a)を有するいわゆる「ダブルキャスタ」であり、幅狭キャスタ(44)は1個の車輪(44a)を有するいわゆる「シングルキャスタ」である。しかしながら、本発明では、幅広キャスタ(43)は「ダブルキャスタ」であることに限定されるものではなく、また幅狭キャスタ(44)は「シングルキャスタ」であることに限定されるものではない。すなわち、本発明では、互いに相対的に幅寸法が異なる二種類のキャスタ(43)(44)のうち、幅が大きい方を幅広キャスタ(43)とし、幅が小さい方を幅狭キャスタ(44)としている。
また本実施形態では、ベッドの在床状況検出装置(30)に用いられる荷重検出器(1)の個数は4個であるが、本発明では、荷重検出器(1)の個数は4個であることに限定されるものではなく、その他に、1個であっても良い、2個以上であっても良い。
本発明は、ベッドに掛かる荷重を検出するベッド用荷重検出器及びベッドの在床状況検出装置に利用可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係るベッド用荷重検出器を使用状態で示す斜視図である。 図2は、同荷重検出器の斜視図である。 図3は、同荷重検出器の平面図である。 図4は、同荷重検出器の底面図である。 図5は、図3中のX−X線断面図である。 図6は、図3中のY−Y線断面図である。 図7は、同荷重検出器の両第1側壁部の両前端部間に幅広キャスタの下部を配置させた状態を示す斜視図である。 図8は、同荷重検出器の荷重受け面上に幅広キャスタを載置した状態を示す斜視図である。 図9は、ベッドの設置方法を説明するための概略平面図である。 図10は、同荷重検出器の第1スロープ部の左右両側部の両前端部間に幅狭キャスタの下部を配置させた状態を示す斜視図である。 図11は、同荷重検出器の荷重受け面上に幅狭キャスタを載置した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1…荷重検出器
2…基板部
6…片持ち梁部
11…第1スロープ部
11a…右側部又は左側部
11b…前端
12…第2スロープ部
12b…前端
13…第1段差部
14…第1側壁部
14a…前端部
14b…前端
16…荷重受け面
S…正規の荷重検出位置
16a…右側部又は左側部
17…案内凹条部
17a…底面
18…第2段差部
19…第2側壁部
30…ベッドの在床状況検出装置
31…演算手段
40…ベッド
42…脚部
43…幅広キャスタ
44…幅狭キャスタ
45…ベッド設置面
H…人

Claims (5)

  1. ベッドの脚部に設けられたキャスタが載置される荷重受け面を有し、
    ベッド設置面上に載置された状態で、荷重受け面上にキャスタが載置されてベッドの荷重を検出するベッド用荷重検出器であって、
    キャスタをベッド設置面から荷重受け面に案内する上り勾配のスロープ部と、
    スロープ部の左右両側縁部にスロープ部の長さ方向に延びて立設された左右一対の第1側壁部と、を備えており、
    スロープ部の前端が両第1側壁部の前端よりも後側に位置していることを特徴とするベッド用荷重検出器。
  2. 両第1側壁部の間隔が前記スロープの長さ方向において一定に設定されている請求項1記載のベッド用荷重検出器。
  3. さらに、荷重受け面の左右両側縁部に荷重受け面の長さ方向に延びて立設された左右一対の第2側壁部を備えており、
    両第2側壁部の間隔が前記荷重受け面の長さ方向において一定に且つ両第1側壁部の間隔と等しく設定されている請求項2記載のベッド用荷重検出器。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の少なくとも1個の荷重検出器と、
    荷重検出器から出力された荷重信号に基づいて、ベッド上における人の在床状況を演算する演算手段と、を備えていることを特徴とするベッドの在床状況検出装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の荷重検出器を準備し、
    ベッドの脚部に設けられたキャスタの下部を荷重検出器の両第1側壁部の両前端部間に配置させた状態で荷重検出器をベッド設置面上におけるキャスタの近傍に載置し、
    次いで、キャスタを荷重検出器のスロープ部上を走行させることにより、キャスタを荷重検出器の荷重受け面上に載置することを特徴とするベッドの設置方法。
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