JP2009022538A - 芳香装身具 - Google Patents

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あけみ 浅川
Takako Mikami
貴子 三上
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Abstract

【課題】芳香機能を兼ね備えた香り立ちの良いチョーカータイプの装身具の提供。
【解決手段】長物状の基体1と、該基体1の裏側に設けられた前記シートの収納部2と、該基体1の表側に設けられた装飾部3とを備え、収納部2の一方の側辺部には、香気性成分を含浸したシートを出し入れすることができる収納開口部21が設けられており、芳香装身具は香気性成分を含浸したシートを収納開口部21より収納して首周りに密着して着用する芳香装身具である。
【選択図】図1

Description

本発明は、首周りに密着して着用する装身具に関し、更に詳細には、香気性成分を含浸したシートを収納可能な芳香装身具の構成に関するものである。
従来、装飾機能と芳香機能とを併せ持った装身具が知られており、これらは、主に、装身具の一部もしくは全部に設けられた中空の容体に、液状の香水、固形の香水、芳香剤等を含浸させた保水材等を収納する構成となっている。
とりわけ、首部の装身具の場合、ペンダントトップ部分を中空の容体に形成し、かかるトップ部に上記の芳香材を収納するタイプのペンダント形装身具が一般的なものであった(特許文献1ないし3)。
しかしながら、かかるペンダントタイプのものは、トップ部が芳香材を収納可能な中空構造にする必要があるため、装身具として最も重要な要素であるペンダントトップの形状をデザインするうえで制約が生じ、また、その素材も限定されるため、装身具としてのデザインの自由度が損なわれるおそれがあるものであった。
また、通常、香水を肌に直接つける場合、皮膚温を利用して香水を揮発させることにより香り立ちが一層よくなることが知られているが、従来の容体では香水等に体温が伝わりにくく、結果として、直接肌につけたときよりも香水本来の芳香効果が得られないという問題があった。
更に、首部に密着して着用するいわゆる「チョーカー」とよばれるタイプの装身具には、従来、芳香機能を兼ね備えたものはなかったため、芳香機能を兼ね備えたチョーカーが望まれていた。
特開平7−47004 特開平11−18807 特開2000−139529
そこで本発明は、従来の芳香装身具のかかる欠点を克服し、芳香機能を兼ね備えた香り立ちの良いチョーカータイプの装身具の提供をその課題とするものである。
本発明は、上記課題を解決するものであり、香気性成分を含浸したシートを収納して首周りに密着して着用する芳香装身具であって、長物状の基体と、該基体の裏側に設けられた前記シートの収納部と、該基体の表側に設けられた装飾部とを備えたことを特徴とする芳香装身具である。
すなわち、本発明の芳香装身具は、従来はないチョーカータイプの芳香装身具であって、香気性成分を含浸したシートを収納するための収納部を着用時に見えない基体裏面に設けたため、表面の装飾部を自由にデザインすることができるものである。
さらに、着用時には肌に密着するため、香気性成分が体温によって揮発し、直接肌に香水をつけたときのような香り立ちを楽しむことができると同時に、香水を直接肌に付けるよりも肌にやさしい。
以下、本発明の包装容器の実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は本発明に係る芳香装身具の背面図、図2は本発明に係る芳香装身具の正面図、図3は本発明に係る芳香装身具の収納部に香気性成分を含浸したシートを収納している状態を示す背面図である。各図中、1は基体を、2は収納部を、3は装飾部を、4はシートを、21は収納開口部をそれぞれ示す。
図1、図2に示すように、本実施態様の芳香装身具は、細長帯状に形成された基体1の中央部に位置する部位の裏面に収納部2が形成されており、該収納部2が設けられた位置にほぼ対応する基体1の表面には花形状を模した装飾部3が形成されている。
図1に示すように、収納部2の一方の側辺部には、香気性成分を含浸したシート4を出し入れすることができる収納開口部21が設けられており、図3に示すように、シート4はこの収納開口部21より収納部2内へと挿入、収納される。
基体1の形状は、収納部2と装飾部3を設ける部分が、それらを形成することができるだけの幅・太さを有するとともに、首部に巻いて着用できるだけの長さがあればよい。本実施態様のように、全長にわたり同一の幅で形成してもよいが、たとえば、収納部2と装飾部3を設けない部分に関しては、紐状の細さに形成してもよい。基体1の素材としては、シルク・コットン等の天然繊維、化学繊維、ナイロン等の合成繊維等から構成される織布や不織布、天然皮革、合成皮革、ビニール等の合成樹脂など首部に密着させて着用できるだけの柔軟性を有しているものが好ましいが、金属など硬質な素材であっても肌に密着できるものであればよく、ベルト状、鎖状のもの等が使用できる。
収納部2は、その一方の側辺部に収納開口部21を備えたポケット状に形成されている。かかる収納部2の形状は、シート4を収納可能なものであれば特に限定されない。収納部2の素材は、基体1の素材で使用するものと同一の素材から構成しても良いが、少なくとも肌に密着する部分または全体が香気性成分の透過性の低い素材もしくは透過しない素材である、ビニール等の合成樹脂、アルミニウム積層合成樹脂、合成樹脂でコーティング加工された布から選択した1種または2種以上の素材から形成すると、香水等の香気性成分が肌に直接付着することが少なく、肌に優しいため好ましい。
