JP2009020044A - 測定装置および測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】測定データの重複や欠落を招くことなく時刻補正する。
【解決手段】外部装置からの現在時刻情報に基づいて現在時刻(7:00)に対する内部時計の遅れまたは進みの時間を示す第1の時間長(6分の遅れ)を特定し、内部時計が第1の時間長だけ遅れているときに時刻補正処理の開始時刻(6:56)と時刻補正処理の後に実行すべき測定処理の開始時刻(7:00)との間の第2の時間長(4分)未満の第3の時間長(3分)だけ内部時計を進める処理を時刻補正処理として第1の時間長が予め規定された時間長以下となるまで所定回数(2回)に亘って実行し、内部時計が第1の時間長だけ進んでいるときに直前に実行した測定処理の開始時刻と時刻補正処理の開始時刻との間の第4の時間長未満の第5の時間長だけ内部時計を遅らせる処理を時刻補正処理として第1の時間長が予め規定された時間長以下となるまで所定回数に亘って実行する。
【選択図】図4

Description

本発明は、外部装置から取得した現在時刻情報に基づいて内部時計の時刻を補正する測定装置、およびその測定装置と管理装置とを備えた測定システムに関するものである。
この種の測定装置を備えた測定システムとして、特開平7−131544号公報に遠隔監視システム(以下、「監視システム」ともいう)が開示されている。この監視システムは、指定時刻に監視対象体についての計測処理(測定処理)を実行可能に構成された複数のリモート装置(測定装置)と、各リモート装置を統括管理するセンタ装置とを備えて構成されている。この場合、各リモート装置は、計測処理によって取得した日報データ(測定対象体についての計測結果を計測時刻に関連付けたデータ)を記録するメモリを備え、センタ装置からの要求に応じて日報データをメモリから読み出してセンタ装置に送信する構成が採用されている。また、この監視システムでは、各リモート装置毎の時刻のばらつきを補正するために、センタ装置が、日報データの取得(送信要求)に際して各リモート装置に時刻データを送信し、リモート装置が、送信された時刻データに基づいて内部時計の時刻を補正する処理を実行可能に構成されている。
この場合、一例として、所定のリモート装置に対して例えば毎正時に計測処理(日報データの記録処理)を実行する旨が設定されている場合において、そのリモート装置の時刻が進んでいたために時刻補正処理によって前回の計測処理を実行した時刻(正時)よりも前の時刻に補正したときには、時刻補正処理後において、既に計測処理が完了して日報データが記録されている時刻(正時)についての計測処理が再び実行されて、日報データが重複して記録された状態となる。したがって、この監視システム(リモート装置)では、既に計測処理が完了している時刻よりも前の時刻に内部時計の時刻を遅らせる時刻補正が必要なときに、時刻補正処理を実行した後の計測処理時において、直前に実行した計測処理時に日報データを記録したアドレスに日報データを上書きすることで、同じ時刻(正時)についての日報データが重複して記録される事態を回避する構成が採用されている。
一方、リモート装置の時刻が遅れていたために時刻補正処理によって次回の計測処理を実行すべき時刻(正時)よりも後の時刻に補正したときには、計測処理が未実行の時刻(正時)が生じて日報データの欠落を招くこととなる。したがって、この監視システム(リモート装置)では、次回の計測処理の開始時刻よりも後の時刻に内部時計の時刻を進める時刻補正が必要なときに、時刻補正処理に先立って計測処理を実行して日報データをメモりに記録した後に時刻補正処理を実行することにより、日報データが欠落する事態を回避する構成が採用されている。このように、従来の監視システム(リモート装置)では、日報データの重複や欠落を招くことなく、各リモート装置の時刻とセンター装置の時刻とを一致させるように構成されている。
特開平7−131544号公報(第3−4頁、第1−8図)
ところが、従来のリモート装置および監視システムには、以下の問題点が存在する。すなわち、従来のリモート装置では、時刻補正処理後の計測処理に際して日報データを上書きしたり、計測処理を実行して日報データを記録した後に時刻補正処理を実行したりすることで、日報データの重複や欠落を回避する構成が採用されている。しかしながら、従来のリモート装置では、センタ装置の時刻とリモート装置の時刻との間の時間長(リモート装置の時刻のずれ量)が過剰に長いとき(リモート装置における内部時計の時刻の遅れや進みが過剰に大きいとき)に、日報データの重複や欠落を招くという問題点がある。
具体的には、一例として、所定のリモート装置に対して5分間隔で計測処理を実行する旨の動作条件が設定され(計測処理を実行すべき時間間隔が5分の例)、かつ、このリモート装置が7分進んでいる状態において、例えば計測処理の完了直後にリモート装置を7分遅らせたときには、この時刻補正処理後に最初に実行される計測処理(「時刻補正処理の直前に実行された計測処理の5分前に実行された計測処理」と同じ時刻に対応して実行される計測処理)によって生成される日報データが、時刻補正処理の直前に実行された計測処理の日報データのアドレスに上書きされる。したがって、メモリ内には、上記の例における「時刻補正処理の5分前」に対応する時刻の日報データが重複して記録された状態となる。また、このリモート装置が12分遅れている状態において、例えば計測処理の完了直後に時刻補正処理を実行する場合には、リモート装置を12分進めることで未実施となる計測処理の回数が2回であるにも拘わらす、時刻補正処理の開始に先立って実行される計測処理が1回だけのため、上記の2回のうちのいずれか1回分の日報データが欠落した状態となる。
一方、この種の監視システム(測定システム)やリモート装置(測定装置)では、電源遮断時における測定データ(上記のリモート装置における日報データ)の消失を回避すべく、測定データを記録するメモリとして、不揮発性メモリ(一例として、フラッシュメモリ)が採用されることがある。この場合、フラッシュメモリは、測定データ等の記録データをブロック単位で読み書きする構成が採用されている。したがって、従来のリモート装置におけるメモリをフラッシュメモリで構成したときには、所望の日報データのみを上書きすることができないために、その日報データが記録されているブロック中のすべての日報データの読み出しおよび書き込みを実行する必要が生じる。このため、従来のリモート装置には、不揮発性メモリを採用したときに、日報データ(測定データ)の記録処理が煩雑化するという問題点がある。
