JP2009017788A - 活魚水槽装置の洗浄構造およびろ過槽の逆洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、複数個の逆洗浄装置の内から任意の逆洗浄装置を選択し、既設のエアーポンプを利用して空気の供給を集中させることにより、洗浄能力を高めることことを課題とする。
【解決手段】本発明は、水槽2内に貯留された水を、ろ過槽4を通過させて処理した後に水槽2内に循環するように構成されている。逆洗浄装置46を備え、逆洗浄装置46は、複数個がろ過槽の下部に設けられ、各逆洗浄装置には、それぞれ独立して空気を送る供給管供給管71a〜71dが接続され、前記エアーポンプ33と前記泡沫分離分散器とを接続する配管70には、前記逆洗浄装置に空気を供給するための逆洗浄用管75が接続され、前記エアーポンプは、前記泡沫分離分散器または前記逆洗浄装置の何れか一方に空気を供給すべく、切換え可能に構成され、しかも、前記逆洗浄用管は、前記逆洗浄装置の供給管を選択して接続可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、活魚水槽装置の洗浄構造およびろ過槽の逆洗浄方法に関する。
従来、この種の活魚水槽装置は、活魚等を入れる水槽と、水槽内に連通された泡沫分離槽と、泡沫分離槽で処理された海水をろ過するろ過槽と、ろ過した海水を再び水槽に循環させる循環ポンプ槽と、海水を殺菌する殺菌槽とを備えたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
活魚水槽装置の水槽に貯留されている海水は、餌の食べ残しや活魚等の排泄物等の汚泥を除去する必要がある。前記特許文献1の活魚水槽装置は、水槽の底部にから海水が取水され、泡沫分離槽に送水される。そして、この水槽の底部から送水される海水とともに汚泥も泡沫分離槽に入る構成である。
泡沫分離槽には、上部に蓄積された汚泥のみの気泡を外部に流出させる汚泥排出管が設けられ、更に、底部には、ブロワーより空気を送る気泡発生器が設けられている。従って、泡沫分離槽に入った汚泥は、気泡となって上部に蓄積され汚泥排出管から排出される。
泡沫分離槽を通過した海水はろ過槽に入り、このろ過槽で不純物が除去された海水は、殺菌槽で殺菌された後に、再び水槽に循環するように構成されている。
また、ろ過槽の底部には、逆洗浄装置が設けられている場合がある。この逆洗浄装置は、ブロワーにより送られた圧縮空気により、ろ材をろ過槽内の海水中で浮遊させたり攪拌させたりする周知のものが採用される。
特開2001−258423号公報
前記従来の活魚水槽装置に使用される逆洗浄装置は、ブロワーから供給される空気により、ろ過槽内のろ材全体を一度に逆洗浄する構成である。ブロワーの性能が不十分では、洗浄能力が落ちるため、ろ過槽内の大量のろ材を一度に浮遊させることができる大型の逆洗浄専用のブロワーが必要となる。
また、逆洗浄専用のブロワーを使用するため、作業者は、その大型のブロワーを活魚水槽装置まで搬送しなければならず、逆洗浄作業が煩雑で面倒になっていた。
本発明は、ろ過槽内に逆洗浄装置を複数個配置し、その複数個の逆洗浄装置の内から任意の逆洗浄装置を選択し、搭載されている既設のエアーポンプを利用して空気の供給を集中させることにより、洗浄能力を高めることを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、水槽と、該水槽内に連通する泡沫分離槽と、該泡沫分離槽で処理された水をろ過するろ過槽と、泡沫分離槽内に設けられた泡沫分離分散器に空気を送るエアーポンプと、ろ過槽内に収容されたろ材を逆洗浄すべく空気を噴出する逆洗浄装置とを備え、前記水槽内に貯留された水を、ろ過槽を通過させて処理した後に水槽内に循環するように構成した活魚水槽装置におけるろ過槽の逆洗浄構造であって、前記逆洗浄装置は、複数個がろ過槽の下部に設けられ、各逆洗浄装置には、それぞれ独立して空気を送る供給管が接続され、前記エアーポンプと前記泡沫分離分散器とを接続する配管には、前記逆洗浄装置に空気を供給するための逆洗浄用管が接続され、前記エアーポンプは、前記泡沫分離分散器または前記逆洗浄装置の何れか一方に空気を供給すべく、切換え可能に構成され、しかも、前記逆洗浄用管は、前記逆洗浄装置の供給管を選択して接続可能に構成したことにある。
