JP2009015994A - 光ピックアップ及びディスクドライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 共振周波数の調整の容易化を図る。
【解決手段】 固定ブロック9と可動ブロック10を連結する三対6本の支持バネ17、17、・・・を設け、各一対2本の支持バネをディスク状記録媒体100の記録面に近い側から第1の支持バネ17a、17a、第2の支持バネ17b、17b及び第3の支持バネ17c、17cとしたときに、第1の支持バネ、第2の支持バネ及び第3の支持バネとも可動側連結点P1、P1、P2、P2、P3、P3から固定側連結点Q1、Q1、Q2、Q2、Q3、Q3に向かうに従って互いにトラッキング方向において外側へ広がるように可動ブロック及び固定ブロックに連結し、第1の支持バネが為す角度と第3の支持バネが為す角度を同じ角度θ1に設定し、第2の支持バネが為す角度を第1の支持バネ及び第3の支持バネが為す角度θ1と異なる角度θ2に設定した。
【選択図】 図3

Description

本発明は光ピックアップ及びディスクドライブ装置に関する。詳しくは、一部の支持バネが為す角度を他の支持バネが為す角度に対して異なる角度に設定して共振周波数の調整の容易化を図る技術分野に関する。
光ディスクや光磁気ディスク等のディスク状記録媒体に対して情報信号の記録や再生を行うディスクドライブ装置があり、このようなディスクドライブ装置には、ディスク状記録媒体の半径方向へ移動され該ディスク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光ピックアップが設けられている。
光ピックアップはディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置された対物レンズ駆動装置とを備え、該対物レンズ駆動装置は、固定ブロックと該固定ブロックに金属製のワイヤー等の支持バネを介して支持された可動ブロックとを備えている。
光ピックアップにあっては、対物レンズを有する可動ブロックを固定ブロックに対してディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向へ動作させてフォーカス調整を行うと共に可動ブロックを固定ブロックに対してディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作させてトラッキング調整を行い、対物レンズを介してディスク状記録媒体に照射されるレーザー光のスポットがディスク状記録媒体の記録トラックに集光されるようにしている。
また、光ピックアップには、上記したフォーカス調整及びトラッキング調整に加え、ディスク状記録媒体の記録トラックの接線方向(タンジェンシャル方向)に延びる軸を支点とした回転方向へ可動ブロックを固定ブロックに対して動作させ、対物レンズを介してディスク状記録媒体に照射されるレーザー光の光軸がディスク状記録媒体の記録面に垂直となるようにチルト調整が可能なものもある(例えば、特許文献1参照)。
このような対物レンズ駆動装置にあっては、フォーカス動作、トラッキング動作及びチルト動作に関する可動ブロックの動作特性の最適化を図るために、各動作方向における共振周波数の調整が行われる。特許文献1に記載された対物レンズ駆動装置にあっては、図9に示すように、トラッキング方向に離隔して位置された各一対の支持バネa、a、・・・の為す角度が同じ角度θ、θ、θとされており、共振周波数の調整は、三対の支持バネa、a、・・・の角度θを全て同じ角度、例えば、θa、θa、θaやθb、θb、θbに調節しながら各角度における共振周波数を測定し、測定した共振周波数が目標値に達するようにすることにより行う。この共振周波数の調整は、各動作方向毎に順に行われる。
特開2005−346863号公報
ところが、上記した従来の調整方法のように、共振周波数の調整を、三対の支持バネa、a、・・・の角度θを全て同じ角度としながら調節して行った場合には、例えば、トラッキング方向の共振周波数を調整したときに、チルト方向の共振周波数が変動してしまい、全ての動作方向の共振周波数を調整して目標値に設定する作業に長時間を要すると言う問題がある。
