JP2009016163A - 接続端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】変形等の不具合なく、高密度にて円滑に基板へ圧入して実装することができる接続端子を提供すること。
【解決手段】板状の接続端子1は、端子基部2と、この端子基部2から延在する端子部3と、基板の孔部へ圧入可能な脚部6と、を有する。この接続端子1では、端子基部2の板厚方向と交差する両面のうち少なくとも一面に、端子基部2の板厚方向に突出する係合突起7a,7bが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車の電装品等において用いられる接続端子に関し、特に、電気回路基板(以下、単に『基板』と記述する。)の孔部へ圧入して実装するのに好適な接続端子に係わる。
自動車に搭載されるコントロールユニットは、各種の電子部品が実装された基板を備えており、この基板には、配線やミニヒューズが接続端子を介して接続される。
また、接続端子に圧入用の起立片を形成し、この起立片を圧入工具によって押圧することにより、接続端子をコネクタハウジング等へ圧入する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−37050号公報
ところで、板状の接続端子を直接基板に取り付ける際には、この接続端子を接続方向へ押圧し、その脚部を基板のスルーホール等といった孔部へ圧入する。これに関し、接続端子の端子部の先端部を押圧して接続端子の脚部を基板の孔部へ圧入する方法を採ると、端子部が変形するおそれがある。
そのため、例えば、接続端子の幅方向の両側部に段部を形成し、これら段部を押圧して接続端子の脚部を基板の孔部へ圧入する方法を採ることが考えられる。この接続端子の構造を採用すると、端子部を変形させることなく脚部を基板のスルーホール等といった孔部へ圧入することができる。
しかし、この場合、接続端子の両側部に、段部を押圧するための圧入工具のスペースを確保せねばならないだけでなく、前述の段部が加わった分、接続端子の幅も大きくなり、高密度実装による基板の小型化が図れなくなる。
また、この構造の接続端子が、一対の端子部を有し、これら端子部間のスリットに雄タブ端子を挟み込む音叉型の接続端子の場合、両側部の段部を押圧することにより、端子部が変形してスリットが広がってしまい、雄タブ端子との電気接続の信頼性が低下する可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、変形等の不具合なく、高密度にて円滑に基板へ圧入して実装することができる接続端子を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る接続端子は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 端子基部と、この端子基部から延在する端子部と、基板の孔部へ圧入可能な脚部と、を有する板状の接続端子であって、
前記端子基部の板厚方向と交差する両面のうち少なくとも一面に、前記板厚方向に突出する係合突起が形成されていること。
(2) 上記(1)の構成において、
前記係合突起が、前記端子基部の前記両面にそれぞれ形成されていること。
(3) 上記(1)または(2)の構成において、
前記端子基部から一対の前記端子部が間隔をあけて延在され、前記端子基部の前記少なくとも一面における前記端子部の略延長線上の部分に、それぞれ前記係合突起が形成されていること。
上記(1)の構成の接続端子では、端子基部の板厚方向と交差する両面のうち少なくとも一面に、端子基部の板厚方向に突出する係合突起が形成されているので、この係合突起に圧入工具を係止させて脚部を圧入することができる。つまり、基板への実装時に端子基部の幅方向の両側部に圧入工具がくることがない。これにより、端子基部の両側部における圧入工具のスペースの確保が不要とされ、同じ形態の複数の接続端子であれば接続端子同士の幅方向の実装間隔を狭めても無理なく基板へ高密度にて実装することができる。従って、上記(1)の構成の接続端子によれば、高密度実装による基板の小型化を図ることができる。また、上記(1)の構成の接続端子によれば、基板への実装時に、他の接続端子との接続に重要な端子部を押圧することによる変形を防止することができ、端子部の変形による電気接続の信頼性が低下するような不具合なく、確実に基板に実装することができる。
