JP2009021933A - オーディオビジュアルデータのストリーミング配信のための装置、プログラム、記録媒体および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】家庭内LANに接続されたネットワーク家電に変更を加えることなく、それらのネットワーク家電により、インターネットからストリーミング送信されてくる動画または音声の再生を可能とする手段を提供する。
【解決手段】PC111は、インターネット12内の配信サーバに格納されているAVデータの識別情報を記憶している。PC111は、当該識別情報を用いて、配信サーバに対し、家庭内LAN11内のネットワーク家電においてユーザにより送信要求の行われたAVデータの送信要求を行い、配信サーバからストリーミング送信されてくるAVデータをリアルタイムにトランスコードした後、ネットワーク家電に対しストリーミング送信する。
【選択図】図1
【解決手段】PC111は、インターネット12内の配信サーバに格納されているAVデータの識別情報を記憶している。PC111は、当該識別情報を用いて、配信サーバに対し、家庭内LAN11内のネットワーク家電においてユーザにより送信要求の行われたAVデータの送信要求を行い、配信サーバからストリーミング送信されてくるAVデータをリアルタイムにトランスコードした後、ネットワーク家電に対しストリーミング送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークを介したオーディオビジュアルデータのストリーミング配信技術に関する。
家庭内LAN(Local Area Network)において、ネットワーク接続機能を備えたAV(Audio Visual)機器やPC(Personal Computer)等(以下、「ネットワーク家電」と呼ぶ)が動画データ、音声データ、静止画データ、またはそれらを組み合わせたデータであるAVデータの送受信を行うための技術仕様として、DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインと呼ばれる技術仕様が提唱されている。本願出願時におけるDLNAガイドラインの最新のバージョンは1.5であるが、以下の説明は、DLNAの基本仕様であり、バージョン1.5に内包されているバージョン1.0に準拠する。
図8は、DLNAガイドラインに対応したネットワーク家電の接続された家庭内LANの全体構成を示した図である。家庭内LAN91には、DLNAガイドライン1.0に対応したネットワーク家電として、PC911、テレビ912およびオーディオプレーヤ913が接続されている。これらのネットワーク家電の各々は、例えば内蔵のHDD(Hard Disk Drive)にAVデータを記憶しており、例えば無線LANにより相互に通信可能である。
DLNAガイドラインには、動画データ、音声データ、静止画データの各々に関し、ネットワーク家電がサポートすべき符号化方式が規定されている。DLNAガイドライン1.0によれば、ネットワーク家電は、動画データに関してはMPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)を、音声データに関してはリニアPCM(Pulse Code Modulation)を、静止画データに関してはJPEG(Joint Photographic Experts Group)を、それぞれサポートすることが義務付けられている。
従って、例えば動画および音声の再生と、静止画の表示を行う機能を有するテレビ912は、MPEG2、リニアPCMおよびJPEGの各符号化方式でエンコードされているAVデータのデコード機能を備えている。
ユーザは、テレビ912を操作して、例えばPC911内に記憶されているMPEG2形式の動画データの送信要求をPC911に対し送信する。PC911はその送信要求に応じて、要求されたMPEG2形式の動画データをテレビ912に対しストリーミング送信する。テレビ912はPC911からストリーミング送信されてくるMPEG2形式の動画データを順次デコードして、例えばビットマップ形式のスクリーンデータを生成し、生成したスクリーンデータに従い画像を表示することにより動画再生を行う。その結果、ユーザはPC911内に記憶されている動画データにより示される動画をテレビ912により視聴することができる。
DLNAガイドライン1.0は、MPEG2、リニアPCMおよびJPEG以外の符号化方式をサポートすることを要求していない。従って、例えばテレビ912はそれら以外の符号化方式、例えばWMV(Windows(登録商標) Media Video)の符号化方式によりエンコードされた動画データのデコード機能を有しているとは限らない。従って、PC911内にWMV形式の動画データが記憶されていたとしても、ユーザはそのWMV形式の動画データをテレビ912において再生できるとは限らない、という問題がある。PC911からテレビ912に送信されるWMV形式の動画データをテレビ912がデコードできない可能性があるためである。
上記の問題を解決するために、本願出願人はPC911にトランスコード機能を持たせるアプリケーションソフトウェアを開発した。本願出願人の開発したアプリケーションソフトウェアをPC911において実行すると、PC911は例えばテレビ912からPC911内に記憶されているWMV形式の動画データの送信要求を受け取った場合、要求されたWMV形式の動画データをMPEG2形式の動画データにトランスコードした後、テレビ912にMPEG2形式の動画データをストリーミング送信する。その結果、ユーザはPC911内に記憶されている動画データの符号化方式がMPEG2以外であっても、その動画データにより示される動画をテレビ912により視聴することができる。
上述した本願出願人の開発にかかるアプリケーションソフトウェアの機能については、下記の非特許文献1に開示されている。