このような従来の調整方法における一調整例を示すと、調節前において、三対の支持バネa、a、・・・の可動ブロックbにおける連結点P、P間の距離L1が10.6mmとされ、三対の支持バネa、a、・・・の固定ブロックcにおける連結点Q、Q間の距離L2が11.7mmとされているときに、フォーカス方向の共振周波数が41.5Hz、トラッキング方向の共振周波数が43.7Hz、チルト方向の共振周波数が129Hzであった場合に、調節時において、支持バネa、a、・・・の可動ブロックbにおける連結点P、P間の距離L1を変更せずに、三対の支持バネa、a、・・・の固定ブロックcにおける連結点Q、Q間の距離L2を全て11.45mmに調節して支持バネa、a、・・・の為す角度を変更したときに、フォーカス方向の共振周波数が41.5Hz、トラッキング方向の共振周波数が43.3Hz、チルト方向の共振周波数が110Hzとされた。従って、トラッキング方向の共振周波数が43.7Hzから43.3Hzに変動したときに、同時に、チルト方向の共振周波数が129Hzから110Hzに変動してしまった。
また、特許第3625207号公報に示されるように、支持バネd、d、・・・の可動ブロックにおける連結点P、P、・・・及び支持バネd、d、・・・の固定ブロックにおける連結点Q、Q、・・・をそれぞれ円S1、S2(図10参照)上に位置させるようにした対物レンズ駆動装置も存在する。
このような対物レンズ駆動装置においては、共振周波数の調整を行う場合にも、支持バネd、d、・・・の可動ブロックにおける連結点P、P、・・・及び支持バネd、d、・・・の固定ブロックにおける連結点Q、Q、・・・をそれぞれ円上に位置させる必要があるため、調整時に、例えば、固定ブロック側の円S2の半径を変更して各支持バネd、d、・・・の連結点Q、Q間の距離を調節する必要がある。
支持バネd、d、・・・の各連結点P、P、・・・、Q、Q、・・・が円S1、S2上に位置される対物レンズ駆動装置における一調整例を示すと、調節前において、円S1の直径D1が10.4mmとされ、円S2の直径D2が11.4mmとされ、連結点P、P、P間及び連結点Q、Q、Q間の円S1、S2上における中心角ψが15°とさているときにフォーカス方向の共振周波数が43.4Hz、トラッキング方向の共振周波数が43.5Hz、チルト方向の共振周波数が71.8Hzであった場合に、調節時において、円S1の直径D1を変更せずに、円S2の直径D2を11.0mmに変更し、連結点P、P、P間及び連結点Q、Q、Q間の円S1、S2上における中心角ψを変更しなかったときにフォーカス方向の共振周波数が42.8Hz、トラッキング方向の共振周波数が42.9Hz、チルト方向の共振周波数が70.5Hzとされた。従って、トラッキング方向の共振周波数が43.5Hzから42.9Hzに変更されたときに、同時に、フォーカス方向の共振周波数が43.4Hzから42.8Hzに変更され、チルト方向の共振周波数が71.8Hzから70.5Hzに変更されてしまった。
従って、支持バネd、d、・・・の可動ブロックにおける連結点P、P、・・・及び固定ブロックにおける連結点Q、Q、・・・がそれぞれ円S1、S2上に位置される対物レンズ駆動装置においては、トラッキング方向の共振周波数を調整したときに、フォーカス方向の共振周波数及びチルト方向の共振周波数が変動してしまい、全ての動作方向の共振周波数を調整して目標値に設定する作業に長時間を要してしまう。
そこで、本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置は、上記した問題点を克服し、共振周波数の調整の容易化を図ることを課題とする。
光ピックアップ及びディスクドライブ装置は、上記した課題を解決するために、対物レンズ駆動装置に、移動ベースに固定された固定ブロックと、対物レンズと該対物レンズを保持するレンズホルダーとを有すると共に固定ブロックに対して少なくともディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向及びディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作される可動ブロックと、固定ブロックと可動ブロックを連結すると共にフォーカス方向に離隔してディスク状記録媒体の記録面に平行な状態で配置された三対6本の支持バネと、可動ブロックをフォーカス方向へ動作させるフォーカス調整用磁気回路と、可動ブロックをトラッキング方