JP2009022102A - 充電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】充電対象となる蓄電手段の蓄電量に応じて電力伝送の停止を行うとともに、1次側装置と2次側装置間の時刻同期を効率的に行うことが可能な充電システムを提供する。
【解決手段】充電装置が発生する交流電磁界により生じる誘導起電力を充電電力として充電対象となる蓄電手段に供給するとともに、当該交流電磁界に重畳された時刻データを復元し、この時刻データに基づいて計時手段が計時する時刻を修正し、また、蓄電手段の蓄電量が所定量を上回った場合に、蓄電手段に供給される充電電力を停止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯機器の充電を非接触電力伝送により行う充電システムに関する。
従来、電磁誘導現象を利用した非接触方式の電力伝送装置が用いられており、この電力伝送装置にかかる種々の技術が提案されている。例えば、1次側装置から2次側装置への電力伝送及び1次側装置と2次側装置との間の通信(情報の伝送)を、1つの電力伝送用トランスを用いて非接触で行うことが可能な技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、1次側コイルと電磁的に結合するものが2次側コイル以外の金属等の異物であるか否かの判断、又は、電力伝送の相手先が適正であるか否かの確認を行う技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。また、標準電波(時刻データ)を受信するためのアンテナを電力伝送用のアンテナとして共用し、何れか一方の用途に切り替えて使用する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−275266号公報 特開2006−60909号公報 特開2006−118925号公報
ところで、コンデンサ若しくは2次電池等の蓄電手段を搭載する2次側機器においては、過充電等の蓄電手段にかかる負荷や電力消費を抑えるため、充電満了時には蓄電手段の充電を停止することが望まれている。また、1次側装置と2次側装置との電磁的な結合時において、2次側装置の認証用の情報のみでなく、時刻データの授受を行うことで、1次側装置−2次側装置間の時刻同期を図ることが望まれている。
しかしながら、特許文献1〜3に記載の技術では、上記した充電満了時の制御については何等記載されておらず、充電満了時においても蓄電手段に電力が供給され続けることになるため、蓄電手段にかかる負荷が問題となる。
また、特許文献1、2に記載の技術では、1次側装置と2次側装置との時刻同期については何等記載されておらず、1次側装置−2次側装置間の時刻を同期することはできない。特許文献3に記載の技術においても、時刻情報は1次側装置以外の外部装置から取得する態様となっているため、1次側装置−2次側装置間の時刻を同期することはできない。また、電力伝送と時刻情報の受信とを、スイッチにより切り替えて処理しているため非効率的であり、回路構成が煩雑になるという問題がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、充電対象となる蓄電手段の蓄電量に応じて電力伝送の停止を行うとともに、1次側装置と2次側装置間の時刻同期を効率的に行うことが可能な充電システムを提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、携帯機器と、この携帯機器に充電を行う充電装置と、を有した充電システムであって、前記充電装置は、高周波電流を発生する発振手段と、前記高周波電流の入力により交流電磁界を発生する1次アンテナと、時刻の計時を行う第1計時手段と、前記時刻を表す時刻データを前記交流電磁界に重畳する第1変調手段と、を備え、前記携帯機器は、充電対象となる蓄電手段と、前記蓄電手段から供給される電力により駆動し、時刻の計時を行う第2計時手段と、前記1次アンテナに発生した交流電磁界を検出する2次アンテナと、前記2次アンテナに発生した交流の誘導起電力を直流の充電電力に変換する電力変換手段と、前記充電電力を前記蓄電手段に供給する電力供給手段と、前記交流電磁界に重畳された時刻データを復元する第1復元手段と、前記復元された時刻データに基づいて、前記第2計時手段が計時する時刻を修正する時刻修正手段と、前記電力供給手段から蓄電手段に供給される充電電力のオン/オフを制御するスイッチ手段と、前記蓄電手段の蓄電量を検出し、当該蓄電量が所定量を上回ったと判定した場合に、前記スイッチ手段をオフ状態に切り替える充電状態検出手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記携帯機器は、前記充電状態検出手段により前記蓄電量が所定量を上回ったと判定された場合に、前記充電満了信号を前記2次アンテナが発生する交流電磁界に重畳する第2変調手段と、を更に備え、前記充電装置は、前記1次アンテナが検出する交流電磁界に重畳された充電満了信号を復元する第2復元手段と、前記復元された充電満了信号をトリガとして、前記発振手段の駆動を停止又は駆動量を低下させる駆動量制御手段と、を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記充電装置は、前記第2復元手段により前記充電満了信号が復元された場合に、充電が完了した旨の情報を通知する通知手段を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、前記携帯機器は、自己の携帯機器に固有の識別情報を記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された識別情報を前記2次アンテナが発生する交流電磁界に重畳する第3変調手段と、を更に備え、前記充電装置は、前記識別情報との照合用となる照合用識別情報を記憶する第2記憶手段と、前記第1アンテナが検出する交流電磁界に重畳された識別情報を復元する第2復元手段と、前記復元された識別情報と、前記第2記憶手段に記憶された照合用識別情報と、を照合する照合手段と、前記照合手段により両識別情報が一致したと判定された場合に、前記発振手段の駆動量を増加させるとともに、前記時刻データの交流電磁界への重畳を前記第1変調手段に行わせる伝送制御手段と、を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、前記充電装置は、前記携帯機器が当該充電装置の上面に配置されたことを検出する機器検出手段と、前記機器検出手段により前記携帯機器の配置が検出されない場合に、前記発振手段の駆動を停止し、前記機器検出手