JP2009017049A - 無線端末、無線端末試験方法、無線端末試験システム及びそのプログラム - Google Patents

無線端末、無線端末試験方法、無線端末試験システム及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線端末が、良好な品質を確保し、フィールドで品質問題が発生しても迅速な対処が可能とする。
【解決手段】無線端末試験システムは、端末管理センターサーバと無線通信端末1が無線通信することにより無線通信端末1の品質を試験する。無線通信端末1は、端末管理センターサーバと通信し、自身の内部動作を診断するためのプログラムを端末管理センターサーバに要求し、要求に応じた管理センターサーバからのプログラムを受け付けて格納し、内部動作に関するデータを検出し、プログラムを実行し、上記データを診断して診断結果を作成し、上記データ及び診断結果を端末管理センターサーバに送信する。端末管理センターサーバは、上記の診断結果の合否を判定し、上記診断結果が不合格であった場合、不合格通知を無線通信端末1に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバと無線通信する無線端末に関する。
近年、無線通信技術の進展により、新しい方式の無線通信規格を搭載した無線端末の開発が推進されている。現存する無線端末のほとんどは、無線通信規格(無線通信方式)毎に専用の無線通信処理回路(ハードウェア)を搭載している。マーケットからのユビキタスやシームレスなモバイル環境のニーズに応じ、複数の無線通信規格に対応させた無線端末が提供されている。このような無線端末として、例えば、特許文献1に記載された無線端末が挙げられる。
特開2005−71324号公報
しかしながら、従来の無線端末には、コストや容積・重量が増大する問題があった。
解決策として、汎用的なハードウェアを用いて無線通信信号処理回路を共通化し、異なる無線通信方式の機能はファームウェアをソフトウェアで記述し、それを変更させることで、無線チャネルの帯域幅・周波数、送信電力(制御)、多元接続方式、複信方式、変調方式、誤り訂正方式、MIMO(Multiple Input Multiple Output)方式などを柔軟に対応させるソフトウェア無線:SDR(Software Defined Radio)技術の実用化研究が促進されている。
一方、現状の法規制は、技術基準適合証明または免許の取得後の追加は変更の手続きを取る必要があり、ソフトウェア無線技術の利便性を損なわない為には、既存の無線端末の無線通信規格の変更をソフトウェア無線のファームウェアのソフトウェアの変更が適応できる規制緩和が必要である。
しかし、規制緩和の条件として、ソフトウェア無線技術を適応した無線端末は、フィールドで品質問題を発生させない良好な品質の確保、および、仮に、フィールドで品質問題が発生しても即座に問題解決が図れる方法やしくみが望まれる。
本発明は、無線技術を適応した無線端末が、良好な品質を確保し、フィールドで品質問題が発生しても迅速に問題解決を図ることを可能とする。
本発明によれば、
ネットワークを介して管理サーバと無線通信する無線端末であって、
管理サーバと通信する通信手段と、
管理サーバに対し、自身の内部動作を診断するためのプログラムを要求する要求手段と、
要求手段の要求に応じて管理サーバからプログラムを受け付ける受付手段と、
内部動作に関するデータを検出する検出手段と、
プログラムを実行し、データを診断して診断結果を作成する診断手段と、
データ及び診断結果を管理サーバに送信する送信手段と、
を有することを特徴とする無線端末
が提供される。
この発明によれば、ネットワークを介して管理サーバと通信し、自身の内部動作の診断に関するプログラムを受け付けることができる。これにより、自身の内部動作を診断し、診断結果を管理サーバに送信することができる。したがって、ネットワークを利用して無線端末の品質管理を行うことが可能となる。
本発明の無線端末において、通信手段は、第一のネットワークを介して通信サーバと通信すると同時に、第二のネットワークと並列的に接続し、第二のネットワークを介して管理サーバと通信し、検出手段は、通信サーバと通信時の内部動作に関するデータを検出する構成を採用することができる。
これにより、第一のネットワークの接続時に第二のネットワークを介して管理サーバと接続することができる。したがって、第一のネットワークの通信に影響を受けないで、プログラムを受付けることができる。また、データ及び診断結果をスムーズに送信することができる。よって、通常の動作を行いつつ、内部動作の良好な品質を確保することができる。
また、本発明によれば、
ネットワークを介して管理サーバと無線通信する無線端末の品質を試験する無線端末試験方法であって、
管理サーバに対し、自身の内部動作を診断するためのプログラムを要求するステップと、
要求に応じて管理サーバからプログラムを受け付けるステップと、
内部動作に関するデータを検出するステップと、
プログラムを実行し、データを診断して診断結果を作成するステップと、
データ及び診断結果を管理サーバに送信するステップと、
を含むことを特徴とする無線端末試験方法
が提供される。
また、本発明によれば、
ネットワーク上の管理サーバと無線端末が無線通信することにより無線端末の品質を試験する無線端末試験システムであって、
上記無線端末は、
管理サーバと通信する通信手段と、
自身の内部動作を診断するためのプログラムを管理サーバに要求する要求手段と、
要求手段の要求に応じて管理サーバからプログラムを受け付ける受付手段と、
内部動作に関するデータを検出する検出手段と、
プログラムを実行し、データを診断して診断結果を作成する診断手段と、
データ及び診断結果を管理サーバに送信する送信手段と、
を有し、
上記管理サーバは、
診断結果の合否を判定し、診断結果が不合格であった場合、不合格通知を無線端末に送信することを特徴とする無線端末試験システム
が提供される。
また、本発明によれば、
無線端末の品質を試験するための無線端末試験用プログラムであって、
ネットワークを介して管理サーバと無線通信する手段を有する無線端末に、
管理サーバに対し、自身の内部動作を診断するための診断プログラムを要求させる処理と、
要求に応じて管理サーバから診断プログラムを受け付けさせる処理と、
内部動作に関するデータを検出する処理と、
診断プログラムを実行し、データを診断して診断結果を作成する処理と、
データ及び診断結果を管理サーバに送信させる処理と、
を実現させることを特徴とする無線端末試験用プログラム
が提供される。
この発明によれば、ネットワークを介して管理サーバと通信し、自身の内部動作の診断に関するプログラムを受け付けることができる。これにより、自身の内部動作を診断し、診断結果を管理サーバに送信することができる。また、無線端末は、診断結果の合否を管理サーバから受信することにより、自身の品質に問題があることを知ることができ、即座に問題解決を図ることが可能となる。
本発明によれば、ネットワークを介して無線端末の良好な品質を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本実施形態の無線通信端末1の構成図を示す。図2は、本実施形態の無線端末試験システムの構成図を示す。