向へ動作させるトラッキング調整用磁気回路とを設け、各一対2本の支持バネをディスク状記録媒体の記録面に近い側からそれぞれ第1の支持バネ、第2の支持バネ及び第3の支持バネとし、各支持バネの可動ブロックに連結された点を可動側連結点とし固定ブロックに連結された点を固定側連結点としたときに、第1の支持バネ、第2の支持バネ及び第3の支持バネとも可動側連結点から固定側連結点に向かうに従って互いにトラッキング方向において外側へ広がるように可動ブロック及び固定ブロックに連結し、2本の第1の支持バネが為す角度と2本の第3の支持バネが為す角度を同じ角度θ1に設定し、2本の第2の支持バネが為す角度を2本の第1の支持バネ及び2本の第3の支持バネが為す角度θ1と異なる角度θ2に設定したものである。
従って、光ピックアップ及びディスクドライブ装置にあっては、トラッキング方向の共振周波数の調整時にフォーカス方向の共振周波数及びチルト方向の共振周波数に変動が生じない。
本発明光ピックアップは、ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置された対物レンズ駆動装置とを備えると共にディスクテーブルに装着されたディスク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光ピックアップであって、対物レンズ駆動装置は、移動ベースに固定された固定ブロックと、対物レンズと該対物レンズを保持するレンズホルダーとを有すると共に固定ブロックに対して少なくともディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向及びディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作される可動ブロックと、固定ブロックと可動ブロックを連結すると共にフォーカス方向に離隔してディスク状記録媒体の記録面に平行な状態で配置された三対6本の支持バネと、可動ブロックをフォーカス方向へ動作させるフォーカス調整用磁気回路と、可動ブロックをトラッキング方向へ動作させるトラッキング調整用磁気回路とを備え、各一対2本の支持バネをディスク状記録媒体の記録面に近い側からそれぞれ第1の支持バネ、第2の支持バネ及び第3の支持バネとし、各支持バネの可動ブロックに連結された点を可動側連結点とし固定ブロックに連結された点を固定側連結点としたときに、第1の支持バネ、第2の支持バネ及び第3の支持バネとも可動側連結点から固定側連結点に向かうに従って互いにトラッキング方向において外側へ広がるように可動ブロック及び固定ブロックに連結され、2本の第1の支持バネが為す角度と2本の第3の支持バネが為す角度を同じ角度θ1に設定し、2本の第2の支持バネが為す角度を2本の第1の支持バネ及び2本の第3の支持バネが為す角度θ1と異なる角度θ2に設定したことを特徴とする。
従って、フォーカス方向の共振周波数及びチルト方向の共振周波数に変動が生じない状態でトラッキング方向の共振周波数の調整を行うことができ、各動作方向の共振周波数の調整を短時間かつ容易に行うことができる。
請求項2に記載した発明にあっては、2本の第2の支持バネを第1の支持バネ及び第3の支持バネに対してトラッキング方向における外側に突出しない位置に配置したので、対物レンズ駆動装置の小型化を図った上で各動作方向の共振周波数の調整を短時間かつ容易に行うことができる。
本発明ディスクドライブ装置は、ディスク状記録媒体が装着されて回転されるディスクテーブルと該ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光ピックアップとを備え、該光ピックアップがディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置された対物レンズ駆動装置とを有するディスクドライブ装置であって、対物レンズ駆動装置は、移動ベースに固定された固定ブロックと、対物レンズと該対物レンズを保持するレンズホルダーとを有すると共に固定ブロックに対して少なくともディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向及びディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作される可動ブロックと、固定ブロックと可動ブロックを連結すると共にフォーカス方向に離隔してディスク状記録媒体の記録面に平行な状態で配置された三対6本の支持バネと、可動ブロックをフォーカス方向へ動作させるフォーカス調整用磁気回路と、可動ブロックをトラッキング方向へ動作させるトラッキング調整用磁気回路とを備え、各一対2本の支持バネをディスク状記録媒体の記録面に近い側からそれぞれ第1の支持バネ、第2の支持バネ及び第3の支持バネとし、各支持バネの可動ブロックに連結された点を可動側連結点とし固定ブロックに連結された点を固定側連結点としたときに、第1の支持バネ、第2の支持バネ及び第3の支持バネとも可動側連結点から固定側連結点に向かうに従って互いにトラッキング方向において外側へ広がるように可動ブロック及び固定ブロックに連結され、2本の第1の支持バネが為す角度と2本の第3の支持バネが為す角度を同じ角度θ1に設定し、2本の第2の支持バネが為す角度を2本の第1の支持バネ及び2本の第3の支持バネが為す角度θ1と異なる角度θ2に設定したことを特徴とする。
従って、フォーカス方向の共振周波数及びチルト方向の共振周波数に変動が生じない状態でトラッキング方向の共振周波数の調整を行うことができ、各動作方向の共振周波数の調整を短時間かつ容易に行うことができる。
以下に、本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置の最良の形態を添付図面を参照して説明する。
ディスクドライブ装置1は、外筐2の内部に所要の各部材及び各機構が配置されて成り(図1参照)、外筐2には図示しないディスク挿入口が形成されている。
外筐2の内部には図示しないシャーシが配置され、該シャーシに取り付けられたスピンドルモーターのモーター軸にディスクテーブル3が固定されている。
シャーシには、平行なガイド軸4、4が取り付けられると共に図示しない送りモーターによって回転されるリードスクリュー5が支持されている。
光ピックアップ6は、移動ベース7と該移動ベース7に設けられた所要の光学部品と移動ベース7上に配置された対物レンズ駆動装置8とを有し、移動ベース7の両端部に設けられた軸受部7a、7bがそれぞれガイド軸4、4に摺動自在に支持されている。
移動ベース7に設けられた図示しないナット部材がリードスクリュー5に螺合され、送りモーターによってリードスクリュー5が回転されると、ナット部材がリードスクリュー5の回転方向へ応じた方向へ送られ、光ピックアップ6がディスクテーブル3に装着されたディスク状記録媒体100の半径方向(ラジアル方向)へ移動される。
対物レンズ駆動装置8は固定ブロック9と該固定ブロック9に対して動作される可動ブロック10とを有している(図2参照)。
固定ブロック9と可動ブロック10はディスク状記録媒体100の記録トラックの接線方向(タンジェンシャル方向)に離隔して配置されている。
可動ブロック10はレンズホルダー11と該レンズホルダー11に保持された対物レンズ12とを有している。
レンズホルダー11の前面には、ラジアル方向に離隔してそれぞれ第1のフォーカスコイル13、13と第1のトラッキングコイル14、14が取り付けられている。
レンズホルダー11の後面、即ち、固定ブロック10に対向する側の面には第2のフォーカスコイル15、15と第2のトラッキングコイル16が取り付けられている。第2のフォーカスコイル15、15は第2のトラッキングコイル16の左右に配置されている。
固定ブロック9と可動ブロック10の左右両端部にはそれぞれ三つずつの支持バネ17、17、・・・の各両端部が連結されている。従って、可動ブロック10は支持バネ17、17、・・・によって固定ブロック9と連結されて中空に保持される。
支持バネ17、17、・・・は導電性金属材料によって、例えば、ワイヤー状に形成され、上側から順に第1の支持バネ17a、17a、第2の支持バネ17b、17b、第3の支持バネ17c、17cとされている。
支持バネ17、17、・・・は、図3及び図4に示すように、可動ブロック10に対する可動側連結点P1、P1、P2、P2、P3、P3が固定ブロック9に対する固定側連結点Q1、Q1、Q2、Q2、Q3、Q3よりラジアル方向において内側に位置され、固定ブロック9に近付くに従ってラジアル方向において広がるようにハの字状に配置されている。