段により前記携帯機器の配置が検出された場合に、前記発振手段の駆動を開始する駆動制御手段と、を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記機器検出手段は、押圧により前記携帯機器の配置を検出する機械式スイッチであることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記機器検出手段は、前記携帯機器により遮光される光量の変化により当該携帯機器の配置を検出する光センサであることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記機器検出手段は、前記携帯機器との接触を検出することで当該携帯機器の配置を検出するタッチセンサであることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記機器検出手段は、前記携帯機器の近接により生じる共振周波数の変化により、当該携帯機器の配置を検出するセンシングコイルであることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1〜9に記載の発明において、前記充電装置は、外部装置から時刻データを取得する外部接続手段と、前記取得された時刻データに基づいて、前記第1計時手段が計時する時刻を修正する第2時刻修正手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記外部接続手段は、前記外部装置としてパソコン内部の計時手段から時刻データを取得することを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記外部接続手段は、前記外部装置としてネットワーク上に接続された標準時刻サーバから時刻データを取得することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記外部接続手段は、公衆電話回線網を介し前記外部装置としてネットワーク上に接続された標準時刻サーバから時刻データを取得することを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項1〜9の何れか一項に記載の発明において、前記充電装置は、電波時計用電波を受信する電波時計手段と、前記電波時計手段により受信された電波時計用電波を時刻データとし、当該時刻データに基づいて、前記第1計時手段が計時する時刻を修正する第3時刻修正手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、充電装置が発生する交流電磁界により生じた誘導起電力を充電電力として蓄電手段に供給を行うとともに、当該交流電磁界に重畳された時刻データに基づいて携帯機器で計時される時刻を修正する。これにより、蓄電手段の充電と時刻データの伝送とを同時に行うことが可能であるため、1次側装置と2次側装置間の時刻同期を効率的に行うことができる。
また、蓄電手段の蓄電量が所定量を上回った場合、当該蓄電手段に供給される充電電力を停止する。これにより、蓄電手段の蓄電量に応じて電力伝送を停止することが可能であるため、過充電による劣化やトラブルを防止することができるとともに、蓄電手段にかかる負荷を低減させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、蓄電手段の蓄電量が所定量を上回った場合に、発振手段の駆動を停止又は駆動量を低下させることで、不要な電力消費を抑えることが可能となり、充電装置を効率的に動作させることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、蓄電手段の蓄電量が所定量を上回った場合に、充電が完了した旨の情報を通知することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、携帯機器の識別情報が照合用識別情報と一致した場合にのみ、充電電力の供給と時刻データの伝送とを行うことで、適正な携帯機器が配置された場合にのみ、充電電力の供給と時刻データの伝送とを行うことができるため、安全性を向上させることができる。
また、請求項5〜9に記載の発明によれば、充電装置の上面に携帯機器が配置されたタイミングで発振手段の駆動を開始するため、不要な電力消費を抑えることが可能となり、充電装置を効率的に動作させることができる。
また、請求項10〜13に記載の発明によれば、外部装置(パソコンやネットワーク、公衆電話回線網に接続された標準時刻サーバ)から時刻データを取得し、この時刻データに基づいて充電装置及び携帯機器の計時手段が計時する時刻を修正することができるため、より正確な時刻で1次側装置と2次側装置との間の時刻同期を効率的に行うことができる。
また、請求項14に記載の発明によれば、電波時計用電波に基づいて充電装置及び携帯機器の計時手段が計時する時刻を修正することができるため、より正確な時刻で1次側装置と2次側装置との間の時刻同期を効率的に行うことができる。
以下に添付図面を参照して、充電システムの最良な実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る充電システム1の構成を示したブロック図である。図1に示したように、充電システム1は、1次側となる充電装置10と、当該充電装置10により充電される2次側となる携帯機器50と、を備えている。
図1において、A1は充電装置10における携帯機器50の設置面(機器配置面)を表しており、A2は携帯機器50のアンテナ面(機器裏面)を意味している。機器配置面A1と機器裏面A2との近接により、充電装置10の1次アンテナ13と携帯機器50の2次アンテナ52との間で電磁誘導、電磁結合又は電磁波による作用が生じ、この電磁的な作用により充電装置10から携帯機器50への送電と、両機器間での情報の伝送(通信)が非接触で行われるようになっている。
充電システム1において、充電装置10は、制御回路11と、変調回路12と、1次アンテナ13と、受信回路14と、表示回路15と、発音回路16と、を備えている。
制御回路11は、充電装置10の動作を統括的に制御するマイコンやCPU等の制御手段であって、発振回路111、計時回路112、記憶回路113を備えている。
ここで、発振回路111は、100KHz等の高周波電流を発生する帰還型又は弛緩型の発振回路である。計時回路112は、RTC(Real Time Clock)等の時刻を計時する電気回路である。また、記憶回路113は、レジスタやフラッシュROM等の記憶手段であって、携帯機器50から伝送されるIDコードと照合するための照合用IDコードを予め記憶している。