本発明は、かかる解決すべき課題に鑑みてなされたものであり、測定データの重複や欠落を招くことなく、測定装置の時刻を正確に補正すると共に、記録処理の煩雑化を招くことなく各種のメモリに測定データを記録し得る測定装置および測定システムを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の測定装置は、入力信号の電気的パラメータを測定する測定処理を実行する測定部と、内部時計と、外部装置から取得した現在時刻情報に基づいて前記内部時計の時刻を補正する時刻補正処理を実行すると共に前記測定部を制御して前記測定処理を実行させる制御部とを備えた測定装置であって、 前記制御部は、前記現在時刻情報に基づいて現在時刻に対する前記内部時計の時刻の遅れまたは進みの時間を示す第1の時間長を特定し、前記内部時計の時刻が前記第1の時間長だけ遅れているときに前記時刻補正処理の開始時刻と当該時刻補正処理の後に実行すべき前記測定処理の開始時刻との間の第2の時間長未満の第3の時間長だけ前記内部時計の時刻を進める処理を当該時刻補正処理として前記第1の時間長が予め規定された時間長以下となるまで所定回数に亘って実行し、前記内部時計の時刻が前記第1の時間長だけ進んでいるときに直前に実行した前記測定処理の開始時刻と前記時刻補正処理の開始時刻との間の第4の時間長未満の第5の時間長だけ前記内部時計の時刻を遅らせる処理を当該時刻補正処理として前記第1の時間長が前記予め規定された時間長以下となるまで所定回数に亘って実行する。なお、本発明における「現在時刻情報」は、例えば「07:00」のように「現在時刻を直接的に表す情報」のみならず、「10秒の遅れが生じている」または「10秒の進みが生じている」といった「現在時刻を特定し得る各種情報」がこれに含まれる。また、本発明における「所定回数」には1回が含まれる。
また、請求項2記載の測定装置は、請求項1記載の測定装置において、前記制御部が、前記内部時計の時刻が遅れている状態であって前記第1の時間長が前記第2の時間長よりも短いときに当該第1の時間長を前記第3の時間長として規定して1回の前記時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を補正し、前記内部時計の時刻が進んでいる状態であって前記第1の時間長が前記第4の時間長よりも短いときに当該第1の時間長を前記第5の時間長として規定して1回の前記時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を補正し、前記内部時計の時刻が遅れている状態であって前記第1の時間長が前記第2の時間長よりも長いときに当該第1の時間長を当該第2の時間長で除して求められるN回(Nは、小数点以下を切り上げた2以上の自然数)の前記時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を補正可能に前記第3の時間長を規定して当該N回の時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を順次補正し、前記内部時計の時刻が進んでいる状態であって前記第1の時間長が前記第4の時間長よりも長いときに当該第1の時間長を当該第4の時間長で除して求められるM回(Mは、小数点以下を切り上げた2以上の自然数)の前記時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を補正可能に前記第5の時間長を規定して当該M回の時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を順次補正する。
また、請求項3記載の測定システムは、請求項1または2記載の測定装置と、前記時刻補正処理の実行を指示する補正指令信号を前記測定装置に送信する管理装置を備え、前記測定装置が、前記補正指令信号を受信したときに前記時刻補正処理を実行する。
また、請求項4記載の測定システムは、請求項3記載の測定システムにおいて、前記管理装置が、前記外部装置として機能して前記補正指令信号と共に前記現在時刻情報を前記測定装置に送信する。
請求項1記載の測定装置では、制御部が、現在時刻に対する内部時計の時刻の遅れまたは進みの時間を示す第1の時間長を特定し、内部時計の時刻が第1の時間長だけ遅れているときに時刻補正処理の開始時刻と時刻補正処理の後に実行すべき測定処理の開始時刻との間の第2の時間長未満の第3の時間長だけ内部時計の時刻を進める処理を時刻補正処理として第1の時間長が予め規定された時間長以下となるまで所定回数に亘って実行し、内部時計の時刻が第1の時間長だけ進んでいるときに直前に実行した測定処理の開始時刻と時刻補正処理の開始時刻との間の第4の時間長未満の第5の時間長だけ内部時計の時刻を遅らせる処理を時刻補正処理として第1の時間長が予め規定された時間長以下となるまで所定回数に亘って実行する。
したがって、請求項1記載の測定装置によれば、現在時刻に対して内部時計の時刻が第1の時間長だけ遅れているとき、および現在時刻に対して内部時計の時刻が第1の時間長だけ進んでいるときのいずれの場合であっても、この第2の時間または第4の時間を超えて内部時計の時刻が補正されることがないため、従来のリモート装置とは異なり、測定データ(日報データ)の上書きや、時刻補正処理に先立って測定処理を実行することなく、測定データ複や欠落を回避しつつ、内部時計の時刻を現在時刻に対する予め規定された時間長以下の時差範囲内に補正することができる。これにより、この測定装置によれば、測定データを記録するためのメモリに、ブロック単位での読み書きが必要なフラッシュメモリを採用した場合であっても、測定データの記録処理を容易に実行することができる。
また、請求項2記載の測定装置では、制御部が、内部時計の時刻が遅れている状態であって第1の時間長が第2の時間長よりも短いときに第1の時間長を第3の時間長として規定して1回の時刻補正処理によって内部時計の時刻を補正し、内部時計の時刻が進んでいる状態であって第1の時間長が第4の時間長よりも短いときに第1の時間長を第5の時間長として規定して1回の時刻補正処理によって内部時計の時刻を補正し、内部時計の時刻が遅れている状態であって第1の時間長が第2の時間長よりも長いときに第1の時間長を第2の時間長で除して求められるN回の時刻補正処理によって内部時計の時刻を補正可能に第3の時間長を規定してN回の時刻補正処理によって内部時計の時刻を順次補正し、内部時計の時刻が進んでいる状態であって第1の時間長が第4の時間長よりも長いときに第1の時間長を第4の時間長で除して求められるM回の時刻補正処理によって内部時計の時刻を補正可能に第5の時間長を規定してM回の時刻補正処理によって内部時計の時刻を順次補正する。
したがって、請求項2記載の測定装置によれば、現在時刻に対して内部時計の時刻が第1の時間長だけ遅れているとき、および現在時刻に対して内部時計の時刻が第1の時間長だけ進んでいるときのいずれの場合であっても、第1の時間長に応じた最も少ない回数の時刻補正処理によって内部時計の時刻を現在時刻に対する予め規定された時間長以下の時差範囲内に補正することができる。
また、請求項3記載の測定システムによれば、測定装置と、時刻補正処理の実行を指示する補正指令信号を測定装置に送信する管理装置を備えて、測定装置が、補正指令信号を受信したときに時刻補正処理を実行することにより、測定システム内の複数の測定装置(内部時計)を任意のタイミング(例えば、ほぼ同じタイミング)で管理装置の時刻に一致させる(予め規定された時刻長以下のずれ量とする)ことができる。
さらに、請求項4記載の測定システムによれば、管理装置が、外部装置として機能して補正指令信号と共に現在時刻情報を測定装置に送信することにより、各測定装置が汎用のタイムサーバ等に接続できない状態であっても、管理装置から現在時刻データを取得させて、各測定装置(内部時計)の時刻をほぼ同一の時刻に一致させることができる。
以下、本発明に係る測定装置および測定システムの最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、遠隔監視システム10および波形記録装置1の構成について、図面を参照して説明する。