トランステクノロジー株式会社、"DLNA対応ホームネットワーク向けトランスコードサーバ/クライアントソフトウェア UltimateCS"、[online]、平成18年4月12日、トランステクノロジー株式会社、[平成19年7月13日検索]、インターネット〈URL:http://www.transtechnology.co.jp/software/item/uc/index.html〉
トランステクノロジー株式会社、"DLNA対応ホームネットワーク向けトランスコードサーバ/クライアントソフトウェア UltimateCS"、[online]、平成18年4月12日、トランステクノロジー株式会社、[平成19年7月13日検索]、インターネット〈URL:http://www.transtechnology.co.jp/software/item/uc/index.html〉
近年、インターネットを介し、配信サーバからストリーミング送信されてくるエンコードされた動画データや音声データをクライアント装置において順次デコードし、動画もしくは音声として再生する技術が利用されている。
ただし、既存のネットワーク家電のほとんどはPCを除き、さまざまな配信サーバからストリーミング送信されてくる動画データや音声データに従い動画または音声を再生することができない、という問題がある。その主たる理由を以下に述べる。
まず、多くのネットワーク家電はインターネットに接続する機能を有していない。また、一部のネットワーク家電はインターネットに接続しウェブページを表示するブラウザ機能を有しているが、配信サーバから送信されてくる動画データや音声データをデコードすることができない。例えば、ネットワーク家電がDLNAガイドライン1.0に準拠していたとしても、配信サーバから送信されてくる動画データや音声データはほとんどの場合、MPEG2やリニアPCMとは異なる符号化方式によりエンコードされているためである。
また、動画データや音声データのストリーミング送信を受けるためには、JavaScript等のスクリプト言語で記述されたプログラムの実行が要求される場合がある。その場合、たとえネットワーク家電がブラウザ機能を有していても、それらの要求されるプログラムの実行機能を有していなければ、動画データまたは音声データのストリーミング送信を受けることはできない。
以上が、既存のネットワーク家電のほとんどにおいて、さまざまな配信サーバからストリーミング送信されてくる動画や音声を再生することができない理由である。
本願発明は、上記問題を解決することを目的とし、家庭内LANに接続された既存のネットワーク家電に変更を加えることなく、それらのネットワーク家電により、インターネットからストリーミング送信されてくる動画または音声の再生を可能とする手段を提供する。
上述した課題を解決するため、本発明は、インターネット内のサーバにエンコードされて格納されている1以上のオーディオビジュアルデータの各々に関し、当該オーディオビジュアルデータを識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、ローカルエリアネットワーク内の一のノードから、前記1以上のオーディオビジュアルデータのうちの一のオーディオビジュアルデータの送信要求を受信するオーディオビジュアルデータ要求受信手段と、前記サーバに対し前記識別情報記憶手段に記憶されている前記一のオーディオビジュアルデータの識別情報の少なくとも一部を含む前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求を送信するオーディオビジュアルデータ要求送信手段と、前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求に応じて前記サーバからストリーミング送信されてくる前記一のオーディオビジュアルデータを受信するオーディオビジュアルデータ受信手段と、前記オーディオビジュアルデータ受信手段による前記一のオーディオビジュアルデータの受信が完了する前に、前記オーディオビジュアルデータ受信手段により既に受信されている前記一のオーディオビジュアルデータの一部をデコードし、当該デコードにより生成されたオーディオビジュアルデータを当該デコードとは異なる符号化方式に従いエンコードするトランスコード手段と、前記トランスコード手段によるエンコードにより生成されたオーディオビジュアルデータを前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求の送信元の一のノードにストリーミング送信するオーディオビジュアルデータ送信手段とを備える装置を提供する。
また、本発明は、上記装置をコンピュータにより実現させるためのプログラムおよび当該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
また、本発明は、ローカルエリアネットワーク内の装置が、インターネット内のサーバにエンコードされて格納されている1以上のオーディオビジュアルデータの各々に関し、当該オーディオビジュアルデータを識別する識別情報を記憶するステップと、前記装置が、前記ローカルエリアネットワーク内の一のノードから、前記1以上のオーディオビジュアルデータのうちの一のオーディオビジュアルデータの送信要求を受信するステップと、前記装置が、前記サーバに対し記憶している前記一のオーディオビジュアルデータの識別情報の少なくとも一部を含む前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求を送信するステップと、前記装置が、前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求に応じて前記サーバからストリーミング送信されてくる前記一のオーディオビジュアルデータを受信するステップと、前記装置が、前記一のオーディオビジュアルデータの受信が完了する前に、既に受信している前記一のオーディオビジュアルデータの一部をデコードし、当該デコードにより生成されたオーディオビジュアルデータを当該デコードとは異なる符号化方式に従いエンコードするステップと、前記装置が、前記エンコードにより生成されたオーディオビジュアルデータを前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求の送信元の一のノードにストリーミング送信するステップとを備える方法を提供する。