また、上記(2)の構成の接続端子のように係合突起が端子基部の板厚方向と交差する両面にそれぞれ形成される形態を採れば、端子基部の両面にて圧入工具を係止させて脚部を基板の孔部へ円滑に圧入することができる。
上記(3)の構成の接続端子では、端子基部から一対の端子部が間隔をあけて延在されており、端子基部の板厚方向と交差する両面のうち少なくとも一面における端子部の略延長線上の部分に、それぞれ係合突起が形成されている。この構成の接続端子によれば、端子部が変形して端子部同士の間が広がるような不具合なく基板へ実装することができる。これにより、端子部間に差し込まれる雄タブ端子との電気接続の高い信頼性を維持することができる。
本発明によれば、変形等の不具合なく、高密度にて円滑に基板へ圧入して実装することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明の実施形態に係る接続端子について図面を参照して説明する。
図1は実施形態に係る接続端子を示す図であって、図1(a)は表面側からの斜視図、そして図1(b)は裏面側からの斜視図である。図2は実施形態に係る接続端子の側面図である。
図1および図2に示すように、接続端子1は、機械的特性に優れた銅合金等からなる導電性金属板をプレスによって打ち抜き加工することにより板状に形成したものである。
この接続端子1は、端子基部2から一対の端子部3が間隔をあけて延在する形状に形成されており、これら端子部3間に形成されたスリット4に、ミニヒューズやブレード型ヒューズ等の平板状の雄タブ端子を直交に差し込むことにより、雄タブ端子を端子部3によって挟み込む構造とされている。つまり、この接続端子1は、端子部3間のスリット4に雄タブ端子を挟み込む音叉型の接続端子である。
それぞれの端子部3は、対向する縁部が、先端へ向かって互いに離間するテーパ形状とされており、また、その先端部近傍には、対向方向へ突出する平面視円弧状の接点部5が形成されている。これら接点部5はその間隔が、スリット4に差し込まれる雄タブ端子の厚さよりも僅かに狭くされている。
また、接続端子1は、端子基部2から、端子部3と逆方向に延在する一対の脚部6を有しており、これら脚部6は、後述する基板11のスルーホール12に圧入される。このように接続端子1には、端子部3、端子基部2、および脚部6が、その順に、一方向に沿って、形成されている。
上記の接続端子1の端子基部2には、プレスによって、端子基部2の板厚方向と交差する表面に2つの係止突起7aが端子基部2の板厚方向に突出するように形成され、そして端子基部2の板厚方向と交差する裏面に1つの係止突起7bが端子基部2の板厚方向の係止突起7aとは反対側に突出するように形成されている。
表面側に形成された係止突起7aは、それぞれ端子部3の略延長線上に配置されており、そして裏面側に形成された係止突起7bは、端子部3の延長線の間に配置されている。
次に、上記の接続端子1を基板11に実装する場合について説明する。
図3は接続端子の基板への実装の仕方を説明する側面図、そして図4は接続端子の基板への実装の仕方を説明する斜視図である。
図3および図4に示すように、接続端子1を基板11に実装するには、前述したように、この接続端子1の脚部6を、基板11に形成したスルーホール12に圧入する。
このとき、図3に示すように、端子基部2の表裏に形成された係止突起7a,7bに、圧入工具Tを、脚部6のスルーホール12への圧入方向と反対側に係止させ、この状態にて、スルーホール12に脚部6を入れて圧入工具Tによって押圧して圧入する。このようにすると、圧入工具Tの押圧力が係止突起7a、7bを介して接続端子1に伝わり、これにより、脚部6が基板11のスルーホール12に圧入され、接続端子1が基板11に電気接続される(即ち、実装される)。
接続端子1によれば、圧入工具Tが係止可能な係止部となる係止突起7a,7bが、端子基部2の表裏に形成されているので、接続端子1の圧入時に、接続端子1の幅方向の両側部に圧入工具Tがくることがない。これにより、接続端子1の両側部における圧入工具Tのスペースの確保が不要とされ、同じ形態の複数の接続端子1であれば接続端子1同士の実装間隔(図4中G)を狭めても無理なく基板11へ実装することができる。従って、高密度実装による基板11の小型化を図ることができる。
また、接続端子1によれば、雄タブ端子との電気接続に重要な端子部3を押圧することなく基板11のスルーホール12に圧入することができるので、端子部3が変形して接続の信頼性が低下するような不具合なく、確実に基板11に実装することができる。