図1に示す遠隔監視システム(以下、「監視システム」ともいう)10は、本発明に係る測定システムの一例であって、複数の波形記録装置1と、管理装置11とを備えて、各波形記録装置1がネットワークN(LAN、WANまたは専用通信網など)を介して管理装置11に接続されている。なお、同図では、本発明についての理解を容易とするために、4台の波形記録装置1を管理装置11に接続した状態を図示しているが、1つの監視システム10内において管理装置11に接続する波形記録装置1の数はこれに限定されず、増減することができる。
波形記録装置1は、本発明に係る測定装置の一例であって、測定部2、ストレージコントローラ3、ストレージメモリ4、トリガ信号出力回路5、操作部6、通信部7、RTC(Real Time Clock )8およびCPU9を備えて構成されている。測定部2は、入力信号Siを増幅するアンプや入力信号Siをアナログ−デジタル変化処理するA/D変換部等(共に図示せず)を備えて構成されて、入力信号Siの電気的パラメータ(電圧、周波数、位相など)を測定して測定データDs(入力信号Siのデジタルデータ)を出力する(本発明における測定処理の一例)。ストレージコントローラ3は、CPU9の制御に従い、ストレージメモリ4に対する測定データDsの記録処理、およびストレージメモリ4からの測定データDsの読出し処理を実行する。ストレージメモリ4は、一例として、フラッシュメモリで構成されて、上記したように、ストレージコントローラ3の制御に従い、ストレージコントローラ3によって転送された測定データDsを記録する。
トリガ信号出力回路5は、一例として、FPGA(Field Programmable Gate Array )およびトリガ検出器(図示せず)を備えると共に、上記のFPGA内に図示しない論理処理回路が構築されて構成されている。この場合、トリガ検出器は、測定部2から出力された測定データDsの電気的パラメータと、後述するようにして予め設定された比較値や比較範囲との比較結果に基づいてトリガ検出信号(レベルトリガ信号)を論理処理回路に出力する。また、論理処理回路は、後述するように測定処理の開始時刻においてCPU9からタイマトリガ信号Sttが出力されると共に、入力信号Siの電気的パラメータが所定レベルを超えてトリガ検出器から上記のトリガ検出信号が出力されたときに、ストレージコントローラ3に対してトリガ信号Stを出力する。
操作部6は、測定開始スイッチや測定条件設定用の各種の操作スイッチを備え、これらのスイッチ操作に応じた操作信号をCPU9に出力する。通信部7は、ネットワークNを介して管理装置11に波形記録装置1を接続可能に構成されている。この通信部7は、後述するようにして管理装置11から出力された補正指令信号S2を受信してCPU9に出力する(転送する)と共に、CPU9の制御に従ってストレージメモリ4に記録されている測定データDsを管理装置11に出力(送信)する。RTC8は、本発明における内部時計に相当し、一例として、一次電池を電源として備えて継続的に時刻を刻んで、その時刻を特定させるための計時信号S1をCPU9に出力する。
CPU9は、本発明における制御部に相当し、波形記録装置1を統括的に制御する。具体的には、CPU9は、操作部6から出力される操作信号やRTC8から出力される計時信号S1に従って、測定部2、ストレージコントローラ3およびトリガ信号出力回路5を制御して、入力信号Siについての測定処理(測定データDsのストレージメモリ4に対する記録処理)を実行させる。この場合、CPU9は、RTC8から出力される計時信号S1に基づき、予め設定された測定処理の開始時刻が到来したときにタイマトリガ信号Sttをトリガ信号出力回路5に出力する。また、CPU9は、通信部7を介して転送された補正指令信号S2に従ってRTC8の時刻を補正する時刻補正処理を実行する。
一方、管理装置11は、本発明における外部装置の一例であって、記録装置12、タイムサーバ13および制御装置14を備えて構成されている。記録装置12は、一例としてハードディスクドライブ装置等の大容量記録装置で構成されて、各波形記録装置1からネットワークNを介して送信された測定データDsを制御装置14の制御に従って記録する。タイムサーバ13は、NTP(Network Time Protocol )サーバ、または、これに準じた仕様のサーバで構成されて、制御装置14からの要求に応じて計時信号S11を出力する。制御装置14は、記録装置12による測定データDsの記録処理を制御すると共に、予め設定された補正指令実行時刻(一例として、毎日07:00)に監視システム10内の各波形記録装置1に対して補正指令信号S2を出力(送信)する。この場合、補正指令信号S2は、各波形記録装置1に対して時刻補正処理の実行を指示する指示コマンドと、タイムサーバ13から取得した現在時刻(計時信号S11に基づいて特定される現在時刻)を特定可能な現在時刻情報を含んで構成されている。
次に、各波形記録装置1によって実行される測定処理および時刻補正処理について、図面を参照して説明する。
この監視システム10では、監視システム10内の各波形記録装置1(管理装置11に接続されている各波形記録装置1)毎の時刻のばらつきを十分に小さくするために、上記したように、一例として、管理装置11が毎朝07:00に補正指令信号S2を各波形記録装置1に送信して、各波形記録装置1内のRTC8の時刻(以下、「装置側時刻」ともいう)を管理装置11内のタイムサーバ13の時刻(以下、「現在時刻」ともいう)に対して例えば±10秒の範囲内(本発明における「予め規定された時間長」が「10秒」の例)となるように補正する構成が採用されている。以下、測定処理の時間間隔や、管理装置11の時刻と波形記録装置1の時刻との間の時間長が相違する各種の事例を挙げて、この監視システム10における時刻補正処理および測定処理の実施形態について説明する。なお、以下の説明において「時刻が一致した」との状態は、本発明における「予め規定された時間長」が上記の例における±10秒以下の範囲となった状態を意味する。また、本発明についての理解を容易とするために、1分単位または30秒単位で各種の処理を実行する例を説明する。
第1の事例では、所定の波形記録装置1に対して、一例として、「装置側時刻が毎時30分の時点において測定処理を実行する」との動作条件と、「管理装置11から補正指令信号S2が送信されたときに、装置側時刻が遅れている場合および進んでいる場合のいずれであっても、補正指令信号S2の受信から5分が経過した時点において時刻補正処理を実行する」との動作条件とが設定されると共に、図2に示すように、この波形記録装置1(RTC8)の装置側時刻が管理装置11(タイムサーバ13)の現在時刻に対して2分遅れているものとする。この事例では、同図に示す時点t1a(現在時刻が07:00で、装置側時刻が06:58の時点)において管理装置11の制御装置14からネットワークNを介して補正指令信号S2が送信される。