本実施形態は、第二の通信事業者のネットワーク5上の端末管理センターサーバ201と無線通信端末1が無線通信することにより無線通信端末1の品質を試験する無線端末試験システムである。無線通信端末1は、端末管理センターサーバ201と通信し、自身の内部動作を診断するためのプログラムを端末管理センターサーバ201に要求する第二の無線通信手段105と、第二の無線通信手段105の要求に応じて端末管理センターサーバ201から上記のプログラムを受け付ける各種診断プログラム格納メモリ1025と、内部動作に関するデータを検出する検出手段と、プログラムを実行し、上記データを診断して診断結果を作成する診断手段と、を有する。第二の無線通信手段105は、上記データ及び診断結果を端末管理センターサーバ201に送信する。端末管理センターサーバ201は、上記の診断結果の合否を判定し、上記診断結果が不合格であった場合、不合格通知を無線通信端末1に送信する。
内部動作を診断するためのプログラム(診断プログラム)とは、具体的には、ハードウェア故障診断プログラム、アナログ回路経年変化診断プログラム、無線特性解析診断プログラム、通信プロトコル解析診断プログラム、オンラインログ解析プログラム、オフラインログ解析プログラム及びソフトウェア動作解析診断プログラムである。
内部動作に関するデータとは、具体的には、ハードウェア故障検出データ、アナログ回路経年変化検出データ、無線特性、通信プロトコル異常検出データ及びソフトウェア動作異常検出データをいう。
また、検出手段とは、具体的には、ハードウェア故障検出1001、アナログ回路経年変化検出1005、無線特性測定1009、通信プロトコル異常検出1013及びソフトウェア動作異常検出1017をいう。
ハードウェア故障検出1001は、ハードウェア故障検出データを検出する。アナログ回路経年変化検出1005は、アナログ回路経年変化検出データを検出する。無線特性測定1009は、無線特性を測定する。通信プロトコル異常検出1013は、通信プロトコル異常検出データを検出する。ソフトウェア動作異常検出1017は、ソフトウェア動作異常検出データを検出する。
また、診断手段とは、具体的には、ハードウェア故障診断1003、アナログ回路経年変化診断1007、無線特性解析診断1011、通信プロトコル解析診断1015、採取ログバッファメモリ1035及びソフトウェア動作解析診断1019をいう。
ハードウェア故障診断1003は、ハードウェア故障診断プログラムを実行し、ハードウェア故障検出データを診断して診断結果を作成する。アナログ回路経年変化診断1007は、アナログ回路経年変化診断プログラムを実行し、アナログ回路経年変化検出データを診断して診断結果を作成する。無線特性解析診断1011は、無線特性解析診断プログラムを実行し、無線特性を診断して診断結果を作成する。通信プロトコル解析診断1015は、通信プロトコル解析診断プログラムを実行し、通信プロトコル異常検出データを診断して診断結果を作成する。採取ログバッファメモリ1035は、オンラインログ解析プログラムを実行し、採取ログデータを診断して診断結果を作成する。ソフトウェア動作解析診断1019は、ソフトウェア動作解析診断プログラムを実行し、ソフトウェア動作異常検出データを診断して診断結果を作成する。
第一の無線通信手段103は、第一の通信事業者のコアネットワーク3を介して通信サーバ(図示せず)と通信すると同時に、第二の無線通信手段105は、第二の通信事業者のネットワーク5に接続し、第二の通信事業者のネットワーク5を介して端末管理センターサーバ201と通信することができる。無線特性測定1009は、通信サーバと通信時の無線特性を測定することができる。また、通信プロトコル異常検出1013は、通信サーバと通信時の通信プロトコル異常検出データを検出することができる。また、ソフトウェア動作異常検出1017は、通信サーバと通信時のソフトウェア動作異常検出データを検出することができる。
第二の無線通信手段105は、端末管理センターサーバ201から診断結果が不合格であったことを通知する不合格通知を受け付けることができる。受け付けた不合格通知は、たとえば、無線通信端末1の表示部(図示せず)に表示させることにより、ユーザは、無線通信端末1の診断結果を知ることができる。
また、第二の無線通信手段105は、診断結果が不合格でなかった場合、端末管理センターサーバ201から無線通信の規格を更新するためのソフトウェア無線のファームウェアを受け付けることもできる。
無線通信端末1は、第一の無線通信手段103が通信サーバと通信する時の自身の位置情報を受信するGPS受信手段109をさらに有することができる。通信プロトコル解析診断1015は、検出された通信プロトコル異常のデータと位置情報とを対応付けて格納することができる。また、採取ログバッファメモリ1035は、採取ログを位置情報とを対応付けて格納することができる。また、ソフトウェア動作解析診断1019は、ソフトウェア動作異常のデータと位置情報とを対応付けて格納することができる。
無線通信端末1は、第一の通信事業者のコアネットワーク3へのアクセス機能、第二の通信事業者のネットワーク5へのアクセス機能及び第四の通信事業者のネットワーク8へのアクセス機能を具備している。第一の通信事業者のコアネットワーク3へのアクセスは第一の通信事業者の無線通信基地局2を経由し、第二の通信事業者のネットワーク5へのアクセスは、第二の通信事業者の無線通信基地局4を経由し、第四の通信事業者のネットワーク8へのアクセスはメディアコンバータ7を経由する。メディアコンバータ7は無線通信端末1が備える外部インタフェース101から第三の通信事業者のローカルアクセスネットワーク6へアクセスする為に必要な変換機能を有する。
無線通信端末1が備える外部インタフェース101としては、USB(Universal Serial Bus)、Wireless USB、構内無線LAN(Local Area Network)(IEEE802.11)、UWB(Ultra Wide Band)(IEEE802.15)などを用いる。
第一の通信事業者のコアネットワーク3としては、携帯電話などの移動体通信ネットワーク、第二の通信事業者のネットワーク5としては、公衆無線LAN(IEEE802.11)やWiMAX(IEEE802.16)などの無線ブロードバンド、第三の通信事業者のローカルアクセスネットワーク6としては、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home)などのローカルアクセスネットワーク、第四の通信事業者のネットワーク8としては、インターネットサービスプロバイダISP(Internet Service Provider)などを用いる。
第一の通信事業者は、第一の通信事業者の無線通信基地局2と、第一の通信事業者の無線ネットワーク制御装置12と、第一の通信事業者のコアネットワーク3と、第一の通信事業者のゲートウェイ9とを管理する。
第二の通信事業者は、第二の通信事業者の無線通信基地局4と、第二の通信事業者のネットワーク5と、第二の通信事業者のゲートウェイ10とを管理する。