図1は、本願実施形態にかかるAVデータの配信システム1の全体構成を示した図である。配信システム1は、家庭内LAN11とインターネット12とから構成されている。家庭内LAN11は、例えばブロードバンドルータ(図示略)を介して、インターネット12との間で双方向のデータ通信が可能である。
家庭内LAN11には、DLNAガイドライン1.0に対応したネットワーク家電として、PC111、テレビ112およびオーディオプレーヤ113が接続されている。また、インターネット12には、家庭内LAN11からの要求に応じて動画および音声(以下、これらを「コンテンツ」と呼ぶ)のストリーミング送信を行う配信サーバ121および配信サーバ122が接続されている。なお、図1において配信サーバは配信サーバ121および配信サーバ122の2つとしているが、配信サーバの数はこれに限られない。また、各配信サーバが複数のノードの複合体として構成されていてもよい。
DLNAガイドライン1.0に従いネットワーク家電間でAVデータのストリーミング送受信を行うためには、家庭内LANに接続されているいずれかのネットワーク家電がDLNAサーバの役割を担う必要がある。DLNAサーバとは、家庭内LAN内においてストリーミング送信可能なコンテンツの情報を管理し他のネットワーク家電に提供するサーバである。DLNAサーバによりコンテンツの情報を提供されたネットワーク家電は、他のネットワーク家電に記憶されているAVデータを利用することが可能となる。家庭内LAN11においてDLNAサーバの役割を担うのはPC111である。
テレビ112およびオーディオプレーヤ113は、従来技術におけるDLNAガイドライン1.0に対応したネットワーク家電としてのテレビおよびオーディオプレーヤと同じものである。また、配信サーバ121および配信サーバ122は、従来技術においてAVデータのストリーミング配信サービスを提供する配信サーバと同じものである。すなわち、本願が従来技術との関連において特徴を備えるのはPC111の構成およびその動作である。従って、以下においては主としてPC111の構成および動作を説明し、配信システム1に含まれる他の構成要素の構成および動作はPC111の構成および動作の説明に要する範囲に限り他を省略する。
図2はPC111の構成を示した図である。PC111は、プログラムおよび各種データを記憶するHDD1111と、データを一時的に記憶し作業領域として利用されるRAM(Random Access Memory)1112と、HDD1111に記憶されているプログラムに従い各種データ処理を行いPC111の他の構成要素を制御することによりPC111を様々な装置として機能させるCPU(Central Processing Unit)1113と、他の装置との間でデータの送受信を行う通信I/F(Interface)1114と、ユーザの操作に従い信号を生成しCPU1113に出力することによりユーザのデータ入力手段として機能するキーボード1115と、文字や画像を表示するディスプレイ1116と、これらの構成要素を相互に接続するバス1117を備えている。なお、PC111はさらにマウスポインタ等のポインティングデバイスを備えていてもよい。その場合、ユーザは以下の説明におけるキーボード1115を用いた操作をポインティングデバイスを用いて行うこともできる。なお、PC111の構成は、HDD1111に本願実施形態にかかるアプリケーション(以下、「メディアサーバアプリケーション」と呼ぶ)が記憶されている点を除き、従来技術におけるPCと同じものである。
図3は、CPU1113がメディアサーバアプリケーションを実行することにより、PC111により実現される装置の機能構成を示した図である。なお、図3における矢印はデータの流れの概要を示し、図の左側は家庭内LAN11内の他のネットワーク家電を示し、図の右側はインターネット12内の配信サーバを示す。
メディアサーバアプリケーションの実行時のPC111は、家庭内LAN11内のネットワーク家電またはインターネット12内の配信サーバのいずれかに格納されストリーミング送信可能なAVデータの識別情報を管理する識別情報管理ブロック21と、家庭内LAN11内のいずれかのネットワーク家電からの要求に応じてAVデータの送信要求をAVデータを格納しているネットワーク家電または配信サーバに送信するAVデータ要求処理ブロック22と、配信サーバからストリーミング送信されてくるAVデータを要求元のネットワーク家電に送信するAVデータ送信ブロック23により構成される。
識別情報管理ブロック21は、ストリーミング送信可能なAVデータの識別情報を記憶する識別情報記憶部211と、AVデータの識別情報の送信要求を配信サーバに対し送信する識別情報要求送信部212と、配信サーバからAVデータの識別情報を受信する識別情報受信部213と、配信サーバから受信されたAVデータの識別情報を用いて記憶されている識別情報を更新する識別情報更新部214を備えている。
また、識別情報管理ブロック21は、HTML(HyperText Markup Language)等のマークアップ言語で記述されブラウザ画面において表示されるウェブページの内容を示すページ情報に含まれる形でAVデータの識別情報が受信された場合にページ情報に従いウェブページを表示する表示部215と、ユーザの操作に応じてウェブページに表示された画像等のオブジェクトを選択するオブジェクト選択部216と、選択されたオブジェクトにリンクされているAVデータの識別情報を特定する識別情報特定部217を備えている。
