JP2009022004A - 送信周波数を選択し、送信周波数上で放送する方法およびそのための装置 - Google Patents

送信周波数を選択し、送信周波数上で放送する方法およびそのための装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009022004A
JP2009022004A JP2008179900A JP2008179900A JP2009022004A JP 2009022004 A JP2009022004 A JP 2009022004A JP 2008179900 A JP2008179900 A JP 2008179900A JP 2008179900 A JP2008179900 A JP 2008179900A JP 2009022004 A JP2009022004 A JP 2009022004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
carrier
frequencies
carrier frequencies
signal strength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008179900A
Other languages
English (en)
Inventor
Randy King
ランディー キング,
Scott Jackson
ジャクソン,スコット
Jeong Lee
リー,ジョン
Wesley Kung
カン,ウェズレー
James Foo
フー,ジェームズ
Jerry Wong
ウォン,ジェリー
Kelly Ferdman
フェルドマン,ケリー
Vannin Gale
ゲイル,バニン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Belkin International Inc
Original Assignee
Belkin International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Belkin International Inc filed Critical Belkin International Inc
Publication of JP2009022004A publication Critical patent/JP2009022004A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/04Circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2603Arrangements for wireless physical layer control
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J1/00Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
    • H03J1/0008Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
    • H03J1/0058Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with channel identification means
    • H03J1/0066Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with channel identification means with means for analysing the received signal strength
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J1/00Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
    • H03J1/0008Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
    • H03J1/0091Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with means for scanning over a band of frequencies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3822Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving specially adapted for use in vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】 電気信号を送信するための空き送信周波数を選択し、その送信周波数あるいは他の周波数上でその電気信号を放送するための方法、装置およびシステムを提供する。
【解決手段】 いくつかの実施例では、一組の搬送周波数中の少なくとも1つの送信周波数を識別する方法は、(a)一組の搬送周波数中の各搬送周波数に対する第1の信号強度を決定すること、(b)一組の搬送周波数における各搬送周波数の第1の信号強度に基づいて、一組の搬送周波数から第1の送信周波数を少なくとも部分的に選択すること、および(c)第1の送信周波数上で電気信号を放送することを含む。他の実施例がここに開示される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気信号を送信するための方法および装置に関し、さらに詳しくは、送信周波数を選択し、その送信周波数あるいは他の周波数上でその電気信号を放送するための方法、装置およびシステムに関する。
[関連出願のクロスリファレンス]
本出願は、2007年7月10日に出願された米国仮特許出願第60/959,092号の優先権を主張する。
携帯型メディア・プレーヤに対する人気が高まるにつれて、人々は、運転中に車両内で携帯型メディア・プレーヤに格納された音楽あるいは他のメディアを聞くことを願望する。特に、人々は、携帯型メディア・プレーヤに格納された音楽および他のメディアを聞くために車両のラジオおよびスピーカ・システムを使用することを希望する。しかしながら、車両内のたいていのラジオは、携帯型メディア・プレーヤに容易に結合することができない。代わりに、いくつかの車両は、携帯型メディア・プレーヤに結合することのできる入力コネクタあるいはカセット・プレーヤを有する。
入力コネクタあるいはカセット・プレーヤを有していない車両では、携帯型メディア・プレーヤから車両のラジオやスピーカ・システムへオーディオ信号を送る他の方法を見つけなければならない。1つの共通の方法は、搬送(キャリア)周波数上でオーディオ信号を車両のラジオへワイヤレスに送信する送信機に携帯型メディア・プレーヤを結合することである。
送信機の使用は携帯型メディア・プレーヤを車両のラジオおよびスピーカ・システムに結合する問題を解決するが、車両運転者に新しい問題および危険を引き起こす。例えば、運転者は、オーディオ信号を送信する未使用の搬送周波数を見つけなければならない。未使用の周波数の探索は、困難でかつ運転者の注意を逸らすことになる。車両は移動しているので、車両が異なるラジオ放送局のサービス範囲内外を移動するにつれて、未使用搬送周波数は絶えず変わる。さらに、高層建築物、丘および他の大きな構造物は、搬送周波数上の電気信号を一時的にせよ遮断し、使用中の搬送周波数を短時間の間、空きに見せる。未使用搬送周波数を探索している間運転者が注意を逸らせば、これらの要因は、未使用搬送周波数の探索に苛立たせ、潜在的に危険に陥らせることになる。
したがって、オーディオあるいは他の電気信号を送信するために、未使用搬送周波数を容易に見つけることを可能にする、電子装置、システム、および方法に対する必要性が存在する。
実施例の記述を容易にするために、図面が提供される。
図示の単純化および明瞭化のために、図面は一般的な描画方法で示し、また、周知の特徴および技術の説明および詳細は、本発明を不必要に不明瞭にしないようにするために省略されることがある。加えて、図中の要素は、必ずしも同じ縮尺で描かれているものではない。例えば、本発明の実施例についての理解を助けるために、図中の要素におけるいくつかの要素の寸法は、他の要素に比べて誇張されることがある。異なる図中の同じ参照数字は、同じ要素を表示する。
明細書および特許請求の範囲中の用語「第1」、「第2」、「第3」、「第4」、および同種の用語は、いずれであっても、類似の要素間を区別するために使用され、特定の連続あるいは順番を記述するために必ずしも必要とするものではない。ここに説明される本発明の実施例は、例えば、ここに図示されあるいは記述された以外のシーケンスで動作することができるように、よく使用される用語は適切な状況の下で交換可能であると理解される。さらに、用語「含む」、「有する」、またそれらの変形は、非排他的な包含をカバーするように意図されるが、要素の列挙からなるプロセス、方法、システム、物品あるいは機器は、必ずしもこれらの要素に限定されるものではなく、明らかに列挙されていない他の要素を含んでいてもよく、あるいはそのようなプロセス、方法、物品あるいは機器に固有するものを含んでいてもよい。
明細書および特許請求の範囲中の用語「左」、「右」、「正面」、「背面」、「上面」、「底面」、「上」、「下」および同種の用語は、いずれであっても、記述的な目的のために使用され、必ずしも不変の相対的な位置を表すために使用されるものではない。ここに説明される本発明の実施例は、例えば、ここに図示されあるいは記述された以外の方位で動作することができるように、頻繁に使用される用語は適切な状況の下で交換可能であると理解される。
用語「結合」、「結合された」、「結合する」、「結合している」およびこれに類する用語は、広義に解されるべきであり、2以上(2またはそれ以上、以下同じ)の要素または信号が、回路類および/または要素を介して、電気的および/または機械的に、直接的または間接的に、接続することを意味する。2以上の電気的な要素が、直接的または間接的に電気的に結合されるが機械的に結合されないこと、2以上の機械的な要素が、直接的または間接的に機械的に結合される結合されるが電気的に結合されないこと、2以上の電気的な要素が、直接的または間接的に機械的に結合されるが電気的に結合されないこと等を含む。結合(機械的のみ、電気的のみ、あるいは両方)している時間は、任意の長さ、例えば、永久的、半永久的、瞬間的のいずれでもよい。
「電気的な結合(electrical coupling)」およびこれに類する用語は、広義に解されるべきであり、電力信号、データ信号、あるいは電気信号の他のタイプまたは両者の混合であるかを問わず、あらゆる電気信号に関係する結合を含む。「機械的な結合(mechanical
coupling)」およびこれに類する用語は、広義に解されるべきであり、すべてのタイプの機械的な結合を含む。
用語「結合される」および同種のものに近似する、用語「除去できる」、「除去可能な」、および同種の用語の不存在は、問題となっている結合が除去可能かどうかを意味するものではない。
ここで使用されるように、「車両」および同種のものは、広く理解されるべきであり、船舶、航空機(軽航空機および重航空機の双方)、自動車、トラック、キャリッジ、ゴルフカート、オートバイなどを含む、すべてのタイプおよび設計上の車両に関する。
多くの実施例では、一組の搬送周波数中の少なくとも1つの送信周波数を識別する方法は、(a)一組の搬送周波数中の各搬送周波数の第1の信号強度を決定すること、(b)一組の搬送周波数の各搬送周波数の第1の信号強度に少なくとも部分的に基づいて、一組の搬送周波数から第1の送信周波数を選択すること、および(c)第1の送信周波数上で電気信号を放送することを含む。
同一または異なる実施例において、2以上の搬送周波数から1以上(1またはそれ以上、以下同じ)の送信周波数を選択する方法は、(a)2以上の搬送周波数から1以上の第1の未使用搬送周波数を識別すること、(b)1以上の第1の未使用周波数の各々に隣接する1以上の搬送周波数の第1の特性を決定すること、(c)1以上の第1の未使用周波数の各々に隣接している1以上の搬送周波数の第1の特性に少なくとも部分的に基づいて、1以上の第1の未使用周波数から1以上の送信周波数のうちの第1の送信周波数を選択すること、および(d)1以上の送信周波数のうちの第1の送信周波数上で電気信号を放送することを含む。
様々な実施例において、3以上(3またはそれ以上、以下同じ)の潜在的な搬送周波数から自動的に送信周波数を選択する方法は、(a)3以上の潜在的な搬送周波数を走査し、3以上の潜在的な搬送周波数の各々の第1の信号強度指示を決定すること、(b)3以上の潜在的な搬送周波数を再走査し、3以上の潜在的な搬送周波数の各々の第2の信号強度指示を決定すること、(c)少なくとも部分的に3以上の潜在的な搬送周波数の各々の第1の信号強度指示および第2の信号強度指示に基づいて、3以上の潜在的な搬送周波数から送信周波数を選択すること、
および(d)その送信周波数上で電気信号を送信することを含む。
多くの実施例において、送信周波数を識別する方法は、(a)第1の位置で、第1の周波数を第1の送信可能周波数として識別すること、(b)その第1の周波数を送信周波数として識別すること、(c)第2の位置で、第2の周波数を送信可能周波数として自動的に識別すること、および(d)その第2の周波数を送信周波数として識別することを含む。
いくつかの実施例は、電子装置からの1以上の電気信号を放送する方法に関する。その方法は、(a)一組の搬送周波数から第1の空き送信周波数を選択する電子装置を使用すること、(b)一組の搬送周波数中の第2の搬送周波数上で第1の空き送信周波数のための識別情報を受信機に送信する電子装置を使用すること、および(c)第1の空き搬送周波数上で1以上の電気信号を送信する電子装置を使用することを含む。
多数の実施例は、第1の電子装置を使用して、2以上の電気信号を放送する方法に関する。1以上の電気信号の各々は、サブ搬送周波数上の無線放送データ・システムのデータを含む。本方法は、(a)第1の時間に第1の位置で、(1)1以上の無線周波数の少なくとも2つの無線周波数の特性、および(2)1以上の無線周波数の少なくとも2つの無線周波数の各々に隣接する1以上の無線周波数の特性、の少なくとも1つを使用して1以上の無線周波数から第1の無線周波数を識別する第1の電子装置の使用すること、(b)2以上の電気信号の少なくとも第1の電気信号の無線放送データ・システムのデータの一部として、第1の無線周波数のための識別情報を送信する第1の電子装置を使用すること、その識別情報は、1以上の無線周波数の第2の無線周波数上で送信される、および(c)第1の無線周波数上で2以上の電気信号の少なくとも第2の電気信号を送信する第1の電子装置を使用することを含む。
いくつかの実施例において、ユーザのために一組の搬送周波数から送信周波数を選択するために形成される電子装置は、(a)受信機、(b)一組の搬送周波数中の各搬送周波数の信号強度指示を測定するために形成された走査モジュール、(c)一組の搬送周波数中の各搬送周波数の信号強度指示に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つの空き周波数を決定するために形成された評価モジュール、(d)少なくとも1つの空き周波数から送信周波数を選択するために形成された選択モジュール、および(e)電気信号を送信するために形成された送信機を含む。
同一または異なる実施例は、さらに車両に結合されるように形成された電子装置に関する。車両は、接地接続を備える電源プラグを有する。その電子装置は、(a)接地電極を含み、車両に電気的に結合するために形成されたコネクタ、および(b)コネクタに電気的に結合され、無線アンテナとして車両を使用し、第1の電気信号を送信するために形成された送信機を含む。コネクタの接地電極が車両の電源プラグの接地コネクタに結合される場合、送信機は無線アンテナとして車両を使用するために形成される。
様々な実施例は、車両のシガレット・ライターに結合するために形成された無線周波数受信機器に関する。シガレット・ライターは、第1の端子および接地端子を含み、シガレット・ライターの接地端子はその車両の車体に電気的に結合される。無線周波数受信機器は、(a)(1)シガレット・ライターのアダプタがシガレット・ライターに挿入される場合、シガレット・ライターの第1の端子へ結合するために形成された第1の接触、および(2)シガレット・ライターのアダプタがシガレット・ライターに挿入される場合、シガレット・ライターの接地端子へ結合するために形成された第2の接触、を有するシガレット・ライターのアダプタ、および(c)シガレット・ライターのアダプタがシガレット・ライターに挿入される場合、車両の車体が無線周波数受信機用のアンテナとして動作するようにシガレット・ライターのアダプタの第2の接触に電気的に結合される無線周波数受信機を含む。
図面に戻って、図1は、第1の実施例に従って、少なくとも1つのソース190から1以上の電気信号を受取り、その1以上の電気信号を少なくとも1つの受信装置195に送信するために形成された電子装置100のブロック図の例である。電子装置100は、単に例示的であり、また、本発明がここに示された特定の実施例あるいは例に制限されることはない。電子装置100は、特にここに描かれ、記述されていない多くの実施例あるいは例において使用することができる。
例として、電子装置100は、(a)送信周波数識別システム101、(b)少なくとも1つの受信機102、(c)少なくとも1つの送信機103、(d)ユーザ通信コンポーネント104、(e)外部アンテナ整合回路105、(f)電源ユニット106、および(g)少なくとも1つのアンテナ107を含む。いくつかの実施例では、電子装置100は、アンテナ107に加えて、あるいはそのアンテナに替わり、外部アンテナ108に結合することができる(取り外しあるいは別の方法で)。同一または異なる例において、ユーザ通信コンポーネント104は、(a)ディスプレイ121、(b)入力カップリング122、および(c)ユーザ制御125を含む。
大まかに言えば、以下詳細に説明されるように、いくつかの実施例では、電子装置100は、入力カップリング122を経由してソース190からのオーディオおよび/または電気信号に結合され、受取ることができる。ソース190からオーディオおよび/または電気信号を受取る前に、あるいは受取っている間、識別システム101は一組の搬送周波数から送信周波数を識別することができる。送信周波数は、ソース190からのオーディオおよび/または他の電気信号が未使用または空き搬送周波数上で送信されることを保証するために選択された搬送周波数である。
送信周波数を選択した後に、ディスプレイ121は送信周波数をユーザに表示し、そして送信機103は、アンテナ107あるいは外部アンテナ108を使用して送信周波数上でオーディオおよび/または他の電気信号を送信し始める。ユーザは、オーディオおよび/または他の電気信号を受取るために、車両のラジオをディスプレイ121によって表示された表示送信周波数に同調させる。したがって、電子装置100によって、ユーザは、未使用または空き搬送周波数を手動で探索することによる注意の散漫およびフラストレーションなしに、車両のラジオおよびスピーカ・システムを通してソース190からのオーディオおよび/または他の電気信号を再生することができる。
いくつかの実施例では、ソース190は、電気信号を生成するために形成された電子装置である。例えば、ソース190は、モバイル(あるいはセルラー)電話、ラップトップ・コンピュータ、オーディオ再生装置、携帯型AM(振幅変調)およびFM(周波数変調)ラジオ、衛星ラジオ、携帯型CD(コンパクト・ディスク)プレーヤ、データ格納装置、オーディオ・プレーヤ、オーディオ・ビジュアル・プレーヤ、および/または、携帯型MP3(MPEGオーディオ・レイヤー3)プレーヤである。他の実施例では、ソース190は、電子装置100の一部あるいは全体に統合される。例えば、電子装置100は、MP3プレーヤを含めることができる。さらに、電気信号は、オーディオ信号、ビデオ信号、データ信号、あるいは他のタイプの電気信号でもよい。用語「ソース190」は、あらゆるタイプおよび設計の電子装置、オーディオ・プレーヤ、およびオーディオ・ビジュアル・メディア・プレーヤを含むが、これらに制限されることはない。受信装置195は、無線周波数(あるいは他の高周波)信号を受信することができる受信機を含むあらゆる電子装置である。いくつかの実施例では、受信装置195は、ラジオあるいは特にカーラジオである。
いくつかの例では、一組の搬送周波数は、全FMバンドを含む。アメリカ(米国)では、FMバンドは、87.5MHz(メガヘルツ)と108MHzとの間の周波数またはチャネルを含む。日本では、FMバンドは、76MHzと90MHzとの間の周波数を含む。ヨーロッパでは、FMバンドは、87.6MHzと107.9MHzとの間の周波数を含む。他の国々では、全FMバンドは、他の搬送周波数範囲をスキャン(走査)することができる。
アメリカでは、隣接した搬送周波数間には0.2MHzの間隔がある。すなわち、一組の搬送周波数は、0.2MHzの間隔(87.5MHz,87.7MHz,87.9MHzなど)の周波数を含む。日本およびヨーロッパでは、隣接した搬送周波数間の間隔は0.1MHzである。他の実施例では、一組の搬送周波数は、全FMバンドの一部を含む。さらなる実施例では、一組の搬送周波数は、他の搬送周波数の組あるいはバンド(例えば、AM(振幅変調)、VHF(超短波)あるいはUHF(極超短波)バンド)を含む。
図1に戻って、ディスプレイ121は、電子装置100のユーザに情報を提供するために使用される。いくつかの例では、ディスプレイ121は、液晶ディスプレイ(LCD)あるいは表示灯である。ディスプレイ121は、識別システム101に結合され、送信機103によって送信周波数上で電気信号を送信する前におよび送信中に、その送信周波数を視覚的に表示するために形成することができる。
入力カップリング122は、電子装置100をソース190に結合するために形成される。いくつかの例では、入力カップリング122は、ソース190から電気信号(例えば、オーディオあるいは他の媒体)を受取ることができる。ユーザ通信コンポーネント104は、電気信号を送信機103に伝えることができる。
同一または異なる実施例では、入力カップリング122は、電子装置100とソース190との間で、通信、電力、およびオーディオ信号を伝送することができる。入力カップリング122のタイプは、電子装置100を受け入れるために設計されたコネクタ・ソースのタイプに依存する。例えば、入力カップリング122は、Apple(登録商標)iPod(登録商標)装置にプラグインまたは電気的に結合するために形成された30ピンのオス型シリアル・コネクタを含む。第2の例では、ソース190は、外部装置と結合するためのメス型USB(ユニバーサル・シリアル・ポート)コネクタを有する。他の例では、入力カップリング122は、オス型USBコネクタである。
ユーザ制御125によって、ユーザは電子装置100と相互作用を行い、制御することが可能できる。いくつかの例では、ユーザ制御125は、ユーザが新しい未使用の周波数を選択することができるように形成される。ユーザ制御125は、ユーザが電子装置100へ情報および/または命令を入力することができるあらゆるタイプのメカニズム(可動部を備えたもの、あるいは可動部のないもの)に関連すると広く理解されるべきである。例えば、ユーザ制御125は、機械式押しボタン、静電式押しボタン、静電アレイ、音声起動のコンポーネント、タッチ・スクリーン、あるいは他のあらゆるタイプの入力コンポーネントである。