第三の通信事業者は、第三の通信事業者のローカルアクセスネットワーク6と、第四の通信事業者のネットワーク8と、第四の通信事業者のゲートウェイ11とを管理する。
端末管理センター20は、端末管理センターサーバ201、端末管理センター制御装置202、端末試験評価自動測定解析システム203、修理・調整および試験・評価用無線通信端末204(図2では修理・調整 試験・評価用無線通信端末)から構成される。端末管理センター制御装置202は端末試験評価自動測定解析システム203を制御する。
端末管理センター20は、無線通信端末1の試験・評価、無線通信端末1のログ採取・解析、無線通信端末1の保守管理、無線通信端末1の修理支援、無線通信端末1のハードウェア・ファームウェア・ソフトウェアの管理、および、無線通信端末1のプログラムおよびデータのダウンロードおよびアップロードの運用などの機能を備える。
端末管理センター20の端末管理センターサーバ201は、無線通信端末1の開発・製造者が遠隔制御できる無線通信端末開発製造者のリモート制御端末30と各通信事業者のゲートウェイ(第一の通信事業者のゲートウェイ9、第二の通信事業者のゲートウェイ10、第四の通信事業者のゲートウェイ11)に接続される。
端末管理センター20の端末管理センターサーバ201に接続されている端末管理センター制御装置202は、端末試験評価自動測定解析システム203と修理・調整試験・評価用無線通信端末204を制御し、無線適合試験、通信プロトコル適合試験及び予備インターオペラビリティ試験などを自動試験で行う。
図1に戻り、本実施形態の無線通信端末1について説明する。
無線通信端末1の通信機能は、第一の無線通信手段103、第二の無線通信手段105、外部インタフェースを経由する通信手段107、GPS(Global Positioning System)受信手段109、第一の無線通信手段103を専用に通信処理する第一の通信処理専用CPU111、第二の無線通信手段105を専用に通信処理または外部インタフェースを経由する通信手段107を専用に通信処理する第二の通信処理または第三の通信処理専用CPU113、外部インタフェース101、内蔵メモリ115、汎用CPU119及び内蔵補助メモリ117により構成される。
本実施形態を実現させる為に無線通信端末1が具備する機能は、ハードウェア故障検出1001、ハードウェア故障診断1003、アナログ回路経年変化検出1005、アナログ回路経年変化診断1007、無線特性測定1009、無線特性解析診断1011、通信プロトコル異常検出1013、通信プロトコル解析診断1015、ソフトウェア動作異常検出1017、ソフトウェア動作解析診断1019、各種検出データ格納メモリ1021、無線特性測定データ格納メモリ1023、各種診断プログラム格納メモリ1025、各種診断結果格納メモリ1027、端末管理データ格納メモリ1029、ログ採取フィルタ格納メモリ1031、ログ採取プログラム格納メモリ1033、採取ログバッファメモリ1035、採取ログメモリ転送1037、採取ログ格納メモリ1039、オンラインログ解析プログラム格納メモリ1041、オフラインログ解析プログラム格納メモリ1043及びログ解析結果格納メモリ1045により構成される。
無線通信端末1は、第一の無線通信手段103とは別に、第二の無線通信手段105を備える。第一の無線通信手段103は、第一の通信事業者のコアネットワーク3へのアクセス手段となる。一方、第二の無線通信手段105は、第二の通信事業者のネットワーク5および第三の通信事業者のローカルアクセスネットワーク6へのアクセス手段となる。したがって、無線通信端末1は、第一の通信事業者のコアネットワーク3及び第二の通信事業者のネットワーク5または第三の通信事業者のローカルアクセスネットワーク6へのアクセスを同時に行うことができる。
また、無線通信端末1は、第一の通信処理専用CPU111とは別に、第二の通信処理または第三の通信処理専用CPU113を備える。第一の無線通信手段103は、第一の通信処理専用CPU111に接続し、第二の無線通信手段105は第二の通信処理または第三の通信処理専用CPU113に接続する。したがって、第二の無線通信手段105により第二の通信事業者のネットワーク5や第三の通信事業者のローカルアクセスネットワーク6にアクセスし、第一の無線通信手段103を用いた通信に影響を与えない様に、プログラムおよびデータのダウンロードおよびアップロードすることができる。そして、第二の通信事業者と第三の通信事業者の中で、安定した通信品質かつ安価な通信費のネットワークへのアクセスを動的に選択して行う。
第一の通信事業者のコアネットワーク3へのアクセスのみが可能な場合は、プログラム及びデータのダウンロード並びにアップロードは、第一の無線通信手段103を用いて通信を行う。このとき、無線通信端末1の他の通信に影響を与えない様に、通信制限をかけてプログラム及びデータのダウンロード並びにアップロードを行う。
つづいて、本実施形態のプログラムについて説明する。
ハードウェア故障診断プログラムは、無線通信端末1のハードウェアの故障を診断するためのプログラムである。ハードウェア故障診断プログラムは、端末管理センターサーバ201からダウンロードされ、各種診断プログラム格納メモリ1025に格納される。
無線通信端末1は、出荷時からハードウェア故障検出1001がハードウェアの故障を検出すると、ハードウェア故障検出データを作成して、各種検出データ格納メモリ1021に格納する。ハードウェア故障診断1003は、ハードウェア故障診断プログラムを実行して、ハードウェア故障検出データを診断し、診断結果を作成して各種診断結果格納メモリ1027に格納する。
ハードウェア故障検出1001は、無線通信端末1のハードウェアを部品または機能単位で複数に分割し、各部品または機能単位に、故障を示す機能を具備する。出荷時から、所定周期で、各部品または機能単位に故障状況を検出し、無線通信端末1が具備する時刻機能によりタイムスタンプをつけて、各種検出データ格納メモリ1021に含まれるハードウェア故障検出データ格納メモリに格納する。ハードウェア故障診断1003は、無線通信端末1の無線通信機能を構成する部品または機能に関して、時系列的に故障状況を調査し、故障の検出がなければ、診断結果を合格とする。
また、アナログ回路経年変化診断プログラムは、無線通信端末1のアナログ回路の経時変化を診断するためのプログラムである。アナログ回路経年変化診断プログラムは、端末管理センターサーバ201からダウンロードされ、各種診断プログラム格納メモリ1025に格納される。
アナログ回路経年変化検出1005は、無線通信端末1の無線特性に影響を与えるアナログ回路に関して、経年変化特性のある部品または機能単位で、経年変化を示す機能を具備する。出荷時から、所定周期で、各部品または機能単位の経年変化状況を検出し、無線通信端末1が具備する時刻機能によりタイムスタンプをつけて、各種検出データ格納メモリ1021に含まれるアナログ回路経年変化検出データ格納メモリに格納する。
アナログ回路経年変化診断1007は、各部品または機能に関して、時系列的に経年変化状況を調査し、経年変化が所定値以内であれば、診断結果を合格とする。