この際に、波形記録装置1のCPU9は、通信部7を介して補正指令信号S2を受信したときに、RTC8から取得した計時信号S1と、補正指令信号S2に含まれている現在時刻情報とに基づき、装置側時刻が現在時刻に対して2分遅れている(本発明における第1の時間長の相当する時間長Txaが2分の例)と特定する。また、CPU9は、時刻補正処理の開始時刻が補正指令信号S2を受信した時点t1a(装置側時刻=06:58)の5分後である時点t2a(装置側時刻=07:03)と特定し、この開始時刻(時点t2a)と、この補正処理の後に実行すべき次回の測定処理の開始時刻(この例では、装置側時刻=07:30:時点t3a)との間の時間長(本発明における第2の時間長:この例では、27分)を演算する。次いで、CPU9は、現在時刻に対する装置側時刻の遅れ(第1の時間長=時間長Txa=2分)が、時刻補正処理の開始時刻(時点t2a)と、次回の測定処理の開始時刻(時点t3a)との間の時間長(第2の時間長=27分)よりも短いと判別し、時点t2aにおいてRTC8の時刻を進める(補正する)時間長(本発明における第3の時間長)を遅れ時間と等しい時間の2分と規定する。
また、CPU9は、RTC8からの計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:03となった時点t2aにおいて、RTC8を制御して装置側時刻を07:05に補正させる。これにより、この1回の時刻補正処理によって装置側時刻が現在時刻に一致した状態となる。この後、CPU9は、補正後のRTC8によって出力される計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:30となった時点t3aにおいて、トリガ信号出力回路5にタイマトリガ信号Sttを出力する。この際に、トリガ信号出力回路5では、前述したトリガ検出器が測定部2から出力されている測定データDsの電気的パラメータ(一例として、電圧値)が設定されたレベルを超えたときにトリガ検出信号(レベルトリガ信号)を論理処理回路に出力し、論理処理回路がストレージコントローラ3にトリガ信号Stを出力する。これに応じて、ストレージコントローラ3が、トリガ信号Stの出力時点において測定部2から出力されている測定データDsをストレージメモリ4に記録させる。これにより、装置側時刻および現在時刻の双方が07:30の時点t3aにおいて実行すべき測定処理(測定データDsの記録処理)が完了する。
第2の事例では、一例として、所定の波形記録装置に対して、上記の第1の事例と同様の動作条件が設定されると共に、図3に示すように、装置側時刻が現在時刻に対して2分進んでいるものとする。この事例では、同図に示す時点t1b(現在時刻が07:00で、装置側時刻が07:02の時点)において管理装置11から補正指令信号S2が送信された際に、波形記録装置1のCPU9が、RTC8から取得した計時信号S1と、補正指令信号S2に含まれている現在時刻情報とに基づき、装置側時刻が現在時刻に対して2分進んでいる(本発明における第1の時間長の相当する時間長Txbが2分の例)と特定する。また、CPU9は、時刻補正処理の開始時刻が補正指令信号S2を受信した時点t1b(装置側時刻=07:02)の5分後である時点t2b(装置側時刻=07:07)と特定すると共に、直前に実行した測定処理の開始時刻(この例では、装置側時刻=06:30)と、時刻補正処理の開始時刻(この例では、装置側時刻=07:07=時点t2b)との間の時間長(本発明における第4の時間長:この例では、37分)を演算する。
次いで、CPU9は、現在時刻に対する装置側時刻の進み(第1の時間長=時間長Txb=2分)が、直前に実行した測定処理の開始時刻(装置側時刻=6:30)と時刻補正処理の開始時刻(装置側時刻が07:07)との間の時間長(第4の時間長=37分)よりも短いと判別し、時点t2bにおいてRTC8の時刻を遅らせる(補正する)時間長(本発明における第5の時間長)を進み時間と等しい時間の2分と規定する。また、CPU9は、RTC8からの計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:07となった時点t2bにおいて、RTC8を制御して装置側時刻を07:05に補正させる。これにより、この1回の時刻補正処理によって装置側時刻が現在時刻に一致した状態となる。この後、CPU9は、補正後のRTC8によって出力される計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:30となった時点t3bにおいて、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、上記した測定処理時と同様にして、ストレージコントローラ3が、トリガ信号Stの出力時点において測定部2から出力されている測定データDsをストレージメモリ4に記録させる。これにより、装置側時刻および現在時刻の双方が07:30の時点t3bにおいて実行すべき測定処理(測定データDsの記録処理)が完了する。
第3の事例では、所定の波形記録装置に対して、一例として、「5分毎に測定処理を実行する」との動作条件と、「管理装置11から補正指令信号S2が送信されたときに、装置側時刻が遅れている場合には補正指令信号S2の受信から1分が経過した時点において時刻補正処理を実行し、装置側時刻が進んでいる場合には補正指令信号S2の受信から3分が経過した時点において時刻補正処理を実行する」との動作条件とが設定されると共に、図4に示すように、現在時刻に対して装置側時刻が6分遅れているものとする。この事例では、同図に示す時点t1c(現在時刻が07:00で、装置側時刻が06:54の時点)において管理装置11から補正指令信号S2が送信された際に、CPU9が、計時信号S1と、補正指令信号S2に含まれている現在時刻情報とに基づき、装置側時刻が現在時刻に対して6分遅れている(本発明における第1の時間長の相当する時間長Txcが6分の例)と特定する。また、CPU9は、補正指令信号S2を受信した時点t1c(装置側時刻=06:54)の1分後の時点t2c(装置側時刻=06:55)において測定処理を開始する必要があるため、この例では、この測定処理の開始時刻(時点t2c)の1分後である時点t3c(装置側時刻=06:56)を時刻補正処理の開始時刻と特定する。
さらに、CPU9は、時刻補正処理の開始時刻(装置側時刻=06:56=時点t3c)と、その後に実行すべき最初の測定処理の開始時刻(この例では、装置側時刻=07:00=時点t4c)との間の時間長(本発明における第2の時間長:この例では、4分)を演算する。次いで、CPU9は、現在時刻に対する装置側時刻の遅れ(第1の時間長=時間長Txc=6分)が、時刻補正処理の開始時刻(時点t3c)と、その後の最初の測定処理の開始時刻(時点t4c)との間の時間長(第2の時間長=4分)よりも長いと判別し、装置側時刻の遅れ(第1の時間長:この例では、6分)を上記の第2の時間長(4分)で除して小数点以下を切り上げることで、時刻補正処理の実行回数を2回と演算する(本発明における「求められたN回」が「2回」の例)。また、CPU9は、2回の時刻補正処理によって6分の遅れを補正するために、1回の時刻補正処理においてRTC8の時刻を進める(補正する)時間長(本発明における第3の時間長)を3分(6分/2回)と規定する。