送信機103は、アンテナ107を使用して、電気信号を送信することができる。いくつかの例では、受信機102は、アンテナ107を使用して、電気信号を受信する。他の実施例では、電子装置100は、外部アンテナ108を使用して、電気信号を送信しまたは受信することができる。
FCC(連邦通信委員会)および他の規制団体の条件に準拠するために、送信機103の出力は、減衰回路(図示せず)に結合される。FCCおよび他の規制団体の条件に準拠するために必要な減衰量は、特定の送信機の出力、利用されるアンテナの品質およびタイプ、および送信機103が使用される環境によって指示される。したがって、減衰回路のその特定の設計は、特定のアプリケーション上の必要性に依存する設計上の選択の問題である。送信機103によって放送されるいくつかのタイプの電気信号に対しては、減衰回路は必要とされないであろう。いくつかの実施例では、その減衰回路は、外部アンテナ整合回路105の一部であってもよい。
識別システム101は、一組の搬送周波数からの送信周波数を選択するために形成することができる。識別システム101はまた、送信機103と使用するために、一組の搬送周波数中の少なくとも1つの搬送周波数を識別するために形成されたシステムと考えることができる。すなわち、識別システム101(あるいは電子装置100)は、ソース190から受信装置195に電気信号を送信するために使用される送信周波数を選択するためのシステムである。識別システム101は、単に例示的であり、また、本発明はここに示された特定の実施例あるいは例に制限されることはない。識別システム101は、特にここに示されないあるいは記述されない様々な実施例あるいは例において使用され得る。
例として、識別システム101は、(a)電子装置100を初期化するために形成された初期化モジュール111、(b)一組の搬送周波数中の各搬送周波数の信号強度指示を測定するために形成された走査モジュール112、(c)一組の搬送周波数中の各搬送周波数の信号強度指示に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つの空き周波数を決定するために形成された評価モジュール113、(d)少なくとも1つの空き周波数から送信周波数を選択するために形成された選択モジュール114、(e)ユーザに送信周波数を伝えるために形成された通信モジュール115、および(f)メモリ116を含む。
いくつかの実施例では、初期化モジュール111、走査モジュール112、評価モジュール113、選択モジュール114、および通信モジュール115は、メモリ116に格納されたプログラム命令によって実行され、電子装置100中のマイクロプロセッサ(図示せず)、マイクロコントローラ(図示せず、)あるいは電子回路(図示せず)上で実行される。他の例において、初期化モジュール111、走査モジュール112、評価モジュール113、選択モジュール114、および通信モジュール115の1つ以上は、電子装置100中の論理回路によって実行されてもよい。
メモリ116は、電子装置100あるいは識別システム101によって使用される1以上のデータ要素を格納することができる。例えば、メモリ116は、とりわけ、送信周波数の選択と関係する1以上の変数、値、配列あるいはデータ要素を格納することができる。様々な例において、メモリ116は、フラッシュ・メモリあるいはRAM(ランダム・アクセス・メモリ)を含む。
図2は、第1の実施例に従って、電子装置100(図1)と使用するために、一組の搬送周波数から少なくとも1つの送信周波数を識別する方法200の例を示すフローチャートである。方法200またはその一部は、また3以上の潜在的な送信周波数から2以上の送信周波数を自動的に選択する方法と考えることもできる。方法200またはその一部は、さらに2以上の搬送周波数から1つの送信周波数を選択する方法と考えることもできる。方法200は、ここに記述されたある実施例の特徴を実施するための技術の単に示したに過ぎず、多くの他の実施例が可能なように、電子装置100(図1)および方法200がここに記述された特定の実施例に制限されるものではない。
いくつかの例では、電子装置100(図1)が動作している場合、メモリ116(図1)に格納されたプログラム命令は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、あるいは他の電子回路によって実行される。プログラム命令の一部は、図2〜図7に関して以下説明されるように、電子装置100(図1)で一組の搬送周波数からの少なくとも1つの送信周波数を識別する方法を実行するために適合している。他の例では、方法200あるいはその一部は、電子装置100中の論理回路を使用して実行することができる。
図2に示された例において、方法200の第1の工程は、電子装置100(図1)がソース190(図1)に結合されているかどうかを決定する工程251である。図1に示される例を再び参照して、初期化モジュール111は、一部として(図示せず)、入力カップリング122、アンテナ107あるいはアンテナ108を通じてソース190と通信することを試みるために形成される。いくつかの例では、ソース190との結合は、ソース190と初期化またはハンドシェーキング・ルーチンが始動または完了したとき、初期化モジュール111によって検出される。
図2を再び参照して、電子装置100(図1)がソース190(図1)に結合されていない場合、方法200の次の工程は、電子装置100(図1)がアイドル状態に入る工程253である。電子装置100(図1)がソース190(図1)への結合を検出するまで、電子装置100(図1)はアイドル状態にとどまる。一例として、初期化モジュール111(図1)は、ソース190(図1)との接続が検出されるまで、所定の時間間隔(例えば、2あるいは5秒)で工程251を繰り返すことによってソース190(図1)と通信することを試みる。
電子装置100(図1)がソース190(図1)に結合されている場合、方法200の次の工程は、電子装置100(図1)に始めて電源が入れられたかどうかを決定する工程252である。いくつかの例では、電子装置100(図1)に始めて電源が入れられる場合、電子装置100(図1)を初期化する必要のある場合がある。様々な実施例では、最初に電源が入れられる場合には、初めて電子装置100(図1)を起動する場合、あるいは電子装置100が切られるかリセットされた後、電子装置100(図1)を再開する場合を含む。他の例では、最初に電源が入れられる場合には、生産後あるいはシステム・リセット後に初めて電子装置100(図1)を起動した場合のみを含むことがある。
電子装置100の(図1)に電源が初めて入れられる場合、図2の方法200の次工程は、識別システム101(図1)を初期化する工程254である。いくつかの例では、識別システム101(図1)の初期化は、1以上の変数を予め定める値に設定することを含む。例えば、信号強度アレイ中の変数、グレードあるいはレーティングはすべて、1以上の予め定める値(例えば、0または−6,−4)に設定することができる。
信号強度アレイは、一組の搬送周波数およびその搬送周波数の信号強度に対応する値、グレードあるいはレーティングのリストである。一例として、搬送周波数の各々は、−6から+5の加重された信号強度値が割り当てられる。別の例では、搬送周波数の信号強度の他の値、グレードあるいはレーティングが用いられてもよい。
いくつかの例では、信号強度値が−3と+5との間にある場合、搬送周波数は、その搬送周波数上に信号を有すると考えられるか、使用中のチャネルであると考えることができる。信号強度値が−6と−4との間にある場合、搬送周波数は、未使用および/または空き搬送周波数と考えることができる。信号強度値の範囲および何が未使用および/または空き搬送周波数として限定されるのかは、ここに提示される例と異なってもよい。いくつかの例では、各搬送周波数に対するRSSI(受信信号強度指示)値は、また信号強度アレイに格納される。RSSI値は、搬送周波数上の電気信号強度の目安である。
図2を再び参照して、方法200の次の工程は、一組の搬送周波数中の1以上の未使用搬送周波数を識別する工程255である。図3は、第1の実施例に従って、一組の搬送周波数中の1以上の未使用搬送周波数を識別する工程255の例を示すフローチャートである。
図3を参照して、工程255中の最初の手順は、信号強度アレイ値を調整する工程371である。一例として、最小値より上にある信号強度アレイ中の各信号強度値は1だけ減少させ、また、最小値と等しいかあるいは小さい信号強度アレイ中の各信号強度値は変更されない。例えば、1つの搬送周波数に対する信号強度アレイ値が−1であり、その最小値が−3である場合、その信号強度値は−2に減らされる。いくつかの例では、走査モジュール112(図1)は、メモリ116(図1)に格納された信号強度アレイ値を調整することができる。
信号強度値の調整によって、未使用搬送周波数を識別するための前回の試行結果が未使用搬送周波数を決定する際に考慮されるが、前回の試行結果は減少した加重を与える。未使用周波数を識別する最初の試みについては、信号強度アレイ値は、初期値から1を減じられる。しかしながら、後の反復では、信号強度アレイ値は、初期値にリセットされず、代わりに、前回の試行によって決定した値を有する。したがって、前回の試行結果は、信号強度アレイに格納された信号強度値に影響する場合がある。代替の実施例では、信号強度値は、未使用搬送周波数を識別する各試みの初めに予め定める初期値にリセットされ、また、前回の反復結果は、現在の結果に影響しない。
図3を再び参照して、工程255の次の手順は、一組の搬送周波数を走査(スキャン)する工程372である。いくつかの実施例では、工程372は、未使用搬送周波数のために一組の搬送周波数を走査すると考えられる。図4は、第1の実施例に従って、一組の搬送周波数を走査する工程372の例を示すフローチャートである。
図4を参照して、工程372での最初の処理は、一組の搬送周波数中の最初の搬送周波数に同調する工程481である。図1を参照すると、いくつかの実施例では、走査モジュール112は、一組の搬送周波数で最も高い搬送周波数に同調するように受信機102に指示することができる。一組の搬送周波数が全アメリカFMバンドである場合、走査モジュール112は、107.9MHzに同調するように受信機102に指示する。他の実施例では、走査モジュール112は、最も低い搬送周波数あるいは別の予め定める搬送周波数に同調するように受信機102に指示することができる。例えば、一組の搬送周波数が全アメリカFMバンドである場合、搬送周波数は、最も高い周波数の0.2MHz下の周波数に同調することができる。
図4を再び参照して、工程372の次のプロセスは、一組の搬送周波数中の次の搬送周波数を探索する工程482である。探索は、受信機102(図1)を一組の搬送周波数の次の搬送周波数に同調し、RSSI値を測定することを含む。いくつかの例では、受信機102(図1)は、搬送周波数に対するRSSI値を測定する。いくつかの例では、逆(inverse)RSSI値がRSSI値の代わりに測定されてもよい。適切なように、ここに、「RSSI値」は、RSSI値および/または逆RSSI値に関連する。
いくつかの実施例において、走査が開始すると、受信機102(図1)は、工程372で2番目に高い搬送周波数(例えば、米国の107.7MHz)に同調し、107.7MHzの周波数におけるRSSI値が測定される。
同一または異なる実施例では、最も高い搬送周波数が他の搬送周波数からの干渉をより受けやすいので、一組の搬送周波数で最も高い(あるいは最も低い)搬送周波数に対するRSSI値は測定されない。代替実施例では、受信機102は、工程482で最も高い搬送周波数バンドに対するRSSI値を測定することができる。
工程372の次のプロセスは、その探索が完了したかどうかを決める工程484である。工程482で測定されたRSSI値が予め定める値(例えば、RSSI閾値)より大きい場合、探索は完了する。RSSI閾値は、搬送周波数が使用可能、有効、空きであると考えられる搬送周波数上で容認できる信号強度の最大値である。RSSI値が搬送周波数に対するRSSI閾値より大きい場合、おそらく無線局あるいは別の電子装置が既にこの搬送周波数上で放送しているか、あるいは、隣接した搬送周波数上の信号がこの搬送周波数へ漏洩しているであろう。いくつかの例では、RSSI閾値は、100dBuV(1micovoltに関するデシベル)である。