制御回路11は、発振回路111を駆動し高周波電流を発生させると、この高周波電流を変調回路12に出力する。
また、制御回路11は、計時回路112から現在時刻を表す時刻データを取得すると、この時刻データを変調回路12に出力することで、当該時刻データを1次アンテナ13が発生する交流電磁界に重畳させる。
また、制御回路11は、受信回路14から入力される後述する電気信号から、当該電気信号に重畳された各種のデータを重畳方式に適した復調方式で復元する。具体的に、制御回路11は、電気信号から携帯機器50のIDコードを復元すると、このIDコードと記憶回路113に記憶された照合用IDコードとを照合することで、携帯機器50の認証を行う。また、制御回路11は、両IDコードの一致により送電先の携帯機器50を適正と判断すると、発振回路111を連続的に駆動又は駆動量を上昇させることで、送電モードへと移行する。ここで、駆動量とは、単位時間あたりに発振回路111から出力される高周波電流の電流量を意味している。
また、制御回路11は、電気信号に重畳された充電満了信号を復元すると、この充電満了信号をトリガとして、発振回路111の駆動を停止又は駆動量を低下させることで、省電力モードへと移行する。
変調回路12は、発振回路111から入力される高周波電流を変調し、制御回路11から入力される時刻データ等の各種ディジタルデータを、1次アンテナ13が発生する交流電磁界に重畳させる。
ここで、ディジタルデータの交流電磁界への重畳方法は、公知の技術を用いることが可能である。例えば、FSK(Frequency Shift Keying)やPSK(Phase Shift Keying)を用い、ディジタルデータの“1”及び“0”のデータに応じて交流電磁界の周波数若しくは位相を変化させることでディジタルデータを重畳させる態様としてもよい。また、ASK(Amplitude Shift Keying)やOOK(On-Off-Keying)を用い、ディジタルデータの“1”及び“0”を、交流電磁界の波形の変化で表すことでディジタルデータを重畳させる態様としてもよい。さらには、これらの組み合わせやBPSK(Binary Phase Shift Keying)やQBPSK(Quadrature Binary Phase Shift Keying)等、他の方法を用いた態様としてもよい。
1次アンテナ13は、フェライトコアに巻き線を施したコイル等により構成され、変調回路12で変調された高周波電流の入力により交流電磁界を発生することで、携帯機器50の2次アンテナ52に交流電磁界(誘導起電力)を誘起する。また、1次アンテナ13は、2次アンテナ52に発生する交流電磁界を検出し、当該交流電磁界に応じた誘導起電力を発生する。
受信回路14は、2次アンテナ52に発生した交流電磁界の作用により、1次アンテナ13に発生する交流の誘導起電力を電気信号として制御回路11に出力する。
表示回路15は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示素子を備え、制御回路11の制御に応じて各種の情報を表示する。また、発音回路16は、音声の出力が可能な人工音声装置や電子音の出力が可能な音響出力装置を備え(何れも図示せず)、制御回路11の制御に応じて音声又は電子音の鳴動を行う。
一方、携帯機器50は、受信回路51と、2次アンテナ52と、制御回路53と、蓄電回路54と、変調回路55と、表示回路56と、発音回路57と、を備えている。
受信回路51は、1次アンテナ13に発生した交流電磁界の作用により、2次アンテナ52に発生する交流の誘導起電力を直流の電力(充電電力)に変換し、制御回路53に出力するとともに、当該誘導起電力を電気信号として制御回路53に出力する。
ここで2次アンテナ52は、1次アンテナ13と同様フェライトコアに巻き線を施したコイル等により構成され、1次アンテナ13に発生した交流電磁界を検出し、当該交流電磁界に応じた誘導起電力を発生する。また、2次アンテナ52は、変調回路55により変調された交流電磁界を発生することで、充電装置10の1次アンテナ13に交流電磁界を誘起する。
制御回路53は、携帯機器50の動作を統括的に制御するマイコンやCPU等の制御手段であって、計時回路531、記憶回路532を備えている。ここで、計時回路531は、RTC等の時刻を計時する回路である。また、記憶回路532は、レジスタやフラッシュROM等の記憶手段であって、携帯機器50の識別情報として自己の携帯機器50に固有のIDコードを予め記憶している。
制御回路53は、記憶回路532に記憶されたIDコードを変調回路55に出力することで、当該変調回路55を通じて自己の装置のIDコードを充電装置10に伝送する。
制御回路53は、受信回路51から出力される交流電磁界の電気信号に重畳されたディジタルデータを重畳方式に適した復調方式で復元する。具体的に制御回路53は、交流電磁界から時刻データを復元した場合、復元した時刻データに基づいて計時回路531が計時する時刻を修正する。
また、制御回路53は、受信回路51により変換された充電電力を蓄電回路54の蓄電素子541に供給することで、蓄電回路54を充電する。
ここで、蓄電回路54は、蓄電素子541と、スイッチ回路542と、充電状態検出回路543と、を備え、制御回路53から供給される電力は蓄電素子541に蓄電させるようになっている。
蓄電素子541は、コンデンサや2次電池等の蓄電器や蓄電池であって、制御回路53から供給される電力を蓄電するとともに、図示しない電力供給線を介して、制御回路53や表示回路56、発音回路57に電力を供給する。
スイッチ回路542は、充電状態検出回路543の制御により、蓄電素子541と蓄電回路54との電気的な接続をオン状態(導通状態)とオフ状態(不導通状態)とに切り替える。なお、デフォルトの状態はオン状態であるものとする。
充電状態検出回路543は、蓄電素子541の蓄電量を検出し、当該蓄電量が所定量を上回ったと判定した場合に、スイッチ回路542をオフ状態にして蓄電素子541を蓄電回路54から切り離すとともに、充電満了信号を制御回路53に出力する。ここで、所定量とは、例えば、85%の蓄電量や95%の蓄電量等、任意の値を設定できるものとする。
制御回路53は、充電状態検出回路543から充電満了信号が入力されると、この充電満了信号を変調回路55に出力することで当該充電満了信号を交流電磁界に重畳させる。
変調回路55は、2次アンテナ52の交流電流磁界を変調することで、制御回路53から入力された充電満了信号等のディジタルデータを当該交流電流磁界に重畳させ、1次アンテナ13に伝送する。
表示回路56は、図示しないLCD等の表示素子を備え、制御回路53の制御に応じて各種の情報を表示する。また、発音回路57は、音声の出力が可能な人工音声装置や電子音の出力が可能な音響出力装置を備え(何れも図示せず)、制御回路53の制御に応じて音声又は電子音の鳴動を行う。