また、CPU9は、RTC8によって出力される計時信号S1に基づき、装置側時刻が06:55となった時点t2cにおいて、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、トリガ信号Stの出力時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録される。また、CPU9は、RTC8からの計時信号S1に基づき、装置側時刻が06:56となった時点t3cにおいて、RTC8を制御して装置側時刻を06:59に補正させる(N=2回の時刻補正処理のうちの最初の1回)。これにより、現在時刻に対する装置側時刻の遅れが3分となる。次いで、次の測定処理を開始すべき時点t4c(この例では、装置側時刻が07:00の時点)において、CPU9は、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、その時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録される。
また、CPU9は、装置側時刻が07:01となった時点t5c(直前の測定処理の開始時刻から1分が経過した時点)において、RTC8を制御して装置側時刻を07:04に補正させる(N=2回の時刻補正処理のうちの最後の1回)。これにより、装置側時刻が現在時刻に一致した状態となる。この後、CPU9は、補正後のRTC8によって出力される計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:05となった時点t6cにおいて、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、トリガ信号Stの出力時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録されて、装置側時刻および現在時刻の双方が07:05の時点t6cにおいて実行すべき測定処理(測定データDsの記録処理)が完了する。
第4の事例では、一例として、所定の波形記録装置に対して、上記の第3の事例と同様の動作条件が設定されると共に、図5に示すように、現在時刻に対して装置側時刻が6分進んでいるものとする。この事例では、同図に示す時点t1d(現在時刻が07:00で、装置側時刻が07:06の時点)において管理装置11から補正指令信号S2が送信された際に、CPU9が、計時信号S1と、補正指令信号S2に含まれている現在時刻情報とに基づき、装置側時刻が現在時刻に対して6分進んでいる(本発明における第1の時間長の相当する時間長Txdが6分の例)と特定する。また、CPU9は、補正指令信号S2を受信した時点t1d(装置側時刻=07:06)の3分後の時点t2d(装置側時刻=07:09)を時刻補正処理の開始時刻と特定する。
さらに、CPU9は、直前に実行した測定処理の開始時刻(この例では、装置側時刻=07:05)と、時刻補正処理の開始時刻(この例では、装置側時刻=07:09=時点t2d)との間の時間長(本発明における第4の時間長:この例では、4分)を演算する。次いで、CPU9は、現在時刻に対する装置側時刻の進み(第1の時間長=時間長Txd=6分)が、時刻補正処理の開始時刻(時点t2d)と、直前に実行した測定処理の開始時刻(装置側時刻=07:05)との間の時間長(第4の時間長=4分)よりも長いと判別し、装置側時刻の進み(第1の時間長:この例では、6分)を上記の第4の時間長(4分)で除して小数点以下を切り上げることで、時刻補正処理の実行回数を2回と演算する(本発明における「求められたM回」が「2回」の例)。また、CPU9は、2回の時刻補正処理によって6分の進みを補正するために、1回の時刻補正処理においてRTC8の時刻を遅らせる(補正する)時間長(本発明における第5の時間長)を3分(6分/2回)と規定する。
また、CPU9は、RTC8からの計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:09となった時点t2dにおいて、RTC8を制御して装置側時刻を07:06に補正させる(M=2回の時刻補正処理のうちの最初の1回)。これにより、現在時刻に対する装置側時刻の進みが3分となる。また、CPU9は、RTC8によって出力される計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:10となった時点t3dにおいて、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、トリガ信号Stの出力時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録される。次いで、CPU9は、装置側時刻が07:14となった時点t4dにおいて、RTC8を制御して装置側時刻を07:11に補正させる(M=2回の時刻補正処理のうちの最後の1回)。これにより、装置側時刻が現在時刻に一致した状態となる。この後、CPU9は、補正後のRTC8によって出力される計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:15となった時点t5dにおいて、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、トリガ信号Stの出力時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録されて、装置側時刻および現在時刻の双方が07:15の時点t5cにおいて実行すべき測定処理(測定データDsの記録処理)が完了する。
第5の事例では、所定の波形記録装置に対して、一例として、「5分毎に測定処理を実行する」との動作条件と、「管理装置11から補正指令信号S2が送信されたときに、装置側時刻が遅れている場合には次回の測定処理の開始時刻から30秒が経過した時点において時刻補正処理を実行し、装置側時刻が進んでいる場合には次回の測定処理の開始時刻の30秒前に時刻補正処理を実行する」との動作条件とが設定されると共に、図6に示すように、現在時刻に対して装置側時刻が12分遅れているものとする。この事例では、同図に示す時点t1e(現在時刻が07:00で、装置側時刻が06:48の時点)において管理装置11から補正指令信号S2が送信された際に、CPU9が、計時信号S1と、補正指令信号S2に含まれている現在時刻情報とに基づき、装置側時刻が現在時刻に対して12分遅れている(本発明における第1の時間長の相当する時間長Txeが12分の例)と特定する。また、CPU9は、次回の測定処理の開始時刻(装置側時刻=06:50=時点t2e)から30秒が経過した時点t3e(装置側時刻=06:50:30)を時刻補正処理の開始時刻と特定する。
さらに、CPU9は、時刻補正処理の開始時刻(装置側時刻=06:50:30=時点t3e)と、その後に実行すべき最初の測定処理の開始時刻(この例では、装置側時刻=06:55=時点t4e)との間の時間長(本発明における第2の時間長:この例では、4分30秒)を演算する。次いで、CPU9は、現在時刻に対する装置側時刻の遅れ(第1の時間長=時間長Txe=12分)が、時刻補正処理の開始時刻(時点t3e)と、その後の最初の測定処理の開始時刻(時点t4e)との間の時間長(第2の時間長=4分30秒)よりも長いと判別し、装置側時刻の遅れ(第1の時間長:この例では、12分)を上記の第2の時間長(4分30秒)で除して小数点以下を切り上げることで、時刻補正処理の実行回数を3回と演算する(本発明における「求められたN回」が「3回」の例)。また、CPU9は、3回の時刻補正処理によって12分の遅れを補正するために、1回の時刻補正処理においてRTC8の時刻を進める(補正する)時間長(本発明における第3の時間長)を4分(12分/3回)と規定する。