さらに、識別情報管理ブロック21は、配信サーバからAVデータに伴い送信されてくるページ情報を受信し、受信したページ情報に含まれるAVデータの識別情報を識別情報更新部214に引き渡すページ情報受信部218を備えている。
AVデータ要求処理ブロック22は、ネットワーク家電からAVデータの送信要求を受信するAVデータ要求受信部221と、受信されたAVデータの送信要求が配信サーバに格納されているAVデータであるか否かを判定する判定部222と、判定の結果に応じて配信サーバまたはネットワーク家電のいずれかにAVデータの送信要求を送信するAVデータ要求送信部223を備えている。
配信サーバのあるものは、AVデータの送信に先立ち、AVデータの識別情報をインターネット12内においてAVデータを一意に識別するURI(Uniform Resource Identifier)に変換し、URIをAVデータの要求元に送信する。その場合、AVデータの要求元は配信サーバから受信したURIを用いて再度、AVデータの送信要求を行う必要がある。このような配信サーバからAVデータの送信を受けるために、AVデータ要求送信部223は、識別情報記憶部211に記憶されているAVデータの識別情報を配信サーバに送信する識別情報送信部2231と、配信サーバから送信されてくるURIを受信するURI受信部2232と、受信したURIを配信サーバに送信するURI送信部2233を備えている。
AVデータ送信ブロック23は、配信サーバからストリーミング送信されてくるAVデータを受信し一時的に記憶するAVデータ受信部231と、受信したAVデータをリアルタイムにトランスコードするトランスコード部232と、トランスコードされたAVデータをネットワーク家電にストリーミング送信するAVデータ送信部233を備えている。
トランスコードとは、ある符号化方式に従いエンコードされているデータをデコードした後、他の符号化方式に従いエンコードすることである。なお、本願において「リアルタイムにトランスコードする」とは、トランスコードのソースとなるAVデータがデコード可能な量だけバッファメモリに記憶された後、ソースとなるAVデータの全体の受信が完了する前に、バッファメモリに記憶されているデータを用いてトランスコード処理を開始することを意味する。
図4は、識別情報記憶部211に記憶されているデータを模式的に示した図である。識別情報記憶部211は、インターネット12内の配信サーバまたは家庭内LAN11内のネットワーク家電のいずれかからストリーミング送信可能なAVデータの識別情報を、AVデータにより示されるコンテンツのタイトルとともにリスト形式で記憶している。以下、図4に示すリストを「コンテンツリスト」と呼ぶ。コンテンツリスト内のコンテンツ番号は、コンテンツリスト内で各々の識別情報を識別するための番号である。
コンテンツリストにおいて、識別情報はAVデータの格納場所を示す格納場所識別情報と、格納場所においてさらにAVデータを特定するファイル識別情報とを含んでいる。例えばカテゴリ番号「1」のデータは、タイトルとして「運動会」が付されたコンテンツのAVデータが、「\\PC」で特定される格納場所に、「\VIDEODATA\VIDEO01.MPG」というパス名(フォルダ名+ファイル名)で格納されていることを示す。なお、「\\PC」および「\\MUSICPLAYER」は、家庭内LAN11内においてPC111およびオーディオプレーヤ113をそれぞれ特定する情報である。
また、カテゴリ番号「3」のデータは、タイトルとして「音楽会」が付されたコンテンツのAVデータが、「WWW.SITE01.COM」で特定される格納場所に格納され、そのAVデータが「WATCH?V=VU32QU」という情報で識別可能であることを示す。この場合、格納場所識別情報とファイル識別情報とを「/」を用いて繋ぎ合わせた「WWW.SITE01.COM/WATCH?V=VU32QU」は、コンテンツ「音楽会」のAVデータのURIである。なお、「WWW.SITE01.COM」は、インターネット12内において配信サーバ121を特定する情報である。
また、カテゴリ番号「4」のデータは、タイトルとして「初日の出」が付されたコンテンツのAVデータが、「WWW.SITE02.COM」で特定される格納場所に格納され、そのAVデータが「b0b4b2cc」という数値(16進数)で識別可能であることを示す。例えば、「b0b4b2cc」は対応するAVデータのハッシュ値である。この場合、「b0b4b2cc」という数値は配信サーバに送信され、配信サーバにおいてURIに変換される必要がある。このように、URIそのものではない識別情報を用いてAVデータの特定を行っている配信サーバにおいては、同じAVデータがあるフォルダから他のフォルダに移動される等の事情でURIが変更されても識別情報を更新する必要がない。なお、「WWW.SITE02.COM」は、インターネット12内において配信サーバ122を特定する情報である。
図5は、配信システム1においてAVデータの送信要求が処理される様子を示した図である。例として、ユーザがテレビ912において配信サーバ122に格納されているコンテンツ「初日の出」を試聴する場合における配信システム1の動作を以下に説明する。
ユーザはテレビ112を操作して、コンテンツリストの表示を指示する。その指示に応じて、テレビ112はPC111に対し、コンテンツリストの送信要求を送信する(ステップS01)。PC111は、送信要求に応じてテレビ112に対しコンテンツリストを送信する(ステップS02)。ただし、ステップS02において送信される情報は図4に示されるコンテンツリストに含まれる全ての項目である必要はなく、例えばタイトルのみでもよい。ここでは例として、ステップS02においてカテゴリ番号およびタイトルのみが送信されるものとする。
テレビ112はステップS02においてPC111から受信したコンテンツリストをディスプレイに表示する。ユーザはテレビ112を操作して、表示されたコンテンツリストに含まれるタイトルのうち試聴を希望する「初日の出」を選択する。テレビ112はユーザに選択されたコンテンツ「初日の出」を示すコンテンツ番号「4」を含むAVデータの送信要求をPC111に送信する(ステップS03)。