次に、図2を参照して、充電システム1の動作を説明する。図2は、充電装置10と携帯機器50とで行われる充電処理の手順を示したフローチャートである。なお、本処理において、ステップS11〜S21は充電装置10が行う処理を示しており、ステップS31〜S37は携帯機器50が行う処理を示している。
まず、充電装置10の図示しない電源プラグが商用電源等のAC電源に接続され、図示しない電源スイッチのオンにより充電装置10に電力が供給されると(ステップS11)、制御回路11は、計時回路112で計時された現在時刻を表示回路15に表示させるとともに、充電装置10の各部の初期化を行う(ステップS12)。
続いて、制御回路11は、発振回路111を所定周期毎にパルス的に駆動、即ち省電力モードで駆動することで、変調回路12を介し1次アンテナ13から交流電磁界を断続的に発生させる(ステップS13)。
一方、携帯機器50が、充電装置10の機器配置面A1に配置され、2次アンテナ52に誘起された誘導起電力が携帯機器50の各部に供給されると(ステップS31)、制御回路53は記憶回路532に記憶されたIDコードを、変調回路55を介し交流電磁界に重畳した状態で充電装置10に伝送する(ステップS32)。
充電装置10では、携帯機器50から伝送された交流電磁界が1次アンテナ13及び受信回路14を経由して制御回路11に入力されると、制御回路11は、重畳方式に対応する復調方式で復元することでIDコードを復元する(ステップS14)。
続いて、制御回路11は、記憶回路113に記憶した照合用IDコードを読み出し(ステップS15)、この照合用IDコードとステップS23で復元したIDコードとを照合し、両IDコードが一致するか否かを判定する(ステップS16)。
ステップS16において、両IDコードが一致しないと判定した場合(ステップS16;No)、制御回路11は、認証エラーを示す情報(例えば、“対象の機器ではありません”、“間違った機器です”等)を表示回路15に表示させるとともに、発音回路16からは一定周期で音声又は電子音の鳴動させることでユーザの注意を喚起し(ステップS17)、ステップS13の処理へと再び戻る。なお、機器配置面A1から携帯機器50が取り除かれた場合には、制御回路11は、表示回路15の表示及び発音回路16の鳴動を停止させるものとする。
また、ステップS16において、両IDコードが一致したと判定した場合には(ステップS16;Yes)、制御回路11は、発振回路111を連続的に駆動、即ち送電モードで駆動し、変調回路12を介して1次アンテナ13から交流電磁界を連続的に発生させる(ステップS18)。
次いで、制御回路11は、計時回路112から取得した時刻データを、変調回路55を介して交流電磁界に重畳することで携帯機器50に伝送する(ステップS19)。なお、時刻データの伝送回数や伝送期間は特に問わないものとする。
このように、携帯機器50のIDコードが照合用IDコードと一致した場合にのみ、充電電力の送電と時刻データの伝送とを行うことで、適正な携帯機器50が配置された場合にのみ、充電電力の供給と時刻データの伝送とを行うことができるため、安全性を向上させることができる。
一方、携帯機器50では、2次アンテナ52に誘起される交流の誘導起電力が、受信回路14により直流の電力(充電電力)に変換されると、制御回路53は、この充電電力を蓄電回路54に供給し蓄電素子541の充電を行う(ステップS33)。また、制御回路53は、2次アンテナ52に発生した交流電磁界の電気信号を重畳方式に対応する復調方式で復元することで時刻データを復元する(ステップS34)。
続いて、制御回路53は、計時回路531が計時する時刻をステップS24で復元した時刻データに同期させることで時刻の修正を行った後、この計時回路531により計時される時刻を表示回路56に表示させる(ステップS35)。
次いで、制御回路53は、蓄電回路54の充電状態検出回路543から充電満了信号が入力されたか否かを判定し、充電満了信号が入力されるまで蓄電素子541の充電を継続する(ステップS36;No)。
ステップS36において、充電状態検出回路543から充電満了信号が入力されたと判定すると(ステップS36;Yes)、制御回路53は、この充電満了信号を、変調回路55を介し交流電磁界に重畳した状態で充電装置10に伝送した後(ステップS37)、携帯機器50側の処理を終了する。このとき充電状態検出回路543により、スイッチ回路542がオフ状態に制御されるため、制御回路53から蓄電素子541への充電は停止することになる。なお、ステップS37の後、充電が完了した旨の情報を表示回路56に表示させるとともに、発音回路57を鳴動させる態様としてもよい。
一方、充電装置10では、携帯機器50から伝送された交流電磁界が1次アンテナ13及び受信回路14を経由し電気信号として制御回路11に入力されると、制御回路11は、重畳方式に対応する復調方式で充電満了信号を復元する(ステップS20)。
続いて、制御回路11は、ステップS20で復元したデータが充電満了信号であることを確認すると、この充電満了信号をトリガとして、充電が完了した旨の情報(例えば、“充電が完了しました”等)を表示回路15に表示させるとともに、発音回路16から一定周期で音声又は電子音を鳴動させ(ステップS21)、ステップS13の処理へと再び戻る。
この状態で携帯機器50が機器配置面A1から離脱されると、充電装置10は、ステップS13の処理を繰り返し実行することになり、次に携帯機器50が機器配置面A1に配置されるまで待機することになる。
以上のように、本実施形態によれば、充電装置10が発生する交流電磁界により生じる誘導起電力を、充電電力として蓄電素子541に供給を行うとともに、当該交流電磁界に重畳された時刻データに基づいて携帯機器50で計時される時刻を修正する。これにより、蓄電素子541の充電と時刻データの伝送とを同時に行うことが可能であるため、充電装置10と携帯機器50間の時刻同期を効率的に行うことができる。
また、蓄電素子541の蓄電量が所定量を上回った場合、当該蓄電素子541に供給される充電電力を停止する。これにより、蓄電素子541の蓄電量に応じて電力伝送の停止をすることが可能であるため、過充電による劣化やトラブルを防止することができるとともに、蓄電素子541にかかる負荷を低減させることができる。また、蓄電素子541の蓄電量が所定量を上回った場合に、発振回路111の駆動を停止又は駆動量を低下させることで、不要な電力消費を抑えることが可能となり、充電装置10を効率的に動作させることができる。