また、CPU9は、RTC8によって出力される計時信号S1に基づき、装置側時刻が06:50となった時点t2eにおいて、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、トリガ信号Stの出力時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録される。また、CPU9は、RTC8からの計時信号S1に基づき、装置側時刻が06:50:30となった時点t3e(直前の測定処理の開始時刻から30秒が経過した時点)において、RTC8を制御して装置側時刻を06:54:30に補正させる(N=3回の時刻補正処理のうちの最初の1回)。これにより、現在時刻に対する装置側時刻の遅れが8分となる。次いで、次の測定処理を開始すべき時点t4e(この例では、装置側時刻が06:55の時点)において、CPU9は、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、その時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録される。また、CPU9は、RTC8からの計時信号S1に基づき、装置側時刻が06:55:30となった時点t5e(直前の測定処理の開始時刻から30秒が経過した時点)において、RTC8を制御して装置側時刻を06:59:30に補正させる(N=3回の時刻補正処理のうちの2回目)。これにより、現在時刻に対する装置側時刻の遅れが4分となる。
次いで、次の測定処理を開始すべき時点t6e(この例では、装置側時刻が07:00の時点)において、CPU9は、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、その時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録される。また、CPU9は、装置側時刻が07:00:30となった時点t7e(直前の測定処理の開始時刻から30秒が経過した時点)において、RTC8を制御して装置側時刻を07:04:30に補正させる(N=3回の時刻補正処理のうちの最後の1回)。これにより、装置側時刻が現在時刻に一致した状態となる。この後、CPU9は、補正後のRTC8によって出力される計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:05となった時点t8eにおいて、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、トリガ信号Stの出力時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録されて、装置側時刻および現在時刻の双方が07:05の時点t8eにおいて実行すべき測定処理(測定データDsの記録処理)が完了する。
第6の事例では、一例として、所定の波形記録装置に対して、上記の第5の事例と同様の動作条件が設定されると共に、図7に示すように、現在時刻に対して装置側時刻が12分進んでいるものとする。この事例では、同図に示す時点t1f(現在時刻が07:00で、装置側時刻が07:12の時点)において管理装置11から補正指令信号S2が送信された際に、CPU9が、計時信号S1と、補正指令信号S2に含まれている現在時刻情報とに基づき、装置側時刻が現在時刻に対して12分進んでいる(本発明における第1の時間長の相当する時間長Txfが12分の例)と特定する。また、CPU9は、次回の測定処理の開始時刻(装置側時刻=07:15=時点t3f)の30秒前の時点t2f(装置側時刻=07:14:30)を時刻補正処理の開始時刻と特定する。
さらに、CPU9は、直前に実行した測定処理の開始時刻(この例では、装置側時刻=07:10)と、時刻補正処理の開始時刻(この例では、装置側時刻=07:14:30=時点t2f)との間の時間長(本発明における第4の時間長:この例では、4分30秒)を演算する。次いで、CPU9は、現在時刻に対する装置側時刻の進み(第1の時間長=時間長Txf=12分)が、時刻補正処理の開始時刻(時点t2f)と、直前に実行した測定処理の開始時刻(装置側時刻=07:10)との間の時間長(第4の時間長=4分30秒)よりも長いと判別し、装置側時刻の進み(第1の時間長:この例では、12分)を上記の第4の時間長(4分30秒)で除して小数点以下を切り上げることで、時刻補正処理の実行回数を3回と演算する(本発明における「求められたM回」が「3回」の例)。また、CPU9は、3回の時刻補正処理によって12分の進みを補正するために、1回の時刻補正処理においてRTC8の時刻を遅らせる(補正する)時間長(本発明における第5の時間長)を4分(12分/3回)と規定する。
また、CPU9は、RTC8からの計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:14:30となった時点t2f(次回の測定処理の開始時刻の30秒前)において、RTC8を制御して装置側時刻を07:10:30に補正させる(M=3回の時刻補正処理のうちの最初の1回)。これにより、現在時刻に対する装置側時刻の進みが8分となる。また、CPU9は、RTC8によって出力される計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:15となった時点t3fにおいて、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、トリガ信号Stの出力時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録される。また、CPU9は、RTC8からの計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:19:30となった時点t4f(次回の測定処理の開始時刻の30秒前)において、RTC8を制御して装置側時刻を07:15:30に補正させる(M=3回の時刻補正処理のうちの2回目)。これにより、現在時刻に対する装置側時刻の進みが4分となる。また、CPU9は、RTC8によって出力される計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:20となった時点t5fにおいて、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、トリガ信号Stの出力時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録される。
次いで、CPU9は、装置側時刻が07:24:30となった時点t6f(次回の測定処理の開始時刻の30秒前)において、RTC8を制御して装置側時刻を07:20:30に補正させる(M=3回の時刻補正処理のうちの最後の1回)。これにより、装置側時刻が現在時刻に一致した状態となる。この後、CPU9は、補正後のRTC8によって出力される計時信号S1に基づき、装置側時刻が07:25となった時点t7fにおいて、タイマトリガ信号Sttを出力する。これにより、トリガ信号Stの出力時点において測定部2から出力されている測定データDsがストレージメモリ4に記録されて、装置側時刻および現在時刻の双方が07:25の時点t7fにおいて実行すべき測定処理(測定データDsの記録処理)が完了する。
