JP2009015761A - 冷蔵庫の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】同一のフラッシュメモリに運転用プログラムと記録データを共存させ、運転プログラムをRAMに複写して運転制御を行う装置において、運転プログラム容量の増大による複写時間増加に伴う応答性の悪化防止と、大容量のRAMを必要とすることによるコストアップの防止を図る。
【解決手段】運転制御プログラムは複写せず動作状態データを記憶する記憶保持プログラムをRAM6に複写することにより、複写時間の短縮と複写に必要なRAM容量を削減し、またRAM6に複写したプログラムデータの異常判定を行うことにより運転制御プログラムの正確な実行を実現することができる。
【選択図】図1
【解決手段】運転制御プログラムは複写せず動作状態データを記憶する記憶保持プログラムをRAM6に複写することにより、複写時間の短縮と複写に必要なRAM容量を削減し、またRAM6に複写したプログラムデータの異常判定を行うことにより運転制御プログラムの正確な実行を実現することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷蔵庫の故障発生時等に動作状態の解析に役立てるために、冷蔵庫の動作状態が記憶保持できる制御装置を備えた冷蔵庫に関するものである。
従来、この種の制御装置としては、運転状態をフラッシュメモリに記憶保持するもの(例えば、特許文献1参照)があり、故障発生時の原因究明に利用されている。
以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫の制御装置を説明する。
図3は、従来の制御装置のブロック図を示している。図3に示すように従来の制御装置では、マイコン100に接続されたフラッシュメモリ101に運転制御プログラムと庫内温度の履歴を記録させるようにしたもので、運転制御プログラムを停止させることなく実行させるため、運転開始時に運転制御プログラムを複写手段103によってRAM102に複写し、複写された運転制御プログラムにしたがって運転制御手段104により運転制御し、一定時間毎に庫内温度受信回路105により受信した庫内温度データをフラッシュメモリ101に記憶保持するというものであった。
特開平10−307759号公報
しかしながら、上記従来の構成では、運転制御プログラム容量が増大した場合に、運転制御プログラムをRAMに複写する時間が増加し、電源投入時から運転開始までの起動時間がかかることによる応答性の悪化、また、運転制御プログラムを記憶する大容量のRAMが必要になってくることによる制御装置のコストアップが課題となっていた。さらに、運転中にノイズ等によりRAMの記憶内容が破壊され運転制御プログラムが正しく処理されなくなるという課題も有していた。
本発明は従来の課題を解決するもので、複写時間の短縮とRAM容量の削減、また運転制御プログラムを正しく実行することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫の制御装置は、冷蔵庫の動作状態データと、動作状態データを記憶保持させる記憶保持プログラムと、冷蔵庫を運転制御する運転制御プログラムとを記憶するフラッシュメモリと、前記記憶保持プログラムをRAMに複写する複写手段とを備え、前記RAMに複写された記憶保持プログラムによって、動作状態データが前記フラッシュメモリに記憶保持されるものである。
これによって、運転制御プログラムに比べ比較的容量の小さい記憶保持プログラムをRAMに複写するため、複写時間が短縮されるとともに複写に必要なRAM容量も削減できる。さらに、運転中のノイズ等によりRAM記憶内容が破壊されても運転制御プログラム自体は破壊されることなく運転制御できる。
上述したように本発明は、電源投入時から運転開始までの起動時間を短縮するとともに、RAM容量を削減することができ、冷蔵庫の低コスト化が図れる。また、運転中のノイズ等によって運転制御プログラムがダメージを受けないため、常に安定した運転を維持できる。
請求項1に記載の発明は、冷蔵庫の動作状態データと、動作状態データを記憶保持させる記憶保持プログラムと、冷蔵庫運転制御プログラムとを記憶するフラッシュメモリと、前記記憶保持プログラムをRAMに複写する複写手段とを備え、前記RAMに複写された記憶保持プログラムによって、動作状態データを前記フラッシュメモリに記憶することにより、複写時間の短縮と複写に必要なRAM容量の削減、また、運転中にノイズ等によりRAM記憶内容が破壊されても運転制御プログラム自体は破壊されることなく運転制御できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記複写手段によって、記憶保持プログラムが前記RAMに複写される際に、複写エラー診断を行うことにより、記憶保持プログラムが正しく複写されたかを判定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記複写手段によって、記憶保持プログラムが前記RAMに複写される際に、複写エラーと診断された場合、記憶保持処理を実行しないことにより、フラッシュメモリに異常データを書き込んでしまうことを防ぐことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、記憶保持処理実行中に、運転制御処理を優先的に実行する状況が発生した際に、記憶保持処理を中断して運転制御処理を実行することにより、常に安定した運転制御処理が実行できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、記憶保持処理実行中に、運転制御処理を優先的に実行する状況が発生した際に、記憶保持処理を中断して運転制御処理を実行し、運転制御処理完了後に記憶保持処理を再実行することにより、常に安定した運転制御処理と動作状態データを確実に記憶処理することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の制御装置のブロック図であり、図2は動作を示すフローチャートである。以下図1または図2を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の制御装置のブロック図であり、図2は動作を示すフローチャートである。以下図1または図2を参照しながら説明する。