なお、本実施形態では、商用電源等のAC電源から供給される電力を充電装置10の駆動電力としたが、駆動電力の態様はこの例に限らないものとする。例えば、充電装置10をUSB(Universal Serial Bus)やIEEE1394等の接続ケーブルを介し、PC(Personal Computer)等の情報機器と接続可能な構成とした場合には、この接続ケーブルを通じて情報機器から供給されるバスパワー電力を駆動電力として用いる態様としてもよい。
また、充電装置10をEthernet(登録商標)規格に準拠したカテゴリ5等のUTPケーブル介し、情報機器と接続可能な構成とした場合には、PoE(Power over Ethernet(登録商標))の技術によりUTPケーブルを通じて情報機器から供給される電力を駆動電力として用いる態様としてもよい。
[第2の実施形態]
上述した第1の実施形態では、充電装置10の電源オンとともに、交流電磁界を発生させる態様を説明した。本実施形態では、携帯機器50の設置を検出する検出機構を機器配置面A1面に備えることで、この検出機構により携帯機器50の配置が検出された際に充電装置10の交流電磁界を発生するよう構成した充電装置10について説明する。なお、上述した第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付与しその説明を省略する。
図3は、本実施形態の充電システム2を示した図である。図3に示したように、充電システム2は、充電装置20と、携帯機器50と、を有している。
充電装置20は、制御回路21と、変調回路12と、1次アンテナ13と、受信回路14と、表示回路15と、発音回路16と、機械式スイッチ22と、を備えている。
制御回路21は、上述した制御回路11と同様の機能を有し、充電装置20の動作を統括的に制御する制御手段であって、発振回路111と、計時回路112と、記憶回路113と、機器検出回路211と、を備えている。
機器検出回路211は、機械式スイッチ22から入力される指示信号に基づいて、機器配置面A1に携帯機器50が配置されたことを検出する回路である。ここで、機械式スイッチ22は、携帯機器50を検出するための検出機構であって、充電装置10の機器配置面A1に設けられている。また、機器配置面A1に携帯機器50が配置されると、当該携帯機器50の押圧により機械式スイッチ22が押下されようになっており、機械式スイッチ22は押下状態にあることを指示する指示信号を機器検出回路211に出力する。
制御回路21は、機械式スイッチ22からの指示信号により、機器配置面A1に携帯機器50が配置されたことを機器検出回路211が検出すると、この検出結果に応じて発振回路111の駆動を開始する。また、携帯機器50の機器配置面A1からの離脱により、機械式スイッチ22の押下状態が解除されたことを機器検出回路211が検出すると、この検出結果に応じて発振回路111の駆動を停止する。
次に、図4を参照して、充電システム2の動作を説明する。図4は、充電装置20と携帯機器50とで行われる充電処理の手順を示したフローチャートである。なお、本処理において、ステップS41〜S53は充電装置20が行う処理を示しており、ステップS61〜S67は携帯機器50が行う処理を示している。
まず、充電装置20の図示しない電源プラグが商用電源等のAC電源に接続され、図示しない電源スイッチのオンにより充電装置20に電力が供給されると(ステップS41)、制御回路21は、計時回路112で計時された現在時刻を表示回路15に表示させるとともに、充電装置20の各部の初期化を行う(ステップS42)。
続いて、制御回路21は、機器検出回路211の検出結果に基づいて、携帯機器50が機器配置面A1に配置されたか否かを判定する(ステップS43)。ここで、携帯機器50の配置が検出されないと判定した場合(ステップS43;No)、制御回路21は、発振回路111の駆動を停止し(ステップS44)、携帯機器50の配置が検出されるまで待機を行う。
ステップS43において、携帯機器50の配置が検出されないと判定した場合には(ステップS43;Yes)、制御回路21は、発振回路111を所定周期毎にパルス的に駆動、即ち省電力モードで駆動することで、変調回路12を介し1次アンテナ13から交流電磁界を断続的に発生させる(ステップS45)。
続く、ステップS46〜S53の処理は、図2で説明したS14〜S21の処理と同様であるため、その説明は省略する。なお、本処理では、ステップS49の処理の後、ステップS43の処理に再び戻るものとする。また、携帯機器50により実行されるステップS61〜S67の処理は、図2で説明したステップS31〜S37の処理と同様であるため、その説明は省略する。
この状態で携帯機器50が機器配置面A1から離脱されると、充電装置20は、ステップS43;No→ステップS44の処理を繰り返し実行することになり、次に携帯機器50が機器配置面A1に配置されるまで、発振回路111を停止した状態で待機することになる。
以上のように、本実施形態によれば、充電装置20が発生する交流電磁界により生じた誘導起電力を充電電力として蓄電素子541に供給を行うとともに、当該交流電磁界に重畳された時刻データに基づいて携帯機器50で計時される時刻を修正する。これにより、蓄電素子541の充電と時刻データの伝送とを同時に行うことが可能であるため、充電装置20と携帯機器50間の時刻同期を効率的に行うことができる。
また、蓄電素子541の蓄電量が所定量を上回った場合、当該蓄電素子541に供給される充電電力を停止する。これにより、蓄電素子541の蓄電量に応じて電力伝送の停止をすることが可能であるため、過充電による劣化やトラブルを防止することができるとともに、蓄電素子541にかかる負荷を低減させることができる。また、蓄電素子541の蓄電量が所定量を上回った場合に、発振回路111の駆動を停止又は駆動量を低下させることで、不要な電力消費を抑えることが可能となり、充電装置20を効率的に動作させることができる。
また、充電装置20の上面に携帯機器50が配置されたタイミングで発振回路111の駆動を開始するため、不要な電力消費を抑えることが可能となり、充電装置20を効率的に動作させることができる。
なお、本実施形態では、携帯機器50の検出機構として機械式スイッチ22を用いた例を説明したが、他の検出機構を用いることとしてもよい。例えば、図5に示したように、機器配置面A1の内側に配置した、携帯機器50により遮光される光量の変化を検出する光センサ23を、検出機構として用いることとしてもよい。この場合、機器検出回路211は、光センサ23から入力される光量を表す信号に基づいて、機器配置面A1への携帯機器50の機器配置面A1への配置を検出する。