いくつかの例では、受信機102(図1)は、RSSI値がRSSI閾値より大きいかどうかを決定する。他の例において、受信機102(図1)は、そのRSSI値を走査モジュール112(図1)に伝え、走査モジュール112(図1)は、その値がRSSI閾値より大きいかどうかを決定する。
探索が完了した場合(工程484)、工程372の次のプロセスは、現在の搬送周波数を読む工程485である。一例として、受信機102(図1)は、現在の搬送周波数を決定し、走査モジュール112(図1)にその搬送周波数を伝える。
工程372の次のプロセスは、現在の搬送周波数に対応する信号強度アレイ値を調整する工程486である。いくつかの例では、工程486は、一組の搬送周波数の走査の結果に少なくとも部分的に基づいて、搬送周波数のためのグレード、値、あるいはレーティングを提供するものと考えられる。いくつかの実施例では、走査モジュール112(図1)は、この搬送周波数に対する信号強度値をメモリ116(図1)に格納された信号強度値のアレイから読み、それにしたがって信号強度値を調整することができる。
例えば、工程486の一部として、現在の搬送周波数に対応する信号強度アレイ値が、4未満である場合、走査モジュール112(図1)は、信号強度値を2だけ増加させることができる。その対応する信号強度値が4に等しいかそれ以上である場合、走査モジュール112(図1)は、信号強度値を5に設定することができる。他の例において、識別システム101(図1)の走査モジュール112(図1)あるいは他のモジュールは、信号強度アレイ値を他の量だけ調整することができる。
工程372の後続のプロセスは、一組の搬送周波数の終端に到達したかどうかを決定する工程483である。例えば、受信機102(図1)および/または走査モジュール112(図1)が一組の搬送周波数中のすべての搬送周波数に対するRSSI値を決定した場合、一組の搬送周波数の終端に到達する。別の例として、一組の搬送周波数の終端は、受信機102(図1)および/または走査モジュール112(図1)が最も低い搬送周波数(例えば87.5MHz)に達するとき、一組の搬送周波数の終端に到達する。いくつかの例において、一組の搬送周波数に到達に到達したかどうかを受信機102(図1)が決定する。他の例では、走査モジュール112(図1)が一組の搬送周波数に到達に到達したかどうかを決定する。
一組の搬送周波数に到達した場合、工程372および工程255(図2)は完了し、次は工程256(図2)である。最後の搬送周波数に到達していない場合、工程482および工程483は、次の搬送周波数のために繰り返される。例えば、アメリカでは、現在の周波数が107.7MHzである場合、次の搬送周波数は107.5MHzである。異なる実施例では、工程481〜工程486は、最も低い周波数から最も高い周波数まで、あるいは予め定めるあらゆる順序を使用して、周波数をスキャンする。
工程484にもどり、探索が完了していない場合(つまり、RSSI値が予め定める値に等しいかあるいは未満である)、そのとき現在の搬送周波数に対する信号強度アレイ値は調整されない。代わりに、工程483が実行される。
図2を再び参照して、工程255が完了した後、方法200の次の工程は、空き搬送周波数を決定する工程256である。図5は、第1の実施例に従って、空き搬送周波数を決定する工程256の例を示すフローチャートである。
図5を参照して、工程256の最初の手順は、未使用試験周波数を選択する工程570である。いくつかの実施例では、最初の未使用試験周波数として、評価モジュール113(図1)は、最も高い未使用搬送周波数(例えば107.9MHz)を選択する。いくつかの例では、より高い隣接した周波数(例えば108.1MHz)が一組の搬送周波数にない場合があり、および/または、最も高い(あるいは最も低い)周波数は干渉をより受けやすいので、最も高い(あるいは最も低い)未使用搬送周波数は、無視される。他の例において、最も高い(あるいは最も低い)未使用周波数は、他の未使用搬送周波数と同じに扱われる。後続の選択手順では、試験周波数は、周波数が未使用かどうか、予め定める順に各搬送周波数をチェックすることにより選択される。例えば、搬送周波数に対する信号強度値が−6と−4との間にある場合、搬送周波数は未使用搬送周波数と考えることができる。
未使用試験搬送周波数を選択した後、工程256の次の手順は、未使用試験周波数に隣接する搬送周波数が未使用搬送周波数であるどうかを決定する工程571である。例えば、未使用試験周波数が107.1MHzである場合、評価モジュール113(図1)は、106.9MHzおよび107.3MHzが未使用の周波数かどうかを決定することができる。上述のように、いくつかの実施例では、搬送周波数に対する信号強度値が−6と−4との間にある場合、搬送周波数は未使用であると考えられる。いくつかの例では、評価モジュール113(図1)は、メモリ116(図1)から隣接周波数の信号強度値を読み取る。
隣接した周波数が未使用の周波数でない場合、工程256の次の手順は、未使用試験周波数が最後の未使用搬送周波数であるかどうかを決定する工程572である。未使用試験周波数が最後の未使用試験周波数である場合、工程256は完了し、次の工程は工程257(図2)である。いくつかの実施例では、評価モジュール113(図7)は、信号強度を信号強度アレイ中の値とチェックすることによって未使用試験周波数が最後の未使用試験搬送周波数であるかどうかを決定する。
未使用試験搬送周波数が最後の未使用搬送周波数でない場合、工程256の次の手順は、次の未使用試験搬送周波数を選択する工程573である。次の未使用試験搬送周波数が選択された後、工程256の次の手順は、工程571である。
工程571に戻って、未使用試験周波数に隣接する搬送周波数がまた未使用の搬送周波数である場合、工程256の次の手順は、未使用試験周波数および隣接した周波数のRSSI値が相対的に許容可能な範囲内にあるかどうかを決定する工程574である。一例では、未使用試験周波数のRSSI値および隣接した搬送周波数のRSSI値は、互いに予め定める量内になければならない。例えば、未使用試験周波数が25に等しいRSSIを有している場合、その隣接した搬送周波数が5に等しいRSSIを有している場合、および予め定める量が10に等しい場合、未使用試験周波数は、その未使用試験周波数のRSSI(25)が隣接した搬送周波数のRSSI(5)の予め定める量(10)内にないので、不適格とされるであろう。隣接した周波数のRSSIが5に代わり23だった場合、その時未使用試験周波数は許容可能であろう。この試験は、互いに比較されたとき、未使用試験周波数あるいは隣接した周波数がクリアなチャネルでないため、実行される。すなわち、隣接した周波数が比較的強い信号を有している場合、この強い信号は、未使用試験搬送周波数に漏洩し、干渉するかもしれない。
様々な例において、評価モジュール113(図1)は、未使用試験周波数のRSSI値が許容可能な相対的な範囲内にあるかどうかを決定する。同一か異なる実施例において、未使用試験周波数のRSSI値が許容可能な相対的な範囲内にない場合、潜在的な送信周波数として不適格にされ、工程256の次の手順は、工程572となる。
未使用試験周波数および隣接した周波数のRSSI値が許容可能な相対的な範囲にある場合、工程256の次の手順は、未使用試験周波数および隣接した周波数のRSSI値が絶対的な許容可能な範囲内にあるかどうかを決定する工程575である。例えば、未使用試験周波数が6に等しいRSSI有し、隣接した搬送周波数が17および19に等しいRSSIを有し、そして予め定める最大の絶対RSSI値が10に等しい場合、未使用試験搬送周波数は、隣接した搬送周波数のRSSI(17および19)が予め定める最大の絶対RSSI値(10)より上にあるので、不適格となるであろう。隣接した搬送周波数のRSSIが10だった場合、その未使用試験周波数は許容可能となるであろう。この試験は、隣接した搬送周波数と比較されたとき搬送周波数が明瞭なチャネルであるので、実行される。様々な例において、評価モジュール113(図1)は、未使用試験周波数および隣接した搬送周波数のRSSIが許容可能な範囲内にあるかどうかを決定することができる。
いくつかの実施例では、工程574,575の順序は、逆転してもよく、あるいは、工程574,575の1つだけが実行されてもよい。
隣接した搬送周波数のRSSI値が工程575における許容可能な絶対的な範囲内にない場合、工程256の次の手順は、未使用試験周波数が最後の未使用搬送周波数であるかどうかを決定する工程572である。
隣接した搬送周波数のRSSI値が工程575における許容可能な絶対的な範囲内にある場合、工程256の次の手順は、未使用試験周波数を利用可能な周波数リスト中に格納する工程576である。様々な例において、評価モジュール113(図1)は、未使用試験周波数をメモリ116(図1)に格納されている利用可能な周波数リストに蓄えることができる。いくつかの実施例では、未使用試験周波数に対するRSSI値は、未使用試験周波と共に利用可能な周波数リスト中に蓄えられる。
未使用試験周波数を利用可能な周波数リスト中に格納した後、工程256の次の手順は、未使用試験周波数が最後の未使用搬送周波数であるかどうかを決定する工程572である。未使用試験搬送周波数が最後の未使用搬送周波数である場合、工程256は完了し、次の工程は工程257(図2)となる。
図2を再び参照して、工程256が完了した後、方法200の次の工程は、空き搬送周波数をランク付けする工程257である。周波数のランク付けによって、ユーザは電子装置100(図1)と使用するために最も明瞭な周波数を供給されることが保証される。他の実施例では、工程257はスキップされてもよく、送信周波数が利用可能な周波数リスト中の搬送周波数から選択される。図6は、第1の実施例に従って、空き搬送周波数をランク付け工程257の例を示すフローチャートである。
図6を参照して、工程257の最初の手順は、利用可能な搬送周波数リスト中の第1の空き搬送周波数に同調する工程671である。いくつかの例では、選択モジュール114(図1)は、第1の空き搬送周波数へ同調するように受信機102(図1)に指示することができる。
工程257の次の手順は、空き搬送周波数の特性を決定する工程672である。一例において、空き搬送周波数に対するRSSI値、SNR(信号対雑音比)、およびインパルス検出値の少なくとも1つが測定される。いくつかの例では、受信機102(図1)は、これらの値を決定し、その特性を選択モジュール114(図1)に伝える。他の実施例では、これらの値の1以上が予め工程482(図4)で決定されている。
SNRは、信号電力対信号を劣化させる雑音電力の比率である。すなわち、SNRは、背景雑音レベルに対する所望の信号レベルの比較である。比率が高いほど、背景雑音は少ない。したがって、SNR閾値は、搬送周波数が使用可能かつ有効で空きであると考えられる搬送周波数上で許容可能な信号電力対雑音電力比の最小値である。
インパルス雑音は、無線周波数信号に干渉し、無線周波数を使用不可能にする。したがって、より低いインパルス雑音を伴う無線周波数は、よりよい送信周波数である。インパルス雑音は、車両の点火システムあるいは他のDC(直流)モータを含む様々な環境要因によって引き起こされる。したがって、インパルス検出の閾値は、搬送周波数が使用可能かつ有効で空きであると考えられる搬送周波数上で許容可能なインパルス雑音の最大値である。
いくつかの例において、SNR閾値は1に設定され、インパルス検出閾値は、0に設定される。他の実施例では、他の値あるいは変数が使用されてもよい。
