JP2009015318A - レーザ走査顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】1ピクセル内での走査中にレーザ光源部からの出力制御を行うか否かを、高速に、且つ正確に決定可能なレーザ走査共焦点顕微鏡を提供する。
【解決手段】検出器からの出力を用いて試料の画像に変換する処理装置を備えたレーザ走査顕微鏡であって、処理装置は、走査光が前記画像中の1画素に対応する範囲を走査する時間をUとするとき、Uより短い予め定められた時間T1の{1/(2―1)}、又は{1/2}(nは予め定められた自然数)の時間間隔毎に検出器の出力を読み込み、これらの値を用いて加算とビットシフトによる平均化処理から算出した値を検出器の時間T1における修正出力値とし、その修正出力値に応じてレーザ光源部からの光の出力を制御するか否か判断する機能を有することを特徴とするレーザ走査顕微鏡。
【選択図】図3

Description

本発明は、レーザ走査顕微鏡に関するものである。
例えば、特許第3365884号公報(特許文献1)に記載される共焦点顕微鏡は、生体標本などの試料上に照明光を集光すると共にその試料上の集光部から射出する光束(蛍光)を共焦点絞り面に集光し、その共焦点絞りを通過した光束の光量を光検出器で検出するものである。また、その試料の二次元の画像を得るため、照明光をガルバノミラー型スキャナ等により走査光に変え、試料上を集光部(スポット)で走査しながらその検出を行う。
共焦点絞り面には、ピンホール部材が配置される。ピンホール部材はピンホール(開口)内に集光する光線のみを透過し、それ以外の光線をカットするので、試料上の特定の深さから射出した光線のみが光検出器に入射し、それ以外の深さから射出した光線は光検出器に入射しない。このため、共焦点顕微鏡によれば、観察対象を試料上の特定の深さに位置する薄い層の像のみに限定(セクショニング)することができる。そのセクショニング分解能(観察対象となる層の薄さ)を変更するためには、ピンホール部材の開口径を変更すればよい。開口径を大きくするとセクショニング分解能が低くなり、開口径を小さくするとセクショニング分解能が高くなる。
図1に、このような共焦点顕微鏡の光学系の概要を示す。レーザ光源ユニット1から照射された照明光は、照明用レンズ2で平行光とされ、フィルタ3により特定波長のみが選択されて透過し、光分離手段であるダイクロイックミラー4により反射されて、走査手段であるガルバノスキャナ5で2次元の走査光に変えられ、対物レンズ6により、試料7の観察面に集光する。レーザ光源ユニット1と試料7の観察面は、照明レンズ2〜対物レンズ6までの照明光学系に対して共役となっている。又、試料7の観察面は、対物レンズ6の焦点面に一致している。
照射された試料7の観察面の照射点からは蛍光が発生し、対物レンズ6により集光される。対物レンズ6を出た蛍光は、ガルバノスキャナ5によりほぼ非走査光に変えられるが、その光路は、走査光であった照射光の光路を逆方向にした光路となる。
蛍光は、ダイクロイックミラー4を透過し、フィルタ8により余分な波長の光を除去されて、集光レンズ11により、ピンホール板12のピンホール上に試料7の観察面の照射点の像を結像する。
試料7の観察面の照射点とピンホール板12のピンホールとは、対物レンズ6から集光レンズ11までの結像光学系に対して共役となっている。すなわち、ピンホール板12は、集光レンズ11に対して、対物レンズ6の焦点面と共役な位置に設けられている。ピンホールを通過した光は、光検出器13により検出されて積分され、その出力は2進数にA/D変換されて、コンピュータ10に送られる。コンピュータ10は、各画素ごとの光検出器13の出力(A/D変換器の出力)にとして2次元画像を形成し、モニタ14に表示する。ダイクロイックミラーの代わりにハーフミラーを使用すれば、試料7からの蛍光でなく反射光による2次元画像を得ることができる。
このような共焦点顕微鏡は、細胞等の生体の観察に使用される場合が多く、そのような場合には、試料を損傷しないように、レーザ光の照射をできるだけ少なくすることが好ましい。このような方法の1例が、特表2007−500880号公報(特許文献2)に記載されている。その方法を図2を用いて説明する。図2において、横軸は走査時間であり、縦軸は光検出器13の出力(実際にはA/D変換器の出力であるが説明の都合上、それと等価な光検出器13の出力として説明する)である。
光検出器13の出力(実際にはA/D変換器の出力であるが説明の都合上、それと等価な光検出器13の出力として説明する)は、1画素(ピクセル)分の走査が終わる毎にリセットされる。1ピクセル分の走査時間をUとする。
特許文献2に示される方法においては、1ピクセル走査時間Uの時間中において、光検出器13の出力が、画像取得のために必要十分な電圧値として予め設定された第1の閾値(VthH)を越えるか、あるいは、光検出器13の出力が、予め設定した下限値判定時刻TthLにおいて予め設定した第2の閾値(VthL)未満であるかどうかを判別する。