前記本発明は、水槽内の水を処理し循環させる通常運転においては、エアーポンプは空気を泡沫分離槽の泡沫分離分散器に送る。
ろ過槽のろ材を逆洗浄する場合には、エアーポンプの空気の供給を逆洗浄用管側に切換えるとともに、逆洗浄用管を選択した逆洗浄装置の供給管に接続し、ろ材を部分的に集中して逆洗浄する。
さらに、他の逆洗浄装置の供給管に接続し、前記とは相違する領域のろ材を順次逆洗浄する。このようにろ材を部分的に逆洗浄するため、既設のエアーポンプで洗浄能力を高めることができ、ろ材を確実に逆洗浄することができる。
本発明の前記ろ過槽の逆洗浄構造において、前記水槽内には、気泡発生器が設けられており、該気泡発生器は前記エアーポンプと配管で接続されている。
本発明の前記ろ過槽の逆洗浄構造において、前記逆洗浄用管の端部には、可撓性を有するフレキシブルホースの一端が接続され、該フレキシブルホースの他端は、前記逆洗浄装置の供給管と着脱自在である。
かかる場合には、フレキシブルホースを自由に曲げて、任意の逆洗浄装置の供給管に容易に接続できる。
本発明は、ろ過槽内に収容されたろ材を、逆洗浄装置から空気を噴出して逆洗浄するろ過槽の逆洗浄方法において、前記ろ材の洗浄領域を複数に分割すべく、逆洗浄装置を複数個配置し、その複数個の逆洗浄装置の内から逆洗浄装置を選択し、選択された逆洗浄装置にエアーポンプからの空気の供給を集中させることにより逆洗浄を行なうことにある。
本発明は、複数個の逆洗浄装置の内から選択した逆洗浄装置に、エアーポンプからの空気の供給を集中させるため、小型のエアーポンプであっても逆洗浄が十分可能となり、既設のエアーポンプを利用することができる。この結果、別途大型のブロワーが不要となり、逆洗浄作業を容易に行なうことができる。
以下、本発明に係る活魚水槽装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1〜図8は、本発明の一実施の形態を示す。
図4〜図6において、活魚水槽装置1は、生きた魚等を数日間一時的にストックさせておくもので、平面視矩形状を呈するとともに断熱性を有する水槽装置本体7を備えている。水槽装置本体7は、前後側壁11、12と、左右側壁13、14と、底壁15とからなる。この水槽装置本体7は、水槽2、泡沫分離槽3、ろ過槽4、ポンプ槽5および殺菌槽6に区画されている。なお、泡沫分離槽3、ろ過槽4、ポンプ槽5および殺菌槽6は、水槽装置本体7の長手方向の一方側(図4に示す右側)に配置されており、水処理槽を構成している。
水槽2と泡沫分離槽3とは、図3および図4に示すように水槽装置本体7の前後側壁11、12間にわたって設けられた隔壁31で区画されており、その隔壁31の下部には、水槽2と泡沫分離槽3と連通する開口(下水流出スリット)32が形成されている。従って、水槽2内の海水は、この下水流出スリット32を介して泡沫分離槽3内に流入するようになっている。なお、この下水流出スリット32は、水槽装置本体7の前側壁11の近傍に形成されている。
泡沫分離槽3の上部には、図7(a)に示すように泡沫分離カバー30が設けられ、泡沫分離カバー30の一方が泡沫分離槽3内に向けて傾斜しており、泡沫分離槽3内に貯留されている海水内に臨むようになっている。泡沫分離槽3の底部には、泡沫分離分散器34が設けられている。泡沫分離分散器34は、水槽装置本体7に架設された機械台8に設置されたエアーポンプ(ブロワー)33により、空気を送り微細な気泡を発生させるものである。
ブロワー33と泡沫分離分散器34とは、図1に示すように配管70で接続されている。すなわち、2台のブロワー33、33から延設されたそれぞれの配管70aは、配管70に接続されている。また、水槽2内には、海水に酸素を供給する気泡発生器23が設けられ、該気泡発生器23は分岐配管69を介して前記配管70と接続されている。なお、配管70には開閉バルブ72、73が設けられ、分岐配管69には開閉バルブ74が設けられている。