図1において、制御手段1は冷蔵庫の庫内温度が設定温度になるように、フラッシュメモリ2に記憶保持されている運転制御プログラムによってサーミスタ3の入力による各庫内温度検出値に基づいて制御負荷4(庫内ファン、圧縮機、庫内温度補償用ヒータ等)を制御するものである。複写手段7はフラッシュメモリ2に記憶されている記憶保持プログラムをRAM6に複写し、記憶手段5は、記憶保持プログラムによって、サーミスタ3による庫内温度データや制御負荷4の運転状態(例えば圧縮機の運転時間)や異常発生時異常内容を示すデータ等をフラッシュメモリ2に記憶保持を行うものである。
図2において、ステップ100の通常制御では、冷蔵庫の庫内温度が設定温度になるように、運転制御プログラムによってサーミスタ3で検出された各庫内温度に基づいて制御負荷4(庫内ファン、圧縮機、庫内温度補償用ヒータ等)を制御する。次にステップ101で冷蔵庫の運転動作状態を記憶するタイミングになった場合(例えば一定時間毎にサーミスタ3による庫内温度データや制御負荷4の運転状態(例えば圧縮機の運転時間)を記憶する場合や異常発生時異常内容を示すデータ等を記憶する場合)に、ステップ102でフラッシュメモリ2に記憶されている記憶保持プログラムを複写手段7によりRAM6に複写する。次にステップ103でRAM6に複写した記憶保持プログラムを制御手段1は読込み、それに沿ってフラッシュメモリ2に記憶データを書込み記憶保持する。次にステップ104で記憶処理が終了した場合、通常制御へもどる。
以上のように、フラッシュメモリ2に記憶されている運転制御プログラムによって庫内温度を最適制御し、フラッシュメモリ2に記憶された記憶保持プログラムをRAM6に複写して実行することにより、複写時間の短縮と複写に必要なRAM容量が削減され、さらに、運転中にノイズ等によりRAM記憶内容が破壊されても運転制御プログラム自体は破壊されることなく運転制御できる。
次に、ステップ102でフラッシュメモリ2に記憶されている記憶保持プログラムを複写手段7によりRAM6に複写したプログラムが正しいかどうかをステップ200で複写コードデータの総和値(チェックサム値)や複写コードデータと複写元コードデータの比較等で診断を行う。
ステップ200でRAM6に複写した記憶保持プログラムが異常と診断された場合はステップ300で記憶処理を中断し通常制御へもどる。
以上のように、記憶保持プログラムをRAM6に複写される際に複写エラー診断を行うことにより、プログラムの誤処理で正規の記憶データ領域以外のデータ領域を書換えてしまうことを防止できる。
次に、ステップ400で記憶保持プログラム実行中に優先的に処理を要する運転制御状態になった場合、(例えばスイッチ操作が行われて応答性を求められる処理が発生した場合や、異常発生時に異常が発生した負荷を緊急停止させる場合等)にステップ401で記憶処理を中断し、優先処理を要する運転制御を実行する。
ステップ500で優先処理の終了を判断後、ステップ501で中断した記憶処理がある場合、記憶処理を再開する。
以上のように、スイッチ操作の応答や異常時の運転停止を確実に実行するとともに、運転動作状態データの記憶ができる。
以上のように本発明にかかる冷蔵庫の制御装置は、運転動作状態データを記憶保持する比較的小容量の記憶保持プログラムをRAMに複写することにより、複写時間の短縮とRAM容量を削減できる。また、運転制御プログラムはRAMへ転送しないため、運転中にノイズ等によりRAM記憶内容が破壊されても運転制御できるので、運転制御手段と運転データ記憶手段を備えた冷凍機器全般に適用できる。
1 制御手段
2 フラッシュメモリ
5 記憶手段
6 RAM
7 複写手段
2 フラッシュメモリ
5 記憶手段
6 RAM
7 複写手段
Claims (5)
- 冷蔵庫の動作状態データと、動作状態データを記憶保持させる記憶保持プログラムと、冷蔵庫を運転制御する運転制御プログラムとを記憶するフラッシュメモリと、前記記憶保持プログラムをRAMに複写する複写手段とを備え、前記RAMに複写された記憶保持プログラムによって、動作状態データが前記フラッシュメモリに記憶保持されることを特徴とする冷蔵庫の制御装置。
- 前記複写手段によって、記憶保持プログラムが前記RAMに複写される際に、複写エラー診断を行う請求項1に記載の冷蔵庫の制御装置。
- 前記複写手段によって、記憶保持プログラムが前記RAMに複写される際に、複写エラーと診断された場合、記憶保持処理を実行しない請求項2に記載の冷蔵庫の制御装置。
- 記憶保持処理実行中に、運転制御処理を優先的に実行する状況が発生した際に、記憶保持処理を中断して運転制御処理を実行する請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫の制御装置。
- 記憶保持処理実行中に、運転制御処理を優先的に実行する状況が発生した際に、記憶保持処理を中断して運転制御処理を実行し、運転制御処理完了後に記憶保持処理を再実行する請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007179554A JP2009015761A (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 冷蔵庫の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007179554A JP2009015761A (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 冷蔵庫の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009015761A true JP2009015761A (ja) | 2009-01-22 |
Family
ID=40356564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007179554A Pending JP2009015761A (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 冷蔵庫の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009015761A (ja) |
-
2007
- 2007-07-09 JP JP2007179554A patent/JP2009015761A/ja active Pending
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