工程672でこれらの値を決定した後、工程257の次の手順は、SNR比がSNR閾値未満かどうかを決定する工程673である。いくつかの例では、選択モジュール114(図1)は、SNR比がSNR閾値より大きいかどうか決めることができる。SNR比が高すぎる場合、その搬送周波数は、電子装置100(図1)での使用に不適切である。
SNR値がSNR閾値より大きいとき、工程257の次の手順は、空き搬送周波数を利用可能な搬送周波数リストから削除する工程675である。いくつかの例では、選択モジュール114(図1)が空き搬送周波数を利用可能な搬送周波数リストから削除することができる。
空き搬送周波数を削除した後、工程257の次の手順は、空き搬送周波数が利用可能な搬送周波数リスト中の最後の搬送周波数であったかどうかを決定する工程676である。空き搬送周波数が利用可能な搬送周波数リスト中の最後の搬送周波数でなかった場合、工程257の次の手順は、利用可能な搬送周波数リスト中の次の搬送周波数に同調する工程677である。次の搬送周波数(工程677)に同調した後に、次の手順は、この次の空き搬送周波数の特性を決定する工程672である。
SNR比が工程673のSNR閾値未満である場合、工程257の次の手順は、搬送周波数に対するインパルス検出値がインパルス検出閾値未満かどうかを決定する工程674である。一例において、選択モジュール114(図1)は、空き周波数に対するそのインパルス検出値がインパルス検出閾値より大きいかどうかを決めることができる。
空き搬送周波数に対するインパルス検出値がインパルス検出閾値より大きな場合、工程257の次の手順は、利用可能な搬送周波数リストから空き搬送周波数を削除する工程675である。
他の実施例では、工程673,674の順序は、逆転することができ、あるいは、工程673,674の1つだけを実行してもよい。他の実施例において、工程673,674の1つあるいは両方が工程256の一部として実行されてもよい。さらなる実施例では、工程673,674の両方が工程257から省略されてもよく、また、代わりに、工程257が工程678から開始することもできる。
空き搬送周波数に対するインパルス検出値がインパルス検出閾値未満である場合、工程257の次の手順は、空き搬送周波数が利用可能な搬送周波数リスト中の最後の搬送周波数であったかどうかを決定する工程676である。空き搬送周波数が利用可能な搬送周波数リスト中の最後の搬送周波数でなかった場合、工程257の次の手順は、利用可能な搬送周波数リスト中の次の搬送周波数に同調する工程677である。
空き搬送周波数が利用可能な搬送周波数リスト中の最後の搬送周波数であった場合、工程257の次の手順は、利用可能な搬送周波数リストを再整理する工程678である。いくつかの例では、選択モジュール114(図1)は、利用可能な搬送周波数リストをRSSI値の降順に再整理することができる。利用可能な搬送周波数は、最もクリアな搬送周波数をユーザに最初に供給することを保証するために再整理することができる。
工程678の後、工程257の次の手順は、利用可能な搬送周波数リストから許容できないRSSI差を備える搬送周波数を除去する工程679である。様々な実施例では、最も小さなRSSI値より予め定める量だけ大きいRSSI値を備える搬送周波数は、リストから取り除かれる。例えば、利用可能な搬送周波数リストが5つの搬送周波数を有し、それらのRSSI値が2、3、5、6、および11であり、予め定める量が4である場合、そのとき11に等しいRSSIを備えるチャネルは、その搬送周波数のRSSI値(11)が最小の逆RSSI値(2)より予め定める量(4)より大きいので、そのアレイから除去されるであろう。3、5、および6のRSSI値を具備する他の周波数は許容範囲内にあり、したがって、2のRSSI値を備える周波数と共に利用可能な搬送周波数リストの中に残存するであろう。この手順は、隣接した搬送周波数あるいは許容可能な絶対的なRSSI値と比較されたとき、いずれかの許容可能なRSSI値を有する搬送周波数を除去するが、しかし他の現在利用可能な搬送周波数のRSSI値と比較したとき、それらのRSSI値が大きすぎるので、依然として許容できないであろう。
いくつかの例では、選択モジュール114(図1)は、利用可能な搬送周波数リストから搬送周波数を削除することができる。他の実施例では、比較的大きなRSSI値を備える搬送周波数を削除するために、他の基準が使用されてもよい。例えば、利用可能な搬送周波数リスト中の搬送周波数に対して、平均あるいはメディアン(中央)RSSI値より大きなRSSI値を備える搬送周波数を削除する。さらに他の実施例では、工程679が行なわれなくてもよい。
工程679の後、工程257の次の手順は、利用可能な搬送周波数リストを動作搬送周波数リストにコピーする工程680である。利用可能な搬送周波数リストに対する二重のバッファの使用によって、識別システム101(図1)は、ユーザが値リストを即時に使用できるようにしておく一方で、そのリストを更新することが可能となる。二重のバッファ・システムおよびバックグラウンドのタスクとして方法200を実行する結果、初期設定後に、搬送周波数は、ユーザに常に直ちに利用可能となる。他の実施例では、二重のバッファ・システムは使用されず、また、1つのリストだけ(つまり、利用可能な搬送周波数リスト)が使用される。
利用可能な搬送周波数リストをコピーした後、工程257は完了し、方法200(図2)の次の工程は、ユーザが送信周波数を要求したかどうかを決定する工程258(図2)である。ある例において、ユーザは、ユーザ通信コンポーネント104(図1)中のユーザ制御125(図1)を使用し、送信周波数を要求することができる。ある例において、ユーザがユーザ制御125(図1)を通して送信周波数を要求すれば(例えば、ボタンを押すことによって)、ユーザ通信コンポーネント104(図1)は、通信モジュール115(図1)にその要求を伝える。
図2を再び参照して、ユーザが送信周波数を要求すれば、方法200の次の工程は、ユーザのために送信周波数を獲得する工程260である。図7は、第1の実施例に従って、ユーザのために送信周波数を獲得する工程260の例を示すフローチャートである。
図7を参照して、工程260中の最初の手順は、動作搬送周波数リストから送信周波数を取り出す工程771である。いくつかの実施例では、この要求が送信周波数に対する最初の要求である場合、最も低いRSSI値を備えた搬送周波数(つまり、動作搬送周波数リスト中の第1の搬送周波数)が取り出される。いくつかの実施例では、取り出された搬送周波数は、以前に使用されことがない最低のRSSI値を備える搬送周波数である。いくつかの例では、通信モジュール115(図1)は、その送信周波数をメモリ116(図1)に格納された動作搬送周波数リストから取り出す。
送信周波数を取り出した後、工程260の次の手順は、その送信周波数をユーザに提供する工程772である。図1を参照して、いくつかの例では、通信モジュール115は、ユーザ通信コンポーネント104に指示し、その送信周波数をユーザに表示する。その送信周波数は、ディスプレイ121によって表示される。これらの例において、その送信周波数がディスプレイ121によって表示された後、ユーザは、ラジオをその送信周波数に手動で同調する。別の実施例では、ユーザ通信コンポーネント104は、その送信周波数を音声形式で提供することもできる。
他の例において、その送信周波数をユーザに提供するために他の方法が使用されてもよい。例えば、受信装置195は、その送信周波数に自動的に同調することができる。例えば、図8は、実施例に従って、その送信周波数をユーザに提供する工程772の例を示すフローチャートである。
図8を参照して、工程772での最初のプロセスは、送信周波数を表示する工程881である。いくつかの実施例では、ユーザ通信コンポーネント104(図1)は、送信周波数をユーザに表示する。ディスプレイ121(図1)は、送信周波数を表示する。
工程772における後続のプロセスは、送信周波数に対するこの要求が送信周波数に対する最初の要求かどうかを決定する工程882である。いくつかの実施例では、選択モジュール114は、送信周波数に対するこの要求が送信周波数に対する最初の要求かどうかを決定する。
この要求が送信周波数に対する最初の要求である場合、工程772の次のプロセスは、受信装置をその送信周波数に同調する工程883である。いくつかの例では、ユーザは、受信装置195(図1)をその送信周波数に手動で同調する。すなわち、受信装置195(図1)のユーザは、ディスプレイ121(図1)から送信周波数を読み、受信装置195(図1)をその送信周波数に手動で同調する。
送信周波数に対する要求が送信周波数に対する最初の要求でない場合、受信装置195(図1)は、いくつかの例における送信周波数に自動的に同調する。これらの例において、工程772の次のプロセスは、送信周波数のための識別情報を受信機または受信装置に一組の搬送周波数からの搬送周波数上で送信する工程884である。図1を再び参照すると、送信機103は、識別情報(例えば、送信周波数の呼出し番号)を受信装置195に送信する。
多くの例において、識別情報は、送信機103から古い送信周波数上で受信装置195に送信される。すなわち、ユーザは、現在の要求の前に既に送信周波数を要求したことがある。送信機103は、現在この古い送信周波数上で電気信号を放送している。この例においては、送信機103は、識別情報を古い送信周波数上で受信装置195に送信する。
同一または異なる例において、識別情報は、特定の搬送周波数のサブ搬送周波数を使用して送信される。サブ搬送周波数は、搬送周波数上で伝送する個別のアナログまたはデジタル信号であり、それはメイン搬送周波数によって送信される情報以上の追加の情報を送信することができる。一例において、標準FM周波数の57kHz(キロヘルツ)のサブ搬送周波数は、新しい送信周波数のための識別情報を送信するために使用することができる。
同一または異なる実施例では、識別情報は、ヨーロッパの無線データ・システム標準あるいは、アメリカの無線放送データ・システム標準(総称的に「RDS標準」)を使用して送信することができる。RDS標準は、ヨーロッパの無線データ・システム標準、アメリカの無線放送データ・システム標準、および他の国々のあらゆる同種の標準を含む。RDS標準は、さらにあらゆる後続のRDS標準、次期RDS標準、あるいは競合RDS標準を含む。
RDS標準は、サブ搬送周波数を使用して、従来のFM無線放送内で少量のデジタル情報を送るための規格である。RDS標準のいくつかのバージョンでは、送信された情報には、AF(代替周波数)情報を含む。典型的には、AFデータは、現在のラジオ放送局を聴取することができる代替周波数に関する情報を含む。伝統的に、ラジオは、現在の搬送周波数上の信号があまりにも弱くなる場合に、同じ内容を放送する代替周波数にラジオを同調するためにAFデータを使用する。
図8の工程884におけるいくつかの実施例において、同じラジオ放送を放送する他の搬送周波数に関する情報をAFデータ中にコード化する代わりに、通信モジュール115(図1)は、新たに要求された送信周波数のための識別情報を古い(つまり現在の)送信周波数のAFデータにコード化することができる。
送信周波数を具備するAFデータをコード化した後、AFデータを有する電気信号は、古い(つまり現在使用された)送信周波数上で放送される。他の実施例では、そのAFデータはコード化され、異なる予め定める搬送周波数上で送信される。
図8を参照して、工程772の次のプロセスは、受信機を使用して、識別情報を受信する工程885である。いくつかの実施例では、受信装置195は、古い送信周波数に既に同調されており、古い送信周波数用のAFデータ中にコード化された識別情報を受信する。他の例において、識別情報は、他の方法によって送信された電気信号中にコード化され、受信装置195は、その識別情報を受信するために設計され、プログラムされる。