泡沫分離カバー30には、図7(a)に示すように、泡沫分離分散器34により発生し泡沫分離槽3の上部に蓄積された汚泥の気泡35を外部に流出させる汚泥排出管36が連結されている。
隔壁31の上部には、図7(a)および(b)に示すように、水槽2内の上水を泡沫分離槽3に流入させる上水取装置37が設けられている。この上水取装置37は、隔壁31の上部を切り欠いて形成した開口38部に取り付けられる取付体37bと、この取付体37bに一対のアーム39を介して揺動自在に設けられた円柱状のフロート37aとから構成されている。
そして、このフロート37aが水槽2内の水面高さに応じて上下に移動することにより、汚泥の泡と上水を泡沫分離槽3に優先的に吸い込むことができる。フロート37aは、浮力により水面近傍を浮遊するようになっており、水位が変化しても、上水を常時吸水することができる。このように、水槽2内の底水と上水とを泡沫分離槽3に取り入れることにより、一箇所で最終的に効率よく処理することができる。
泡沫分離槽3とろ過槽4とは、図3に示すように、水槽装置本体7の前後側壁11、12間にわたって設けられた隔壁40で区画されている。隔壁40には、泡沫分離槽3とろ過槽4とを連通するろ過槽流入口41が形成されている。
ろ過槽4は、その内部の下方に通水する各種形状の通孔を設けた多孔板42が敷設されている。この多孔板42の上面には、砂等の各種のろ材43が積層して収容されている。また、隔壁40には、ろ過槽流入口41に連通する筒状体からなる流水部(ベンチレータボックス)44がろ過槽4内に臨むように設けられている。
ベンチレータボックス44には、袋状に形成されたフィルター45の口部45aが、着脱自在に取り付けられている。フィルター本体45は、可撓性を有する合成樹脂製のネットからなり、このフィルター45はろ材43の上方に位置する。
ろ過槽4の底部と多孔板42との間で形成される空間47が、隣接するポンプ槽5に連通されており、ろ材43でろ過された海水は、空間47を流れてポンプ槽5に流入するようになっている。また、空間47内には、逆洗浄装置としての洗浄用空気配管46が設けられている。この洗浄用空気配管46は、前記ブロワー33から圧送される空気により、ろ材43を浮遊等させて逆洗浄するものである。
洗浄用空気配管46はろ過槽4の底部の前後方向に所定の間隔をおいて複数個設けられている。なお、本実施の形態では、4個の洗浄用空気配管46が所定の間隔をおいて設けられている。各洗浄用空気配管46は、配管を矩形状に連通形成したもので、空気が噴出されるノズル口(図示省略)が適宜形成されている。各洗浄用空気配管46には、図1に示すように、供給管71a〜71dがそれぞれ接続されており、供給管71a〜71dの上端部は、互いに接近するようになっている。供給管71a〜71dの上端部は、例えば機械台8に上向きに固定されている。
また、前記配管70で且つ開閉バルブ72よりも上流位置には、逆洗浄用管75が接続されている。逆洗浄用管75の先端には、フレキシブルホース76の一端が接続されている。このフレキシブルホース76の他端は、前記洗浄用空気配管46の各供給管71a〜71dの上端部に択一的に選択して差し込むことにより、着脱自在に接続できるようになっている。各供給管71a〜71dの上端部は、接近させて水槽装置本体7のフレキシブルホース76が装着し易い箇所に集中させておくのが好ましい。
なお、逆洗浄用管75には、開閉バルブ77が設けられており、この開閉バルブ77および前記開閉バルブ72を操作して、泡沫分離分散器34および気泡発生器23、または洗浄用空気配管46の何れか一方に空気を供給すべく、切換え可能に構成されている。
ポンプ槽5には、その内部に海水を吸上げる縦型の軸流ポンプからなる循環ポンプ50が設けられている。また、機械台8には、クラー51およびヒーター(図示省略)の少なくとも一方が設置されている。