テレビ112から送信されたAVデータの送信要求は、PC111のAVデータ要求受信部221により受信され、判定部222に引き渡される。判定部222は識別情報記憶部211からコンテンツリストを読み出し、要求されたコンテンツの格納場所がインターネット12内の配信サーバであるか否かを判定する(ステップS04)。この場合、コンテンツ番号「4」で示されるコンテンツの格納場所識別情報「WWW.SITE02.COM」に基づき、判定部222は肯定的な判定結果を下し(ステップS04;Yes)、判定結果をカテゴリ番号「4」の識別情報とともにAVデータ要求送信部223に引き渡す。
なお、ステップS04の判定において、要求されたコンテンツの格納場所がインターネット12内の配信サーバではなく家庭内LAN11内のネットワーク家電であると判定された場合(ステップS04;No)、PC111は従来技術のDLNAサーバとして機能し、家庭内LAN11内におけるAVデータのストリーミング送受信が行われる。
AVデータ要求送信部223は、判定部222から要求されたコンテンツの格納場所がインターネット12内の配信サーバである、という判定結果を要求されたコンテンツの識別情報とともに受け取ると、受け取った識別情報に含まれる格納場所識別情報「WWW.SITE02.COM」で特定される配信サーバ122に対し、識別情報送信部2231を用いて、ファイル識別情報「b0b4b2cc」を送信する(ステップS05)。
配信サーバ122は、PC111から受信したファイル識別情報「b0b4b2cc」に対応するURIをPC111に送信する(ステップS06)。配信サーバ122から送信されたURIはAVデータ要求送信部223のURI受信部2232により受信され、URI送信部2233に引き渡される。URI送信部2233は引き渡されたURIを含むAVデータの送信要求を配信サーバ122に送信する(ステップS07)。
配信サーバ122は、AVデータの送信要求に応じて、その送信要求に含まれるURIにより特定されるAVデータのPC111に対するストリーミング送信を開始する(ステップS08)。ここでは例として、配信サーバ122から送信されるAVデータはWMV形式でエンコードされているものとする。
配信サーバ122から順次送信されるWMV形式のAVデータは、AVデータ受信部231により受信され、バッファメモリに一時的に記憶され、トランスコード部232によりリアルタイムにトランスコードされる(ステップS09)。ここでは例として、WMV形式のAVデータがMPEG2形式のAVデータにトランスコードされるものとする。トランスコード部232はトランスコードにより生成されたMPEG2形式のAVデータをAVデータ送信部233に引き渡す。
AVデータ送信部233はMPEG2形式のAVデータを受け取ると、順次、テレビ112にストリーミング送信する(ステップS10)。テレビ112はMPEG2形式のAVデータを受け取ると、順次デコードを行い、動画および音声の再生を行う。その結果、ユーザはコンテンツ「初日の出」をテレビ112において試聴することができる。
上記においては、ユーザによりコンテンツ「初日の出」が選択された場合を例として説明したが、例えばユーザによりコンテンツ「音楽会」が選択された場合、ステップS05およびS06はスキップされる。すなわち、AVデータ要求送信部223はコンテンツリストから直接得られるURIを含むAVデータの送信要求を配信サーバ121に対し送信する(ステップS07)。
また、配信サーバのあるものはコンテンツ番号「4」のデータに例示のように、URIそのものではないAVデータの識別情報を提供するが、その識別情報をJavaScript等のスクリプト言語で記述されたプログラムに従い変換することにより、URIを取得可能としているものがある。その場合、AVデータ要求送信部223はファイル識別情報の配信サーバへの送信(ステップS05)および配信サーバからのURIの受信(ステップS06)に代えて、配信サーバから提供されるJavaScript等を実行し、識別情報からURIへの変換処理を行うことでURIを取得する。
また、配信サーバの中には、ファイル識別情報の送信(ステップS05)に応じて、AVデータのストリーミング送信を開始するものがある。その場合、PC111は送信されてくるAVデータそのものはいったん破棄し、そのAVデータに伴って配信サーバから送信されてきたURIをURI受信部2232が取得し(ステップS06)、ステップS07以下の処理を行う。
以上のように、配信システム1によれば、ユーザはインターネット12内の配信サーバに格納されているAVデータを、その符号化方式の如何にかかわらず、家庭内LAN11内のネットワーク家電に格納されているAVデータと何ら区別なく、それらのネットワーク家電において試聴することができる。その場合、PC111以外のネットワーク家電には、何らの変更も要さない。
続いて、配信システム1においてコンテンツリストが更新される場合の動作を説明する。図6は、PC111においてメディアサーバアプリケーションに従いディスプレイ1116に表示される画面を模式的に示した図である。この画面において、ユーザはインターネット12内の配信サーバに格納されているAVデータの識別情報をコンテンツリストに登録することができる。以下、図6の画面を「コンテンツ登録画面」と呼ぶ。
コンテンツ登録画面は、ウェブページを閲覧等するペイン31と、ペイン31に表示されているウェブページの配信元の配信サーバから取得した「アクセスランキングがトップ10のコンテンツ」等の情報を表示するペイン32と、コンテンツリストに登録されているAVデータを表示するペイン33と、ペイン31に表示されているウェブページに対応するページ情報に含まれるAVデータの識別情報の抽出を指示するためのボタン34を含んでいる。