識別情報を受信した後に、工程772の後続のプロセスは、受信機をその送信周波数に同調する工程886である。すなわち、受信装置195(図1)は、その送信周波数に自動的に同調することができる。いくつかの実施例では、受信装置195(図1)はAFオプションを起動させ、識別情報をAFデータの一部として受信した場合、受信装置195(図1)はその送信周波数に自動的に同調する。AFオプションが起動されない場合、受信装置195(図1)のユーザは、工程883に記述されたプロセスに類似しているかあるいは同一の方法で、受信装置195(図1)をその送信周波数に手動で同調させることができる。
図8の工程886の後、工程772が完了すると、工程260の次の手順は、例えば送信機103(図1)のような送信機を送信周波数上で送信するために設定する(例えば、同調する)工程773である。いくつかの実施例では、送信機103(図1)は、送信するために設定された後に送信周波数上で自動的に送信を開始する。他の例において、送信機103(図1)は、所定時間(例えば、1あるいは7秒)を待機し、その後送信を開始する。代替実施例では、送信機103(図1)は、送信を開始するためにユーザからの指示を待機する。いくつかの例では、通信モジュール115(図1)は、送信周波数上で送信を開始するように送信機103(図1)に指示することができる。異なる実施例では、工程773(図7)は、工程772(図7)の前で行なわれてもよい。
図7を再び参照して、工程774でユーザに送信周波数を供給した後、工程260は、使用されているとして新しい現在の周波数をマークすることができる。いくつかの例では、動作搬送周波数リストによって、搬送周波数が使用されているとしてマークすることが可能である。いくつかの実施例では、搬送周波数が使用されたとしてマークされれば、この搬送周波数が再びユーザに提供されることはないであろう。異なる実施例では、後述されるように、工程255(図2)から開始して、方法200(図2)が繰り返されなければ、動作搬送周波数リストからの搬送周波数は、ユーザに再度提供されないであろう。いくつかの例では、通信モジュール115(図1)は、使用されたとして送信周波数にマークすることができる。他の実施例では、使用済みとしてその送信周波数のマーキングは、動作搬送周波数リストからその搬送周波数を削除することにより行なわれてもよい。
図2を再び参照して、工程774(図7)の後、工程260が完了すると、方法200の次の工程は、所定時間期間が経過したかどうかを決定する工程259である。様々な例において、その所定時間は7秒である。その所定時間が経過した場合、方法200の次の工程は、未使用搬送周波数を識別する工程255である。すなわち、所定時間が過ぎている場合、新しいか追加の送信周波数を識別するかあるいは動作搬送周波数リスト中の搬送周波数の利用性を確認するために必要とされる工程が繰り返される(つまり工程255〜257)。
クリアな送信周波数を保証するために、通常の間隔で工程255〜257を繰り返すことが望ましい。電子装置100(図1)が移動している場合(例えば、車両中で)、利用可能な搬送周波数は、連続的に変化する。例えば、もし電子装置100(図1)が最初のスキャン中に高層建築の下にいる場合、その建物は、1以上の搬送周波数上の強い信号をブロックするかもしれない。電子装置100(図1)がその高層建築の影から出るとすぐに、この搬送周波数は、もはや送信用の許容可能な周波数ではなくなるであろう。したがって、短い所定時間の後に動作搬送周波数リストを更新することによって、最良の送信周波数がユーザに提示されることを保証する。
当業者にとって、ここに議論された装置、システム、機器、および使用方法は様々な実施例中で実施されるであろうが、これらの実施例の前出の議論は、必ずしもあらゆる実施例の完全な記述を提示しているものではないことを容易に理解するであろう。例えば、識別システム101(図1)は、送信周波数を選択するために、ここに議論されたすべてのフィルタリング基準(例えば、工程574〜575(図5),673〜674(図6),678〜679(図6))を使用する必要はない。いくつかの実施例では、フィルタリング基準のサブセットあるいは他の基準だけが使用されてもよい。例えば、識別システム101(図1)は、使用済み搬送周波数をフィルタするために単にSNR比および/またはインパルス検出値を使用することができるであろう。他の実施例では、識別システム101(図1)は、RSSI値(あるいは逆RSSI)のみを使用してもよい。他の実施例では、識別システム101は、隣接した搬送周波数のRSSI値を無視することができ、あるいはフィルタリング基準として隣接した搬送周波数に対するSNRあるいはインパルス検出値を使用することができる。
前述のように、いくつかの実施例中で、方法200のすべてあるいはその一部は、少なくとも1以上の未使用搬送周波数の信号強度指示に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つの搬送周波数を選択する方法と考えることができる。同一または異なる実施例では、方法200のすべてあるいはその一部は、少なくとも1つの第1の周波数の各周波数に隣接する搬送周波数の特性に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つの第1の周波数から送信周波数を選択する方法と考えることができる。さらに、方法200のすべてあるいはその一部は、少なくとも1以上の搬送周波数のレーティングに基づいて、第1の周波数を選択する方法と考えることができる。また、方法200は、1以上の潜在的な搬送周波数の各々の受信信号強度指示、および、1以上の潜在的な搬送周波数の各々に近接した周波数の特性に少なくとも部分的に基づいて、一組の潜在的な搬送周波数中の1以上の第1の潜在的な搬送周波数の第1の送信周波数を選択する方法と考えることができる。
図9は、第1の実施例に従ってソース190に結合された電子装置100の例を示す正面斜視図である。図10は、第1の実施例に従って、受信機102を外部アンテナ108に結合する例を示すブロック図である。図11は、第1の実施例に従って、電子装置100内の外部アンテナ整合回路および他の回路の例を示す回路図である。
いくつかの例では、電子装置100は、車両1070(図10)上のシガレット・ライターに結合するために形成された無線受信機器と考えることができる。同一または異なる実施例では、電子装置100は、車両1070に結合するために形成された電子装置と考えることができる。
いくつかの例では、図10に示されるように、車両1070は、(a)外部アンテナ108、および(b)電源プラグ1071を含む。電源プラグ1071は、(a)正端子1072、および(b)接地端子1073を含む。多くの車両では、電源プラグ1071の接地端子1073は、自動車の車体外部に電気的に結合される。様々な実施例では、電源プラグ1071は、シガレット・ライターである。
様々な例において、外部アンテナ108は、車両1070の車体外部を含む。同一または異なる実施例では、外部アンテナ108は、車両1070のシャーシを含む。通常、車両は、車両の車体外部をアンテナとして使用する代わりに、あらゆる搭載ラジオのFM信号を受信するために使用される、車両から飛び出す個別のアンテナを有する。
様々な例において、電源装置106(図1)は、(a)電源装置106あるいはその一部が挿入され、あるいはそうでなければ電源プラグ1071に結合される場合に、正の端子1072へ結合するために形成された正電極あるいは接点1022、および(b)電源ユニット106あるいはそれの一部が挿入されるか、あるいはそうでなければ電源プラグ1071に結合される場合に、接地端子1073へ結合するために形成された接地電極あるいは接点1023を含む。いくつかの例では、電源装置106は、電源プラグ1071に結合するために形成されたコネクタ(例えば、シガレット・ライターのアダプタ)であるか、あるいはそれを含めることができる。
受信機102(図1)は、外部アンテナ整合回路105(図1)に電気的に結合される。外部アンテナ整合回路105(図1)は、受信機102(図1)と車両1070との間に電気的に結合される。いくつかの例では、外部アンテナ整合回路105および送信機103は、接地接触1023に電気的に結合される。
接地接触1023が接地端子1073に結合される場合、送信機103および/または受信機102は、外部アンテナ108(例えば、車両1070の車体)が送信機103および/または受信機102用のアンテナとして動作するように形成されかつ結合される。すなわち、いくつかの実施例では、車両1070は、送信機103および/または受信機102のための周波数変調された無線アンテナとして使用される。
本発明は特定の実施例に関して説明されたが、本発明の思想または範囲から逸脱せずに、様々な変更が行なわれることは当業者によって理解されるであろう。そのような変更の追加の例は、前出の説明で挙げられている。したがって、本発明の実施例の開示は、本発明の範囲を例示するために意図されており、制限することを意図するものではない。
本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってクレームされる程度までが制限されるものと意図される。むしろ、図面の詳細な説明および図面自身は、少なくとも本発明の1つの好適な実施例を示すに過ぎず、本発明の代替の実施例を示すものである。
あらゆる特定の請求項でクレームされたすべての要素は、その特定の請求項で要求された本発明にとって必須のものである。したがって、1以上のクレームされた要素の置換は、修理ではなく改造を構成する。加えて、利点、他の効果および課題の解決は、特定の実施例に関して説明された。しかしながら、あらゆる利点、効果、課題の解決、あるいは要素をよりはっきりさせあるいは空きからになる利点、効果、問題の解決策、およびあらゆる要素は、いずれかの重大な、要求された、あるいは必須の特徴、または請求項のすべてあるいはいずれかの要素として解釈されるべきではない。
さらに、ここで開示された実施例および制限は、その実施例および/または制限が、(1)明白に請求項でクレームされていない場合、および/または(2)均等論の下では、請求項において明白な要素および/または制限と潜在的に均等物である場合には、公用理論に基づいて公有に帰するものではない。
第1の実施例に従って、少なくとも1つのソースから電気信号を受取り、その電気信号を少なくとも1つの受信装置へ送信するために形成された電子装置の例を図示するブロック図である。 第1の実施例に従って、一組の搬送周波数から少なくとも1つの送信周波数を識別する、図1の電子装置と共に使用する方法の例を図示するフローチャートである。 第1の実施例に従って、一組の搬送周波数中の1以上の未使用搬送周波数を識別する工程の例を図示するフローチャートである。 第1の実施例に従って、一組の搬送周波数を走査する手順の例を図示するフローチャートである。 第1の実施例に従って、空き搬送周波数を決定する工程の例を図示するフローチャートである。 第1の実施例に従って、空き搬送周波数をランク付けする工程の例を図示するフローチャートである。 第1の実施例に従って、ユーザのために送信周波数を獲得する工程の例を図示するフローチャートである。 実施例に従って、ユーザに送信周波数を提供する手順の例を図示するフローチャートである。 第1の実施例に従って、図1のソースに結合された図1の電子装置の例を図示する正面から見た斜視図である。 第1の実施例に従って、図1の電子装置の受信機を外部アンテナへ結合する例を図示するブロック図である。そして 第1の実施例に従って、図1の電子装置における外部アンテナ整合回路および他の回路の例を図示する回路図である。
符号の説明
100 電子装置
101 送信周波数識別システム
102 受信機
103 送信機
104 ユーザ通信コンポーネント
105 外部アンテナ整合回路
106 電源ユニット
107 アンテナ
108 外部アンテナ
111 初期化モジュール
112 走査モジュール
113 評価モジュール
114 選択モジュール
115 通信モジュール
116 メモリ
121 ディスプレイ
122 入力カップリング
125 ユーザ制御
190 ソース
195 受信装置
1070 車両
1071 電源プラグ
1072 正端子
1073 接地端子