つまり、画像を取得するために必要十分な電圧値として予め第1の閾値であるVthHを設け、1ピクセル分の走査時間Uの時間中に光検出器13の出力がこの値を超えたとき場合には、積分開始からの時間をTとして記憶するとともに、その時点でレーザ光源ユニット1からのレーザ光の照射を停止する。そして、1ピクセル走査終了時の光検出器13の出力Vは、V=VthH×U/Tで算出される。
また、予め1ピクセル走査時間Uより短い下限値判定時刻TthLを設け、この時点での光検出器13の出力が、予め設定した第2の閾値であるVthL未満であるかどうかを判定する。そして、光検出器13の出力がVthL未満であった場合は、これ以上測定を行っても画像を形成するための十分な情報を取得できない、すなわち背景(バックグランド)情報のみを含むものであると判断し、その時点でレーザ光源ユニット1からのレーザ光の照射を停止する。第2の閾値VthLは、VMIN×TthL/Uにより予め決定され、VMINは1ピクセル走査終了時に背景情報とみなせるとして設定される電圧値である。
このように、1ピクセル走査時間Uの時間中において、光検出器13の出力が、画像取得のために必要十分な電圧値として予め設定された第1の閾値(VthH)を越えるか、あるいは、光検出器13の出力が、予め設定した下限値判定時刻TthLにおいて第2の閾値(VthL)未満であるかを検出し、その場合にレーザ光源ユニット1からのレーザ光の照射を停止しているので、試料が浴びるレーザ光の量が少なくなり、試料がダメージを受ける可能性を低くすることができる。
特許第3365884号公報 特表2007−500880号公報
しかしながら、特許文献2に記載される方法では、1ピクセル内の走査の途中において、それぞれ1つのデータのみで、光検出器13の出力が、第1の閾値を超えるかどうか、第2の閾値未満であるかどうかの判定を行っているので、ノイズの影響を受けやすいという問題点がある。特に、第2の閾値未満であるかどうかの判定においては、光検出器13の出力が小さいため、S/N比が悪く、判定精度が悪くなるという問題点がある。
これを避けるためには、測定点を多くし、測定値を平均化することにより、判定精度を向上させる方法が考えられる。しかしながら、平均化処理には除算が必要であり、ソフトウエアで行うのが普通である。一方、1ピクセルの走査時間は、数μ秒〜数十μ秒と短いため、ソフトウエアを使用した除算を行うと演算速度が間に合わないことが多い。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、1ピクセル内での走査中にレーザ光源部からの出力制御を行うか否かを、高速に、且つ正確に決定可能なレーザ走査共焦点顕微鏡を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための第1の手段は、レーザ光源部と、
前記レーザ光源部からの光を走査光にするとともに、試料に集光する照明光学系と、
前記試料からの光を集光する集光光学系と、
前記集光した光を検出する検出器と、
前記検出器からの出力を用いて前記試料の画像に変換する処理装置とを備え
たレーザ走査顕微鏡であって、
前記処理装置は、前記走査光が前記画像中の1画素に対応する範囲を走査する時間をUとするとき、Uより短い予め定められた時間T1の{1/(2―1)}、又は{1/2}(nは予め定められた自然数)の時間間隔毎に前記検出器の出力を読み込み、これらの値を用いて加算とビットシフトによる平均化処理から算出した値を前記検出器の時間T1における修正出力値とし、その修正出力値に応じて前記レーザ光源部からの光の出力を制御するか否か判断する機能を有することを特徴とするレーザ走査顕微鏡である。
前記課題を解決するための第2の手段は、前記第1の手段であって、前記平均化処理は、前記時間T1の{1/(2―1)}(nは予め定められた自然数)の時間間隔毎に前記検出器から出力された値をA(i)(i=1〜2)、2=N、A(1)は時間0での値(=0)とするとき
Figure 2009015318
で行うことを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第3の手段は、前記第1の手段又は第2の手段であって、前記処理装置は、前記時間T1における前記検出器の修正出力値が予め定められた閾値未満のときに、それ以後、前記レーザ光源部からの光の出力を前記走査光が前記画素に対応する範囲を走査する時間、0とするか又は低下させる機能を有することを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第4の手段は、前記第1の手段又は第2の手段であって、前記処理装置は、前記時間T1における前記検出器の修正出力値が予め定められた閾値を越えるときに、それ以後、前記レーザ光源部からの光の出力を前記走査光が前記画素に対応する範囲を走査する時間、0とするか又は低下させる機能を有することを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第5の手段は、前記第3の手段又は第4の手段であって、前記T1が前記Uの1/2(mは自然数)であり、前記処理装置は、前記時間T1で前記レーザ光源部からの光の出力が0とされた又は低下された場合に、前記画素に対応する前記検出器の出力Yを、