また、コンテンツ登録画面はボタン34により識別情報の抽出が指示された場合の再帰レベルを指定するためのボックス35が含まれている。再帰レベルとは、現在ペイン31に表示されているウェブページにリンクされているAVデータの送信要求が行われた場合に、AVデータに伴って配信サーバから送信されてくるページ情報に含まれるAVデータの識別情報を抽出し(再帰レベル2)、さらに抽出した識別情報により識別されるAVデータの送信要求が行われた場合に、AVデータに伴って配信サーバから送信されてくるページ情報に含まれるAVデータの識別情報を抽出し(再帰レベル3)、・・・という処理を繰り返す場合の繰り返し回数を示す。なお、このような再帰抽出を行わず、現在ペイン31に表示されているウェブページに対応するページ情報に含まれるAVデータの識別情報のみを抽出する場合、例えば再帰レベルを1とする。
ユーザは、ペイン31のボックス310に希望する配信サーバのURL(Uniform Resource Locator)を入力する。その入力に応じて、識別情報要求送信部212はURLにより特定される配信サーバに対し、ページ情報の送信要求を送信する。その送信要求に応じて、配信サーバから、いわゆるホームページと呼ばれる既定のウェブページを示すページ情報が送信されてくる。配信サーバから送信されてくるページ情報には、AVデータの識別情報が含まれている。AVデータの識別情報を含むページ情報は、識別情報受信部213により受信され、表示部215に引き渡される。
表示部215は、ページ情報を受け取ると、ページ情報に従いウェブページの表示を行う。その結果、例えば図6のペイン31に例示されているような画像311や画像312等の各種オブジェクトが表示される。これらのオブジェクトには、AVデータの識別情報がリンクされている。ユーザが画像311で示されるコンテンツをコンテンツリストに登録したい場合、ユーザはキーボード1115を操作して画像311を選択する。その操作に応じて、オブジェクト選択部216はペイン31に表示されているウェブページに対応するページ情報のうち、ユーザにより選択された画像311に対応する部分を選択する。
続いて、ユーザはキーボード1115を用いて、選択したコンテンツを登録するための所定の操作を行う。その操作に応じて、識別情報特定部217はペイン31に表示されているウェブページに対応するページ情報に含まれ、オブジェクト選択部216により選択された情報に関連付けられているAVデータの識別情報を特定する。識別情報特定部217により特定されたAVデータの識別情報は、識別情報更新部214に引き渡される。
識別情報更新部214は、識別情報特定部217から受け取ったAVデータの識別情報を、識別情報記憶部211に記憶されているコンテンツリストに追加する。なお、コンテンツリストが更新されると、ペイン33の表示も更新後のコンテンツリストに応じて更新される。
また、ユーザは、例えば定期的に、自動的にペイン32に表示されるコンテンツをコンテンツリストに追加するよう設定することができる。その場合、識別情報要求送信部212は、所定の時刻が到来すると、配信サーバに対し、例えばRSS(Resource description framework Site Summary)等のフォーマットに従ったサイト更新情報の送信要求を送信する。その送信要求に応じて配信サーバから送信されてくるサイト更新情報には、例えば「アクセスランキングがトップ10のコンテンツ」という条件を満たすAVデータの識別情報が含まれている。
配信サーバから送信されてくるサイト更新情報は、識別情報受信部213により受信され、識別情報更新部214に引き渡される。識別情報更新部214は、識別情報受信部213から受け取ったサイト更新情報から「アクセスランキングがトップ10のコンテンツ」という条件を満たすAVデータの識別情報を抽出し、抽出したAVデータの識別情報をコンテンツリストに追加する。なお、このように自動的に追加されたAVデータの識別情報に関しては、例えばコンテンツリストにおいてタイトルに所定のマークや追加日時を付すなどして、新しいものを追加する際に古いものを削除するようにしてもよい。また、上述した自動的にコンテンツリストの更新が行われる場合、必ずしもコンテンツ登録画面が表示されている必要はなく、例えばメディアサーバアプリケーションのうち必要なモジュールのみをPC111において常駐実行させることにより、コンテンツリストの自動更新を行わせるようにしてもよい。
ユーザがボックス35に再帰レベル「1」を入力した状態でボタン34により抽出指示を行った場合、識別情報受信部213は既に配信サーバから受信しペイン31の表示に用いられているページ情報を識別情報更新部214に引き渡す。識別情報更新部214は、識別情報受信部213から受け取ったページ情報からAVデータの識別情報を全て抽出し、抽出したAVデータの識別情報をコンテンツリストに追加する。
ユーザがボックス35に例えば再帰レベル「2」を入力した状態でボタン34により抽出指示を行った場合、識別情報受信部213および識別情報更新部214により、上記の再帰レベル「1」と同様の処理が行われた後、識別情報更新部214により抽出されたAVデータの識別情報がAVデータ要求送信部223に引き渡される。AVデータ要求送信部223は、受け取ったAVデータの識別情報の各々に関し、必要に応じて図5に示したステップS05および06を経た後、配信サーバに対しAVデータの送信要求を送信する(ステップS07)。
AVデータ要求送信部223から送信されたAVデータの送信要求に応じて配信サーバから送信されてくるAVデータには、多くの場合、そのAVデータに関連するAVデータの識別情報を含むページ情報が伴っている。
図7は、例えばユーザの操作により画像311にリンクされているAVデータの送信要求が行われた際、ペイン31に表示されるウェブページを示した図である。図7において、サブペイン41には配信サーバからストリーミング送信されてくるコンテンツが表示される。サブペイン42には、サブペイン41に表示されているコンテンツに関連するコンテンツのAVデータの識別情報にリンクされた画像421、画像422等が表示される。