Claims (17)

  1. 一組の搬送周波数中の少なくとも1つの送信周波数を識別する方法において、
    前記一組の搬送周波数中の各搬送周波数の第1の信号強度を決定する段階と、
    前記一組の搬送周波数中の各搬送周波数の前記第1の信号強度に少なくとも部分的に基づいて、前記一組の搬送周波数から第1の送信周波数を選択する段階と、
    前記第1の送信周波数上で電気信号を放送する段階と、
    からなり、
    前記少なくとも1つの送信周波数は、前記第1の送信周波数を含む、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記一組の搬送周波数中の各搬送周波数の第2の信号強度を決定する段階と、
    前記一組の搬送周波数中の各搬送周波数の前記第2の信号強度に少なくとも部分的に基づいて、前記一組の搬送周波数から第2の送信周波数を選択する段階と、
    前記第2の送信周波数上で電気信号を放送する段階と、
    からなり、
    前記第1の信号強度は、第1の時間に決定され、
    前記第2の信号強度は、前記第1の時間と異なる第2の時間に決定され、かつ
    前記少なくとも1つの送信周波数は、前記第2の送信周波数をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記第2の送信周波数を選択する段階は、
    前記一組の搬送周波数中の各搬送周波数の前記第1の信号強度および前記第2の信号強度に少なくとも部分的に基づいて、前記一組の搬送周波数から第2の送信周波数を選択する段階、
    を含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 前記第1の信号強度を決定する段階は、
    前記一組の搬送周波数中の各搬送周波数に対する第1の受信信号強度指示を測定する段階と、
    前記一組の搬送周波数中の前記第1の搬送周波数の前記第1の受信信号強度に少なくとも部分的に基づいて、前記一組の搬送周波数の前記第1の搬送周波数の前記第1の信号強度を割り当てる段階と、
    を含むことを特徴とする先行する請求項いずれか記載の方法。
  5. 前記第1の信号強度を割り当てる段階は、
    前記一組の搬送周波数の前記第1の搬送周波数の第1の受信信号強度、および、前記一組の搬送周波数の前記第1の搬送周波数の以前測定された信号強度に少なくとも部分的に基づいて、前記一組の搬送周波数の前記第1の搬送周波数の前記第1の信号強度を割り当てる段階、
    を含むことを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 前記一組の搬送周波数の各搬送周波数の前記第1の信号強度を少なくとも部分的にランク付けすることにより、潜在的な送信周波数リストを作成する段階、
    をさらに含み、
    前記第1の送信周波数を選択する段階は、
    最も高くランク付けされた搬送周波数を前記第1の送信周波数として前記潜在的な送信周波数リストから選択する段階と、
    を含むことを特徴とする先行する請求項いずれか記載の方法。
  7. 前記第1の送信周波数を選択する前に、潜在的な搬送周波数に隣接する1またはそれ以上の搬送周波数の特性に基づいて、前記潜在的な送信周波数リストから前記潜在的な搬送周波数を削除する段階、
    をさらに含むことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記潜在的な搬送周波数を削除する段階は、
    前記潜在的な搬送周波数に隣接する前記1またはそれ以上の搬送周波数の少なくとも1つの受信信号強度指示が予め定める第1の量を超えている場合、および
    前記潜在的な搬送周波数の前記受信信号強度指示が前記第1の搬送周波数に隣接する前記1またはそれ以上の搬送周波数の少なくとも1つの受信信号強度指示より第2の予め定める量だけ大きいかあるいは小さい場合、
    の少なくとも1つの場合が真である場合、前記潜在的な搬送周波数リストから前記潜在的な搬送周波数を削除する段階、
    をさらに含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 前記第1の送信周波数を無線周波数受信機に送信する段階、および
    前記無線周波数受信機を前記第1の送信周波数に自動的に同調する段階、
    を含む前記第1の送信周波数を提供する段階、
    をさらに含むことを特徴とする先行する請求項いずれか記載の方法。
  10. 1またはそれ以上の送信周波数を2またはそれ以上の搬送周波数から選択する方法において、
    1またはそれ以上の第1の未使用搬送周波数を前記2またはそれ以上の搬送周波数から識別する段階と、
    前記1またはそれ以上の第1の未使用搬送周波数の各々に隣接する1またはそれ以上の搬送周波数の第1の特性を決定する段階と、
    前記1またはそれ以上の第1の未使用搬送周波数の各々に隣接する前記1またはそれ以上の第1の搬送周波数の前記第1の特性に少なくとも部分的に基づいて、前記1またはそれ以上の送信周波数の第1の送信周波数を前記1またはそれ以上の第1の未使用周波数から選択する段階と、
    前記1またはそれ以上の送信周波数の前記第1の送信周波数上で電気信号を放送する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  11. 送信周波数を3またはそれ以上の潜在的な搬送周波数から自動的に選択する方法において、
    前記3またはそれ以上の潜在的な搬送周波数を走査し、前記3またはそれ以上の潜在的な搬送周波数の各々の第1の信号強度指示を決定する段階と、
    前記3またはそれ以上の潜在的な搬送周波数を再走査し、前記3またはそれ以上の潜在的な搬送周波数の各々の第2の信号強度指示を決定する段階と、
    前記3またはそれ以上の潜在的な搬送周波数の各々の前記第1の信号強度指示および前記第2の信号強度指示に少なくとも部分的に基づいて、前記送信周波数を前記3またはそれ以上の潜在的な搬送周波数から選択する段階と、
    電気信号を前記送信周波数上で送信する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  12. 送信周波数を識別する方法において、
    第1の位置で第1の周波数を第1の送信可能な周波数として識別する段階と、
    前記第1の周波数を前記送信周波数として識別する段階と、
    第2の位置で第2の周波数を送信可能な周波数として自動的に識別する段階と、
    前記第2の周波数を前記送信周波数として識別する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  13. 1またはそれ以上の電気信号を電子装置から放送する方法において、
    前記電子装置を用いて、第1の空き送信周波数を一組の搬送周波数から選択する段階と、
    前記電子装置を用いて、前記第1の空き送信周波数のための識別情報を前記一組の搬送周波数中の第2の搬送周波数上で受信機に送信する段階と、
    前記電子装置を用いて、前記1またはそれ以上の電気信号を前記第1の空き搬送周波数上で送信する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  14. 第1の電子装置を用いて、2またはそれ以上の電気信号を放送する方法において、前記1つまたはそれ以上の電気信号の各々は、サブ搬送周波数上の無線放送データ・システムのデータを含み、前記方法は、
    前記第1の電子装置を用いて、
    (a)前記1またはそれ以上の無線周波数の少なくとも2つの無線周波数の特性、および
    (b)前記1またはそれ以上の無線周波数の前記少なくとも2つの無線周波数の各々に隣接する1またはそれ以上の無線周波数の特性、
    の少なくとも1つを用いて、第1の位置で第1の時間に1またはそれ以上の無線周波数から第1の無線周波数を識別する段階と、
    前記第1の電子装置を用いて、前記2またはそれ以上の電気信号の少なくとも第1の電気信号の前記無線放送データ・システム用のデータの一部として前記第1の無線周波数のための識別情報を送信する段階であって、前記識別情報は前記1またはそれ以上の無線周波数の第2の無線周波数上で送信される、段階と、
    前記第1の電子装置を用いて、前記2またはそれ以上の電気信号の少なくとも第2の電気信号を前記第1の無線周波数上で送信する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  15. ユーザのための一組の搬送周波数から送信周波数を選択するために形成された電子装置において、前記電子装置は、
    受信機と、
    前記一組の搬送周波数中の各搬送周波数の信号強度指示を測定するために形成された走査モジュールと、
    前記一組の搬送周波数中の各搬送周波数の前記信号強度指示に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つの空き周波数を決定するために形成された評価モジュールと、
    前記少なくとも1つの空き周波数から前記送信周波数を選択するために形成された選択モジュールと、
    電気信号を送信するために形成された送信機と、
    を含むことを特徴とする電子装置。
  16. 車両に結合するために形成された電子装置において、前記車両は接地コネクタを備える電源プラグを有し、前記電子装置は、
    接地電極を含み、前記車両に電気的に結合するために形成されたコネクタと、
    前記コネクタに電気的に結合され、前記車両を無線アンテナとして使用して第1の電気信号を送信するために形成された送信機と、
    を含み、
    前記コネクタの前記接地電極は、前記車両の前記電源プラグの前記接地コネクタに結合され、前記送信機は、前記車両を無線アンテナとして使用するために形成される、
    ことを特徴とする電子装置。
  17. 車両のシガレット・ライターに結合するために形成された無線周波数受信機器において、前記シガレット・ライターは第1の端子および接地端子を含み、前記シガレット・ライターの前記接地端子は、前記車両の車体に電気的に結合され、前記無線周波数受信機器は、
    シガレット・ライターのアダプタであって、
    前記シガレット・ライターのアダプタが前記シガレット・ライターに挿入されたとき、前記シガレット・ライターの前記第1の端子に結合するために形成された第1の接触、および
    前記シガレット・ライターのアダプタが前記シガレット・ライターに挿入されたとき、前記シガレット・ライターの前記接地端子に結合するために形成された第2の接触、
    から構成されるシガレット・ライターのアダプタと、
    無線周波数受信機であって、前記車両の前記車体が前記無線周波数受信機のアンテナとして作用するように、前記シガレット・ライターのアダプタの前記第2の接触に電気的に結合される無線周波数受信機と、
    を含むことを特徴とする無線周波数受信機器。
JP2008179900A 2007-07-10 2008-07-10 送信周波数を選択し、送信周波数上で放送する方法およびそのための装置 Pending JP2009022004A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US95909207P 2007-07-10 2007-07-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009022004A true JP2009022004A (ja) 2009-01-29