特に、一対の端子部3によって雄タブ端子を挟み込んで電気接続する音叉型の接続端子1では、端子部3が変形してスリット4が広がるようなことがなく、これにより、雄タブ端子との電気接続の高い信頼性を維持することができる。
しかも、接続端子1では、端子基板2の両面に係止突起7a、7bを形成したので、端子基部2の両面にて圧入工具Tを係止突起7a、7bに係止させて脚部6を基板11の孔部12へ円滑に圧入することができる。
また、接続端子1では、表面側の2つの係止突起7aが、各端子部3の略延長線上に配置され、裏面側の1つの係止突起7bが端子部3の延長線の間に配置されているので、圧入工具Tによる押圧力が、幅方向にバランス良く作用する。従って、押圧力がアンバランスに作用することによって捻りが生じて端子部3のスリット4が広がってしまうような不具合なく、接続端子1を基板11へ実装することができる。
尚、上記実施形態では、一対の端子部3を有する音叉型の接続端子を例にとって説明したが、本発明は、一つの端子部を有する接続端子にも適用可能であるのは勿論である。
さて、ここで、本発明の更なる優位性を説明するため、図5および図6に参考例を示す。
図5は接続端子21の基板11への圧入の仕方の参考例を説明するための斜視図、そして図6は音叉型の接続端子31の基板への圧入の仕方の参考例を説明するための斜視図である。
図5に示すように、この接続端子21は、端子基部22から一つの端子部23が延在され、また、端子基部22の端子部23と反対側に脚部24が形成されている。また、この接続端子21には、その幅方向の両側部に、圧入工具が係止可能な段部25が形成されている。
そして、この接続端子21を基板11に実装する場合は、端子基部22の両側部の段部25に、圧入工具を、脚部24のスルーホール12への圧入方向と反対側に係止させ、この状態にて、スルーホール12に脚部24を入れて圧入工具によって押圧して圧入する。
ところが、この接続端子21では、端子基部22の両側部の段部25を押圧するための圧入工具のスペースを確保しなければならず、このため、接続端子21同士の実装間隔(図5中G)が広くなってしまう。このため、高密度実装が困難となり、基板11の小型化を図ることができない。
また、図6に示すように、端子基部22から一対の端子部23を延在させた音叉型の接続端子31において、その端子基部22の両側部に段部25を形成した場合では、上記と同様に高密度実装が困難であるばかりか、段部25を押圧することにより、端子部23が変形し、端子部23同士の間のスリット27が広がってしまい、雄タブ端子との電気接続の信頼性が低下するおそれがある。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、本発明の接続端子は、端子基部の板厚方向と交差する表面側および裏面側のいずれか一方に、端子基部の板厚方向に突出する係合突起を形成したものであってもよい。
また、本発明の接続端子の脚部が圧入されるのは、基板のスルーホールに限らず、基板の孔部であれば何でもよい。
実施形態に係る接続端子を示す図であって、(a)は表面側からの斜視図、そして(b)は裏面側からの斜視図である。 実施形態に係る接続端子の側面図である。 接続端子の基板への実装の仕方を説明する側面図である。 接続端子の基板への実装の仕方を説明する斜視図である。 接続端子の基板への圧入の仕方の参考例を説明するための斜視図である。 音叉型の接続端子の基板への圧入の仕方の参考例を説明するための斜視図である。
符号の説明
1:接続端子
2:端子基部
3:端子部
6:脚部
7a,7b:係合突起
11:基板
12:スルーホール(孔部)

Claims (3)

  1. 端子基部と、この端子基部から延在する端子部と、基板の孔部へ圧入可能な脚部と、を有する板状の接続端子であって、
    前記端子基部の板厚方向と交差する両面のうち少なくとも一面に、前記板厚方向に突出する係合突起が形成されていることを特徴とする接続端子。
  2. 前記係合突起が、前記端子基部の前記両面にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載した接続端子。
  3. 前記端子基部から一対の前記端子部が間隔をあけて延在され、前記端子基部の前記少なくとも一面における前記端子部の略延長線上の部分に、それぞれ前記係合突起が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した接続端子。
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