機械台8には、ブロワー33、循環ポンプ50およびクラー51(またはヒーター)を制御する制御装置55が設けられている。そして、ポンプ槽5内の海水は、クラー51により冷却されるか、あるいはヒーターにより加熱されて設定水温を維持するように制御されている。循環ポンプ50の流出口部51は、UV殺菌槽6に向かって延設配管されており、ポンプ槽5内の海水は、循環ポンプ50によりUV殺菌槽6に流入するようになっている。
殺菌槽6には、図8に示すようにUVランプ60を備えた殺菌装置61が設けられている。殺菌槽6は、前記隔壁31で水槽2と区画されているとともに、長尺状の送水管20を介して前記水槽2と連通されている。
送水管20は、後側壁12の内面上部でかつ水槽装置本体7の長手方向に沿って取り付けられている。なお、送水管20の高さ位置は、特に限定されるものではないが、水槽2内に貯留された海水に浸漬する高さに設定する。
送水管20の一端は殺菌槽6と連通するとともに、他端は左側壁14に当接または接近して閉塞されており、水槽2の長手方向(左右方向)の全長にわたって送水路が構成されている。送水管20の他端部には、図4に示すように排水口21が形成され、この排水口21は、前記下水流出スリット32に対して水槽2の平面視略対角線上に設けられている。また、排水口21は海水の上部に位置し、下水流出スリット32は、海水の底部に位置するため、水槽2内の海水を効果的に対流させることができる。
本実施の形態の活魚水槽装置1は、以上の構成からなり、次にその装置の作用について説明する。
先ず、循環ポンプ50を始動してポンプ槽5内の海水を殺菌槽6に注入する。このポンプ槽5内の海水は、クラー51またはヒーターにより、設定水温(例えば略18℃)に冷却または加熱され維持されている。また、このような通常運転においては、逆洗浄用管75の開閉バルブ77を閉じ、配管70および分岐配管69の開閉バルブ72、開閉バルブ73および開閉バルブ74を開放する。従って、ブロワー33からの空気は、配管70を通って泡沫分離分散器34および気泡発生器23に送られている。
殺菌槽6の内部において流水中に浮遊するバクテリア、細菌及びその他の微生物を効率的に死滅させ処理する。処理され且つ設定水温に維持された海水は殺菌槽6の上部より送水管20に流入する。この送水管20は、断熱性を有する水槽2内の海水に浸漬されていることから、外気温度の影響を受けることはなく、熱ロスのおそれがない。
送水管20を通った海水は、排出口21から水槽2内に排出される。水槽2内の海水は、水槽2の底部にある下水流出スリット32を介して泡沫分離槽3に流入する。このとき、水槽2の底部に沈んでいる汚泥も海水とともに泡沫分離槽3に流入することとなる。また、上水取装置37により水槽2の水面の汚泥の泡35aと上水が、優先的に泡沫分離槽3に吸い込まれる。
泡沫分離槽3において、泡沫分離分散器34により気泡が発生し、底水とともに流入した汚泥と、上水とともに流入した汚泥とを気泡で吸着し水面に浮遊させる。泡沫分離槽3の上部に蓄積された汚泥の気泡35を汚泥排出管36が外部に流出させる。
泡沫分離槽3内の海水に混在する大きい固形状の汚泥は、泡沫分離分散器34から発生する気泡により海水の略中間を浮遊する。泡沫分離槽3内の海水は、ろ過槽流入口41およびベンチレータボックス44を通って、次のろ過槽4の上部より、内部のろ材43及び多孔板42にろ過され、ポンプ槽5に流入する。設定水温に制御された海水は、再びろ過工程、殺菌工程を経て循環する。
次に、ろ過槽4を逆洗浄する場合について説明する。まず、開閉バルブ72を閉じるとともに、フレキシブルホース76を供給管71a〜71dに接続する。例えば、図2に示す左側の洗浄用空気配管46aと接続する。
さらに、開閉バルブ77を開放して、ブロワー33の空気を左側の洗浄用空気配管46aに切換え集中的に供給する。空気は、この洗浄用空気配管46のみから独立して噴出され、その洗浄用空気配管46の上部に位置する領域のろ材43が浮遊され逆洗浄される。