Family

ID=40091592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008179900A Pending JP2009022004A (ja) 2007-07-10 2008-07-10 送信周波数を選択し、送信周波数上で放送する方法およびそのための装置

Country Status (9)

Country Link
US (2) US8509695B2 (ja)
EP (1) EP2019493A3 (ja)
JP (1) JP2009022004A (ja)
KR (1) KR20090006023A (ja)
CN (1) CN101442323A (ja)
AU (1) AU2008203068B2 (ja)
CA (1) CA2637474A1 (ja)
MX (1) MX2008008942A (ja)
NZ (2) NZ582472A (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8503937B2 (en) * 2007-07-10 2013-08-06 Belkin International, Inc. Method and system for selecting, transmitting, and receiving an unused carrier frequency and transmitting over the unused carrier frequency
AU2008203068B2 (en) 2007-07-10 2012-05-10 Belkin International, Inc. Method of selecting and broadcasting over a transmission frequency and device for the same
US20090109929A1 (en) * 2007-10-29 2009-04-30 Electronics And Telecommunications Research Institute Media access method performed by reader in dense reader environment
US7979027B2 (en) 2008-02-28 2011-07-12 Belkin International, Inc. Method and system for selecting, transmitting, and receiving an unused carrier frequency and transmitting over the unused carrier frequency
WO2011064676A2 (en) * 2009-11-30 2011-06-03 France Telecom Data transmission method and system
JP5582321B2 (ja) * 2009-12-17 2014-09-03 インテル・コーポレーション 複数のコンピューティング装置に対する1対多データ送信を促進する方法およびシステム
CN101977422A (zh) * 2010-10-21 2011-02-16 展讯通信(上海)有限公司 一种频点排序方法以及相关设备
US8996772B1 (en) * 2012-02-15 2015-03-31 Cypress Semiconductor Corporation Host communication device and method with data transfer scheduler
GB2500231B (en) * 2012-03-14 2014-04-30 Broadcom Corp Transmitter
US9094834B2 (en) * 2012-09-11 2015-07-28 Microsoft Technology Licensing, Llc White space utilization
GB201222198D0 (en) 2012-12-11 2013-01-23 Tomtom Int Bv System and method for providing alert notifications to a vehicle occupant
US9288682B2 (en) 2013-02-22 2016-03-15 Microsoft Technology Licensing, Llc White space utilization
US9854501B2 (en) 2013-03-14 2017-12-26 Microsoft Technology Licensing, Llc Radio spectrum utilization
US10003379B2 (en) * 2014-05-06 2018-06-19 Starkey Laboratories, Inc. Wireless communication with probing bandwidth
CN106301491A (zh) * 2015-05-18 2017-01-04 北京富华胜科技中心 一种基于多输入多输出的数据传输方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001358599A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Rohm Co Ltd 送信装置及び送信装置を備えた信号発生装置
JP2003333004A (ja) * 2002-05-17 2003-11-21 Pioneer Electronic Corp 変調装置、その方法、変調波受信装置および変調システム

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4969209A (en) 1987-07-27 1990-11-06 Prs Corporation Broadcast receiver capable of selecting stations based upon geographical location and program format
US6728375B1 (en) 1993-02-02 2004-04-27 Anthony P. Palett Mirror mounted mobile telephone system
FI107002B (fi) 1994-01-13 2001-05-15 Nokia Mobile Phones Ltd Matkapuhelimen kädet vapaana- eli HF-laitteisto
JP3538907B2 (ja) 1994-08-19 2004-06-14 セイコーエプソン株式会社 移動体用の放送波受信装置
AU693350B2 (en) 1995-04-11 1998-06-25 Mold-Tech Plastics Limited Partnership Interface for portable communications device
CN1174638A (zh) 1995-10-24 1998-02-25 菲利浦电子有限公司 一种无线电广播系统,在这种系统中使用的发射机和接收机,无线电广播方法和无线电广播信号
KR19980074989A (ko) 1997-03-28 1998-11-05 배순훈 알디에스방송수신용 카오디오의 이오엔정보저장처리방법
JP4009789B2 (ja) 1997-10-09 2007-11-21 ソニー株式会社 送信機
US6493546B2 (en) * 1999-03-05 2002-12-10 Xm Satellite Radio Inc. System for providing signals from an auxiliary audio source to a radio receiver using a wireless link
JP2002082695A (ja) 2000-09-06 2002-03-22 Mitsumi Electric Co Ltd デジタル音声再生装置
US7587185B2 (en) 2001-07-11 2009-09-08 International Business Machines Corporation Automatic broadcast channel tuning apparatus and method
US7512380B2 (en) 2001-08-17 2009-03-31 Intel Corporation Apparatus and methods for finding and using available transmission frequencies
US20030040272A1 (en) 2001-08-24 2003-02-27 Charles Lelievre Location-based selection of radio content sources
US6671621B2 (en) 2002-03-25 2003-12-30 Sin Etke Technology Co., Ltd. System and method of a GPS control system with communication function
US6926114B2 (en) 2002-06-03 2005-08-09 Delphi Technologies, Inc. Assist modification in active front steering
US6782239B2 (en) 2002-06-21 2004-08-24 Neuros Audio L.L.C. Wireless output input device player
WO2004008649A1 (en) 2002-07-17 2004-01-22 Netalog, Inc. Modular adaptor assembly for personal digital appliance
US6925114B2 (en) 2002-10-02 2005-08-02 Delphi Technologies, Inc. Weak signal processing based on impulse noise blanking
US7013164B2 (en) 2004-03-24 2006-03-14 Jow Tong Technology Co., Ltd. FM transmitter and charger assembly for MP3 players with different sizes
KR20060044098A (ko) 2004-11-11 2006-05-16 엘지전자 주식회사 채널 자동 선국 장치 및 그 제어 방법
US7961717B2 (en) 2005-05-12 2011-06-14 Iposi, Inc. System and methods for IP and VoIP device location determination
GB0512081D0 (en) 2005-06-15 2005-07-20 Radioscape Ltd Method of tuning digital receivers
US7715782B2 (en) 2005-07-08 2010-05-11 Dell Products L.P. Channel mapping for mobile media content transmission
TWI287369B (en) 2005-10-14 2007-09-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Radio transmitting system, method and electronic entertainment device
DE102005054258B4 (de) 2005-11-11 2015-10-22 Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Zuweisen einer Frequenz für eine drahtlose Audiokommunikation
US20070142010A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-21 Christopher Gary L Adaptive modulator and method of operating same
US8442204B2 (en) 2006-03-10 2013-05-14 West Corporation Real-time update of location information regarding a communications device
US7835468B2 (en) 2006-03-13 2010-11-16 Silicon Laboratories, Inc. Impulse detection and reduction in a frequency modulation radio receiver
WO2008062249A1 (en) 2006-11-23 2008-05-29 Nokia Corporation Assisted determination of free and blocked channels
US7680459B2 (en) 2006-12-13 2010-03-16 Sony Ericsson Mobile Communications Ab FM transmission system and method
US7801497B1 (en) 2007-06-06 2010-09-21 RadioShack, Corporation Frequency scanning radio modulator and method
AU2008203068B2 (en) 2007-07-10 2012-05-10 Belkin International, Inc. Method of selecting and broadcasting over a transmission frequency and device for the same
US8478288B2 (en) 2007-12-21 2013-07-02 Qualcomm Incorporated Systems and methods for automatically searching a database to tune a frequency modulator in a mobile device
US8224283B2 (en) 2008-06-13 2012-07-17 Qualcomm Incorporated FM band availability based on GPS

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001358599A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Rohm Co Ltd 送信装置及び送信装置を備えた信号発生装置
JP2003333004A (ja) * 2002-05-17 2003-11-21 Pioneer Electronic Corp 変調装置、その方法、変調波受信装置および変調システム

Also Published As

Publication number Publication date
AU2008203068B2 (en) 2012-05-10
KR20090006023A (ko) 2009-01-14
US8509695B2 (en) 2013-08-13
US20130295862A1 (en) 2013-11-07
MX2008008942A (es) 2009-05-12
US20090130978A1 (en) 2009-05-21
AU2008203068A1 (en) 2009-01-29
NZ582472A (en) 2011-11-25
CA2637474A1 (en) 2009-01-10
CN101442323A (zh) 2009-05-27
EP2019493A2 (en) 2009-01-28
NZ569733A (en) 2010-01-29
EP2019493A3 (en) 2009-04-08
US8706059B2 (en) 2014-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009022004A (ja) 送信周波数を選択し、送信周波数上で放送する方法およびそのための装置
US7680459B2 (en) FM transmission system and method
US8774860B2 (en) Method and device for low-power FM transmission of audio data to RDS capable FM radio receiver
CA2366677C (en) System for providing signals from an auxiliary audio source to a radio receiver using a wireless link
US7986928B2 (en) Method and apparatus for selecting a radio channel for transmitting an audio signal to a radio local receiver
US8243958B2 (en) Receiver
US20060223467A1 (en) Method and device for low-power FM transmission of audio data to RDS (Radio Data System) capable FM radio receiver
US20150365074A1 (en) Method and apparatus for utilizing modulation based audio correlation technique for maintaining dynamic fm station list in single tuner variant and assisting alternate frequency switching methodology in single tuner and dual tuner variants
JP2009507411A (ja) 無線ブロードキャスト装置
WO2008155598A1 (en) Method and device for transmission of media data to broadcast receivers
GB2485422A (en) Using two FM transmitters to transmit a signal from a media device to an FM radio so transmission frequency can be changed without interruption of the signal
US7801497B1 (en) Frequency scanning radio modulator and method
CA2491185A1 (en) Wireless transmitter for use in a vehicle
US7979027B2 (en) Method and system for selecting, transmitting, and receiving an unused carrier frequency and transmitting over the unused carrier frequency
US20050197083A1 (en) System and method for the adaptation of received digital data
EP2512046A2 (en) An apparatus and associated methods
US8509687B1 (en) Quiet spot detection for FM transmission
US8121715B2 (en) Radio signal transmitter and related method and multimedia system for an audio source generator
US20100035540A1 (en) Method and apparatus for improving broadcasting reception performance of portable terminal
BRPI0805315A2 (pt) método de seleção e difusão por uma freqüência de transmissão e dispositivo para o mesmo
JP2011502396A (ja) 短距離fm変調器/送信器およびそれを組み込んだシステム
KR20060085841A (ko) 자동 주파수 동조 장치 및 방법
KR20100007510A (ko) 디엠비 수신용 듀얼 튜너
US20120289165A1 (en) Apparatus and method for multi-signal interference-avoiding data transmission
KR20090018369A (ko) 안테나 공유 카오디오 시스템 및 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121105

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130205

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140109

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140303

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20140328

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150302