また、図6に示したように、機器配置面A1の上に配置したタッチセンサ24を、検出機構として用いることとしてもよい。この場合、機器検出回路211は、携帯機器50との接触時にタッチセンサ24から入力される信号に基づいて、機器配置面A1への携帯機器50の機器配置面A1への配置を検出する。
さらに、図7に示したように、機器配置面A1内側に配置したセンシングコイル25を検出機構として用いることとしてもよい。なお、センシングコイル25を用いる場合には、センシングコイル25(自己インダクタンスLs)を周波数f1なる共振周波数で予めドライブしておく。このとき機器配置面A1に携帯機器50が配置されると、携帯機器50との相互誘導により、センシングコイル25の自己インダクタンスがLs’に変化し、共振周波数がf1’に変化するため、機器検出回路211は、センシングコイル25の両端の電圧変化に基づいて携帯機器50の配置状態を検出することができる。
[第3の実施形態]
上述した第1、第2の実施形態では、充電装置内部の計時回路112により計時される時刻データに基づいて、携帯機器50の計時回路531を同期する態様を説明した。本実施形態では、充電装置外部から取得した時刻データに基づいて、携帯機器50の計時回路531を同期する態様を説明する。なお、上述した第1、第2の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付与しその説明を省略する。
図8は、本実施形態の充電システム3を示した図である。図8に示したように、充電システム3は、充電装置30と、携帯機器50と、を有している。
充電装置30は、制御回路31と、変調回路12と、1次アンテナ13と、受信回路14と、表示回路15と、発音回路16と、機械式スイッチ22と、外部通信回路32と、を備えている。
外部通信回路32は、インターフェース回路321と、通信制御回路322と、を備えている。インターフェース回路321は、外部装置と接続するためのインターフェースである。例えば、図8に示したように、外部装置としてPC等の情報機器と直接接続する場合には、USBやRS232C等のシリアルインターフェースや、SCSI(Small Computer System Interface)やIEEE1284等のパラレルインターフェースを用いることができる。
通信制御回路322は、インターフェース回路321として用いるインターフェースに応じた通信制御を行う回路であって、通信制御回路322の制御により、インターフェース回路321を介して接続された外部装置のRTC等の計時手段(図示せず)から時刻データを取得する。なお、外部装置としてPCと接続を行う場合には、PCが計時する時刻を標準時刻の計時を行う標準時刻サーバの時刻データに予め同期しておくことが好ましい。
制御回路31は、外部通信回路32から取得した時刻データに、計時回路112が計時する時刻を同期させることで、計時回路112の時刻誤差を修正する。
次に、図9を参照して、充電システム3の動作を説明する。図9は、充電装置30と携帯機器50とで行われる充電処理の手順を示したフローチャートである。本処理において、ステップS71〜S84は充電装置30が行う処理を示しており、ステップS91〜S97は携帯機器50が行う処理を示している。
なお、充電装置30により実行されるステップS71〜S80の処理は、図4のS41〜S50の処理と同様であるため、その説明は省略する。また、携帯機器50により実行されるステップS91〜S97の処理は、図2のステップS31〜S37の処理と同様であるため、その説明は省略する。
ステップS80において、制御回路31は、発振回路111を連続的に駆動し、変調回路12を介して1次アンテナ13から交流電磁界を連続的に発生させた後、計時回路112が計時する時刻を、外部通信回路32を介して外部装置(PC)から取得した時刻データに同期させることで、時刻の修正を行う(ステップS81)。
続いて、制御回路31は、外部装置(PC)の時刻データに基づいて修正した計時回路112が計時する時刻データを、変調回路55を介し交流電磁界に重畳した状態で携帯機器50に伝送する(ステップS82)。
また、充電装置30では、携帯機器50から充電満了信号が重畳された交流電磁界を1次アンテナ13及び受信回路14を介して受け取ると、制御回路31は、重畳方式に対応する復調方式で充電満了信号を復元する(ステップS83)。
次いで、制御回路31は、ステップS83で復元した充電満了信号をトリガとし、充電が完了した旨の情報(例えば、“充電が完了しました”等)を表示回路15に表示させるとともに、発音回路16からは一定周期で音声又は電子音の鳴動させることでユーザの注意を喚起し(ステップS84)、ステップS73の処理へと再び戻る。
この状態で携帯機器50が機器配置面A1から離脱されると、充電装置30は、ステップS73;No→ステップS74の処理を繰り返し実行することになり、次に携帯機器50が機器配置面A1に配置されるまで、発振回路111を停止した状態で待機することになる。
以上のように、本実施形態によれば、充電装置30が発生する交流電磁界により生じた誘導起電力を充電電力として蓄電素子541に供給を行うとともに、当該交流電磁界に重畳された時刻データに基づいて携帯機器50で計時される時刻を修正する。これにより、蓄電素子541の充電と時刻データの伝送とを同時に行うことが可能であるため、充電装置30と携帯機器50間の時刻同期を効率的に行うことができる。
また、蓄電素子541の蓄電量が所定量を上回った場合、当該蓄電素子541に供給される充電電力を停止する。これにより、蓄電素子541の蓄電量に応じて電力伝送の停止をすることが可能であるため、過充電による劣化やトラブルを防止することができるとともに、蓄電素子541にかかる負荷を低減させることができる。また、蓄電素子541の蓄電量が所定量を上回った場合に、発振回路111の駆動を停止又は駆動量を低下させることで、不要な電力消費を抑えることが可能となり、充電装置30を効率的に動作させることができる。
また、充電装置30の上面に携帯機器50が配置されたタイミングで発振回路111の駆動を開始するため、不要な電力消費を抑えることが可能となり、充電装置30を効率的に動作させることができる。
また、外部装置(PC等)から時刻データを取得し、この時刻データに基づいて充電装置30及び携帯機器50の計時手段が計時する時刻を修正することができるため、より正確な時刻で充電装置30と携帯機器50との間の時刻同期を効率的に行うことができる。
なお、本実施形態では、外部装置としてPCと直接接続する場合を説明したが、この例に限らないものとする。例えば、図10に示したように、インターネットやLAN等のネットワークを介して標準時刻サーバ等の外部装置と接続する態様としてもよい。この場合、外部通信回路32のインターフェース回路321として、Ethernet(登録商標)規格に準拠したネットワークカードや、IEEE802.11b等の無線規格に準拠したネットワークカードを用いることができる。