Figure 2009015318
としてビットシフトにより求める機能を有することを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第6の手段は、前記第5の手段であって、n=m+1であることを特徴とするものである。
本発明によれば、1ピクセル内での走査中にレーザ光源部からの出力制御を行うか否かを、高速に、且つ正確に決定可能なレーザ走査共焦点顕微鏡を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態の例を、図を用いて説明する。本発明の実施の形態であるレーザ走査共焦点顕微鏡の光学系の概要は、図1に示したものと同じであるのでその説明を省略し、データ処理方法についてのみ説明を行う。
図3は、本発明の実施の形態であるレーザ走査共焦点顕微鏡におけるデータ処理の例を説明するための図である。図3において、横軸は走査時間であり、1ピクセルを走査するのに必要な時間をUとしている。縦軸は光検出器13の出力(実際にはA/D変換器の出力であるが、説明の都合上、それと等価な光検出器13の出力として説明する)である。光検出器13の出力は、各ピクセルの走査の開始に先立ちリセットされ、走査が進行すると共に積分されて単純増加する。
時間Uの1/2(mは予め定められた自然数)の時刻を下限値判定時刻Tとし(図3においては、m=2としている。よって、T=U/4である。)、この時点でレーザ光源からのレーザ光の照射を停止するかどうかを判定するものとする。すなわち、下限値判定時刻Tにおいて、光検出器13の出力の修正値X(修正値Xの算出方法については後述する)が閾値VthL (=VMIN×T/U)未満である場合、その時点でレーザ光源からのレーザ光の照射を停止し、各ピクセルにおける1ピクセル走査終了時の光検出器13の出力Vは、V=X×U/Tで算出する。なお、閾値VthL以上の場合は、そのまま照射を続ける。
ここで、Vを計算する場合、T=U/2なので、X×U/Tの値は、X×2となり、修正値Xをハードウエアのレジスタに格納しておけば、mビットのシフトのみでX×2を求めることができ、ソフトウエアを使用した除算に比して、計算速度を著しく向上させることができる。もっとも、Yを計算する場合、ハードウエアに限らず、ソフトウエアによるビットシフトにより算出しても、計算速度を向上させることができる。
なお、修正値Xの値に応じて、レーザ光源ユニット1からのレーザ光の照射を停止するか否かの判断を行うようにしたが、レーザ光源ユニット1からのレーザ光の出力値を低下させるようにしてもよい。レーザ光源ユニット1は、レーザ光源とシャッタ(例えば、AOTF、AOM、液晶シャッタ等)とを備え、レーザ光源ユニット1からのレーザ光の出力値を制御する(0にする又は低下する)場合は、シャッタにより行う。もっとも、レーザ光源としてレーザダイオードを用いた場合は、直接変調が可能であるので、通常シャッタは必要ない。また、レーザ光源は、異なる波長を出射する複数のレーザ光源にかえてもよい。
下限値判定時刻Tにおける光検出器13の出力の修正値Xの計算は、以下のように行う。すなわち、Tを{1/(2−1)}等分(nは予め定められた自然数)し、時刻0(このときの光検出器13の出力は0)、及び時刻T×j/(2−1)(j=1〜(2−1))において、光検出器13の出力をサンプリングし、これらの値を順にA(i)(i=1〜2)とする(図3においては、n=2として、時間を3等分している。よって、サンプリング時刻は0、T/3、2T/3、Tである。)。すると、光検出器13の出力の修正値Xは、2をNとして、平均計算により、
Figure 2009015318
で求まる。
N=2であるので、この計算は、ハードウエアの加算器を用いた加算と、ビットシフトで行うことができ、ソフトウエアを使用した除算を伴わないので、極めて高速に行うことができる。もっとも、ハードウエアに限らず、ソフトウエアによるビットシフトにより算出しても、計算速度を向上させることができる。
特に、n=m+1とすると、
Figure 2009015318
となり、加算のみでYの値を求めることができる。
例えば、走査周期を100Hzとし、1走査区間を512画素に分解して測定する場合、1走査線の走査時間は、10ミリ秒となるため、1画素の走査時間Uは、約20マイクロ秒となる。