無線通信端末1は、出荷時からハードウェア故障検出1001がハードウェアの故障を検出すると、アナログ回路経年変化検出データを作成して、各種検出データ格納メモリ1021に格納する。アナログ回路経年変化診断1007は、アナログ回路経年変化診断プログラムを実行して、アナログ回路経年変化検出データを診断し、診断結果を作成して各種診断結果格納メモリ1027に格納する。
また、無線特性解析診断プログラムは、無線通信端末1の無線特性を診断するためのプログラムである。無線特性解析診断プログラムは、端末管理センターサーバ201からダウンロードされ、各種診断プログラム格納メモリ1025に格納される。
無線特性測定1009は、通信中、無線特性を測定し、測定結果を無線特性測定データとして作成して、無線特性測定データ格納メモリ1023に格納する。無線特性解析診断1011は、無線特性解析診断プログラムを実行して、無線特性測定データを診断し、診断結果を作成して各種診断結果格納メモリ1027に格納する。
また、通信プロトコル解析診断プログラムは、無線通信端末1の通信プロトコルの異常を診断するためのプログラムである。通信プロトコル解析診断プログラムは、端末管理センターサーバ201からダウンロードされ、各種診断プログラム格納メモリ1025に格納される。
通信プロトコル異常検出1013は、通信中に動作し、通信プロトコルの動作の異常があればこれを検出し、通信プロトコル異常検出データを作成し、各種診断結果格納メモリ1027に格納する。通信プロトコル異常検出1013は、通信プロトコル解析診断プログラムを実行して、通信プロトコル異常検出データを診断し、診断結果を作成して各種診断結果格納メモリ1027に格納する。
また、オンラインログ解析プログラムは、オンラインで無線通信端末1のログを解析するためのプログラムである。オンラインログ解析プログラムは、端末管理センターサーバ201からログ採取フィルタデータとともにダウンロードされ、ログ採取フィルタデータはログ採取フィルタ格納メモリ1031に格納され、オンラインログ解析プログラムは採取ログ格納メモリ1039に格納される。ログ採取フィルタデータには、ログの採取条件が設定されている。
無線通信端末1は、通信中、ログ採取フィルタデータの設定条件によりログを採取する。採取されたログは、採取ログバッファメモリ1035に格納される。また、ログ採取時、GPS受信手段109は位置情報を取得し、汎用CPU119に格納する。採取されたログと位置情報を対応付けて採取ログデータが作成され、採取ログ格納メモリ1039に格納される。採取ログデータは、オンラインログ解析プログラムを実行することによって解析され、解析結果はログ解析結果格納メモリ1045に格納される。
また、オフラインログ解析プログラムは、通信中の所定期間及びログ採取フィルタデータの設定条件により採取されたログを解析する。オフラインログ解析プログラムは、端末管理センターサーバ201からログ採取フィルタデータ及びオンラインログ解析プログラムとともにダウンロードされ、オフラインログ解析プログラム格納メモリ1043に格納される。
無線通信端末1は、通信中の所定期間及びログ採取フィルタデータの設定条件によりログを採取する。採取されたログは、採取ログバッファメモリ1035に格納される。また、ログ採取時、GPS受信手段109は位置情報を取得し、汎用CPU119に格納する。採取されたログと位置情報とを対応付けて採取ログデータが作成され、採取ログ格納メモリ1039に格納される。採取ログデータは、オフラインログ解析プログラムを実行することによって解析され、解析結果はログ解析結果格納メモリ1045に格納される。
また、ソフトウェア動作解析診断プログラムは、通信中の所定期間及びログ採取フィルタデータの設定条件により採取されたログを解析する。オフラインログ解析プログラムは、端末管理センターサーバ201からダウンロードされ、各種診断プログラム格納メモリ1025に格納される。
無線通信端末1は、通信中の所定期間、ソフトウェア動作異常検出1017が、ソフトウェアの動作の異常を検出すると、GPS受信手段109が受信した位置情報と対応づけてソフトウェア動作異常データを生成し、各種診断結果メモリ1027に格納する。ソフトウェア動作解析診断1019は、ソフトウェア動作解析診断プログラムを実行し、ソフトウェア動作異常データを処理し、ソフトウェア動作解析診断を行う。診断結果は各種診断結果格納メモリ1027に格納される。
なお、本実施形態では、ソフトウェア無線技術の適応は、第一の無線通信手段103を対象に記載してあるが、第二の無線通信手段105でも、ソフトウェア無線技術の適応は可能である。
ソフトウェア無線技術を適応した無線通信端末1の使用者は、通信事業者または無線通信端末の開発・製造者へ新しい無線通信方式に対応するソフトウェア無線のファームウェアの書き換えを要求することができる。この要求は、各通信事業者のネットワークを介し、無線通信端末1及び端末管理センター20によって以下のステップ1からステップ8の動作が順番に実施されることにより実現される。
図3は、ステップ1の動作を示すフローチャートである。ステップ1では、無線通信端末1のハードウェア故障を検出し、ハードウェア故障を診断する。
無線通信端末1は、端末管理センターサーバ201にハードウェア故障診断プログラムを要求し(S101)、端末管理センターサーバ201は、要求を受け付け(S103)、無線通信端末1にハードウェア故障診断プログラムを送信する(S105)。無線通信端末1は、端末管理センターサーバ201からハードウェア故障診断プログラムを受け付け(ダウンロード)し(S107)、各種診断プログラム格納メモリ1025に格納する(S109)。各種検出データ格納メモリ1021には無線通信端末1の出荷時からハードウェア故障検出データが蓄積されている。無線通信端末1は、ハードウェア故障診断プログラムを用いて、このハードウェア故障検出データを処理し、ハードウェア故障診断を行う(S111)。得られたハードウェア故障診断結果を各種診断結果格納メモリ1027に格納した後(S113)、ハードウェア故障検出データと一緒に、端末管理センターサーバ201へ送信(アップロード)する(S115)。ハードウェア故障診断結果が合格の場合(S119のY)は、ステップ2へ進む。診断結果が不合格の場合(S119のN)は、無線適合試験に合格しないと推定されるので、端末管理センターサーバ201から、端末管理センター20における修理又は調整が必要であることを通知する不合格通知を無線通信端末1へ送信する(S121)。無線通信端末1は不合格通知を受け付ける(S123)。
無線通信端末1の使用者は、無線通信端末を端末管理センター20へ送付し、端末管理センター20は、端末管理センターサーバ201からハードウェア故障診断結果とハードウェア故障検出データを参照して、修理又は調整を行い、端末試験評価自動測定解析システム203を用いて、無線適合試験に合格するまで調整する。
図4は、ステップ2の動作を示すフローチャートである。