第1の支持バネ17a、17aが為す角度をθ1とすると、第2の支持バネ17b、17bが為す角度はθ1とは異なる角度θ2とされており、第3の支持バネ17c、17cが為す角度は第1の支持バネ17a、17aが為す角度と同じ角度θ1とされている。
第1の支持バネ17aの可動ブロック10に対する可動側連結点P1と第2の支持バネ17bの可動側連結点P2と第3の支持バネ17cの可動側連結点P3は、フォーカス方向(上下方向)において一直線上に並ぶように位置され、第1の支持バネ17aの固定ブロック9に対する固定側連結点Q1は第3の支持バネ17cの固定ブロック9に対する固定側連結点Q3の真上に位置され、第2の支持バネ17bの固定ブロック9に対する固定側連結点Q2は固定側連結点Q1、Q3に対してトラッキング方向(左右方向)にずれて内側(図3参照)又は外側(図4参照)に位置されている。
従って、図3の例の場合には、第1の支持バネ17a、17a及び第3の支持バネ17c、17cが為す角度θ1、θ1と第2の支持バネ17b、17bが為す角度θ2との関係がθ1>θ2とされ、図4の例の場合には、θ1<θ2とされる。
対物レンズ駆動装置8にあっては、第1の支持バネ17a、17a及び第3の支持バネ17c、17cが為す角度θ1、θ1と第2の支持バネ17b、17bが為す角度θ2とが異なる角度とされていればよい。
従って、対物レンズ駆動装置8の例としては、図5に示すように、第2の支持バネ17bの可動ブロック10に対する可動側連結点P2が第1の支持バネ17aと第3の支持バネ17cの可動ブロック10に対する可動側連結点P1、P3に対して内側に位置され、第2の支持バネ17bの固定ブロック9に対する固定側連結点Q2が第1の支持バネ17aと第3の支持バネ17cの固定ブロック9に対する固定側連結点Q1、Q3に対して内側に位置されている場合、図6に示すように、可動側連結点P2が可動側連結点P1、P3に対して内側に位置され、固定側連結点Q2が固定側連結点Q1、Q3に対して外側に位置されている場合、図7に示すように、可動側連結点P2が可動側連結点P1、P3に対して外側に位置され、固定側連結点Q2が固定側連結点Q1、Q3に対して内側に位置されている場合、図8に示すように、可動側連結点P2が可動側連結点P1、P3に対して外側に位置され、固定側連結点Q2が固定側連結点Q1、Q3に対して外側に位置されている場合であってもよい。
第1の支持バネ17a、17a及び第3の支持バネ17c、17cが為す角度θ1、θ1と第2の支持バネ17b、17bが為す角度θ2との関係については、図5の例ではθ1<θ2、図6の例ではθ1<θ2、図7の例ではθ1>θ2、図8の例ではθ1<θ2とされている。但し、可動側連結点P2が可動側連結点P1、P3に対して内側に位置され固定側連結点Q2が固定側連結点Q1、Q3に対して内側に位置される図5に示す例と、可動側連結点P2が可動側連結点P1、P3に対して外側に位置され固定側連結点Q2が固定側連結点Q1、Q3に対して外側に位置される図8に示す例については、可動側連結点P2の可動側連結点P1、P3に対する位置及び固定側連結点Q2の固定側連結点Q1、Q3に対する位置によってはθ1>θ2とすることも可能である。
第1のフォーカスコイル13、13と第1のトラッキングコイル14、14に対向する位置には、図2に示すように、それぞれ第1のマグネット18、18が配置されている。第1のフォーカスコイル13、13と第1のマグネット18、18によってそれぞれ第1のフォーカス調整用磁気回路19、19が構成される。第1のトラッキングコイル14、14と第1のマグネット18、18によってそれぞれ第1のトラッキング調整用磁気回路20、20が構成される。
第2のフォーカスコイル15、15と第2のトラッキングコイル16に対向する位置には、第2のマグネット21が配置されている。
第2のマグネット21は第2のフォーカスコイル15、15に対向して位置され、第2のマグネット21と第2のフォーカスコイル15、15によってそれぞれ第2のフォーカス調整用磁気回路22、22が構成される。
第2のマグネット21は第2のトラッキングコイル16に対向して位置され、第2のマグネット21と第2のトラッキングコイル16によって第2のトラッキング調整用磁気回路23が構成される。
尚、第1のマグネット18、18及び第2のマグネット21はヨークに取り付けられていてもよく、また、ヨークが存在しない状態で単独で配置されていてもよい。