このように、この波形記録装置1では、CPU9が、現在時刻に対するRTC8の時刻(装置側時刻)の遅れまたは進みの時間を示す時間長(本発明における第1の時間長)を特定し、RTC8(装置側時刻)が第1の時間長だけ遅れているときに時刻補正処理の開始時刻と時刻補正処理の後に実行すべき測定処理の開始時刻との間の時間長(本発明における第2の時間長)未満の時間長(本発明における第3の時間長)だけRTC8(装置側時刻)を進める処理を本発明における時刻補正処理として第1の時間長が予め規定された時間長以下(この例では、±10秒の範囲内)となるまで所定回数に亘って実行し、RTC8(装置側時刻)が第1の時間長だけ進んでいるときに直前に実行した測定処理の開始時刻と時刻補正処理の開始時刻との間の時間長(本発明における第4の時間長)未満の時間長(本発明における第5の時間長)だけRTC8(装置側時刻)を遅らせる処理を本発明における時刻補正処理として第1の時間長が予め規定された時間長以下(±10秒の範囲内)となるまで所定回数に亘って実行する。
したがって、この波形記録装置1によれば、現在時刻に対してRTC8の時刻が第1の時間長だけ遅れているとき、および現在時刻に対してRTC8の時刻が第1の時間長だけ進んでいるときのいずれの場合であっても、この第2の時間または第4の時間を超えてRTC8の時刻が補正されることがないため、従来のリモート装置とは異なり、測定データDs(日報データ)の上書きや、時刻補正処理に先立って測定処理を実行することなく、測定データDsの重複や欠落を回避しつつ、RTC8の時刻を現在時刻に対する予め規定された時間長以下の時差範囲内(この例では、±10秒の範囲内)に補正することができる。これにより、この波形記録装置1によれば、測定データDsを記録するためのストレージメモリ4に、ブロック単位での読み書きが必要なフラッシュメモリを採用したにも拘わらず、測定データDsの記録処理を容易に実行することができる。
また、この波形記録装置1では、CPU9が、RTC8(装置側時刻)が遅れている状態であって第1の時間長が第2の時間長よりも短いときに第1の時間長を第3の時間長として規定して1回の時刻補正処理によってRTC8の時刻(装置側時刻)を補正し、RTC8(装置側時刻)が進んでいる状態であって第1の時間長が第4の時間長よりも短いときに第1の時間長を第5の時間長として規定して1回の時刻補正処理によってRTC8の時刻(装置側時刻)を補正し、RTC8(装置側時刻)が遅れている状態であって第1の時間長が第2の時間長よりも長いときに第1の時間長を第2の時間長で除して求められるN回の時刻補正処理によって装置側時刻を補正可能に第3の時間長を規定してN回の時刻補正処理によってRTC8の時刻(装置側時刻)を順次補正し、RTC8(装置側時刻)が進んでいる状態であって第1の時間長が第4の時間長よりも長いときに第1の時間長を第4の時間長で除して求められるM回の時刻補正処理によって装置側時刻の時刻を補正可能に第5の時間長を規定してM回の時刻補正処理によってRTC8の時刻(装置側時刻)を順次補正する。
したがって、この波形記録装置1によれば、現在時刻に対してRTC8の時刻が第1の時間長だけ遅れているとき、および現在時刻に対してRTC8の時刻が第1の時間長だけ進んでいるときのいずれの場合であっても、第1の時間長に応じた最も少ない回数の時刻補正処理によってRTC8の時刻を現在時刻に対する予め規定された時間長以下の時差範囲内(この例では、±10秒の範囲内)に補正することができる。
また、この遠隔監視システム10によれば、本発明に係る測定装置に相当する波形記録装置1と、時刻補正処理の実行を指示する補正指令信号S2を波形記録装置1に送信する管理装置11を備えて、波形記録装置1が、補正指令信号S2を受信したときに本発明における時刻補正処理を実行することにより、監視システム10内の複数の波形記録装置1(RTC8)を任意のタイミング(例えば、ほぼ同じタイミング)でタイムサーバ13の時刻に一致させる(予め規定された時刻長以下のずれ量とする)ことができる。
さらに、この遠隔監視システム10によれば、管理装置11が、本発明における外部装置として機能して補正指令信号S2と共に(この例では、補正指令信号S2に含ませて)本発明における現在時刻情報を波形記録装置1に送信することにより、各波形記録装置1が汎用のタイムサーバ等に接続できない状態であっても、管理装置11から現在時刻データを取得させて、各波形記録装置1(RTC8)の時刻をほぼ同一の時刻に一致させることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、波形記録装置1が現在時刻よりも進んでいる状態において複数回(N回またはM回)の時刻補正処理によって装置側時刻を現在時刻に一致させる際に、時刻補正処理を1回実行する都度、測定処理を1回実行する事例(時刻補正処理および測定処理を交互に実行する事例:上記の第4の事例および第6の事例)について説明したが、本発明に係る測定装置や測定システムの構成はこれに限定されない。例えば、所定の波形記録装置1に対して上記の第4の事例と同様の動作条件が設定された状態において、図8に示すように、この波形記録装置1に第4の事例と同様の進みが生じている状態において、同図に示す時点t1dにおいて管理装置11から補正指令信号S2が送信されたときに、時点t2d,t13dにおいて、測定処理を挟むことなく時刻補正処理を2回連続して実行する構成を採用することができる。具体的には、まず、時点t2d(装置側時刻=07:09)において装置側時刻を07:06に補正した後に、時点t13d(1回目の時刻補正処理を実行した後の装置側時刻=07:09)において装置側時刻を再び07:06に補正する。これにより、補正指令信号S2を受信した時点において生じていた6分の進みが補正されて、装置側時刻と現在時刻の双方が07:10の時点t14dにおいて、測定処理を実行することができる。
また、装置側時刻の遅れや進みを複数回の時刻補正処理によって補正する際に、各時刻補正処理毎に補正する時間長を等しい時間長に規定する例について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、6分の遅れを2回の時刻補正処理で補正する際に、最初の時刻補正処理時に装置側時刻を4分進め、2回目の時刻補正処理時に装置側時刻を2分進めるといったように、測定データDsの重複や欠落を回避できる限り、各時刻補正処理毎に補正する時間長を変化させる構成を採用することもできる。さらに、RTC8(装置側時刻)が遅れている状態であって本発明における第1の時間長が本発明における第2の時間長よりも短いときに第1の時間長を本発明における第3の時間長として規定して1回の時刻補正処理によってRTC8の時刻を補正する事例(上記の第1の事例)について説明したが、装置側時刻が遅れている状態であって第1の時間長が第2の時間長よりも短いときであっても、複数回の時刻補正処理によってRTC8の時刻を補正する構成を採用することができる。同様にして、RTC8(装置側時刻)が進んでいる状態であって第1の時間長が本発明における第4の時間長よりも短いときに第1の時間長を本発明における第5の時間長として規定して1回の時刻補正処理によってRTC8の時刻を補正する事例(上記の第2の事例)について説明したが、装置側時刻が進んでいる状態であって第1の時間長が第4の時間長よりも短いときであっても、複数回の時刻補正処理によってRTC8の時刻を補正する構成を採用することができる。