再帰抽出が行われる場合、実際には図7の表示が行われる必要はない。配信サーバからストリーミング送信されてくるAVデータに伴い送信されてくるページ情報は、識別情報受信部213により受信され表示部215に引き渡される代わりに、ページ情報受信部218により受信され、識別情報更新部214に引き渡される。識別情報更新部214は、ページ情報受信部218から受け取ったページ情報からAVデータの識別情報を全て抽出し、抽出したAVデータの識別情報をコンテンツリストに追加する。
AVデータ要求送信部223、ページ情報受信部218および識別情報更新部214は、ペイン31に表示されているウェブページに対応するページ情報に含まれるAVデータの識別情報の各々に関し、上記の処理を繰り返す。
上記のように、配信システム1においては、コンテンツリストは自動的に、もしくはユーザの容易な操作により、適宜更新可能である。
上記実施形態は本願発明を実施する場合の例示であって、本願発明の技術的思想の範囲内において様々に変形することができる。例えば、上記実施形態においては、家庭内LAN11内のネットワーク家電はDLNAガイドライン1.0に準拠するものとしたが、それに限られない。
また、上記実施形態においては、PC111にメディアサーバアプリケーションを実行させることにより、PC111を本願発明にかかる装置として機能させる場合を説明したが、例えば図3に示した各機能構成をハードウェアにより実現する装置をPC111の代わりに用いてもよい。
1…配信システム、11…家庭内LAN、12…インターネット、21…識別情報管理ブロック、22…AVデータ要求処理ブロック、23…AVデータ送信ブロック、91…家庭内LAN、111…PC、112…テレビ、113…オーディオプレーヤ、121…配信サーバ、122…配信サーバ、211…識別情報記憶部、212…識別情報要求送信部、213…識別情報受信部、214…識別情報更新部、215…表示部、216…オブジェクト選択部、217…識別情報特定部、218…ページ情報受信部、221…AVデータ要求受信部、222…判定部、223…AVデータ要求送信部、231…AVデータ受信部、232…トランスコード部、233…AVデータ送信部、911…PC、912…テレビ、913…オーディオプレーヤ、1111…HDD、1112…RAM、1113…CPU、1114…通信I/F、1115…キーボード、1116…ディスプレイ、1117…バス、2231…識別情報送信部、2232…URI受信部、2233…URI送信部。
Claims (11)
- インターネット内のサーバにエンコードされて格納されている1以上のオーディオビジュアルデータの各々に関し、当該オーディオビジュアルデータを識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
ローカルエリアネットワーク内の一のノードから、前記1以上のオーディオビジュアルデータのうちの一のオーディオビジュアルデータの送信要求を受信するオーディオビジュアルデータ要求受信手段と、
前記サーバに対し前記識別情報記憶手段に記憶されている前記一のオーディオビジュアルデータの識別情報の少なくとも一部を含む前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求を送信するオーディオビジュアルデータ要求送信手段と、
前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求に応じて前記サーバからストリーミング送信されてくる前記一のオーディオビジュアルデータを受信するオーディオビジュアルデータ受信手段と、
前記オーディオビジュアルデータ受信手段による前記一のオーディオビジュアルデータの受信が完了する前に、前記オーディオビジュアルデータ受信手段により既に受信されている前記一のオーディオビジュアルデータの一部をデコードし、当該デコードにより生成されたオーディオビジュアルデータを当該デコードとは異なる符号化方式に従いエンコードするトランスコード手段と、
前記トランスコード手段によるエンコードにより生成されたオーディオビジュアルデータを前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求の送信元の一のノードにストリーミング送信するオーディオビジュアルデータ送信手段と
を備える装置。 - 前記識別情報記憶手段は、前記インターネット内の1以上のサーバのいずれかにエンコードされて格納されている1以上のオーディオビジュアルデータの各々に関し、当該オーディオビジュアルデータを格納しているサーバを示す前記識別情報を記憶し、
前記オーディオビジュアルデータ要求送信手段は、前記識別情報記憶手段に記憶されている前記一のオーディオビジュアルデータの識別情報により示されるサーバに対し、前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求を送信する
請求項1に記載の装置。 - 前記識別情報記憶手段は、前記インターネット内のサーバにエンコードされて格納されている1以上のオーディオビジュアルデータに加え、前記ローカルエリアネットワーク内のノードに格納されている1以上のオーディオビジュアルデータの各々に関し、当該オーディオビジュアルデータを識別する識別情報を記憶し、
前記識別情報記憶手段に記憶されている前記一のオーディオビジュアルデータの識別情報に基づき、前記一のオーディオビジュアルデータの格納場所が前記インターネット内のサーバであるか否かを判定する判定手段を備え、
前記オーディオビジュアルデータ要求送信手段は、前記判定手段により前記一のオーディオビジュアルデータの格納場所が前記インターネット内のサーバであると判定された場合、前記サーバに対し前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求を送信する