図示しない電源回路から第1のフォーカスコイル13、13、第2のフォーカスコイル15、15又は第1のトラッキングコイル14、14、第2のトラッキングコイル16に駆動電流が供給されると、これらの駆動電流の向きと第1のマグネット18、18又は第2のマグネット21により発生する磁束の方向とに応じた向きの力が発生し、可動ブロック10がフォーカス方向又はトラッキング方向へ移動される。
フォーカス方向はディスク状記録媒体100に離接する方向(図2に示すF方向)、即ち、上下方向であり、トラッキング方向はディスク状記録媒体100の半径方向(図2に示すTR方向)、即ち、左右方向である。また、フォーカス方向及びトラッキング方向にともに直交する方向がディスク状記録媒体100の記録トラックの接線方向である上記したタンジェンシャル方向(図2に示すTAN方向)、即ち、前後方向とされる。
可動ブロック10がフォーカス方向又はトラッキング方向へ動作されるときには、支持バネ17、17、・・・が弾性変形される。
以上のようにして構成されたディスクドライブ装置1において、スピンドルモーターの回転に伴ってディスクテーブル3が回転されると、該ディスクテーブル3に装着されたディスク状記録媒体100が回転され、同時に、光ピックアップ6がディスク状記録媒体100の半径方向へ移動されて該ディスク状記録媒体100に対する記録動作又は再生動作が行われる。
この記録動作及び再生動作において、第1のフォーカスコイル13、13及び第2のフォーカスコイル15、15に駆動電流が供給されると、上記したように、対物レンズ駆動装置8の可動ブロック10が固定ブロック9に対して図2に示すフォーカス方向F−Fへ動作され、対物レンズ12を介して照射されるレーザー光のスポットがディスク状記録媒体100の記録面に集光するようにフォーカス調整が行われる。
また、第1のトラッキングコイル14、14及び第2のトラッキングコイル16に駆動電流が供給されると、上記したように、対物レンズ駆動装置8の可動ブロック10が固定ブロック9に対して図2に示すトラッキング方向TR−TRへ動作され、対物レンズ12を介して照射されるレーザー光のスポットがディスク状記録媒体100の記録トラック上に集光するようにトラッキング調整が行われる。
光ピックアップ6にあっては、フォーカス動作、トラッキング動作及びチルト動作に関する可動ブロック10の動作特性の最適化を図るために、各動作方向における共振周波数の調整が行われる。共振周波数の調整は、各動作方向毎に順に行われる。
この調整において第2の支持バネ17b、17bが為す角度θ2を第1の支持バネ17a、17a及び第3の支持バネ17c、17cが為す角度θ1、θ1に対して異なる角度に調節する(図3乃至図8参照)。角度θ2が角度θ1、θ1に対して異なる角度とされている状態で角度θ2を調節することにより、トラッキング方向の共振周波数の調整をフォーカス方向の共振周波数及びチルト方向の共振周波数の変動を考慮することなく行うことができる。
一調整例を示すと、調節前において、第1の支持バネ17a、17aの可動側連結点P1、P1間、第2の支持バネ17b、17bの可動側連結点P2、P2間及び第3の支持バネ17c、17cの可動側連結点P3、P3間の距離が何れも10.6mmとされ、第1の支持バネ17a、17aの固定側連結点Q1、Q1間、第2の支持バネ17b、17bの固定側連結点Q2、Q2間及び第3の支持バネ17c、17cの固定側連結点Q3、Q3間の距離が何れも11.7mmとされているときにフォーカス方向の共振周波数が41.5Hz、トラッキング方向の共振周波数が43.7Hz、チルト方向の共振周波数が129Hzであった場合に、調節時において、可動側連結点P1、P1間、可動側連結点P2、P2間、可動側連結点P3、P3間、固定側連結点Q1、Q1間及び固定側連結点Q3、Q3間の距離を変更せずに、固定側連結点Q2、Q2間の距離のみを11.45mmに変更して角度θ2をθ1に対して変更したときに、フォーカス方向の共振周波数が41.5Hz、トラッキング方向の共振周波数が61.5Hz、チルト方向の共振周波数が129Hzとされた。従って、トラッキング方向の共振周波数が43.7Hzから61.5Hzに変更されるが、フォーカス方向の共振周波数及びチルト方向の共振周波数に変動は生じなかった。