ステップ2は、アナログ回路経年変化を検出し、アナログ回路経年変化診断を行う。端末管理センターサーバ201は、新しい無線通信規格用のアナログ回路経年変化診断プログラムを送信し(S201)、無線通信端末1はこれを受け付け(ダウンロードして)(S203)、各種診断プログラム格納メモリ1025に格納する(S205)。各種検出データ格納メモリ1021には、無線通信端末1の出荷時からアナログ回路経年変化検出データが蓄積されている。アナログ回路経年変化診断プログラムを用いて、このアナログ回路経年変化検出データを処理し、アナログ回路経年変化診断を行う(S207、図4では、「アナログ回路経年変化診断」が、「アナログ回路変化診断」と記載されている)。アナログ回路経年変化診断結果を各種診断結果格納メモリ1027に格納(S209)した後、アナログ回路経年変化検出データと一緒に、端末管理センターサーバ201へ送信(アップロード)する(S211)。端末管理センターサーバ201はアナログ回路経年変化検出データ及び診断結果を受信し、診断結果が合格の場合(S215のY)は、ステップ3へ進む。診断結果が不合格の場合(S215のN)は、無線適合試験に合格しない可能性があると推定されるので、端末管理センターサーバ201から、端末管理センター20における修理又は調整が必要であることを通知する不合格通知を無線通信端末1へ送信する(S217)。無線通信端末1は、不合格通知を受信する(S219)。
無線通信端末1の使用者は、無線通信端末1を端末管理センター20へ送付し、端末管理センター20は、端末管理センターサーバ201からアナログ回路経年変化診断結果とアナログ回路経年変化検出データを参照して、修理又は調整を行い、端末試験評価自動測定解析システム203を用いて、無線適合試験に合格するまで調整する。
図5は、ステップ3の動作を示すフローチャートである。
ステップ3は、無線特性を測定し、無線特性の解析診断を行う。無線通信端末1がハードウェア故障診断とアナログ回路経年変化診断に合格したので、端末管理センターサーバ201は、新しい無線通信規格用のソフトウェア無線のファームウェアを無線通信端末1に送信し(S301)、無線通信端末1はこのファームウェアを受け付け(ダウンロード)して、第一の無線通信手段103に実装する(S303)。ソフトウェア無線のファームウェア試験通信用に専用チャンネルが割り当てられている。無線通信端末1は、この専用チャンネルを用い、第一の通信事業者の無線通信基地局2と試験通信を開始し(S305)、無線特性測定1009を用いて、無線特性を測定する。得られた無線特性の測定結果は無線特性測定データ格納メモリ1023に格納される(S307)。この際、GPS受信手段109により位置情報を取得し、無線特性の測定結果に位置情報が対応付けられて格納される。無線通信端末1は、端末管理センターサーバ201に、新しい無線通信規格用の無線特性解析診断プログラムを要求し(S309)、端末管理センターサーバ201は、要求を受け付け(S311)、これを送信する(S313)。無線通信端末1は、無線特性解析診断プログラムを受け付け(ダウンロードして)、各種診断プログラム格納メモリ1025に格納する(S315)。無線特性解析診断プログラムにより、無線特性測定データ格納メモリ1023に格納された無線特性測定データを処理し、無線特性解析診断を行う(S317)。無線特性解析診断結果を各種診断結果格納メモリ1027に格納後、無線特性測定データと一緒に端末管理センターサーバ201へ送信(アップロード)する(S319)。無線特性解析診断結果が合格の場合(S321のY)は、ステップ4へ進む。診断結果が不合格の場合(S321のN)は、無線特性が基準値を満たさないので、端末管理センターサーバ201から、端末管理センター20における調整が必要な通知(不合格通知)を無線通信端末1へ送信する(S323)。無線通信端末1は、不合格通知を受信する(S325)。
不合格通知を受けた無線通信端末1の使用者は、無線通信端末を端末管理センターへ送付する。端末管理センター20は、端末管理センターサーバ201から無線特性解析診断結果と無線特性測定データを参照し、端末試験評価自動測定解析システム203を用いて、無線適合試験に合格するまで調整する。
図6は、ステップ4の動作を示すフローチャートである。
ステップ4は、通信プロトコル異常を検出し、通信プロトコル解析診断を行う。
端末管理センターサーバ201は、新しい無線通信規格用の通信プロトコル解析診断プログラムを送信する(S401)。無線端末装置1は、通信プロトコル解析診断プログラムを受け付け(ダウンロードして)(S403)、各種診断プログラム格納メモリ1025に格納する。ステップ3と同様に、ソフトウェア無線のファームウェア試験通信用に割り当てられた専用チャンネルを用いて、第一の通信事業者の無線通信基地局2と試験通信を行う(S405)。無線通信端末1は、試験通信中、無線通信端末1が備える通信プロトコル異常検出1013を動作させ、通信プロトコルの動作の異常を検出した場合(S407のY)は、通信プロトコル異常検出データを各種検出データ格納メモリ1021に格納する(S409、図6では、「通信プロトコル異常検出データ」が「通信異常データ」と記載されている)。また、GPS受信手段109を用いて、位置情報を取得し、通信プロトコル異常検出データに位置情報をリンクする。通信プロトコル解析診断プログラムにより、各種検出データ格納メモリ1021に格納された通信プロトコル異常検出データを処理し、通信プロトコル解析診断を行う(S411、図6では、「通信プロトコル異常検出データ」が「通信異常データ」と記載されている)。通信プロトコル解析診断結果を各種診断結果格納メモリ1027に格納後、通信プロトコル異常検出データと一緒に、端末管理センターサーバ201へ送信(アップロード)する(S413)。診断結果が合格の場合(S415のY)は、ステップ5へ進む。診断結果が不合格の場合(S415のN)は、端末管理センターサーバ201は、新しい無線通信規格用のログ採取フィルタデータ、オンラインログ解析プログラム及びオフラインログ解析プログラムを送信し(S417)、無線通信端末1はこれを受け付け(ダウンロードして)(S419)、格納し、ステップ6に進む。ログ採取フィルタデータはログ採取フィルタ格納メモリ1031に、オンラインログ解析プログラムはオンラインログ解析プログラム格納メモリ1041に、オフラインログ解析プログラムはオフラインログ解析プログラム格納メモリ1043にそれぞれ格納される。
図7は、ステップ6の動作を示すフローチャートである。
ステップ6では、ステップ3と同様に、ソフトウェア無線のファームウェア試験通信用に割り当てられた専用チャンネルを用いて、第一の通信事業者の無線通信基地局2と試験通信を行う(S601)。無線通信端末1は、試験通信中、ログ採取フィルタデータの設定条件によりログを採取する(S603)。採取されたログは採取ログバッファメモリ1035経由で、採取ログ格納メモリ1039に格納され(S605)、オンラインログ解析プログラムによりオンラインログ解析を行う(S607)。ログ採取時、GPS受信手段109を用いて位置情報を取得し、採取されたログは位置情報と対応づけて採取ログデータとして格納される。ログ解析結果をログ解析結果格納メモリ1045に格納後、採取ログデータと一緒に、端末管理センターサーバ201へ送信(アップロード)する(S609)。