請求項1に記載の装置。 - 前記オーディオビジュアルデータ要求送信手段は、前記一のオーディオビジュアルデータの識別情報の少なくとも一部を前記サーバに対し送信する第1識別情報送信手段と、前記識別情報送信手段による識別情報の少なくとも一部の送信に応じて前記サーバから送信されてくる前記一のオーディオビジュアルデータをインターネット内で一意に識別可能な識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記識別情報受信手段により受信された識別情報を前記サーバに対し送信する第2識別情報送信手段とを有する
請求項1に記載の装置。 - 前記サーバに対しオーディオビジュアルデータの識別情報の送信要求を送信する識別情報要求送信手段と、
前記識別情報の送信要求に応じて前記サーバから送信されてくる識別情報を受信する識別情報受信手段と、
前記識別情報受信手段により受信された識別情報を用いて、前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報を更新する識別情報更新手段と
を備える請求項1に記載の装置。 - 前記識別情報要求送信手段は、前記識別情報の送信要求として、ウェブページの表示内容を示すページ情報の送信要求を前記サーバに対し送信し、
前記識別情報受信手段は、前記ページ情報の送信要求に応じて前記サーバから送信されてくるページ情報に含まれるオーディオビジュアルデータの識別情報を受信する
請求項5に記載の装置。 - 前記識別情報受信手段により受信されたページ情報に従いウェブページの表示を行う表示手段と、
ユーザの操作に応じて前記表示手段により表示されたウェブページに含まれる一のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、
前記オブジェクト選択手段により選択された一のオブジェクトに関連付けて前記ページ情報に含まれているオーディオビジュアルデータの識別情報を特定する識別情報特定手段と
を備え、
前記識別情報更新手段は、前記識別情報特定手段により特定された識別情報を用いて、前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報を更新する
請求項6に記載の装置。 - 前記オーディオビジュアルデータ要求送信手段から送信された送信要求に応じて前記サーバからストリーミング送信されてくるオーディオビジュアルデータに伴って送信されてくるウェブページの表示内容を示すページ情報を受信するページ情報受信手段と、
前記ページ情報受信手段により受信されたページ情報に含まれるオーディオビジュアルデータの識別情報を用いて、前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報を更新する識別情報更新手段と
を備える請求項1に記載の装置。 - インターネット内のサーバにエンコードされて格納されている1以上のオーディオビジュアルデータの各々に関し、当該オーディオビジュアルデータを識別する識別情報を記憶する処理と、
ローカルエリアネットワーク内の一のノードから、前記1以上のオーディオビジュアルデータのうちの一のオーディオビジュアルデータの送信要求を受信する処理と、
前記サーバに対し記憶している前記一のオーディオビジュアルデータの識別情報の少なくとも一部を含む前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求を送信する処理と、
前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求に応じて前記サーバからストリーミング送信されてくる前記一のオーディオビジュアルデータを受信する処理と、
前記一のオーディオビジュアルデータの受信が完了する前に、既に受信している前記一のオーディオビジュアルデータの一部をデコードし、当該デコードにより生成されたオーディオビジュアルデータを当該デコードとは異なる符号化方式に従いエンコードする処理と、
前記エンコードにより生成されたオーディオビジュアルデータを前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求の送信元の一のノードにストリーミング送信する処理と
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- ローカルエリアネットワーク内の装置が、インターネット内のサーバにエンコードされて格納されている1以上のオーディオビジュアルデータの各々に関し、当該オーディオビジュアルデータを識別する識別情報を記憶するステップと、
前記装置が、前記ローカルエリアネットワーク内の一のノードから、前記1以上のオーディオビジュアルデータのうちの一のオーディオビジュアルデータの送信要求を受信するステップと、
前記装置が、前記サーバに対し記憶している前記一のオーディオビジュアルデータの識別情報の少なくとも一部を含む前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求を送信するステップと、
前記装置が、前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求に応じて前記サーバからストリーミング送信されてくる前記一のオーディオビジュアルデータを受信するステップと、
前記装置が、前記一のオーディオビジュアルデータの受信が完了する前に、既に受信している前記一のオーディオビジュアルデータの一部をデコードし、当該デコードにより生成されたオーディオビジュアルデータを当該デコードとは異なる符号化方式に従いエンコードするステップと、
前記装置が、前記エンコードにより生成されたオーディオビジュアルデータを前記一のオーディオビジュアルデータの送信要求の送信元の一のノードにストリーミング送信するステップと
を備える方法。
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