以上に記載した通り、光ピックアップ6にあっては、第1の支持バネ17a、17a及び第3の支持バネ17c、17cが為す角度θ1、θ1に対して第2の支持バネ17b、17bが為す角度θ2を異なる角度にした状態で各動作方向における共振周波数の調整を行うため、フォーカス方向の共振周波数及びチルト方向の共振周波数に変動が生じない状態でトラッキング方向の共振周波数の調整を行うことができ、各動作方向の共振周波数の調整を短時間かつ容易に行うことができる。
尚、各動作方向の共振周波数の調整は、第1の支持バネ17a、17a及び第3の支持バネ17c、17cの径に対して第2の支持バネ17b、17bの径を異なる径にすることによっても行うことが可能である。
また、フォーカス調整及びトラッキング調整のみが可能とされ支持バネが4本のタイプの対物レンズ駆動装置において、上下の支持バネの間に新たに給電を要しない支持バネを設けて6本の支持バネとし、上記と同様にして各動作方向の共振周波数の調整を行うことも可能である。
さらに、図3及び図5に示す例のように、第1の支持バネ17a、17a及び第3の支持バネ17c、17cに対して第2の支持バネ17b、17bの全体がラジアル方向において外側に配置されない構成とすることにより、対物レンズ駆動装置8の小型化を図った上で各動作方向の共振周波数の調整を短時間かつ容易に行うことができる。
尚、上記には、固定ブロック9に対して移動可能なレンズホルダー11にそれぞれ第1のフォーカスコイル13、13、第1のトラッキングコイル14、14、第2のフォーカスコイル15、15及び第2のトラッキングコイル16を取り付けた所謂ムービングコイル型の対物レンズ駆動装置8を例として示したが、逆に、レンズホルダー11にそれぞれマグネットを取り付けた所謂ムービングマグネット型の対物レンズ駆動装置とすることも可能である。
上記には、フォーカス方向を上下方向、トラッキング方向を左右方向、タンジェンシャル方向を前後方向として説明したが、これらの方向は説明の便宜上、例として示したものであり、特にこれらの方向に限定されることはない。
上記した発明を実施するための最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図8と共に本発明光ピックアップ及びディスクドライブ装置を実施するための最良の形態を示すものであり、本図はディスクドライブ装置の概略斜視図である。 対物レンズ駆動装置の拡大斜視図である。 図4乃至図8と共に2本の第1の支持バネが為す角度及び2本の第3の支持バネが為す角度に対して2本の第2の支持バネが為す角度を異なる角度に設定した例を示すものであり、本図は、第2の支持バネの固定ブロックに対する連結点を内側に位置させた例を概念的に示す斜視図である。 第2の支持バネの固定ブロックに対する連結点を外側に位置させた例を概念的に示す斜視図である。 第2の支持バネの可動ブロックに対する連結点及び固定ブロックに対する連結点を何れも内側に位置させた例を概念的に示す平面図である。 第2の支持バネの可動ブロックに対する連結点を内側に位置させ、第2の支持バネの固定ブロックに対する連結点を外側に位置させた例を概念的に示す平面図である。 第2の支持バネの可動ブロックに対する連結点を外側に位置させ、第2の支持バネの固定ブロックに対する連結点を内側に位置させた例を概念的に示す平面図である。 第2の支持バネの可動ブロックに対する連結点及び固定ブロックに対する連結点を何れも外側に位置させた例を概念的に示す平面図である。 従来の支持バネの位置関係を概念的に示す斜視図である。 別の従来の支持バネの位置関係を概念的に示す斜視図である。
符号の説明
1…ディスクドライブ装置、3…スピンドルモーター、3a…ディスクテーブル、6…光ピックアップ、7…移動ベース、8…対物レンズ駆動装置、9…固定ブロック、10…可動ブロック、11…レンズホルダー、12…対物レンズ、17…支持バネ、17a…第1の支持バネ、17b…第2の支持バネ、17c…第3の支持バネ、19…第1のフォーカス調整用磁気回路、20…第1のトラッキング調整用磁気回路、22…第2のフォーカス調整用磁気回路、23…第2のトラッキング調整用磁気回路、100…ディスク状記録媒体

Claims (3)