内蔵メモリ115に割り当てられた採取ログ格納メモリ1039の容量が不足した場合は、採取ログメモリ転送1037を用いて、内蔵補助メモリ117または外付メモリ121に採取ログデータを転送して、採取ログデータを格納する。オンラインログ解析は、CPUのリソースを必要とするので、第二の通信処理または第三の通信処理専用CPU113、または、汎用CPU119が用いられるが、これらのCPUのリソースに余裕がなくなった場合には、動的に、オフラインログ解析に切り替える。オフラインログ解析は、オフラインログ解析プログラムを用い、採取ログ格納メモリ1039に格納された採取ログを読み出すことによって行われる。
ログ解析結果が合格の場合(S611のY)は、ステップ5へ進む。ログ解析結果が不合格の場合(S611のN)は、ソフトウェア無線のファームウェアに不具合が含まれている可能性があるので、端末管理センター20は、端末管理センター20における試験が必要であることを通知する通知(不合格通知)を無線通信端末1へ送信し(S613)、無線通信端末1は不合格通知を受信する(S615)。
不合格通知を受けた無線通信端末1の使用者は、無線通信端末1を端末管理センター20へ送付する。端末管理センターサーバ201からログ解析結果と採取ログデータを参照して、端末管理センター制御装置202で制御される端末試験評価自動測定解析システム203を用いて、通信プロトコル適合試験及び予備インターオペラビリティ試験を実施する。これらの試験が合格の場合は、ステップ5へ進む。試験が不合格の場合は、無線通信端末1の固有の不具合なのか、ソフトウェア無線のファームウェアに不具合が含まれているのか判断する為に、端末試験評価自動測定解析システム203は、通信プロトコル適合試験及び予備インターオペラビリティ試験時に採取したログを解析する。ログ解析結果が無線通信端末1の固有の不具合の判定の場合は、無線通信端末1の不具合を修正する。
ログ解析結果がソフトウェア無線のファームウェアの不具合の判定または判定不能の場合は、端末管理センターサーバ201から、判定結果の通知および端末試験評価自動測定解析システム203が採取したログを無線通信端末の開発・製造者へ送信する。無線通信端末1の開発・製造者は、端末試験評価自動測定解析システム203が採取したログを参照して、ソフトウェア無線のファームウェアの不具合を原因究明する為の試験を実施し、問題解決に努める。無線通信端末1の開発・製造者は、ファームウェアの不具合を原因究明できた場合は、修正したファームウェアを、端末管理センターサーバ201へアップロードし、ファームウェアを更新する。端末管理センターサーバ201から、ファームウェアの更新の通知を無線通信端末1の使用者に送付する。無線通信端末1の使用者が、ファームウェアの自動更新の設定の場合は、自動で、ファームウェアの手動更新の設定の場合は、手動でファームウェアの更新を行う。ファームウェアの不具合を原因究明できなかった場合、無線通信端末1の開発・製造者は、端末管理センターサーバ201へ判定結果の通知を送信する。
無線通信端末1の動作状態と時刻はリンクしている。GPS受信手段109は、位置情報を含むGPS受信信号から時刻情報も取得することができる。GPSからの時刻情報に無線通信端末1の時刻を合わせることで、GPSからの位置情報と無線通信端末1の動作状態がリンクする。
オンラインログ解析プログラム及びオフラインログ解析プログラムの機能の中には、診断機能を含めている。通信プロトコル解析診断、オンラインログ解析及びオフラインログ解析は、ダウンロードした各プログラムの中に基準となるプロトコルの各種シーケンスを含んでおり、採取したログと比較して、診断を行う。基準となるプロトコルの各種シーケンスは、テキストモードとバイナリコードモードの2種類があり、それらを適材適所に用いる。リアルタイム解析である通信プロトコル解析診断、オンラインログ解析では、解析範囲は限定されるが、CPUの負荷をそれ程必要としないバイナリコードモードを用い、リアルタイム性の必要がないオフラインログ解析では、詳細解析が可能なテキストモードを用いる。
図8は、ステップ5の動作を示すフローチャートである。
ステップ5は、ソフトウェア動作異常を検出し、ソフトウェア動作の解析診断を所定期間実施する。本実施形態におけるソフトウェアとは、ソフトウェア無線のファームウェアと通信プロトコルを除いた残りのソフトウェアを意味する。無線通信端末1は、通信プロトコル解析診断に合格したので、通常の通信が可能となる。端末管理センターサーバ201は、新しい無線通信規格用のソフトウェア無線のファームウェアを用いる許可証を発行し、無線通信端末1に送信する(S501)。また、端末管理センターサーバ201は、新しい無線通信規格用のソフトウェア動作解析診断プログラムを無線通信端末1に送信し、無線通信端末1はこれを受け付け(ダウンロードして)、各種診断プログラム格納メモリ1025に格納する(S503)。無線通信端末1は、許可証を端末管理データ格納メモリ1029に格納することで、通常の通信が可能になる(S505)。無線通信端末1は、通信中の所定期間、無線通信端末1が備えるソフトウェア動作異常検出1017を動作させ、ソフトウェアの動作の異常を検出した場合(S507のY)は、ソフトウェア動作異常検出データを各種検出データ格納メモリ1021に格納する(S509)。また、GPS受信手段109を用いて、位置情報を取得し、ソフトウェア動作異常検出データに位置情報をリンクする。端末管理センターサーバ201から、新しい無線通信規格用のソフトウェア動作解析診断プログラムを受け付け(ダウンロードして)、各種診断プログラム格納メモリ1025に格納する。ソフトウェア動作解析診断プログラムにより、各種検出データ格納メモリ1021に格納されているソフトウェア動作異常検出データを処理し、ソフトウェア動作解析診断を行う(S511)。ソフトウェア動作解析診断結果を各種診断結果格納メモリ1027に格納後、ソフトウェア動作異常検出データと一緒に、端末管理センターサーバ201へ送信(アップロード)する(S513)。診断結果が不合格の場合(S515のN)は、ソフトウェアの動作の異常を検出したので、ステップ7に進み、無線通信端末1のソフトウェア動作のログを採取し、ログの解析を行う。
図9は、ステップ7の動作を示すフローチャートである。
ステップ4と同様に、端末管理センターサーバ201は、新しい無線通信規格用のログ採取フィルタデータ、オンラインログ解析プログラム及びオフラインログ解析プログラムを送信し(S701)、無線通信端末1はこれを受け付け(ダウンロードして)(S703)、各々、ログ採取フィルタ格納メモリ1031、オンラインログ解析プログラム格納メモリ1041及びオフラインログ解析プログラム格納メモリ1043に格納する。無線通信端末1は、試験通信を開始し(S705)、通信中の所定期間及びログ採取フィルタデータの設定条件により、採取したログを採取ログバッファメモリ1035経由で、採取ログ格納メモリ1039に格納する(S709)と同時に、オンラインログ解析プログラムを用いて、オンラインログ解析を行う(S711)。ログ採取時、GPS受信手段109を用いて、位置情報を取得し、採取ログデータに位置情報をリンクする。ログ解析結果をログ解析結果格納メモリ1045に格納後、採取ログデータと一緒に、端末管理センターサーバ201へ送信(アップロード)する(S715)。解析結果が不合格の場合(S717のN)は、無線通信端末1のソフトウェアに不具合が含まれている可能性があるので、端末管理センターサーバ201は、ログ解析結果および採取ログデータを無線通信端末の開発・製造者の端末へ送信する(S719)。