同様にして、この洗浄用空気配管46に隣接する他の洗浄用空気配管46も順次逆洗浄する。このように、任意の洗浄用空気配管46を選択して、ろ材43を集中的に逆洗浄し、洗浄領域を複数に分割するため、ろ材全体を一度に逆洗浄する場合に比し、小さな能力のブロワーで逆洗浄が可能となる。この結果、既設のブロワー33の能力で十分洗浄能力を高めることができ、別途専用の大型のブロワーが不要となる。なお、逆洗浄後のろ過槽4内の海水は、適宜排出配管(図示省略)から排出される。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、洗浄用空気配管46の数は4個に限らず、搭載されているブロワーの能力や、ろ材43の積層量等の条件により、適宜設定可能である。
また、ブロワーは、洗浄用空気配管46および気泡発生器23の何れか一方に、空気を供給もであっても、他の構成部品に空気を供給するものであってもよい。
水槽2には、海水以外に通常の水であってもよく、水槽2に入れられる魚等の種類により適宜決定される。
本発明の一実施の形態に係る活魚水槽装置の配管の概略を示す斜視図である。 同活魚水槽装置のろ過槽の逆洗浄の状態を示す断面図である。 図7(a)におけるC−C線断面図である。 本発明の一実施の形態に係る活魚水槽装置の全体概略平面図である。 同活魚水槽装置の全体概略正面図である。 同活魚水槽装置の全体概略側面図である。 (a)は本発明の一実施の形態に係る活魚水槽装置の断面側面図、(b)は(a)におけるB−B線断面図である。 図5におけるA−A線断面図である。
符号の説明
1 活魚水槽システム
2 水槽
3 泡沫分離槽
4 ろ過槽
5 ポンプ槽
6 殺菌槽
7 水槽装置本体
33 ブロワー(エアーポンプ)
34 泡沫分離分散器
46 洗浄用空気配管(逆洗浄装置)
69 分岐配管
70 配管
70a 配管
71a〜71d 供給管
76 フレキシブルホース

Claims (4)

  1. 水槽と、該水槽内に連通する泡沫分離槽と、該泡沫分離槽で処理された水をろ過するろ過槽と、前記泡沫分離槽内に設けられた泡沫分離分散器に空気を送るエアーポンプと、ろ過槽内に収容されたろ材を逆洗浄すべく空気を噴出する逆洗浄装置とを備え、前記水槽内に貯留された水を、ろ過槽を通過させて処理した後に水槽内に循環するように構成した活魚水槽装置におけるろ過槽の逆洗浄構造であって、
    前記逆洗浄装置は、複数個がろ過槽の下部に設けられ、各逆洗浄装置には、それぞれ独立して空気を送る供給管が接続され、前記エアーポンプと前記泡沫分離分散器とを接続する配管には、前記逆洗浄装置に空気を供給するための逆洗浄用管が接続され、前記エアーポンプは、前記泡沫分離分散器または前記逆洗浄装置の何れか一方に空気を供給すべく、切換え可能に構成され、しかも、前記逆洗浄用管は、前記逆洗浄装置の供給管を選択して接続可能に構成したことを特徴とする活魚水槽装置におけるろ過槽の逆洗浄構造。
  2. 前記請求項1に記載の活魚水槽装置におけるろ過槽の逆洗浄構造において、前記水槽内には、気泡発生器が設けられており、該気泡発生器は前記エアーポンプと配管で接続されていることを特徴とする活魚水槽装置におけるろ過槽の逆洗浄構造。
  3. 前記請求項1または2に記載の活魚水槽装置におけるろ過槽の逆洗浄構造において、前記逆洗浄用管の端部には、可撓性を有するフレキシブルホースの一端が接続され、該フレキシブルホースの他端は、前記逆洗浄装置の供給管と着脱自在であることを特徴とする活魚水槽装置におけるろ過槽の逆洗浄構造。
  4. ろ過槽内に収容されたろ材を、逆洗浄装置から空気を噴出して逆洗浄するろ過槽の逆洗浄方法において、
    前記ろ材の洗浄領域を複数に分割すべく、逆洗浄装置を複数個配置し、その複数個の逆洗浄装置の内から逆洗浄装置を選択し、選択された逆洗浄装置にエアーポンプからの空気の供給を集中させることにより逆洗浄を行なうことを特徴とするろ過槽の逆洗浄方法。
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