装飾部3は、本実施態様では花形状に模した装飾が3つ設けられているが、特に形状等に関する制約はなく、任意に装飾部をデザインすることができる。装飾部3の素材は、装飾にあわせて自由に選択可能であり、シルク・コットン等の天然繊維、化学繊維、ナイロン等の合成繊維等から構成される織布や不織布、天然皮革、合成皮革、合成樹脂、金属、木、天然石、人工石などから適宜選択することができる。さらに、装飾部3が、上記繊維からなる織布や不織布等の、香気性成分が浸透もしくは吸着容易な素材から形成してもよく、その場合、装飾部3の花弁部分から香気が放出されるため、長時間にわたり花弁から香りを楽しむことができて好ましい。
シート4は、本実施態様では矩形に形成されているが、形状はこれに限定されず、収納部2に収納可能な大きさ・形のシート状であればよい。その素材は、液体状の香気性成分を含浸させることが可能な、紙製、布製、不織布製のシートや、多孔質の樹脂シート等の中から適宜選択することができる。また、シート4に含浸させる香気性成分は香水やコロン等、任意のものを適宜選択することができる。
本発明の芳香装身具の使用方法は、以下のとおりである。まず、シート4に液体状の香気性成分を含浸させ、かかるシート4を収納開口部21より収納部2内へと挿入、収納する。次に、図9に示すように、収納部2が肌に密着し装飾部3が露出するように基体1を首部へ巻き付け、図10に示すように基体1の両端部を首部のうしろで結ぶなどして着用する。
図4は、開閉自在の蓋部を備えた収納部2の実施態様を示す斜視図である。この態様では、収納開口部21が収納部2の中央近傍に設けられているが、通常の使用時には蓋部22によって隠されている。シート4を出し入れする場合には、図5に示すように蓋部22を開いて収納開口部21を露出させ、そこからシート4を差し込む。かかる態様のものは、図2のものと比べてシート4の出し入れが容易になるため好ましい。
図6は、中央に収納部2と連通する開孔部31が設けられている装飾部3の実施態様を示す断面図である。この図に示すように、収納部2内で体温により揮発した香気性成分が開孔部31から花弁部分を通って外部に徐々に飛散することにより、香気がやわらかく長持ちする効果を得ることができる。また、揮発性の異なる香料素材により調合された香気性成分を用いれば、長く香る間に香りの質の変化も楽しめる。
図7は、中央に収納部2と連通する開孔部31に連設した筒状体32が設けられている装飾部3の実施態様を示す断面図、図8は、該装飾部3を設けた本発明の芳香装身具の斜視図である。この態様のものは、花の中央部分の筒状体32が雄しべ形状に形成されており、香気性成分がこの筒状体32の先端から外部に徐々に飛散するが、筒状体32の筒内に綿のような繊維集合体や孔が連通した多孔質物質を入れれば、香気性成分の飛散速度のコントロールも可能となる。
本発明に係る芳香装身具の背面図。 本発明に係る芳香装身具の正面図。 本発明に係る芳香装身具の収納部にシートを挿入する状態を示す背面図。 開閉自在の蓋部を備えた収納部の実施態様を示す斜視透視図。 開閉自在の蓋部を備えた収納部にシートを挿入している状態を示す斜視図。 中央に収納部と連通する開孔部が設けられている装飾部の実施態様を示す断面図。 中央に収納部と連通する開孔部に連設した筒状体が設けられている装飾部の実施態様を示す断面図。 図7の態様の装飾部を設けた本発明の芳香装身具の斜視透視図。 本発明に係る芳香装身具の着用状態を示す正面図。 本発明に係る芳香装身具の着用状態を示す背面図。
符号の説明
1 基体
2 収納部
3 装飾部
4 シート
21 収納開口部
22 蓋部
31 開孔部
32 筒状体
以 上

Claims (6)

  1. 香気性成分を含浸したシートを収納して首周りに密着して着用する芳香装身具であって、長物状の基体と、該基体の裏側に設けられた前記シートの収納部と、該基体の表側に設けられた装飾部とを備えたことを特徴とする芳香装身具。
  2. 前記収納部の少なくとも肌密着部が、合成樹脂、アルミニウム積層合成樹脂、合成樹脂でコーティング加工された布からなる群から選ばれる1種または2種以上の素材により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の芳香装身具。
  3. 前記装飾部が、収納部と連通する開孔部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の芳香装身具。
  4. 前記収納部が開閉自在の蓋部を備えとことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の芳香装身具。
  5. 前記装飾部が花形状を模した装飾であり、該花形状の中央には収納部と連通する開孔部および該開孔部に連設した筒状体が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の芳香装身具。
  6. 前記装飾部が、香気性成分が浸透もしくは吸着容易な素材から構成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の芳香装身具。
















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