無線通信端末1の開発・製造者は、採取ログを参照して、ソフトウェアの不具合を原因究明する為の試験を実施し、問題解決に努める。無線通信端末1の開発・製造者は、ソフトウェアの不具合を原因究明できた場合は、修正したソフトウェアを、端末管理センターサーバ201へアップロードし、ソフトウェアを更新する。端末管理センターサーバ201から、ソフトウェアの更新の通知を無線通信端末の使用者に送付する。無線通信端末1の使用者が、ソフトウェアの自動更新の設定の場合は、自動で、ソフトウェアの手動更新の設定の場合は、手動で、ソフトウェアの更新を行う。無線通信端末1の開発・製造者は、ソフトウェアの不具合を原因究明できなかった場合は、端末管理センターサーバ201へ判定結果の通知を送信する。所定期間の通信後は、ステップ6へ進む。
ステップ8は、無線通信端末1は、ハードウェア故障検出1001(常時)、アナログ回路経年変化検出1005(一定周期)、無線特性測定1009(必要時)、通信プロトコル異常検出1013(常時)、および、ソフトウェア動作異常検出1017(常時)の機能を動作させ、前ステップと同様に、異常がある場合は、端末管理センター20から、新しい無線通信規格用の診断プログラムをダウンロードして、診断を行う。診断結果を各種診断結果格納メモリ1027に格納後、データと一緒に、端末管理センターサーバ201へアップロードし、端末管理センターサーバ201は、診断結果とデータを無線通信端末1の開発・製造者へ転送する。診断結果に応じて、前ステップに戻り、前ステップの内容を行う。
ステップ8では、無線通信端末1から、端末管理センターサーバ201にアップロードした診断結果とデータは、無線通信端末1の開発・製造者へ転送されるので、無線通信端末1の開発・製造者は、常時、無線通信端末1の品質を監視することが可能となり、フィールドで品質問題が発生した場合には、即座に問題解決を図ることができる。
続いて、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、ネットワークを介して管理サーバと通信し、自身の内部動作に関するプログラムを受け付けることができる。これにより、自身の内部動作を診断し、診断結果を管理サーバに送信することができる。したがって、ネットワークを利用して無線端末の品質管理を行うことが可能となる。
また、本実施形態によれば、第一のネットワークの接続時に第二のネットワークを介して管理サーバと接続することができる。したがって、第一のネットワークの通信に影響を受けないで、プログラムを受付けることができる。また、データ及び診断結果をスムーズに送信することができる。よって、通常の動作を行いつつ、内部動作の良好な品質を確保することができる。
一般的に、ソフトウェア無線技術を適応した無線通信端末は、新しい方式の無線通信規格に確実に対応させる為に、未然防止手法・ロバスト設計である品質工学(タグチメソッド)などの適用が好ましい。本実施形態では、無線通信端末の開発に品質工学などの手法を適用した後に、無線通信システムにおいて、ソフトウェア無線技術を適応した無線通信端末に対して、更に、良好な品質を確保し、フィールドで品質問題が発生しても即座に問題解決を図る。
また、ソフトウェア無線のファームウェアは、ソフトウェア無線のファームウェアと通信プロトコルのソフトウェアの両方を含むものであるが、ソフトウェア無線技術を適応した無線通信端末に対して、良好な品質を確保し、仮に、フィールドで品質問題が発生しても即座に問題解決を図ることができる。
また、第4世代の携帯電話では、ソフトウェア無線技術を適用することが検討されている。ソフトウェア無線技術を適用した無線通信端末を購入すれば、新しい無線通信規格が制定された場合、ソフトウェア無線のファームウェアをエアーダウンロードすることで、新しい無線通信規格に対応・再利用できるので、顧客にとって非常にメリットがあり、販売台数の非常に多い携帯電話に適用すると省資源効果は非常に大きい。本実施形態によれば、ソフトウェア無線技術を適応した無線通信端末に対して、良好な品質を確保し、仮に、フィールドで品質問題が発生しても即座に問題解決を図ることができる。さらに、ソフトウェア無線技術を適応しない無線通信端末でも、本実施形態の構成の一部、または、本実施形態の構成の全てを適用することにより、充分な効果を期待できる。例えば、無線通信端末のフィールド試験、フィールドで発生した問題の早期解決、保守の効率化、修理の効率化などに適用すると大変有効である。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、図10は、本発明の無線端末試験システムの変形例を示す。
図10は、IP(Internet Protocol)をベースとした次世代基幹ネットワークNGN(Next Generation Network)のネットワークの構成を示す。NGNでは、FMC(Fixed Mobile Convergence)、すなわち、固定電話70がメディアコンバータ80を介して移動体電話と融合・統合化された融合・総合ネットワーク40となる見込みである。
図10の融合・統合ネットワーク40の部分は、固定系ローカルアクセスネットワーク401、固定系コアネットワーク、移動系コアネットワーク403を個別に記載してあるが、通信事業者のFMCの進捗度により、固定系ローカルアクセスネットワーク401と固定系コアネットワーク402の融合・統合化、固定系コアネットワーク402と移動系コアネットワーク403の融合・統合化、および、固定系ローカルアクセスネットワーク401と固定系コアネットワーク402と移動系コアネットワーク403の融合・統合化などが想定される。
図10のローカル無線通信基地局60は、フェムトセル(Femtocell)と呼ばれ、既存の無線通信基地局50と同じ通信事業者が運用する住宅または法人環境での使用を目的に設計された小さい無線通信基地局である。
ローカル無線通信基地局60は、既存の無線通信基地局50と同じ無線通信方式を用いるが、固定系ローカルアクセスネットワーク401と固定系コアネットワーク402と移動系コアネットワーク403が融合・統合化されてない過程において、移動系コアネットワーク403より固定系ネットワーク402のビットレート当たりの単価が安い場合には、固定系ネットワーク402を用いる。
実施の形態に係る無線端末の構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る無線端末試験システムの構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る無線端末試験システムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る無線端末試験システムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る無線端末試験システムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る無線端末試験システムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る無線端末試験システムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る無線端末試験システムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る無線端末試験システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の無線端末試験システムの変形例を示す。