下限値判定時刻を20マイクロ秒の2分の1、即ち1/8とすると、下限値判定時刻Tは、1画素の開始をゼロとした時、2.5マイクロ秒となる。又、測定平均回数を8回(Tを7分割)とすると、2.5マイクロ秒に8回の測定を行うため、1回の測定は約300ナノ秒以内に完了する必要がある。これは、高速のA/Dコンバータ(変換時間50ナノ秒程度)が容易に入手できるため、問題なく実現することができる。
以上の実施の形態では、光検出器13の出力が、各ピクセルの走査の開始に先立ってリセットされ、1ピクセル内の走査が進行するとともに積分されて単純増加する方式の修正値Xの計算方法を示したが、他の修正値Xの計算として、1ピクセル内の走査であっても、時間間隔毎に光検出器13の出力を読み出し、その度にリセットする方式を簡単に説明する。
時間Tを1/2等分し、各1/2における光検出器からの出力を読み出した後、その度にリセットするということを2回繰り返す。取得した各1/2における光検出器からの出力値の平均値を算出し、その平均値を2倍し、その値を修正値Xとする。
なお、以上の説明においては、判定時刻Tを1ピクセル走査時間Uの1/2とし、かつ、Tを(2−1)等分して光検出器13の出力の修正値Xを平均化により求めたので、全ての計算を加算とビットシフトのみで行うことができたが、光検出器13の出力の修正値Xの計算のみを、Tを(2−1)等分して加算とビットシフトで行い、Tは、Uの1/2とせず、ピクセルにおける光検出器13の出力をソフトウエアで除算を使用して行うようにしても、レーザ光源をオフする精度の向上と、ある程度の計算の高速化が可能である。
共焦点顕微鏡の光学系の概要を示す図である。 レーザ光の照射をできるだけ少なくする方法の例を説明するための図である。 本発明の実施の形態であるレーザ走査共焦点顕微鏡におけるデータ処理の例を説明するための図である。
符号の説明
1…レーザ光源ユニット、2…照明レンズ、3…フィルタ、4…ダイクロイックミラー、5…ガルバノスキャナ、6…対物レンズ、7…試料、8…フィルタ、10…コンピュータ、11…集光レンズ、12…ピンホール板、13…光検出器、14…モニタ

Claims (6)

  1. レーザ光源部と、
    前記レーザ光源部からの光を走査光にするとともに、試料に集光する照明光学系と、
    前記試料からの光を集光する集光光学系と、
    前記集光した光を検出する検出器と、
    前記検出器からの出力を用いて前記試料の画像に変換する処理装置とを備え
    たレーザ走査顕微鏡であって、
    前記処理装置は、前記走査光が前記画像中の1画素に対応する範囲を走査する時間をUとするとき、Uより短い予め定められた時間T1の{1/(2―1)}、又は{1/2}(nは予め定められた自然数)の時間間隔毎に前記検出器の出力を読み込み、これらの値を用いて加算とビットシフトによる平均化処理から算出した値を前記検出器の時間T1における修正出力値とし、その修正出力値に応じて前記レーザ光源部からの光の出力を制御するか否か判断する機能を有することを特徴とするレーザ走査顕微鏡。
  2. 前記平均化処理は、前記時間T1の{1/(2―1)}(nは予め定められた自然数)の時間間隔毎に前記検出器から出力された値をA(i)(i=1〜2)、2=N、A(1)は時間0での値(=0)とするとき
    Figure 2009015318
    で行うことを特徴とする請求項1に記載のレーザ走査顕微鏡。
  3. 前記処理装置は、前記時間T1における前記検出器の修正出力値が予め定められた閾値未満のときに、それ以後、前記レーザ光源部からの光の出力を前記走査光が前記画素に対応する範囲を走査する時間、0とするか又は低下させる機能を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザ走査顕微鏡。
  4. 前記処理装置は、前記時間T1における前記検出器の修正出力値が予め定められた閾値を越えるときに、それ以後、前記レーザ光源部からの光の出力を前記走査光が前記画素に対応する範囲を走査する時間、0とするか又は低下させる機能を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザ走査顕微鏡。
  5. 請求項3又は4に記載のレーザ走査顕微鏡であって、前記T1が前記Uの1/2(mは自然数)であり、前記処理装置は、前記時間T1で前記レーザ光源部からの光の出力が0とされた又は低下された場合に、前記画素に対応する前記検出器の出力Yを、
    Figure 2009015318
    としてビットシフトにより求める機能を有することを特徴とするレーザ走査顕微鏡。
  6. n=m+1であることを特徴とする請求項5に記載のレーザ走査顕微鏡。
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