  1. ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置された対物レンズ駆動装置とを備えると共にディスクテーブルに装着されたディスク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光ピックアップであって、
    対物レンズ駆動装置は、
    移動ベースに固定された固定ブロックと、
    対物レンズと該対物レンズを保持するレンズホルダーとを有すると共に固定ブロックに対して少なくともディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向及びディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作される可動ブロックと、
    固定ブロックと可動ブロックを連結すると共にフォーカス方向に離隔してディスク状記録媒体の記録面に平行な状態で配置された三対6本の支持バネと、
    可動ブロックをフォーカス方向へ動作させるフォーカス調整用磁気回路と、
    可動ブロックをトラッキング方向へ動作させるトラッキング調整用磁気回路とを備え、
    各一対2本の支持バネをディスク状記録媒体の記録面に近い側からそれぞれ第1の支持バネ、第2の支持バネ及び第3の支持バネとし、
    各支持バネの可動ブロックに連結された点を可動側連結点とし固定ブロックに連結された点を固定側連結点としたときに、
    第1の支持バネ、第2の支持バネ及び第3の支持バネとも可動側連結点から固定側連結点に向かうに従って互いにトラッキング方向において外側へ広がるように可動ブロック及び固定ブロックに連結され、
    2本の第1の支持バネが為す角度と2本の第3の支持バネが為す角度を同じ角度θ1に設定し、
    2本の第2の支持バネが為す角度を2本の第1の支持バネ及び2本の第3の支持バネが為す角度θ1と異なる角度θ2に設定した
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 2本の第2の支持バネを第1の支持バネ及び第3の支持バネに対してトラッキング方向における外側に突出しない位置に配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. ディスク状記録媒体が装着されて回転されるディスクテーブルと該ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光ピックアップとを備え、該光ピックアップがディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動される移動ベースと該移動ベースに配置された対物レンズ駆動装置とを有するディスクドライブ装置であって、
    対物レンズ駆動装置は、
    移動ベースに固定された固定ブロックと、
    対物レンズと該対物レンズを保持するレンズホルダーとを有すると共に固定ブロックに対して少なくともディスク状記録媒体の記録面に離接する方向であるフォーカス方向及びディスク状記録媒体の略半径方向であるトラッキング方向へ動作される可動ブロックと、
    固定ブロックと可動ブロックを連結すると共にフォーカス方向に離隔してディスク状記録媒体の記録面に平行な状態で配置された三対6本の支持バネと、
    可動ブロックをフォーカス方向へ動作させるフォーカス調整用磁気回路と、
    可動ブロックをトラッキング方向へ動作させるトラッキング調整用磁気回路とを備え、
    各一対2本の支持バネをディスク状記録媒体の記録面に近い側からそれぞれ第1の支持バネ、第2の支持バネ及び第3の支持バネとし、
    各支持バネの可動ブロックに連結された点を可動側連結点とし固定ブロックに連結された点を固定側連結点としたときに、
    第1の支持バネ、第2の支持バネ及び第3の支持バネとも可動側連結点から固定側連結点に向かうに従って互いにトラッキング方向において外側へ広がるように可動ブロック及び固定ブロックに連結され、
    2本の第1の支持バネが為す角度と2本の第3の支持バネが為す角度を同じ角度θ1に設定し、
    2本の第2の支持バネが為す角度を2本の第1の支持バネ及び2本の第3の支持バネが為す角度θ1と異なる角度θ2に設定した
    ことを特徴とするディスクドライブ装置。
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