図10の構成の場合、接続先となる標準時刻サーバは、NTP(Network Time Protocol)に準拠したNTPサーバ等が挙げられる。この場合、通信制御回路322は、NTPに準拠した通信制御を行うものとする。
また、図11に示したように、公衆電話回線網を介してネットワーク上に存在する標準時刻サーバ等の外部装置と接続する態様としてもよい。この場合、外部通信回路32のインターフェース回路321として、V.90等の規格に準拠したモデム等を用いることができる。
[第4の実施形態]
本実施形態では、より正確な時刻データを取り扱うため、充電装置内にJG2AS標準電波を受信可能な電波時計回路を備えた態様について説明する。なお、上述した第1、第2の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付与しその説明を省略する。
図12は、本実施形態の充電システム4を示した図である。図12に示したように、充電システム4は、充電装置40と、携帯機器50と、を有している。
充電装置40は、制御回路41と、変調回路12と、1次アンテナ13と、受信回路14と、表示回路15と、発音回路16と、機械式スイッチ22と、電波時計回路42と、を備えている。
ここで、電波時計回路42は、放送局からJG2AS標準電波により送信される電波時計用電波を時刻データとして受信する電波時計回路であって、受信した時刻データを制御回路41に出力する。
制御回路41は、電波時計回路42から取得した時刻データに、計時回路112が計時する時刻を同期させることで、計時回路112の時刻誤差を修正する。
次に、図13を参照して、充電システム4の動作を説明する。図13は、充電装置40と携帯機器50とで行われる充電処理の手順を示したフローチャートである。本処理において、ステップS101〜S114は充電装置40が行う処理を示しており、ステップS121〜S127は携帯機器50が行う処理を示している。
なお、充電装置40により実行されるステップS101〜S110の処理は、図4のS41〜S50の処理と同様であるため、その説明は省略する。また、携帯機器50により実行されるステップS121〜S127の処理は、図2のステップS31〜S37の処理と同様であるため、その説明は省略する。
ステップS110において、制御回路41は、発振回路111を連続的に駆動し、変調回路12を介して1次アンテナ13から交流電磁界を連続的に発生させた後、計時回路112が計時する時刻を、電波時計回路42を介して取得した時刻データに同期させることで時刻の修正を行う(ステップS111)。
続いて、制御回路41は、電波時計回路42の時刻データに基づいて修正した計時回路112が計時する時刻データを、変調回路55を介し交流電磁界に重畳した状態で携帯機器50に伝送する(ステップS112)。
充電装置40では、携帯機器50から充電満了信号が重畳された交流電磁界を1次アンテナ13及び受信回路14を介して受け取ると、制御回路11は、重畳方式に対応する復調方式で充電満了信号を復元する(ステップS113)。
次いで、制御回路41は、ステップS113で復元した充電満了信号をトリガとし、充電が完了した旨の情報(例えば、“充電が完了しました”等)を表示回路15に表示させるとともに、発音回路16からは一定周期で音声又は電子音の鳴動させることでユーザの注意を喚起し(ステップS114)、ステップS103の処理へと再び戻る。
この状態で携帯機器50が機器配置面A1から離脱されると、充電装置40は、ステップS103;No→ステップS104の処理を繰り返し実行することになり、次に携帯機器50が機器配置面A1に配置されるまで、発振回路111を停止した状態で待機することになる。
以上のように、本実施形態によれば、充電装置40が発生する交流電磁界により生じた誘導起電力を充電電力として蓄電素子541に供給を行うとともに、当該交流電磁界に重畳された時刻データに基づいて携帯機器50で計時される時刻を修正する。これにより、蓄電素子541の充電と時刻データの伝送とを同時に行うことが可能であるため、充電装置40と携帯機器50間の時刻同期を効率的に行うことができる。
また、蓄電素子541の蓄電量が所定量を上回った場合、当該蓄電素子541に供給される充電電力を停止する。これにより、蓄電素子541の蓄電量に応じて電力伝送の停止をすることが可能であるため、過充電による劣化やトラブルを防止することができるとともに、蓄電素子541にかかる負荷を低減させることができる。また、蓄電素子541の蓄電量が所定量を上回った場合に、発振回路111の駆動を停止又は駆動量を低下させることで、不要な電力消費を抑えることが可能となり、充電装置40を効率的に動作させることができる。
また、充電装置40の上面に携帯機器50が配置されたタイミングで発振回路111の駆動を開始するため、不要な電力消費を抑えることが可能となり、充電装置40を効率的に動作させることができる。
また、電波時計用電波に基づいて充電装置及び携帯機器の計時手段が計時する時刻を修正することができるため、より正確な時刻で充電装置40と携帯機器50との間の時刻同期を効率的に行うことができる。
以上、本発明にかかる第1〜第4の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲での種々の変更、置換、追加などが可能である。
第1の実施形態にかかる充電システムの構成を示したブロック図である。 第1の実施形態にかかる充電処理の手順を示したフローチャートである。 第2の実施形態にかかる充電システムの構成を示したブロック図である。 第2の実施形態にかかる充電処理の手順を示したフローチャートである。 第2の実施形態にかかる充電システムの他の構成を示したブロック図である。 第2の実施形態にかかる充電システムの他の構成を示したブロック図である。 第2の実施形態にかかる充電システムの他の構成を示したブロック図である。 第3の実施形態にかかる充電システムの構成を示したブロック図である。 第3の実施形態にかかる充電処理の手順を示したフローチャートである。 第3の実施形態にかかる充電システムの他の構成を示したブロック図である。 第3の実施形態にかかる充電システムの他の構成を示したブロック図である。 第4の実施形態にかかる充電システムの構成を示したブロック図である。 第4の実施形態にかかる充電処理の手順を示したフローチャートである。
符号の説明
1 充電システム
2 充電システム
3 充電システム
4 充電システム
10 充電装置
11 制御回路
111 発振回路
112 計時回路
113 記憶回路
12 変調回路