符号の説明
1 無線通信端末
2 第一の通信事業者の無線通信基地局
3 第一の通信事業者のコアネットワーク
4 第二の通信事業者の無線通信基地局
5 第二の通信事業者のネットワーク
6 第三の通信事業者のローカルアクセスネットワーク
7 メディアコンバータ
8 第四の通信事業者のネットワーク
9 第一の通信事業者のゲートウェイ
10 第二の通信事業者のゲートウェイ
11 第四の通信事業者のゲートウェイ
12 第一の通信事業者の無線ネットワーク制御装置
20 端末管理センター
30 無線通信端末開発製造者のリモート制御端末
40 融合・統合ネットワーク
50 無線通信基地局
60 ローカル無線通信基地局
70 固定電話
80 メディアコンバータ
101 外部インタフェース
103 第一の無線通信手段
105 第二の無線通信手段
107 外部インタフェースを経由する通信手段
109 GPS受信手段
111 第一の通信処理専用CPU
113 第二の通信処理または第三の通信処理専用CPU
115 内蔵メモリ
117 内蔵補助メモリ
119 汎用CPU
121 外付メモリ
201 端末管理センターサーバ
202 端末管理センター制御装置
203 端末試験評価自動測定解析システム
204 修理・調整および試験・評価用無線通信端末
401 固定系ローカルアクセスネットワーク
402 固定系コアネットワーク
403 移動系コアネットワーク
1001 ハードウェア故障検出
1003 ハードウェア故障診断
1005 アナログ回路経年変化検出
1007 アナログ回路経年変化診断
1009 無線特性測定
1011 無線特性解析診断
1013 通信プロトコル異常検出
1015 通信プロトコル解析診断
1017 ソフトウェア動作異常検出
1019 ソフトウェア動作解析診断
1021 各種検出データ格納メモリ
1023 無線特性測定データ格納メモリ
1025 各種診断プログラム格納メモリ
1027 各種診断結果格納メモリ
1029 端末管理データ格納メモリ
1031 ログ採取フィルタ格納メモリ
1033 ログ採取プログラム格納メモリ
1035 採取ログバッファメモリ
1037 採取ログメモリ転送
1039 採取ログ格納メモリ
1041 オンラインログ解析プログラム格納メモリ
1043 オフラインログ解析プログラム格納メモリ
1045 ログ解析結果格納メモリ

Claims (8)

  1. ネットワークを介して管理サーバと無線通信する無線端末であって、
    前記管理サーバと通信する通信手段と、
    前記管理サーバに対し、自身の内部動作を診断するためのプログラムを要求する要求手段と、
    前記要求手段の要求に応じて前記管理サーバから前記プログラムを受け付ける受付手段と、
    前記内部動作に関するデータを検出する検出手段と、
    前記プログラムを実行し、前記データを診断して診断結果を作成する診断手段と、
    前記データ及び前記診断結果を前記管理サーバに送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする無線端末。
  2. 請求項1記載の無線端末において、
    前記通信手段は、第一のネットワークを介して通信サーバと通信すると同時に、第二のネットワークと並列的に接続し、前記第二のネットワークを介して前記管理サーバと通信し、
    前記検出手段は、前記通信サーバと通信時の内部動作に関するデータを検出することを特徴とする無線端末。
  3. 請求項1または2に記載の無線端末において、
    前記通信手段は、前記管理サーバから前記診断結果が不合格であったことを通知する不合格通知を受け付けることを特徴とする無線端末。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の無線端末において、
    前記通信手段は、前記診断結果が不合格でなかった場合、前記管理サーバから前記無線通信の規格を更新するためのプログラムを受け付けることを特徴とする無線端末。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の無線端末において、
    前記通信手段が前記通信サーバと通信する時の自身の位置情報を受信する受信手段をさらに有し、
    前記検出手段は、検出された前記データと前記位置情報とを対応付けて格納することを特徴とする無線端末。
  6. ネットワークを介して管理サーバと無線通信する無線端末の品質を試験する無線端末試験方法であって、
    前記管理サーバに対し、自身の内部動作を診断するためのプログラムを要求するステップと、
    前記要求に応じて前記管理サーバから前記プログラムを受け付けるステップと、
    前記内部動作に関するデータを検出するステップと、
    前記プログラムを実行し、前記データを診断して診断結果を作成するステップと、
    前記データ及び前記診断結果を前記管理サーバに送信するステップと、
    を含むことを特徴とする無線端末試験方法。
  7. ネットワーク上の管理サーバと無線端末が無線通信することにより無線端末の品質を試験する無線端末試験システムであって、
    前記無線端末は、
    前記管理サーバと通信する通信手段と、
    自身の内部動作を診断するためのプログラムを前記管理サーバに要求する要求手段と、
    前記要求手段の要求に応じて前記管理サーバから前記プログラムを受け付ける受付手段と、
    前記内部動作に関するデータを検出する検出手段と、
    前記プログラムを実行し、前記データを診断して診断結果を作成する診断手段と、
    前記データ及び前記診断結果を前記管理サーバに送信する送信手段と、
    を有し、
    前記管理サーバは、
    前記診断結果の合否を判定し、前記診断結果が不合格であった場合、不合格通知を前記無線端末に送信することを特徴とする無線端末試験システム。
  8. 無線端末の品質を試験するための無線端末試験用プログラムであって、
    ネットワークを介して管理サーバと無線通信する手段を有する無線端末に、
    前記管理サーバに対し、自身の内部動作を診断するための診断プログラムを要求させる処理と、
    前記要求に応じて前記管理サーバから前記診断プログラムを受け付けさせる処理と、
    前記内部動作に関するデータを検出する処理と、
    前記診断プログラムを実行し、前記データを診断して診断結果を作成する処理と、
    前記データ及び前記診断結果を前記管理サーバに送信させる処理と、
    を実現させることを特徴とする無線端末試験用プログラム。
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