また、波形記録装置1が管理装置11から送信された補正指令信号S2に含まれている現在時刻情報に基づいて装置側時刻(RTC8)を補正する構成について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、管理装置11から補正指令信号が送信された際に、管理装置11以外の各種タイムサーバから現在時刻情報を取得して装置側時刻(RTC8)を補正する構成を採用することもできる。さらに、管理装置11が波形記録装置1に対して補正指令信号S2を送信し、波形記録装置1が補正指令信号S2を受信したときに本発明における時刻補正処理を開始する構成について説明したが、例えば、波形記録装置1が予め設定された時刻に本発明における時刻補正処理を開始して、管理装置11におけるタイムサーバ13や、そのほかの各種タイムサーバから現在時刻情報を取得して装置側時刻を補正する構成を採用することができる。加えて、本発明に係る測定装置を波形記録装置1に適用し、本発明に係る測定システムを監視システム10に適用した例について上記したが、波形記録装置1以外の各種測定装置や監視システム10以外の各種測定システムに本発明を適用することができるのは勿論である。
監視システム10(波形記録装置1)の構成を示すブロック図である。 毎時30分に記録処理を実行するように設定され、かつ、波形記録装置1(RTC8)の装置側時刻が管理装置11(タイムサーバ13)の現在時刻に対して2分遅れている状態の時刻補正処理について説明するための説明図である。 毎時30分に記録処理を実行するように設定され、かつ、波形記録装置1(RTC8)の装置側時刻が管理装置11(タイムサーバ13)の現在時刻に対して2分進んでいる状態の時刻補正処理について説明するための説明図である。 5分おきに記録処理を実行するように設定され、かつ、波形記録装置1(RTC8)の装置側時刻が管理装置11(タイムサーバ13)の現在時刻に対して6分遅れている状態の時刻補正処理について説明するための説明図である。 5分おきに記録処理を実行するように設定され、かつ、波形記録装置1(RTC8)の装置側時刻が管理装置11(タイムサーバ13)の現在時刻に対して6分進んでいる状態の時刻補正処理について説明するための説明図である。 5分おきに記録処理を実行するように設定され、かつ、波形記録装置1(RTC8)の装置側時刻が管理装置11(タイムサーバ13)の現在時刻に対して12分遅れている状態の時刻補正処理について説明するための説明図である。 5分おきに記録処理を実行するように設定され、かつ、波形記録装置1(RTC8)の装置側時刻が管理装置11(タイムサーバ13)の現在時刻に対して12分進んでいる状態の時刻補正処理について説明するための説明図である。 5分おきに記録処理を実行するように設定され、かつ、波形記録装置1(RTC8)の装置側時刻が管理装置11(タイムサーバ13)の現在時刻に対して6分進んでいる状態の他の時刻補正処理について説明するための説明図である。
符号の説明
1 波形記録装置
2 測定部
3 ストレージコントローラ
4 ストレージメモリ
7 通信部
8 RTC
9 CPU
10 遠隔監視システム
11 管理装置
13 タイムサーバ
14 制御装置
Ds 測定データ
N ネットワーク
S1 計時信号
S2 補正指令信号
Si 入力信号
Txa〜Txf 時間長
t1a〜t3a,t1b〜t3b,t1c〜t6c,t1d〜t5d,t13d,t14d,t1e〜t8e,t1f〜t7f 時点

Claims (4)

  1. 入力信号の電気的パラメータを測定する測定処理を実行する測定部と、内部時計と、外部装置から取得した現在時刻情報に基づいて前記内部時計の時刻を補正する時刻補正処理を実行すると共に前記測定部を制御して前記測定処理を実行させる制御部とを備えた測定装置であって、
    前記制御部は、前記現在時刻情報に基づいて現在時刻に対する前記内部時計の時刻の遅れまたは進みの時間を示す第1の時間長を特定し、前記内部時計の時刻が前記第1の時間長だけ遅れているときに前記時刻補正処理の開始時刻と当該時刻補正処理の後に実行すべき前記測定処理の開始時刻との間の第2の時間長未満の第3の時間長だけ前記内部時計の時刻を進める処理を当該時刻補正処理として前記第1の時間長が予め規定された時間長以下となるまで所定回数に亘って実行し、前記内部時計の時刻が前記第1の時間長だけ進んでいるときに直前に実行した前記測定処理の開始時刻と前記時刻補正処理の開始時刻との間の第4の時間長未満の第5の時間長だけ前記内部時計の時刻を遅らせる処理を当該時刻補正処理として前記第1の時間長が前記予め規定された時間長以下となるまで所定回数に亘って実行する測定装置。
  2. 前記制御部は、前記内部時計の時刻が遅れている状態であって前記第1の時間長が前記第2の時間長よりも短いときに当該第1の時間長を前記第3の時間長として規定して1回の前記時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を補正し、前記内部時計の時刻が進んでいる状態であって前記第1の時間長が前記第4の時間長よりも短いときに当該第1の時間長を前記第5の時間長として規定して1回の前記時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を補正し、前記内部時計の時刻が遅れている状態であって前記第1の時間長が前記第2の時間長よりも長いときに当該第1の時間長を当該第2の時間長で除して求められるN回(Nは、小数点以下を切り上げた2以上の自然数)の前記時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を補正可能に前記第3の時間長を規定して当該N回の時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を順次補正し、前記内部時計の時刻が進んでいる状態であって前記第1の時間長が前記第4の時間長よりも長いときに当該第1の時間長を当該第4の時間長で除して求められるM回(Mは、小数点以下を切り上げた2以上の自然数)の前記時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を補正可能に前記第5の時間長を規定して当該M回の時刻補正処理によって前記内部時計の時刻を順次補正する請求項1記載の測定装置。
  3. 請求項1または2記載の測定装置と、前記時刻補正処理の実行を指示する補正指令信号を前記測定装置に送信する管理装置を備え、
    前記測定装置は、前記補正指令信号を受信したときに前記時刻補正処理を実行する測定システム。
  4. 前記管理装置は、前記外部装置として機能して前記補正指令信号と共に前記現在時刻情報を前記測定装置に送信する請求項3記載の測定システム。
JP2007184283A 2007-07-13 2007-07-13 測定装置および測定システム Pending JP2009020044A (ja)

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