13 1次アンテナ
14 受信回路
15 表示回路
16 発音回路
20 充電装置
21 制御回路
211 機器検出回路
22 機械式スイッチ
23 光センサ
24 タッチセンサ
25 センシングコイル
30 充電装置
31 制御回路
32 外部通信回路
321 インターフェース回路
322 通信制御回路
40 充電装置
41 制御回路
42 電波時計回路
50 携帯機器
51 受信回路
52 2次アンテナ
53 制御回路
531 計時回路
532 記憶回路
54 蓄電回路
541 蓄電素子
542 スイッチ回路
543 充電状態検出回路
55 変調回路
56 表示回路
57 発音回路
A1 機器配置面(充電装置)
A2 機器裏面(携帯機器)

Claims (14)

  1. 携帯機器と、この携帯機器に充電を行う充電装置と、を有した充電システムであって、
    前記充電装置は、
    高周波電流を発生する発振手段と、
    前記高周波電流の入力により交流電磁界を発生する1次アンテナと、
    時刻の計時を行う第1計時手段と、
    前記時刻を表す時刻データを前記交流電磁界に重畳する第1変調手段と、
    を備え、
    前記携帯機器は、
    充電対象となる蓄電手段と、
    前記蓄電手段から供給される電力により駆動し、時刻の計時を行う第2計時手段と、
    前記1次アンテナに発生した交流電磁界を検出する2次アンテナと、
    前記2次アンテナに発生した交流の誘導起電力を直流の充電電力に変換する電力変換手段と、
    前記充電電力を前記蓄電手段に供給する電力供給手段と、
    前記交流電磁界に重畳された時刻データを復元する第1復元手段と、
    前記復元された時刻データに基づいて、前記第2計時手段が計時する時刻を修正する時刻修正手段と、
    前記電力供給手段から蓄電手段に供給される充電電力のオン/オフを制御するスイッチ手段と、
    前記蓄電手段の蓄電量を検出し、当該蓄電量が所定量を上回ったと判定した場合に、前記スイッチ手段をオフ状態に切り替える充電状態検出手段と、
    を備えたことを特徴とする充電システム。
  2. 前記携帯機器は、
    前記充電状態検出手段により前記蓄電量が所定量を上回ったと判定された場合に、前記充電満了信号を前記2次アンテナが発生する交流電磁界に重畳する第2変調手段と、
    を更に備え、
    前記充電装置は、
    前記1次アンテナが検出する交流電磁界に重畳された充電満了信号を復元する第2復元手段と、
    前記復元された充電満了信号をトリガとして、前記発振手段の駆動を停止又は駆動量を低下させる駆動量制御手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記充電装置は、
    前記第2復元手段により前記充電満了信号が復元された場合に、充電が完了した旨の情報を通知する通知手段を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の充電システム。
  4. 前記携帯機器は、
    自己の携帯機器に固有の識別情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶された識別情報を前記2次アンテナが発生する交流電磁界に重畳する第3変調手段と、
    を更に備え、
    前記充電装置は、
    前記識別情報との照合用となる照合用識別情報を記憶する第2記憶手段と、
    前記第1アンテナが検出する交流電磁界に重畳された識別情報を復元する第2復元手段と、
    前記復元された識別情報と、前記第2記憶手段に記憶された照合用識別情報と、を照合する照合手段と、
    前記照合手段により両識別情報が一致したと判定された場合に、前記発振手段の駆動量を増加させるとともに、前記時刻データの交流電磁界への重畳を前記第1変調手段に行わせる伝送制御手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の充電システム。
  5. 前記充電装置は、
    前記携帯機器が当該充電装置の上面に配置されたことを検出する機器検出手段と、
    前記機器検出手段により前記携帯機器の配置が検出されない場合に、前記発振手段の駆動を停止し、前記機器検出手段により前記携帯機器の配置が検出された場合に、前記発振手段の駆動を開始する駆動制御手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の充電システム。
  6. 前記機器検出手段は、押圧により前記携帯機器の配置を検出する機械式スイッチであることを特徴とする請求項5に記載の充電システム。
  7. 前記機器検出手段は、前記携帯機器により遮光される光量の変化により当該携帯機器の配置を検出する光センサであることを特徴とする請求項5に記載の充電システム。
  8. 前記機器検出手段は、前記携帯機器との接触を検出することで当該携帯機器の配置を検出するタッチセンサであることを特徴とする請求項5に記載の充電システム。
  9. 前記機器検出手段は、前記携帯機器の近接により生じる共振周波数の変化により、当該携帯機器の配置を検出するセンシングコイルであることを特徴とする請求項5に記載の充電システム。
  10. 前記充電装置は、
    外部装置から時刻データを取得する外部接続手段と、
    前記取得された時刻データに基づいて、前記第1計時手段が計時する時刻を修正する第2時刻修正手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の充電システム。
  11. 前記外部接続手段は、前記外部装置としてパソコン内部の計時手段から時刻データを取得することを特徴とする請求項10に記載の充電システム。
  12. 前記外部接続手段は、前記外部装置としてネットワーク上に接続された標準時刻サーバから時刻データを取得することを特徴とする請求項10に記載の充電システム。
  13. 前記外部接続手段は、公衆電話回線網を介し前記外部装置としてネットワーク上に接続された標準時刻サーバから時刻データを取得することを特徴とする請求項10に記載の充電システム。
  14. 前記充電装置は、
    電波時計用電波を受信する電波時計手段と、
    前記電波時計手段により受信された電波時計用電波を時刻データとし、当該時刻データに基づいて、前記第1計時手段が計時する時刻を修正する第3時刻修正手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の充電システム。
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